JPS5990343A - 陰極線管用電子銃 - Google Patents
陰極線管用電子銃Info
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- JPS5990343A JPS5990343A JP19886482A JP19886482A JPS5990343A JP S5990343 A JPS5990343 A JP S5990343A JP 19886482 A JP19886482 A JP 19886482A JP 19886482 A JP19886482 A JP 19886482A JP S5990343 A JPS5990343 A JP S5990343A
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- cathode ray
- ray tube
- grid
- main lens
- lens system
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/48—Electron guns
- H01J29/488—Schematic arrangements of the electrodes for beam forming; Place and form of the elecrodes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/48—Electron guns
- H01J2229/4834—Electrical arrangements coupled to electrodes, e.g. potentials
- H01J2229/4837—Electrical arrangements coupled to electrodes, e.g. potentials characterised by the potentials applied
- H01J2229/4841—Dynamic potentials
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は陰極線管用電子銃に係り、特に陰極線管用電子
銃の電子ビーム集束用主レンズ系に関するものである。
銃の電子ビーム集束用主レンズ系に関するものである。
従来一般に使用されているユニポテンシャル形の陰極線
管用電子銃の概略構成を第1図により説明する。
管用電子銃の概略構成を第1図により説明する。
陰極線管用電子銃は一般に2つの基本的部分即ち物点形
成部を含む電子ビーム源と、陰極線管の蛍光スクリーン
面に゛電子ビームを集束させる電子ビーム集束用主レン
ズ系(以下単に主レンズ系と云う)よりなる。
成部を含む電子ビーム源と、陰極線管の蛍光スクリーン
面に゛電子ビームを集束させる電子ビーム集束用主レン
ズ系(以下単に主レンズ系と云う)よりなる。
即ち第1図において物点形成部はカソード(10) 。
第1グリッドu1;、第2グリツド(121にて形成さ
れており3極部と云われている。また主レンズ系は複数
個の円筒電極群である第3グリッド1:(l 、第4グ
リツド(141、i 5グリツド(151を管軸方向に
同軸に配設することにより構成されており、それぞれの
電極に所定の直流電圧を印加することにより電子ビ−ム
(])は集集束用を受け、蛍光スクリーン面(4)上に
おいてビームスポットを形成するようになっている。
れており3極部と云われている。また主レンズ系は複数
個の円筒電極群である第3グリッド1:(l 、第4グ
リツド(141、i 5グリツド(151を管軸方向に
同軸に配設することにより構成されており、それぞれの
電極に所定の直流電圧を印加することにより電子ビ−ム
(])は集集束用を受け、蛍光スクリーン面(4)上に
おいてビームスポットを形成するようになっている。
近年テレビジョン用陰極線管は高解像度化が要求されて
おり、このため蛍光スクリーン面(4)におけるビーム
スポット径をできるだけ小さく絞ることが必須条件とな
る。
おり、このため蛍光スクリーン面(4)におけるビーム
スポット径をできるだけ小さく絞ることが必須条件とな
る。
このビームスポット径は主レンズ系に着目すれば、その
倍率及び収差により決定され、ビームスポット径を絞る
には倍率及び収差をできる限り小さくする工夫が必要と
なる。
倍率及び収差により決定され、ビームスポット径を絞る
には倍率及び収差をできる限り小さくする工夫が必要と
なる。
第2図は第1図に示したユニポテンシャル形電子銃の主
レンズ系の基本的な勅作原理図であり、物点[Plから
発散角(θ0)をもって主レンズ系(3)に入射し、集
束作用を受けた後、集束角(θi)をもってスクリーン
面(4)の中心点(Qlに結像する電子ビーム軌道を模
