JPS5982058A - 粥用蒸煮米の製造法 - Google Patents

粥用蒸煮米の製造法

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Publication number
JPS5982058A
JPS5982058A JP57191794A JP19179482A JPS5982058A JP S5982058 A JPS5982058 A JP S5982058A JP 57191794 A JP57191794 A JP 57191794A JP 19179482 A JP19179482 A JP 19179482A JP S5982058 A JPS5982058 A JP S5982058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
water
amount
added
porridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP57191794A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Nishizawa
西澤 嘉彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kikkoman Corp
Original Assignee
Kikkoman Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kikkoman Corp filed Critical Kikkoman Corp
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Publication of JPS5982058A publication Critical patent/JPS5982058A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は極めて風味、食味がすぐれた粥用蒸煮米の製造
法に関する。
従来、粥はうるち米にt−20倍量の水を加えて長時間
煮ることにより床内部の澱粉粒を膨潤、糊化させてつく
られる。そのためこの様な粥を即席食品として流通させ
るような場合は、その容積および重量が犬と力るためコ
スト高を伴ない、又、これを脱水、乾燥して水分を減じ
た状態で流通させるとしても経費、手間がかかり、さら
にこれを粥に復元しても風味、食味が満足のいくものけ
得られなかった。
そこで本発明者等は種々検討の結果、うるち米を/33
’C以上の温度で蒸煮すれば、j−2θ倍の多量の水を
使うことなく通常の炊飯の場合と同程度あるいはそれ以
下の水量で自由水を残存せしめることなく銅化に相当す
る熱変化を受けさせることが出来ることを知り本発明を
完成した。
すなわち、本発明はうるち米に重量比でto倍以上認、
0倍以下の水を加えて十分吸水させたのち、そのまま温
度/3!;〜ノと2℃にて7分以上20分以内加熱する
粥用蒸煮米の製造法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いられる米は、生米として市場に流通するう
るち米であって玄米、胚芽米、七分搗米、白米などの全
籾米あるいは破砕米などである。これらの米には通常1
0q6前後の水分が含まれているが、本発明にいう添加
水量とは、この米自体の固有含有水分は含まず水洗ある
いは添加によって付加される水量をいう。そしてこれら
の米は、水洗によって糠、ゴミなどの異物を除くか、あ
るいは水洗による水溶性成分の損失を防ぐため除糠装置
付精米機で十分に除糠処理したものをそのま1使用する
次に、この様にして得た米に所定量の水を添加し十分に
吸水せしめる。吸水は、例えば常温で/〜2≠時間行な
う。添加水量は、目的とする蒸煮米の種類によって異な
るが、米の重量に対し40倍以上2.θ倍以下となるよ
うに添加し調整する。
一般に、米の吸水量は古米、新米などによって幾分相違
するが、はぼ米重量に対し0.3〜0.θ倍である。従
って、本発明の如く、この吸水量以上の水を添加すると
、吸水できない過剰の水が残存することとなるが、本発
明では米をこの吸水しないで残存している過剰の水に浸
した状態で加熱する。
加熱方法はどのよう表方法でもよいが、例えばオートク
レーブに入れ飽和水蒸気によって加圧加熱してもよく、
また加圧釜を使用して直火あるいは熱媒体による間接加
熱手段によってもよい。加熱は/3!; 〜/、!i’
2℃(ケージ圧力2.2〜70にり/cd)、好ましく
は/112〜/l+℃(ゲージ圧力3〜≦Ky/ca)
で行ない、加熱時間は達温後/分以上20分以内である
本発明により得られる蒸煮米粒子は、極端な膨張あるい
は崩壊をすることなく完全に糊化して著しい粘性を発現
しており、炊飯香も極めて高いものである。さらに、と
の蒸煮米に水を適宜添加して加熱することによシ短時間
で、柔らかくしかも粘シのある粥を得ることが出来る。
次に、最適加水量及び加熱温度と加熱時間の関係につい
て実験例を示して説明する。
実施例 うるち白米jO7を300 mlビーカーに入れたもの
を7個用意し、それぞれに第1表加水量に記載する種々
の量の水を添加し時々攪拌しながら夕晴間吸水させた。
次にこのビーカーをアルミホイルで覆い、横型高圧オー
トクレーブで吹抜け3分、/61I−℃(ゲージ圧力1
. Kg/ cm )で5分加熱を行なったのち蒸煮米
を得た。これらを夕℃でλ週間保存後、銅化テストを行
なった。
その結果および評価を第1表に示す。
第  /  表 (注/)加水量はうるち白米j02に対する水量を示す
(注、2)銅化テストは、本願方法を実施して得た蒸煮
米に各々3θθdの水を加えバーナー上で10分間沸騰
して火を止め、これらをその′i!ま75分放置して銅
化状態を判定した。この際上澄の湯を全部吸収し均一に
粥状になったものを+、上澄の湯が吸収しないで残って
均一な粥状になっていないものを−とじて示した。
第1表の如く、加水量がZθ倍以上ノ、θ倍以下の範囲
では銅化テストにおいて米粒子が柔らかく膨潤し白色で
しかもよく分散した風味、食味の良好な粥となった。
そして加水量が40倍未満の場合には蒸煮米がキツネ色
