JPS598891Y2 - 田植機の燃料タンク - Google Patents
田植機の燃料タンクInfo
- Publication number
- JPS598891Y2 JPS598891Y2 JP3645179U JP3645179U JPS598891Y2 JP S598891 Y2 JPS598891 Y2 JP S598891Y2 JP 3645179 U JP3645179 U JP 3645179U JP 3645179 U JP3645179 U JP 3645179U JP S598891 Y2 JPS598891 Y2 JP S598891Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel tank
- fuel
- gauge
- center marker
- rice transplanter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Level Indicators Using A Float (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は田植機におけるセンターマーカーと、燃料タン
クの液面の位置を知る燃料ゲージとを兼用させて部品の
省略と、より見やすい熱料ゲージ及びセンターマーカー
を得ようとするものである。
クの液面の位置を知る燃料ゲージとを兼用させて部品の
省略と、より見やすい熱料ゲージ及びセンターマーカー
を得ようとするものである。
田植機は、その植付密度を一定にする必要から植付条間
は常に一定であることが望ましい。
は常に一定であることが望ましい。
しかし操縦者の熟練度や圃場の形状等により、どうして
も一直線になりにくい。
も一直線になりにくい。
特に初心者が田植機により植付けをした場合には、植え
た後の条を見ると蛇行している場合が多い。
た後の条を見ると蛇行している場合が多い。
センターマーカーは操縦者が操縦する際の指針とするも
ので、操縦者の目の位置とセンターマーカーの位置及び
圃場端の目標位置とを常に一直線となるように機体を操
縦すれば、可或りの直線度が期待できるので、この指標
として設けられているのである。
ので、操縦者の目の位置とセンターマーカーの位置及び
圃場端の目標位置とを常に一直線となるように機体を操
縦すれば、可或りの直線度が期待できるので、この指標
として設けられているのである。
一般にセンターマーカーは機体先端部の左右中心位置に
立設され、操縦者の視線が圃場端を見る時の視線の中に
入るように縦に長い棒状のものを、田植機先端に固設し
ている。
立設され、操縦者の視線が圃場端を見る時の視線の中に
入るように縦に長い棒状のものを、田植機先端に固設し
ている。
一方燃料タンクは、植付フロート上のレイアウトからし
て植付車輪より後方位置に重心が偏るので、エンジンを
前方に配置する為に、フロートの最先端の位置に配置さ
れることが多い。
て植付車輪より後方位置に重心が偏るので、エンジンを
前方に配置する為に、フロートの最先端の位置に配置さ
れることが多い。
そしてエンジン上方に燃料タンクが配置される結果、前
記センターマーカーの直立位置が、燃料タンクの上面又
は、燃料タンクを覆うボンネットの上面になっていた。
記センターマーカーの直立位置が、燃料タンクの上面又
は、燃料タンクを覆うボンネットの上面になっていた。
ボンネットは田植機のテ゛ザインを整える為に、付属さ
せるという理由もあるが、センターマーカーが燃料タン
クには取り付けにくいので、別にセンターマーカー取付
面の為に設けられている面もある。
せるという理由もあるが、センターマーカーが燃料タン
クには取り付けにくいので、別にセンターマーカー取付
面の為に設けられている面もある。
燃料タンクはその目的からして密閉されているものであ
り、その上面にセンターマーカーを取り付けようとすれ
ば何らかの余分な加工を施さねばならず、唯、センター
マーカーを取付けるという目的だけの為に、燃料タンク
を加工することは嫌われていた。
り、その上面にセンターマーカーを取り付けようとすれ
