JPS599378B2 - 散布式ウオツシヤ装置 - Google Patents

散布式ウオツシヤ装置

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JPS599378B2
JPS599378B2 JP51076666A JP7666676A JPS599378B2 JP S599378 B2 JPS599378 B2 JP S599378B2 JP 51076666 A JP51076666 A JP 51076666A JP 7666676 A JP7666676 A JP 7666676A JP S599378 B2 JPS599378 B2 JP S599378B2
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JP
Japan
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pair
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washer device
control
cleaning liquid
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JP51076666A
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金治 高橋
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Tokyo Sokuhan Co Ltd
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Tokyo Sokuhan Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車、鉄道、船舶、、航空機等の前面、側面
、後面の窓ガラス面、あるいは前照灯ガラス面を洗浄す
るために液体を扇状に噴射するウオツシヤ装置に関する
ものである。
従来の例えば自動車用のウインドウオツシヤ装置は、小
孔ノズルから洗浄液を棒状に噴出するために、ウインド
シールド面の一部にしか、洗浄液がかからず、ワイパー
始動時には一部空掃きとなり、ワイパープレートやウイ
ンドシールド面を傷つけることがあつた。
さらに洗浄液をワイパーブレードでウインドシールド面
に広げながら拭き取るので良好な洗浄効果が期待できす
、数回の拭き取りが必要となる。又洗浄液が小面積にか
たまつて吹きつけられ、水たまりとなつて運転者の視野
を歪める現象がある。又偏平ノズルや複数の細孔を配設
したノズルを用いたウインドウオツシヤ装置は、同時に
全孔から洗浄液を噴射するために、噴射された洗浄液の
勢が弱くて、洗浄液のみでの洗浄効果が少なく、しかも
車両等の走行による風によつて他の方向に噴流が流され
たりする。またノズル部が狭いために洗浄液中に混入し
た小さな塵埃によつて目詰りを起すことがある。更に噴
出流路も多いので、限られた容量の洗浄液を度々補充し
なければならないという欠点が多条あつた。
本発明は、上述の欠点を解決するためになされたもので
、その要旨は洗浄液を細粒化した点滴が連続する噴流と
し、これを扇状に拡散するようにした正圧双制御流路形
発振器を用いて、ウインドシールド面全体にわたつて洗
浄流を吹きつけることを特徴とするウインドウオツシヤ
装置である。
以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳細に説明す
る。第1図は自動車の前側ウインドシールト面用ウオツ
シヤ装置を示すもので、本実施例ではウインドシールト
1にウオツシヤ液を扇状に吹きつけるウオツシヤ装置を
車体2に2個備えた実施例である。
これらウオツシヤ装置3を車体に取付けるためにブラケ
ツトが付いた洗浄液給液管であるパイプ4、及びエンジ
ンルーム内に取付けた洗浄液圧送用のポンプ5を具備し
た洗浄液用タンク6と、上記ポンプ5から前記ウオツシ
ヤ装置3に洗浄液を圧送する分岐管を備えたビニールホ
ース7を有し、操作釦(図示せず)の操作により洗浄液
をウインドシールド1面上の適当な位置に散布できるよ