式的に表わしたものである。この場合、主レンズ系(3
)の中心(0)から中心点tca′fでの距離(LQ)
及び発散角(θ0)は主レンズ系に依存せず一定である
から倍率は集束角(θi)に逆比例することになる。
レンズ系の基本的な勅作原理図であり、物点[Plから
発散角(θ0)をもって主レンズ系(3)に入射し、集
束作用を受けた後、集束角(θi)をもってスクリーン
面(4)の中心点(Qlに結像する電子ビーム軌道を模
式的に表わしたものである。この場合、主レンズ系(3
)の中心(0)から中心点tca′fでの距離(LQ)
及び発散角(θ0)は主レンズ系に依存せず一定である
から倍率は集束角(θi)に逆比例することになる。
上述した動作において、倍率を小さくすることを試みる
と、畦子ビーム軌道は破線(2+)で示したようになり
、もとの軌道(2)に比較して主レンズ系(31に対す
る使用径[rlが大となるため収差が増大するという問
題点がある。また逆に収差を小さくすることを試みると
倍率が大となり、結局低倍率かつ低収差化に対して限界
が存在することは明らかである。
と、畦子ビーム軌道は破線(2+)で示したようになり
、もとの軌道(2)に比較して主レンズ系(31に対す
る使用径[rlが大となるため収差が増大するという問
題点がある。また逆に収差を小さくすることを試みると
倍率が大となり、結局低倍率かつ低収差化に対して限界
が存在することは明らかである。
さらに第3図に示すように電子ビーム軌道(2)及び(
2,)を偏向中心面C5)で偏向した場合の電子ビーム
の集束点の軌跡が描く集束面(6)はスクリーン面14
)とは一致せず、スクリーン面(4)の中心点(Qに集
束するように主レンズ系の各電極の電圧を設定するとス
クリーン面(4)の周辺部においては電子ビームがオー
バーフォーカスになり、画像の解1象度が低下してし才
う問題点がある。そしてこのオーバーフォーカスの度合
いは主レンズ系を低倍率なものにすればする程、顕著に
なることは第3図から明らかである。
2,)を偏向中心面C5)で偏向した場合の電子ビーム
の集束点の軌跡が描く集束面(6)はスクリーン面14
)とは一致せず、スクリーン面(4)の中心点(Qに集
束するように主レンズ系の各電極の電圧を設定するとス
クリーン面(4)の周辺部においては電子ビームがオー
バーフォーカスになり、画像の解1象度が低下してし才
う問題点がある。そしてこのオーバーフォーカスの度合
いは主レンズ系を低倍率なものにすればする程、顕著に
なることは第3図から明らかである。
この対策として主レンズ系の低倍率化に対してはスクリ
ーン面上の周辺部におけるフォーカス劣化を何らかの手
段により補正する必要があるため、り゛イナミツクフォ
ーカス補正と呼ばれる補正を行なう手段があり、この手
段は陰極線管の水平及び垂直偏向に同期した補正電圧を
主レンズ系を構成する電極群のうちの少くとも1つにそ
の電極の電圧に重畳して印加するものである。この補正
電圧の印加される電極の電圧は補正電圧を発生する回路
の絶縁耐力等の制約から、はぼ接地電位とすることが最
も望ましく、高くてもIKV程度が許容限度である。
ーン面上の周辺部におけるフォーカス劣化を何らかの手
段により補正する必要があるため、り゛イナミツクフォ
ーカス補正と呼ばれる補正を行なう手段があり、この手
段は陰極線管の水平及び垂直偏向に同期した補正電圧を
主レンズ系を構成する電極群のうちの少くとも1つにそ
の電極の電圧に重畳して印加するものである。この補正
電圧の印加される電極の電圧は補正電圧を発生する回路
の絶縁耐力等の制約から、はぼ接地電位とすることが最
も望ましく、高くてもIKV程度が許容限度である。
しかしながら第1図に示した従来のユニポテンシャル形
電子銃の主レンズ系を構成する電極のうち第3グリツド
031及び第5グリツド09には蛍光スクリーン面と同
電位の20KV〜30KVの高電圧が印加され、また第
4グリツドIには3KV〜l0KV程度の中電圧が印加
されており、前述した許容限度を超えたものになってい
る。このことがダイナミックフォーカス補正の実現化に
対する最大の障害となっている。
電子銃の主レンズ系を構成する電極のうち第3グリツド
031及び第5グリツド09には蛍光スクリーン面と同
電位の20KV〜30KVの高電圧が印加され、また第
4グリツドIには3KV〜l0KV程度の中電圧が印加
されており、前述した許容限度を超えたものになってい
る。このことがダイナミックフォーカス補正の実現化に
対する最大の障害となっている。
この障害を解消するため、第4グリツド(141の印加
電圧を接地電位ないし高々IK■程度に選び動作させる
ことは主レンズ系の倍率及び収差をはなはだしく増大さ
せることになり、実用には耐え得ない問題点がある。
電圧を接地電位ないし高々IK■程度に選び動作させる
ことは主レンズ系の倍率及び収差をはなはだしく増大さ
