JPS5986820A - 室内開放燃焼型暖房器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ガスや石油を燃料とするストーブやファンヒ
ータ等の室内に排気カスを放出する構成の室内開放燃焼
型暖房器において、特にタイマにより自動燃焼開始をさ
せる場合の安全装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来、この種の暖房器、特にファンヒータでは朝目ざめ
た時に室内が暖まっているようにタイマによる自動点火
機能を有するものが主流である。

しかし、室内に燃焼排ガスを放出する構成であるためフ
ァンヒータに点火しても知らずに寝ていると酸欠や一酸
化炭素中毒等の原因となり非常に危険である。このため
従来はタイマによる自動点火後一定時間（約１時間）以
内に人間が手動に切替ないと消火する構成として安全を
はかつている。

しかしここで手動に切替るのを忘れることが多く、せっ
かく暖まった部屋が知らぬまに消火してしまいまた玲え
る事が多く使い勝手が悪いという苦情が多か−た。

発明の目的 本発明は、このような従来の欠点を解決し、安全性、使
い勝手共に向上した暖房器を提供することを目的とする
。

発明の構成 この目的の達成のため本発明では、自動運転開始後、手
動切替忘れにより消火する足金消火装置が動作する一定
時間前にブザー等の報知装置を駆動する構成とした。

この構成により、自動運転開始後も知らずに寝ていたり
人がいなかった場合には安全消火装置で自動的に消火し
、人間がいる場合は報知装置により安全消火装置の動作
を予告し、手動への切替忘れを防ぐため、安心して暖房
器を使用できることになる。

実施例の説明 以下本発明の実施例を図に従って説明していく。

第１図は、本発明を応用した室内開放燃焼型暖房器のタ
イマ部操作パネルの実施例を示す。この例ではタイマを
マイクロコンピュータあるいはＬＳＩ等によシ実現した
デジタルタイマの例で、スライド型可変抵抗器あるいは
スライドスイッチ（図示せず）と連動する設定ツマミ１
により任意の動作時間を目盛２に合わせる。この後にス
タートスイッチホタン３を押すことによりタイマのカウ
ントを開始する。この時ランプ４か点灯してタイマの動
作中を表示する。時間が経過して設定ツマミ１の設定時
間（図では１０時間）になったときに燃焼器（図示せず
）の燃焼を開始する。このときブザー４′により運転開
始を報知すると同時にランプ４は点滅を始める。この時
再度ボタン３を押すことによりランプが消灯しタイマの
動作を停止して燃焼を継続する。ここで着火後に人が近
くにいない場合や寝込んでいるときは危ｉであるため、
タイマで着火後一定時間以内にタイマ停止操作をしない
時に安全のだめに消火するように動作する。

但しこのとき着火後ボタンを押し忘れている場合に消火
すると再度点火操作が必要となり不便である。このだめ
安全のだめに消火する一定時間前に再度ブザー４′で報
知し、消火を予告する。消火させない時は、この時点で
タイマ停止操作をすることにより燃焼は継続する。

第２図はこの動作を示すフロー図である。図でＡは第１
図ツマミ１で設定した時間、Ｂはタイマで燃焼開始後消
火を予告するまでの時間、Ｃは予告後実際に消火する捷
での時間を示し、例としてＡは１０時間、Ｂは１時間、
Ｃは６分とする。

今タイマスイッチ３をオンするとランプ５が点灯し時間
割側を開始する。ここで１０時間経過する寸では１のル
ープを回る。

１ｏ時間経過するとランプが点滅を始め、運転を開始す
るが１１のループにより時間へ十Ｂに達するまで時間計
測を継続する。この時間中に手動スイッチ２によりタイ
マの動作を停止した場合はランプ４を消灯して連続燃焼
状態になる。（第２図１１１） Ｕのループが終了するまでにタイマ停止を行なわなけれ
ばタイマ時間がＡ　＋　Ｂつまり燃焼開始後１時間経過
した時には■のループに移行する。これは燃焼停止を行
なう予告をする部分でありブザー４′により報知する。

ブザー４′はここでは断続報知（Ｏｉｑ’／　ＯＦＦ　
）で書いているが連続報知でも、また一定時間（例えＩ
／１１分）に１回報知する等の方式でもよい。■のルー
プは■のループも含まれているためこの時間内つまり予
告開始後６分以内にタイマ動作を停止させることにより
前述の■部へ移行可能である。まだこの時間内にもタイ
マ動作を停止させない場合は安全のため運転を停止する
。

