JPS5994194A - 自動販売機の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）発明の分野 本発明は配線の数を大巾に低減させた自動販売機の制御
方法に関する。

（ロ）発明の背景 一般に自動販売機は、投入貨幣の選別・貨幣収納・釣銭
払出等の貨幣処理を行う貨幣処理部と、商品選択スイッ
チ及び表示装置とを具備して利用者との間の意志疎通を
図るための前面パネル部と、商品を収納して販売時に商
品を送出する販売部と、これら貨幣処理部・前面パネル
部・販売部を制御して自動販売動作を達成する制御装置
とから構成されている。そして制御装置はこれら各部の
スイッチ類や駆動装置と１対１で結線されることが多い
。そのため制御装置は、貨幣処理部とは投入貨幣種類に
応じた貨幣投入信号ラインと収納貨幣種類に応じた釣銭
切れ信号ライン及び貨幣払出信号ラインにて接続され、
前面パネル部とは商品種類毎の販売可信号ライン及び商
品選択信号ラインと複数の表示データ伝送ラインにて接
続され、また販売部とは商品種類毎の販売駆動信号ライ
ン及び売切信号ラインにて接続されるために、配線数は
膨大な数にのぼり配線に要するコストは無視し得す、ま
た配線処理は面倒で作業性が非常に悪い。

更に自動販売機は比較的大型な装置のために制御装置と
各部とは相当な隔りがあって商品種類が多くなると累乗
的に配線量が増大し、しかもそれにつれてカプラや端子
も多く必要となってコストが大巾に上がる。したがって
各部の一部にロジック回路を設けて制御装置との間でマ
ルチプレックス方式により信号の授受を行うことで配線
本線を削減させているものもあるが効果的な配線減少に
はいたっていない。

（ハ）発明の目的 上記点より本発明は、制御装置と貨幣処理部・前面パネ
ル部・販売部間における各々の配線を効果的に減少させ
ることのできる自動販売機の制御方法を提供するもので
ある。

に）　発明の概要 貨幣処理部にマイクロコンピュータの制御にて投入貨幣
検出・釣銭有無の検出及び貨幣払出を行う貨幣制御部を
設け、前面パネル部にマイクロコンピュータの制御にて
金額表示・販売可商品表示・売切商品表示及び選択スイ
ッチの動作検出を行うコントロールパネル制御部を設け
、販売部にはマイクロコンピュータの制御にて商品切れ
検出及び選択商品送出を行つ販売制御部を設け、且つこ
れらマイクロコンピュータと夫々１本乃至４本の信号線
にて共通接続されるメインマイクロコンピュータを制御
装置として備え、メインマイクロコンピュータは各マイ
クロコンピュータとシリアルにデータを転送し合いなが
ら自動販売動作を統括して制御するものである。

（ホ）発明の実施例 第１図は本発明に依る自動販売機の制御回路を示し、（
力は制御装置であるメインマイクロコンピュータ、（１
）は図示しない貨幣処理部に設けられる貨幣制御部、（
２）は図示しない前面パネル部に設けられるコントロー
ルパネル制御部、（３）は図示しない販売部に設けられ
る販売制御部である。メインマイクロコンピュータ（７
）は予め定められたプログラムに沿って自動販売機の中
枢制御を行うものである。そしてコントロールパネル制
御部（２）はマイクロコンピュータ（５）を具備し、マ
イクロコンピュータ（５）の出力ボートＰｏには４個の
デジタル表示器（７Ａ）（７Ｂ）（７Ｃ）（７Ｄ）　と
から成る投入金額表示器（７）とＡからＨまでの８種類
の商品に対応するＬＥＤを備えた販売可商品表示器（８
）及び売切商品表示器（９）と各商品に応じて設けられ
る商品選択スイッチ（１０Ａ）〜（１０Ｈ）を備えた商
品選択スイッチ回路ＱＯ）を接続している。更にマイク
ロコンピュータ（５）の出カポ−）Ｐ＋の各端子θ〜５
はドライバα１）を介して各表示器に接続され、且つ入
力ポートＰ２は商品選択スイッチ回路（ＩＩに接続され
ている。また貨幣制御部（１）はマイクロコンピュータ
（４）を具備し、入力ポートＰ。には１０円・５０円・
１００円・５００円の貨幣種類に応じて投入貨幣信号を
出力する貨幣検知部ａ２を接続し、入力ポートＰ１には
釣銭用に収納した貨幣種類毎の釣銭の有無を検出して釣
銭切れ信号を出力する釣銭検知部０３）と投入金額或い
は残額の返却時に客により操作される返却スイッチＩと
釣銭払出モータに連動してＯＮ・０ＦＦ−ｊる各パルス
スイッチよりのコモン入力端子Ｑ５１を接続し、出力ボ
ートＰ、にはドライバ（１６１を介し釣銭貨幣種類毎の
釣銭払出モータａ７）（Ｉａｌα９（イ）を接続して構
成している。また販売制御部（３）はマイクロコンビー
ータ（６）を具備し、ポートＰ０にはＡからＨまでの各
商品に応じて設けた商品切れスイッチ（２２Ａ）〜（２
２Ｈ）とドライバ（ハ）を介し各商品に対応する商品払
出モータ（２１Ａ）〜（２１Ｈ）を接続し、ボルトＰ、
には各商品払出モータへのコモン出力端子（財）を接続
し、ボートＰｔには商品払出モータに連動してＯＮ・Ｏ
ＦＦする各パルススイッチのコモン入力端子（ハ）を接
続し、ボー）Ｐｓには各商品売切れスイッチへのコモン
出力端子（イ）を接続して構成している。