せることになり、実用には耐え得ない問題点がある。
し発明の目的〕
本発明は前記諸問題点に鑑みなされたものであり、低倍
率かつ低収差に加えて蛍光スクリーン面全域にわたって
電子ビームが良好に集束することが可能な陰極線管用電
子銃を提供することを目的としている。
率かつ低収差に加えて蛍光スクリーン面全域にわたって
電子ビームが良好に集束することが可能な陰極線管用電
子銃を提供することを目的としている。
即ち、本発明は、′重子ビーム諒と、この電子ビーム源
から射出される電子ビームを加速・集束する主レンズ系
を具備する陰極線管用電子銃において、主レンズ系を陰
I@線管の管軸方向に配列された少くとも5個の電極群
から構成し、電極群の両端の電極には相対的に高い例え
ば20KV〜30KVの電圧が印加され、両端の電極間
に配設された少くとも1個の補助電極には相対的に低い
電圧例えばOV〜数100Vが印加され、両端の電極と
補助電極間に配設された中間電極には相対的に中間の電
極例えば3 K、V〜l0KVが印加され、かつ補助電
極の管軸方向の長さをその内径の0.5倍以下に選定す
る々共に補助電極の少なくとも1個に相対的に低い′F
住圧に重畳して陰極線管の水平及び垂直偏向に同期させ
た補正電圧が印加されてなることを特徴とする陰極線管
用電子銃である。
から射出される電子ビームを加速・集束する主レンズ系
を具備する陰極線管用電子銃において、主レンズ系を陰
I@線管の管軸方向に配列された少くとも5個の電極群
から構成し、電極群の両端の電極には相対的に高い例え
ば20KV〜30KVの電圧が印加され、両端の電極間
に配設された少くとも1個の補助電極には相対的に低い
電圧例えばOV〜数100Vが印加され、両端の電極と
補助電極間に配設された中間電極には相対的に中間の電
極例えば3 K、V〜l0KVが印加され、かつ補助電
極の管軸方向の長さをその内径の0.5倍以下に選定す
る々共に補助電極の少なくとも1個に相対的に低い′F
住圧に重畳して陰極線管の水平及び垂直偏向に同期させ
た補正電圧が印加されてなることを特徴とする陰極線管
用電子銃である。
次に本発明の陰極線管用電子銃の一実施例を第4図乃至
第7図により説明する。
第7図により説明する。
第4図は概略構成図であり、カソード(20) 、第1
グリッド圓、第2グリツド(2りにより成子ビーム源を
形成させ、主レンズ系は第3グリツド(231、a!
4グIJ ’7 )” 424+ 、 第5グリフ )
’f25) 、第6グリツド(26+ 。
グリッド圓、第2グリツド(2りにより成子ビーム源を
形成させ、主レンズ系は第3グリツド(231、a!
4グIJ ’7 )” 424+ 、 第5グリフ )
’f25) 、第6グリツド(26+ 。
第7グリツド(2ηの5個の電極を陰極線管の管軸にそ
って同軸上に配置することにより構成されている。
って同軸上に配置することにより構成されている。
(7)
このうち、カソード(20)には100v〜150■の
直流電圧及びビデオ信号が印加され、第1グリツドCJ
IIにlまほぼ接地、に位が印加され、第2クリツド(
2?)には400■〜IKV桿度の電圧が印加されてい
る。
直流電圧及びビデオ信号が印加され、第1グリツドCJ
IIにlまほぼ接地、に位が印加され、第2クリツド(
2?)には400■〜IKV桿度の電圧が印加されてい
る。
また主レンズ系を[する5個の電極のうち両端の電極で
ある第3グリツドC23)と第7グリツド(271は接
続されて相対的に高い陽極電圧(El))としての20
KV〜30KVが印加され、両端の電極間に配設された
補助電極としての第5グリツドC25)には相対的に低
い電圧であるOv〜数100■の電圧と陰極線管の水平
及び垂直偏向に同期させた振幅(Vd)の補正電圧が印
加され、両端の電極と補助電極間に配設された中間電極
としての第4グリツド(24)と第6グリツド郭)は接
続されて相対的に中間の電圧である3KV〜l0KVが
印加されている。この−ような構成において補助電極で
ある第5グリツド(25)にOv〜数100vの電圧を
印加可能とするにはこの第5グリツド(251の管軸方
向の長さくりを中間車4夕である第4グリツドr24+
、第6グリツド(26)の管軸方向の長さの1/2以
下にした時であり、第5グリツド(25)を(8) 0■〜数100Vにすることにより陰極線管の水平及び
垂直偏向に同期した補正電圧の重畳が極めて容易になる
。
ある第3グリツドC23)と第7グリツド(271は接
続されて相対的に高い陽極電圧(El))としての20
KV〜30KVが印加され、両端の電極間に配設された
補助電極としての第5グリツドC25)には相対的に低
い電圧であるOv〜数100■の電圧と陰極線管の水平
及び垂直偏向に同期させた振幅(Vd)の補正電圧が印
加され、両端の電極と補助電極間に配設された中間電極
としての第4グリツド(24)と第6グリツド郭)は接
