JPS5988423A - ヒト腫瘍細胞変性因子の製造方法 - Google Patents
ヒト腫瘍細胞変性因子の製造方法Info
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- JPS5988423A JPS5988423A JP57197242A JP19724282A JPS5988423A JP S5988423 A JPS5988423 A JP S5988423A JP 57197242 A JP57197242 A JP 57197242A JP 19724282 A JP19724282 A JP 19724282A JP S5988423 A JPS5988423 A JP S5988423A
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- Japan
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- tdf
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はヒト腫瘍細胞障碍因子の製造方法に関する。
本発明者等は広範囲に各種動物細胞を培養中、ヒト胎児
線維芽細胞の培養液にヒトガン細胞を縮退させる作用の
あることを発見し、本培養液中の有効成分について鋭意
研究した結果新規なヒト腫瘍細胞障碍因子[以下T D
F (Tumor Degeneration Fa
ctor)と略称]の抽出精製に成功した。
線維芽細胞の培養液にヒトガン細胞を縮退させる作用の
あることを発見し、本培養液中の有効成分について鋭意
研究した結果新規なヒト腫瘍細胞障碍因子[以下T D
F (Tumor Degeneration Fa
ctor)と略称]の抽出精製に成功した。
TDFはヒト正常細胞また異種動物のガン細胞には何ら
作用せず、ヒトのガン細胞にのみ特異的に縮退作用を発
揮し、しかもその効果′はヒト白血球インターフェロン
により増強されることを発見した。さらに本発明者等は
ヒト胎児線維芽細胞に効率良<TDFを産生させるため
にTDF誘導剤について検討を行なった結果、ヒトガン
細胞とヒト線維芽細胞を混合培養することによりTDF
が高濃度に培養液中に産生ずることを見出した。
作用せず、ヒトのガン細胞にのみ特異的に縮退作用を発
揮し、しかもその効果′はヒト白血球インターフェロン
により増強されることを発見した。さらに本発明者等は
ヒト胎児線維芽細胞に効率良<TDFを産生させるため
にTDF誘導剤について検討を行なった結果、ヒトガン
細胞とヒト線維芽細胞を混合培養することによりTDF
が高濃度に培養液中に産生ずることを見出した。
本発明はこれらの知見に基づくもので、ヒト胎児線維芽
細胞培養液を水に対し透析し、透析内液を酸性条件下に
吸着剤と接触させて有効成分を吸着させ、次いで吸着剤
から弱アルカリ性水溶液で有効成分を抽出し、抽出液を
熱処理後ゲル濾過して有効成分を分取することを特徴と
するヒト腫瘍細胞障碍因子の製造方法、ヒト胎児線維芽
細胞とヒト上皮性ガン細胞との混合培養液を水に対して
透析し、透析内液を酸性条件下に吸着剤と接触させて有
効成分を吸着させ、次いで吸着剤から弱アルカリ性水溶
液で有効成分を抽出し、抽出液を熱処理後ゲル濾過して
有効成分を分取することを特徴とするヒト腫瘍細胞障碍
因子の製造法、およびヒト線維芽細胞培養液またはヒト
胎児線維芽細胞とヒト上皮性ガン細胞との混合培養液を
水に対して透析し、透析内液を酸性条件下に吸着剤と接
触させて有効成分を吸着させ、次いで吸着剤から弱アル
カリ性水溶液で有効成分を抽出し、抽出液を熱処理後ゲ
ル濾過して有効成分を分取し、これにヒト白血球インタ
ーフェロンを添加すること特徴とする作用の増強された
ヒl−1ffj瘍細胞障碍因子含有剤の製造方法である
。
細胞培養液を水に対し透析し、透析内液を酸性条件下に
吸着剤と接触させて有効成分を吸着させ、次いで吸着剤
