JP3067256B2 - 自動ロッカー制御装置 - Google Patents

自動ロッカー制御装置

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JP3067256B2 JP3109047A JP10904791A JP3067256B2 JP 3067256 B2 JP3067256 B2 JP 3067256B2 JP 3109047 A JP3109047 A JP 3109047A JP 10904791 A JP10904791 A JP 10904791A JP 3067256 B2 JP3067256 B2 JP 3067256B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動ロッカーの制御装置
に関し、特に使用可能ランプ、使用中ランプ、扉の開閉
検知スイッチ、および扉をロックするための電気錠を有
する自動ロッカー制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に、この種の制御装置の回路図を示
している。101は、表示用CPU(中央処理装置)であ
り、102は、販売可ランプ及び売切ランプとしての表
示LED103のアノード側駆動用及び、扉開閉検出ス
イッチ104のスキャン用のドライバーである。105
は、表示LED103のカソード側駆動用ドライバーで
あり、106は、扉開閉検出スイッチ104用のバッフ
ァである。表示LED103及び扉開閉検出スイッチ1
04は、それぞれ電流制御用抵抗107及び回り込み防
止用ダイオード108を介してドライバー102,10
5及びバッファ106からの入出力ラインで構成された
マトリックス回路109に接続される。112は、電気
錠(ソレノイド)110を個別に駆動するドライバーであ
る。電気錠110には、フリーホイルダイオード111
が並列に接続されている。
【0003】上記構成になる制御回路の動作をLED1
03の表示出力と、扉開閉検出スイッチ104のスイッ
チ読込入力とに分けて説明する。表示出力時、CPU1
01は、表示用ストローブとして、ドライバー105の
出力ラインO1〜Omを順次アクティブ(Lレベル)にさせ
ると共に、その表示ストローブのタイミングに同期し
て、ドライバー102の出力ラインS1〜Snをアクティ
ブ(Hレベル)にさせ、双方がアクティブとなった両ライ
ン間に跨がって接続された表示LED103が点灯する
ようになっている。スイッチ読込み入力時、CPU10
1は、スイッチ読込み用ストローブとして、ドライバー
102の出力ラインS1〜Snを順次アクティブにさせる
と共に、その各スイッチ読込み用ストローブのタイミン
グに同期して、バッファ106にて入力ラインI1〜Im
のH/L状態を読込ませることにより、マトリックス回
路109上の扉開閉検出スイッチ104のON/OFF
が判定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の制御装置
において、例えばロッカー端末ユニット数が32個から
なる自動ロッカー装置を考えてみる。1つのロッカー端
末ユニットには、扉開閉検出スイッチ104が1個、使
用可ランプ、使用中表示ランプが各々1個、電気錠11
0が1個から構成されており、32端末ユニットでは、
扉開閉検出スイッチ104が32個、表示LED103
が64個、電気錠110が32個必要となり、図1の回
路図にあてはめると、上記の各入出力ラインは、S1〜
S8、O1〜O8、I1〜I4、Sol1〜Sol32、電源+ラ
イン1本が最も少ない信号線の数(=配線本数)となり合
計すると、配線数として53本にも及ぶことになる。
又、各ロッカー端末ユニットにはそれぞれ必要な線が配
線されているため、扉開閉検出スイッチ104および表
示用LED103への配線が非常に複雑となる。このよ
うな回路構成とした場合には以下に示すような欠点が生
じる。
【0005】1)配線組立は、圧着端子を設け、その後
カプラーに挿入するという手作業中心であるため、生産
性が非常に悪い。又、機械化をしようとしても渡り配線
や、1本1本それぞれ違ったカプラーへ接続しなければ
ならず、非常に困難なものになり、たとえ機械化が可能
となっても機械設備そのものが非常に高価なものになっ
