JPH02171476A - 鍵材及びその製法 - Google Patents
鍵材及びその製法Info
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- JPH02171476A JPH02171476A JP32351188A JP32351188A JPH02171476A JP H02171476 A JPH02171476 A JP H02171476A JP 32351188 A JP32351188 A JP 32351188A JP 32351188 A JP32351188 A JP 32351188A JP H02171476 A JPH02171476 A JP H02171476A
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Links
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Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は鍵材及びその製法、特に、耐食性が高くかつ
軽い鍵材及びその製法に関連する。
軽い鍵材及びその製法に関連する。
従米立艮豊
機械式のロック装置を操作する鍵は真鍮と呼ばれる黄銅
材で製造される。鍵を製造する場合に、まず、板上の黄
銅材からブランクキーを打ち抜く。
材で製造される。鍵を製造する場合に、まず、板上の黄
銅材からブランクキーを打ち抜く。
このとき、ブランクキーは圧延されず、外形寸法は製造
されるキーと同じである。その後、ノブ部にコイニング
を行う。続いて、外周トリムを行い、ブランクキーを仕
上げる。次に、キーブレードの断面に特定の断面形状を
与えるため、溝切りを行う。溝切り後にバレル研磨によ
る表面処理を行う。
されるキーと同じである。その後、ノブ部にコイニング
を行う。続いて、外周トリムを行い、ブランクキーを仕
上げる。次に、キーブレードの断面に特定の断面形状を
与えるため、溝切りを行う。溝切り後にバレル研磨によ
る表面処理を行う。
更に、ニッケルメッキ、山切り加工及びパリ取り加工を
行う。
行う。
また、例えば特公昭59−28421号公報に開示され
ているように、クロック板を使用して鍵を製造する方法
が公知である。この方法では、予めなまし加工を施さな
いクロック板を用いて摘み部と鍵板部からなる所望形状
の鍵母材を打ち抜き成形する第一工程と、前記鍵母材に
必要に応じてなまし加工を施した後、!a板部の板厚を
少しだけ薄く切削する第二工程と、前記摘み部及び鍵板
部を同時に又は格別にプレス加工して摘み部に対する浮
き出し模様の顕出及び鍵板部の板厚の調整並びに鍵母材
の硬度を増加する第三工程と、鍵板部に対する外形寸法
の調整及び必要な鍵溝等を形成する第四工程及びこれに
ブロンズ加工その他の表面処理を施す第五工程からなる
。
ているように、クロック板を使用して鍵を製造する方法
が公知である。この方法では、予めなまし加工を施さな
いクロック板を用いて摘み部と鍵板部からなる所望形状
の鍵母材を打ち抜き成形する第一工程と、前記鍵母材に
必要に応じてなまし加工を施した後、!a板部の板厚を
少しだけ薄く切削する第二工程と、前記摘み部及び鍵板
部を同時に又は格別にプレス加工して摘み部に対する浮
き出し模様の顕出及び鍵板部の板厚の調整並びに鍵母材
の硬度を増加する第三工程と、鍵板部に対する外形寸法
の調整及び必要な鍵溝等を形成する第四工程及びこれに
ブロンズ加工その他の表面処理を施す第五工程からなる
。
従って、この公報に示される鍵の製造方法では。
焼き鈍し工程、板厚を減少する切削工程及び表面処理工
程を必要とする。
程を必要とする。
発明が解 しようとする課題
上記のように製造されたキーはロック装置の施錠及び解
錠操作に使用される。本来、キーはロック装置のキーシ
リンダ内に正確に挿入して回転することが望ましい。し
かし、゛実際にはロック装置のキーシリンダ内の所定の
位置まで正確に挿入しないで、キーを回転することがあ
る。また、自動車用キーでは、ステアリングロック装置
内にキーを挿入するときに、ロッキングロンドがステア
リングシャフトの溝内に噛み込んだ状態で、無理にキー
を回転することがある。他面、キーを正しく使用せずに
、栓抜き又は靴べらとして異常な外力をキーに加えるこ
とがちり、このような場合、黄銅製のキーは容易に変形
する。
錠操作に使用される。本来、キーはロック装置のキーシ
リンダ内に正確に挿入して回転することが望ましい。し
かし、゛実際にはロック装置のキーシリンダ内の所定の
位置まで正確に挿入しないで、キーを回転することがあ
る。また、自動車用キーでは、ステアリングロック装置
内にキーを挿入するときに、ロッキングロンドがステア
リングシャフトの溝内に噛み込んだ状態で、無理にキー
を回転することがある。他面、キーを正しく使用せずに
、栓抜き又は靴べらとして異常な外力をキーに加えるこ