に着色し、銅化テストにおいても上澄の湯を全部吸収す
るがキツネ色に着色した粥となった。逆に加水量が2.
θ倍を越えると蒸煮米が固まり、λ週間保存後塊状とな
って銅化テストを行なっても分散することなく塊状のま
まで粥とならなかった。
実施例 うるち白米/θ01を600m1ビーカーに入れたもの
を77個用意し、それぞれに水を/jθmlずつ加えて
時々攪拌しながら2時間吸水させた。
次いでアルミホイルでそれぞれのビーカーを覆い、横型
高圧オートクレーブで各種の温度(圧力)と時間加熱を
行ない蒸煮米を得た。そして蒸煮米粒表面の粘りを測定
し実験例/と同様に銅化テストを行なった。結果を第2
表に示す。
第  2  表 (注)米粒表面の粘りは+十二よく粘る、+:粘る、−
:粘シが少ないで示した。
第2表の如(、/33;〜/ど2℃(ゲージ圧力コ、2
〜10Kf/crA)の範囲では蒸煮米粒表面の粘りが
よく、又、柔らかい米粒となり銅化テストにおいても米
粒が膨潤して均一に水中に分散し、上澄の湯をよく吸収
して粘りのある風味、食味とも良好な粥となシ、特に/
≠λ〜/ご≠℃(ゲージ圧力3〜乙にり/C,A)の範
囲が良好であった。
そして/ 3.!;℃未満では蒸煮米粒表面の粘りが少
なく銅化テストにおいても米粒がそのままで膨潤するこ
となく水中に分散し、通常の米飯の固さでありそのため
上澄の湯の吸収も悪かった。逆に/?2℃を越えると蒸
煮米粒の粘シは出るが高温による風味の劣化が見られ、
銅化テストにおいても焦臭があって風味が劣り、上澄の
湯の吸収も不良であった。
以上の如く、本発明の方法によシ処理して得た蒸煮米は
、レトルト飯、缶詰飯等として流通させ、使用時容器に
適当量の水を加えて加熱するか、または容器から出して
鍋等に移し適当量の水を加えて加熱すると極めて短時間
に粘りの多い、風味良好で、しかも消化し易い粥を得る
ことが出来、乳幼児、病人等のためには云うまでもなく
通常の食生活の上にも好ましい素材を提供することが出
来る。
本発明による蒸煮米は、原料米の処理前あるいは使用時
に調味料あるいは適当な具を入れて加工してよいことは
云うまでもない。さらに本発明による蒸煮米は、勿論米
飯としてそのまま使用することができる。なおうるち玄
米も、本発明による処理を行うことによシ表面の硬組織
が破壊し、容易に銅化可能な蒸煮米が得られる。
次に実施例をあげて説明する。
実施例/ 鍋にうるち白米!;Kf、水7jtを入れ蓋をして2時
間室温で吸水させた。これをオートクレーブ゛に入れ飽
オロ水蒸気で吹抜け5分後、/gll−℃(ゲージ圧力
6 KL!/ crd )で5分間持続したのち圧力を
抜き、鍋をオートクレーブより取り出し放冷し蒸煮米を
得た。
次にこの蒸煮米/θθ1をjθOml容の手鍋にと#)
/jθmlの水を加えてガスコンロにかけ70分間沸騰
させ、これをさらに70分間放置したところ添加水は全
部吸収され、柔らかく香りの高い粥が得られた。
実施例2 二重圧力釜にうるち玄米/ Kp、水/、 、11を入
れ蓋をして一晩浸漬した。これを密閉して釜のジャケッ
トに飽和水蒸気を通じ釜内部の温度が757℃(ゲージ
圧力、!r Kp / cni )に到達してから5分
間持続させたのち直ちに加熱を止め放冷した。得られた
蒸煮米は米粒表面に粘りがあシ、玄米特有の香シが抜は
風味が良好で食味も極めて旨いものであった。又、との
蒸煮米に水を加え20分加熱すると米粒の柔らかい粘シ
のある粥が得られた。
特許出願人  キッコーマン株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. うるち米に重量比でA0倍以上ノ、0倍以下の水を加え
    て十分吸水させたのち、そのまま温度/3夕〜/r2℃
    にて7分以上20分以内加熱処理することを特徴とする
    粥用蒸煮米の製造法。
JP57191794A 1982-11-02 1982-11-02 粥用蒸煮米の製造法 Pending JPS5982058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57191794A JPS5982058A (ja) 1982-11-02 1982-11-02 粥用蒸煮米の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57191794A JPS5982058A (ja) 1982-11-02 1982-11-02 粥用蒸煮米の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5982058A true JPS5982058A (ja) 1984-05-11

Family

ID=16280644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57191794A Pending JPS5982058A (ja) 1982-11-02 1982-11-02 粥用蒸煮米の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5982058A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4561347A (en) * 1983-06-01 1985-12-31 Shinagawa Machinery Works Co., Ltd. Processor for continuously cooking grains
US4892747A (en) * 1986-06-30 1990-01-09 Terumo Kabushiki Kaisha Low-calorie cereal and process for preparing the same

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4561347A (en) * 1983-06-01 1985-12-31 Shinagawa Machinery Works Co., Ltd. Processor for continuously cooking grains
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