てしまう。 2)配線そのものが多いということは、その分材料費が
高くつくということであり、コスト上昇の要因となる。 3)又、配線数が多いと、接続カプラーのピン数やカプ
ラー数が増え、そのために接触不良の要因が増えて信頼
性が低下してしまう。本発明は上記の問題点をなくすた
めになされたものであり、スイッチ回路および表示回路
の配線数を減らした自動ロッカーの制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明になる自動ロ
ッカー制御装置は、図2に示すように、複数個のロッカ
ー端末ユニット50を共通のシリアル伝送路Lを介して
集中的にロッカー制御部100で制御する方式の自動ロ
ッカー制御装置であって、ロッカー端末ユニット50
は; ロッカーの扉の開閉に応じてオン/オフする扉開閉検出
スイッチAと、扉開閉検出スイッチAのオン/オフを検
出するスイッチ検出手段Bと、ロッカーが使用可能なこ
とを表示する使用可表示手段Cと、ロッカーが使用中で
あることを表示する使用中表示手段Dと、ロッカー扉の
施錠・解錠を行うための電気錠Eと、前記の表示手段
C、Dをオン/オフ制御する点灯制御手段Fと、前記電
気錠Eを制御する電気錠制御手段Gと、各ロッカー端末
50固有のアドレス情報を記憶するアドレス記憶手段H
と、前記スイッチ検出手段Bによる検出信号に前記アド
レス記憶手段Hに記憶されたアドレス情報を付して上記
ロッカー制御部100にシリアルで送信すると共に、上
記ロッカー制御部100よりシリアルで送信される、ア
ドレス情報を付した所定の指令信号を受信する交信手段
Iと、ロッカー制御部100より送信された指令信号に
含まれるアドレス情報と、当該ロッカー端末ユニット5
0のアドレス記憶手段Hに記憶された固有のアドレス情
報とが一致するか否かを判定して一致するとき、前記指
令信号を前記点灯手段Fもしくは電気錠制御手段Gに送
出するアドレス判定手段Jとを備え、ロッカー制御部1
00は; 上記の各ロッカー端末ユニット50のアドレス記憶手段
Hに対して固有のアドレス情報を記憶させるアドレス設
定モードとするためのアドレス設定手段Qを備え、前記
アドレス設定手段Qにより、アドレス設定モードとし、
上記ロッカー制御部100からアドレスを送信したと
き、扉の開によりスイッチ検出手段Bがオンとなったロ
ッカー端末ユニット50のアドレス記憶手段Hに固有の
アドレス情報を記憶させることを特徴とする。
【0007】第2の発明になる自動ロッカー制御装置
は、図3に示すように、複数個のロッカー端末ユニット
50を共通のシリアル伝送路Lを介して集中的にロッカ
ー制御部100で制御する方式の自動ロッカー制御装置
であって、ロッカー端末ユニット50は; ロッカーの扉の開閉に応じてオン/オフする扉開閉検出
スイッチAと、扉開閉検出スイッチAのオン/オフを検
出するスイッチ検出手段Bと、ロッカーが使用可能なこ
とを表示する使用可表示手段Cと、ロッカーが使用中で
あることを表示する使用中表示手段Dと、ロッカー扉の
施錠・解錠を行うための電気錠Eと、前記の表示手段
C、Dをオン/オフ制御する点灯制御手段Fと、前記電
気錠Eを制御する電気錠制御手段Gと、各ロッカー端末
ユニット50固有のシリアル番号を記憶するシリアル番
号記憶手段H’と、前記スイッチ検出手段Aによる検出
信号に前記シリアル番号を付して上記ロッカー制御部1
00にシリアルで送信すると共に、上記ロッカー制御部
100よりシリアルで送信される、シリアル番号を付し
た所定の指令信号を受信する交信手段Iと、ロッカー制
御部100より送信された指令信号に含まれるシリアル
番号と、当該ロッカー端末ユニット50のシリアル番号
記憶手段H’に記憶された固有のシリアル番号とが一致
するか否かを判定して一致するとき、前記指令信号を前
記点灯手段Fもしくは電気錠制御手段Gに送出するシリ
アル番号判定手段J’を備え、ロッカー制御部100
は; 各ロッカー端末50と交信するための交信手段Pと、各
ロッカー端末ユニット50のシリアル番号記憶手段H’
に記憶されたシリアル番号をロッカー制御部100にア
ドレスとして登録させるアドレス設定手段Qと、前記ア
ドレス設定手段Qによるシリアル番号設定モード時にロ
ッカー端末ユニット50の扉の開によるスイッチ検出手