から弱アルカリ性水溶液で有効成分を抽出し、抽出液を
熱処理後ゲル濾過して有効成分を分取することを特徴と
するヒト腫瘍細胞障碍因子の製造方法、ヒト胎児線維芽
細胞とヒト上皮性ガン細胞との混合培養液を水に対して
透析し、透析内液を酸性条件下に吸着剤と接触させて有
効成分を吸着させ、次いで吸着剤から弱アルカリ性水溶
液で有効成分を抽出し、抽出液を熱処理後ゲル濾過して
有効成分を分取することを特徴とするヒト腫瘍細胞障碍
因子の製造法、およびヒト線維芽細胞培養液またはヒト
胎児線維芽細胞とヒト上皮性ガン細胞との混合培養液を
水に対して透析し、透析内液を酸性条件下に吸着剤と接
触させて有効成分を吸着させ、次いで吸着剤から弱アル
カリ性水溶液で有効成分を抽出し、抽出液を熱処理後ゲ
ル濾過して有効成分を分取し、これにヒト白血球インタ
ーフェロンを添加すること特徴とする作用の増強された
ヒl−1ffj瘍細胞障碍因子含有剤の製造方法である
。
本発明におけるTDFの抽出精製法の骨子は次のとおり
である。ヒト胎児線維芽細胞培養液またはヒト胎児線維
芽細胞とヒトガン細胞の混合培養液を水に対して十分透
析して低分子物質を除去した後酸性条件下で吸着剤と接
触、吸着させこの吸着剤を弱アルカリ性水溶液で処理し
て有効成分る抽出し、TDFが失活しない程度で熱処理
し生じた不純物の沈澱を除いた後ゲル濾過法によりTD
Fを分離溶出する。
である。ヒト胎児線維芽細胞培養液またはヒト胎児線維
芽細胞とヒトガン細胞の混合培養液を水に対して十分透
析して低分子物質を除去した後酸性条件下で吸着剤と接
触、吸着させこの吸着剤を弱アルカリ性水溶液で処理し
て有効成分る抽出し、TDFが失活しない程度で熱処理
し生じた不純物の沈澱を除いた後ゲル濾過法によりTD
Fを分離溶出する。
本発明に用いるヒト胎児線維芽細胞は次のようにして得
ることができる。
ることができる。
ヒト妊娠初期の流産胎児を等張塩類溶液中で細切し、次
いでトリプシンで消化した後、細胞濾過器を通して単細
胞浮遊液を得、これを遠心分離して細胞を集める。この
細胞を細胞培養液中で培養し、−週間後に増殖してくる
初代ヒト胎児線維芽細胞を得る。これに用いる培養液は
10%(V、7V :j牛胎児血清(米国、メリーラン
ド州、エム・エイ・バイオプロダクツ製)を含むイーグ
ル−M’EM培地[東京、日水製薬株製〕、ダルベツコ
変法イーグル−M E M培地および199培地(同上
製)が適している。
いでトリプシンで消化した後、細胞濾過器を通して単細
胞浮遊液を得、これを遠心分離して細胞を集める。この
細胞を細胞培養液中で培養し、−週間後に増殖してくる
初代ヒト胎児線維芽細胞を得る。これに用いる培養液は
10%(V、7V :j牛胎児血清(米国、メリーラン
ド州、エム・エイ・バイオプロダクツ製)を含むイーグ
ル−M’EM培地[東京、日水製薬株製〕、ダルベツコ
変法イーグル−M E M培地および199培地(同上
製)が適している。
TDFを含むヒト胎児線維芽細胞培養液は次のようにし
て得ることができる。初代ヒト胎児線維芽細胞をトリプ
シン処理により培養器から細胞をはがし、細胞濃度を1
〜5×10 個/ meに調整し新たに培養器に移植し
37℃で培養する。こ\で用いる培養器は動物組織培養
用シャーレ、フラスコ及びローラーボトルまたはサイド
デツクス(7アルマシヤ製)の様なビーズに細胞を付着
させたスピンナーフラスコが適している。ヒトガン細胞
と混合培養する場合は培養液中のヒト胎児線維芽細胞は
5×1o 個/rnlとし、ガン細胞の濃度は1〜5×
10 個/dとするのがよい。ここで用いることのでき
るヒトガン細胞は継代可能な樹立株である。例へばHe
1a細胞CHe1a、 C(J2)。
て得ることができる。初代ヒト胎児線維芽細胞をトリプ
シン処理により培養器から細胞をはがし、細胞濃度を1
〜5×10 個/ meに調整し新たに培養器に移植し
37℃で培養する。こ\で用いる培養器は動物組織培養