ば何らかの余分な加工を施さねばならず、唯、センター
マーカーを取付けるという目的だけの為に、燃料タンク
を加工することは嫌われていた。
本件考案は、センターマーカーを取付ける為のボンネッ
トを省略して、部品点数を減らすと共にセンターマーカ
ーを、センターマーカーとしてのみ燃料タンクに取付け
るのではなく、燃料の液面の位置を知らせる燃料ゲージ
と兼用させることによって燃料ゲージを見易くし、セン
ターマーカーを燃料タンクに直接取付ける効果を増加せ
しめたものである。
トを省略して、部品点数を減らすと共にセンターマーカ
ーを、センターマーカーとしてのみ燃料タンクに取付け
るのではなく、燃料の液面の位置を知らせる燃料ゲージ
と兼用させることによって燃料ゲージを見易くし、セン
ターマーカーを燃料タンクに直接取付ける効果を増加せ
しめたものである。
これによって、操縦者は操縦しながらセンターマーカー
と同様にいつも燃料ゲージを注視していることになり、
不意の燃料切れを防ぐことができ、かつ、これまで燃料
ゲージとして別に設けられていた、U字型のパイプ式ゲ
ージや、燃料タンクの蓋に取付けられていた浮子式ゲー
ジも不要となるので、更に部品点数の減少に役立つもの
である。
と同様にいつも燃料ゲージを注視していることになり、
不意の燃料切れを防ぐことができ、かつ、これまで燃料
ゲージとして別に設けられていた、U字型のパイプ式ゲ
ージや、燃料タンクの蓋に取付けられていた浮子式ゲー
ジも不要となるので、更に部品点数の減少に役立つもの
である。
本件考案の構戊を実施例を示す図面に基づいて説明する
と、 第1図は本件考案の田植機の全体平面図 第2図は同じく全体側面図である。
と、 第1図は本件考案の田植機の全体平面図 第2図は同じく全体側面図である。
植付フロー} 10上の最前方にエンジン18が配置さ
れ、該エンジン18の下部のエンジン機枠から把手部兼
用のバンパー19が突設される。
れ、該エンジン18の下部のエンジン機枠から把手部兼
用のバンパー19が突設される。
エンジン18の上部には燃料タンク4が配され、燃料タ
ンク4の上面にセンターマーカー2及び燃料ゲージ1が
一体化して設けられている。
ンク4の上面にセンターマーカー2及び燃料ゲージ1が
一体化して設けられている。
即ち、センターマーカー2は燃料ゲージ1の摺動ガイド
を兼ねているのである。
を兼ねているのである。
燃料タンク4の一方端には燃料タンクキャップ5が設け
られる。
られる。
燃料タンク4の下面からエンジン18に向って、燃料パ
イプ7が連結きれている。
イプ7が連結きれている。
エンジン18の後面に変速伝動ケース20が固設され、
該変速伝動ケース始端部近辺からサイドクラッチ軸(図
示せず)が左右に突出し、該サイドクラッチ軸に車軸ケ
ース9が、該クラッチ軸を中心にスイング可能に支持さ
れている。
該変速伝動ケース始端部近辺からサイドクラッチ軸(図
示せず)が左右に突出し、該サイドクラッチ軸に車軸ケ
ース9が、該クラッチ軸を中心にスイング可能に支持さ
れている。
車軸ケースの他端部に車軸9aに支持されて、車軸8が
チェτンとスプロケットにより回転を伝動されて推進力
を得るべく回転可能に取着される。
チェτンとスプロケットにより回転を伝動されて推進力
を得るべく回転可能に取着される。
又、該車輪8は左右の車輪が独自に水田の耕盤に応じて
スイングする場合と、左右連動して、左右が逆方向にス
イングする場合があり、それらを切換えたりする為のス
,イング装置21が左右の車軸ケースの間に架設される
。
スイングする場合と、左右連動して、左右が逆方向にス
イングする場合があり、それらを切換えたりする為のス
,イング装置21が左右の車軸ケースの間に架設される
。
スイング装置を覆ってその上面に予備苗載台13が載置
される。
される。
苗載台11は横送り装置22の内部に設けられた送りネ
ジによって左右に往復動され、その移動に応じて植付爪
16が苗取出板12を通過する楕円軌道を描きながら回
転し、苗のブロックを切り取ってゆく。
ジによって左右に往復動され、その移動に応じて植付爪
16が苗取出板12を通過する楕円軌道を描きながら回
転し、苗のブロックを切り取ってゆく。