段Bのオンにより、当該ロッカー端末ユニット50のシ
リアル番号記憶手段H’に記憶されていたシリアル番号
がロッカー制御部100に送信されたとき、該シリアル
番号を当該ロッカー端末ユニット50のアドレスとして
記憶するシリアル番号記憶手段Rとを備えたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、ロッカー端末ユニット5
0の扉開により、扉開閉検知スイッチAがオンになり、
そのことがスイッチ検出手段Bによって検出されると、
このスイッチオンの情報は、当該ロッカー端末ユニット
50のアドレス記憶手段Hに記憶されていた固有のアド
レス情報と共に交信手段Iによってシリアル伝送路Lを
介してロッカー制御部100へ送信される。従って、ロ
ッカー制御部100では、送信されたアドレス情報から
いずれのロッカー端末ユニット50から送信されたか識
別できるようになっている。
【0009】又、特定のロッカー端末ユニット50の使
用可表示手段Cあるいは使用中表示手段Dを点灯もしく
は消灯させる場合、あるいは電気錠制御手段Gをオン/
オフ制御する場合には、ロッカー制御部100より、所
定の指令信号と共に、前記特定のロッカー端末ユニット
50固有のアドレス情報がシリアル伝送路Lを介してす
べてのロッカー端末ユニット50へシリアルで送信され
る。
【0010】各ロッカー端末ユニット50においては、
送信されたアドレス情報が各々のアドレス記憶手段Hに
記憶されたアドレス情報と一致するか否かがそれぞれの
アドレス判定手段Jによって判定され、アドレスの一致
したロッカー端末ユニット50においてのみ、アドレス
判定手段Hから、点灯制御手段Fへ表示指令信号へ送出
されることにより、使用可表示手段Cあるいは使用中表
示手段Dが点灯もしくは消灯されるか、あるいは、アド
レス判定手段Hから電気錠制御手段Gへ電気錠制御指令
信号が送出されることにより、電気錠Eがオン/オフ制
御される。
【0011】上記アドレス記憶手段Hに記憶されるアド
レス情報は予め固定的に記憶されたものでもよいが、本
第1発明では、ロッカー制御部100に設けたアドレス
設定手段Qによりアドレス設定モードとした上で、ロッ
カー制御部100から送出されるアドレス情報を、扉が
開となったロッカー端末ユニット50の例えばEEPR
OM等のアドレス記憶手段Hに書込めるようになってい
る。
【0012】第2の発明では、各ロッカー端末ユニット
50のシリアル番号記憶手段H’に記憶されている固有
のシリアル番号をアドレスとしてロッカー制御部10
0’に設定可能とするものであり、アドレス設定手段Q
によるアドレス設定モード時に、ロッカー端末ユニット
50の扉開により、扉開閉検出スイッチAがオンになる
と、このロッカー端末ユニット50のシリアル番号記憶
手段I’に記憶されていたシリアル番号がアドレスとし
てロッカー制御部100’に送信される。
【0013】このようにして各ロッカー端末ユニット5
0のシリアル番号がロッカー制御部100’のシリアル
番号記憶手段Rに記憶されれば、その後のロッカー制御
においては、ロッカー制御部100’へ送信されたシリ
アル番号から送信元のロッカー端末ユニット50を識別
できる。
【0014】
【実施例】図4は、第1の発明になる制御装置の一実施
例を示すブロック図である。10は、後述のロッカー端
末ユニット20を制御するロッカースレーブ制御部であ
り、ロッカー全体を制御するマスターCPU(不図示)に
つながる制御CPU11と、前記制御CPU11とシリ
アル伝送路Lとを接続するためのバッファ12と、各ロ
ッカー端末ユニット20に対してアドレスを設定すると
きに用いるアドレス設定スイッチ13とを備える。バッ
ファ12は上記交信手段として機能する。
【0015】ロッカー端末ユニット20(20−1、2
0−2、…20−n)において、21は、LSIであ
り、ロッカースレーブ制御部10よりの表示指令に従い
使用可表示用LED22および使用不可表示用LED2
3の点灯制御を行うと共に、電気錠をオン/オフ制御す
るソレノイド24と、ロッカー扉開閉検出スイッチ25
のオンを検知してロッカースレーブ制御部10へ送信す
る機能と、シリアル伝送路Lへの物理的なインターフェ
ース機能と、ロッカースレーブ制御部10の制御CPU
11との間の通信プロトコルを制御する機能とを有す
