JPH06233151A - ダイナミックフォーカス電子銃 - Google Patents
ダイナミックフォーカス電子銃Info
- Publication number
- JPH06233151A JPH06233151A JP5270625A JP27062593A JPH06233151A JP H06233151 A JPH06233151 A JP H06233151A JP 5270625 A JP5270625 A JP 5270625A JP 27062593 A JP27062593 A JP 27062593A JP H06233151 A JPH06233151 A JP H06233151A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- voltage
- dynamic focus
- dynamic
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/48—Electron guns
- H01J29/50—Electron guns two or more guns in a single vacuum space, e.g. for plural-ray tube
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/48—Electron guns
- H01J29/51—Arrangements for controlling convergence of a plurality of beams by means of electric field only
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N3/00—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
- H04N3/10—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
- H04N3/16—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
- H04N3/26—Modifications of scanning arrangements to improve focusing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 全画面にかけて高い解像度のビームスポット
を形成できるダイナミックフォーカス電子銃を提供す
る。 【構成】 水平ダイナミックフォーカス電圧は電子ビー
ムが達する画面の位置により変わり、画面上下部で水平
偏向周期の間の振幅が画面中央部での水平偏向周期の間
の振幅より大きい形態に印加される。 【効果】 これにより、画面全域で良好なビームスポッ
トを形成して高解像度の画像が得られる。
を形成できるダイナミックフォーカス電子銃を提供す
る。 【構成】 水平ダイナミックフォーカス電圧は電子ビー
ムが達する画面の位置により変わり、画面上下部で水平
偏向周期の間の振幅が画面中央部での水平偏向周期の間
の振幅より大きい形態に印加される。 【効果】 これにより、画面全域で良好なビームスポッ
トを形成して高解像度の画像が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はカラー陰極線管用ダイナ
ミックフォーカス電子銃に係り、さらに詳しくは全画面
に亘って高い解像度のビームスポットが形成できるダイ
ナミックフォーカス電子銃に関する。
ミックフォーカス電子銃に係り、さらに詳しくは全画面
に亘って高い解像度のビームスポットが形成できるダイ
ナミックフォーカス電子銃に関する。
【０００２】
【従来の技術】カラー陰極線管の解像度はスクリーンに
形成される電子ビームスポットの大きさ及び形状により
左右され、高い解像度の画像を得るためには、電子ビー
ムスポットをできるだけ小さくして、その形状の歪みを
少なくすることが必要である。しかし、通常のカラー陰
極線管は、電子銃の最終加速レンズを通じて、三つの電
子ビームがスクリーンの後方の一目標点に向かって進む
ようになっている、言わばセルフコンバージョンス方式
を採っており、特に電子ビームの偏向装置としてはピン
クッション（Pincushion）形水平偏向磁界とバレル（Ba
rrel）形垂直偏向磁界を形成する偏向ヨークを採用して
いる。
形成される電子ビームスポットの大きさ及び形状により
左右され、高い解像度の画像を得るためには、電子ビー
ムスポットをできるだけ小さくして、その形状の歪みを
少なくすることが必要である。しかし、通常のカラー陰
極線管は、電子銃の最終加速レンズを通じて、三つの電
子ビームがスクリーンの後方の一目標点に向かって進む
ようになっている、言わばセルフコンバージョンス方式
を採っており、特に電子ビームの偏向装置としてはピン
クッション（Pincushion）形水平偏向磁界とバレル（Ba
rrel）形垂直偏向磁界を形成する偏向ヨークを採用して
いる。
【０００３】かかる構造によれば、画面周辺部に進む電
子ビームは、不均一な垂直水平の偏向磁界を通過しなが
ら大きい角度に偏向される。従って、画面周辺部に達し
た電子ビームにより形成されたビームスポットは、不均
一な磁界を通過した水平方向へは発散され、垂直方向へ
は過集束することにより横長形化するので、その周辺に
かなりの大きさのハローを有し、画面の中央部に比べて
悪質の画像が形成される。
子ビームは、不均一な垂直水平の偏向磁界を通過しなが
ら大きい角度に偏向される。従って、画面周辺部に達し
た電子ビームにより形成されたビームスポットは、不均
一な磁界を通過した水平方向へは発散され、垂直方向へ
は過集束することにより横長形化するので、その周辺に
かなりの大きさのハローを有し、画面の中央部に比べて
悪質の画像が形成される。
【０００４】この画面周辺部における画質の劣化を防ぐ
ため、動的な電界で画面の位置により電子ビームの集束
程度を動的に制御して、画面の全域でできるだけ均一な
スポットが形成されるように図っている。これは言わば
ダイナミックフォーカス電子銃により図れているもの
