JPS5990668A - レンズ縁面の塗装方法 - Google Patents
レンズ縁面の塗装方法Info
- Publication number
- JPS5990668A JPS5990668A JP20023382A JP20023382A JPS5990668A JP S5990668 A JPS5990668 A JP S5990668A JP 20023382 A JP20023382 A JP 20023382A JP 20023382 A JP20023382 A JP 20023382A JP S5990668 A JPS5990668 A JP S5990668A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- paint
- coating
- edge surface
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はレンズに関するものであるが、特にレンズの縁
面に墨汁又は塗料を塗装するためのレンズ縁面の塗装方
法に関するものである。
面に墨汁又は塗料を塗装するためのレンズ縁面の塗装方
法に関するものである。
従来、レンズの縁面に墨汁又は塗料を塗布する場合は、
筆や刷毛などを用いていちいち手作業で行っていた。し
たがって１作業能率が悪いばかりか、レンズの縁面や端
面に均一かつ良好に塗布することができず、多くの不良
品ができてし、まい、この不良品を無くすために高度な
熟練を必要としていた。などの多くの問題があった。
筆や刷毛などを用いていちいち手作業で行っていた。し
たがって１作業能率が悪いばかりか、レンズの縁面や端
面に均一かつ良好に塗布することができず、多くの不良
品ができてし、まい、この不良品を無くすために高度な
熟練を必要としていた。などの多くの問題があった。
そこで、これらの問題点を解決するため長年の研究を積
み重ねてきた本願出願人は、その開発結果を先に特許用
Ｍ（特願昭５６−２１４０６３号）した「レンズ縁面自
動塗装装置」として開示した。すなわち９本願出願人が
開発した装置は。
み重ねてきた本願出願人は、その開発結果を先に特許用
Ｍ（特願昭５６−２１４０６３号）した「レンズ縁面自
動塗装装置」として開示した。すなわち９本願出願人が
開発した装置は。
上下の昇降移動を自在ならしめたＶブロックを装設し、
更にこの上昇移動をマイクロヘッドにて塗装レンズの位
置と真空吸着チャックの位置とを自動調節ならしめるレ
ンズ供給位置合せ機構と、２個のチャックギャッチャー
を取付けた真空吸着チャックを設け、該真空吸着チャッ
クをスライドシャフトにより誘導される進退自在な移動
ベースに取付けて、塗装レンズが吸着されている真空吸
着チャックをレンズ供給位置合せ機構と、レンズ塗装機
構間とを前進後退ならしめるレンズ搬送機構と、プーリ
ーを介してベルトにて連動せしめた２本のシャフトの先
端部にそれぞれ塗装ローラーを取付け、該２個の塗装ロ
ーラーをインクタンク内にてローリングせしめ、塗装レ
ンズの縁面と端面とを交互に自動塗装ならしめるレンズ
塗装機構とからなるレンズ縁面自動塗装装置である０ 本発明は、上記レンズ縁面自動塗装装置の改良に関する
ものであり、塗装ローラーのローラー周面に断面山形波
状の溝部を形成し、該溝部に塗料を付着なさしめてレン
ズの縁面に塗料膜層を塗着せしめることによって、レン
ズ縁面の塗装をより良好ならしめたことを目的とするも
のである。
更にこの上昇移動をマイクロヘッドにて塗装レンズの位
置と真空吸着チャックの位置とを自動調節ならしめるレ
ンズ供給位置合せ機構と、２個のチャックギャッチャー
を取付けた真空吸着チャックを設け、該真空吸着チャッ
クをスライドシャフトにより誘導される進退自在な移動
ベースに取付けて、塗装レンズが吸着されている真空吸
着チャックをレンズ供給位置合せ機構と、レンズ塗装機
構間とを前進後退ならしめるレンズ搬送機構と、プーリ
ーを介してベルトにて連動せしめた２本のシャフトの先
端部にそれぞれ塗装ローラーを取付け、該２個の塗装ロ
ーラーをインクタンク内にてローリングせしめ、塗装レ
ンズの縁面と端面とを交互に自動塗装ならしめるレンズ
塗装機構とからなるレンズ縁面自動塗装装置である０ 本発明は、上記レンズ縁面自動塗装装置の改良に関する
ものであり、塗装ローラーのローラー周面に断面山形波
状の溝部を形成し、該溝部に塗料を付着なさしめてレン
