JPS598941B2 - インライン形電子銃 - Google Patents
インライン形電子銃Info
- Publication number
- JPS598941B2 JPS598941B2 JP54017040A JP1704079A JPS598941B2 JP S598941 B2 JPS598941 B2 JP S598941B2 JP 54017040 A JP54017040 A JP 54017040A JP 1704079 A JP1704079 A JP 1704079A JP S598941 B2 JPS598941 B2 JP S598941B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- sides
- holes
- electron beam
- end plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、カラー受像管用のインライン形電子銃、とく
に単一電子銃の先端部に、インライン配列される３個の
電子ビーム放射孔を有するユニタイズド形式のインライ
ン形電子銃に関する。
に単一電子銃の先端部に、インライン配列される３個の
電子ビーム放射孔を有するユニタイズド形式のインライ
ン形電子銃に関する。
一般に、ユニタイズド形式のインライン形電子銃は、第
１図に示すように制御電極Ｇ１、加速電極Ｇ２、集束電
極Ｇ３および陽極Ｇ４等を備え、これらの電極に中央電
子ビーム用孔Ｑ１ｙＱ２ｓＱ３１＊ｑ３，ｑい両側電子
ビーム用孔ｑｒ ｔ ｑ’； ｔ ｑａｉ’ｑ二２，ｑ
イおよびｑぐ，ｑダｔ ｑＫ１ｅ ｑｌＩ２ｔ ｑｆを
それぞれ有せしめる一力、陽極Ｇ４の両側電子ビーム用
孔ｑｊ ｐ ｑｉの各軸ａ４ ｇ ａＥを、集束電極Ｇ
３の両側電子ビーム用孔Ｑｇ２ｅ ｑｇ２の各軸ａ ｇ
，ａＫに対してそれぞれ外方へ偏心させることによって
、３本の電子ビームＡ，Ｂ，Ｃを螢光スクリーンＳの面
上にコンバーゼンスさせている。
１図に示すように制御電極Ｇ１、加速電極Ｇ２、集束電
極Ｇ３および陽極Ｇ４等を備え、これらの電極に中央電
子ビーム用孔Ｑ１ｙＱ２ｓＱ３１＊ｑ３，ｑい両側電子
ビーム用孔ｑｒ ｔ ｑ’； ｔ ｑａｉ’ｑ二２，ｑ
イおよびｑぐ，ｑダｔ ｑＫ１ｅ ｑｌＩ２ｔ ｑｆを
それぞれ有せしめる一力、陽極Ｇ４の両側電子ビーム用
孔ｑｊ ｐ ｑｉの各軸ａ４ ｇ ａＥを、集束電極Ｇ
３の両側電子ビーム用孔Ｑｇ２ｅ ｑｇ２の各軸ａ ｇ
，ａＫに対してそれぞれ外方へ偏心させることによって
、３本の電子ビームＡ，Ｂ，Ｃを螢光スクリーンＳの面
上にコンバーゼンスさせている。
しかし、このような電子銃を組み込んだカラー受像管に
おいては、両側主レンズＬ１ ｔ Ｌ３を通過した電子
ビームＡ，Ｃにコマ収差を生じゃすく、このようなこと
が企ると第２図に示すように螢光体スクリーンＳ上に得
られる３個のビームスポッ｝ｂ，ｑ，ｒのウチの両側の
２個ｂｓ ｒにヘイズｂ／ ， ｒ ／を生じ、これ
が色ずれ発生の原因となる。
おいては、両側主レンズＬ１ ｔ Ｌ３を通過した電子
ビームＡ，Ｃにコマ収差を生じゃすく、このようなこと
が企ると第２図に示すように螢光体スクリーンＳ上に得
られる３個のビームスポッ｝ｂ，ｑ，ｒのウチの両側の
２個ｂｓ ｒにヘイズｂ／ ， ｒ ／を生じ、これ
が色ずれ発生の原因となる。
これは、両側電子ビームＡ，Ｃが主レンズＬ ，Ｌ３の
各実質的中心１１．１３を通過せずにその内側を通過す
ることに起因するのであるから、主レンズＬ１ ｅ Ｌ
３に入る前の両側電子ビームＡ，Ｃの各軌道をわずかに
外側へ偏倚させることで解消でき、その一力法として、
第３図に示すように集束電極Ｇ３の加速電極側における
両側電子ビーム用孔ｑａｔｔｑｊ’ｔの各軸ａ’ ＊
ａｇ，を、加速電極Ｇ２の両側ビーム用孔聾ｊ ｑｆ
ｆの各軸ａ ４ ， ａ １に対してそれぞれわずかに
内側へ偏心させ、非対称プリフォーカスレンズを形成す
ることが、特開昭５３−２４７７５号公報等により知ら
れている。
各実質的中心１１．１３を通過せずにその内側を通過す
ることに起因するのであるから、主レンズＬ１ ｅ Ｌ
３に入る前の両側電子ビームＡ，Ｃの各軌道をわずかに