で、アメリカ特許第４，８１４，６７０号、第４，４７
３，７７５号、第４，７７１，２１６号及び第４，７３
１，５６３号に多様な形態の電子銃が記載されている。
ため、動的な電界で画面の位置により電子ビームの集束
程度を動的に制御して、画面の全域でできるだけ均一な
スポットが形成されるように図っている。これは言わば
ダイナミックフォーカス電子銃により図れているもの
で、アメリカ特許第４，８１４，６７０号、第４，４７
３，７７５号、第４，７７１，２１６号及び第４，７３
１，５６３号に多様な形態の電子銃が記載されている。
【０００５】図１を参照すれば、一般にダイナミックフ
ォーカス電子銃は、電子ビームを生成する三極部をなす
カソード２、制御電極３及びスクリーン電極４と、静的
フォーカスレンズと動的フォーカスレンズを形成する主
レンズ系をなす静的フォーカス電極５ａ、動的フォーカ
ス電極５ｂ、そして最終加速電極６を備える。
ォーカス電子銃は、電子ビームを生成する三極部をなす
カソード２、制御電極３及びスクリーン電極４と、静的
フォーカスレンズと動的フォーカスレンズを形成する主
レンズ系をなす静的フォーカス電極５ａ、動的フォーカ
ス電極５ｂ、そして最終加速電極６を備える。
【０００６】制御電極３には０Ｖの電圧が印加され、ス
クリーン電極４には２００ないし１２００Ｖのスクリー
ン電圧が印加される。そして、静的フォーカス電極５ａ
と動的フォーカス電極５ｂのそれぞれには、静的フォー
カス電圧Ｖｓと動的フォーカス電圧Ｖｄが印加される。
加速電極６には２０ないし３５ｋＶの加速電圧Ｖａが印
加される。一般に、動的フォーカス電圧Ｖｄは、偏向ヨ
ークに印加される偏向信号に同期するパラボラ形の波形
であって、そのピーク値が静的フォーカス電圧に比べて
６００ないし８００ボルトほど高い。そして静的フォー
カス電圧Ｖｓは加速電圧Ｖａの２０ないし３５％の範囲
内でとられる。
クリーン電極４には２００ないし１２００Ｖのスクリー
ン電圧が印加される。そして、静的フォーカス電極５ａ
と動的フォーカス電極５ｂのそれぞれには、静的フォー
カス電圧Ｖｓと動的フォーカス電圧Ｖｄが印加される。
加速電極６には２０ないし３５ｋＶの加速電圧Ｖａが印
加される。一般に、動的フォーカス電圧Ｖｄは、偏向ヨ
ークに印加される偏向信号に同期するパラボラ形の波形
であって、そのピーク値が静的フォーカス電圧に比べて
６００ないし８００ボルトほど高い。そして静的フォー
カス電圧Ｖｓは加速電圧Ｖａの２０ないし３５％の範囲
内でとられる。
【０００７】かかる従来のダイナミックフォーカス電子
銃に印加される動的フォーカス電圧の波形は、一般に図
２に示す通りである。
銃に印加される動的フォーカス電圧の波形は、一般に図
２に示す通りである。
【０００８】即ち、静的フォーカス電極５ａに印加され
る静的フォーカス電圧Ｖｓは所定電位を一定に保ち、動
的フォーカス電極５ｂに印加されるパラボラ形ダイナミ
ックフォーカス電圧Ｖｄは電子ビームが達する画面の位
置により変化され、画面の水平方向の１偏向周期（１
Ｈ）に繰り返される。
る静的フォーカス電圧Ｖｓは所定電位を一定に保ち、動
的フォーカス電極５ｂに印加されるパラボラ形ダイナミ
ックフォーカス電圧Ｖｄは電子ビームが達する画面の位
置により変化され、画面の水平方向の１偏向周期（１
Ｈ）に繰り返される。
【０００９】各１水平周期のパラボラ波形の最低電圧
は、静的フォーカス電圧の前後の値を有し、この最低電
圧は電子ビームが各走査ラインの中間にランディングさ
れる時に比べてその両周辺にランディングされる時には
相対的に高く、各水平周期のパラボラ波形の最低電圧電
圧間の違いは画面の１フレーム当たり１垂直周期１Ｖに
規則的に変わる。
は、静的フォーカス電圧の前後の値を有し、この最低電
圧は電子ビームが各走査ラインの中間にランディングさ
れる時に比べてその両周辺にランディングされる時には
相対的に高く、各水平周期のパラボラ波形の最低電圧電
圧間の違いは画面の１フレーム当たり１垂直周期１Ｖに
規則的に変わる。
【００１０】パラボラ形ダイナミック電圧の各水平偏向
周期１Ｈ別の振幅Ｉは、全画面に亘った電子ビームのラ
ンディング位置に問わず同一であり、ダイナミックフォ
ーカス電圧の最高値及び最低値は垂直方向の１周期１Ｖ
に変わる。１水平偏向周期１Ｈの間は１水平走査ライン
が形成され、この水平走査ラインが垂直方向の１周期１
Ｖの間に多数形成されることにより１フレームの画面が
形成される。
周期１Ｈ別の振幅Ｉは、全画面に亘った電子ビームのラ
ンディング位置に問わず同一であり、ダイナミックフォ
ーカス電圧の最高値及び最低値は垂直方向の１周期１Ｖ
に変わる。１水平偏向周期１Ｈの間は１水平走査ライン
が形成され、この水平走査ラインが垂直方向の１周期１
Ｖの間に多数形成されることにより１フレームの画面が
形成される。
【００１１】図２の線図において、パラボラ波形の最高
値と最低値の座標を結ぶ上下波状線Ｖ１、Ｖ２は、スク
リーンの垂直ラインに沿ってランディングされる電子ビ
ームに対してダイナミックフォーカス電圧の最高値と最
低値変化を示したもので（ここで波状線の最高値は垂直
ラインの両端で現れる）、これを仮想的な垂直ダイナミ
ックフォーカス電圧と見做せるが、これを参照すれば、
画面の垂直方向及び水平方向の両方向に静的フォーカス
電圧に対するダイナミックフォーカス電圧の差が変わる
ことがわかる。
値と最低値の座標を結ぶ上下波状線Ｖ１、Ｖ２は、スク
リーンの垂直ラインに沿ってランディングされる電子ビ
ームに対してダイナミックフォーカス電圧の最高値と最
低値変化を示したもので（ここで波状線の最高値は垂直
ラインの両端で現れる）、これを仮想的な垂直ダイナミ
ックフォーカス電圧と見做せるが、これを参照すれば、
画面の垂直方向及び水平方向の両方向に静的フォーカス
電圧に対するダイナミックフォーカス電圧の差が変わる
ことがわかる。
【００１２】しかし、上下部における水平偏向周期１Ｈ
間の振幅と画面中央部における水平偏向周期１Ｈ間の振
幅が事実上同一であり、垂直ダイナミックフォーカス電
圧は垂直偏向周期１Ｖにおいて画面の左右側における変
化率と画面中央部における変化率とが同一な形態に印加
される。従って、垂直ダイナミックフォーカス電圧の変
化を示した上下波状線Ｖ１、Ｖ２の変化率は同一であ
る。