うに構成されている。次に第2図乃至第5図においてウ
オツシヤ装置3の構造を詳細に説明する。
パイプ4の一端には、液体の供給路のついた合成樹脂製
のブラケツト8が取付けられ、これに自励発振形純流体
素子9を形成する合成樹脂製のエレメント10が取付い
ている。
このブラケツト8とエレメン口0の取付けにはビス止め
、接着、溶着、嵌込み等の適宜固定手段で固定されてい
るものである0このブラケツト8に純流体素子のパター
ンが形成され、エレメント10がその蓋という構成でも
よいし、又、純流体素子が中板でブラケツトとカバーに
はさまれる構成であつてもよい。また本実施例では流体
素子の材質を合成樹脂で形成したが、これに限るもので
はなく、例えば金属、ガラス、セラミツク等で成形する
ことも可能であるO本発明に使用する自励発振形純流体
素子9として、第3図に側壁付着形純流体素子を用いた
正圧双制御流路形発振器11を示す。
この正圧双制御流路形発振器11は、液体の供給ポート
12と、その下流にある主ノズル13と、主ノズル13
に交差する一対の制御ノズル14−,,14−2と、主
ノズル13から下流の流路を形成している一対の側壁1
5−1,15−2と、側壁15−1,15−2の途中か
ら流れの一部を取入れる一対の制御ポート16−,,1
6−2と、一対の制御ノズル14−1,14−2の各々
にそれぞれ制御流を送る一対の正圧制御流路17−,,
17−2と、前記一対の側壁が前記一対の制御ボート付
近から主ノズルの中心線に向つて収斂することによつて
形成され、かつ前記主ノズル13の中心線上に位置する
狭隘なスロート18と、該スロートより下流に向つて漸
次拡くように形成された出口領域19と、該出口領域1
9を形成している一対の出口壁20−1,20−2とか
ら成る。
これらのパターンは平板に、ある深さをもつた溝で成形
されている。主ノズル13から噴出する主噴流が、側壁
15−1に沿つて付着噴流となり狭隘なスロート18を
通つて出口領域19の出口壁20−2に向い外部に噴出
する。このとき付着噴流の一部は側壁15−1にある匍
脚ポート16−1に入り、正圧制御流路17−1を通つ
て制御ノズル14−1に送られる。この制御流によつて
、主噴流は側壁15]を離れ反対側の側壁15−2に付
着し、この付着噴流はスロート18を通り、出口壁20
−1に向い外部に噴出する。この際にも付着噴流の一部
は制御ポート16−2に入り、正圧制御流路17−2を
通つて制御ノズル14−2に送られて主噴流を側壁15
−1側に切換える。かくして噴流は出口壁20−2の方
向に偏向する。このようにして、何等可動部分なくして
、自体内の制御流のみで主噴流の切換えを行い、流体の
自励発振が行なわれる0この噴流の周期的偏向は出口領
域19を横切つて、周期的な往復運動による噴流の掃引
を行なうことになる。発振周波数は流体素子の形状、寸
法および供給流体の圧力等によつて変わるが、比較的高
い周波数であるため、流体は細粒化され、スロート18
において拡散され、点滴の噴流が出口領域内を掃引して
放射され、一様な水滴分布の扇形模様の散布となる。こ
のようにして細粒化した噴流、いわば液体の散弾がウイ
ンドシールド1面に吹きつけられることになり、ウイン
ドシールド1面上の泥、塵俟や固形物を液体で叩き落し
てワイパー作用と共に洗浄効果をあげるものである。
更に本実施ではウオツシヤ液が扇状広範囲に一様に散布
されるので一層洗浄効果がよく、ワイパーブレードの一
回の払拭で、すみやかに拭浄することができる。また本
ウオツシヤ装置に塵埃が混入しても発振による流体の振
動により外部へ噴出され目詰りを起し難い。尚、第1図
はウオツシヤ装置を2個取付けた例であるが、ウインド
面の大きさによつてウオツシヤ装置1個で充分に目的を
達することができる。第4図はその実施例であり、ウイ
ンドシールド1の・略中央線上又は適当な位置にウオツ
シヤ装置3を取付けたものである。このウオツシヤ装置
3は広角の噴流を出すので、この散布によつてウインド
シールドの巾方向の全体にわたつて濡らすことができる
。従つて2個又は1個のワイパーブレードで直ちに拭浄
し汚れを除去できる。従来のノズルをもつてしては2個
を必要とするが、本発明によると1個のウオツシヤ装置
で、より以上の洗浄効果が得られると共に洗浄液の消費
も少なくなる効果がある。第5図は洗浄液を吹きつける
