JPS5990679A - 大形薄物郵便物用区分機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は定形外の大形薄物郵便物などを区分処理す〜る
郵便物区分機に関する。

小形の定形内郵便物の区分作業は機械化されて来て自動
化が進んでいるが、定形外の大形薄物郵便物は、寸法が
大きく、重さが重いなどの理由で機械区分がむずかしく
機械化が遅れているのが現状である。

現在性われている人手による区分では、１回に４０区分
程度が限度であるが、最終的には１００〜３００区分に
する必要があるため２次区分、場合によっては３次区分
を行っているのが現状である。このように同じ郵便物を
何回も区分するのは、区分棚からの取出し、住所読取り
、区分作業等が同一郵便物に関し重複して行われること
になり作業上無駄が多いことになり、作業効率が悪い。

特願昭５５−４３６８号及び特願昭５５−１２３２４３
号には、コーディングデスク部、搬送部、区分集積部等
から構成される区分機が示されているが、この区分機に
おいてはコーディングデスク部は、区分機が設置される
床面ではなく、床面よＶ高い位置に設けられた台上に設
置されているため、コーディングデスク部への郵便物の
供給に不便であったり、機械が大型になりすぎたりして
実用の域に達していないのが現状である。

本発明の目的は従来の不具合を解消し、さらに作業性、
操作性の優れた小型でかつ高速処理可能な大形薄物郵便
物用区分機を提供することである。

以下本発明の一実施例を示した第１図〜第４図にもとづ
き本発明の詳細な説明する。本実施例は、複数の入力部
１、同期移載部２、搬送部３、区分集積部４及び制御部
等から構成されている。入力部１は、該区分機が設置さ
れる同一床面上に、搬送部３に沿って配置されており、
スタッカーｌａ上の郵便物が手動又は自動で入力部のオ
ペレータ５の前に郵便物が一通づつ提示され、オペレー
タ５は該郵便物に記載されている情報（宛先又は、郵便
番号）を見てこれに対応して音声あるいはキーボード打
鍵等の手段により情報を区分機の制御部に人力し、制御
部はこの情報に対応する区分コードを該郵便物に付与す
る。入力部で区分コードが付与された郵便物は一通づつ
同期移載部２へ送出さ゛れる。

同期移載部２は、第２図に示すように複数の入力部１に
対して、それぞれ搬送部３に隣接して設参照）に移載す
る機能を有する。

第２図は同期移載部を示す図で、一対のベルト６、これ
を駆動するローラ類７、及び郵便物を検知する検知器８
等から構成される郵便物の一時保持部１０が１組又は核
数組あり、複数台のときは該保持部は直列に配列されて
いる。入力部１から送出されて来た郵便物９は順次下流
の搬送部側の一時保持部へ送られるが、もし下流の一時
保持部ｌこ郵便物が保持されていたら、該郵便物はその
一時保持部で、下流の一時保持部の郵便物が送出される
まで保持される。搬送部に隣接する一時保持部１０の出
口部は搬送箱１１の移動と同期して一定区間移動しなが
ら保持していた郵便物を搬送箱１１に強制的に横方向か
ら移滅し、移載終了後は元の位置にもどるという往復運
動を繰返す。搬送部の部分を詳細に示すと、第３図のよ
うに上面１２及び手前の横面１３が開口で底板１４が開
閉可能な構造の薄形の箱に、郵便物は一通づつ立位状態
で収納され、厚さ方向に搬送されるので折曲がったり傷
つく心配はまったくない。搬送箱１１が等間隔に多数取
付けられているユニバーサルチェーン１５は、水平及び
垂直方向に屈曲自在で図示されていない駆動系により駆
動されておりガイドレール１６に沿って移動する。搬送
箱１１には安定走行のため車輪１７が取付けられており
、本車輪はガイドレール１６と平行し、郵便物の落下に
支障のない位置に配設されたレール１８上を走行するた
め、搬送箱は安定して移動する。本発明において入力部
が床面上に配置されているので、この部分では搬送部は
底い位置に配設され、区分集積部では集積されている郵
便物を作業者が取出しやすい高陰に集積箱が配置されて
いるため、区分集積部の上を走行する搬送部は必然的に
高い位置に配設されることになる。