用シャーレ、フラスコ及びローラーボトルまたはサイド
デツクス(7アルマシヤ製)の様なビーズに細胞を付着
させたスピンナーフラスコが適している。ヒトガン細胞
と混合培養する場合は培養液中のヒト胎児線維芽細胞は
5×1o 個/rnlとし、ガン細胞の濃度は1〜5×
10 個/dとするのがよい。ここで用いることのでき
るヒトガン細胞は継代可能な樹立株である。例へばHe
1a細胞CHe1a、 C(J2)。
KB細胞(ICBCCL 17) 、F L細胞(ヒト
の正常前膜細胞由来)等が用いられる。ヒト胎児線維芽
細胞のみを培養した場合約−週間で細胞は培養壁全面に
広がった時にTDFを含む培養液を採取する。
の正常前膜細胞由来)等が用いられる。ヒト胎児線維芽
細胞のみを培養した場合約−週間で細胞は培養壁全面に
広がった時にTDFを含む培養液を採取する。
培養液を採取した後のヒト胎児線維芽細胞はくり返し継
代培養をつづけてこの目的に使用可能である。まずトリ
プシン処理により細胞をはがし前記の細胞濃度で新し゛
い培養器に移植することにより細胞が増殖能力を失うま
で再使用できる。このようにしC得られるTDFを含む
培養液を濾過して不溶性異物を除去し、水に対して十分
透析し、透析性の低分子物質を除いた後、たとえば希塩
酸で酸性にし適当な吸着剤に接触させる。吸着剤として
はカオリン、ベントナイト、活性白土等を用いることが
できる。吸着操作は上記溶液に吸着剤を添加、攪拌、接
触させ、有効成分を吸着させることによって行われる。
代培養をつづけてこの目的に使用可能である。まずトリ
プシン処理により細胞をはがし前記の細胞濃度で新し゛
い培養器に移植することにより細胞が増殖能力を失うま
で再使用できる。このようにしC得られるTDFを含む
培養液を濾過して不溶性異物を除去し、水に対して十分
透析し、透析性の低分子物質を除いた後、たとえば希塩
酸で酸性にし適当な吸着剤に接触させる。吸着剤として
はカオリン、ベントナイト、活性白土等を用いることが
できる。吸着操作は上記溶液に吸着剤を添加、攪拌、接
触させ、有効成分を吸着させることによって行われる。
つぎに吸着剤を傾しゃ法、濾過法、遠心分離法等の適当
な方法で溶液から分離した後、吸着剤から弱アルカリ性
水溶、例えばアンモニア水等で有効成分を抽出し、抽出
液を希塩酸などで中性にし熱処理により不純物を沈澱さ
せる。熱処理の操作は30〜60分間60°=so0c
に保持する方法が好ましい。沈澱物を除いた後、限外濾
過、減圧蒸留もしくは凍結乾燥などにより抽出液の濃縮
を行ない、これをセファデックスG−100のゲルを充
填したカラムにかけ、アルブミン溶出位の前部位に流出
されてくる活性画分を集めTDFを得る。
な方法で溶液から分離した後、吸着剤から弱アルカリ性
水溶、例えばアンモニア水等で有効成分を抽出し、抽出
液を希塩酸などで中性にし熱処理により不純物を沈澱さ
せる。熱処理の操作は30〜60分間60°=so0c
に保持する方法が好ましい。沈澱物を除いた後、限外濾
過、減圧蒸留もしくは凍結乾燥などにより抽出液の濃縮
を行ない、これをセファデックスG−100のゲルを充
填したカラムにかけ、アルブミン溶出位の前部位に流出
されてくる活性画分を集めTDFを得る。
本発明によって得られるTDFの性状は淡黄色粉末、水
に可溶、メタノール、エタノールに難溶、エーテノペア
セトン、ベンゼンに不溶、紫外部最大吸収は275〜2
80 nmに存在するっ元素分析による窒素含量は10
.1〜15.8%、ニンヒドリン、フェノール硫酸、ビ
ユレット反応などいずれも陽性、非透析性で糖蛋白質と
推定される。TσFは以下に示すような生物的性質を示
す。TDFを1〜100μ2を水溶液として培養ヒトガ
ン細胞培養液に加えるとたとえば第1図に示すようにガ
ン細胞縮退作用を示す。またこの時にT D Fと同時
にヒトインターフェロン1〜1001) I Uを加え
るとガン細胞はさらに縮退する(第2A。
に可溶、メタノール、エタノールに難溶、エーテノペア
