JPS5986750A - ロツクアツプトルクコンバ−タのスリツプ制御装置 - Google Patents

ロツクアツプトルクコンバ−タのスリツプ制御装置

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JPS5986750A
JPS5986750A JP57196897A JP19689782A JPS5986750A JP S5986750 A JPS5986750 A JP S5986750A JP 57196897 A JP57196897 A JP 57196897A JP 19689782 A JP19689782 A JP 19689782A JP S5986750 A JPS5986750 A JP S5986750A
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torque
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Taku Murasugi
村杉 卓
Yoshiro Morimoto
守本 佳郎
Masaaki Suga
雅明 菅
Yasuhiro Niikura
新倉 靖博
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    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
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    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0294Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/14Control of torque converter lock-up clutches
    • F16H61/143Control of torque converter lock-up clutches using electric control means
    • F16H2061/145Control of torque converter lock-up clutches using electric control means for controlling slip, e.g. approaching target slip value

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動変速機等に用いられるロックアツプトルク
コンバータに関するものである0ロツクアツプトルクコ
ンバータは、エンジン駆動される入力要素(通割ポンプ
インペラ)からのかき廻し作動油によってステータによ
る反力下で出力%%出力要素(通常タービンランチ)を
トルク増大させつつ回転させる動作態様(コンバータ状
態)と、ロックアツプクラッチの結合により上記入出力
要素を直結して入力要素に向かう回転をそのまま取出す
動作態様(ロックアツプ状態)との2樵の動作態様を持
ち、エンジンのトルク駆動が問題となり且つトルク増大
の必要な比較的低エンジン回転域で前者の動作態様を、
又それ以外の高エンジン回転域で後者の動作態様を使用
するものである。従ってロックアツプトルクコンバータ
は、前者の動作態様しか持たない通常のトルクコンバー
タに較べ、高エンジン回転域(高車速域)で入出力要素
間のスリップがなくなる分、エンジンの燃費を向上させ
ることができ、今日多くの自動車に実用されつつある。
ところで従来のロックアツプトルクコンバータは上記2
橿の動作態様を選択的に使い分けていただけのため、そ
の判断基準となるロックアツプ車速をエンジンのトルク
変動が車体を振動させない程小さくなる相当な高車速に
設定せざるをえず、ロックアツプ期間が短かくなって十
分な燃費向上効果を果たし得ないのが実情であった。
そこで、エンジンのトルク変動が若干問題になるものの
、そのトルクが十分な低回転域で、ロックアツプクラッ