間の振幅と画面中央部における水平偏向周期１Ｈ間の振
幅が事実上同一であり、垂直ダイナミックフォーカス電
圧は垂直偏向周期１Ｖにおいて画面の左右側における変
化率と画面中央部における変化率とが同一な形態に印加
される。従って、垂直ダイナミックフォーカス電圧の変
化を示した上下波状線Ｖ１、Ｖ２の変化率は同一であ
る。
【００１３】図３ないし図４は従来の他のダイナミック
フォーカス電圧の波形を示す。
フォーカス電圧の波形を示す。
【００１４】まず、図３を参照すれば、電子ビームが画
面の中央部にランディングされる時にはダイナミックフ
ォーカス電圧Ｖｄの最低値は静的フォーカス電圧Ｖｓよ
り低く、画面の上下部にランディングされる時には最低
値は相対的に高い。
面の中央部にランディングされる時にはダイナミックフ
ォーカス電圧Ｖｄの最低値は静的フォーカス電圧Ｖｓよ
り低く、画面の上下部にランディングされる時には最低
値は相対的に高い。
【００１５】図４を参照すれば、電子ビームが画面の中
央部にランディングされる時にダイナミックフォーカス
電圧Ｖｄの最低値は静的フォーカス電圧Ｖｓと事実上同
一であり、画面の上下部にランディングされる時には最
低値は相対的に高い。
央部にランディングされる時にダイナミックフォーカス
電圧Ｖｄの最低値は静的フォーカス電圧Ｖｓと事実上同
一であり、画面の上下部にランディングされる時には最
低値は相対的に高い。
【００１６】かかる従来のダイナミックフォーカス電子
銃に印加されるダイナミックフォーカス電圧の振幅は、
電子ビームの画面上ランディング位置に問わず同一の共
通点を有する。しかし、スクリーンが非球面形なので、
電子銃の電子ビーム出射点から画面までの距離がランデ
ィング位置により異なり、また偏向ヨークによる電子ビ
ームの歪曲が激しいので全画面にかけて均一な分布のビ
ームスポットが得られる。従って、この陰極線管全体の
構造的な制限下においては前述したような従来の電圧印
加方式によって良質の画像が得られない。即ち、図５に
示した通り、スクリーン１００の左右側の周辺、即ち各
水平走査線１１０の両端にフォーカスを合わせると走査
線１１０の中央でコアーが大きくなってスクリーン中央
部における画質がかなり悪化される。そして、図６に示
した通り、スクリーンの中央の垂直線上、即ち各走査線
１１０の中央にフォーカスを合わせると走査線１１０の
両端に相当な大きさのハローを有するビームスポットが
形成され、はやり全体的に均一な良質の画像が得られな
い。
銃に印加されるダイナミックフォーカス電圧の振幅は、
電子ビームの画面上ランディング位置に問わず同一の共
通点を有する。しかし、スクリーンが非球面形なので、
電子銃の電子ビーム出射点から画面までの距離がランデ
ィング位置により異なり、また偏向ヨークによる電子ビ
ームの歪曲が激しいので全画面にかけて均一な分布のビ
ームスポットが得られる。従って、この陰極線管全体の
構造的な制限下においては前述したような従来の電圧印
加方式によって良質の画像が得られない。即ち、図５に
示した通り、スクリーン１００の左右側の周辺、即ち各
水平走査線１１０の両端にフォーカスを合わせると走査
線１１０の中央でコアーが大きくなってスクリーン中央
部における画質がかなり悪化される。そして、図６に示
した通り、スクリーンの中央の垂直線上、即ち各走査線
１１０の中央にフォーカスを合わせると走査線１１０の
両端に相当な大きさのハローを有するビームスポットが
形成され、はやり全体的に均一な良質の画像が得られな
い。
【００１７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題
点を解決するためのもので、全画面に亘って、電子ビー
ムを均一にフォーカシングして、画面全域で良好な画質
を得させるダイナミックフォーカス電子銃を提供するこ
とを目的とする。
点を解決するためのもので、全画面に亘って、電子ビー
ムを均一にフォーカシングして、画面全域で良好な画質
を得させるダイナミックフォーカス電子銃を提供するこ
とを目的とする。
【００１８】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明は、前置三極管部をなすカソード、制御電
極及びスクリーン電極と、所定の静的フォーカス電圧が
印加される静的フォーカス電極と、偏向信号に同期する
ダイナミックフォーカス電圧が印加される動的フォーカ
ス電極と、アノード電圧が印加される最終加速電極を備
えるダイナミックフォーカス電子銃において、ダイナミ
ックフォーカス電圧は電子ビームが達する画面の位置に
より変化され、電子ビームが画面の上下部から走査され
る時の振幅が画面中央部に走査される時の振幅より大き
い形態に印加されることを特徴とする。
ための本発明は、前置三極管部をなすカソード、制御電
極及びスクリーン電極と、所定の静的フォーカス電圧が
印加される静的フォーカス電極と、偏向信号に同期する
ダイナミックフォーカス電圧が印加される動的フォーカ
ス電極と、アノード電圧が印加される最終加速電極を備
えるダイナミックフォーカス電子銃において、ダイナミ
ックフォーカス電圧は電子ビームが達する画面の位置に
より変化され、電子ビームが画面の上下部から走査され
る時の振幅が画面中央部に走査される時の振幅より大き
い形態に印加されることを特徴とする。
【００１９】
【作用】本発明において、水平ダイナミックフォーカス
電圧は電子ビームが達する画面の位置により変わり、画
面の上下部で水平偏向周期の間の振幅が画面の中央部で
水平偏向周期の間の振幅より大きい形態に印加され、垂
直ダイナミックフォーカス電圧は垂直偏向一周期におい
て画面の左右側における変化率が画面の中央部における
変化率より大きい形態に印加されるので、画面の中心及
び周辺で良好なフォーカス状態が保たれ、偏向ヨーク及
びその幾何学的な構造による画面周辺部におけるフォー
カス特性の劣化を補正して画面の全域で高い解像度が得
られる。
電圧は電子ビームが達する画面の位置により変わり、画
面の上下部で水平偏向周期の間の振幅が画面の中央部で
水平偏向周期の間の振幅より大きい形態に印加され、垂
直ダイナミックフォーカス電圧は垂直偏向一周期におい
て画面の左右側における変化率が画面の中央部における
変化率より大きい形態に印加されるので、画面の中心及
