JPS5996293A - 電気メツキ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被メツキストリップ（以下、ス！・リップと
称す）へのメッキの目付は量分布を均一にすることので
きる電気メッキ装行に関するものである。

先に、本発明者等は、第１図に示すような電気メツキ装
置を提案した（特願昭５７−５５９０号）。

第１図において、ス）　ＩＪツブ１はコンダクタロール
６を通って電極２の間に通板されメッキさ扛る。この電
極２は、クッション形に加工さｎたノズル（電極２にス
リットを切ったもの）５を有し、メッキ液８を入扛た電
気メッキ槽９内に設置さｎておシ、またメッキ液８はポ
ンプ６で昇圧さｎ１配ｇ７を通してヘッダ４に供給さｎ
１上記の電極２に設けら扛たクッション形ノズル５よシ
ストリップ１−＼ジェット噴流にて吹付けらｎる。

この電気メツキ装置の特徴は、次のＣＩ）、　（２）の
点にある。

（１）角度をもったクッション形ノズル５からのメッキ
液噴流によってノズル５の中間部に圧力の配−モい圧カ
ホクーツト領域１０が形成さ扛、この圧力ポケットによ
シストリップ１が電極２間の中心部に通板される。従っ
て、クッション形ノズル５が設けら７していない場合に
比し、電極２間の距離を小さくすることができ、消費電
力を低減することができる。

（２）　　メッキ液がクッション形ノズル５からジェッ
ト噴流により吹付けら牡るため、メッキ液中の金属イオ
ンがストリップ１へ拡散する速度が大となシ、金属イオ
ンの供給が電光速度ニ追いつかない揚台に生ずるストリ
ップ１の「−やけ」なる現象を避けることができる。

しかし、上記の電気メツキ装置において、ストリップ１
がコンダクタロール３に沿って通過する際に幅方向に板
が曲がる現象、いわゆるＣ反シが発生する。

Ｃ反りは、ストリップ１がコンダクタロール３に潜った
場合に、塑性変形が起る領域が発生する条件下で張力が
かけら九ると発生する。例えば、コンダクタロール５が
φ６００　ｒｉｍで、ストリップ１の厚みが１．　Ｏｍ
ｙｎの賜台、ストリップ１の表面の歪は１．６７Ｘ１０
”’とカシζ、１・従弾性係数ｆ　２１０００　Ｋ９／
ｍ＋ｎ２　とすると、ストリップ表面の応力は３５Ｋｇ
／−となる。従って、ストリップ１の降伏値が２４　Ｋ
ｓ＋　／　Ｔｍｎ２であｎば、ス）　ＩＪツブ１内の応
力分布は第２図（ａ）のようになり、弾塑性領域にある
ことが判る。

なお、第２図（ｂ）はストリップ１がコンダクタロール
乙に沿った場合を示す図で、第２図（ａ）。

（ｂ）中、１′はストリップ１の内面（すなわちコンダ
クタロール３に接する面）、１〃は外面、αは塑性変形
領域、βは弾性変形領域を示す。

弾塑性領域にあるストリップ１に張力がかけら牡ると、
応力分布は第６図のようになシ、ストリップ１の外面１
〃では圧Ａ１ｄが、内面１′では伸びがそｎぞｎ発生し
、この結果、第４図（ｂ）、　（ｃ）に示すよう、な反
シが発生し、この反シ’４ａ反シという。

なお、第６図中のαは圧縮領域を示す。また第４図（ｂ
”ｌ　Ｆｉ第４図（ａ）中ストリップ１のＡ　−Ａ’部
に生じたＣ反！、１７と示す図〔第４図（ａ）のイ矢視
因〕で、第４図（ｃｉはＥ　−Ｂ’部に生じ７’ＣＯ反
９を示す図〔第４豚１　（ａ）のイ矢視図〕でおシ、第
４図（ａ）の矢印口はストリップ１の進行方向（引張方
向）を示している。第４図（ｂ）　、　（ｃ）から明ら
かなように、Ｃ反シ景（ストリップ中心とストリップ端
の高さ）はストリップ１が進行するに従って大きくなる
。こ′ｎは、ストリップ１がコンダクタロール６に近い
位資では、該ロール３表面に拘束さ扛て反シ量が少なく
、ロール３から隠ｎるに従ってロール３の拘束がなくな
シ反シ量が多くなることによるものである。