チを滑らせながら結合し、これによりエンジンのトルク
変動を問題とならないよう吸収しつつトルクコンバータ
のスリップを抑えて上述の問題をなくすようにしたロッ
クアツプトルクコンバータのスリップ制御技術が今次、
米国特許第4002228号明細蕾(文献l)、米国特
許第a9eaoa2号明細書(文献2)、米国特許第4
169526号明細4(文献3)及び特開昭5l−12
1f101号公報(文献4)により提案されている。
しかして5文献1〜8に記載の技術はいずれも、ロック
アツプトルクコンバータをエンジン回転数が800〜l
 (1(l tl rpmの低速域でコンバータ状態と
し、エンジン回転数が2000 rpm以上の高速域で
ロックアツプ状態とし、エンジン回転数が1000〜2
00 (l rpmの中速域でロックアツプクラッチが
滑り結合する状態となすと言ったような、車速(′エン
ジン回転数)に応じた適切なスリップ制御を行なうもの
でなく、ロックアツプトルクコンバータのスリップ制御
技術としてなお不十分なものであった。
とりわけ1文献lの技術はタービントルクによりスリッ
プ量を制御するものであるが、可変オリフィスの形状(
四角形と円の組合せ〕により良好なスリップ特性が得ら
れず、又スプリング等を有し、構造が複雑になるばかり
か、前記スプリングは遠心力を受け、収縮及び伸長時に
はスプリングガイド面との強い摩擦力によりヒストルク
が生じ、前記可変オリフィスの開閉制御の精度が悪化す
る問題も存在する。又、文献2の技術はトルクコンバー
タ入出力要素を一定回転差に制御するものであるが、そ
のためこの回転差がスロットル開度とエンジン回転数等
のエンジン運転状態に常時対応したものでなく、適切な
スリップ制御を常時達成できるものでなし、図車機構等
を必要とするため構造が複雑になる問題も生ずること必
至である。
更に、文献8の技術はロックアツプクラッチのトルクと
タービントルクとの比を一定に制御するものであるが、
タービンランチとロックアツプクラッチとを連結するア
ーム及びスプリング等を必要とし、構造が複雑で、部品
点数が多い欠点も免れ得なく、また、コンバータの半径
方向に長いアームを有する為、高速回転時には、遠心力
が作用することにより制御系へ外乱を与えることになり
制御上の精度が悪化する。なお、文献4の技術はスリッ
プ制御をm予約に行なうもので、各個センサ、アクチュ
エータ及びコントロールユニット等の高画な構成要素を
多く必要とし、装置が全体的に割高となってしまう〇 本発明はこのような問題点を解決することを目的として
なしたもので、この目的のため本発明装置ハ、トルクコ
ンバータ入力要素からのがキ廻し作動油を受けてトルク
増大されつつ回転されるトルクコンバータ出力(に累を
具え、コンバータ室内とロックアツプ制カ11室内との
圧力差により適宜作動されてトルクコンバータ入力要素
に向かう回転を直接トルクコンバータ出力軸に伝達する
ロックアツプクラッチを設けたロックアツプトルクコン
バータにおいて、トルクコンバータ出力要素を上記圧力
差により軸方向移動し得るようトルクコンバータ出力軸
に摺動自在に嵌合すると共に、該トルクコンバータ出力
軸にトルクコンバータ出力要素を、その発生トルク及び
ロックアツプクラッチの伝達トルクの差に応じ相対回転
して軸方向移動Tるようカム機構を介して駆動結合し、
トルクコンバータ出力要素及びトルクコンバータ出力軸
間に上記軸方向移動により開度変化してコンバータ室及
びロックアツプ制御室間の連通度を加減する可変オリフ
ィスを設けたことを特徴とする。
カカル本発明の構成によれば、ロックアツプトルクコン
バータのスリップ制御がロックアツプ制御室内に、コン
バータの軸方向に移動するカム機構を介して作動する上
記可変オリフィスを経てコンバータ室内の圧力を導ひく
ことにより、ロックアツプ制御室内の圧力、即ちロック
アツプクラッチの結合力を当該可変オリフィスの開度で
調整し、又この開度をタービントルクに応じuJ変とし
、これに応じロックアツプクラッチの結合力を制御する
よう構成したから、機械式の簡単且つi価な構成ながら
、高速回転時に生じる遠rl、1力が、01J記iiJ