び周辺で良好なフォーカス状態が保たれ、偏向ヨーク及
びその幾何学的な構造による画面周辺部におけるフォー
カス特性の劣化を補正して画面の全域で高い解像度が得
られる。
【００２０】
【実施例】以下、添付した図面に基づき本発明をさらに
詳しく説明する。
詳しく説明する。
【００２１】図７を参照すれば、本発明によるダイナミ
ックフォーカス電子銃１０には、熱電子を放出するカソ
ード２０、熱電子を制御して電子ビームを形成する制御
電極３０及びスクリーン電極４０と、電子ビームを最終
集束及び加速する主レンズ系のプリフォーカスレンズと
メーンフォーカスレンズをなす静的フォーカス電極５０
ａ、動的フォーカス電極５０ｂ及び最終加速電極６０が
順次に配設される。スクリーン電極３０、静的フォーカ
ス電極５０ａ及び動的フォーカス電極５０ｂによっては
一つの静的プリフォーカスレンズと動的プリフォーカス
レンズが構成され、加速電極６０によって動的メーンフ
ォーカスレンズが形成される。静的フォーカス電極５０
ａの電子ビーム出射側面に三つの縦長形の電子ビーム通
過孔がインライン形に形成され、これと向かい合う動的
フォーカス電極５０ｂの電子ビーム入射側面に三つの横
長形電子ビーム通過孔がインライン形に形成される。従
って、静的フォーカス電極５０ａと動的フォーカス電極
５０ｂとの間には動的４極レンズが形成される。
ックフォーカス電子銃１０には、熱電子を放出するカソ
ード２０、熱電子を制御して電子ビームを形成する制御
電極３０及びスクリーン電極４０と、電子ビームを最終
集束及び加速する主レンズ系のプリフォーカスレンズと
メーンフォーカスレンズをなす静的フォーカス電極５０
ａ、動的フォーカス電極５０ｂ及び最終加速電極６０が
順次に配設される。スクリーン電極３０、静的フォーカ
ス電極５０ａ及び動的フォーカス電極５０ｂによっては
一つの静的プリフォーカスレンズと動的プリフォーカス
レンズが構成され、加速電極６０によって動的メーンフ
ォーカスレンズが形成される。静的フォーカス電極５０
ａの電子ビーム出射側面に三つの縦長形の電子ビーム通
過孔がインライン形に形成され、これと向かい合う動的
フォーカス電極５０ｂの電子ビーム入射側面に三つの横
長形電子ビーム通過孔がインライン形に形成される。従
って、静的フォーカス電極５０ａと動的フォーカス電極
５０ｂとの間には動的４極レンズが形成される。
【００２２】制御電極３０には通常の方式により０Ｖの
電圧が印加され、スクリーン電極４０には２００ないし
１２００Ｖの電圧が印加される。そして、静的フォーカ
ス電極５０ａには静的フォーカス電圧Ｖｓが印加され、
動的フォーカス電極５０ｂには動的フォーカス電圧Ｖｄ
が印加され、加速電極６０には２０ないし３５ｋＶの加
速電圧Ｖａが印加される。静的フォーカス電圧Ｖｓは加
速電圧Ｖａの２０ないし３５％の範囲内の値をとり、動
的フォーカス電圧Ｖｄのピーク値は静的フォーカス電圧
Ｖｓと比べて６００ないし８００Ｖほど高い。
電圧が印加され、スクリーン電極４０には２００ないし
１２００Ｖの電圧が印加される。そして、静的フォーカ
ス電極５０ａには静的フォーカス電圧Ｖｓが印加され、
動的フォーカス電極５０ｂには動的フォーカス電圧Ｖｄ
が印加され、加速電極６０には２０ないし３５ｋＶの加
速電圧Ｖａが印加される。静的フォーカス電圧Ｖｓは加
速電圧Ｖａの２０ないし３５％の範囲内の値をとり、動
的フォーカス電圧Ｖｄのピーク値は静的フォーカス電圧
Ｖｓと比べて６００ないし８００Ｖほど高い。
【００２３】本発明のダイナミックフォーカス電子銃に
印加される静的及びダイナミックフォーカス電圧の波形
は、一般に、図８ないし図１０に示した通りである。
印加される静的及びダイナミックフォーカス電圧の波形
は、一般に、図８ないし図１０に示した通りである。
【００２４】これらの図面を参照すれば、共通的に静的
フォーカス電極５０ａに印加される静的フォーカス電圧
Ｖｓは所定電位を一定に保ち、動的フォーカス電極５０
ｂに印加されるパラボラ形ダイナミックフォーカス電圧
Ｖｄは電子ビームが達する画面の位置により変わり、こ
の変化は１水平偏向周期１Ｈに繰り返される。
フォーカス電極５０ａに印加される静的フォーカス電圧
Ｖｓは所定電位を一定に保ち、動的フォーカス電極５０
ｂに印加されるパラボラ形ダイナミックフォーカス電圧
Ｖｄは電子ビームが達する画面の位置により変わり、こ
の変化は１水平偏向周期１Ｈに繰り返される。
【００２５】また、本発明の特徴的な類型として、パラ
ボラ形ダイナミック電圧の各水平偏向周期１Ｈ別に振幅
は電子ビームのランディング位置により変わり、ダイナ
ミックフォーカス電圧の最高値及び最低値は１垂直偏向
周期１Ｖに変化する。各１水平偏向周期のパラボラ波形
の最低電圧は静的フォーカス電圧の前後の値を有し、こ
の最低電圧は電子ビームが各走査ラインの中間にランデ
ィングされる時に比べてその上下部にランディングされ
る際相対的に高く、最低電圧の違いは画面の１フレーム
当たり１周期１Ｖに規則的に変わる。
ボラ形ダイナミック電圧の各水平偏向周期１Ｈ別に振幅
は電子ビームのランディング位置により変わり、ダイナ
ミックフォーカス電圧の最高値及び最低値は１垂直偏向
周期１Ｖに変化する。各１水平偏向周期のパラボラ波形
の最低電圧は静的フォーカス電圧の前後の値を有し、こ
の最低電圧は電子ビームが各走査ラインの中間にランデ
ィングされる時に比べてその上下部にランディングされ
る際相対的に高く、最低電圧の違いは画面の１フレーム
当たり１周期１Ｖに規則的に変わる。
【００２６】そして、各図において、パラボラ波形の最
高値と最低値の座標を結ぶ上下の波状線Ｖ１０、Ｖ２０
は、画面の両縁及び中央を通過する垂直ライン上に電子
ビームがランディングされる時のダイナミックフォーカ
ス電圧を変化を示すもので、これは垂直方向のフォーカ
ス特性差と関係を有するので、第２垂直ダイナミックフ
ォーカス電圧Ｖ１０、Ｖ２０と仮定できる。この垂直ダ
イナミック電圧Ｖ１０、Ｖ２０の変化を参照すれば、画
面の垂直方向及び水平方向の両方向に静的フォーカス電
圧に対するダイナミックフォーカス電圧の違いが変わり
つつあることが分かる。
高値と最低値の座標を結ぶ上下の波状線Ｖ１０、Ｖ２０
は、画面の両縁及び中央を通過する垂直ライン上に電子
ビームがランディングされる時のダイナミックフォーカ
