JPS598584Y2 - うちわ - Google Patents
うちわInfo
- Publication number
- JPS598584Y2 JPS598584Y2 JP4513082U JP4513082U JPS598584Y2 JP S598584 Y2 JPS598584 Y2 JP S598584Y2 JP 4513082 U JP4513082 U JP 4513082U JP 4513082 U JP4513082 U JP 4513082U JP S598584 Y2 JPS598584 Y2 JP S598584Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bone
- covering
- fan
- sheet
- support rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、うちわに関するものである。
従来のうちわは、竹又は合或樹脂製の骨の両面に被覆紙
をでんぷん糊で糊付けしたものであり、水に濡れたりす
ると簡単に剥離する。
をでんぷん糊で糊付けしたものであり、水に濡れたりす
ると簡単に剥離する。
これはでんぷん糊が水溶性を有し、耐水性に於いて劣る
ことによるものである。
ことによるものである。
本考案は、熱可塑性合或樹脂シートの熱溶着性を利用し
て被覆シートを骨に添着するようにしてうちわの耐水性
の向上を図ることを目的とする。
て被覆シートを骨に添着するようにしてうちわの耐水性
の向上を図ることを目的とする。
上記課題を解決するための技術手段は骨に添着する被覆
シートの一方又は両方を内面に熱可塑性合或樹脂シート
を添着した被覆シートとし、これら被覆シートを骨の両
面から添着して骨の支杆相互のみを熱溶着したことであ
る。
シートの一方又は両方を内面に熱可塑性合或樹脂シート
を添着した被覆シートとし、これら被覆シートを骨の両
面から添着して骨の支杆相互のみを熱溶着したことであ
る。
本考案の上記技術手段によれば、骨の上下から貼り合さ
れる被覆シート相互は該被覆シートそれぞれの内面に一
体的に接着された熱可塑性合或樹脂シート相互の熱溶着
により接合されているから、耐水性に優れ、該接合部が
雨水等の水分によって剥離する不都合が防止できる。
れる被覆シート相互は該被覆シートそれぞれの内面に一
体的に接着された熱可塑性合或樹脂シート相互の熱溶着
により接合されているから、耐水性に優れ、該接合部が
雨水等の水分によって剥離する不都合が防止できる。
本考案は上記構或であるから、次の特有の効果を有する
。
。
被覆シート相互は、骨の支杆との接触部以外の部分で熱
溶着状態にあるから、骨部分と被覆シートが接着してい
る場合のような、両者の熱膨張差によるしわの発生が防
止できる。
溶着状態にあるから、骨部分と被覆シートが接着してい
る場合のような、両者の熱膨張差によるしわの発生が防
止できる。
被覆シートの内面に合或樹脂製シートがあるから、従来
の紙製被覆紙のみから或るうちわにくらべて強度が向上
し、容易に破れる心配はない。
の紙製被覆紙のみから或るうちわにくらべて強度が向上
し、容易に破れる心配はない。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図示実施例のうちわは合戒樹脂製の骨を用いた場合であ
り、その骨は、第１図（平面図）に示す如く、骨Ａの中
央分岐部から先端に向って広がる二本の分枝７１．７２
及びこれらの分枝の間には、放射状に支杆２，２を形或
する。
り、その骨は、第１図（平面図）に示す如く、骨Ａの中
央分岐部から先端に向って広がる二本の分枝７１．７２
及びこれらの分枝の間には、放射状に支杆２，２を形或
する。
これらの支杆２，２は、その基端部近傍において、上記
分枝７１から他方の分枝７２に亙って架設した連結辺５
によって相互に連結されており、一方支杆２，２の先端
は予め仕上げ外形よりも長くシ、それぞれの先端は外周
辺６によって互に連結されている。
分枝７１から他方の分枝７２に亙って架設した連結辺５
によって相互に連結されており、一方支杆２，２の先端
は予め仕上げ外形よりも長くシ、それぞれの先端は外周
辺６によって互に連結されている。
前記支杆の形状を更に詳しく説明すると、その平面形状
は第２図に示すように、基端部から先端部へ向って次第
に幅広と威し、一方その縦断面形状は、第３図に示す如
く、先端部から基端部に向って次第に厚肉となるように
してある。
は第２図に示すように、基端部から先端部へ向って次第
に幅広と威し、一方その縦断面形状は、第３図に示す如
く、先端部から基端部に向って次第に厚肉となるように
してある。
又、被覆シ一ト３，３としては、合或樹脂層を有するラ
ミネート紙等を用いて被覆シーと相互のみを加熱溶着す
る。
ミネート紙等を用いて被覆シーと相互のみを加熱溶着す
る。
従って、第４図、第５図の如く被覆シ一ト溶着状態にお
いて支杆２，２が該被覆シートの互に隣り合う溶着面８
，８間にくさび状態となって位置することとなり、該被
覆シートのうちわ先端方向への抜け主し、離脱の防止効
果及び先端部の重量に因り使用状態に於ける、うちわの
先端部分の撓みの性質を向上させる。