そして本例ではメインマイクロコンピュータ（７）に対
して各マイクロコンピュータ（４）（５）（６）ハ夫々
１本の信号線にて並列接続されて、メインマイクロコン
ピュータ（力の主導にて互いにシリアルにデータを非同
期式で転送し合うようになっている１、そしてデータは
、メインマイクロコンピュータ（力が何れかのマイクロ
コンピュータ（４）（５）（６）を指定する端末コード
データと、メインマイクロコンピュータ（７）が各マイ
クロコンピュータ（４）（５）（６）に動作を命令する
指令コードデータと、チェックサムデータと、チェック
サムによる確認データと、販売データの５種類がある。

更に販売データはメインマイクロコンピュータ（力と各
マイクロコンピュータ（４）（５）　（６）とが転送し
合うもので、投入貨幣データ・釣銭切れデータ・金額表
示データ・販売可商品データ・売切商品データ・払出デ
ータ・パルススイッチデータとがある。本例ではデータ
を８ビツトづつ転送するが、第４図のフォーマットに示
す如く８ビツトのデータビットの前後に１ビツトのスタ
ートビットｒＬＪと２ビツトのストップビットｒＨＪが
付加されて１１ビツトのデータが転送される。したがっ
て４ビツトで構成される端末コードデータと指令コード
データはデータビットの上位４ビツトと下位４ビツトに
配置されて転送される。

第２図はデータ転送時のメインマイクロコンピータ（７
）とマイクロコンビーータ（４）（５）（６）の機能を
示すブロック図で、（ハ）はメインマイクロコンピュー
タ（１）に相当するメイン側、（２８Ａ）（２８Ｂ）（
２８Ｃ）は夫々マイクロコンビーータ（４Ｘ５）（６）
に相当するスレーブ側である。そして（２！’ＩＩはス
レーブ側（２８Ａ）（２８Ｂ）　（２８Ｃ）とのデータ
転送を決定する主制御装置、（ロ）は転送データをシリ
アル変換する１１ビツト構成のシフトレジスタ、団はス
レーブ側（２８Ａ）（２８Ｂ）　（２８Ｃ）よりの転送
データのスタートビットによりセットされるフリップフ
ロップ回路、０１）及び０２はクロックパルス発生回路
、（ト）は遅延回路である。また（３４Ａ）（３４Ｂ）
（３４（Ｊま、ホスト側（ハ）より転送されるデータの
スタートビットを検出してセットするフリップフロップ
回路、（３５ＡＸ３５Ｂ）（３５Ｃ）はスレーブ側（２
８Ａ）　（２８Ｂ）（２８Ｃ）のデータ転送を制御する
従制御装置、（３６Ａ）　（３６Ｂ）（３６Ｃ）は従制
御装置（３５Ａ）（３５Ｂ）（３５Ｃ）に記憶している
ホスト側（５）への送信データをシリアル変換する１１
ビツト構成のシフトレジスタ、（３７Ａ）（３７Ｂ）（
３７Ｃ）（３８Ａ）（３８Ｂ）（３８Ｃ）はクロックパ
ルス発生回路、（４１Ａ）　（４１Ｂ）　（４１Ｃ）　
（４０はトランスミッション／レシーバの双方向切換ゲ
ート、（３９Ａ）（３９Ｂ）（３９Ｃ）は遅延回路であ
る。クロックパルス発生回路Ｃ（Ｉ）Ｃ３３（３７Ａ）
（３７Ｂ）（３７Ｃ）（３８Ａ）（３８Ｂ）（３８Ｃ）
　ハ夫々１１個の同一周期のクロックパルスｃＬ１、Ｃ
Ｌ！　、ＣＬｓ　、ＣＬ４を発生するが、クロックパル
ス発生回路（３７Ａ）（３７Ｂ）（３７Ｃ）より出力さ
れるクロックパルスＣＩａ及びクロックパルス発生回路
０２１より出力されるクロックパルスＣＬ４は、夫々遅
延回路（３９Ａ）（３９Ｂ）（３９Ｃ）（ハ）の作用に
て第３図のタイミンクチャーＮＣ示す如く、クロックパ
ルス発生回路（３８Ａ）（３８Ｂ）（３８Ｃ）より出力
されるクロックパルスＣＬ、及びクロックパルス発生回
路０１）より出力されるクロックパルスＣＬ、より１８
００位相が遅れている。