ス電圧を変化を示すもので、これは垂直方向のフォーカ
ス特性差と関係を有するので、第２垂直ダイナミックフ
ォーカス電圧Ｖ１０、Ｖ２０と仮定できる。この垂直ダ
イナミック電圧Ｖ１０、Ｖ２０の変化を参照すれば、画
面の垂直方向及び水平方向の両方向に静的フォーカス電
圧に対するダイナミックフォーカス電圧の違いが変わり
つつあることが分かる。
【００２７】さらに、本発明の特徴により、上下部にお
ける水平偏向周期１Ｈ間の振幅Ｉｏと画面中央部におけ
る水平偏向周期１Ｈ間の振幅Ｉｃが相異なり、垂直ダイ
ナミックフォーカス電圧Ｖ１０、Ｖ２０は垂直偏向周期
１Ｖにおいて画面の左右側における変化率と画面中央部
における変化率がやはり異なる。
ける水平偏向周期１Ｈ間の振幅Ｉｏと画面中央部におけ
る水平偏向周期１Ｈ間の振幅Ｉｃが相異なり、垂直ダイ
ナミックフォーカス電圧Ｖ１０、Ｖ２０は垂直偏向周期
１Ｖにおいて画面の左右側における変化率と画面中央部
における変化率がやはり異なる。
【００２８】図９を参照すれば、電子ビームが画面の中
央部にランディングされる時にダイナミックフォーカス
電圧Ｖｄの最低値は静的フォーカス電圧Ｖｓより低く、
画面の上下部にランディングされる時における最低値は
相対的に高い。
央部にランディングされる時にダイナミックフォーカス
電圧Ｖｄの最低値は静的フォーカス電圧Ｖｓより低く、
画面の上下部にランディングされる時における最低値は
相対的に高い。
【００２９】図１０を参照すれば、電子ビームが画面の
中央部にランディングされる時にダイナミックフォーカ
ス電圧Ｖｄの最低値は静的フォーカス電圧Ｖｓと事実上
等しく、画面の上下部にランディングされる時における
最低値は相対的に高い。この際、上下部で各水平偏向周
期１Ｈ間の振幅Ｉｏと画面中央部で水平偏向周期１Ｈ間
の振幅Ｉｃが相異なり、垂直偏向周期１Ｈにおいて画面
左右側間におけるパラボラ波形の変化率が画面中央部に
おける変化率より大きい。従って、水平ダイナミックフ
ォーカス電圧のピーク点を結んだ仮想の第１垂直ダイナ
ミックフォーカス電圧線Ｖ１０の変化率と最低点を結ん
だ仮想の第２垂直ダイナミックフォーカス電圧線Ｖ２０
の変化率が相異なる。
中央部にランディングされる時にダイナミックフォーカ
ス電圧Ｖｄの最低値は静的フォーカス電圧Ｖｓと事実上
等しく、画面の上下部にランディングされる時における
最低値は相対的に高い。この際、上下部で各水平偏向周
期１Ｈ間の振幅Ｉｏと画面中央部で水平偏向周期１Ｈ間
の振幅Ｉｃが相異なり、垂直偏向周期１Ｈにおいて画面
左右側間におけるパラボラ波形の変化率が画面中央部に
おける変化率より大きい。従って、水平ダイナミックフ
ォーカス電圧のピーク点を結んだ仮想の第１垂直ダイナ
ミックフォーカス電圧線Ｖ１０の変化率と最低点を結ん
だ仮想の第２垂直ダイナミックフォーカス電圧線Ｖ２０
の変化率が相異なる。
【００３０】図９に示した通り、電子ビームが画面の中
央部にランディングされる時のダイナミックフォーカス
電圧Ｖｄの第２垂直ダイナミック電圧Ｖ２０の最低値は
静的フォーカス電圧Ｖｓより低く、その最高値は画面の
上下部では静的フォーカス電圧Ｖｓに比べて相対的に高
い。また、図１０に示した通り、電子ビームが画面の中
央部にランディングされる時のダイナミックフォーカス
電圧Ｖｄの第２垂直ダイナミックフォーカス電圧Ｖ２０
の最低値は静的フォーカス電圧Ｖｓと事実上等しく、画
面の上下部で第２垂直ダイナミックフォーカス電圧Ｖ２
０の最高値は相対的に高い。
央部にランディングされる時のダイナミックフォーカス
電圧Ｖｄの第２垂直ダイナミック電圧Ｖ２０の最低値は
静的フォーカス電圧Ｖｓより低く、その最高値は画面の
上下部では静的フォーカス電圧Ｖｓに比べて相対的に高
い。また、図１０に示した通り、電子ビームが画面の中
央部にランディングされる時のダイナミックフォーカス
電圧Ｖｄの第２垂直ダイナミックフォーカス電圧Ｖ２０
の最低値は静的フォーカス電圧Ｖｓと事実上等しく、画
面の上下部で第２垂直ダイナミックフォーカス電圧Ｖ２
０の最高値は相対的に高い。
【００３１】以上のような本発明の電子銃はパラボラ形
ダイナミックフォーカス電圧の振幅が電子ビームの走査
位置により異なる点においてその特徴がある。
ダイナミックフォーカス電圧の振幅が電子ビームの走査
位置により異なる点においてその特徴がある。
【００３２】以下、本発明の実施例別にその作用効果を
説明する。
説明する。
【００３３】水平ダイナミックフォーカス電圧Ｖｄは電
子ビームが達する画面の位置により変わり、画面の上下
部で水平偏向周期１Ｈ間の振幅が画面中央部で水平偏向
コイル周期１Ｈ間の振幅より大きい形態に印加され、垂
直ダイナミックフォーカス電圧Ｖ１０、Ｖ２０の変化率
は垂直偏向周期１Ｖ間において画面の中央部より左右側
で大きく現れる。図８ないし図１０において、ダイナミ
ック電圧の各放物線波形のそれぞれは水平ダイナミック
フォーカス電圧Ｖｄを示したもので、電子ビームが左側
または右側から中央部に経て右側または左側に水平走査
される時水平ダイナミックフォーカス電圧の変化状態を
示す。
子ビームが達する画面の位置により変わり、画面の上下
部で水平偏向周期１Ｈ間の振幅が画面中央部で水平偏向
コイル周期１Ｈ間の振幅より大きい形態に印加され、垂
直ダイナミックフォーカス電圧Ｖ１０、Ｖ２０の変化率
は垂直偏向周期１Ｖ間において画面の中央部より左右側
で大きく現れる。図８ないし図１０において、ダイナミ
ック電圧の各放物線波形のそれぞれは水平ダイナミック
フォーカス電圧Ｖｄを示したもので、電子ビームが左側
または右側から中央部に経て右側または左側に水平走査
される時水平ダイナミックフォーカス電圧の変化状態を
示す。
【００３４】ここで、本発明の特徴により、水平ダイナ
ミックフォーカス電圧Ｖｄの場合、画面の上下部におけ
るパラボラ波形の振幅を、画面の中央部で、より大きく
させることにより画面の上下部で良好なフォーカス特性
を得させる。
ミックフォーカス電圧Ｖｄの場合、画面の上下部におけ
るパラボラ波形の振幅を、画面の中央部で、より大きく
させることにより画面の上下部で良好なフォーカス特性
を得させる。
【００３５】これを段階的に説明すれば、電子銃から放
射された電子ビームが各走査ラインの中間部位を走査す