いて支杆２，２が該被覆シートの互に隣り合う溶着面８
，８間にくさび状態となって位置することとなり、該被
覆シートのうちわ先端方向への抜け主し、離脱の防止効
果及び先端部の重量に因り使用状態に於ける、うちわの
先端部分の撓みの性質を向上させる。
又、後者の要件によつて、射出戒形時における支杆元端
方向への合戒樹脂の流れを良くする。
方向への合戒樹脂の流れを良くする。
上記のように形或された骨Ａは、外周辺６及び連結辺５
とによって各支杆２，２の間隔を保っている。
とによって各支杆２，２の間隔を保っている。
次に、この骨Ａの表裏に被覆シ一ト３，３を溶着するが
、この際適宜手段によって該被覆シート相互のみを溶着
し、被覆シ一ト３と支杆２とは遊離状態としておき被覆
シートの不均一な収縮に因る歪み等を防ぐ、爾後、うち
わの外形に合せて（第１図二点鎖線）トリミングを行な
い、第４図の如く、帯紙４によって縁巻きをすることに
より、本考案に係る実施例のうちわが完戒する。
、この際適宜手段によって該被覆シート相互のみを溶着
し、被覆シ一ト３と支杆２とは遊離状態としておき被覆
シートの不均一な収縮に因る歪み等を防ぐ、爾後、うち
わの外形に合せて（第１図二点鎖線）トリミングを行な
い、第４図の如く、帯紙４によって縁巻きをすることに
より、本考案に係る実施例のうちわが完戒する。
尚、被覆シート相互のみの溶着方法としては、特願昭５
５−１３７４８６号に提案した如く、ステアリン酸等の
非溶着戒分を含有又は塗布１，ｆｚ合戊樹脂製の骨又は
竹製の骨の両面に上記被覆シートを添設し、これを上下
両面から加熱状態にある耐熱弾性材料で加圧する方法が
採用できる。
５−１３７４８６号に提案した如く、ステアリン酸等の
非溶着戒分を含有又は塗布１，ｆｚ合戊樹脂製の骨又は
竹製の骨の両面に上記被覆シートを添設し、これを上下
両面から加熱状態にある耐熱弾性材料で加圧する方法が
採用できる。
上記図示実施例のものでは、骨Ａの支杆２，２を先端に
向って幅広に構或したが、これを基部から先端に向って
細くなるか又は一定の幅にした骨としても本考案の効果
に変りはない。
向って幅広に構或したが、これを基部から先端に向って
細くなるか又は一定の幅にした骨としても本考案の効果
に変りはない。
又、骨を竹製とする場合も同様である。
尚、上記実施例の場合外周辺６及び連結辺５によって各
文杆２，２のピツチン保持しているから被覆シ一ト溶着
後において、該被覆シートの収縮による支杆への影響が
更に小さくなる。
文杆２，２のピツチン保持しているから被覆シ一ト溶着
後において、該被覆シートの収縮による支杆への影響が
更に小さくなる。
第１図は本考案実施例のうちわに使用する骨の平面図、
第２図は支杆の平面図、第３図は支杆の縦断面図、第４
図は完戊状態の斜視図、第５図は要部の横断面図であり
、図中Ａ・・・・・・骨、２・・・・・・支杆。
第２図は支杆の平面図、第３図は支杆の縦断面図、第４
図は完戊状態の斜視図、第５図は要部の横断面図であり
、図中Ａ・・・・・・骨、２・・・・・・支杆。
Claims (1)
- 被覆シートの一方又は両方を内面に熱可塑性合戊樹脂シ
ートを添着した被覆シートとし、これら被覆シートを骨
の両面から添着して骨の支杆相互間のみを熱溶着して或
るうちわ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4513082U JPS598584Y2 (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | うちわ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4513082U JPS598584Y2 (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | うちわ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57169125U JPS57169125U (ja) | 1982-10-25 |
| JPS598584Y2 true JPS598584Y2 (ja) | 1984-03-16 |
Family
ID=29842029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4513082U Expired JPS598584Y2 (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | うちわ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598584Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-03-29 JP JP4513082U patent/JPS598584Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57169125U (ja) | 1982-10-25 |
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