かかる機能構成で、ホスト側０７）とスレーブ側（２８
Ａ）　（２８Ｂ）　（２８Ｃ）間のデータ転送は、先ず
ホスト側（財）が端末コードデータと指令コードデータ
を１バイトの転送データで送信することで開始する。

第４図のフォーマットに示す如く、通常ホスト側（財）
の送信端子はマーク状態ｒＨＪにあり、またスレーブ側
（２８Ａ）（２８Ｂ）（２８Ｃ）の各双方向切換ボー）
　（４１Ａ）（４１Ｂ）（４１Ｃ）はデータを受信する
態勢にある。そして主制御装置Ｃ９）が１１ビツトの転
送データをシフトレジスター）にセットした後、双方向
切換ゲート顛を送信態勢とし且つクロックパルス発生回
路３１ｉを動作させてクロックパルスＣＬ、をシフトレ
ジスタ（至）へ導入すると、先ずスタートビット　「Ｌ
」が送信されて各スレーブ側（２８Ａ）　（２８Ｂ）（
２８Ｃ）のフリップフロップ回路（３４ＡＸ３４ＢＸ３
４Ｃ）がセントする。フリップフロップ回路（３４Ａ）
（３４Ｂ）（３４Ｃ）のセット後、クロックパルス発生
回路（３７Ａ）（３７Ｂ）　（３７Ｃ）は遅延回路（３
９Ａ）　（３９Ｂ）　（３９Ｃ）により遅れて動作し、
クロックパルスＣＬ、より１８０゜位相の遅れたクロッ
クパルスＣＬ２を出力する。しかして従制御装置（３５
Ａ）（３５Ｂ）（３５Ｃ）はクロックパルスＣＬ、の立
上がりと同期してホスト側（２７）からの転送データを
サンプリングしており、第３図に示す如く１１ビツトの
データを夫々１／２　ピントタイミングでサンプリング
している。しかして各スレーブ側（２８Ａ）（２８Ｂ）
（２８Ｃ）の従制御装置（３５Ａ）（３５Ｂ）　（３５
Ｃ）は夫々１１ビツトの転送データのサンプリングを終
了すると、リセット信号をフリップフロップ回路（３４
Ａ）（３４Ｂ）（３４Ｃ）に出力して端末コードデータ
及び指令コードデータの転送が終了する。