とがちり、このような場合、黄銅製のキーは容易に変形
する。
更に、従来のキーでは黄銅材から容易に製造するため、
焼鈍工程及び切削工程が必要であり、更に1表面酸化に
よる外観不良を防止するため、必ずニッケルメッキ等の
表面処理を施さなければならなかった。この点で、チタ
ンを主成分とする材料を選択するとき、純チタンはプレ
ス加工を行うとき、大きなスプリングバックと深絞り性
のため加工が困難であった。特に、出願人はチタンを主
成分とする種々のキーを製造したが、チタンの純度が高
いと、キーが軟質化した。このため、使用中にキーシリ
ンダ内のタンブラと接触して、キーに異常摩耗が発生し
た。逆に、キーの硬度を増加すると、山切り加工が困難
となり、従来では所定の形状を有するチタン製のキーを
量産することができなかった。
焼鈍工程及び切削工程が必要であり、更に1表面酸化に
よる外観不良を防止するため、必ずニッケルメッキ等の
表面処理を施さなければならなかった。この点で、チタ
ンを主成分とする材料を選択するとき、純チタンはプレ
ス加工を行うとき、大きなスプリングバックと深絞り性
のため加工が困難であった。特に、出願人はチタンを主
成分とする種々のキーを製造したが、チタンの純度が高
いと、キーが軟質化した。このため、使用中にキーシリ
ンダ内のタンブラと接触して、キーに異常摩耗が発生し
た。逆に、キーの硬度を増加すると、山切り加工が困難
となり、従来では所定の形状を有するチタン製のキーを
量産することができなかった。
そこで、この発明は、量産が可能であると共に。
変形に対する強度が大きくかつメツキ処理の不要な鍵材
及びその製法を提供することを目的とする。
及びその製法を提供することを目的とする。
を するための
この発明による鍵材は、ブレード部と、ブレード部に連
絡するノブ部とを有し、ブレード部は重量基準で、水素
0.01%以下、酸素0.10〜0゜30%、窒素02
03%以下、鉄0.10〜0.30%、とを含むチタン
からなりかつブレード部はその主面に沿う方向に歪みが
与えられており、主面の表面ビッカース硬度Hv=15
0〜300である。この鍵材では、炭素0.08%以下
、珪素0.10%以下を含んでもよい。
絡するノブ部とを有し、ブレード部は重量基準で、水素
0.01%以下、酸素0.10〜0゜30%、窒素02
03%以下、鉄0.10〜0.30%、とを含むチタン
からなりかつブレード部はその主面に沿う方向に歪みが
与えられており、主面の表面ビッカース硬度Hv=15
0〜300である。この鍵材では、炭素0.08%以下
、珪素0.10%以下を含んでもよい。
また、この発明による鍵材の製法では、チタンを主成分
とする板材に突出部を形成する工程と、突出部を所定の
厚さに圧延する工程と、板材からブランクキーを取り出
す工程と、ブランクキーを研磨する工程とにより構成さ
れる。この鍵材の製法では、チタンを主成分とする板材
にコ字状の切欠部を形成することにより突出部を形成す
る工程と、ブランクキーにキー溝を形成する工程とを含
むでもよい。
とする板材に突出部を形成する工程と、突出部を所定の
厚さに圧延する工程と、板材からブランクキーを取り出
す工程と、ブランクキーを研磨する工程とにより構成さ
れる。この鍵材の製法では、チタンを主成分とする板材
にコ字状の切欠部を形成することにより突出部を形成す
る工程と、ブランクキーにキー溝を形成する工程とを含
むでもよい。
詐−一一瓜
この発明による鍵材はチタンを主成分とており、圧延加
工によりキーの製造後に大きな加工効果が得られる。こ
のため、製造されたキーの強度は高く、容易に変形する
ことがない。反面、チタンは異方性を有する稠密六方格
子構造を有する。このため、圧延されたプレート部に山
切り加工を行うときに、ブレード部の主面に対し直角に
ブレード部を切削するので、加工硬化を発生しているに
も拘らず、ブレード部を容易に切削することができる。
工によりキーの製造後に大きな加工効果が得られる。こ
のため、製造されたキーの強度は高く、容易に変形する
ことがない。反面、チタンは異方性を有する稠密六方格
子構造を有する。このため、圧延されたプレート部に山
切り加工を行うときに、ブレード部の主面に対し直角に
ブレード部を切削するので、加工硬化を発生しているに
も拘らず、ブレード部を容易に切削することができる。
また、製造された鍵材は全面にねたり不動態皮膜を形成
し、優秀な耐食性を有する。製造されたキーは、使用時
にキーシリンダ内のタンブラとの接触によって摩耗され
るが、常時光沢のある金属表面を保持する。このため、
キーの製造工程において煩瑣なメツキ工程及びチタン材
の加工に必要な焼鈍工程を省略できるから、製造も容易
である。
し、優秀な耐食性を有する。製造されたキーは、使用時
にキーシリンダ内のタンブラとの接触によって摩耗され
るが、常時光沢のある金属表面を保持する。このため、
キーの製造工程において煩瑣なメツキ工程及びチタン材
の加工に必要な焼鈍工程を省略できるから、製造も容易
である。
