JPS599111Y2 - 密閉型電動圧縮機のユニット構造 - Google Patents

密閉型電動圧縮機のユニット構造

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Publication number
JPS599111Y2
JPS599111Y2 JP6792878U JP6792878U JPS599111Y2 JP S599111 Y2 JPS599111 Y2 JP S599111Y2 JP 6792878 U JP6792878 U JP 6792878U JP 6792878 U JP6792878 U JP 6792878U JP S599111 Y2 JPS599111 Y2 JP S599111Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
block
fixing pin
unit structure
electric compressor
Prior art date
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Expired
Application number
JP6792878U
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English (en)
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JPS54168612U (ja
Inventor
利夫 上辻
Original Assignee
松下冷機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下冷機株式会社 filed Critical 松下冷機株式会社
Priority to JP6792878U priority Critical patent/JPS599111Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、密閉型電動圧縮機におけるユニット構造の改
良に関するもので、騒音の低減化をはかることを目白勺
の一つとするもので゛ある。
従来、密閉型電動圧縮機のステータとブロックの固定は
、第3図に示すように、ボル}aとナットbにて行なっ
ていた。
Cは電動機のステーターで、dは圧縮機のブロックを示
している。
したがって、ブロックdで発生した振動が直接もしくは
ボル}aを通して、ステータCに伝達し、ステータCの
共振を引き起こして圧縮機の騒音の一つの要因となって
いた。
本考案は密閉ケース内に収納される電動要素と圧縮要素
からなるユニットと、耐フロン、耐熱、耐油性の合或樹
脂からなり、途中にフランジ部を有する固定ピンとを備
え、そして電動要素のモータと圧縮要素のブロックに形
或したステータ側透孔およびブロック側透孔へ上記固定
ピンを挿通すると共に前記フランジ部を前記ブロックと
ステータ間に位置させ、さらに前記固定ピンの両端を変
形させて前記ブロックとステータを固定するもので、ブ
ロックからステータへの振動伝達を固定ピンにより低減
させ、かつ製造時間の短縮をはかるものである。
以下、本考案をその一実施例を示す添付図面の第1図、
第2図を参考に説明する。
同図において、1は密閉ケースで、圧縮要素2と電動要
素3からなるユニット4を収納している。
ユニット4は図のように電動要素3のステータ5部で、
スプリング6によって密閉ケース1に支持されている。
ステータ5と電動要素2のブロック7は、固定ピン8に
よって固定してある。
この固定ピンは、耐熱、耐フロン、耐油性を有する6ナ
イロン系の樹脂に鉛をまぜた制振材によって形威されて
いる。
9はステータ5に設けたステータ側透孔、10はブロッ
ク7に設けたブロック側透孔である。
前記ステータ5とブロック7の間には、固定ピン8に設
けられたフランジ8aが介在しており、ステータ5とブ
ロック7同志の接触は全くない。
したがって、ブロック7で発生した振動は、固定ピン8
を通じてステータ5に伝達し、ブロック7からステータ
5への振動伝達は緩和される。
その結果、ステータ5よりスプリング6を通して密閉ケ
ース1に伝達する振動は、従来のようにステータCとブ
ロックdをボルトaとナットbで゛固定したものより小
さいものとなる。
またステータ5から密閉ケース1内のガスにより密閉ケ
ース1に伝達される振動も小さくなる。
したがって、密閉ケース1より発生する騒音の低減をは
かることができる。
次にステータ5とブロックの固定について説明する。
第2図aにおいて、固定ピン8の両端部8b,8Cは、
それぞれステータ5,ブロック7より、メルテイングに
充分な長さだけ突出している。
ステータ5のステータ側透孔9は取り付け調整のため、
固定ピン8の径に対して充分な裕度が取ってある。
まず固定ピン8のブロック側端部8bを超音波によって
メルテイングし、第2図bで示すように固定ピン8をブ
ロック7に固定する。
次にローター・クランク取り付け調整をした後、固定ピ
ン8のステータ側端部8Cを超音波によりメルテイング
することによって、第2図Cに示す如く固定ピン8をス
テータ5に固定し、ステータ5とブロック7を固定する
この時、固定ピン8をステータ側端部8Cを充分メルテ
イングして、ステータ側透孔9にとけ込ませることによ
り第2図Cの大径部8dに変形し、しっかりと固定させ
る。
なお超音波により、メルテイング固定は瞬時に行なわれ
る。
上記実施例より明らかなように、本考案における密閉型
電動圧縮機のユニット構造は、密閉ケース内に、電動要
素と圧縮要素からなるユニットを収納し、さらに耐フロ
ン、耐熱、耐油性の合戒樹脂からなり略中夫にフランジ
部を有する固定ピンを形或し、前記圧縮要素のブロック
と前記電動要素のモータに、前記固定ピンが挿通するブ
ロック側透孔とステータ側透孔を形或し、さらに前記固
定ピンのフランジ部を前記ブロックとステータ間に介在
し、前記固定ピンにて前記電動要素と圧縮要素を固定し
たもので、合或樹脂からなる固定ピンの使用により、ブ
ロックからステータ部への振動伝達が特にフランジ部に
より減衰され、緩和でき、さらにステータ部からブロッ
ク側への磁気漏洩が防止でき、圧縮機より生じる騒音の
低減化がはかれる。
さらに、固定ピンの両端をメルテイングして固定するこ
とにより、ステータとブロックの固定が瞬時に行なえ、
作業性が向上する等、種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるユニット構造を具備
した密閉型電動圧縮機の断面図、第2図a−1)−cは
それぞれ同ユニット構造におけるステータとブロックの
固定工程を示す要部断面図、第3図は従来例を示すユニ
ット構造の要部断面図である。 1・・・・・・密閉ケース、2・・・・・・圧縮要素、
3・・・・・・電動要素、5・・・・・・ステータ、7
・・・・・・ブロック、8・・・・・・固定ピン、8a
・・・・・・フランジ、9・・・・・・ステータ側透孔
、10・・・・・・ブロック側透孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)密閉ケース内に収納される電動要素と圧縮要素か
    らなるユニットと、耐フロン、耐熱、耐油性の合成樹脂
    からなり、途中にフランジ部を有する固定ピンとを備え
    、前記電動要素のモータと前記圧縮要素のブロックには
    前記固定ピンが挿通するブロック側透孔とステータ側透
    孔を備えており、前記フランジ部を前記ブロックと前記
    ステータ間に位置するようにして、前記ブロックと前記
    ステータを前記固定ピンの両端の変形により固定した密
    閉型電動圧縮機のユニット構造。
  2. (2)固定ピンの両端をメルテイングにて固定した実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の密閉型電動圧縮機のユ
    ニット構造。
JP6792878U 1978-05-19 1978-05-19 密閉型電動圧縮機のユニット構造 Expired JPS599111Y2 (ja)

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JP6792878U JPS599111Y2 (ja) 1978-05-19 1978-05-19 密閉型電動圧縮機のユニット構造

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Publication Number Publication Date
JPS54168612U JPS54168612U (ja) 1979-11-28
JPS599111Y2 true JPS599111Y2 (ja) 1984-03-22

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ID=28975340

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