外側へ偏倚させることで解消でき、その一力法として、
第３図に示すように集束電極Ｇ３の加速電極側における
両側電子ビーム用孔ｑａｔｔｑｊ’ｔの各軸ａ’ ＊
ａｇ，を、加速電極Ｇ２の両側ビーム用孔聾ｊ ｑｆ
ｆの各軸ａ ４ ， ａ １に対してそれぞれわずかに
内側へ偏心させ、非対称プリフォーカスレンズを形成す
ることが、特開昭５３−２４７７５号公報等により知ら
れている。
しかし、このような偏心孔付き電極構造を採用すると、
電子銃組立作業において通常の組立治具（ビーデイング
治具）を使用することができない。
電子銃組立作業において通常の組立治具（ビーデイング
治具）を使用することができない。
すなわち、各電極をガラス質の電極支持用ロツドに固着
するビーデイング工程において、第４図に示すようにビ
ーデイング治具のセンターピンＰを集束電極Ｇ３の電子
ビーム用孔Ｑ３１および加速電極Ｇ２の電子ビーム用孔
心に挿通して集束電極Ｇ３と加速電極Ｇ２との相対的位
置決めをなすさい、軸ａｘ１に同軸のピン部分Ｐ１ と
、軸ａκに同軸のピン部分Ｐ２とを有するセンターピン
Ｐを必要とするのであり、この場合、センターピンＰの
製造が困難であるのみ々らず、電子銃電極組立の作業性
が低く、管特性にばらつきを生じやすいという欠点があ
る。
するビーデイング工程において、第４図に示すようにビ
ーデイング治具のセンターピンＰを集束電極Ｇ３の電子
ビーム用孔Ｑ３１および加速電極Ｇ２の電子ビーム用孔
心に挿通して集束電極Ｇ３と加速電極Ｇ２との相対的位
置決めをなすさい、軸ａｘ１に同軸のピン部分Ｐ１ と
、軸ａκに同軸のピン部分Ｐ２とを有するセンターピン
Ｐを必要とするのであり、この場合、センターピンＰの
製造が困難であるのみ々らず、電子銃電極組立の作業性
が低く、管特性にばらつきを生じやすいという欠点があ
る。
本発明はかかる従来の欠点を除去するためになされたも
ので、本発明のインライン形電子銃を以下図面に示した
実施例とともに説明する。
ので、本発明のインライン形電子銃を以下図面に示した
実施例とともに説明する。
第５図において、集束電極Ｇ３ｏの加速電極側端板は、
外側端板Ｇ３、と、これとはＱ．５ ｍｍ以上の小間隔
を介して対向配置された内側端板Ｇ３３とによって二重
構造に形成されており、外側端板Ｇ３１に形成された、
インライン配列の３個の電子ビーム用孔ｑ３、，ｑκ１
ｊＱｆｆｌのうち、両側に位置する孔ｑ’ｌ１ｔ Ｑ！
ｆｌの各軸ａκ、 ａ ４／，は、加速電極Ｇ２の両側
電子ビーム用孔ｑ２’ ｔ ｑ（の各軸ａ！， ， ａ
ｌ／よりもそれぞれ０，１朋〜０．０３ｒ／Ｌ１ＩＬ内
側へ偏倚しており、孔ｑ３１４ ｑｆｆｔの偏倚力向の
径は第６図に示すように加速電極Ｇ２の両側電子ビーム
用孔心，ｑｌの直径よりも大きい。
外側端板Ｇ３、と、これとはＱ．５ ｍｍ以上の小間隔
を介して対向配置された内側端板Ｇ３３とによって二重
構造に形成されており、外側端板Ｇ３１に形成された、
インライン配列の３個の電子ビーム用孔ｑ３、，ｑκ１
ｊＱｆｆｌのうち、両側に位置する孔ｑ’ｌ１ｔ Ｑ！
ｆｌの各軸ａκ、 ａ ４／，は、加速電極Ｇ２の両側
電子ビーム用孔ｑ２’ ｔ ｑ（の各軸ａ！， ， ａ
ｌ／よりもそれぞれ０，１朋〜０．０３ｒ／Ｌ１ＩＬ内
側へ偏倚しており、孔ｑ３１４ ｑｆｆｔの偏倚力向の
径は第６図に示すように加速電極Ｇ２の両側電子ビーム
用孔心，ｑｌの直径よりも大きい。
そして、内側端板Ｇ３３に形成された、インライン配列
の３個の電子ビーム用孔ｑ３３ｐ ｑｒ３，ｑｇ３は
孔（１２ｊ ｑ≦，ｑｇよりも大きく、しかも、両側
に位置する孔聾．，ｑｇａの各軸ａκ３９ ａ’！３
は、加速電極Ｇ２の両側電子ビーム用孔心， ｑｌｉの
各軸ａ：ｔａ（ｌとそれぞれ同軸に配置されている。
の３個の電子ビーム用孔ｑ３３ｐ ｑｒ３，ｑｇ３は
孔（１２ｊ ｑ≦，ｑｇよりも大きく、しかも、両側
に位置する孔聾．，ｑｇａの各軸ａκ３９ ａ’！３
は、加速電極Ｇ２の両側電子ビーム用孔心， ｑｌｉの
各軸ａ：ｔａ（ｌとそれぞれ同軸に配置されている。
このような電極構成によると、両側プリフォーカスレン
ズを非対称となし得、この非対称プリフォーカスレンズ
を５通過して外側へ偏倚した両側電子ビームを、それぞ
