JPS598463B2 - キ−加工方法 - Google Patents

キ−加工方法

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Publication number
JPS598463B2
JPS598463B2 JP610277A JP610277A JPS598463B2 JP S598463 B2 JPS598463 B2 JP S598463B2 JP 610277 A JP610277 A JP 610277A JP 610277 A JP610277 A JP 610277A JP S598463 B2 JPS598463 B2 JP S598463B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
foot
crushing
flat
head
Prior art date
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Expired
Application number
JP610277A
Other languages
English (en)
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JPS5391065A (en
Inventor
輝元 山口
敞夫 箕浦
一郎 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP610277A priority Critical patent/JPS598463B2/ja
Publication of JPS5391065A publication Critical patent/JPS5391065A/ja
Publication of JPS598463B2 publication Critical patent/JPS598463B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は錠前の施錠、解錠に用いるキーを製作するキー
加工方法に関する。
従来キーの加工方法は、平板からキー輪郭を打ち抜き、
マーキング加工、溝加工、キー山加工、バリ取り等の工
程を経て製品となるものであつた。
この従来の加工方法は平板からキー輪郭を打ち抜くため
に材料歩留りは高々50%であり、所望の精度を得るた
めには厳重な品質管理を必要とし、加エエ数が多くまた
工程が煩雑なため工程の自動化が困難で生産性の低いも
のとなつていた。本発明はこの要求に応じ、材料歩留り
、製品精度、生産性の優れたキー加工方法を提供するも
のであり、押出し工程により棒状材料から偏平な足部を
、つぶし工程により偏平な頭部をそれぞれ形成し、トリ
ム工程及びキー山加工工程を経ることにより上記目的に
合致したキーを得るものである。以下本発明の実施例を
図面に従い説明する。第1図は丸棒からせん断された粗
材10が示されている。この粗材10はJISに定めら
れている黄銅棒2種以上の材料が好ましいが、必らずし
も丸棒に限らず矩形状等の他の断面形状を有するもので
あつてもよい。
この実施例では丸棒の直径は9罵薦であり軸方向長さは
27m麗に切断されている。次に第2図乃至第4図は粗
材10が押出し加工により偏平な足部12を形成された
ものが示されており、足部12の先端13は波形の押出
し自然形状となつている。この足部12の断面形状は第
3図に示される如く足部平面14、16の反対方向から
略L字状のキー溝切欠部18、20が形成された段付き
偏平形状となるように押出し時のダイ形状が定められて
おり、押出し成形により足部12の板厚A、溝肉厚B、
幅C及び段部幅DはΠ伍uの誤差範囲内にそれぞれ形成
することが容易となる。またこの円柱状頭部22の軸方
向長さは素材10の軸方向長さの約1とされており、素
材10の約百が足部12のために押出し成形されたこと
になる。
次に第5図は円柱状頭部22がその軸方向に圧縮力を受
けてつぶし加工(すえ込み加工とも呼ばれる)されて鼓
形頭部24は円柱状頭部22に比較して軸方向長さが約
−に減小され、最大直径は約1.5倍に増大されている
このつぶし加工は次工程の頭部を偏平とするための準備
であり、場合によつてはこの第5図の工程を経ないで第
6図の次工程へ進むことも可能である。この第6図は鼓
形頭部24が足部12の厚さ方向の圧縮力を受けるつぶ
し加工(すえ込み加工とも呼ばれる)により偏平頭部2
6が形成されたものを示している。
この偏平頭部26の平面28,30は足部12の平面1
4,16とそれぞれ同一平面とされている。またこの平
面28,30には略中央部が段付き薄肉部32が形成さ
れ、この薄肉部32からマーク34(図ではTRDの文
字)が突出している。
このマーク34の加工は頭部26のつぶし加工時に、型
に薄肉部32及びマーク34に相当する凸部及び凹部を
形成することにより容易になされる。このつぶし加工時
におけるマーキングは極めて凹凸が大きく、輪郭の明瞭
なマーク34を得ることができ、これは平板を圧縮して
マーキングをする従来のマーキング加工では達成するこ
とができない。なおこのマーキングを頭部24のつぶし
加工と別個に行うことが可能なことは言うまでもない。
次に第8図は偏平頭部26に長円形のリング穴36が、
足部12の幅方向両側部にキーストツプ38が、さらに
足部12の先端に丸み40がそれぞれせん断によりトリ
ム加工されたものが示されている。このリング穴36は
数個のキーを一束にまとめるためのリングを挿通する穴
であり、キーストツプ38は錠前に足部16を挿入した
場合に錠前の所定位置に当接して挿入深さを決定するた
めに設けられるものであり、さらに丸み40は錠前のキ
ー穴へ足部12を挿入する場合のガイドである。次に第
9図は頭部26の外郭がトリム加工によりせん断された
状態であるが、この第9図のトリム加工は第8図のトリ
ム加工と同時に行うことも可能である。
次に第10図は足部12の幅方向両端17,19からキ
ー山42が切り取られて、ほぼ本発明のキーが完成状態
となつたものが示されており、後の工程でメツキ処理及