る。又、このLSI21には上記アドレス判定手段の機
能を備える。
【0016】26は、LSI21を動作させるためのク
ロックを供給するクロック発振器であり、27は、各ロ
ッカー端末ユニット20がロッカースレーブ制御部10
と交信する際、個々のロッカー端末ユニット20を識別
するためのアドレスを記憶するEEPROM(電気的書
込み・消去可能メモリ)であるが、EEPROM以外に
SRAMに電池によるバックアップを併用しても同等の
機能を実現できる。
【0017】最初にアドレス設定モードを図5のフロー
チャートを用いて説明する。アドレス設定スイッチ13
のオンにより、アドレス設定モードにされると、ステッ
プS1からステップS2へ進み、ロッカースレーブ制御
部10は、全部のロッカー端末ユニット20に対してア
ドレス設定モードであることを知らせ、次いで第1番目
のアドレス情報を全ロッカー端末ユニット20に送信す
る。
【0018】この後、所定の時間が経過しても扉開閉検
出スイッチ25がオンしなかったときは、このアドレス
設定モードが解除されてステップS4からステップS1
に戻るが、所定の時間内に例えばロッカー端末ユニット
20−1において、扉の開により扉開閉検出スイッチ2
5がオンになれば、ステップS3からステップS5へ進
み、ロッカースレーブ制御部10より送信されていた前
記アドレス情報が、当該ロッカー端末ユニット20−1
のEEPROM27に書き込まれると同時に、このアド
レス設定者にアドレス情報の書き込みが行われたことを
知らせるために、ステップS6にて例えば使用可表示用
ランプ22が点灯される。
【0019】ステップS7ではこのアドレス書込みが終
了したことがロッカースレーブ制御部10へ送信され、
その後はステップS2に戻ることにより、以下、同様に
ロッカースレーブ制御部10は、第2番目のアドレス情
報を再度、全ロッカー端末ユニット20に対して送信
し、扉開閉検出スイッチ25がオンになったロッカー端
末ユニット20に対して前記アドレスが書き込まれる。
【0020】このようにして全部のロッカー端末ユニッ
ト20に対してアドレスの書き込みが完了すると、所定
時間後にステップS4からステップS1に戻り、通常モ
ードに移行する。尚、各ロッカー端末ユニット20に対
するアドレスの変更がない場合には、EEPROM26
の替わりにEPROMまたはOTROM等に予め書き込
んでおけばよい。
【0021】図6は、ロッカースレーブ制御部10と各
ロッカー端末ユニット20との間の通信シーケンスを示
しており、このシーケンスおよび図 のフローチャート
に基づき、上記構成の制御装置におけるロッカーの動作
を説明する。まず、扉開閉検出スイッチ25によるスイ
ッチ入力に対する動作を説明すると、あるロッカー端末
ユニットにおいて、扉開閉検出スイッチ25がオンにな
ると、ステップS10からステップS11を通過するこ
とにより、スイッチ入力の旨を当該EEPROM27に
記憶されていたアドレス情報と共にロッカースレーブ制
御部10のバッファ12に送信される。CPU11は、
バッファ12への入力をトリガとして全ロッカー端末ユ
ニット20に対して扉開閉検出スイッチ25の状態を読
み込む指令を出す。
【0022】各ロッカー端末ユニット20は、ロッカー
スレーブ制御部10に対して、その時のスイッチ25の
状態を自身のアドレスを付して送信することにより、ロ
ッカースレーブ制御部10は全ロッカー端末ユニットの
スイッチ状態を検出する。
【0023】次に使用可表示用LED22および使用中
表示用LED23を表示する時は、全ロッカー端末ユニ
ット20に対して、全ロッカー端末ユニット20のLE
Dの点灯または消灯指令がステップS8にて送信される
ことにより、各ロッカー端末ユニット20は、一斉に使
用可表示用LED22または使用中表示用LED23が
点灯もしくは消灯される。
【0024】一方、ある特定のロッカー端末ユニット2
0のみのLED22またはLED23を点灯もしくは消
灯させるときは、ロッカースレーブ制御部10から該当
するロッカー端末ユニット20のアドレスを付して送信
されることにより、その特定のロッカー端末ユニット2
0のLED22、23が点灯制御される。
【0025】図7は、第2の発明になる制御装置の一実
施例を示すブロック図であり、図4と同一の部分には同