セトン、ベンゼンに不溶、紫外部最大吸収は275〜2
80 nmに存在するっ元素分析による窒素含量は10
.1〜15.8%、ニンヒドリン、フェノール硫酸、ビ
ユレット反応などいずれも陽性、非透析性で糖蛋白質と
推定される。TσFは以下に示すような生物的性質を示
す。TDFを1〜100μ2を水溶液として培養ヒトガ
ン細胞培養液に加えるとたとえば第1図に示すようにガ
ン細胞縮退作用を示す。またこの時にT D Fと同時
にヒトインターフェロン1〜1001) I Uを加え
るとガン細胞はさらに縮退する(第2A。
2B、3A、3B図参照)。上記作用はKB。
He1a細胞のようなヒト上皮性ガン細胞に特異的で、
マウスL細胞には以上のような操作を行なっても縮退作
用は認められない3)以下実施例によってさらに詳しく
説明する。
マウスL細胞には以上のような操作を行なっても縮退作
用は認められない3)以下実施例によってさらに詳しく
説明する。
実施例1
ヒト胎児線維芽細胞6日目の培養液を集めザイン濾過器
にて濾過して細胞残渣などの不溶性異物を除いた後セル
ロースチューブに入れ、純水に対して一夜透析を行った
後IN−塩酸で培養液のpHを4.3に調整し液量の2
%のカオリン[大阪、和光紬薬■製]を添加し2時間攪
拌接触させた後2時間静置し、大部分の上清を傾しゃし
て除きカオリンをメツチェ上に減圧済過して採取する。
にて濾過して細胞残渣などの不溶性異物を除いた後セル
ロースチューブに入れ、純水に対して一夜透析を行った
後IN−塩酸で培養液のpHを4.3に調整し液量の2
%のカオリン[大阪、和光紬薬■製]を添加し2時間攪
拌接触させた後2時間静置し、大部分の上清を傾しゃし
て除きカオリンをメツチェ上に減圧済過して採取する。
カオリンの含湿重量の1.5倍量の1%アンモニア水テ
3回抽出を行ない、抽出液を合してIN−塩酸でpHを
7.0とし、80°で30分間加温する。加温後生じた
沈澱を遠心分離して除き上浦液を純水に対して透析した
後減圧蒸留により水を留去、残留物を少量の水に溶解し
、セファデックスG−100[東京、7アルマシア・ジ
ャパンM)のカラムにかけ溶出液を分画しガン細胞縮退
活性を指標としてアルブミン溶出位の前溶出位の活性ピ
ークを集め、凍結乾燥してTDFを得る。収量は培養液
11当り約1.2 mfである、。
3回抽出を行ない、抽出液を合してIN−塩酸でpHを
7.0とし、80°で30分間加温する。加温後生じた
沈澱を遠心分離して除き上浦液を純水に対して透析した
後減圧蒸留により水を留去、残留物を少量の水に溶解し
、セファデックスG−100[東京、7アルマシア・ジ
ャパンM)のカラムにかけ溶出液を分画しガン細胞縮退
活性を指標としてアルブミン溶出位の前溶出位の活性ピ
ークを集め、凍結乾燥してTDFを得る。収量は培養液
11当り約1.2 mfである、。
実施例2
ヒト胎児線維芽細胞とK B細胞の混合培養液を集め無
菌濾過器にかけ不溶物を除き、セルローズチューブに入
れ純水で一夜透析した後pHを4,3として液量の2%
のカオリンを加えてT D Fを吸若、カオリンを1%
アンモニア水で抽出し、抽出液をpH7,0に調整し、
70°Cで40分間加温し、生じた沈澱を除去し、純水
で透析後減圧下に水を留去して残留物をセファデックス
G−100のカラムにかけガン細胞縮退活性を示すピー
クを分取し凍結乾燥してTDFを得る。収量は培養液1
.0e当り約2,3y+yである。
菌濾過器にかけ不溶物を除き、セルローズチューブに入
れ純水で一夜透析した後pHを4,3として液量の2%
のカオリンを加えてT D Fを吸若、カオリンを1%
アンモニア水で抽出し、抽出液をpH7,0に調整し、
70°Cで40分間加温し、生じた沈澱を除去し、純水
で透析後減圧下に水を留去して残留物をセファデックス
G−100のカラムにかけガン細胞縮退活性を示すピー
クを分取し凍結乾燥してTDFを得る。収量は培養液1
.0e当り約2,3y+yである。
TDFは淡黄色無定形の粉末で、水に可溶、メタノール