更に、製造されたキーは、軽量のため、複数のキーを容
易に携帯することができる。
易に携帯することができる。
夾−一直一一■
以下、この発明による鍵材及びその製法の実施例を添付
図面について説明する。
図面について説明する。
まず、この発明による鍵材は、ブレード部と、ブレード
部に連絡するノブ部とを有する。ブレード部は重量基準
で、水素0.01以下、酸素0.10〜0.30%、窒
素0.03%以下、鉄0.10〜0.30%、残部チタ
ンからなる。ブレード部はその主面に沿う方向に歪みが
与えられており、主面の表面ビッカース硬度Hv=15
0〜300である。ブレード部は重量基準で炭素0.0
8%以下、珪素0.10%以下を含んでもよい。水素は
鍵材の強度にはあまり影響しないが、0.01%の含有
量を越えると、高温時の性能の安定性及び耐衝撃性が低
下する。酸素が0.30%、窒素が0.03%、炭素が
0.08%をそれぞれ越えると、キーが脆弱化する。し
かし酸素が0.10%に満たないと加工性が悪くなり、
所定形状のキーを製造することが困難となる。珪素は不
純物として混入され、耐食性をやや向上するが、0.1
0%を越える含有量ではあまり効果がなく返って硬脆化
の原因となる。
部に連絡するノブ部とを有する。ブレード部は重量基準
で、水素0.01以下、酸素0.10〜0.30%、窒
素0.03%以下、鉄0.10〜0.30%、残部チタ
ンからなる。ブレード部はその主面に沿う方向に歪みが
与えられており、主面の表面ビッカース硬度Hv=15
0〜300である。ブレード部は重量基準で炭素0.0
8%以下、珪素0.10%以下を含んでもよい。水素は
鍵材の強度にはあまり影響しないが、0.01%の含有
量を越えると、高温時の性能の安定性及び耐衝撃性が低
下する。酸素が0.30%、窒素が0.03%、炭素が
0.08%をそれぞれ越えると、キーが脆弱化する。し
かし酸素が0.10%に満たないと加工性が悪くなり、
所定形状のキーを製造することが困難となる。珪素は不
純物として混入され、耐食性をやや向上するが、0.1
0%を越える含有量ではあまり効果がなく返って硬脆化
の原因となる。
鉄はキーに硬度を与えるが、0.30%を越えると脆弱
化する欠点があるから、0.10〜0.30%の範囲が
望ましい。いずれにしても、ブレード部はその主面に沿
う方向に歪みが与えられており、主面の表面ビッカース
硬度Hv=150〜300である。表面ビッカース硬度
が300を越えると、山切り加工が事実上できない。
化する欠点があるから、0.10〜0.30%の範囲が
望ましい。いずれにしても、ブレード部はその主面に沿
う方向に歪みが与えられており、主面の表面ビッカース
硬度Hv=150〜300である。表面ビッカース硬度
が300を越えると、山切り加工が事実上できない。
また、この発明による鍵材の製法では、チタンを主成分
とする板材に突出部を形成する工程と、突出部を所定の
厚さに圧延する工程と、板材からブランクキーを取り出
す工程と、ブランクキーを研磨する工程とにより構成さ
れる。この製法では、チタンを主成分とする板材にコ字
状の切欠き部を形成することにより突出部を形成する工
程と、突出部を所定の厚さに圧延する工程と、ブランク
キーにキー溝を形成する工程とを含んでもよい。
とする板材に突出部を形成する工程と、突出部を所定の
厚さに圧延する工程と、板材からブランクキーを取り出
す工程と、ブランクキーを研磨する工程とにより構成さ
れる。この製法では、チタンを主成分とする板材にコ字
状の切欠き部を形成することにより突出部を形成する工
程と、突出部を所定の厚さに圧延する工程と、ブランク
キーにキー溝を形成する工程とを含んでもよい。
次に、この発明による鍵材の製法を図面について説明す
る。
る。
添付図面(1)に示すように、約4n+mの厚さを有す
る板材1に第一の開口部2をプレス加工により打ち抜き
成形する。次に、(2)に図示するように、第一の開口
部2に直角方向に第二の開口部3を打ち抜き形成する。
る板材1に第一の開口部2をプレス加工により打ち抜き
成形する。次に、(2)に図示するように、第一の開口
部2に直角方向に第二の開口部3を打ち抜き形成する。
同様に(3)において第三の開口部4を打ち抜き成形し
て、第一〜第三の開口部2〜4に沿って突出部5を設け
る。その後。
て、第一〜第三の開口部2〜4に沿って突出部5を設け
る。その後。
(4)に示すように、突出部5を約2mm+の厚さに圧
延する。この圧延加工によりキーに大きな加工硬化が得
られる。続いて、(5)に示すブランクキーとしてのブ
レード部6を打ち抜き、表面処理を行った後、ノブ部7
を板材1から打ち抜いて鍵材を製造する。トリム加工で
は、ブランクキーの表面にステンレスポールとガラス玉
とを混合した研磨材をショツトブラストにより噴射して
ブランクキーの表面の色合いを調整する。この場合に、
鉄製のボールを研磨材として使用すると、キーの費用面
に付着した鉄が酸化して表面が劣化する。
延する。この圧延加工によりキーに大きな加工硬化が得