そして各スレーブ側（２８Ａ）　（２８Ｂ）　（２８Ｃ
）の従制御装置（３５Ａ）（３５Ｂ）（３５Ｃ）は送信
された端末コードデータ及び指令コードデータを判読し
、メイン側０７）より指定されたスレーブ側（２８Ａ）
　（２８Ｂ）（２８Ｃ）のみが指令コードデータに沿っ
た動作を行うが、以下スレーブ側（２８Ａ）が指定され
たとして説明する。例えば指令コードが販売データの受
信を命令するものであると、スレーブ側（２８Ａ）はメ
イン側（ハ）より続いて送信される転送データのスター
トビットにてフリップフロップ回路（３４Ａ）がセット
し、クロックパルスＣＬ、に同期して転送データをサン
プリングする。そしてメイン側０７）は転送データの送
信後１バイトのチェックサムデータをシフトレジスタ（
５０）にセットして送信し、スレーブ側（２８Ａ、）は
チェックサムの転送データのスタートビットにてフリッ
プフロップ回路（３４Ａ）がセットしてチェックサムの
転送データをサンプリングする。しかして従制御装置（
３５Ａ）はチェックサムデータにより受信データの適正
を判定し、適正の場合確認データをメイン側（５）へ送
信する。また指令コードが販売データの送信を命令する
ものであると、従制御装置（３５Ａ）は販売データの転
送データをシフトレジスタ（３６Ａ）ヘセットした後ク
ロックパルス発生回路（３８Ａ）を動作させる。したが
ってクロックパルスＣＬ、がシフトレジスタ（３６Ａ）
へ導入されて、転送データが受信態勢にある双方向切換
ゲート（４０を通して順次送信されるが、スタートビッ
トのｒＬＪによりフロップフロップ回路（至）がセット
する。そしてクロックパルス発生回路６つは遅延回路（
３３）にてフリップフロップ回路例のセットより遅れて
動作するために、クロックパルスＣＬ、より１８０゜位
相の遅れたクロックパルスＣＬ、を出力する。しかして
主制御装置（ハ）はクロックパルスＣＬ、の立上がりと
同期して転送されてくるデータをサンプリングし、１１
ビツトのデータのサンプリングが終了するとリセット信
号をフリップフロップ回路（至）に出力して販売データ
の転送が終了する。その後、従制御装置（３５Ａ）はチ
ェックサムの転送データをシフトレジスタ（３６Ａ）に
セットして送信し、メイン側面はチェックサムの転送デ
ータのスタートビットによりフリップフロップ回路（７
）がセットして転送データをサンプリングする。そして
主制御装置−はチェックサムデータにより受信データの
適正を判定し、適正の場合に確認データをメイン側面へ
送信する。尚、以下の説明ではチェックサムデータの転
送は説明より省略する。

上記の構成に於いて、待機状態で貨幣制御部（１）のマ
イクロコンピュータ（４）はボートＰ。−Ｐ、の各信号
線の信号状態を順次走査しながら貨幣検知部０２）・釣
銭検知部（１３１・返却スイッチα力よりの出力信号の
発生を繰返し検出し、投入貨幣データ・釣銭切れデータ
を内部メモリにストアする。本例で投入貨幣データは４
バイト（８ビツト１バイト）で構成されて１０円・５０
円・１００円・５００円の各投入枚数を８ビツトで示し
ており、また釣銭切れデータは１バイトで構成されて１
０円・５０円・１００円・５００円の各釣銭切れデータ
を４ピットで示し且つ返却スイッチ（１４）の動作情報
を１ビツトで示している。そしてマイクロコンピュータ
（４）ハメインマイクロコンビーータ（７）より端末デ
ータと販売データの送信を命令する指令コードが入力す
ると、これら検出データをメインマイクロコンピュータ
（７）へ送信するが、チェックサムによる確認データが
メインマイクロコンピュータ（力より送信されてくると
このデータの記憶をクリアする。

