JPS5986678A - ポリオレフイン粘着テ−プ - Google Patents
ポリオレフイン粘着テ−プInfo
- Publication number
- JPS5986678A JPS5986678A JP19596382A JP19596382A JPS5986678A JP S5986678 A JPS5986678 A JP S5986678A JP 19596382 A JP19596382 A JP 19596382A JP 19596382 A JP19596382 A JP 19596382A JP S5986678 A JPS5986678 A JP S5986678A
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- JP
- Japan
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- adhesive tape
- adhesive
- film
- cut
- polyolefin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ディスペンサーあるいはテープカッターなど
で容易に切断でき、しかもカット時にのび、白化、カー
ル、ヒゲ(フィブリル化)の発生のないポリオレフィン
粘着テープに関するものである。
で容易に切断でき、しかもカット時にのび、白化、カー
ル、ヒゲ(フィブリル化)の発生のないポリオレフィン
粘着テープに関するものである。
従来からプラスチックフィルムをベースとした粘着テー
プの開発がおこなわれてきたが1通常のプラスチックフ
ィルムでは1強度が大きく1手やカッターなどで容易に
切断できないため易切断性の目安であるシャルピー衝撃
強さを下げるための種々の工夫がなされてきた。たとえ
ば、二軸配向フィルムの上に幅方向−軸フイルムを積層
したものや、二軸配向フィルムに電子線などの放射線を
照射したものや、2層のポリプロピレン層の間にポリス
チレンなどの脆いポリマ一層をはさみ込んだ積層フィル
ムが知られている。
プの開発がおこなわれてきたが1通常のプラスチックフ
ィルムでは1強度が大きく1手やカッターなどで容易に
切断できないため易切断性の目安であるシャルピー衝撃
強さを下げるための種々の工夫がなされてきた。たとえ
ば、二軸配向フィルムの上に幅方向−軸フイルムを積層
したものや、二軸配向フィルムに電子線などの放射線を
照射したものや、2層のポリプロピレン層の間にポリス
チレンなどの脆いポリマ一層をはさみ込んだ積層フィル
ムが知られている。
しかしながら、かかる従来の改良フィルムは。
易切断性を付与するために、シャルピー衝撃値は確かに
小さくなっておシ、易切断性が付与されたように思える
。ところが、これらのベースフィルムに粘着剤を塗布す
ると、シャルピー衝撃値がベースフィルムより高くなっ
て粘着テープの切断に大きな力がいるだけでなく、切断
時に伸びが生じてカット・テープがカールしたり、粘着
面同志が付着してしわがよったり、あるいはミスカット
したりするという重大な欠点があった。
小さくなっておシ、易切断性が付与されたように思える
。ところが、これらのベースフィルムに粘着剤を塗布す
ると、シャルピー衝撃値がベースフィルムより高くなっ
て粘着テープの切断に大きな力がいるだけでなく、切断
時に伸びが生じてカット・テープがカールしたり、粘着
面同志が付着してしわがよったり、あるいはミスカット
したりするという重大な欠点があった。
本発明の目的は上記欠点、すなわち、接着剤を塗布する
ことによって起こる品質低下を解消せしめ、粘着テープ
としての易切断性を有し、しかも切断時に坤びが少なく
、カール、白化・白濁、しわ、ヒゲなどの発生のない粘
着テープを提供せんとするものである。
ことによって起こる品質低下を解消せしめ、粘着テープ
としての易切断性を有し、しかも切断時に坤びが少なく