ズの縁面に塗料膜層を塗着せしめることによって、レン
ズ縁面の塗装をより良好ならしめたことを目的とするも
のである。
以下１図面に従って本発明の一実施例について説明する
。
。
第１図は２本発明の塗装方法に用いるレンズ縁面自動塗
装装置の機構原理の概要を示したものである。まず、レ
ンズ（Ｌ）を■ブロック（ｖ） 面上に討き、矢印のよ
うに上下移動させて、レンズ（Ｌ）の位置決めをする（
レンズ供給位置合せ機構）。
装装置の機構原理の概要を示したものである。まず、レ
ンズ（Ｌ）を■ブロック（ｖ） 面上に討き、矢印のよ
うに上下移動させて、レンズ（Ｌ）の位置決めをする（
レンズ供給位置合せ機構）。
次に、レンズ（Ｌ）を矢印のように左右方向に移動なら
しめ、塗装ローラー（Ｒ１，Ｒ２）の位置に進退および
後退させる（レンズ搬送機構）。更に、塗料（Ｐｉ、Ｐ
２）を塗装ローラー（］（ｌ、Ｒ２）を介してレンズ（
Ｌ）に塗布する（レンズ塗装機構）。この３機構によっ
て本装置はなでている。
しめ、塗装ローラー（Ｒ１，Ｒ２）の位置に進退および
後退させる（レンズ搬送機構）。更に、塗料（Ｐｉ、Ｐ
２）を塗装ローラー（］（ｌ、Ｒ２）を介してレンズ（
Ｌ）に塗布する（レンズ塗装機構）。この３機構によっ
て本装置はなでている。
次に、レンズ（Ｌ）の塗装方法の原理について説明する
と、■ブロック（Ｖ）上にレンズ（Ｌ） ヲＡ （７）
位置で停止させ、まず（Ｂ）の位置でもってレンズ（
Ｌ）の縁面韓）がｕｉの塗装ローラーで塗布され９次に
レンズ（ηは一段落下しく０）の位置でもってレンズ（
Ｉ、）の端面（Ｎ）がＲ２の塗装ローラーにて塗布され
るそして、レンズ（Ｌ）の縁面（Ｍ）と端面（Ｎ）とに
塗料（ＰＩ、Ｐ２）が塗布されるとレンズ（Ｌ）は元の
Ｖブロック（Ｖ）の（Ｄ）の位置に戻り、この一連の作
動を自動化ならしである。
と、■ブロック（Ｖ）上にレンズ（Ｌ） ヲＡ （７）
位置で停止させ、まず（Ｂ）の位置でもってレンズ（
Ｌ）の縁面韓）がｕｉの塗装ローラーで塗布され９次に
レンズ（ηは一段落下しく０）の位置でもってレンズ（
Ｉ、）の端面（Ｎ）がＲ２の塗装ローラーにて塗布され
るそして、レンズ（Ｌ）の縁面（Ｍ）と端面（Ｎ）とに
塗料（ＰＩ、Ｐ２）が塗布されるとレンズ（Ｌ）は元の
Ｖブロック（Ｖ）の（Ｄ）の位置に戻り、この一連の作
動を自動化ならしである。
第２図は、従来のレンズ縁面の塗装方法の概要を示した
ものであり、１はその塗装ローラーである。２は塗装ロ
ーラーの周面であり、３は塗装するレンズである。４は
レンズ３の縁面に塗布する塗料である。本図からも明ら
かなように、従来方法は塗装ローラー１のローラー周面
２が平らな面になっているためにローラー周面２に塗料
４を付着させてレンズ３を塗装した場合、レンズ３の縁
面と塗装ローラーｌのローラー周面２とが密着した状態
で接触してしまう。
ものであり、１はその塗装ローラーである。２は塗装ロ
ーラーの周面であり、３は塗装するレンズである。４は
レンズ３の縁面に塗布する塗料である。本図からも明ら
かなように、従来方法は塗装ローラー１のローラー周面
２が平らな面になっているためにローラー周面２に塗料
４を付着させてレンズ３を塗装した場合、レンズ３の縁
面と塗装ローラーｌのローラー周面２とが密着した状態
で接触してしまう。
その結果、塗料４がレンズ３の縁面外部にあふれ出てし
まい良好な塗着ができなくなる。つまり、レンズ３の縁
面と塗装ローラー１とが接触した瞬間に塗料４が本図に
示゛酋ように外側に押し出されてしまうからである。し
たがって、レンズ３の縁面に塗着された塗料４は、きわ
めて薄くなりかずれた状態の塗装となってしまう。
まい良好な塗着ができなくなる。つまり、レンズ３の縁
面と塗装ローラー１とが接触した瞬間に塗料４が本図に
示゛酋ように外側に押し出されてしまうからである。し
たがって、レンズ３の縁面に塗着された塗料４は、きわ
めて薄くなりかずれた状態の塗装となってしまう。
このように、従来方法ではレンズ３の縁面に塗料膜層や
塗り幅を高精度化することができず。
塗り幅を高精度化することができず。
これがために塗装ローラー１の材質”を摩耗することな
く、シかも変形しないものが要求されていた。
く、シかも変形しないものが要求されていた。
第３図は本発明のレンズ縁面の塗装方法の概要を示した
ものである。１１は塗装ローラーであり、ローラー周面
１２は断面山形波状の溝部１３が形成されている。この
ローラー周面１２の溝部１３は、はぼ直角（９０°）三