またメインマイクロコンビーータ（力より端末コードデ
ータと共に釣銭払出を命令する指令コードデータが転送
されると、マイクロコンピュータ（４）は続いてメイン
マイクロコンピュータ（７）より転送される払出データ
に基づき釣銭払出動作を行う。本例ではメインマイクロ
コンビーータ（力にて釣銭に払出す貨幣種類を決定して
いるために、払出データは４バイトで構成して１０円・
５０円・１００円・５００円の各払出枚数を夫々８ビツ
トで示している。したがってマイクロコンピュータ（４
）は、転送された払出データによりポー）Ｐｔの払出貨
幣種類に対応する端子０〜３より「Ｈ」信号な出力し何
れかのモータ（１７）Ｏｎｅ（２ｆ）を駆動させて釣銭
払出動作とするが、払出貨幣種類が複数あると上位貨幣
を優先させる。そしてマイクロコンピュータ（４）はポ
ートＰＩの入力端子５にて釣銭払出モータに連動するパ
ルススイッチよりの入力信号を検出する。本例でパルス
スイッチは待機状態でｒＨＪを発生しており釣銭払出モ
ータの駆動開始により「Ｌ」となるが、−秋分の貨幣を
払出すのに必要なだけ釣銭払出モータが回動すると、再
びｒＨＪを出力するようになっている。したがってマイ
クロコンピュータ（４）はパルススイッチの出力がｒＬ
ＪからｒＨｌとなると貨幣一枚の払出が終了したとして
ポー）Ｐ２よりの「Ｈ」信号の出力を停止すると共に貨
幣払出の終了を示すパルススイッチデータをメインマイ
クロコンピュータ（７）に送信する。

ｔ　タマイクロコンビーータ（４）は斯る釣銭払出制御
を行いながらポートＰ、への投入貨幣信号の入力も検出
する。

またコントロールパネル制御部（２）のマイクロコンピ
ュータ（５）は、メインマイクロコンピュータ（力より
転送された４桁の投入金額表示に関する各桁の７ビツト
セグメントデータを示す４バイトの金額表示データとＡ
からＨまでの８種類の商品が夫々販売可能であるかを各
ビット毎で示す１バイトの販売可商品データと同じく８
種類の商品が夫々売切であるかを各ビット毎で示す１バ
イトの売切商品データとを内部のメモリにストアしてお
り、マイクロコンピュータ（５）はこれらデータを１バ
イトづつパラレルに順次ポートＰ。より出力すると共に
、出力データと対応する表示器にポートＰ１より「Ｈ」
を順次出力してパルス点灯させる。一方マイクロコンビ
ーータ（５）はポートＰ１の各端子０〜５より順次ｒＨ
Ｊを出力する前後にポートＰ。

の各端子Ｏ〜７に順次１’−ＨＪを出力し、これに応答
してポートＰ２にｒＨＪが入力するかを判定して選択ス
イッチ（１０Ａ）〜（ＩＯＨ）が客により動作されたか
を検出する。例えば投入金額の４桁目を表示スるときに
マイクロコンピュータ（５）はポートＰｒの端子Ｏをｒ
ＨＪにしてポートＰ。よりセグメントデータを出力する
が、その前にポートＰ。の端子０にｒＨＪを出力して商
品Ａに対応する選択スイッチ（１０Ａ）に動作信号を与
える。したがってこの状態で選択スイッチ（１０Ａ）が
押されているとポー）Ｐ２にはｒＨＪが入力し、マイク
ロコンピュータ（５）は選択スイッチ（ＩＯＡ）の動作
を検出できる。

しかしながら他の選択スイッチ（ＩＯＢ）〜（ＩＯＨ）
は動作信号が与えられないために押されてもポートＰ２
　はｒＨＪとならない。しかしてマイクロコンピータ（
５）はポー）Ｐ＋の端子Ｏを「Ｈ」にした後、次にポー
トＰ１の端子１をｒＨＪにしてポート　Ｐ。より３桁目
のセグメントデータを出力する間にポートＰ。の端子１
に［ＨＪを出力し、選択スイッチ（ＩＯＢ）に動作信号
を与えてその動作を検出する。このようにマイクロコン
ピュータ（５）はポートＰ１の各端子０〜５より順次「
Ｈ」を出力する合間にポー）　Ｐ６の端子０〜７よりｒ
ＨＪを出力して選択スイッチ（ＩＯＡ）〜（１０Ｈ）の
動作を走査しビット毎に各選択スイッチの動作状況を示
す１バイトの選択商品データをストアし、メインマイク
ロコンピュータ（７）より端末コードデータと共にデー
タ転送を命令する指令コードデータが入力されると選択
商品データをメインマイクロコンピュータ（７）へ送信
する。

