JPS6141752A - チタン合金の硬化方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔並業上の利用分野〕 この発明は、チタン合金の硬化万法に関する。

〔従来の技術〕

チタン合金は軽くて式〈耐食性がよいことから、航空機
、化学工業プラント等に用いらｎている。

しρ為し、従来、硬さ、耐摩耗性を必要とする場合は、
窒化によってチタンの表面を硬くさせている。

この窒化によると、表面近傍だけしか硬化せず、内部が
軟質でるるため衝撃や擦過によってへこみやすく、マ九
表面に窒化チタンが生成するため黄色を呈し、黄色金欲
しない用途には便えな刀１つ几。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この発明によｎば、チタン合金が内部１で硬化するため
、衝ｉなどによってもへこみにくく、硬化後に表面を削
る研摩仕上げ全しても、窒化処理と異方硬さが低くなら
なく、しかも通常の金属色を呈するすぐれた硬化万法を
提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的を達成するため、この発明はＴｉＮ１合金ｔ
ｔＦ製、鍛造し北上で適当な形状に加工し、急冷するこ
とで硬化させた。その後急冷による変形に研削、研摩で
除去でき、表面層を取り去っても硬さは低くμならない
。

この発明のＴｉＮｉは化学量論的組成からＮ１の過剰側
にず几ると、急耐によシ著しく硬化する。

Ｎ１の組成を４５ａｔ％ρ為ら６０ａｔチに限定し九の
は、この範囲ｔはず九ると、急冷しても硬さ上昇が殆ん
ど望めない丸めと、脆い金属間化合物であるＴｉＮｉ３
やＴｉ２Ｎｉが生成し、工業用途には適さない几めでわ
る。

次に焼入れは８００〜９５０℃に加熱し、水冷、油冷な
どを行う。その場合冷媒金変えることで冷却速度が変夛
、硬さはＨｖ３（１０〜７００の範囲で変化させること
ができる。

加熱保時時間は数分から数１ｕ分でよく、すぐに焼入で
きるので結晶粒の粗大化はないに等しい。

〔実施例〕

５５ａｔ％Ｎ１ｔ−含むＴｉＮｉ合金の溶製、鍛造上り
の円板φ５０　Ｘ　５１ｍｆ腕時計ケースに加工した。

こｎｆ８５０℃に１５分加熱しｔのち２０℃の水に投入
し、いわゆる水焼入を行つ几。

加熱は大気中で行つ几ためケース表面に酸化膜が形成さ
ｎ７ｔ−のど、ケースが肉厚不均一で複雑な形状をして
いる九め、水焼入ｆＬＫより変形を生じていたので、表
面を超硬合金設工°具で切削加工し、そのあとパフ盤で
研摩加工し腕時計ケースに仕上げた。

仕上シ後のケースの表面硬さはＨｖ６０Ｕであった。ま
几塩水ｙｉｔ霧試験４８時間を行っても錆は発生せず良
好な耐食性を示した。

〔発明の効果〕

この発明によｎば、内部まで硬く、高強度で、へこみ傷
がつきにくく、光沢性、耐食性にすぐｎたチタン合金を
提供することができた。なお！ｊ！施例では腕時計ケー
スの例で説明したが１．このチタン合金の硬化万法を用
いｎば、従来適用が困難だつ友高強度、硬さ、耐食性を
必要とする部品に、チタン合金を応用することが可能に
７する。

以　　上

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ニツケル４５原子％から６０原子％を含むＴｉＮ
   ｉ合金に焼入れを施すことを特徴とするチタン合金の硬
   化万法。
2. （２）前記焼入れの加熱温度が８００〜９５０℃である
   特許請求の範囲第１項記載のチタン合金の硬化方法。