びリング穴36へ図示しないリングを挿通すれば完成品
となる。
なお、この発明により作成されたキーは押出し加工、つ
ぶし加工を経ているために加工硬化により適度の硬さと
なつており、トリム加工、キー山加工によるも、形成さ
れるバリは微量であり、メツキ処理の前工程で行なわれ
るバレル研摩により容易に除去可能であり、従来のグラ
インダー等によるバリ取り作業は全く必要としない。
また第10図に示されるキー山42は従来の如く切削加
工によつても形成可能であるが、前述の加工硬化により
せん断加工をした場合でも充分に明瞭なキー山42を形
成することができる。
次に本実施例のキー及び従来の製作方法によるキーにつ
いてのキー山加工精度の相違を第10,11図により説
明する。本実施例のキーは足部12のキー溝切欠部18
,20が押出し加工により形成されるためにこの切欠部
の立上り部44,46間の寸法(第3図D寸法)及び平
行度が高精度に形成され、この立上り部44,46を基
準面としてキー山42が形成されるのでキi山42,4
2間の間隔及び平行度は極めて精度の優れたものとなる
。これに対し従来の平板からの打抜きによる加工方法で
第10,11図に示されるキーを作成せんとすれば、足
部12の切欠部18,20は切削加工によるためこの切
削時の基準面を足部12の幅方向両端17,19としな
ければならないOところがこの基準面となる足部12の
幅方向両端17,19は平板からの打抜き時のダレが生
じているのでこれを基準として切削された切欠部18,
20の立上り部44,46は互に平行になり難く、キー
軸とも平行でなくなる。
さらにキー山42がこの立上り部44,46を基準とし
て切削されるので集積された誤差のために極めて精度の
低いものとなつていた。次に本実施例の歩留りについて
は、輪郭のトリム加工、キー山加工により除去される材
料のみが除去されることになり、従来の如く平板から数
個のキーを連続的に打ち抜く場合に材料抜き滓が多量に
排出されるのに比べて数段の相違があり、従来歩留りは
高々5070であつたものが本発明を適用した場合には
90%以上に向上する。
また従来切削により行なわれていた切欠部形成、キー山
形成、手作業によつていたバリ取り作業を押し込み、せ
ん断により又は省略することが可能となつたために材料
から製品迄を一貫して自動加工することが可能となり、
特に本実施例の第6図以後の作業はトランスフアプレス
等で効率よく加工可能となるために生産性が著しく向上
する。
本発明はこのように材料歩留り、製品精度、生産性の優
れたキー加工方法を提供することができる顕著な効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るキー加工方法の実施例に用いる粗
材を示す正面図、第2図は押出し加工後を示す側面図、
第3図は同底面図、第4図は同正面図、第5図は頭部の
軸方向つぶし加工後を示す側面図、第6図は頭部の半径
方向つぶし加工後を示す正面図、第7図は第6図一線断
面図、第8,9図はトリム加工後を示す正面図、第10
図はキー山加工後を示す正面図、第11図は第10図M
−M線断面図である。 10・・・・・・粗材、12・・・・・・足部、18,
20・・・・・・切欠部、22・・・・・・円柱状頭部
、24・・・・・・鼓形頭部、26・・・・・・偏平頭
部、32・・・・・・薄肉部、34・・・・・・マーク
、36・・・・・・リング穴、38・・・・・・キース
トツプ、40・・・・・・丸み、42・・・・・・キー
山。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 棒状材料を押出して偏平な足部を形成する押出し工
    程と、つぶし加工により偏平な頭部を形成するつぶし工
    程と、キー輪郭形状をせん断により形成するトリム工程
    と、偏平な足部外郭にキー形状を形成するキー山加工工
    程と、を備えたキー加工方法。 2 棒状材料を押出して偏平な足部を形成する押出し工
    程と、つぶし加工により偏平な頭部を形成するつぶし工
    程と、キー輪郭形状をせん断により形成するトリム工程
    と、偏平な足部外郭にキー形状を形成するキー山加工工
    程と、を備え前記つぶし加工時に偏平な頭部へ凹凸を有
    するマークをつぶし加工と同時に形成するキー加工方法
JP610277A 1977-01-21 1977-01-21 キ−加工方法 Expired JPS598463B2 (ja)

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JP610277A JPS598463B2 (ja) 1977-01-21 1977-01-21 キ−加工方法

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JP610277A JPS598463B2 (ja) 1977-01-21 1977-01-21 キ−加工方法

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JPS5391065A JPS5391065A (en) 1978-08-10
JPS598463B2 true JPS598463B2 (ja) 1984-02-24

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60122468U (ja) * 1984-01-30 1985-08-17 白木金属工業株式会社 ドアロツク装置
JPH0335824Y2 (ja) * 1984-01-30 1991-07-30

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JPH02171476A (ja) * 1988-12-23 1990-07-03 Nissan Shatai Co Ltd 鍵材及びその製法
CN103586628A (zh) * 2012-08-19 2014-02-19 骆国基 一种页片锁外铣牙钥匙的加工方法

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