また、Ｃ反シ量は、ストリップの厚さによって異なシ、
例えば６００闘幅のストリップで、コンダクタロールを
φ６０ロ調とすると、第５図のようになる。　′ 一方、ストリップ１と電極２間の距離は、通常、７〜１
０ｍ程度であるため、ストリップ１のｊａさが犬である
と（第５図に示すように反シ量も大となるので）、スト
リップ１と電極２との接触が生じ易くなり、メッキに傷
がつき、またストリップ１のＯｒｉＤ　ｋノズル５から
のメッキ液噴流によシ成る程度矯正できるとしても、完
全な矯正は困難な場合があるので、ストリップ１と電極
２間の距離全均一にすることはできず、メッキの目付は
量が変化するという問題が発生することになる。

本発明は、このような問題を解決するためになさ扛たも
ので、コンダクタロールを通過後のストリップのＣ反シ
を矯正して電極間でできるだけフラットな面にしてメッ
キの目付は量分布を均一にすることを目的とするもので
ある。

本発明者等の研究によｎば、この目的は、クッション形
ノズルからのジェット噴流の流速をス）　ＩＪツブの幅
方向において変化させることができｎは達成できること
が明らかとなった。

本発明は、この知見に基づくもので、クッション形ノズ
ルに加工さｎ　ｆｃ冗極のヘッダ内をストリップの幅方
向に数基に分割し、各室にメッキ液供給及び流量制御用
のバルブを設けたこと全特徴とする電気メツキ装置に関
するものである。

第１図に示した先出類の電気メッキ装置におけるクッシ
ョン形ノズル５は、第６図に示すよう碌構造を有してい
る。すなわち、該ノズル５はストリップ１の幅方向に加
工さｎていて、この幅方向に一様にジェット噴流が出る
ようになっている。

本発明では、このノズル５の幅方向（すなわちストリッ
プ１の幅方向）に沿って分割し、ジエツト噴流の流速を
幅方向に制御できるようにするものである。

第７図は本発明装置の一実施態様例を示す図で、第７図
（ａ）が斜視図、第７図（ｂ）が横断面Ｍである。

第７図（ａ）、　、　（ｂ）中、第１〜６図と同一符号
は第１〜６図と同一機能部品を示し、４１．４２・・・
は教室（ここでは４室）に分割さｎた電倹２のヘッダで
、’ｉ１ｓ、　Ｎ２・・・は各分割ヘッダ４１，４２・
・・・に設けらｎたバルブでおる。

第７図（ａ）、　（１））において、メッキ液は、バル
ブ１１１、　ＮＺ・・・によって流量を予めセットさ扛
、あるいはス）　リップ１との距離を別途測定して制御
さｎつつ、各分割ヘッダ４４，４２・・・へ供給さｎ１
クツシヨン形ノズル５よシ噴出してストリップ１へ到達
する。

この各分割ヘッダ匂、４２・・・へ供給さｎるメッキ液
の流ｉ（によってストリップ１の幅方向に加わる力（メ
ッキ液の噴流による力）Ｋ分布をもたせることができる
。

従って、例えば第８図に示すように、Ｃ反シが発生した
ス）　ＩＪツブ１が通板さｎた場合、矢印ハ方向では両
端の分割ヘッダ４１．４４からのメッキ液噴流を高速と
し、矢印二方向では中央の分割ヘッダ４２．４３からの
メッキ液噴流を高速として、ス）　ＩＪツブ１のＣ反り
を矯正する方向にモーメントを発生させ、こｎによって
ストリップ１をフラットにすることができるのである。

以上詳述したように、本発明装置によ扛ば、電極間に通
板さ扛て来るストリップに反９が発生していたとしても
、この反Ｄｋ容易に矯正することができ、この結果、目
付は量の均一なメッキを行うことができるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は先出願に係る電気メツキ装置の一例を示す図、
第２〜４図はこの電気メツキ装置の運転中にストリップ
に反シが発生する状況を説明する図、第５図はこの反シ
量とストリップの厚さとの関係を示す図表、第６図は第
１図の電気メッキ装誼の一部拡大説明図、第７図は本発
明装置の一例を示す図、第８図は第７図に示す本発明の
作用効果を説明するための図でおる。 復代理人　　内　１）　　明 後代理人　　萩　原　亮　− 第７図 第７図 第８図 二→　　　　　　　　　　−ハ 研究所内 研究所内 住友金属工業株式会社中央技術 研究所内 （塑合　明　者　藤原愼二 尼崎市西長洲本通１丁目３番地 住友金属工業株式会社中央技術 研究所内 ■出　願　人　住友金属工業株式会社 大阪市東区北浜５丁目１５番地

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. クッション形のノズルに加工さｎた電極のヘッダ内をス
   トリップ幅方向に数基に分割し、各室にメッキ液供給及
   び流量制御用バルブを設けたことを特徴とする電気メツ
   キ装置。