変オリフイスの開度all*に外乱を与えることなくロ
ックアツプクラッチのトルクとトルクコンバータ出力要
素のトルクとの比を一定に保って、エンジンのトルク変
動を問題とならないよう吸収しっつトルクコンバータの
スリップを押え、燃費の向上を図ることができる。しか
も、ロックアツプ制御室内の圧力を、設定車速域でドレ
ンする固定オリフィスを有するロックアツプ1ttlJ
 暉弁と連結するとこのスリップ制御をこれが要求され
る設定車速域でのみ行なわせ、又このスリップ制御中入
出力22間のスリップ率をエンジン運転状態に常時対応
1.た値に遂−制御できるため、エンジンのトルク変動
による撮動発生の防止と燃費の向上という相反する2要
件を同時且つ確実に満足するようロックアツプトルクコ
ンバータのスリップを制御することができる。
以下、図示の実施例に基づき本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明装置を具えるロックアツプトルクコンバ
ータで、この図中lはトルクコンバータを示し、トルク
コンバータlはポンプインペラ(トルクコンバータ人力
要素)2と、タービンランチ(トルクコンバータ出力要
素)8と、ステータ4とで王に構成する。ボンプインベ
92ハコtLに溶接したコンバータカバー5を介してエ
ンジンクランクシャフト(図示せず〕に駆動結合し、エ
ンジン運転中これにより常時駆動されているものとする
。ポンプインペラ2には更に中空のポンプ駆動軸6を溶
接し、この軸を介しポンプ7をエンジン運転中これによ
り常時駆動する。
タービンランナ8はその内周縁部にリベット8により鋲
着したタービンハブ9を具え、これヲ介してタービンラ
ンナ8をスリーブlO上に摺動自在に嵌合し、このスリ
ーブlOをトルクコンバータ出力軸11に軸方向へ移動
しないようスプライン結合して該出力軸11の一部とな
す。タービンハブ9及びスリーブlOに夫々、互に向い
合って半径方向外方へ延在するフランジ9a、toaを
一体に形成し、これら7ランジを相互に摺動自在に嵌合
して両者間に圧力室12を画成する07ランジ9a、l
Oaの対向面に夫々ボール溝lδ。
14を形成し、これらボール溝18.14はトルクコン
バータ出力軸llを中ルとする半径Rの円弧に沿って延
在させると共に、相互に対向させる。
更に、ホール溝ta、i+の75面xaa、14aは相
互に平行となすも、夫々を第5図に明示する如く7ラン
ジoa、toaの回転面に対しθの角度だけ傾斜させ、
これらボール溝底面18a。
]、 4 a間に介在させてボール溝18.14間に共
通な1個のボール1Bを挟圧するよう、カム機構を構成
する。
スリーブlO〜にには別にロックアツプクラッチ16を
摺動自在に嵌介し、該ロックアツプクラッチ16がその
外周fil(クラッチフェーシングL6aヲコンハータ
ヵA  5に圧接する時両者間にコンバータ室17から
隔絶されたロックアツプ制御室18が生ずるようにする
。ロックアツプ制御室18番まスリーブ10に形成した
(LlOb、10cにより圧力室12に常+1& 78
通させると共に、スリーブlOの孔Job、lOd及び
タービンハブ9に形成した軸方向スリット9bによりコ
ンパ−31室1’/に通じさせる。なお、スリット9b
及び孔10dはそのオーバーラツプ量により第6図に斜
線で示す開度を変更される可変オリフィス19を構成し
、該可変オリフィスはその開度に応じコンバータ室17
及びロックアツプ制御室18間の連通度を加減する。尚
、前記孔100には、ロックアツプ制御室18の油圧を
圧力室12にフィードバックする際の定常安定性の向上
及びステップ応答時等のハンチング防止の為にオリフィ
スを形成することも可能である。
ロックアツプクラッチ16には更にL字形断面の環状部
イΔ20を固着し、その遊端縁に形成した+1’120
 aとフランジ10 aの外周縁に形成した歯10f3
とを+1合させることにより、ロックアツプクラッチJ
6をスリーブlOに軸方向相対移動可能に駆動結合する
又、トルクコンバータlの前記ステータ4は一方向クラ
ッチ21を介して中空固定軸22上に置き、この軸22
とポンプ駆動軸6及びトルクコンバータ出力軸11との
