JPH11110621A - 自動販売機の制御装置 - Google Patents

自動販売機の制御装置

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JPH11110621A
JPH11110621A JP28293997A JP28293997A JPH11110621A JP H11110621 A JPH11110621 A JP H11110621A JP 28293997 A JP28293997 A JP 28293997A JP 28293997 A JP28293997 A JP 28293997A JP H11110621 A JPH11110621 A JP H11110621A
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JP
Japan
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control unit
terminal control
address
vending machine
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP28293997A
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English (en)
Inventor
Toshitake Maruyama
敏武 丸山
Yasuhiko Miyata
泰彦 宮田
Seiji Ebukuro
清治 江袋
Yasuhiro Yamazaki
康宏 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御線がなくても、手間をかけずに、多数の
端末制御部にアドレス設定ができるようにする。 【解決手段】 主制御部1と各端末制御部2,3,・・
・との間でデータの伝送を行うための通信線A,Bをオ
ンオフするゲート回路2A,2B,・・・を各端末制御
部に設けて、後続する端末制御部へのデータの伝送をオ
ンオフできるようにする。そして、アドレス設定時に
は、主制御部1は、通信線Bに順次異なるアドレスを出
力し、各端末制御部2,3,4は、最初にゲート回路を
オフにし、アドレスを受信して自己のアドレス設定が終
了したらゲート回路をオンにする。そのようにして、主
制御部1に最初に接続されている端末制御部2から順
に、後続する端末制御部へ順次異なるアドレスが送られ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品選択スイッチ
や販売可ランプ,売切ランプ、あるいは、商品搬出ソレ
ノイド,売切スイッチ等を商品収納コラム毎に一つのユ
ニットにし、各ユニット毎に端末制御部で制御し、その
ような端末制御部を主制御部で統括制御するようにした
自動販売機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な自動販売機の制御装置で
は、自動販売機の内部を表示機構,販売機構,硬貨処理
機構等の部分に分け、それらを各部分毎に端末制御部で
制御し、それら端末制御部を主制御部で統括制御するよ
うにしていた。しかしながら、そのような自動販売機の
制御装置では、1台の自動販売機で販売する商品の品数
が多くなると、例えば、表示制御部から商品選択ボタン
や販売可ランプ,売切ランプ等へ接続するハーネスの本
数が数百本にもなってしまい、配線作業に手間がかかる
上、コスト高になるということが問題になる。
【0003】そこで、表示機構を商品毎に商品選択スイ
ッチ,販売可ランプ,売切ランプでユニット化し、それ
らのユニット毎に端末制御部を設け、それらの端末制御
部と主制御部との間でシリアル通信を行うことにより制
御を行うことにより、ハーネス数を削減した自動販売機
の制御装置が提案されている。そのような自動販売機の
制御装置では、端末制御部の数が数十にもなって、各端
末制御部にアドレスを設定するのに、各端末制御部毎に
設けられたデジタルスイッチで設定するのでは手間がか
かり過ぎる。それを解決する手段として、次に説明する
ような方法が採られている。
【0004】図4は、従来の自動販売機の制御装置の構
成図である。主制御部1と各端末制御部2,3,4・・
・との間を通信線A,Bで接続すると共に、主制御部1
と最初の端末制御部2との間、および各端末制御部3,
4,・・・の間を制御線Cで接続する。さらに、各端末
制御部2,3,4,・・・では、制御線Cにゲート回路
を設け、次段の端末制御部へのアドレス書込信号の送信
をオンオフ制御できるようにしている。
【0005】そして、各端末制御部2,3,4,・・・
にアドレスを設定する際には、主制御部1はまず、通信
線Bを通して、各端末制御部2,3,4,・・・にアド
レス設定コマンドを送信する。各端末制御部2,3,
4,・・・は、それを受けて、制御線Cに設けたゲート
回路をオフにする。その後、主制御部1は、制御線Cを
通してアドレス書込信号を送りながら、通信線Bを通し
て、アドレスを順次出力していく。
【0006】最初、各端末制御部2,3,4,・・・の
ゲート回路はオフになっているので、上記アドレス書込
信号を受けることができるのは、主制御部1に制御線C
が直接接続されている端末制御部2だけであるので、最
初に送られてきたアドレスは、端末制御部2に書き込ま
れる。そして、端末制御部2は、自己のアドレス記憶部
にアドレスを書き込むと制御線のゲート回路をオンにす
る。その結果、主制御部1から次に送られてくるアドレ
ス書込信号は、端末制御部2,3が受けることができ
る。そして、端末制御部2は既にアドレスが設定されて
