JPS598483A - 映像信号整形方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ＶＴＲ（ビデオテープレコーダ）などの磁気
記録再生装置において使用するだめの。

映像信号整形方法に関する。

ＶＴＲでは、磁気テープから再生して得た映像信号’ｋ
　ＲＦコンバータによりＶＨＦ帯またはＵＨＦ帯の周波
数の信号に変換した後、テレビジョン受像機に搬出する
。その際、磁気テープに記録欠如部分がある場合、ある
いは記録トラック部分以外のところを磁気ヘッドがトレ
ースする状態が発生ずる再生モード、例えば静止画モー
ド、早送り・巻戻し再生モードまたは可変速再生モード
での再生においては、映像信号の一部にノイズが入る。

このノイズが本来の映像信号の白ピークより大きい場合
、この映像信号をＲＦコンバータに通すと過変調になり
、テレビジョン受像機で受信したときバズが発生する。

このバズの発生を防止するには、映像信号をＲＦコンバ
ータに通す前にクリップ回路を通し、映像信号の白レベ
ル以上のノイズをクリップする方法が考えられる。その
方法でノイズを有効に除去するためには、クリップレベ
ルを映像信号の白レベルに十分に近ずける必要がある。

しかし、クリップ回路にはダイオードが用いられている
ため。

クリップレベルを映像信号レベルに接近させるとダイオ
ードの非線形特性により映像信号に歪が生じる問題があ
る。

本発明は、映像信号に歪を与えることなくノイズを除去
してバズの発生を防止する映像信号整形方法を提供する
ことを目的とするものである。

すなわち１本発明はＲＦコンバータに入力されるｎｉＪ
の映像信号経路にクリップ回路のように映像信号レベル
を変動できる手段を設り、ノイズ部分で映像信号レベル
を低減させることにより上記目的を達成せんとするもの
である。

以下１本発明の一実施例について説明する。

第１図は２ヘツド型ＶＴＲの記録信号再生回路において
本発明を適用した実施例を示す図である。

１−１．１−２は磁気テープ２に記録されたＦＭ信号を
検出する磁気ヘッド、３−１．８−２は磁気ヘッド１−
１．１−２で検出された各チャンネルのＦ　Ｍ信号を増
幅する前置増幅回路、４は前置増幅回路３−１及び３−
２でそれぞれ増幅されたＦＭ信号を合成して再生ＦＭ信
号とするミックス回路、５は再生ＦＭ信号の振幅変動を
除去するＦＭリミッタ回路、６は遅延回路、７はミック
ス回路７からの再生ＦＭ信号をエンベロープ検波し。

ドロップアウトや信号欠如を検出するドロップアウト検
波回路、８はドロップアウト検波回路７の出力信号から
ドロップアウトパルスを作るドロップアウトパルス増幅
回路、９は１−′ロツプアウトパルヌ増幅回路８の出力
信号により、ＦＭＩＪミック回路５又は遅延回路６をＦ
Ｍ復調回路１０に接続するスイッチ回路で、Ｆロツプア
ウト等かないときはＦＭリミッタ回路５側に、またドロ
ップアウト等があるときは遅延回路６側に切り換える。

１０は再生ＦＭ信号を映像信号に復調するＦＭ復調回路
、１１はその映像信号を増幅する映像増幅回路である。

１２は映像増幅回路１１から映像信号を入カシてＲＦコ
ンバータへ送出する映像出力回路。

１３は映像増幅回路１１から映像出力回路１２への映像
信号経路に設けられたクリップ回路、１４はドロップア
ウトパルス増幅回路８から１・−ロツプアウトパルスを
入力し、ドロップアウト等の有無によりクリップ回路１
３のクリップレベルを変動させるドロップアウト信号検
出回路、１５はクリップ回路１３の動作モードを決定す
る信号ゲート回路である。

この回路における映像出力回路１２．クリップ回路１３
及び信号ゲート回路１５を含む部分の具体的な回路構成
を第２図に示す。第２図においてクリップ回路１３はダ
イオード１４．抵抗Ｒ４及びコンデンサＣａによす構成
され、クリップレベルは抵抗Ｒ５を通して印加される信
号（Ｂ）の電圧レベルにより決定される。１−ランジス
タＱ２は第１図の信号ゲート回路１５に該当し、信号（
Ｃ）が高レベルのときにオンとなってクリップ回路１３
を動作状態にし、信号（Ｃ）が低レベルのときにオフと
なってクリップ回路１３を非動作状態にする。信号（Ｃ
）はダイオ−ＦＤ、〜Ｄ３　を介して特殊再生モードを
表わす信号（Ｃ１）〜（Ｃ３）（例えば静止画モードの
とき（Ｃ１ゝが・早送り６巻戻し再生モードのとき（Ｃ
２）が、寸た可変速再生モードのときに（Ｃ３）がそれ
ぞれ高レベルになるものとする）に接続されている。信
号（Ａは映像増幅回路１１から出力される映像信号で、
（Ｅ）は直流電源電圧である。第１図の映像出力回路１
２は第２図ではトランジスタＱ１、及ヒ抵抗Ｒ１，Ｒ２
，Ｒ３とで構成され、クリップ回路１３により整形され
た映像信号をトランジスタＱ１のベース信号として入力
し、信号（Ｄ）として出力する。