そして販売制御部（３）のマイクロコンピュータ（６）
は通常ポートＰ、にｒＨＪを出力してポートＰ。

の端子θ〜７への入力信号状態により売切商品データを
検出する。商品毎の各商品切れスイッチは通常ボー）Ｐ
ａよりｒＨＪが導入されるとｒＨＪをボー）Ｐ。に送り
返すが、商品切れにて切換わるとｒＨＪを送り返すこと
ができなくなる。したがって８ビツトの売切商品データ
でｒＬＪが商品切れを示しており、メインマイクロコン
ピュータ（７）より端末コードデータと共にデータ転送
を命令する指令コードデータが入力されると、との売切
商品データをメインマイクロコンピュータ（７）へ送信
する。またメインマイクロコンピュータ（７）より端末
コードデータ及び商品送出を命令する指令コードデータ
が転送されると、マイクロコンピュータ（６）は続いて
メインマイクロコンピュータ（７）より送信される選択
商品データに基づき商品送出動作を行う。即ちマイクロ
コンピュータ（６）はポートＰ。

に「Ｈ」を出力し、ポートＰ。の選択商品に対応する端
子０〜７よりｒＨＪを出力して商品払出モータを駆動さ
せ、ボー）Ｐ２にて商品払出モータに連動するパルスス
イッチよりの入力信号を検出する。このパルススイッチ
も前述の釣銭払出モータの場合と同様に、商品払出モー
タが商品−個分を送出するのに必要な回動を行うと、回
動開始にてｒＨＪから「Ｌ」となった出力を再び「Ｈ」
とするものである。したがってマイクロコンピ−タ（６
）はパルススイッチ出力のｒＬＪからｒＨＪへの切換わ
りにて商品販売が終了したとして、ポートＰＩの出力な
ｒＬＪにして商品払出モータを停止させると共に、商品
払出の終了を示すパルススイッチデータなメインマイク
ロコンピュータ（力へ送信する。

第５図は自動販売機の中枢制御を行うメインマイクロコ
ンピュータ（７）の動作フローチャートを示している。

メインマイクロコンピュータ（力は電源投入後に所定の
初期設定を完了すると、マイクロコンピュータ（４）に
端末コードデータ及びデータの送信を命令する指令コー
ドデータとから成る転送データＣ１を送信し、これに応
答してマイクロコンピュータ（４）より送信されてくる
データをサンプリングして読取る。送信データは金種毎
の投入枚数データと釣銭切れデータと返却データとから
成す、メインマイクロコンピュータ（７）は金種毎の投
入枚数データと釣銭切れデータをセットすると共に投入
枚数データに基づき投入金額を演算してセットする。そ
して返却データにより顧客が返却スイッチα４）を動作
したかを検出し、動作されていれば貨幣払出のサブルー
チンＰＯへ移行する。しかしながら返却スイッチ（１４
）が動作されていない場合はマイクロコンピータ（５）
に端末コードデータ及び表示データの受信と選択商品デ
ータの送信を示す指令コードデータとから成る転送デー
タＤ１を送信後、更に投入金額表示データ・販売可商品
データ・売切商品データを順次送信し、次にマイクロコ
ンピュータ（５）より送信される選択商品データをサン
プリングする。この１バイトの選択商品データの何れか
のビットがｒＨＪであると商品選択スイッチが動作され
たとして商品販売のサブルーチンＶＤへ移行する。しか
しながら商品選択スイッチが動作されていないと、メイ
ンマイクロコンピュータ（７）はマイクロコンピュータ
（６）に端末コードデータ及び売切商品データの送信を
命令する指令コードデータとから成る転送データＡ１を
送信し、マイクロコンピュータ（６）より送信される売
切商品データをサンプリングする。そしてメインマイク
ロコンビエータ（力は投入金額（または販売後の残額）
と予じめ内部メモリにストアしている各商品の販売価格
と釣銭切れデータと売切商品データに基づき販売可能商
品を決定する。次にメインマイクロコンピュータ（７）
は自動返金の要否をチェックして、自動返金が必要な場
合にサブルーチンＰＯへ移行する。自動返金は販売後の
残額で販売可能な商品が無い場合の釣銭払出と投入金額
が最大投入金額を超過する場合の超過金額の返却の二通
りがある。返金が不要の場合はＭＯに復帰し、したがっ
てメインマイクロコンピュータ（７）は貨幣払出時また
は商品販売時以外の待機状態では斯るメインフローを繰
返し実行し投入金額演算・販売可能商品の判定・コント
ロールパネル制御部への表示データ送信及び選択商品デ
ータの受信を行う。