、エタノールには殆んど溶解しない。エーテル、アセト
ン、ベンゼンには全く不溶。紫外部吸収:λmax27
5〜280nm、 ニンヒドリン反応、フェノール硫
酸反応、ビユレット反応側れも陽性である。また水に対
して非透析性である。
、エタノールには殆んど溶解しない。エーテル、アセト
ン、ベンゼンには全く不溶。紫外部吸収:λmax27
5〜280nm、 ニンヒドリン反応、フェノール硫
酸反応、ビユレット反応側れも陽性である。また水に対
して非透析性である。
実施例3
インターフェロンのTDFガン細胞縮退作用に対する増
強効果を次のような方法で調べた。
強効果を次のような方法で調べた。
内径3 cmのプラスチックペトリー皿に1.21−1
.4X10 /meのガン細胞培養液2meを加え一
夜り7℃、5%炭酸ガスふらん器で培養し、これにTD
F10μ2を加えて培養し、その上にヒト白血球インタ
ーフェロン〔京都赤十字血液センターから入手、Dye
−LJptake法(今西ら: BikenJourn
al 3413195 (1981) )で力価を測定
〕液を加え2−3日間培養した後、ギムザ液で染色し、
このシャーレを写真に撮り、マヌユアル・オプテイカル
・ピクチュア・アナライジング・システム(西L ミュ
ンヘン、コントロン社MOPAMO3)にかけて細胞破
壊領域の比率(至)を計測する。各試験は2〜4回くり
返し行なった。その結果を第1表にまとめた、を−検定
の結果P−値0.05以下を有義とする。
.4X10 /meのガン細胞培養液2meを加え一
夜り7℃、5%炭酸ガスふらん器で培養し、これにTD
F10μ2を加えて培養し、その上にヒト白血球インタ
ーフェロン〔京都赤十字血液センターから入手、Dye
−LJptake法(今西ら: BikenJourn
al 3413195 (1981) )で力価を測定
〕液を加え2−3日間培養した後、ギムザ液で染色し、
このシャーレを写真に撮り、マヌユアル・オプテイカル
・ピクチュア・アナライジング・システム(西L ミュ
ンヘン、コントロン社MOPAMO3)にかけて細胞破
壊領域の比率(至)を計測する。各試験は2〜4回くり
返し行なった。その結果を第1表にまとめた、を−検定
の結果P−値0.05以下を有義とする。
上記表で明らかなようにヒト胎児線維芽細胞のガン細胞
障碍因子の活性はヒト白血球インターフェロンにより増
強された、また異種賜物ガン細胞であるネズミガン細胞
L929には上記障碍因子は活性を示さず、またヒト白
血球インターフェロンも増強作用を示さなかった。、 第 1 表 効果 0 2.70+1.45 − KB 1.000 8.1
3±8.52 p<o、oslo、 ooo
u、to +Io、ss p<0.0010
8.00+1.54 −HeLa 1.0
00 5.13±1.67 n、 s、 ””1
0.000 9.48±2.77 p<0.010
1.60+0.14 −+ FL 1,000 5.90 1.71
p<o、os+ IQ 000 8.35 1.03
p<0.0010 1.25±0.31 human 100 0.93 +IO,40
n、 s。
障碍因子の活性はヒト白血球インターフェロンにより増
強された、また異種賜物ガン細胞であるネズミガン細胞
L929には上記障碍因子は活性を示さず、またヒト白
血球インターフェロンも増強作用を示さなかった。、 第 1 表 効果 0 2.70+1.45 − KB 1.000 8.1
3±8.52 p<o、oslo、 ooo
u、to +Io、ss p<0.0010
8.00+1.54 −HeLa 1.0
00 5.13±1.67 n、 s、 ””1
0.000 9.48±2.77 p<0.010
1.60+0.14 −+ FL 1,000 5.90 1.71
p<o、os+ IQ 000 8.35 1.03
p<0.0010 1.25±0.31 human 100 0.93 +IO,40
n、 s。
十
hepatoma 1.000 7.95 5.