、カール、白化・白濁、しわ、ヒゲなどの発生のない粘
着テープを提供せんとするものである。
すなわち1本発明はポリオレフィン・フィルムの少なく
とも片面に粘着剤が塗布された粘着テープにおいて、該
粘着テープは。
とも片面に粘着剤が塗布された粘着テープにおいて、該
粘着テープは。
(イ)長手方向の5%呻びの強力 F5が1.8鞄/a
n以上 (ロ)幅方向のシャルピー衝撃強さSが、2〜5沌−q
/唾の範囲 であることを特徴とするポリオレフィン粘着テープであ
る。
n以上 (ロ)幅方向のシャルピー衝撃強さSが、2〜5沌−q
/唾の範囲 であることを特徴とするポリオレフィン粘着テープであ
る。
本発明の粘着テープに適用されるポリオレフィンとして
は、ポリプロピレン、プロピレンにエチレン、ブテン、
ペンテン、ヘキセン々どのモノマーを50モルチ以内共
重合したもの、たとえば。
は、ポリプロピレン、プロピレンにエチレン、ブテン、
ペンテン、ヘキセン々どのモノマーを50モルチ以内共
重合したもの、たとえば。
エチレンOプロピレン共重合体、エチレン0プロピレン
Oブテン共重合体、プロピレン0ブテン共重合体など、
およびポリエチレン、アインタクチツクポリスチレンな
どで代表されるポリオレフィンであって1本発明の粘着
テープの場合、特にエチレン・プロピレン・ブテンから
なる2〜3元共重合体が好ましい。共重合体様式として
はブロック共重合体より、ランダム共重合体の方が特に
好ましい。ポリオレフィンの極限粘度は08〜1.2゜
好ましくは0.9〜1.1の範囲にあることが必要で重
量平均分子量で1×10〜4×10 程度のものである
。もちろんポリマー用の添加剤として公知の酸化防止剤
、帯電防止剤、熱安定剤、滑剤、結晶核剤。紫外線吸収
剤、粘度調整剤、充填剤9表面粗面化剤、過酸化物など
を本発明の効果が阻害されない範囲内で添加してもよい
。
Oブテン共重合体、プロピレン0ブテン共重合体など、
およびポリエチレン、アインタクチツクポリスチレンな
どで代表されるポリオレフィンであって1本発明の粘着
テープの場合、特にエチレン・プロピレン・ブテンから
なる2〜3元共重合体が好ましい。共重合体様式として
はブロック共重合体より、ランダム共重合体の方が特に
好ましい。ポリオレフィンの極限粘度は08〜1.2゜
好ましくは0.9〜1.1の範囲にあることが必要で重
量平均分子量で1×10〜4×10 程度のものである
。もちろんポリマー用の添加剤として公知の酸化防止剤
、帯電防止剤、熱安定剤、滑剤、結晶核剤。紫外線吸収
剤、粘度調整剤、充填剤9表面粗面化剤、過酸化物など
を本発明の効果が阻害されない範囲内で添加してもよい
。
なお9本発明の粘着テープに適用されるフィルムは、上
記のポリオレフィンからなるフィルムであるが、−軸延
伸、好ましくは二軸に延坤されているのが望ましい。ま
た、そのフィルムはsp値が10以下の非極性溶剤にお
ける厚さ方向の膨潤率が7チ以下であるのが望ましい。
記のポリオレフィンからなるフィルムであるが、−軸延
伸、好ましくは二軸に延坤されているのが望ましい。ま
た、そのフィルムはsp値が10以下の非極性溶剤にお
ける厚さ方向の膨潤率が7チ以下であるのが望ましい。
本発明フィルムの少なくとも片面に塗布される接着剤と
は、公知の天然ゴム、合成ゴム、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリビニルエーテルなどで特に限定されないが9本
発明の場合はポリアクリル酸エステル系統のものが好ま
しい。また、該接着剤を溶かす溶剤としては、ベンゼン
、トルエン。
は、公知の天然ゴム、合成ゴム、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリビニルエーテルなどで特に限定されないが9本
発明の場合はポリアクリル酸エステル系統のものが好ま
しい。また、該接着剤を溶かす溶剤としては、ベンゼン