一の符号を付している。各ロッカー端末ユニット20に
おいては、各々のロッカー端末ユニット20固有のシリ
アル番号を記憶するヒューズROM27’を備える。
又、ロッカースレーブ制御部10においては、制御CP
U11内のシリアル番号を記憶するための記憶部11a
と、シリアル番号設定スイッチ13とを備える。以下、
この制御装置の動作を図8のフローチャートを用いて説
明する。アドレス設定スイッチ13のオンにより、アド
レス設定モードにされると、ステップS1からステップ
S2へ進み、ロッカースレーブ制御部10は、全部のロ
ッカー端末ユニット20に対してシリアル番号の送信要
求を出力する。
【0026】この後、所定の時間が経過しても扉開閉検
出スイッチ25がオンしなかったときは、このアドレス
設定モードが解除されてステップS4からステップS1
に戻るが、所定の時間内に例えばロッカー端末ユニット
20−1において、扉の開により扉開閉検出スイッチ2
5がオンになれば、ステップS3からステップS5へ進
み、このロッカー端末ユニット20−1のヒューズRO
M27’に記憶されていたシリアル番号がロッカースレ
ーブ制御部10へ送信され、同時に、このアドレス設定
者にアドレス情報の書き込みが行われたことを知らせる
ために、ステップS6にて例えば使用可表示用ランプ2
2が点灯される。
【0027】ステップS7では、ロッカースレーブ制御
部10へ送信されたシリアル番号がシリアル番号記憶部
11aにアドレスとして記憶され、このように一つのロ
ッカー端末ユニット20に対するアドレス設定が完了す
れば、その後はステップS2に戻ることにより、以下、
順に同じようにしてアドレス設定が行われ、すべてのア
ドレス設定が完了すると、所定時間後にステップS4か
らステップS1に戻り、通常モードに移行する。
【0028】尚、このロッカー制御においては、ロッカ
ースレーブ制御部10へ送信されたシリアル番号から送
信元のロッカー端末ユニット20が判別されるようにな
っており、ステップS8以降の制御は図5の制御と同じ
であるため説明を省略する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、扉開閉
検出スイッチおよび各種表示手段を固有のアドレスを有
する一つのユニットに構成し、各ロッカー端末ユニット
とロッカー制御手段との間をシリアル信号にて交信させ
るようにしたので、扉開閉検出スイッチ、表示手段およ
び電気錠制御手段に至る配線数を減少できる。そのため
に配線通路の制約の低減、スター結線の可能による圧接
カプラーやフラットケーブル等の使用可能、配線数の減
少による材料費及び組み立て作業工程の軽減及び信頼性
の向上、等の利点が得られる。又、各ユニットに対する
アドレス設定を簡便に行えるようにしたので、ロッカー
完成後にアドレス設定を行なうことができ、それ故、保
守パーツは1種類でよく、保守管理が容易となるととも
にロッカー組立て時のアドレスチェックが不用となるの
で組立て作業の合理化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の自動ロッカーの制御装置における回路
【図2】 第1の発明になる自動ロッカー制御装置のク
レーム対応図、
【図3】 第2の発明になる自動ロッカー制御装置のク
レーム対応図
【図4】 第1の発明の一実施例を示す制御ブロック図
【図5】 図4の制御装置の動作を示すフローチヤート
【図6】 図4の制御装置における通常のロッカー利用
動作でなされる通信シーケンスを示す図
【図7】 第2の発明の一実施例を示す制御ブロック図
【図8】 図7の制御装置の動作を示すフローチヤート
【符号の説明】
10 ロッカースレーブ制御部 11 制御CPU 11a 記憶部 12 バッファ 13 アドレス設定スイッチ 20 ロッカー端末ユニット 21 LSI 22 使用可表示用LED 23 使用中表示用LED 24 電気錠(ソレノイド) 25 扉開閉検出スイッチ 26 クロック発振器 27 EEPROM 27’ ヒューズROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 47/00 E05B 41/00 E05B 65/02 G07F 17/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のロッカー端末ユニットを共通の