続されて相対的に中間の電圧である3KV〜l0KVが
印加されている。この−ような構成において補助電極で
ある第5グリツド(25)にOv〜数100vの電圧を
印加可能とするにはこの第5グリツド(251の管軸方
向の長さくりを中間車4夕である第4グリツドr24+
、第6グリツド(26)の管軸方向の長さの1/2以
下にした時であり、第5グリツド(25)を(8) 0■〜数100Vにすることにより陰極線管の水平及び
垂直偏向に同期した補正電圧の重畳が極めて容易になる
。
第5図は第4図の陰極線管用電子銃において第5グリツ
ド(25)の管軸方向の長さftl及び内径+Dlの比
と、主レンズ系の倍率(財)および蛍光スクリーン全域
で良好なフォーカス状態をイ0るに必要な補正電圧の振
幅(Vc+ )の関係を示した図であり、同図で(MO
)は第5グリツド+25)の長さ+t)を極限まで短く
した時に収斂する倍率(財)の値であり、主レンズ系の
倍率はこの(MO)で規格化した相対倍率M/Moで示
しである。才た第5グリツド(251の長さ11)、補
正電圧の振幅(Vd)もそれぞれ第5グリツド(25)
の内径fDl高亀圧(Wb )で規格化して示しである
。この条件で求めたM/Moは曲線C31+、 V(1
/ Fibは曲線国のようになる。
ド(25)の管軸方向の長さftl及び内径+Dlの比
と、主レンズ系の倍率(財)および蛍光スクリーン全域
で良好なフォーカス状態をイ0るに必要な補正電圧の振
幅(Vc+ )の関係を示した図であり、同図で(MO
)は第5グリツド+25)の長さ+t)を極限まで短く
した時に収斂する倍率(財)の値であり、主レンズ系の
倍率はこの(MO)で規格化した相対倍率M/Moで示
しである。才た第5グリツド(251の長さ11)、補
正電圧の振幅(Vd)もそれぞれ第5グリツド(25)
の内径fDl高亀圧(Wb )で規格化して示しである
。この条件で求めたM/Moは曲線C31+、 V(1
/ Fibは曲線国のようになる。
即ち、第5図より第5グリツドc!5)の長さ[/lと
内径IDIの比)/Dが大になると共に主レンズ系が高
倍率化し、ビームスポット径が増大することがわかる。
内径IDIの比)/Dが大になると共に主レンズ系が高
倍率化し、ビームスポット径が増大することがわかる。
才たt/Dが小になると共にVdが急増する。従つて第
5グリツド(25)の長さ11)はこの2つの性質を考
えて好ましい値に選定する必要がある。例えばA/Dが
05以上では倍率fM]は(Mo)の2倍以上となり、
高M1象度を目的とする用途には不適であり、才たJ/
D 75KO,05以下では補正電圧の振幅(Vr+
)は高電圧(EI、)の1.5%以上、すなわぢ数10
0v以上となり補正電圧を供給する回路を構成すること
が困雛になる。従って第5グリツド(25)の長さ(I
3)は内径(I))の0.05〜05倍とすることが好
ましい。
5グリツド(25)の長さ11)はこの2つの性質を考
えて好ましい値に選定する必要がある。例えばA/Dが
05以上では倍率fM]は(Mo)の2倍以上となり、
高M1象度を目的とする用途には不適であり、才たJ/
D 75KO,05以下では補正電圧の振幅(Vr+
)は高電圧(EI、)の1.5%以上、すなわぢ数10
0v以上となり補正電圧を供給する回路を構成すること
が困雛になる。従って第5グリツド(25)の長さ(I
3)は内径(I))の0.05〜05倍とすることが好
ましい。
上述のように主レンズ系の電極構成、電圧印加を行なう
ことにより第3グ11ツド(231〜第7グリツド栄j
の管軸IZl上の電位分布は第6図の曲線(331に示
すようにm位変化のゆるやかなものになり、主レンズの
口径に対する電子ビームの使用径を見かけ上小さくする
ことが可能となる。この結果、第7図に示すように倍率
と収差の関係は従来のものが破線θ41に示す特性を示
すのに対し、本実施例では更に低収差の実線C151に
示す特性にすることが可能となる。
ことにより第3グ11ツド(231〜第7グリツド栄j
の管軸IZl上の電位分布は第6図の曲線(331に示
すようにm位変化のゆるやかなものになり、主レンズの
口径に対する電子ビームの使用径を見かけ上小さくする
ことが可能となる。この結果、第7図に示すように倍率
と収差の関係は従来のものが破線θ41に示す特性を示
すのに対し、本実施例では更に低収差の実線C151に
示す特性にすることが可能となる。
また第5グリツド(25)に印加される直流電圧はOv
〜1に■程度であるため、水平及び垂直偏向に同期した
補正電圧の重畳が極めて容易となり、その結果、電子ビ
ームの偏向量に追随した主レンズ系の強度調整が極めて
現実的に実現可能であり、スクリーン面上全域にわたっ
て常に電子ビームを集束させる効果を得ることができる
。
〜1に■程度であるため、水平及び垂直偏向に同期した
補正電圧の重畳が極めて容易となり、その結果、電子ビ