、トルエン。
キシレンなどの芳香族系有機溶剤、アセトン、メチルエ
チルケトン、アルコールなどの脂肪族系有機溶剤などが
あるが1本発明の場合sp値(相溶性パラメーター)が
10以下の非極性溶剤であるベンゼン、トルエン、キシ
レンなどが特に好ましい。接着剤の塗布方法は特に限定
されず、有機溶媒溶液あるいはエマルジョン状態のもの
を塗布してから乾燥することが多い。これらの接着剤層
は必ずしも片面のみに塗布される必要はなく9両面に塗
布して両面粘着テープにしてもよいし、また片面に接着
剤を塗布したのち、必要に応じて他の面にシリコン系等
の離型剤を塗布してもよいし。
チルケトン、アルコールなどの脂肪族系有機溶剤などが
あるが1本発明の場合sp値(相溶性パラメーター)が
10以下の非極性溶剤であるベンゼン、トルエン、キシ
レンなどが特に好ましい。接着剤の塗布方法は特に限定
されず、有機溶媒溶液あるいはエマルジョン状態のもの
を塗布してから乾燥することが多い。これらの接着剤層
は必ずしも片面のみに塗布される必要はなく9両面に塗
布して両面粘着テープにしてもよいし、また片面に接着
剤を塗布したのち、必要に応じて他の面にシリコン系等
の離型剤を塗布してもよいし。
あるいは接着剤層の上に更に離型紙を積層してもよい。
本発明の粘着テープの長手方向の5%坤びの強力 F、
値は、1.8鞄/■以上、好ましくは2.0襠/an以
上で、なくてはならない。これは、F、値が1.8未満
、好ましくは2.0 z /(2)未満だと、ディスペ
ンサーなどでのカット時にかかる張力によって粘着テー
プが伸びるため、カットミスを起こしゃすいのみならず
、白化・白濁したり、さらに張力と直角方向に発生した
波形のしわや、カット後の張力開放によって生じた粘着
テープの縮みなどによって、粘着面同志が接着して取り
扱い性が大幅に低下する原因になるためである。また2
本発明の粘着テープの幅方向に切断したシャルピー衝撃
強さSは2〜5襠り、好ましくは3〜4庵にの範囲でな
くてはならない。これは、Sの値が54を越すとき、好
ましくは4を越すときは、ディスペンサーでのカット力
が大きくなり、切断できないかミスカットが多くなるか
、あるいは、たとえ切断できても、粘着テープが伸びて
切断しているため上記と同様に粘着面同志が接着して取
り扱い性が大幅に低下するか、あるいは切断端面が変形
し6一 て美しいカット面ができないためである。また。
値は、1.8鞄/■以上、好ましくは2.0襠/an以
上で、なくてはならない。これは、F、値が1.8未満
、好ましくは2.0 z /(2)未満だと、ディスペ
ンサーなどでのカット時にかかる張力によって粘着テー
プが伸びるため、カットミスを起こしゃすいのみならず
、白化・白濁したり、さらに張力と直角方向に発生した
波形のしわや、カット後の張力開放によって生じた粘着
テープの縮みなどによって、粘着面同志が接着して取り
扱い性が大幅に低下する原因になるためである。また2
本発明の粘着テープの幅方向に切断したシャルピー衝撃
強さSは2〜5襠り、好ましくは3〜4庵にの範囲でな
くてはならない。これは、Sの値が54を越すとき、好
ましくは4を越すときは、ディスペンサーでのカット力
が大きくなり、切断できないかミスカットが多くなるか
、あるいは、たとえ切断できても、粘着テープが伸びて
切断しているため上記と同様に粘着面同志が接着して取
り扱い性が大幅に低下するか、あるいは切断端面が変形
し6一 て美しいカット面ができないためである。また。
粘着テープの幅方向に切断したシャルピー衝撃強さSは
、2未満、好ましくは6未満のときは、たとえ易カット
性にすぐれていても、ディスペンサーカット時に粘着テ
ープの一部がディスペンサーの刃に残存し、ディスペン
サーカット性が大幅に低下するのみならず、切断端面が
ガラス状にひび割れを起こし、美しい端面を有したテー
プが得られないためである。