間に夫々環状通路28゜24を設定する。環状通路28
は前記オイルポンプ7からの作動油をトルクコンバータ
l内に導び色、この作動油を環状通路24より排除する
が、この間その後の作動油通路中に設けられた保圧弁等
によりトルクコンバータ1内、即らコンバータ室17内
は一定の圧力pcに保たれている。
又、ロックアツプ1IilI#室18はトルクコンバー
タ出力l1i11111の中空孔11 aを経てロック
アツプ制御弁25の夕1!、I・aボー)25aに通じ
させ、この制御弁をスプール26b、プラグ25C1こ
れらを図中右向きに付勢するばね25d、25eで構成
する。ロックアツプ制御弁25は室25fに供給される
車速相当のガバナ圧PGに応じスプール25bを移動さ
れ、連絡ボート25aを入口ボート25 g、固定オリ
フィス26付のドレンボート25h又はドレンボートg
5iに選択的に連通させるよう機能し、人口ボート25
gには前記コンバータ室圧poを導ひく。
上述の構成とした本発明スリップ制御装置を具えるロッ
クアツプトルクコンバータの作用を次に説明する。
g速が低く1例えば111¥7図中V、 (20km/
h )以下のコンバータ領域Aの時、これに対応するガ
バナIEPGがスプール25bをばね25dに抗し押1
動し得ず、ロックアツプ制御弁25は第1図及び第8図
の状態を保つ。この場合、コンバータ室圧P○がボー)
25g、25&及び中空孔iiaを経てロックアツプ制
御室18に供給され、この室18がコンバータ室17と
同圧にされるから、ロックアツプクラッチ16は第1図
に示す解放位置を保チ、ロックアツプトルクコンバータ
をコンバータ状態で作動さゼる。即ち、エンジン駆動さ
れるポンプインペラ2は作動油をタービンランナ8に向
かわけ、この作動油はその後ステータ4を経てポンプ駆
動軸22に戻る。この1川、作動油は夕〜ビンライナ8
をステータ4にょる反力下でトルク増大しつつ回転させ
、この回転動力をタービンハブ9、ボール15及びスリ
ーブ10を経てトルクコンバータ出力軸11より取出す
ことができる。
一方、車速か高く、例えば第7図中V、 (60km/
h )以上のロックアツプ領域00時、これに対応する
高いガバナ圧Pcがスプール25bをばね25dに抗し
てだけでなくはね258に抗しても押動することができ
、ロックアツプ:Iil i卸弁25は第41図に示す
状態となる。この場合、ロックアツプ制御室18が中空
孔11a、ボート25a及びドレンボー)25Th、2
51に通じ、無圧状態に保たnるから、ロックアツプク
ラッチ16はコンバーク室圧pcにより第1図中左行さ
れてクラッチフェーシング16aをコンバータカバー5
に圧接した継合位flを保ら、ロックアツプトルクコン
バータをロックアツプ状態で作物させる。即ら、ポンプ
インペラ2に向ウエンジン回転はトルクコンバータlを
経白けず、ロックアツプクラッチ16.fi状部材20
及びスリーブInを経てそのまま・トルクコンバータ出
力軸itより取出され、−トルクコンバータのスリップ
−+seを導となすことができる。
そして、車速がrn 7 z中V□〜V2間のスリップ
領域Bの時は、これに対応したガバナ圧Paがロックア
ツプ制御弁25を第2図に示す状態とな’fi。
この場合ロックアツプ制御室18内の圧力PLは固定オ
リフィス26を経て抜取られる一方、可変オリフィス1
9を経てコンバータ室17からの圧ヵPoの補充を受け
る。かくて、この間口ツクアップ1制御室18内の圧力
PLは可変オリフィス19の開度により決定さn、この
圧力PLに応じた度合でローツタアップクラッチ16は
すべりなからコンノく一タカバー5に摩擦継合し、コン
バータ状態とロックアツプ状態との中間状態で動力伝達
を行なう。
ここで、タービンハブ9に作用する力を考察するに、こ
れとボール15との間の摩擦力が軽0にであるから、こ
れを無を児すると、タービンノ・プ9には第5図に示す
゛如くその発生トルクTTによる力FTと、コンバータ
室圧力PC及びロックアツプ制御室圧力PLの圧力差が
室12内でタービン・・ブ9の受圧面慎Sに作用して生
ずる力rLとが加わり、ボール15が抗力Nを持ってこ