る際、静的フォーカス電圧よりやや低かったり、やや高
いダイナミック電圧が印加される場合、電子ビームが静
的フォーカス電極５０ａと動的フォーカス電極５０ｂを
通過しながら、この間の電界の影響を受けることによ
り、スクリーン上に垂直水平幅の差が相対的に小さいビ
ームスポットが形成され、動的フォーカス電圧が静的フ
ォーカス電圧と等しい場合、静的フォーカス電極５０ａ
と動的フォーカス電極５０ｂとの間にレンズが形成され
ないので、いずれの影響を受けず、そのまま通過してス
クリーン上に垂直水平幅が殆ど等しい真ん丸形のビーム
スポットが形成される。
射された電子ビームが各走査ラインの中間部位を走査す
る際、静的フォーカス電圧よりやや低かったり、やや高
いダイナミック電圧が印加される場合、電子ビームが静
的フォーカス電極５０ａと動的フォーカス電極５０ｂを
通過しながら、この間の電界の影響を受けることによ
り、スクリーン上に垂直水平幅の差が相対的に小さいビ
ームスポットが形成され、動的フォーカス電圧が静的フ
ォーカス電圧と等しい場合、静的フォーカス電極５０ａ
と動的フォーカス電極５０ｂとの間にレンズが形成され
ないので、いずれの影響を受けず、そのまま通過してス
クリーン上に垂直水平幅が殆ど等しい真ん丸形のビーム
スポットが形成される。
【００３６】そして、電子ビームが走査ラインの両周辺
に走査する時に静的フォーカス電圧より高い動的フォー
カス電圧が印加されるので、電子ビームが静的フォーカ
ス電極５０ａと動的フォーカス電極５０ｂを通過しなが
ら、これら電極間の強い４極レンズの影響を受けて垂直
方向に縦長形化する。
に走査する時に静的フォーカス電圧より高い動的フォー
カス電圧が印加されるので、電子ビームが静的フォーカ
ス電極５０ａと動的フォーカス電極５０ｂを通過しなが
ら、これら電極間の強い４極レンズの影響を受けて垂直
方向に縦長形化する。
【００３７】ところが、このような画面周辺に偏向され
る電子ビームの縦長形化の程度は走査位置により異なる
が、画面の上下部位に走査する場合極めて強い４極レン
ズが形成されることにより、特に画面の４か所のコーナ
部分に走査する電子ビームが一番大きく縦長形化し、そ
のフォーカス長さが長くなる。従って、このように縦長
形化した電子ビームは不均一偏向磁界の影響を受け、ス
クリーンの非球面性による非点収差により画面周辺に達
した時ほぼ真ん丸形のビームスポットを形成する。
る電子ビームの縦長形化の程度は走査位置により異なる
が、画面の上下部位に走査する場合極めて強い４極レン
ズが形成されることにより、特に画面の４か所のコーナ
部分に走査する電子ビームが一番大きく縦長形化し、そ
のフォーカス長さが長くなる。従って、このように縦長
形化した電子ビームは不均一偏向磁界の影響を受け、ス
クリーンの非球面性による非点収差により画面周辺に達
した時ほぼ真ん丸形のビームスポットを形成する。
【００３８】かかる過程を通じて図１１に示した通り、
画面１００上に全体的に均一な走査線１１０が得られ
る。
画面１００上に全体的に均一な走査線１１０が得られ
る。
【００３９】以上のような本発明によるダイナミックフ
ォーカス電子銃は、発明の特徴により、その振幅が変わ
るダイナミックフォーカス電圧が印加されるにより、画
面の水平方向へのフォーカス状態及び垂直方向へのフォ
ーカス量を調節しうる。
ォーカス電子銃は、発明の特徴により、その振幅が変わ
るダイナミックフォーカス電圧が印加されるにより、画
面の水平方向へのフォーカス状態及び垂直方向へのフォ
ーカス量を調節しうる。
【００４０】かかるダイナミックフォーカス電圧印加方
式は、集束電圧より高い変調電圧が使われる高電圧駆動
方式のダイナミックフォーカス電子銃のみならず、集束
電位より低い変調電位が使われる低電圧駆動方式のダイ
ナミックフォーカス電子銃にも使える。
式は、集束電圧より高い変調電圧が使われる高電圧駆動
方式のダイナミックフォーカス電子銃のみならず、集束
電位より低い変調電位が使われる低電圧駆動方式のダイ
ナミックフォーカス電子銃にも使える。
【００４１】以上述べたように、本発明によるダイナミ
ック電子銃のダイナミックフォーカス電圧印加方式にお
いて、水平ダイナミックフォーカス電圧は電子ビームが
達する画面の位置により変わり、画面の上下部で水平偏
向周期の間の振幅が画面の中央部で水平偏向周期の間の
振幅より大きい形態に印加され、垂直ダイナミックフォ
ーカス電圧は、垂直偏向一周期において、画面の左右側
における変化率が画面の中央部における変化率より大き
い形態に印加されるので、画面の中心及び周辺で良好な
フォーカス状態が保たれる。
ック電子銃のダイナミックフォーカス電圧印加方式にお
いて、水平ダイナミックフォーカス電圧は電子ビームが
達する画面の位置により変わり、画面の上下部で水平偏
向周期の間の振幅が画面の中央部で水平偏向周期の間の
振幅より大きい形態に印加され、垂直ダイナミックフォ
ーカス電圧は、垂直偏向一周期において、画面の左右側
における変化率が画面の中央部における変化率より大き
い形態に印加されるので、画面の中心及び周辺で良好な
フォーカス状態が保たれる。
【００４２】
【発明の効果】これにより、偏向ヨーク及びその幾何学
的な構造による画面周辺部におけるフォーカス特性の劣
化を補正して、画面の全域で高い解像度が得られる。よ
って、一般のＴＶのみならず現開発段階においてＨＤＴ
Ｖに適用される。
的な構造による画面周辺部におけるフォーカス特性の劣
化を補正して、画面の全域で高い解像度が得られる。よ
って、一般のＴＶのみならず現開発段階においてＨＤＴ
Ｖに適用される。
【図１】 従来のダイナミックフォーカス電子銃の概略
を示す断面図。
を示す断面図。
【図２】 従来のダイナミックフォーカス電子銃に印加
されるダイナミックフォーカス電圧の波形図。
されるダイナミックフォーカス電圧の波形図。
【図３】 従来のダイナミックフォーカス電子銃に印加
される他のダイナミックフォーカス電圧の波形図。
される他のダイナミックフォーカス電圧の波形図。
【図４】 従来のダイナミックフォーカス電子銃に印加
されるさらに他のダイナミックフォーカス電圧の波形
図。
されるさらに他のダイナミックフォーカス電圧の波形
図。
【図５】 従来のダイナミックフォーカス電子銃に対す
るダイナミックフォーカス電圧方式による走査線の歪曲