本実症例の動作を第１図なりし第３図を参照して説明す
る。

磁気ヘッド１−１．１−２により磁気テープ２から検出
され、前置増幅回路３−１．３−２で増幅された後、ミ
ックス回路４で合成された再生ＦＭ信号は、ドロップア
ウト等がないときはＦＭリミッタ回路５を経てＦＭ復牌
回路１０に人力され。

１−”ロツプアウト等があるときはスイッチ回路９が遅
延回路６側に切９換わることによりそのドロップアウト
等の期間が幾分補償される。ＦＭ復調回路１０に入力し
た再生ＦＭ信号は、ＦＭ復調回路ｌＯで映像信号に復調
され、映像増幅回路】１で増幅される。

通常の再生モードにおいては、信号ゲート回路１５に印
加される信号（Ｃ）が低レベルであるため。

クリップ回路１３が非動作状態となり、映像増幅回路１
１から出力された映像信号はそのｉｔ映像出力回路１２
に人力され、映像出力回路１２から出力される。

一方、静止画モード、早送り・巻戻し再生モート、又は
可変速再生モードのような特殊な再生モードにおいては
、磁気ヘッドが磁気テープの記録１−ラック部分以外も
トレー′スするため、映像増幅回路１１から出力される
映像信号は第３図囚に示されるように、記録トラック部
分以外の部分に対応する部分で白レベル以」二の゛大き
さのノイズバー１６を含む。一方、これらの特殊再生モ
ードでは信号（Ｃ）が第３図（Ｃ１に示されるように、
高レベルとなるため信号ゲート回路１５がオンとなって
クリップ回路１３が動作状態となり、クリップ回路１３
のクリップレベルは、ドロップアウト信号検出回路１４
によシ与えられ、第３図（Ｂ）に示されるように、再生
ＦＭ信号の正常部分では高レベル１７、磁気ヘッドが記
録トラック部分以外の部分あるいは大きな信号欠如部分
をトレースする場合では低Ｌ／　ヘ／ｌ／　ｌ　８　（
！Ｚなる。クリップレベルノ高しベ／ｌ／１７は映像信
号に歪を与えないように映像信号の白レベルより高いレ
ベルに設定し、クリップレベルの低レベル１８は映像信
号の白レベルよす低いレベルに設定する。

その結果、特殊な再生モードにおいて、映１象謂幅回路
１１から映像信号の正常部分が出力さｉｔでいるときは
クリップレベルが高いため映像信号は歪を受けることな
く映像出力回路１２に人力し。

一方、映像増幅回路１１から映像信号のノイズバ一部分
１６が出力されているときはクリップレベルが低くなり
、ノイズパー１６を有効にクリップ。

する。このようにして映像出力回路１２がら出力される
映像信号ＣＤ）では、第３図（１））に示されるように
ノイズパーのレベルが映像信号の白レベルあるいはそれ
以下に低減している。

本実施例で示した回路は一例であり、他の回路構成によ
り本発明を実施することは勿論ｉ＝Ｊ能である。また、
クリップ回路についても他の既知のクリップ回路に置換
することは容易になしうるところである。

以」二のように１本発明１ｄ映像信号の経路にクリップ
回路のような映像信号レベル可変手段を設け。

映像信号のノイズ部分では映像信号レベルを低減させ、
映１象信号の正常部分では映像信号に歪を与えないよう
に構成したので１本発明により整形されり映像信号をＲ
Ｆコンバータに通したときには過変調にならず、したが
ってバズが発生せず、しかも映像信号自体に歪を与える
ことのない、映像信号整形方法を達成することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す・ブロック図。 第２図は第１図中での本発明に特に関連の深い部分を示
す回路図、第３図（Ａ）ないしくＤｉは第１図及び第２
図の回路各部における波形図である。 １１・・・・映像増幅回路、１３・・・・・クリップ回
路。 １４・・・・・・ドロップアウト信号検出回路。 １５・・・・・信号ゲート回路。 特許出願人　シャープ株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気記録媒体に記録された信号を再生して得られ
   る映像信号の経路にその映像信号レベルを変動できる手
   段を設けると共に、磁気記録媒体の記録信号欠如を検出
   して上記手段により記録信号欠如期間の映像信号レベル
   を低減させることを特徴とする。磁気記録再生装置の映
   像信号整形方法。