位置を示す図である。
扇状の液体散布面が、ウインドシールド1に当る位置、
即ち洗浄液を吹きつける位置をワイパーブレードの作動
する高さ力向の中央部か、中央部よりやや上方にするこ
とによつて、横線的に吹きつけられた洗浄液でガラス面
の広範囲にわたつて濡らすことができると共に、ガラス
面に沿う洗浄液の流下により、略均等に濡らすことにな
り、ワイバーブレードの拭浄効果が更にあがる。しかし
これに限るものではなく、必要に応じてガラス面の横方
向及び縦方向の所望位置に吹きつけることも可能である
。以上に述べたように、本発明による散布式ウオツシヤ
装置によれば、次のような優れた効果が期待できるもの
である。
(1)洗浄液を扇状模様に掃引、拡散し、広範囲に均一
な散布を瞬時に行なつて、ウインドシールド面を全面的
に洗浄する。
(2)広範囲の洗浄液散布により、ワイパーブレード作
動時にウインドシールド面やワイパーブレードを傷つけ
ることがなくなる。
(3)略均一に細粒化した水滴を散弾的に放射しウイン
ドシールド面に叩きつけるので、洗浄効果が大きい。
(4)発振作用によつて流体が振動するので、ゴミ等を
振り落し、ノズルが目詰りしない。
(5)従来の偏平ノズル等に比べて洗浄液の勢が強いた
め走行による風の影響を受けない。
(6)洗浄液の少ない量でも、従来のウオツシヤノズル
と同等以上の効果が得られる。
(7)可動部分や機械的、電気的構造が全くないので摩
耗や破損がなく、長寿命である。
(8)構造が極めて簡単であり、製造も容易で安価に実
施できる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明よりなる散布式ウオツシヤ装置の
実施例を示し、第1図はそのウオツシヤ装置を自動車の
ウインドシールド部に装着した状態を示す斜視図、第2
図はそのウオツシヤ装置のみを示す斜視図、第3図は側
壁付着形純流体素子を用いた正圧双制御流路形発振器の
動作原理を示す説明図、第4図および第5図は本発明ウ
オツシヤ装置による洗浄液の噴射飛跡を示す説明図であ
る。 1・・・・・・ウインドシールド、2・・・・・・車体
、3・・・・・・ウオツシヤ装置、4・・・・・・洗浄
液給液管たるパイプ、5・・・・・・ポンプ、6・・・
・・・洗浄液用タンク、7・・・・・・ビニールホース
、8・・・・・・ブラケツト、9・・・・・伯動発振形
純流体素子、10・・・・・・エレメント、11・・・
・・・正圧双匍脚流路形発振器、12・・・・・・液体
供給ポート、13・・・・・・主ノズル、14−1,1
4−2・・・・・・制御ノズル、15−1,15−2・
・・・・・側壁、16−1,16−2・・・・・・制御
ポート、17−1,17−i・・・・・正圧制御流路、
18・・・・・・スロート、19・・・・・・出口領域
、20−1,20−2・・・・・・出口壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 液体供給ポートと、該供給ポートの下流にある主ノ
    ズルと、該主ノズルに交差する一対の制御ノズルと、該
    主ノズルから下流の流路を形成している一対の側壁と、
    該一対の側壁の各々の途中から流れの一部を取入れる一
    対の制御ポートと、該一対の制御ポートの各々から前記
    一対の制御ノズルの各々に制御流を送る一対の正圧制御
    流路と、前記一対の側壁が前記一対の制御ポート付近か
    ら主ノズルの中心線に向つて収斂することによつて形成
    され、かつ前記主ノズルの中心線上に位置する狭隘なス
    ロートと、該スロートより下流に向つて漸次拡がるよう
    に形成された出口領域と、該出口領域を形成する一対の
    出口壁とから成る正圧双制御流路形発振器を、洗浄液給
    液管に接続せしめ、該正圧双制御流路形発振器の前記狭
    隘なスロートより、発振しつつ霧滴状に噴射される扇状
    拡散水滴をウインドガラスに散布することを特徴とする
    散布式ウオツシヤ装置。
JP51076666A 1976-06-29 1976-06-29 散布式ウオツシヤ装置 Expired JPS599378B2 (ja)

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