ームの偏向量に追随した主レンズ系の強度調整が極めて
現実的に実現可能であり、スクリーン面上全域にわたっ
て常に電子ビームを集束させる効果を得ることができる
。
次に本発明の陰極線管用電子銃の他の実施例を第8図に
より説明する。図中第4図と同一符号は同一部分を示し
特に説明しない。
より説明する。図中第4図と同一符号は同一部分を示し
特に説明しない。
即ち、本実施例においては補助電極である第5グリツド
(25)を第1補助眠極(25a) 、第2補助電極(
25b)の複数構成としたものであり、第1補助電極(
25a)にはOv〜3KVの直流電圧が印加され、第2
補助極(25b)には0■〜数100■の直流電圧に重
畳して振幅(Vd)の補正電圧を印加するようになって
いる。本実施例においても前の実施例と同様な効果が得
られることは云うまでもない。
(25)を第1補助眠極(25a) 、第2補助電極(
25b)の複数構成としたものであり、第1補助電極(
25a)にはOv〜3KVの直流電圧が印加され、第2
補助極(25b)には0■〜数100■の直流電圧に重
畳して振幅(Vd)の補正電圧を印加するようになって
いる。本実施例においても前の実施例と同様な効果が得
られることは云うまでもない。
前述した実施例は単電子銃について説明したが、これに
限定されるものではなく、3電子銃方式のデルタ形やイ
ンライン形のカラー陰極線管用の電子銃に対してもその
まま適用可能なことは云うまでもない。
限定されるものではなく、3電子銃方式のデルタ形やイ
ンライン形のカラー陰極線管用の電子銃に対してもその
まま適用可能なことは云うまでもない。
上述のように本発明の!S極線管用電子銃は陰極線管に
組込み使用した時、蛍光スクリーン面上の全域にわたっ
て均質かつ高い解像度を有する画隊を得ることができる
のでその工業的価値は極めて大である。
組込み使用した時、蛍光スクリーン面上の全域にわたっ
て均質かつ高い解像度を有する画隊を得ることができる
のでその工業的価値は極めて大である。
第1図は従来の陰極線管用電子銃の概略構成説明図、第
2図は第1図の電子銃の基本的な動作原理の説明図、第
3図は第1図の電子銃における偏向電子ビームの挙動の
説明図、第4図乃至第7図は本発明の陰+ilJ管用m
子銃の一実施例を示す図であり、第4図は概略構成説明
図、第5図は主レンズ系の補助電極の効果の説明用曲線
図、第6図は主レンズ系の管軸上の電位分布を示す説明
図、第7図は従来と本発明の陰極線管用電子銃の主レン
ズ系の特性比較図、第8図は本発明の陰極線管用電子銃
の他の実施例の要部概略構成説明図である。 1・・魁子ビーム 2,2.・・・電子ビ
ーム軌道4・・蛍光スクリーン面 5 ・・
偏向中心面] 0 、20・・カソード 11
、2]・・・第1グリツド12.22・・・第2グリ
ツド 13.23・・・第3グリツド14.24・
・・第4グリツド 15.25・・・第5グリツド
25a・・・第1補助電極 25b・・・第2
補助屯極26・・・第6グリツド 27・−第7
グリッド代理人 弁理士 井 上 −男
2図は第1図の電子銃の基本的な動作原理の説明図、第
3図は第1図の電子銃における偏向電子ビームの挙動の
説明図、第4図乃至第7図は本発明の陰+ilJ管用m
子銃の一実施例を示す図であり、第4図は概略構成説明
図、第5図は主レンズ系の補助電極の効果の説明用曲線
図、第6図は主レンズ系の管軸上の電位分布を示す説明
図、第7図は従来と本発明の陰極線管用電子銃の主レン
ズ系の特性比較図、第8図は本発明の陰極線管用電子銃
の他の実施例の要部概略構成説明図である。 1・・魁子ビーム 2,2.・・・電子ビ
ーム軌道4・・蛍光スクリーン面 5 ・・
偏向中心面] 0 、20・・カソード 11
、2]・・・第1グリツド12.22・・・第2グリ
ツド 13.23・・・第3グリツド14.24・
・・第4グリツド 15.25・・・第5グリツド
25a・・・第1補助電極 25b・・・第2
補助屯極26・・・第6グリツド 27・−第7
グリッド代理人 弁理士 井 上 −男
Claims (1)
- 電子ビーム源と、この電子ビーム源から射出される電子
ビームを加速・集束する主レンズ系を具備する陰極線管
用電子銃において、前記主レンズ系が陰極線管の管軸方
向に配列された少なくとも5個の電極群からなり、前記
電憧群の両端の電極には相対的に高い重圧が印加され、
前記両端の電極間に配設された少くとも1個の補助電極
には相対的に低い電圧が印加され、前記両端の電極と前
記補助電極間に配設された中間電極には相対的に中間の
電圧が印加され、かつ前記補助電極の前記管軸方向の長
さをその内径の0.5倍以下に選定すると共に前記補助
電極の少なくとも1個に前記相対的に低い電圧に重畳し
て前記陰極線管の水平及び垂直偏向に同期させた補正電
圧が印加されてなることを特徴とする陰極線管用電子銃