られる。続いて、(5)に示すブランクキーとしてのブ
レード部6を打ち抜き、表面処理を行った後、ノブ部7
を板材1から打ち抜いて鍵材を製造する。トリム加工で
は、ブランクキーの表面にステンレスポールとガラス玉
とを混合した研磨材をショツトブラストにより噴射して
ブランクキーの表面の色合いを調整する。この場合に、
鉄製のボールを研磨材として使用すると、キーの費用面
に付着した鉄が酸化して表面が劣化する。
また、ガラス玉のみでショツトブラストを行うと、鏡面
仕上げとなり、傷が付き易くなる欠点がある。
仕上げとなり、傷が付き易くなる欠点がある。
上記のように製造した鍵材は、その後、プレ−ド部6の
断面に特定の形状を与えるため溝切り加工を行い、また
キーコードを与えるため、ブレード部6に山切り加工を
行うことができる。このとき、チタンは異方性を有する
稠密六方格子構造を有する。このため、圧延されたブレ
ード部6に山切り加工を行うときに、ブレード部6の主
面に対し直角にブレード部6を切削するので、加工硬化
を発性しているにも拘らず、ブレード部6を容易に切削
することができる。
断面に特定の形状を与えるため溝切り加工を行い、また
キーコードを与えるため、ブレード部6に山切り加工を
行うことができる。このとき、チタンは異方性を有する
稠密六方格子構造を有する。このため、圧延されたブレ
ード部6に山切り加工を行うときに、ブレード部6の主
面に対し直角にブレード部6を切削するので、加工硬化
を発性しているにも拘らず、ブレード部6を容易に切削
することができる。
この発明による綴材はチタンを主成分としているので、
圧延加工によりキーの製造後に大きな加工硬化が得られ
る。このため、製造されたキーの強度は高く、容易に変
形することがない。また、製造された綴材は全面にわた
り不動態皮暎を形成し、優秀な耐食性を有する。製造さ
れたキーは使用時にキーシリンダ内のタンブラとの接触
によって摩耗されるが、常時光沢のある金属表面を保持
している。このため、キーの製造工程において煩瑣なメ
ツキ工程及びチタン材の加工に必要な焼鈍工程を省略す
ることができるから、製造も容易である6更に、製造さ
れたキーは、軽量のため、複数のキーを容易に携帯する
ことができる。
圧延加工によりキーの製造後に大きな加工硬化が得られ
る。このため、製造されたキーの強度は高く、容易に変
形することがない。また、製造された綴材は全面にわた
り不動態皮暎を形成し、優秀な耐食性を有する。製造さ
れたキーは使用時にキーシリンダ内のタンブラとの接触
によって摩耗されるが、常時光沢のある金属表面を保持
している。このため、キーの製造工程において煩瑣なメ
ツキ工程及びチタン材の加工に必要な焼鈍工程を省略す
ることができるから、製造も容易である6更に、製造さ
れたキーは、軽量のため、複数のキーを容易に携帯する
ことができる。
上記の方法で製造したキーと従来の黄銅製キーとを実際
にロック装置のキーシリンダ内に挿入して強度試験を行
った。その結果を下記に示す。
にロック装置のキーシリンダ内に挿入して強度試験を行
った。その結果を下記に示す。
このように、曲げモーメント及び捩りトルクにおいてこ
の発明による綴材から製造したキーは優れた強度を有す
ることが明らかとなった。また、この発明による綴材か
ら製造したキーを実際に使用した結果、キーシリンダ内
のタンブラによる山切り部での摩耗は発生しなかった。
の発明による綴材から製造したキーは優れた強度を有す
ることが明らかとなった。また、この発明による綴材か
ら製造したキーを実際に使用した結果、キーシリンダ内
のタンブラによる山切り部での摩耗は発生しなかった。
本発明の上記実施例は本発明の綴材の金属学的性質が実
質的に変更されない限り、他の微量元素。
質的に変更されない限り、他の微量元素。
不純物を含んでもよい。
13目υ弧米
この発明による綴材及びその製法では、チタン材特有の
大きなスプリングバックと深絞り性を克服して、変形に
対する強度が大きくかつメツキ処理の不要な綴材及び所
定の形状を有するキーを量産することができる。
大きなスプリングバックと深絞り性を克服して、変形に
対する強度が大きくかつメツキ処理の不要な綴材及び所
定の形状を有するキーを量産することができる。
添付図面はこの発明による綴材の製法における製造工程
を示す工程図である。
を示す工程図である。
Claims (4)
- (1)ブレード部と、ブレード部に連絡するノブ部とを
有し、ブレード部は重量基準で、水素0.01%以下、
酸素0.10〜0.30%、窒素0.03%以下、鉄0
.10〜0.30%、とを含むチタンからなりかつブレ
ード部はその主面に沿う方向に歪みが与えられており、
主面の表面ビッカース硬度HvはHv=150〜300
であることを特徴とする鍵材。 - (2)ブレード部と、ブレード部に連絡するノブ部とを
有し、ブレード部は重量基準で、水素0.01%以下、
酸素0.10〜0.30%、窒素0.03%以下、鉄0
