JPS605730B2 - 軟弱地盤改良工法 - Google Patents
軟弱地盤改良工法Info
- Publication number
- JPS605730B2 JPS605730B2 JP5550581A JP5550581A JPS605730B2 JP S605730 B2 JPS605730 B2 JP S605730B2 JP 5550581 A JP5550581 A JP 5550581A JP 5550581 A JP5550581 A JP 5550581A JP S605730 B2 JPS605730 B2 JP S605730B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soft ground
- bag
- quicklime
- ground improvement
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D3/00—Improving or preserving soil or rock, e.g. preserving permafrost soil
- E02D3/02—Improving by compacting
- E02D3/10—Improving by compacting by watering, draining, de-aerating or blasting, e.g. by installing sand or wick drains
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は軟弱地盤改良工法に関するものである。
粘土もしくはシルトより成る透水係数の小さい軟弱地盤
に柱状に、生石灰を主成分とする地盤改良材を充填した
袋を菱入し、生石灰の化学的強制吸水作用と、物理的膨
脹圧密作用とにより盛土加圧ないこ軟弱地盤を急速に高
強度に改良する軟弱地盤改良工法は既に知られるところ
であるが、この工法において使用される袋は、生石灰の
水気に急激に反応して消和作用を生じる性質を考慮して
、防湿性の材料で作り、使用時、該袋を機械的手段によ
り破るようにしたり「或は袋は吸湿性の材料で作り、貯
蔵、販売、運搬等のため、更に防湿性の袋に収める等し
ている。
に柱状に、生石灰を主成分とする地盤改良材を充填した
袋を菱入し、生石灰の化学的強制吸水作用と、物理的膨
脹圧密作用とにより盛土加圧ないこ軟弱地盤を急速に高
強度に改良する軟弱地盤改良工法は既に知られるところ
であるが、この工法において使用される袋は、生石灰の
水気に急激に反応して消和作用を生じる性質を考慮して
、防湿性の材料で作り、使用時、該袋を機械的手段によ
り破るようにしたり「或は袋は吸湿性の材料で作り、貯
蔵、販売、運搬等のため、更に防湿性の袋に収める等し
ている。
然し前者は地盤中への装入装置が複雑な構成となり、後
者は使用時、吸湿性の袋は地盤中の水分を徐々に袋中に
浸透させて生石灰と反応させるので、地盤中への装入途
中において早くも反応が始まるようなことなく、人体に
被害を与える憂はないが、二重袋を使用しなければなら
ず、使用時、一々外側の袋を破棄しなければならず、価
格も、手数も共に増す様な欠点があった。この発明は叙
上の欠点を除去できた軟弱地盤改良工法を提供するのを
その目的とする。この発明に使用する地盤改良用筒状袋
Aの全体の形は第2図に示すようなもので、これを作る
には、第1図イに示すように、長方形の耐水性の紙1を
、長手方向に円筒が形成されるように曲げ、縁辺2,3
を重合して糸4で縫い、縫合部5を作って筒体6に形成
し、該筒体6の一端に例えばひも類を用いて結束部7を
作って筒状袋体に形成し、該袋体内に生石灰を主成分と
して、登録商標CTG、或はシュタィン等の土壌固化剤
等を混合した地盤改良材9を充填し、該筒状袋体の他端
を例えばひも類を用いて結束して結束部8を作ったもの
である。
者は使用時、吸湿性の袋は地盤中の水分を徐々に袋中に
浸透させて生石灰と反応させるので、地盤中への装入途
中において早くも反応が始まるようなことなく、人体に
被害を与える憂はないが、二重袋を使用しなければなら
ず、使用時、一々外側の袋を破棄しなければならず、価
格も、手数も共に増す様な欠点があった。この発明は叙
上の欠点を除去できた軟弱地盤改良工法を提供するのを
その目的とする。この発明に使用する地盤改良用筒状袋
Aの全体の形は第2図に示すようなもので、これを作る
には、第1図イに示すように、長方形の耐水性の紙1を
、長手方向に円筒が形成されるように曲げ、縁辺2,3
を重合して糸4で縫い、縫合部5を作って筒体6に形成
し、該筒体6の一端に例えばひも類を用いて結束部7を
作って筒状袋体に形成し、該袋体内に生石灰を主成分と
して、登録商標CTG、或はシュタィン等の土壌固化剤
等を混合した地盤改良材9を充填し、該筒状袋体の他端
を例えばひも類を用いて結束して結束部8を作ったもの