を示す図。
るダイナミックフォーカス電圧方式による走査線の歪曲
を示す図。
【図６】 従来のダイナミックフォーカス電子銃に対す
るダイナミックフォーカス電圧方式による走査線の歪曲
を示す図。
るダイナミックフォーカス電圧方式による走査線の歪曲
を示す図。
【図７】 本発明によるダイナミックフォーカス電子銃
の概略を示す斜視図。
の概略を示す斜視図。
【図８】 本発明によるダイナミックフォーカス電子銃
に印加されるダイナミックフォーカス電圧の波形図。
に印加されるダイナミックフォーカス電圧の波形図。
【図９】 本発明によるダイナミックフォーカス電子銃
に印加される他のダイナミックフォーカス電圧の波形
図。
に印加される他のダイナミックフォーカス電圧の波形
図。
【図１０】 本発明によるダイナミックフォーカス電子
銃に印加されるダイナミックフォーカス電子銃に印加さ
れるさらに他のダイナミック電圧の波形図。
銃に印加されるダイナミックフォーカス電子銃に印加さ
れるさらに他のダイナミック電圧の波形図。
【図１１】 本発明のダイナミックフォーカス電子銃に
より得られた画面上走査線を示す図。
より得られた画面上走査線を示す図。
１０ ダイナミックフォーカス電子銃 ２０ カソード ３０ 制御電極 ４０ スクリーン電極 ５０ａ 静的フォーカス電極 ５０ｂ 動的フォーカス電極 ６０ 最終加速電極
Claims (4)
- 【請求項１】 電子ビームを生成するカソード、制御電
極及びスクリーン電極と、電子ビームを加速及び集束す
る主レンズを形成する所定の静的フォーカス電圧が印加
される静的フォーカス電極と、ダイナミックフォーカス
電圧が印加される動的フォーカス電極と、加速アノード
電圧が印加される最終加速電極を備えるダイナミックフ
ォーカス電子銃において、 前記ダイナミックフォーカス電圧は電子ビームが達する
画面の位置により変化され、電子ビームが画面の上下部
から走査される時の振幅が画面中央部に走査される時の
振幅より大きい形態に印加されることを特徴とするダイ
ナミックフォーカス電子銃。 - 【請求項２】 前記電子ビームが画面の中央にランディ
ングされる時は前記ダイナミックフォーカス電圧の１水
平偏向周期の最低電圧が前記静的フォーカス電圧より低
く、画面の上下部にランディングされる時は相対的に高
いことを特徴とする請求項１記載のダイナミックフォー
カス電子銃。 - 【請求項３】 前記ダイナミックフォーカス電圧の最低
電圧が少なくとも前記静的フォーカス電圧と等しいか又
は大きいことを特徴とする請求項１記載のダイナミック
フォーカス電子銃。 - 【請求項４】 前記ダイナミックフォーカス電圧の１水
平偏向周期の最低電圧が前記静的フォーカス電圧より低
いことを特徴とする請求項１記載のダイナミックフォー
カス電子銃。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1992-24629 | 1992-12-17 | ||
| KR1019920024629A KR950004399B1 (ko) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 다아나믹 포커스 전자총 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06233151A true JPH06233151A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=19345897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5270625A Pending JPH06233151A (ja) | 1992-12-17 | 1993-10-28 | ダイナミックフォーカス電子銃 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06233151A (ja) |
| KR (1) | KR950004399B1 (ja) |
| CN (1) | CN1041145C (ja) |
| DE (1) | DE4336532A1 (ja) |
| NL (1) | NL9301756A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3324282B2 (ja) * | 1994-07-11 | 2002-09-17 | 松下電器産業株式会社 | カラー受像管装置 |
| KR101624544B1 (ko) | 2014-07-29 | 2016-05-26 | 유석찬 | 화환 지지대 제조장치 |
| KR101686976B1 (ko) | 2014-07-29 | 2016-12-16 | 유석찬 | 화환 지지대 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6199249A (ja) * | 1984-10-18 | 1986-05-17 | Matsushita Electronics Corp | 受像管装置 |
| JPS62136970A (ja) * | 1985-12-11 | 1987-06-19 | Hitachi Ltd | 高圧装置 |
| JPS62283779A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-09 | Fujitsu Ltd | ダイナミツク・フオ−カス回路 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4683405A (en) * | 1986-06-27 | 1987-07-28 | Rca Corporation | Parabolic voltage generating apparatus for television |
| US4771216A (en) * | 1987-08-13 | 1988-09-13 | Zenith Electronics Corporation | Electron gun system providing for control of convergence, astigmatism and focus with a single dynamic signal |