    シリアル伝送路を介して集中的にロッカー制御部で制御
    する方式の自動ロッカー制御装置であって、 ロッカー端末ユニットは; ロッカーの扉の開閉に応じてオン/オフする扉開閉検出
    スイッチと、 扉開閉検出スイッチのオン/オフを検出するスイッチ検
    出手段と、 ロッカーが使用可能なことを表示する使用可表示手段
    と、 ロッカーが使用中であることを表示する使用中表示手段
    と、 ロッカー扉の施錠・解錠を行うための電気錠と、 前記の表示手段をオン/オフ制御する点灯制御手段と、 前記電気錠を制御する電気錠制御手段と、 各ロッカー端末固有のアドレス情報を記憶するアドレス
    記憶手段と、 前記スイッチ検出手段による検出信号に前記アドレス記
    憶手段に記憶されたアドレス情報を付して上記ロッカー
    制御部にシリアルで送信すると共に、上記ロッカー制御
    部よりシリアルで送信される、アドレス情報を付した所
    定の指令信号を受信する交信手段と、 ロッカー制御部より送信された指令信号に含まれるアド
    レス情報と、当該ロッカー端末ユニットのアドレス記憶
    手段に記憶された固有のアドレス情報とが一致するか否
    かを判定して一致するとき、前記指令信号を前記点灯制
    御手段もしくは電気錠制御手段に送出するアドレス判定
    手段とを備え、 ロッカー制御部は; 上記の各ロッカー端末ユニットのアドレス記憶手段に対
    して固有のアドレス情報を記憶させるアドレス設定モー
    ドとするためのアドレス設定手段を備え、 前記アドレス設定手段により、アドレス設定モードと
    し、上記ロッカー制御部からアドレスを送信したとき、
    扉の開によりスイッチ検出手段がオンとなったロッカー
    端末ユニットのアドレス記憶手段に固有のアドレス情報
    を記憶させることを特徴とする自動ロッカー制御装置。
  2. 【請求項2】 複数個のロッカー端末ユニットを共通の
    シリアル伝送路を介して集中的にロッカー制御部で制御
    する方式の自動ロッカー制御装置であって、 ロッカー端末ユニットは; ロッカーの扉の開閉に応じてオン/オフする扉開閉検出
    スイッチと、 扉開閉検出スイッチのオン/オフを検出するスイッチ検
    出手段と、 ロッカーが使用可能なことを表示する使用可表示手段
    と、 ロッカーが使用中であることを表示する使用中表示手段
    と、 ロッカー扉の施錠・解錠を行うための電気錠と、 前記の表示手段をオン/オフ制御する点灯制御手段と、 前記電気錠を制御する電気錠制御手段と、 各ロッカー端末ユニット固有のシリアル番号を記憶する
    シリアル番号記憶手段と、 前記スイッチ検出手段による検出信号に前記シリアル番
    号を付して上記ロッカー制御部にシリアルで送信すると
    共に、上記ロッカー制御部よりシリアルで送信される、
    シリアル番号を付した所定の指令信号を受信する交信手
    段と、 ロッカー制御部より送信された指令信号に含まれるシリ
    アル番号と、当該ロッカー端末ユニットのシリアル番号
    記憶手段に記憶された固有のシリアル番号とが一致する
    か否かを判定して一致するとき、前記指令信号を前記点
    灯手段もしくは電気錠制御手段に送出するシリアル番号
    判定手段を備え、 ロッカー制御部は; 各ロッカー端末と交信するための交信手段と、 各ロッカー端末ユニットのシリアル番号記憶手段に記憶
    されたシリアル番号をロッカー制御部にアドレスとして
    登録させるアドレス設定手段と、 前記アドレス設定手段によるシリアル番号設定モード時
    にロッカー端末ユニットの扉の開によるスイッチ検出手
    段のオンにより、当該ロッカー端末ユニットのシリアル
    番号記憶手段に記憶されていたシリアル番号がロッカー
    制御部に送信されたとき、該シリアル番号を当該ロッカ
    ー端末ユニットのアドレスとして記憶するシリアル番号
    記憶手段とを備えたことを特徴とする自動ロッカー制御
    装置。
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