れら一力の合力と釣合う。ところで、上記FT 、 F
L、は夫々FT−TT/R’・・(1)、FL−(Po
−PL)XS−(2)で表わされ、又上記釣合状態では
FT、FLは夫々FT −N sinθ、FL、−Hc
osθでも表わされるから、li’Ltanθ−FT・
・・(8)の開先式が求まる。
ロックアツプクラッチ16の伝達トルクTLについては
、その受圧面積及び半径で決まる定数をKとすると、 
 T、−K (po−PL )・・(4)の式で表わさ
れ、この式と前記(1)〜(8)人とからTI、 X−
tan 19−及が求K       R まり、結果としてT、とTTとの間にはI T り−××TT ”  S  Rtanθ の関係式が成立する0この式中、に、S、R,θl は固定値であるから、上式の−×□は定数でS  Rt
anθ あり、これをkと置換えると、上式は ’(b−j(X T”r  ・・・・・・・・・・・(
5)となる。
上記(5)式から、ロックアツプクラッチの伝達トルク
TLとタービンランナ8の発生トルクTTは一定の比で
バランスしていることが判る。
この釣合状態から、タービントルクTTが大きくなると
、第5図においてボール15が下方に移動され、ボール
溝底面18a、14aとのカム作用によりタービンハブ
9はこの図中右方に軸方向移動される。この軸方向移動
は第6図においてスリン)9bを点線矢印方向に変位さ
せ、可変オリフィス19の関度を減少させる。これによ
りこの可変オリフィス19を経てコンバータ室17から
ロックアツプ制御室18に向う圧力が減少し、一方ロツ
クアップ制御室18から固定オリフィス26を経て前述
した如く排除される圧力が一定であることから、ロック
アツプ制御室18内の圧力は前記(5)式の関係が成立
するよう低下される。
逆に、上記釣合状態から、タービントルクTTが小さく
なると、第6因においてボール15が上方に移動され、
タービンハブ9をこの図中左方に軸方向移動させる。こ
の軸方向移動は第6図においてスリン)9bを実線矢印
方向へ変位させ、”J変オリフィス19の開度を増大さ
せる。これにより、この可変オリフィス19を経てコン
バータ室17からロックアツプ制御室18に向う圧力が
増し、この室18内の圧力は前記(5)氏の関係が成立
するよう高められる。上記の制御を行うに当り、カム機
構を構成するボール15は、コンバータの軸方向に移動
することにより、遠心力による制御等への悪影響は極力
小さくできる。
かかる作用の繰返しにより第7図中Bで示すスリップ領
域では、タービントルクTTの変化に応じ可変オリフィ
ス19の開度制御によりロックアツプ制御室18内の圧
力、即ちロックアツプクラッチ16のすべり結合力を加
減して、前記(5)式で示すy日くタービントルりTT
とロックアツプクラッチ16の伝達トルクTLとの比が
一定になるようロックアツプトルクコンバータをスリッ
プ制御することができる。そして、かかるスリップ領域
Bでトルクコンバータのスリップ率eは、前記(5)式
中のkが4となるようIff fil’ した場合1例
えば第7図に示す如く連続的に変化しく図中e−o、1
.e−0,06・・・・・・等は代表的なスリップ率を
例示している)、スリップ率をエンジンの運転状態に常
に対応した適正な値となるよう制御することができる。
かくして本発明スリップ制御装置は上述の如くに可変オ
リフィスの開度変化を行うのに、コンバータの軸方向に
移動するカム4@l構を用い、た為、機械式の簡単且つ
な価な構成ながら、スリップ制御すべき領域Bで遠ノ)
力の作用による制御系への外乱を防ぎタービントルクT
Tとロックアツプクラッチ伝達トルクTLとの比が一定
となるようロックアツプクラッチ16のすべり結合を高
精度で制御するから、トルク変動を問題とならないよう
吸収しつつトルクコンバータのスリップを最少限に抑え
て、振動発生の防止と燃費の向上という相反する2要件
を同時且つ確実に満足゛することができる。
更に、上記スリップ制御はトルクコンバータのスリップ
率eを例えば第7図の如くエンジンの運転状態に常時対
応した値になるよう遂−制御できるため、この点でも上
記相反する2要件を同時且つ確実に満足するという作用