63 p<0.05+ 10.000 ’17.08 2.23 p<
0.00010 0.70 + 0.34
−L9゜9LOOO1,15±0413 10、000 0.90±0.59 米 SD:標準偏差 米※ n、s、:有意差なし
63 p<0.05+ 10.000 ’17.08 2.23 p<
0.00010 0.70 + 0.34
−L9゜9LOOO1,15±0413 10、000 0.90±0.59 米 SD:標準偏差 米※ n、s、:有意差なし
第1図はヒトガン細胞(K B )培養液にTDFを加
えたときのガン細胞tlAA作用を示す写真で、第21
3図は同細胞の培養液にTI)Fと同時にヒトインター
フェロンを加えたときのガン細胞縮退作用を示す写真(
100倍)、第2A図は無添加の対照写真(100倍)
である。第3B図はヒトガン細胞(Hela)培養液に
T D Fと同時にヒトインターフエロンを加えたとき
のガン細胞縮退作用を示す写真(100倍)、第3A図
は同無添加の対照写真(100倍)である。第1図下方
左側はヒト線維芽細胞、下方右側はKB細胞を示し、第
1.2B、3B図において空洞部は細胞破壊領域を示す
。 特許出願人 日本ケミカルリサーチ株式会社代理人
弁理士 竹 内 卓FIg、 2A Feg、 28 「i(A、 3B 手続ネ市正書 く自発) 昭和57年12月24日 特許庁長官殿 2、発明の名称 ヒト腫瘍細胞障碍因子の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 兵庫県神戸市東灘区御影本町3丁目4番20号 名称 日本ケミカルリサーチ株式会社 代表者 芦1)信 4、代理人 由の発明の名称と、特許請求の範囲、 2、特許請求の範囲 1、 ヒト胎児線維芽細胞培養液を水に対し透析し、透
析内液を酸性条件下(こ吸着剤と接触させて有効成分を
吸着させ、次いで吸着剤から弱アルカリ性水溶液で有効
成分を抽出し、抽出液を熱処理後グルヂ過して有効成分
を分取することを特徴とするヒト腫瘍細胞障碍因子の製
造方法。 補正の内容 1.願書の発明の名称を「ヒトl1ii瘍細胞変性因子
の製造方法Jに訂正しまず。 2、明@書の発明の名称の欄の 「ヒト腫瘍細胞障碍因子の製造方法Jを1ヒト腫瘍細胞
変性因子の製造方法」と訂正します。 3、特許請求の範囲を別紙のとおりに訂正します。 4、(1) 明細書の文中、下記の「障碍因子」を「
変性因子Jに訂正しまず。 第1頁上より10行目、同18行目。 第2頁上より7行目、同10行目、16行目。 第3頁下J−り2行目。 第4頁上より7行目。 第11頁上より8行目。 (2) 第7頁下より6行目、「ベンゼンに不溶、」の
次に[分子量はゲルヂ過法で145゜000、Jを挿入
しまず。 以上
えたときのガン細胞tlAA作用を示す写真で、第21
3図は同細胞の培養液にTI)Fと同時にヒトインター
フェロンを加えたときのガン細胞縮退作用を示す写真(
100倍)、第2A図は無添加の対照写真(100倍)
である。第3B図はヒトガン細胞(Hela)培養液に
T D Fと同時にヒトインターフエロンを加えたとき
のガン細胞縮退作用を示す写真(100倍)、第3A図
は同無添加の対照写真(100倍)である。第1図下方
左側はヒト線維芽細胞、下方右側はKB細胞を示し、第
1.2B、3B図において空洞部は細胞破壊領域を示す
。 特許出願人 日本ケミカルリサーチ株式会社代理人
弁理士 竹 内 卓FIg、 2A Feg、 28 「i(A、 3B 手続ネ市正書 く自発) 昭和57年12月24日 特許庁長官殿 2、発明の名称 ヒト腫瘍細胞障碍因子の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 兵庫県神戸市東灘区御影本町3丁目4番20号 名称 日本ケミカルリサーチ株式会社 代表者 芦1)信 4、代理人 由の発明の名称と、特許請求の範囲、 2、特許請求の範囲 1、 ヒト胎児線維芽細胞培養液を水に対し透析し、透
析内液を酸性条件下(こ吸着剤と接触させて有効成分を
吸着させ、次いで吸着剤から弱アルカリ性水溶液で有効
成分を抽出し、抽出液を熱処理後グルヂ過して有効成分
を分取することを特徴とするヒト腫瘍細胞障碍因子の製
造方法。 補正の内容 1.願書の発明の名称を「ヒトl1ii瘍細胞変性因子
の製造方法Jに訂正しまず。 2、明@書の発明の名称の欄の 「ヒト腫瘍細胞障碍因子の製造方法Jを1ヒト腫瘍細胞
変性因子の製造方法」と訂正します。 3、特許請求の範囲を別紙のとおりに訂正します。 4、(1) 明細書の文中、下記の「障碍因子」を「
変性因子Jに訂正しまず。 第1頁上より10行目、同18行目。 第2頁上より7行目、同10行目、16行目。 第3頁下J−り2行目。 第4頁上より7行目。 第11頁上より8行目。 (2) 第7頁下より6行目、「ベンゼンに不溶、」の