である。
なお筒体6を形成するのには、第1図イに示すように一
枚の長方形の耐水性紙1から作る他、直径の大きさに応
じ、第1図口に示すように、2枚の長方形の耐水性紙1
,1両側縁2,3同志を縫合し、縫合部6を2箇処に設
けてもよいし、又第1図′、に示すように、複数枚の長
方形の紙を使用し、縫合部5を複数個設けてもよい。こ
の発明にか)る軟弱地盤改良工法は、第3図に示すよう
に、要改良軟弱地盤10中に、例えば、下端に開閉式先
端金具1 1をつけたケーシング12を所要深さまで貫
入打設し、次いで、上述の地盤改良材用筒状袋Aを該ケ
ーシング12内に挿入し、次に該ケーシング12のみを
引上げ、地盤中の水分を該筒状袋Aの総合部5の「第4
図に示す縫合孔13より、該筒状袋A内に侵入させL内
部の生石灰と反応させるようにしたものである。この工
法によると地盤改良用筒状袋Aは耐水性の紙からできて
いるので、置場に置いてある間に水分を吸収することは
ないが「軟弱地盤中にて水分に遭うと、縫合部5の総合
孔13から先づ緩濃に水分が筒状袋A中に侵入して消和
反応が始まり、該消和反応に伴なつて生じる生石灰は体
積が生石灰の約2倍に膨脹するので、この大きな膨脹力
により該筒状袋Aは直径を拡大され、従って総合部5の
縫合孔13が次々に横長に拡大され、孔の面積を増大す
るので、水分は一層侵入し易くなり、次第に土中水との
消和反応が勝烈となり、間隙水を益々吸収し、膨脹、発
熱し、遂に該筒状袋Aを破り、物理的膨脹圧密作用が行
われ、発熱による含水の蒸発も期待され、やがて固結し
て軟弱地盤の改良が行われる。
枚の長方形の耐水性紙1から作る他、直径の大きさに応
じ、第1図口に示すように、2枚の長方形の耐水性紙1
,1両側縁2,3同志を縫合し、縫合部6を2箇処に設
けてもよいし、又第1図′、に示すように、複数枚の長
方形の紙を使用し、縫合部5を複数個設けてもよい。こ
の発明にか)る軟弱地盤改良工法は、第3図に示すよう
に、要改良軟弱地盤10中に、例えば、下端に開閉式先
端金具1 1をつけたケーシング12を所要深さまで貫
入打設し、次いで、上述の地盤改良材用筒状袋Aを該ケ
ーシング12内に挿入し、次に該ケーシング12のみを
引上げ、地盤中の水分を該筒状袋Aの総合部5の「第4
図に示す縫合孔13より、該筒状袋A内に侵入させL内
部の生石灰と反応させるようにしたものである。この工
法によると地盤改良用筒状袋Aは耐水性の紙からできて
いるので、置場に置いてある間に水分を吸収することは
ないが「軟弱地盤中にて水分に遭うと、縫合部5の総合
孔13から先づ緩濃に水分が筒状袋A中に侵入して消和
反応が始まり、該消和反応に伴なつて生じる生石灰は体
積が生石灰の約2倍に膨脹するので、この大きな膨脹力
により該筒状袋Aは直径を拡大され、従って総合部5の
縫合孔13が次々に横長に拡大され、孔の面積を増大す
るので、水分は一層侵入し易くなり、次第に土中水との
消和反応が勝烈となり、間隙水を益々吸収し、膨脹、発
熱し、遂に該筒状袋Aを破り、物理的膨脹圧密作用が行
われ、発熱による含水の蒸発も期待され、やがて固結し
て軟弱地盤の改良が行われる。
なお地盤中には必要に応じ節状袋Aは複数個縦に重ね、
もしくは横に並べて用いられる。この発明工法は叙上の
構成、作用を有するから、地盤改良用筒状袋は長方形の
紙の縁辺を縫合し、両端を結束もしくは両端にひも類を
用いて結束部を作ればよいので製造が簡単で而も長短自
由に長さが決められ、筒状袋は耐水性の紙より作られる
ので、吸湿性のものと異なり、運搬時、集積時、作業時
、危険性がなく、筒状袋は耐水性であっても軟弱地盤中
に置かれると縫合孔より水が次第に浸入するので必らず
消和反応が起り、消和反応に伴う膨脹により縫合孔は次
第に大きくなり益々消和反応を織烈にするので完全に生
石灰を使用する目的を蓮せられ、消和反応の進行速度は
総合部の数により調整でき、全体は榛み性があるので取
扱が容易である等顕著な効果を有する。
もしくは横に並べて用いられる。この発明工法は叙上の
構成、作用を有するから、地盤改良用筒状袋は長方形の
紙の縁辺を縫合し、両端を結束もしくは両端にひも類を
用いて結束部を作ればよいので製造が簡単で而も長短自
由に長さが決められ、筒状袋は耐水性の紙より作られる
ので、吸湿性のものと異なり、運搬時、集積時、作業時
、危険性がなく、筒状袋は耐水性であっても軟弱地盤中
に置かれると縫合孔より水が次第に浸入するので必らず
消和反応が起り、消和反応に伴う膨脹により縫合孔は次
第に大きくなり益々消和反応を織烈にするので完全に生
石灰を使用する目的を蓮せられ、消和反応の進行速度は
総合部の数により調整でき、全体は榛み性があるので取
扱が容易である等顕著な効果を有する。
第1図は筒体の種々の作り方を示す説明用斜視図、第2
図町まこの発明工法に使用する地盤改良用筒状袋の正面
図、第3図はこの発明にか)る軟弱地盤改良工法の説明
図、第4図は縫合部の縫合孔を示す拡大斜視図を夫々示