効果を−#顕著なものとなし得る。
しかも第1図に示すように、ロックアツプ制御室内の圧
力を設定車速域でドレンする固定オリフィスを有するよ
うなロックアツプ制御弁を設けると、第7図に示す如く
トルクが絶対的に低くてトルク増大機能を必要とし、且
つトルク変動が大きくてその吸収機能も必要とするエン
ジンの低速達転領Khでは兎に1匂、ロックアツプトル
クコンパをコンバータ ーSWεして当1亥物求にかなうようにし、又トルク開
動が少なく、トルク増大機能も必要としないようなエン
ジンのf4;速達転領域Cではロックアツプトルクコン
バータをロックアツプ状態にしてトルクコンバークのス
リップをなくシ、エンジンの燃費を向上させ、更にこれ
らエンジン運転域の中間ニあってl・ルクに比較的余裕
があるものの、トルク変動が未だ問題となるような運転
領域Bでは、ロックアツプクラッチ16を滑らせながら
結合し、これによりエンジンのトルク変動を吸収しつつ
トルクコンバータのスリップをできるだけ抑えると言っ
たよう1.r a 顧様でロックアツプトルクコンバー
タを効率よく作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第111は本発明スリップ制御装置を具えたロックアツ
プトルクコンバータの縦断側面図、第2図乃至第4肉は
夫々同トルクコンバータのロックアツプ制御弁に詠ねる
作用説明図、第6図は第1図のv−v線上における展開
断面図、 第6図は第1図の■矢視図、 第7図は本発明装置によるロックアツプトルクj ’7
 /<−夕のスリップ率変化特性図である。 l・・・トルクコンバーク 2・・・ポンプインペ2(トルクコンバータ入カ要X)
8・・・タービンランチ(トルクコンバータ出力要素〕
4・・・ステータ     5 用コンバータカバー9
・・・タービンハブ   9a・・・ハブ7ランジ9b
・・・軸方向スリット 10・・・スリーブ10a・・
・スリーブ7ランジ tob 、 100. lOd・
・・孔lOe・・・m         tt・・・ト
ルクコンバータ4Bカ軸12・・・圧力¥      
18 、14川ボールl#(カム機#l)1.8a 、
 x4b・・・ボール溝底面(カム機構)15・・・ボ
ニル(カム機構)17・・・コン°バニ:り室18・・
・ロックアツプ制御室 19・・・可変オリアイス20
・・・環状部材     goa・・・歯21・・・一
方向クラッチ  22・・・中空固定軸25・・・ロッ
クアツプ制御弁 g6・・・固定オリフィス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トルクコンバータ入力要素からのかき廻し作動油を
    受けてトルク増大されつつ回転されるトルクコンバータ
    出力要素を具え、コンバータ室内とロックアツプ制御室
    内との圧力差により適宜作動されてトルクコンバータ入
    力要素に向かう回転を直接トルクコンバータ出力軸に伝
    達するロックアツプクラッチを設けたロックアツプトル
    クコンバータにおいて、nfJ記トルクコンバータ出力
    要素をIIJ記圧方圧力差り軸方向移動し得るよう前記
    トルクコンバータ出力軸に摺動自在に嵌合すると共に、
    該トルクコンバータ出力軸に前記トルクコンバータ出力
    要メ;を、その発生トルク及び前記ロックアツプクラッ
    チの伝達トルクの差に応じ相対回転して軸方向移動する
    ようカム機構を介して駆動結合し、トルクコンバータ出
    力要素及びトルクコンバータ出力軸間にniJ記軸記聞
    方向移動り開度変化してniJ記ごンベータ室及びロッ
    クアツプ制御室間の連通度を加減する可変オリフィスを
    設けてなることを特徴とするロックアツプトルクコンバ
    ータのスリップ制御装置。
JP57196897A 1982-11-10 1982-11-10 ロツクアツプトルクコンバ−タのスリツプ制御装置 Granted JPS5986750A (ja)

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