第３図は他の実施例で、タイマにモータタイマあるいは
ゼンマイタイマ等のメカニカルタイマを使用した例を示
す。第３図でツマミ５を求める時間目盛の所に設定する
とモータ（図示せず）に通電されタイマが動作する。時
間経過と共にツマミが回転し、「運転」の目盛位置にな
ったときに燃焼開始する。さらにモータが回転して目盛
が停止位置に来たる時に自動的に燃焼を停止しタイマ動
作を停止する。ツマミ５が停止位置に来る前に手動で連
続運転の位置に設定すれば運転停止は行なわない。第３
図で目盛６の外周に記入しだｖ−Ｚの線はモータの回転
に応じてオンオフする接点を示しコモン接点■と他の接
点Ｖ９〜Ｚとの通電により各々の状態の動作を行なう。

第４図にこの具体回路例を示す。、６はモータ７により
オンオフされるタイマ接点、８はタイマ接点Ｗあるいは
Ｗ′により駆動されるリレーを示しこのリレー８の接点
により燃焼機の運転のオンオフを行なう。（図示せず）
コンデンサ９は、手動により連続運転に切替えた時、接
点ＷからＷ′になる間に瞬時電源がなくなることを防ぐ
目的のものである。９はランプ４の駆動回転を示し、こ
こでＣ１オベアング１０と抵抗１１．１２，１３，１４
、コンデンサ１６により無安定マルチバイブレータを構
成している。ここで接点Ｘが接続された場合は発振せず
にランプ４は点灯し、接点Ｙが接続された場合は発振に
よりランプ４は点滅動作をする。

まだ接点Ｘ、Ｙ共に接続されない時にはランプ４は点灯
しない。

１６は発振回路でブザー４′の発振周波数を発生する。

発振回路１６は接点Ｚの接続により動作する。１７は直
流電源を示す。以上の構成により第３図で説明したシー
ケンスに従って各動作を行なうものである。

本実施例ではファンヒータで説明したが、ストーブその
他の燃焼抵抗に応用する事も容易である。

さらに報知装置はブザーで説明したがこれ以外のもの例
えばチャイムあるいは音声で報知してもよい。

発明の効果 以」二説明したように本発明室内開放燃焼型暖房器は、
タイマによる自動燃焼開始機能を有し、この時人がいな
い場合や知らない場合の危険を防ぐための安全消火装置
を有する従来の機能に加えて、安全消火装置の動作を予
告するランプやブザーを設けたため、不要な安全消火装
置の動作を防止することを可能とし、安全で使い勝手の
非常に向上させた従来にない暖房器を提供できるもので
ある。

また、これにより追加される部品は少なく、特にマイコ
ンタイマを使用する場合にはプログラムの開発のみで実
現可能であり構成が複雑となる事がないため故障の少な
い信頼性の高い暖房器が実現するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す操作・々ネル図、第２
図は動作を示すフロー図、第３図は他の実施例を示すタ
イマ部の操作図、第４図は第３図の具体回路図である。 。 １．５・・・・・・設定ツマミ（タイマ装置）、３・・
・・・・スイッチボタン（手動スイッチ）、４・・・・
・ランプ装置、４′・・・・・ブザー（報知装置）、８
・・・・・リレー（安全消火装置）、９・・・・・ラン
プ駆動回路（点滅装置）。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）燃料を室内で燃焼して採暖する暖房器を設け、燃
   焼開始時間を設定して自動的に燃焼を開始するタイマ装
   置を有し、前記タイマ装置による燃焼の開始後予め定め
   られた時間経過すると自動的に消火する安全消火装置と
   、前記安全消火装置の動作を停止する手動のスイッチと
   、前記安全消火装置が動作する一定時間前に報知する報
   知装置を有する構成の室内開放燃焼型暖房器。
2. （２）　　手動スイッチは、タイマ装置の動作スイッチ
   で兼ねた構成とした特許請求の範囲第１項記載の室内開
   放燃焼型暖房器。
3. （３）　　タイマ装置は、これが動作中であるとき点灯
   するランプ装置を有し、ランプ装置は自動燃焼開始後、
   手動スイッチを操作するまでの間に点滅表示をする点滅
   回路を有する構成とした特許請求の範囲第２項記載の室
   内開放燃焼型暖房器。