次に[分子量はゲルヂ過法で145゜000、Jを挿入
しまず。 以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 ヒト胎児線維芽細胞培養液を水に対し透析し、透
析内液を酸性条件下に吸着剤と接触さ処理後ゲル濾過し
て有効成分を分取することを特徴とするヒト腫瘍細胞障
碍因子の製造方法。 2、 ヒト胎児線維芽細胞とヒト上皮性ガン細胞との混
合培養液を水に対して透析し、透析内液を酸性条件下に
吸着剤と接触させて有効成分を吸着させ、次いで吸着剤
から弱アルカリ性水溶液で有効成分を抽出し、抽出液を
熱処理後ゲル済過して有効成分を分取することを特徴と
するヒト腫瘍細胞障碍因子の製造方法。 3、 ヒト線維芽細胞培養液またはヒト胎児線維芽細胞
とヒト上皮性ガン細胞との混合培養液を水に対して透析
し、透析内液を酸性条件下に吸着剤と接触させて有効成
分を吸着させ、次いで吸着剤から弱アルカリ性水溶液で
有効成分を抽出し、抽出液を熱処理後ゲル濾過して有効
成分を分取し、これにヒト白血球インターフェロンを添
加すること特徴とする作用の増強されたヒト腫瘍細胞障
碍因子含有剤の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57197242A JPS5988423A (ja) | 1982-11-09 | 1982-11-09 | ヒト腫瘍細胞変性因子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57197242A JPS5988423A (ja) | 1982-11-09 | 1982-11-09 | ヒト腫瘍細胞変性因子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5988423A true JPS5988423A (ja) | 1984-05-22 |
JPH0244515B2 JPH0244515B2 (ja) | 1990-10-04 |
Family
ID=16371207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57197242A Granted JPS5988423A (ja) | 1982-11-09 | 1982-11-09 | ヒト腫瘍細胞変性因子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5988423A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6124520A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-03 | Takeshi Makitsubo | 腫瘍壊死因子様物質を抽出する方法 |
JPS6156131A (ja) * | 1984-07-17 | 1986-03-20 | Takeshi Makitsubo | 腫瘍壊死因子様物質 |
WO2002046375A1 (en) * | 2000-12-08 | 2002-06-13 | Xgene Corporation | In vitro synthesis of a layered cell sorted tissue |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0519480U (ja) * | 1991-05-14 | 1993-03-12 | 関東自動車工業株式会社 | 自動車のドア取付構造 |
-
1982
- 1982-11-09 JP JP57197242A patent/JPS5988423A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6124520A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-03 | Takeshi Makitsubo | 腫瘍壊死因子様物質を抽出する方法 |
JPS6156131A (ja) * | 1984-07-17 | 1986-03-20 | Takeshi Makitsubo | 腫瘍壊死因子様物質 |
WO2002046375A1 (en) * | 2000-12-08 | 2002-06-13 | Xgene Corporation | In vitro synthesis of a layered cell sorted tissue |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0244515B2 (ja) | 1990-10-04 |
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