植付爪16は植付爪駆動装置17によって駆動されてい
る。
る。
横送り装置22の一部からハンドル14が苗載台11と
並行して後方に突設される。
並行して後方に突設される。
二れらフロート状に配置されたそれぞれの装置は一体化
されているが、フロートとこれら装置の間は固設されて
いない。
されているが、フロートとこれら装置の間は固設されて
いない。
フロートは圃場面の凹凸に応じて自由に上下可能な如く
その後端部において、植付深さ調節装置15によって枢
支され、前端は連結リンク装置15aによって、上下動
可能な如く軽く連結されているのみである。
その後端部において、植付深さ調節装置15によって枢
支され、前端は連結リンク装置15aによって、上下動
可能な如く軽く連結されているのみである。
第3図は燃料タンクの斜視図
第4図は燃料タンクの平面図
第5図は燃料タンクの一部断面図
第6図は田植機の非使用時の燃料タンクを示す断面図で
ある。
ある。
第7図は燃料ゲージの斜視図
第8図は燃料ゲージ支持体を示す斜視図である。
燃料タンク4は後部に燃料タンクキャップ5が螺合され
る螺合部5aが設けられ、前端にセンターマーカー2が
突出する。
る螺合部5aが設けられ、前端にセンターマーカー2が
突出する。
センターマーカー2の上端部には、燃料ゲージ1が固定
される螺合部2aが設けられている。
される螺合部2aが設けられている。
第5図、第6図において、田植作業中は燃料ゲージ1は
、螺合部2aから解かれて、燃料タンク4内の液面に応
じて、センターマーカー2より更に高い位置で上下にゆ
れる。
、螺合部2aから解かれて、燃料タンク4内の液面に応
じて、センターマーカー2より更に高い位置で上下にゆ
れる。
これにより、センターマーカーが更に高いものとなり、
操縦者は注視するのに好適となる。
操縦者は注視するのに好適となる。
燃料ゲージ支持体3は燃料ゲージ1の浮子部1aが左右
に移動してゲージ棒1bの壁面との抵抗が増すことを無
くす為にガイドとして設けられたものである。
に移動してゲージ棒1bの壁面との抵抗が増すことを無
くす為にガイドとして設けられたものである。
これにより、燃料ゲージは常に直立しゲージ棒も抵抗も
少ないから、正しい液面位置を報せることができる。
少ないから、正しい液面位置を報せることができる。
又、燃料ゲージ支持体の間の液面は他の液面よりも機体
の揺れに対して液面が移動することに対して鈍くなるの
で余分な微揺動を省く効果をも発揮する。
の揺れに対して液面が移動することに対して鈍くなるの
で余分な微揺動を省く効果をも発揮する。
田植機非使用時は、燃料ゲージを押し込んで螺合部2a
にねしこんでゆくと、浮子部1aが、燃料出口6の傾斜
穴6bに嵌大して、燃料の漏出を密封する。
にねしこんでゆくと、浮子部1aが、燃料出口6の傾斜
穴6bに嵌大して、燃料の漏出を密封する。
これにより、燃料開閉弁を省略することもできる。
第8図に示すように、燃料出口6は傾斜穴6bと取付部
6aより威り、取付部6aに燃料ゲージ支持体3が固設
され、燃料タンク4の底面から取付可能に構或されてい
る。
6aより威り、取付部6aに燃料ゲージ支持体3が固設
され、燃料タンク4の底面から取付可能に構或されてい
る。
第7図において、ゲージ棒1bをa,b,C,dの如く
分けて示し、それぞれを色別に塗り分けてあり、これに
より、燃料の液面位置を知ることができる。
分けて示し、それぞれを色別に塗り分けてあり、これに
より、燃料の液面位置を知ることができる。
以上の如く本件考案は、田植機の前方上部に配置した燃
料タンク4の上面に筒状のセンターマーカー2を立設し
、該センターマーカー2の筒内にゲージ棒1bを上下動
可能に挿入し、該ゲージ棒1bの上端には燃料ゲージ1
を、下端には浮子部1aを固設し、燃料ゲージ1は、セ
ンターマーカー2の上方へ位置させ、浮子部1aは、燃
料タンク4内に位置させ、センターマーカーをゲージ棒
の摺動ガイドとしたので、従来の如くセンターマーカー
を取付ける為のボンネットが不要となり部品点数を減ら
すことができ、又操縦者はセンターマーカーを常に注視
しているので、同様に常に燃料ゲージを監視しているこ