第６図は貨幣払出のサブルーチンＰＯでメインマイクロ
コンピュータ（力は、返却すべき投入金額または釣銭額
或いは最大投入額の超過額の払出貨幣種類を決定して払
出データをセットし、マイクロコンピュータ（４）に端
末コードデータ及び貨幣払出を命令する指令コードデー
タとから成る転送データＣ２を送信後にかかる払出デー
タを送信する。

更にメインマイクロコンビーータ（７）はマイクロコン
ビ二−タ（４）に、端末コードデータ及び釣銭払出モー
タに連動するパルススイッチがｒＬＪからｒＨＪとなっ
たときのパルススイッチデータの送信を命令する指令コ
ードデータとから成る転送データＣ３を送信し、マイク
ロコンビエータ（４）よりパルススイッチデータＰＳＷ
Ｄ、が送信されるのを待機する。そしてパルススイッチ
デーｆｉＰｓＷＤ１の受信によりメインマイクロコンピ
ュータ（７）は払出データより払出した貨幣種類を減算
する。

尚、払出貨幣種類が複数ある場合、メインマイクｏ：ｙ
ｙｔ：’ユータ（７）及ヒマイクロコンピュータ（４）
＆１共に上位貨幣優先にて払出すようにプログラムされ
ており、メインマイクロコンピュータ（力はパルススイ
ッチデータＰＳＷＤ、が入力される毎に上位貨幣優先に
て払出データより「１」を減算する。

しかしてメインマイクロコンピュータ（力は減算後の払
出データに基づき残額を演算してセットし、続いてマイ
クロコンピュータ（５）に端末コードデータ及び残額表
示データを送信する旨の指令コードデータとから成る転
送データＤ２を送信した後に残額表示データを送信する
。したがってマイクロコンピュータ（５）は貨幣払出後
の未払出額の表示制御を行うものである。そしてメイン
マイクロコンビーータ（７）は残額が「０」となったか
を判定し、・「０」でない場合は転送データＣ３の送信
モードに復帰してかかる制御を繰返し、残額が１０」と
なるとサブルーチンＰＯを飛出してメインフローのＭグ
に復帰する。

また第７図は商品販売のサブルーチンＶＤでメインマイ
クロコンピュータ（力は、選択商品データと販売可商品
データとを比較して選択商品が販売可能であるかを判定
し、販売不能な場合にはメインフローのＭＯへ復帰する
。しかしながら販売可能な場合にはマイクロコンビーー
タ（６）に端末コードデータ及び商品販売を命令する指
令コードデータとから成る転送データＡ２を送信後、更
に選択商品データを送信する。そして続いてメインマイ
クロコンピュータ（力はマイクロコンピュータ（６）に
、端末コードデータ及び商品払出モータに連動するパル
ススイッチがｒＬＪからｒＨＪとなったときのパルスス
イッチデータＰＳＷＤ２　の送信を命令する指令コード
データとから成る転送データＡ３を転送し、マイクロコ
ンビーータ（６）よりパルススイッチデータＰ８ＷＤ、
が送信されるのを待機する。しかして選択商品が販売さ
れてパルススイッチデータＰ　Ｓ　Ｗ　Ｄ　ｔ　が送信
されると、メインマイクロコンピュータ（７）は投入金
額（或いは販売後の残額）より販売商品類を減算して残
額をセットする。その後メインマイクロコンピュータ（
７）はマイクロコンピュータ（５）に、端末コードデー
タ及び販売後の残額表示データを送信する旨の指令コー
ドデータとから成る転送データＤ３を送信した後に残額
表示データを送信しメインフローのＭＯへ復帰する。し
たがってマイクロコンビエータ（５）は商品販売後の残
額の表示制御を行うものである。

上述したように本発明は、貨幣制御部とコントロールパ
ネル制御部と販売制御部に夫々待機状態で予め定められ
た端末側の処理を実行するマイクロコンビエータな設け
、そしてメインマイクロコンピュータにより自動販売機
の中枢制御を行い必データ及び指令コードデータを送信
し、且つチ゛−△ りを転送し合いながら自動販売動作を達成するものであ
る。そしてメインマイクロコンピュータと各マイクロコ
ンビエータはモード制御データ及び販売データを１乃至
４本の信号線にてシリアルに転送し合うことで配線数の
削減を図っている。本例では１本の信号線により非同期
式でデータ転送を行っているが信号線に応じて種々の転
送方式が考えらねる。先ず信号線が２本の場合は夫々送
受信専用にして非同期式によりデータを転送し合う。