いるためアドレスの書込は行わず、次に送られてきたア
ドレスは、端末制御部3に書き込まれる。以下同様にし
て、端末制御部4以降にアドレスが書き込まれていく。
【0007】主制御部1は、所定数の端末制御部にアド
レスを書き込んだら、アドレス設定の作業を終了する。
従来は、このようにして、多数の端末制御部のアドレス
設定を行っていた。
【0008】なお、このような自動販売機の制御装置に
関連する従来の文献としては、例えば、特開平4-211890
号公報(G07F 5/22) がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の自動販売機の制御装置では、制御線Cが必要で
あり、コスト高になるという問題点があった。なお、制
御線1本1本のコストはさほど高くないが、端末制御部
の数が多くなると、その分、制御線およびそれを接続す
るためのコネクタが必要になり、また、接続作業にも手
間がかかるので、トータルとしてコスト高につながる。
【0010】本発明は、そのような問題点を解決し、制
御線Cがなくても多数の端末制御部にアドレス設定がで
きるようにすることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1記載の自動販売機の制御装置は、自動販売
機の各部を個別に制御する複数の端末制御部と、前記複
数の端末制御部を統括して制御する主制御部と、前記主
制御部と各端末制御部との間でデータの伝送を行うため
の通信線とを具えた自動販売機の制御装置であって、前
記各端末制御部間で前記通信線をオンオフするゲート回
路を各端末制御部に設けて、後続する端末制御部へのデ
ータの伝送をオンオフできるようにしたことを特徴とす
る。このようにすると、アドレス設定時には、アドレス
を順次送信しながら、通信線に設けたゲート回路をオン
オフさせることにより、制御線がなくても特定の端末制
御部に特定のアドレスを送るようにすることができ、ま
た手間をかけずに、多数の端末制御部にアドレスを設定
することが可能になる。
【0012】また、請求項2記載の自動販売機の制御装
置は、アドレス設定時に、前記主制御部は順次異なるア
ドレスを通信線に出力し、各端末制御部は、前記ゲート
回路を最初はオフにし、アドレスを受信した後にオンに
して、後続する端末制御部へアドレスが送られるように
したことを特徴とする。このようにすると、各端末制御
部に順次異なるアドレスを設定していくことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図2は、自動販売機の制御
装置の制御ブロック図である。図2において、10,2
0は、それぞれ特定の商品収納コラムに対応させてユニ
ット化した表示ユニット、11はその表示ユニットを制
御する表示制御部、12は販売可表示用LED、13は
売切表示用LED、14は商品選択スイッチ、30,4
0は、それぞれ特定の商品収納コラムに対応させてユニ
ット化した販売ユニット、31はその販売ユニットを制
御する販売制御部、32は商品搬出ソレノイドをオンオ
フさせるリレー、33は売切スイッチである。
【0014】図示はしないが、表示ユニット20は、表
示ユニット10と同様に、表示制御部、販売可表示用L
ED、売切表示用LED、商品選択スイッチを有してお
り、販売ユニット40は、販売ユニット30と同様に、
販売制御部、リレー、売切スイッチを有している。表示
制御部11,販売制御部31は、主制御部1に接続され
ていて、端末制御部として、主制御部1により制御され
る。例えば、32コラムの自動販売機では、表示制御
部,販売制御部は、それぞれ32個ずつ必要になり、端
末制御部の数は合計64個以上になる。
【0015】そのように多数ある端末制御部の全てにア
ドレスを設定するのに、いちいち各端末制御部に設けた
デジタルスイッチを操作して設定するのでは、手間が掛
かりすぎる。また、図4に示したような方法では、制御
線が必要になって、コスト高になる。そこで、本発明で
は、制御線を使うことなくアドレス設定ができるように
した。
【0016】図1は、本発明の自動販売機の制御装置の
構成図である。本発明では、制御線を廃止すると共に、
各端末制御部2,3,4,・・・毎に、通信線A,Bを
オンオフするゲート回路2A,2B,・・・を設けてい
る。そして、各端末制御部は、その端末制御部にアドレ
スが設定されるまで、次の端末制御部への通信線のゲー
ト回路をオフにし、次の端末制御部へアドレスが送信さ
れないようにすることにより、個々の端末制御部に、異
なるアドレスを設定するようにしている。なお、ゲート
回路2A,2B,ゲート回路3A,3B,・・・は、そ
れぞれ端末制御部2,端末制御部3のゲート端子GATEか
ら与えられるゲート信号により、オンオフ制御される。
【0017】次に、フローチャートを参照しながら、本
発明の制御装置によるアドレス設定動作を説明する。図
3は、アドレス設定のフローチャートであり、図3
(イ)は、主制御部の処理を示し、図3(ロ)は、端末
制御部の処理を示している。
【0018】主制御部1は、まず、通信線Bを通して、
アドレス設定コマンドを送信する(ステップM1)。各
端末制御部2,3,・・・は、主制御部1から送信され
たアドレス設定コマンドを受信し(ステップS1)、通
信線に設けられた、それぞれのゲート回路を、オフに切
り換える(ステップS2)。その後、主制御部1からア
ドレスを受信したか否かを判別しながら、アドレスが送
られてくるのを待つ(ステップS3)。
【0019】次に、主制御部1は、アドレスAを送信す
る(ステップM2)。その時、通信線のゲート回路は、
全てオフになっているため、最初のアドレスAを受信で
きるのは、主制御部1にゲート回路を介さずに直接接続
