JPS5990646A - 脆性物体の水中破壊方法 - Google Patents

脆性物体の水中破壊方法

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Publication number
JPS5990646A
JPS5990646A JP20126382A JP20126382A JPS5990646A JP S5990646 A JPS5990646 A JP S5990646A JP 20126382 A JP20126382 A JP 20126382A JP 20126382 A JP20126382 A JP 20126382A JP S5990646 A JPS5990646 A JP S5990646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slurry
hole
tubular body
cement
brittle object
Prior art date
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Pending
Application number
JP20126382A
Other languages
English (en)
Inventor
高橋 秋男
彰 斉藤
山保 敬臣
相山 征二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
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  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、岩石、コンクI) −ト等の脆性物体の水中
破壊方法に関する。
従来、淡水中または海水中にある岩石、コンクI) −
トなとの脆性物体は、爆薬、機械力などにより破壊する
ことが行なわれているが、この方法では、振動、騒音、
飛石などによる公害危険が伴うばかりでなく、爆薬を使
用する場合には、偏力が水に伝播して水中又は海中の生
物を死滅させたり、あるいは河川または海中を汚染して
動植物の生態に恕影響を及ぼすので、これの改善が要望
されている。
そこで、脆性物体にあらかじめ穿孔し、孔内に水和して
膨張する物質の水性スラリーを注入し、膨張圧により脆
性物体を破壊する方法が提案されているが、この場合に
は、孔内圧水が存在するので、スラリーが稀釈されたり
、孔外へ流出したりして破壊に必要な膨張圧の発現が困
難になるという欠点がある。
本発明者は、このような欠点をなくすることを目的とし
て種々検討した結果、例えば合成樹脂製袋のように適度
な可撓性を有する細長袋を伸縮自在な管状体を補助具と
して孔内に挿入し、スラリーを注入すればよいことを見
い出し、本発明を完成I−たものである。
すなわち、本発明は、水面下にある脆性物体に穿孔した
後、該穿孔径と同程度もしくはやや大きな径を有する可
撓性の細長袋を、伸縮自在な管状体を内在させて穿孔内
に挿入し、該管状体を引き抜きながら前記細長袋に膨張
性物質のスラリーを注入することを特徴とする脆性物体
の水中破壊方法である。
以下、さらに詳しく本発明を説明すると、細長袋の材質
は、それ自体の取扱い性が容易であること及び孔内への
挿入作業性と膨張圧の伝達性を良好とするために、適度
な可続性を有することが必要であり、水との接触をさけ
てスラリーの稀釈をなくするために不透水性であること
が望ましい。
具体的には、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ナイロン
などの合成樹脂や耐水性紙である。細長袋の大きさは、
袋内に注入されたスラリーが孔壁と十分に接するために
、穿孔径と同程度もしくはやや大きな径とするのがよく
、また、その長さは、穿孔内に挿入され、かつ、注入口
が水面上に位置するような大きさであればよい。肉厚は
、耐久性と膨張圧の伝達性の点から、0.5龍以下が望
ましい。
伸縮自在な管状体は、前記袋状体内にスラリーを注入す
る際の案内管として機能し、スラリーの注入に伴なって
引き抜かれるものである。その管状体は伸縮自在とする
ことにより、水深の深いところでも、細長袋の孔内への
挿入作業性とその後のスラリーの注入作業性が容易どな
る。すなわち、孔内に細長袋を挿入する際には組長袋に
伸縮自在な管状体の先端を差し込んでから管状体を引き
伸ばしながら孔内に挿入できるし、また、スラリーを注
入する際には、管状体を引き抜きながら縮めていけば、
常に、スラリー注入口の高さ位置を一定とすることがで
きるので注入作業性が良好となり、水深に関係のない効
率的な破壊工事が可能となる。伸縮自在な管状体として
は、釣り竿のような継ぎ方式や物干し竿のような伸縮方
式のいずれであってもよく、また、その材質は、金属、
プラスチック、カーボン、竹など特に制約を受けない。
図面は、本発明を説明するための概略断面図であり、水
面下にある脆性物体1の穿孔2内に、細長袋3が伸縮部
a、bを有する伸縮自在な管状体4を補助具として挿入
されていることを示す。なお、5はスラリー注入口であ
る。
本発明で使用さhるスラリーは、−膨張性物質のスラリ
ーであり、その膨張性物質としては、市販されている岩
石pコンクリート等の破砕剤や、セメント膨張材もしく
はセメント膨張材を配合した膨張セメントが使用される
。破砕剤の商品名としては、小野田セメント(株)「プ
ライスター」、住友セメント(昧)IEI−マイト」、
電気化学工業(株)[デンカケミアツクス」等があり、
また、セメント膨張材としては、電気化学工業(株)「
デンカC6八」、日本セメント(株)「アサノジゾカル
」、小野田セメント(株)「小野田エクスパン」、住友
セメント(株)「住友すクス」などがある。セメント膨
張材を用いて膨張性材料とするには、セメント:セメン
ト膨張材の重量比を7:6〜O:10とするのが好まし
い。その際のセ−メントとしては、ポルトランドセメン
ト、混合セメント、特殊セメント等いずれでも使用でき
る。
以上、説明した通り、本発明は、水面下にある脆性物体
を破壊するに際し、細長袋を伸縮自在な管状体を介して
穿孔内に挿入し、その後、スラリーを注入するものであ
る。本発明によれば、水深に関係なく作業性を良好とし
、がっ、効率のよい破壊効果を得ることができる。
次に、実施例をあげてさらに訂・シく説明する。
実施例 水深的3.2m海底にある約195m5 (6X2.5
 X 3 )の岩石をさく号機で孔径38mm、孔長2
.4mの孔を40cIIL間隔で20個穿孔し、この孔
に径40龍、肉厚0.04mm、長さ6mの塩化ビニル
製有底袋内に、伸縮自在管状体を挿しこんで注入口より
水比30係で練りまぜた「デンヵヶミアツクス」(電気
化学工業(株)破砕剤商品名)の水性スラリーを注入し
た。注入方法は、上部注入口より徐々にスラリーを充填
し、伸縮自在管状体を徐々に引き上げると共に注入口高
さ位置が一定となるように管状体を縮めながら行ない、
スラリーが穿孔の口元まで一杯になるまで注入した。そ
の結果、スラリー注入後2′−2時間で岩石は3個に破
壊した。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明を説明するための概略断面図である。 1・・・・・・脆性物体、2・・・・・・脆性物体の穿
孔、3・・・・・・細長袋、4・・・・・・伸縮部a、
bを有する伸縮自在な管状体、5・・・・・・スラリー
注入口。 特許出願人 電気化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水面下にある脆性物体に穿孔した後、該穿孔径と同程度
    もしくはやや大きな径を有する可撓性の細長袋を、伸縮
    自在な管状体を内在させて穿孔内に挿入し、該管状体を
    引き抜きながら前記細長袋内に膨張性物質のスラリーを
    注入することを特徴とする脆性物体の水中破壊方法。
JP20126382A 1982-11-17 1982-11-17 脆性物体の水中破壊方法 Pending JPS5990646A (ja)

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JPS5990646A true JPS5990646A (ja) 1984-05-25

Family

ID=16438042

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