、2未満、好ましくは6未満のときは、たとえ易カット
性にすぐれていても、ディスペンサーカット時に粘着テ
ープの一部がディスペンサーの刃に残存し、ディスペン
サーカット性が大幅に低下するのみならず、切断端面が
ガラス状にひび割れを起こし、美しい端面を有したテー
プが得られないためである。
さらに粘着テープとして長手方向の破断のびが120%
以下、好ましくは100チ以下であり。
以下、好ましくは100チ以下であり。
しかも、全方向の破断強度が2.9 k4 / =m以
上、好ましくは53kg / an以上であるのが、易
切断性。
上、好ましくは53kg / an以上であるのが、易
切断性。
特に手で切れる性質を与え、しかも実用強度を兼ねそな
えうる点でさらに好ましい。
えうる点でさらに好ましい。
次に本発明の粘着テープの製造方法について説明するが
、必ずしもこれに限定されるものではない。ポリオレフ
ィンとして、極限粘度〔η) = o、 8〜t 2
(dl/g)のエチレン−プロピレン共重合体を用い、
該ポリマーを押出機に供給し溶融させたのち1口金から
該溶融体を押出し、冷却ドラム上テエアーナイフ法、あ
るいはプレスロール法などの公知の密着方法により冷却
固化させる。該キャストフィルムを長手方向予熱オーダ
/に導入したのち、延伸ロールで6〜10倍、好ましく
は6.5〜85倍延伸し、つづいてステンター°で6〜
12倍幅方向に延伸し、続いて熱処理を行うのである。
、必ずしもこれに限定されるものではない。ポリオレフ
ィンとして、極限粘度〔η) = o、 8〜t 2
(dl/g)のエチレン−プロピレン共重合体を用い、
該ポリマーを押出機に供給し溶融させたのち1口金から
該溶融体を押出し、冷却ドラム上テエアーナイフ法、あ
るいはプレスロール法などの公知の密着方法により冷却
固化させる。該キャストフィルムを長手方向予熱オーダ
/に導入したのち、延伸ロールで6〜10倍、好ましく
は6.5〜85倍延伸し、つづいてステンター°で6〜
12倍幅方向に延伸し、続いて熱処理を行うのである。
本発明の場合、特に長手方向を高倍率に延伸することが
大切である。さらに本フィルムの表面には必要に応じて
コロナ放電処理をし8片面に接着剤、他面に離型剤を塗
布し、乾燥し1紙管に巻き取る。必要に応じて適宜の幅
にスリットすれば粘着テープが得られる。
大切である。さらに本フィルムの表面には必要に応じて
コロナ放電処理をし8片面に接着剤、他面に離型剤を塗
布し、乾燥し1紙管に巻き取る。必要に応じて適宜の幅
にスリットすれば粘着テープが得られる。
本発明のポリオレフィン粘着テープは、シャルピー衝撃
強さと5%呻びの強力 F、値とを特定値としたため1
次のようなすぐれた効果が得られる。
強さと5%呻びの強力 F、値とを特定値としたため1
次のようなすぐれた効果が得られる。
(1)ティスペンサーのカット時には容易に切断しやす
く、シかも、この粘着テープを補修用に接着したときは
強靭性を有するというように相反する性質を兼ねそなえ
ている。
く、シかも、この粘着テープを補修用に接着したときは
強靭性を有するというように相反する性質を兼ねそなえ
ている。
(2) ディスペンサーのカット時に、ゆっくり′と引
っばっても、また速く引っばっても、いずれの場合も、
粘着テープにしわが入らず、容易に美しい端面で切断す
ることができる。
っばっても、また速く引っばっても、いずれの場合も、
粘着テープにしわが入らず、容易に美しい端面で切断す
ることができる。
(3) ディスペンサーでカットする時の粘着テープ
の引張り角度θ(θは水平方向と粘着テープのなす角度
)が大きく変っても、すぐれたカット特性を示す。
の引張り角度θ(θは水平方向と粘着テープのなす角度
)が大きく変っても、すぐれたカット特性を示す。
+4) 粘着テープの切断時に、テープの伸び、ヒゲ
の発生、白化・白濁、カールおよび高温雰囲気下でのミ
スカットなどの諸問題がない。