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19886482A JPS5990343A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 陰極線管用電子銃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19886482A JPS5990343A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 陰極線管用電子銃 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5990343A true JPS5990343A (ja) | 1984-05-24 |
Family
ID=16398188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19886482A Pending JPS5990343A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 陰極線管用電子銃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5990343A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4772827A (en) * | 1985-04-30 | 1988-09-20 | Hitachi, Ltd. | Cathode ray tube |
GB2269267A (en) * | 1991-03-05 | 1994-02-02 | Secr Defence | Focusing means for cathode ray tubes |
US5489814A (en) * | 1991-03-05 | 1996-02-06 | The Secretary Of State For Defense In Her Britannic Majesty's Government Of The United Kingdom Of Great Britain And Northern Ireland | Focusing means for cathode ray tubes |
US6002201A (en) * | 1996-01-08 | 1999-12-14 | Hitachi, Ltd. | Cathode ray tube with reduced astigmatism and curvature of field |
-
1982
- 1982-11-15 JP JP19886482A patent/JPS5990343A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4772827A (en) * | 1985-04-30 | 1988-09-20 | Hitachi, Ltd. | Cathode ray tube |
USRE34339E (en) * | 1985-04-30 | 1993-08-10 | Cathode ray tube | |
GB2269267A (en) * | 1991-03-05 | 1994-02-02 | Secr Defence | Focusing means for cathode ray tubes |
GB2269267B (en) * | 1991-03-05 | 1995-02-15 | Secr Defence | Focusing means for cathode ray tubes |
US5489814A (en) * | 1991-03-05 | 1996-02-06 | The Secretary Of State For Defense In Her Britannic Majesty's Government Of The United Kingdom Of Great Britain And Northern Ireland | Focusing means for cathode ray tubes |
KR100255090B1 (ko) * | 1991-03-05 | 2000-05-01 | 스켈톤 에스. 알. | 동적 포커스 전극을 구비한 음극선관 |
US6002201A (en) * | 1996-01-08 | 1999-12-14 | Hitachi, Ltd. | Cathode ray tube with reduced astigmatism and curvature of field |
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