し、1は紙、2,3は長方形の紙の縁辺、5は縫合部、
7,8は結束部、9は地盤改良材、10‘ま要改良軟弱
地盤、13は縫合孔を夫々示す。 第1図 第2図 第3図 第4図
図町まこの発明工法に使用する地盤改良用筒状袋の正面
図、第3図はこの発明にか)る軟弱地盤改良工法の説明
図、第4図は縫合部の縫合孔を示す拡大斜視図を夫々示
し、1は紙、2,3は長方形の紙の縁辺、5は縫合部、
7,8は結束部、9は地盤改良材、10‘ま要改良軟弱
地盤、13は縫合孔を夫々示す。 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 長方形の耐水性の紙1の長方形の縁辺2,3に沿っ
て設けた縫合部5により筒体を形成し、該筒体の一端に
結束部7を設けて作った筒状袋体内に生石灰を主成分と
する地盤改良材9を充填し、該筒状袋体の他端に結束部
8を設けて得た地盤改良用筒状袋Aを、要改良軟弱地盤
10中に挿入し、該地盤10中の水分を前記縫合部5の
縫合孔13中より該筒状袋A内に浸入させ、前記生石灰
と反応させるようにしたことを特徴とする軟弱地盤改良
工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5550581A JPS605730B2 (ja) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | 軟弱地盤改良工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5550581A JPS605730B2 (ja) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | 軟弱地盤改良工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57172024A JPS57172024A (en) | 1982-10-22 |
JPS605730B2 true JPS605730B2 (ja) | 1985-02-13 |
Family
ID=13000520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5550581A Expired JPS605730B2 (ja) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | 軟弱地盤改良工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605730B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6393268U (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-16 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1017530C2 (nl) * | 2001-03-07 | 2002-09-13 | Hollandsche Betongroep Nv | Werkwijze en inrichting voor het opdrukken en verdichten van een grondlichaam. |
KR20020024198A (ko) * | 2002-02-02 | 2002-03-29 | 김정 | 소석회와 비석으로 이루어진 연약지반 보강 조성물과 그조성물에 의한 연약지반 개량 공법 |
KR100467282B1 (ko) * | 2002-09-30 | 2005-01-24 | 주식회사 길종합건축사사무소 | 수직 배수재를 이용한 건축물 연약지반 기초개량용 배수처리 구조 |
KR100466887B1 (ko) * | 2002-10-07 | 2005-01-24 | (주)아이티엠 코퍼레이션 건축사사무소 | 왕겨와 배수 지지대를 이용한 건축구간 연약지반의 개량 공법 |
ES2562841B2 (es) * | 2015-09-01 | 2016-07-12 | Universidad De Cantabria | Dispositivo y método de mejora de terreno blando |
-
1981
- 1981-04-15 JP JP5550581A patent/JPS605730B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6393268U (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57172024A (en) | 1982-10-22 |
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