.10〜0.30%、炭素0.08以下、珪素0.10
以下、とを含むチタンからなりかつブレード部はその主
面に沿う方向に歪みが与えられており、主面の表面ビッ
カース硬度HvはHv=150〜300であることを特
徴とする鍵材。 - (3)チタンを主成分とする板材に突出部を形成する工
程と、 突出部を所定の厚さに圧延する工程と、 板材からブランクキーを取り出す工程と、 ブランクキーを研磨する工程と、 により構成されることを特徴とする鍵材の製法。 - (4)チタンを主成分とする板材にコ字状の切欠き部を
形成することにより突出部を形成する工程と、 突出部を所定の厚さに圧延する工程と、 板材からブランクキーを取り出す工程と、 ブランクキーにキー溝を形成する工程と、 ブランクキーを研磨する工程と、 により構成されることを特徴とする鍵材の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32351188A JPH02171476A (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 鍵材及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32351188A JPH02171476A (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 鍵材及びその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02171476A true JPH02171476A (ja) | 1990-07-03 |
Family
ID=18155504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32351188A Pending JPH02171476A (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 鍵材及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02171476A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5391065A (en) * | 1977-01-21 | 1978-08-10 | Tokai Rika Co Ltd | Key work method |
JPS56108472A (en) * | 1980-01-29 | 1981-08-28 | Akira Gotou | Manufacture of key |
JPS62120468A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-06-01 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 強度、延性に優れたチタン合金材の製造方法 |
JPH0249877A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-20 | Fuji:Kk | 表面処理を施したたチタン製鍵 |
JPH0253460B2 (ja) * | 1982-07-22 | 1990-11-16 | Shin Kobe Electric Machinery |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP32351188A patent/JPH02171476A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5391065A (en) * | 1977-01-21 | 1978-08-10 | Tokai Rika Co Ltd | Key work method |
JPS56108472A (en) * | 1980-01-29 | 1981-08-28 | Akira Gotou | Manufacture of key |
JPH0253460B2 (ja) * | 1982-07-22 | 1990-11-16 | Shin Kobe Electric Machinery | |
JPS62120468A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-06-01 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 強度、延性に優れたチタン合金材の製造方法 |
JPH0249877A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-20 | Fuji:Kk | 表面処理を施したたチタン製鍵 |
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