の発生、白化・白濁、カールおよび高温雰囲気下でのミ
スカットなどの諸問題がない。
(5) 熱寸法安定性にすぐれており、高温雰囲気下
でも長時間テープを保存しても、また粘着テープとして
使っても1品質の変化が小さい。
でも長時間テープを保存しても、また粘着テープとして
使っても1品質の変化が小さい。
なお0本発明に使った語句を説明する。
(1) シャルピー衝撃強さは、Charpy衝撃試験
機によって求められた値で、試験片を切断する方向に要
したエネルギーg(kg−■)を、サンプル幅(罰)で
割った値で示し、算出法は次式による。
機によって求められた値で、試験片を切断する方向に要
したエネルギーg(kg−■)を、サンプル幅(罰)で
割った値で示し、算出法は次式による。
Wはハンマー重量(kg)、Rはハンマーの回転中心軸
から重心までの距離(■)、dはハンマー持上角、βは
試験片切断後のハンマーの振上角である。測定雰囲気は
25℃、65RH%である。
から重心までの距離(■)、dはハンマー持上角、βは
試験片切断後のハンマーの振上角である。測定雰囲気は
25℃、65RH%である。
(2)極限粘度は、ポリマーを1′55°0のテトラリ
ン中に溶解させ、濃度0に外挿したときの粘度でd /
/ g単位で表わす。
ン中に溶解させ、濃度0に外挿したときの粘度でd /
/ g単位で表わす。
(3) 長手方向の5チ伸びの強力 F、Fi、長手
方向に長くした幅1■のサンプルをテンシロンに取りつ
け、クリップ間(試長)を5anにし、引張速度30■
/分で長手方向に引張り、5チ沖びた時の強力(贈)を
幅(1S)で割った値である。測定雰囲気は25’0,
65RH%下で行なう。
方向に長くした幅1■のサンプルをテンシロンに取りつ
け、クリップ間(試長)を5anにし、引張速度30■
/分で長手方向に引張り、5チ沖びた時の強力(贈)を
幅(1S)で割った値である。測定雰囲気は25’0,
65RH%下で行なう。
(4) 相溶性パラメーターSP値は、R,F、 F
e d% r sによって発表されているPo/y、
Eng、8c: 14147(1974)の試算式か
ら求めた。
e d% r sによって発表されているPo/y、
Eng、8c: 14147(1974)の試算式か
ら求めた。
(5)ディスペンサー(この歯状の金具のついたテープ
カッター)適性の判定に使用したデイスベ10− ンサーは、YAMATONo−500型であり、テープ
を引張る角度は、水平線から下方にみて30、引張速度
は1m/分、雰囲気温度は25°0であり、テープの幅
Fi12ynmである。
カッター)適性の判定に使用したデイスベ10− ンサーは、YAMATONo−500型であり、テープ
を引張る角度は、水平線から下方にみて30、引張速度
は1m/分、雰囲気温度は25°0であり、テープの幅
Fi12ynmである。
(6)膨潤率は、80’Oの溶剤に2日間浸漬したのち
の゛厚さの変化率である。ただし、沸点が80℃以下の
場合は沸点より10℃低温で測定する。
の゛厚さの変化率である。ただし、沸点が80℃以下の
場合は沸点より10℃低温で測定する。
以下1本発明の一実施態様を実施例に基づいて説明する
。
。
実施例1〜2.比較例1
ポリオレフィンとして極限粘度(ASTM D160
1に従い155°Cln−ヘプタン中で測定)〔η〕
が1. o (al/g)で、エチレンが2.2モルチ
ランダムに共重合されたエチレン・プロピレン共重合体
(結晶核剤として、ジベンジリデンソルビトールを0.
1重量%添加)を用い、これを150皿φ径の押出機に
供給し、200℃で溶融させたのち9口金から押出し、
80℃に保たれた冷却ドラム上でエアーナイフにより密
着させ冷却固化させた。
1に従い155°Cln−ヘプタン中で測定)〔η〕
が1. o (al/g)で、エチレンが2.2モルチ
ランダムに共重合されたエチレン・プロピレン共重合体
(結晶核剤として、ジベンジリデンソルビトールを0.