| CA1278104C (en) * | 1988-01-28 | 1990-12-18 | Gregory Thomas Barry Crowley | Dynamic focus circuit |
| JPH01243328A (ja) * | 1988-03-25 | 1989-09-28 | Hitachi Ltd | パツフア式ガス遮断器 |
| NL8900068A (nl) * | 1989-01-12 | 1990-08-01 | Philips Nv | Beeldweergeefbuis. |
| JPH03184479A (ja) * | 1989-12-13 | 1991-08-12 | Toshiba Corp | フォーカス電圧発生装置 |
| KR920005828Y1 (ko) * | 1990-01-31 | 1992-08-22 | 삼성전관 주식회사 | 칼라 음극선관용 전자총 구조체 |
| JPH03294891A (ja) * | 1990-04-13 | 1991-12-26 | Hitachi Ltd | ディスプレイ装置 |
| GB9104649D0 (en) * | 1991-03-05 | 1991-04-17 | Secr Defence | Focusing means for cathode ray tubes |
-
1992
- 1992-12-17 KR KR1019920024629A patent/KR950004399B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1993
- 1993-10-11 NL NL9301756A patent/NL9301756A/nl not_active Application Discontinuation
- 1993-10-26 DE DE4336532A patent/DE4336532A1/de not_active Withdrawn
- 1993-10-28 JP JP5270625A patent/JPH06233151A/ja active Pending
- 1993-11-15 CN CN93114799A patent/CN1041145C/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6199249A (ja) * | 1984-10-18 | 1986-05-17 | Matsushita Electronics Corp | 受像管装置 |
| JPS62136970A (ja) * | 1985-12-11 | 1987-06-19 | Hitachi Ltd | 高圧装置 |
| JPS62283779A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-09 | Fujitsu Ltd | ダイナミツク・フオ−カス回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR940016414A (ko) | 1994-07-23 |
| NL9301756A (nl) | 1994-07-18 |
| CN1041145C (zh) | 1998-12-09 |
| CN1088355A (zh) | 1994-06-22 |
| KR950004399B1 (ko) | 1995-04-28 |
| DE4336532A1 (de) | 1994-06-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0360147B2 (ja) | ||
| US5519290A (en) | Color cathode ray tube apparatus | |
| US5164640A (en) | Electron gun for cathode ray tube | |
| JP2000188068A (ja) | カラー陰極線管 | |
| JPS63241842A (ja) | カラ−陰極線管 | |
| KR970001591B1 (ko) | 칼라 음극선관용 전자총 | |
| US5399946A (en) | Dynamic focusing electron gun | |
| JPS5953656B2 (ja) | 陰極線管装置 | |
| JP2000048737A (ja) | カラーブラウン管装置 | |
| JPH06233151A (ja) | ダイナミックフォーカス電子銃 | |
| JPH067145U (ja) | カラー陰極線管用電子銃 | |
| US5744917A (en) | Electron gun assembly for a color cathode ray tube apparatus | |
| KR100344205B1 (ko) | 컬러음극선관장치 | |
| KR950001224Y1 (ko) | 다단집속형 전자총 | |
| KR100647572B1 (ko) | 칼라 음극선관과 이의 구동방법 | |
| US6479951B2 (en) | Color cathode ray tube apparatus | |
| JP2000082417A (ja) | 陰極線管 | |
| JP3640694B2 (ja) | カラー受像管 | |
| KR920005866Y1 (ko) | 칼라 음극선관용 전자총 | |
| KR940008763B1 (ko) | 칼라 음극선관용 전자총 | |
| KR940008762B1 (ko) | 칼라 음극선관용 전자총 | |
| KR940010984B1 (ko) | 칼라 음극선관용 전자총 | |
| KR0177133B1 (ko) | 칼라 음극선관용 전자총 | |
| GB2288060A (en) | Electron gun for a colour CRT | |
| KR100571197B1 (ko) | 칼라브라운관용전자총및그구동방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980529 |