れのメインレンズの実質的中心に指向させ得るのみなら
ず、これらの電極を電子銃に組立てるさいのビーデイン
グ治具のセンターピンＰとして、第６図に示すような軸
対称のものを用いることができる。
ズを非対称となし得、この非対称プリフォーカスレンズ
を５通過して外側へ偏倚した両側電子ビームを、それぞ
れのメインレンズの実質的中心に指向させ得るのみなら
ず、これらの電極を電子銃に組立てるさいのビーデイン
グ治具のセンターピンＰとして、第６図に示すような軸
対称のものを用いることができる。
すなわち、センターピンＰのピン部分Ｐ，を、集束電極
Ｇ３の内側端板Ｇ３３の孔弓，に、そしてピン部分Ｐ１
と同軸のピン部分Ｐ２を、加速電極Ｇ２の孔ｑ≦にそ
れぞれ挿通させることによって孔ｑｓｔとは無関係に集
束電極Ｇ３と加速電極Ｇ２との相対的位置決めを行なう
ことが可能となるのであり、センターピンＰの生産性お
よび電子銃の組立作業性をともに良好ならしめ得る。
Ｇ３の内側端板Ｇ３３の孔弓，に、そしてピン部分Ｐ１
と同軸のピン部分Ｐ２を、加速電極Ｇ２の孔ｑ≦にそ
れぞれ挿通させることによって孔ｑｓｔとは無関係に集
束電極Ｇ３と加速電極Ｇ２との相対的位置決めを行なう
ことが可能となるのであり、センターピンＰの生産性お
よび電子銃の組立作業性をともに良好ならしめ得る。
第１図は従来のユニタイズド形式インライン形電子銃の
側断面図、第２図は同電子銃を備えたカラー受像管の螢
光スクリーン面上に得られるビームスポットを示す平面
図、第３図は従来の改良されたインライン形電子銃の一
部分の側断面図、第４図は同電子銃の組立工程において
用いられるビーデイング治具のセンターピンと電子銃電
極との関係を示す側断面図、第５図は本発明を実施した
インライン形電子銃の側断面図、第６図は同電子銃の組
立工程において用いられるビーデイング治具のセンター
ピンと電子銃電極との関係を示す側断面図である。 Ｇ１・・・・・・制御電極、Ｇ２・・・・・・加速電極
、Ｇ３・・・・・・集束電極、Ｇ４・・・・・・陽極、
Ｇ３１・・・・・・外側端板、Ｇ３ ３・・・・・・内
側端板、ｑイｔ ｑ’／ｙ 心ｔｔｑｆｆｔｊｑχ３ｐ
Ｑｊ（３ｙ ｑ３２ｔ ｑ＆２＊ ｑ４ ｙ ｑ！・
・・・・・両側電子ビーム用孔、Ｐ・・・・・・センタ
ーピン。
側断面図、第２図は同電子銃を備えたカラー受像管の螢
光スクリーン面上に得られるビームスポットを示す平面
図、第３図は従来の改良されたインライン形電子銃の一
部分の側断面図、第４図は同電子銃の組立工程において
用いられるビーデイング治具のセンターピンと電子銃電
極との関係を示す側断面図、第５図は本発明を実施した
インライン形電子銃の側断面図、第６図は同電子銃の組
立工程において用いられるビーデイング治具のセンター
ピンと電子銃電極との関係を示す側断面図である。 Ｇ１・・・・・・制御電極、Ｇ２・・・・・・加速電極
、Ｇ３・・・・・・集束電極、Ｇ４・・・・・・陽極、
Ｇ３１・・・・・・外側端板、Ｇ３ ３・・・・・・内
側端板、ｑイｔ ｑ’／ｙ 心ｔｔｑｆｆｔｊｑχ３ｐ
Ｑｊ（３ｙ ｑ３２ｔ ｑ＆２＊ ｑ４ ｙ ｑ！・
・・・・・両側電子ビーム用孔、Ｐ・・・・・・センタ
ーピン。
Claims (1)
- １ 制御電極、加速電極、集束電極および陽極を備え、
前記陽極の両側電子ビーム用孔の各中心軸を前記集束電
極の陽極側端板における両側電子ビーム用孔の各中心軸
に対してそれぞれ外側へ偏倚させたユニタイズド形式イ
ンライン形電子銃において、前記集束電極の加速電極側
端板を内側端板と外側端板とによって二重構造となし、
前記外側端板に形成される両側電子ビーム用孔の各中心
軸を前記加速電極の両側電子ビーム用孔の各中心軸に対
してそれぞれ内側へ偏倚させ、かつ、前記内側端板に形
成される両側電子ビーム用孔の各中心軸を前記加速電極
の両側電子ビーム用孔の各中心軸に対してそれぞれ同軸
配列となすとともに、前記外側端板の両側電子ビーム用
孔の偏倚力回の径？、前記加速電極の両側電子ビーム用
孔の直径よりも犬となしたことを特徴とするインライン