とになり、不意の燃料切れを防ぐことができるのである
。
料タンク4の上面に筒状のセンターマーカー2を立設し
、該センターマーカー2の筒内にゲージ棒1bを上下動
可能に挿入し、該ゲージ棒1bの上端には燃料ゲージ1
を、下端には浮子部1aを固設し、燃料ゲージ1は、セ
ンターマーカー2の上方へ位置させ、浮子部1aは、燃
料タンク4内に位置させ、センターマーカーをゲージ棒
の摺動ガイドとしたので、従来の如くセンターマーカー
を取付ける為のボンネットが不要となり部品点数を減ら
すことができ、又操縦者はセンターマーカーを常に注視
しているので、同様に常に燃料ゲージを監視しているこ
とになり、不意の燃料切れを防ぐことができるのである
。
第1図は本件考案の全体平面図、第2図は同じく全体側
面図、第3図は燃料タンクの斜視図、第4図は燃料タン
クの平面図、第5図は燃料タンクの一部断面図、第6図
は田植機非使用時の燃料タンクの断面図、第7図は燃料
ゲージの斜視図、第8図は燃料ゲージ支持体を示す斜視
図である。 1・・・・・・燃料ゲージ、2・・・・・・センターマ
ーカー、3・・・・・・燃料ゲージ支持体、4・・・・
・・燃料タンク、5・・・・・・燃料タンクキャップ、
6・・・・・・燃料出口。
面図、第3図は燃料タンクの斜視図、第4図は燃料タン
クの平面図、第5図は燃料タンクの一部断面図、第6図
は田植機非使用時の燃料タンクの断面図、第7図は燃料
ゲージの斜視図、第8図は燃料ゲージ支持体を示す斜視
図である。 1・・・・・・燃料ゲージ、2・・・・・・センターマ
ーカー、3・・・・・・燃料ゲージ支持体、4・・・・
・・燃料タンク、5・・・・・・燃料タンクキャップ、
6・・・・・・燃料出口。
Claims (1)
- 田植機の前方上部に配置した燃料タンク4の上面に、筒
状のセンターマーカー2を立設し、該センターマーカー
2の筒内にゲージ棒1bを上下動可能に挿入し、該ゲー
ジ棒1bの上端には燃料ゲージ1を、下端には浮子部1
aを固設し、燃料ゲージ1は、センターマーカー2の上
方へ位置させ、浮子部1aは燃料タンク4内に位置させ
、センターマーカーをゲージ棒の摺動ガイドと兼用させ
たことを特徴とする田植機の燃料タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3645179U JPS598891Y2 (ja) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | 田植機の燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3645179U JPS598891Y2 (ja) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | 田植機の燃料タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55135625U JPS55135625U (ja) | 1980-09-26 |
JPS598891Y2 true JPS598891Y2 (ja) | 1984-03-21 |
Family
ID=28897639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3645179U Expired JPS598891Y2 (ja) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | 田植機の燃料タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598891Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-20 JP JP3645179U patent/JPS598891Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55135625U (ja) | 1980-09-26 |
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