また信号線が２本の場合の他の例としては、１本をクロ
ックパルスの送受信兼用他をデータの送受信兼用として
同期式にてデータを転送し合う方式がある。史に信号線
が３本の場合は、１本をクロックパルスの送受信兼用他
の２本を夫々のデータの送信用と受信用とにして同期式
にてデータを転送し合うものである。そして信号線が４
本の場合は、データ送信とクロックパルス送信とデータ
受信とクロックパルス受信にして同期式によりデータを
転送し合うものである。そして何れの場合もメインマイ
クロコンピュータの主導により転送モードとなる。

（へ）効果 本発明に依ると、自動販売機の貨幣処理部と前面パネル
部と販売部に夫々マイクロコンピュータを設け、マイク
ロコンピュータは各部の検知装置よりの検知信号を所定
のフォーマットにしたがつて処理してメインマイクロコ
ンピュータにシリアルに送信し、且つメインマイクロコ
ンピュータより定められたフォーマットにしたがい送信
されるシリアルデータに基づき駆動部或いは表示部を動
作するように構成したためにメインマイクロコンピュー
タの入出力を削減できる。しかも各マイクロコンピュー
タはメインマイクロコンピュータに対して１本乃至４本
の信号線にて並列接続したために自動販売機内の配線を
大巾に減少することが°可能となる。そして更に自動販
売機の各端末での処・４を夫々マイクロコンピータで処
理するよう、メインマイクロコンピータより機能分散さ
せたために故障時の不良解析が容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に依る自動販売機の制御回路図、第２図
はメインマイクロコンピュータと各マイクロコンピータ
間のデータ転送に関する機能ブロック図、第３図はデー
タ転送のタイミングチャート、第４図はデータ転送のフ
ォーマットを示す図、第５図はメインマイクロコンピュ
ータのメインフローチャー）、第６図はメインマイクロ
コン？ｌ”−一夕のサブルーチンＰＯのフローチャート
、第７図はメインマイクロコンピュータのサブルーチン
ＶＤのフローチャートである。 （１）・・・貨幣制御部、（２）・・・コントロールパ
ネル制御部、　（３）・・・販売制御部、　（４）（５
）（６）・・・マイクロコンピュータ、（７）・・・メ
インマイクロコンピュータ。 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、少くとも投入貨幣検出・釣銭有無の検出及び貨幣払
   出をマイクロコンピュータの制御にて行う貨幣制御部と
   、少くとも金額表示・売切商品表示及び選択スイッチの
   動作検出をマイクロコンビの制御にて行うコントロール
   パネル制御部と、少くとも商品売切れ検出及び選択商品
   送出をマイクロコンピュータの制御にて行う販売制御部
   と、各々の前記マイクロコンビーータと共通の１本乃至
   ４本の信号線にて接続されるメインマイクロコンピュー
   タとを具備し、該メインマイクロコンビーータは前記信
   号線に端末コードデータと指令コードデータを出力して
   特定の前記マイクロコンビーータを指定すると共にその
   動作を命令し、前記コントロールパネル制御部のマイク
   ロコンピュータは前記メインマイクロコンピュータにて
   データ転送動作が命令されると金額表示データ・売切商
   品データ・選択商品データとを前記信号線にて転送し合
   い、前記販売制御部のマイクロコンピータは前記メイン
   マイクロコンピュータにてデータ転送動作が命令される
   と前記売切商品データを前記信号線にて送信すると共に
   商品販売動作が命令されると前記メインマイクロコンピ
   ュータより前記信号線にて送信される前記選択商品デー
   タに基づく選択商品送出制御を行ない、前記貨幣制御部
   のマイクロコンピュータは前記メインマイクロコンビー
   ータにてデータ転送動作が命令されると前記信号線にて
   貨幣種類毎の投入貨幣データ及び釣銭切れデータを送信
   すると共に貨幣払出動作が命令されると、前記メインマ
   イクロコンピュータより前記信号線にて送信される払出
   データに基づく貨幣払出制御を行うことを特徴とした自
   動販売機の制御方法。