形電子銃。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54017040A JPS598941B2 (ja) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | インライン形電子銃 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54017040A JPS598941B2 (ja) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | インライン形電子銃 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55109346A JPS55109346A (en) | 1980-08-22 |
| JPS598941B2 true JPS598941B2 (ja) | 1984-02-28 |
Family
ID=11932878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54017040A Expired JPS598941B2 (ja) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | インライン形電子銃 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598941B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62203149U (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-25 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5239365A (en) * | 1975-09-25 | 1977-03-26 | Hitachi Ltd | Electronic gun device |
| JPS52111369A (en) * | 1976-03-16 | 1977-09-19 | Nec Corp | Electron gun electrode structure |
| JPS5324775A (en) * | 1976-08-20 | 1978-03-07 | Toshiba Corp | El ectronic gun for color picture tube |
| JPS53129579A (en) * | 1977-04-18 | 1978-11-11 | Matsushita Electronics Corp | Color picture tube |
-
1979
- 1979-02-15 JP JP54017040A patent/JPS598941B2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5239365A (en) * | 1975-09-25 | 1977-03-26 | Hitachi Ltd | Electronic gun device |
| JPS52111369A (en) * | 1976-03-16 | 1977-09-19 | Nec Corp | Electron gun electrode structure |
| JPS5324775A (en) * | 1976-08-20 | 1978-03-07 | Toshiba Corp | El ectronic gun for color picture tube |
| JPS53129579A (en) * | 1977-04-18 | 1978-11-11 | Matsushita Electronics Corp | Color picture tube |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62203149U (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55109346A (en) | 1980-08-22 |
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