されている端末制御部2だけである。そこで、端末制御
部2は、アドレスAを受信したら、受信したアドレスA
をアドレス記憶部に格納し、通信線Aを通して、主制御
部1に応答信号を送信する(ステップS4)。そして、
次の端末制御部3に、主制御部1からのアドレスが送信
されるように、ゲート回路2A,2Bをオンに切り換え
る(ステップS5)。
【0020】主制御部1は、端末制御部から送られてき
た応答信号に基づいて、最終の端末制御部のアドレス設
定が終了したか否かを判別し(ステップM3)、まだ終
了していなかったら、前回送信したアドレスAに1を加
えて(ステップM4)、再びアドレスを送信する(ステ
ップM2)。
【0021】その時、通信線のゲート回路は、ゲート回
路2A,2Bのみがオンになっていて、その他のゲート
回路はオフになっており、また、端末制御部2は、アド
レス設定が終了しているため、そのアドレスAを受信で
きるのは、端末制御部3だけである。そこで、端末制御
部3は、上記端末制御部2の場合と同様に、アドレス記
憶部にアドレスを格納し、応答信号を送信した後、主制
御部1からのアドレスが次の端末制御部4に送信される
ように、ゲート回路3A,3Bをオンに切り換える。
【0022】以下同様な処理が繰り返されて、後続する
各端末制御部・・・,4,5に順次、異なるアドレスが
設定されていく。そして、主制御部1は、最終の端末制
御部からアドレス設定の応答があって、全ての端末制御
部のアドレス設定が終了したことが確認できたら、アド
レス設定処理を終了する。
【0023】アドレス設定完了後は、各端末制御部のゲ
ート回路はオンの状態になり、各端末制御部は、普通に
バス接続された状態になる。したがって、その後は、主
制御部1は、ポーリング方式で、各端末制御部との間で
データの交信が可能になる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次に記載するような効果を奏する。請求項
1記載の自動販売機の制御装置は、主制御部と各端末制
御部との間でデータの伝送を行うための通信線をオンオ
フするゲート回路を各端末制御部に設けて、後続する端
末制御部へのデータの伝送をオンオフできるようにし
た。その結果、アドレス設定時には、制御線がなくて
も、通信線に設けたゲート回路をオンオフさせることに
より、特定の端末制御部にアドレスを送るようにするこ
とができ、また手間をかけずに、多数の端末制御部にア
ドレスを設定することが可能になる。
【0025】また、請求項2記載の自動販売機の制御装
置は、アドレス設定時に、前記主制御部は順次異なるア
ドレスを通信線に出力し、各端末制御部は、最初に前記
ゲート回路をオフにし、アドレスを受信した後にゲート
回路をオンにして、後続する端末制御部へアドレスが送
られるようにした。その結果、各端末制御部に順次異な
るアドレスを設定していくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機の制御装置の構成図であ
る。
【図2】自動販売機の制御装置の制御ブロック図であ
る。
【図3】アドレス設定のフローチャートである。
【図4】従来の自動販売機の制御装置の構成図である。
【符号の説明】
1…主制御部 2…端末制御部 10,20…表示ユニット 11…表示制御部 12…販売可表示用LED 13…売切表示用LED 14…商品選択スイッチ 30,40…販売ユニット 31…販売制御部 32…リレー 33…売切スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 山崎 康宏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機の各部を個別に制御する複数
    の端末制御部と、前記複数の端末制御部を統括して制御
    する主制御部と、前記主制御部と各端末制御部との間で
    データの伝送を行うための通信線とを具えた自動販売機
    の制御装置であって、前記各端末制御部間で前記通信線
    をオンオフするゲート回路を各端末制御部に設けて、後
    続する端末制御部へのデータの伝送をオンオフできるよ
    うにしたことを特徴とする自動販売機の制御装置。
  2. 【請求項2】 アドレス設定時に、前記主制御部は順次
    異なるアドレスを通信線に出力し、各端末制御部は、前
    記ゲート回路を最初はオフにし、アドレスを受信した後
    にオンにして、後続する端末制御部へアドレスが送られ
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動販売
    機の制御装置。
JP28293997A 1997-09-30 1997-09-30 自動販売機の制御装置 Pending JPH11110621A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015022906A1 (ja) * 2013-08-16 2015-02-19 パナソニック株式会社 自動販売機及びその制御装置並びに自動販売機の制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015022906A1 (ja) * 2013-08-16 2015-02-19 パナソニック株式会社 自動販売機及びその制御装置並びに自動販売機の制御方法
JP2015036950A (ja) * 2013-08-16 2015-02-23 パナソニック株式会社 自動販売機及びその制御装置並びに自動販売機の制御方法

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