角形の山形波状にしてあり、またその山形波状は等間隔
に形成されている。更にこの山形波状の溝部１３はごく
浅くしである。つまり、この溝部１３は、溝部１３に付
着している塗料１５をレンズ１４の縁面に塗着できる程
度の深さくＭ）の溝であればよい。なお、この溝部すの
形状と深さく口）は使用する塗料１５の濃度とその塗り
方によって多少異ってぐるので、塗装するレンズ１４に
よってその形状に合った塗装ローラー１１に取りかえる
ことも可能である。しかし２通常の場合は本図に示すよ
うな山形波状の溝部１３のローラー周面１２にしておけ
ば一般的な塗装は自在にできる。
ものである。１１は塗装ローラーであり、ローラー周面
１２は断面山形波状の溝部１３が形成されている。この
ローラー周面１２の溝部１３は、はぼ直角（９０°）三
角形の山形波状にしてあり、またその山形波状は等間隔
に形成されている。更にこの山形波状の溝部１３はごく
浅くしである。つまり、この溝部１３は、溝部１３に付
着している塗料１５をレンズ１４の縁面に塗着できる程
度の深さくＭ）の溝であればよい。なお、この溝部すの
形状と深さく口）は使用する塗料１５の濃度とその塗り
方によって多少異ってぐるので、塗装するレンズ１４に
よってその形状に合った塗装ローラー１１に取りかえる
ことも可能である。しかし２通常の場合は本図に示すよ
うな山形波状の溝部１３のローラー周面１２にしておけ
ば一般的な塗装は自在にできる。
次に９本発明の作用について説明ずれば、まず第３図６
′）に示すように塗装ローラー１１を作動するとローラ
ー周面１２に塗料１５が付着しながら自動回転する。す
なわち、ローラー周面認の溝部１３の中にも塗料１５が
付着される。次に、塗装しようとするレンズ１４をこの
塗装ローラー１１に近づけながら、ローラー周面認に接
触させるとレンズ１４とローラー周面■の溝部１３との
間に隙間の個所ができる。その結果、ローラー周面１２
に周面張力が作用し、レンズの縁面に塗料膜層が形成さ
れる。つまり、溝部１３の中に入っている塗料だけがレ
ンズ１４の縁面に付着されるのでその表面に一定の厚み
ある塗料膜ができることになる。この場の塗料膜層は、
溝部１３の深さくＭ）以上の厚さにはならない。すなわ
ち、この塗料膜層は、溝部１３の深さＣＭ）と幅（溝の
角度）によって決ることになる。この膜層は、できるだ
け薄目の方が望しいので２通常は２５／ｕから５ノＬ位
程度が最も良好である。このようにして、塗料膜層を設
けることによって、塗装が安定する。
′）に示すように塗装ローラー１１を作動するとローラ
ー周面１２に塗料１５が付着しながら自動回転する。す
なわち、ローラー周面認の溝部１３の中にも塗料１５が
付着される。次に、塗装しようとするレンズ１４をこの
塗装ローラー１１に近づけながら、ローラー周面認に接
触させるとレンズ１４とローラー周面■の溝部１３との
間に隙間の個所ができる。その結果、ローラー周面１２
に周面張力が作用し、レンズの縁面に塗料膜層が形成さ
れる。つまり、溝部１３の中に入っている塗料だけがレ
ンズ１４の縁面に付着されるのでその表面に一定の厚み
ある塗料膜ができることになる。この場の塗料膜層は、
溝部１３の深さくＭ）以上の厚さにはならない。すなわ
ち、この塗料膜層は、溝部１３の深さＣＭ）と幅（溝の
角度）によって決ることになる。この膜層は、できるだ
け薄目の方が望しいので２通常は２５／ｕから５ノＬ位
程度が最も良好である。このようにして、塗料膜層を設
けることによって、塗装が安定する。
本−発明は９以上のように構成しであるから。
従来の塗装方法による薄くてかすれた状態の塗着を完全
に解消すると共に、常時一定の塗料膜層を成形させるこ
とができるので、安定塗着と再現性を有し、更に塗装ロ
ーラーに良質な材料を設ける必要もなく、シかもただ単
に塗装ローラーの局面に山形波状の溝を設けるだけであ
るから、加工工作上においていたって簡便でありまた低
コストでもって量産加工が可能となる。
に解消すると共に、常時一定の塗料膜層を成形させるこ
とができるので、安定塗着と再現性を有し、更に塗装ロ
ーラーに良質な材料を設ける必要もなく、シかもただ単
に塗装ローラーの局面に山形波状の溝を設けるだけであ
るから、加工工作上においていたって簡便でありまた低
コストでもって量産加工が可能となる。
などの効果からして製造面、経済面、性能面。
実用面等あらゆる面から優れたレンズ縁面の塗装方法と
いえる。
いえる。
第１図は９本発明に用いられる従来公知のレンズ縁面自