搬送部３にはユニバーサルチェーンが使用されているの
で自由に曲げることが可能で、入力部、区分集積部など
の配置は、機械の設置される場所及びユーザーの要求に
合うようにすることができる。第１図及び第４図に示す
ように、入力部の配置に応じてさまざまな対応が可能で
ある。上記のいづれの実施例でも、入力部が配置されて
いる部分及び搬送部が曲がっている部分を除き、搬送部
の下方に集積箱を配置可能である。

区分集積部４は複数の集積箱から構成されており、各集
積箱の搬送部付近にはソレノイド等の駆動源と連結され
ている搬送箱の底板を開（ための制御用のツメが設けら
れており、区分されるべき郵便物が収納された搬送箱が
移動してくると該当する集積箱の制御用のツメが駆動さ
れ、搬送箱に設けられているフックがはずされ、このフ
ックにより保持されて閉じられていた底板は開き、搬送
箱内に収納されていた郵便物は重力の作用により下方に
落下し、集積箱に集積される。この間も搬送部は常に一
定速度で走行している。集積箱の搬透照から落下してく
る郵便物の受入れ口の幅は、搬送箱が走行中に郵便物が
落下しても、郵便物が受入れ口に引掛かることなどの支
障がないような幅にしである。具体的には、搬送箱の走
行速度■、郵便物の下端が該受入れ口に入ってから郵便
物の上端が完全に受入れ口に入るまでの時間をｔとすれ
ば受入れ口の最小必要幅はＶｘｔとなる。搬送部は常に
一定速度■で走行しているので搬送箱のユニバーサルチ
ェーンへの取付ピッチをＰとすれば区分速度Ｖ／Ｐとな
る。郵便物は立位状態で厚さ方向に搬送されるので搬送
箱のピッチは小さくすることができ、区分速度（Ｖ／’
Ｐ）　　は速くなり高速区分ができる。一方入力部は区
分速度に合わせて何台でも設置可能であるので、区分機
全体として高い処理能力が得られる。

以上説明してきたように本発明によれば、区分用集積箱
の数が多くとれるだけでなく、搬送部の屈曲が自由なた
め設置されるスペース及びユーザーからの要求に合った
形状の機械に設計できる自由度が大きく、操作性及び集
積部からの郵便物の取出し作業性が良くコンパクトで、
高速な処理能力を有する大形薄物郵便物用区分機を提供
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す図、第２図は第１図
における同期移載部と、搬送部との関係の機能説明図、
第３図は、第１図における搬送箱部分の詳細図、第４図
は本発明の他の実施例を示す図。 図において１・・・・・・入力部、２・・・・・・同期
移載部、３・・・・・・搬送部、４・・・・・・区分集
積部、５・・・・・・入力部のオペレータ、６・・・・
・・一対のベルト、７・・・・・・ローラ類、８・・・
・・・検知器、９・・・・・・郵便物、１０・・・・・
・一時保持部、１１・・・・・・搬送箱、１２・・・・
・・搬送箱上面、１３・・・・・・搬送箱横面、１４・
・・・・・底板、１５・・・・・・ユニバーサルチェー
ン、１６・・・・・・ガイドレール、１７・・・・・・
車輪、１８・・・・・・レールｉｔ’　　　　　　　　
７７ 篤　　、３　口 ス　　４　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 郵便物に音声または打鍵手段により区分コードを対応さ
   せる複数台の入力部と、少なくとも一面が開口になって
   おり、かつ底板が開閉可能な郵便物搬送用の薄形の搬送
   箱が屈曲自在なユニバーサルチェーンに、等間隔に取付
   けられ定速走行する搬送部と、前記入力部と前記搬送部
   の間に配置され入力部から送出されて来た郵便物を搬送
   箱の移動に同期させて搬送箱に移載する同期移載部と、
   前記搬送部の下方に配置され前記搬送箱の底板が開かれ
   ることにより搬送箱から落下する郵便物を集積する複数
   の集積箱を含む区分集積部とを具備することを特徴とす
   る大形薄物郵便物用区分機。