1重量%添加)を用い、これを150皿φ径の押出機に
供給し、200℃で溶融させたのち9口金から押出し、
80℃に保たれた冷却ドラム上でエアーナイフにより密
着させ冷却固化させた。
該キャストフィルムを150℃に加熱された熱風加熱オ
ープン中に導入したのち、延伸ロールで5.0,6.5
および75倍長手方向に延伸し、続いて140°Cに加
熱されたテンター内で幅方向に9倍延坤し、さらに15
0℃で幅方向に5チのリラックスをさせながら5秒間熱
固定したのちに、フィルムの片面のみにコロナ放電処理
をした。かくして得られたフィルムの厚さは36μm1
表面の濡れ張力は処理面が39 dyn / cmであ
った。
ープン中に導入したのち、延伸ロールで5.0,6.5
および75倍長手方向に延伸し、続いて140°Cに加
熱されたテンター内で幅方向に9倍延坤し、さらに15
0℃で幅方向に5チのリラックスをさせながら5秒間熱
固定したのちに、フィルムの片面のみにコロナ放電処理
をした。かくして得られたフィルムの厚さは36μm1
表面の濡れ張力は処理面が39 dyn / cmであ
った。
該二軸延伸ポリプロピレン共重合体フィルムの表面処理
面に、粘着剤の主成分としてアクリル酸エステルポリマ
ー、粘着付与剤としてピコペールを、ヘキサン(80%
)とトルエン(20%)の混合液に溶解した接着剤溶液
(固形分30%)をコーティングし、80℃で熱風乾燥
し、厚さ20μmの粘着層を形成させた。
面に、粘着剤の主成分としてアクリル酸エステルポリマ
ー、粘着付与剤としてピコペールを、ヘキサン(80%
)とトルエン(20%)の混合液に溶解した接着剤溶液
(固形分30%)をコーティングし、80℃で熱風乾燥
し、厚さ20μmの粘着層を形成させた。
かくして得られた3種類の粘着テープ(幅は12mm)
Icついてシャルピー衝撃値Sと5チ伸びの強力 Fl
値、およびディスペンサー適性についてテストし、第1
表の結果を得た。
Icついてシャルピー衝撃値Sと5チ伸びの強力 Fl
値、およびディスペンサー適性についてテストし、第1
表の結果を得た。
13−
第1表から、シャルピー衝撃値が5 z−en/−以下
であっても、F、値の値が小さいとディスペンサーなど
のカット時に坤びが発生し、切断しにくいことがわかる
。もちろん実施例1〜2のサンプルは手でも切断できる
。
であっても、F、値の値が小さいとディスペンサーなど
のカット時に坤びが発生し、切断しにくいことがわかる
。もちろん実施例1〜2のサンプルは手でも切断できる
。
比較例2
市販している50μmの二軸延伸ポリプロピレンフィル
ム(〔η〕=2.0.商品名“トレファン”2535
(東し製))を用いて前記実施例と同様に粘着テープに
して、ディスペンサー適性をテストし、第2表の結果を
得た。
ム(〔η〕=2.0.商品名“トレファン”2535
(東し製))を用いて前記実施例と同様に粘着テープに
して、ディスペンサー適性をテストし、第2表の結果を
得た。
第 2 表
このように市販のフィルムではディスペンサー適性は全
くないことが判る。
くないことが判る。
特許出願人 東し株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ポリオレフィン・フィルムの少なくとも片面に粘着剤が
塗布された粘着テープにおいて、該粘着テープは。 (イ)長手方向の5チ沖びの強力 F、が、1.8kg
Z咋以上。 (ロ)幅方向のシャルピー衝撃強さSが、2〜5m−f
fi/(2)の範囲 であることを特徴とするポリオレフィン粘着テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19596382A JPS5986678A (ja) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | ポリオレフイン粘着テ−プ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19596382A JPS5986678A (ja) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | ポリオレフイン粘着テ−プ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5986678A true JPS5986678A (ja) | 1984-05-18 |
JPH0233746B2 JPH0233746B2 (ja) | 1990-07-30 |
Family
ID=16349892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19596382A Granted JPS5986678A (ja) | 1982-11-10 | 1982-11-10 | ポリオレフイン粘着テ−プ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5986678A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015096601A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-05-21 | 日本合成化学工業株式会社 | 両面粘着テープ |
WO2015098983A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 日本合成化学工業株式会社 | 航空機部材固定用両面粘着テープ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5334834A (en) * | 1977-09-19 | 1978-03-31 | Toyobo Co Ltd | Adhesive tape having good cutting properties |
-
1982
- 1982-11-10 JP JP19596382A patent/JPS5986678A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5334834A (en) * | 1977-09-19 | 1978-03-31 | Toyobo Co Ltd | Adhesive tape having good cutting properties |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2015098983A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 日本合成化学工業株式会社 | 航空機部材固定用両面粘着テープ |
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