動塗装装置の機構原理を示した概要説明図、第２図は、
第１図に示した従来の塗装方法による要部を示した概要
説明図および第３図は、第２図と対比させた本発明の塗
装方法を示した概要説明図である。 １・・・塗装ローラー ２・・・ローラー周面 ３
・・・レンズ４・−・塗料 １１・・・塗装ローラー 校・−・ローラー周面
１３・・・溝部１４・・・レンズ 特許出願人株式会社 春 近 精 密 代理人 弁理士唐木浄治
動塗装装置の機構原理を示した概要説明図、第２図は、
第１図に示した従来の塗装方法による要部を示した概要
説明図および第３図は、第２図と対比させた本発明の塗
装方法を示した概要説明図である。 １・・・塗装ローラー ２・・・ローラー周面 ３
・・・レンズ４・−・塗料 １１・・・塗装ローラー 校・−・ローラー周面
１３・・・溝部１４・・・レンズ 特許出願人株式会社 春 近 精 密 代理人 弁理士唐木浄治
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 塗装レンズの位置と真空吸着チャックの位置とを自動調
節ならしめるレンズ供給位置合せ機構と、塗装レンズの
縁面と端面とを交互に自動塗装ならしめるレンズ塗装機
構と、前記レンズ供給位置合せ機構とレンズ塗装機構間
とを前進後退ならしめるレンズ搬送機構とから成るレン
ズ縁面自動塗装装置において、塗装ローラーのローラー
周面に断面山形波状の溝部を形成し。 該溝部に塗料を付着なさしめてレンズの縁面に塗料膜層
を塗着せしめることを特徴とするレンズ縁面の塗装方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20023382A JPS5990668A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | レンズ縁面の塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20023382A JPS5990668A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | レンズ縁面の塗装方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5990668A true JPS5990668A (ja) | 1984-05-25 |
| JPH0317548B2 JPH0317548B2 (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=16421019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20023382A Granted JPS5990668A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | レンズ縁面の塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5990668A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03296459A (ja) * | 1990-04-13 | 1991-12-27 | Kazama Eng Kk | 自動レンズ墨塗り機 |
| CN102375163A (zh) * | 2011-10-26 | 2012-03-14 | 福建福晶科技股份有限公司 | 一种透镜边缘涂漆方法 |
-
1982
- 1982-11-15 JP JP20023382A patent/JPS5990668A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03296459A (ja) * | 1990-04-13 | 1991-12-27 | Kazama Eng Kk | 自動レンズ墨塗り機 |
| CN102375163A (zh) * | 2011-10-26 | 2012-03-14 | 福建福晶科技股份有限公司 | 一种透镜边缘涂漆方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0317548B2 (ja) | 1991-03-08 |
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