JPS598185Y2 - 圧力検出用発振器のストツパ調整機構 - Google Patents

圧力検出用発振器のストツパ調整機構

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Publication number
JPS598185Y2
JPS598185Y2 JP17791077U JP17791077U JPS598185Y2 JP S598185 Y2 JPS598185 Y2 JP S598185Y2 JP 17791077 U JP17791077 U JP 17791077U JP 17791077 U JP17791077 U JP 17791077U JP S598185 Y2 JPS598185 Y2 JP S598185Y2
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JP
Japan
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stopper
movable member
screw
pressure detection
detection oscillator
Prior art date
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Expired
Application number
JP17791077U
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English (en)
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JPS54103887U (ja
Inventor
千晴 神戸
Original Assignee
矢崎総業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧力検出用発振器のストツパ調整機構に関す
る。
自動車における圧力検出としては、例えば機関潤滑用の
エンジンオイルの圧力やブレーキ倍力装置の真空圧を検
出して、その適否を運転者へ表示するために行なわれる
ことが多い。
これらの圧力変動を検出して、変位信号を得るための圧
力検出用発振器としては、ダイヤフラムを備え、このダ
イヤフラムの被検出圧力の変化に追従した変位量を拡大
して可動部材を動かして圧力を検出する構造が一般的で
ある。
そして、圧力検出用発振器の可動部は、第1図に示す様
に構成されている。
すなわち、可動部材1は一体に形或した小片1aを有し
ており、可動部材1は軸2とガタ無く嵌合しており、軸
2を中心に矢印イの向きに回転自在である。
可動部材1はスプリング3の力によって常にストツパ部
材4の方向に引張られており、ストツパ部材4はボデー
5に固定されている。
次にこの可動部の動作について説明すると、可動部材1
は、図示しないダイヤフラムの変位量によって可動部材
1と一体なる図示しない部材から力を受け、スプリング
3の張力に打ち勝って矢印イの向きで、ストツパ部材4
の反対方向に回転する。
圧力検出用発振器が作動しない時は、可動部材1の小片
1aとストツパ部材4とがスプリング30力によって接
触して、可動部材1は規定の位置に停止している。
ストツパ部材4を設置している理由は次のところにある
もしストツパ部材4が無い場合、スプリング3によって
ストツパ部材4の方向に常に引っ張られている可動部材
1およびこの可動部材と一体なる図示しない前記部材を
介して常時ダイヤフラムはスプリング3による荷重を受
ける事になる。
従って、ダイヤフラムは長時間の使用によって、クリー
プ現象を起し、ダイヤフラムの位置が変化する。
又、発振器自体が急激なる衝撃を受けた場合に於ても、
ダイヤフラムの位置が変化してしまう。
このようにしてダイヤフラムの位置が変化してしまうと
、可動部材1の規定の位置も変化してしまうなどの不具
合を生ずる為、ストツパ部材4はこれを防ぐうえで重要
な役割をはたしているものである。
しかして、可動部材1の停止位置を調整する方法として
、従来はストツパ部材4として図示するようにV型金属
片を使用し、この金属片に力を加えて図中の矢印口の向
きに金属片−を変形させ、金属片の塑性変形を利用して
ストツパ部材の位置調整を行ない、可動部材1の規定位
置を決定していた。
しかし、このようなストツパ調整方法では、金属片の塑
性変形を利用している為、金属片自体の持っているスプ
リングバックにより調整が1度で終了しないで数回修正
しないと、可動部材の規定の位置が決定しないので、微
調整や作業性の問題があった。
本考案は、このような従来の問題を解決するためになさ
れたものであって、ストツパ部材としてねじを使用して
可動部材の規定位置調整を簡単かつ迅速におこない得る
ようにしたことを特徴とする。
以下第2図を参照して本考案の一実施例について説明す
ると、本考案は、被検出圧力の変化に追従するダイヤフ
ラムの変位によりスプリング3の力に抗して可動する可
動部材1を、この可動部材に一体に形威した小片1aを
スプリング3の力によりストツパ部材に当接して、規定
位置に停止しておく圧力検出用発振器において、前記ス
トツパ部材をねし頭6aが可動部材1の小片1aに当接
するねじ6によって構戊し、このねし6を図中矢印ハの
向きに回転させて矢印二の向きに上下に螺人することに
よって可動部材1の規定位置を調整自在としている。
なお、ねじ6はボデー5の適所に突設した取付部5aに
螺着できるようになっている。
以上述べた如く、本考案によれば、ストツパ調整はねじ
6を使用して行われるので、従来のV型金属片を使用す
る場合よりも、ストツパ調整作業が容易となり、またね
じのピッチによってストツパ部材となるねじが動くので
微調整を簡単に行うことができる。
しかも、本考案は、ねじによるストッパ調整にあたり、
ねじ6の頭部6aが可動部材1の小片1aに当接するよ
うにしているので、この小片1aにねじ先(ねじ頭と反
対側の端面)を当接させる場合よりも、ストツパ調整作
業を一層容易かつ迅速に行うことができる利点がある。
すなわち、これにつき更に詳述すると、本考案が対象と
し7ている圧力検出用発振器においては、その被検出圧
力がダイヤフラムに下側から加えられる構或となってい
るため、各部品の組立及びストツパ調整作業はすべて上
側から行うようになっている。
したがって、ストツパとしてねじ先を使用したときには
、ねじ頭が下側となるので、作業貝は手を伸ばしてねじ
を下側からドライバーなどの工具によりまわさなければ
ならず、このためねしまわしが面倒でストツパ調整作業
を簡単に行うことができないものである。
これに対し、本考案の如くストツパとしてねし頭を使用
したときには、ねじ頭が上側となるので、上側から簡単
にねしまわしすることができ、ストツパ調整作業がきわ
めて容易かぬ迅速となる。
また、ねじ頭はねじ先よりも径が大きくて可動部材の小
片が当接し得る面積もそれだけ大きいので、各部品特に
可動部材の精度を上げなくても確実なストツパ機能を得
ることができる利点もある。
なお、ねじとしては、締付け後の保持力の高いタツピン
ねじを使用することが最適である。
なぜなら、一般的なねじは雄ねじと雌ねじとの間にクリ
アランスがあってガタつくことがあるが、タツピンねじ
を使用することによりこのようなガタか゛なくなり、精
度の高いストツパ調整ができ、またそのタツピンねし自
体の持っている締付け後の高い保持力の作用で調整後の
ねし固定作業を廃止することができるからである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す要部斜視図、および第2図は本考
案の一実施例を示す要部斜視図である。 1・・・・・・可動部材、1a・・・・・・小片、2・
・・・・・軸、3・・・・・・スプリング、5・・・・
・・ボデー、5a・・・・・・取付部、6・・・・・・
ねじ、6a・・・・・・ねじ頭。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検出圧力の変化に追従するダイヤフラムの変位により
    スプリングの力に抗して可動する可動部材を、この可動
    部材に一体に形威した小片を前記スプリングの力により
    ストツパ部材に当接して、規定位置に停止しておく圧力
    検出用発振器において、前記ストツパ部材をねし頭が前
    記可動部材の小片に当接するねじによって構威し、この
    ねじを上下に螺大して前記可動部材の規定位置を調整自
    在にしたことを特徴とする圧力検出用発振器のストツパ
    調整機構。
JP17791077U 1977-12-29 1977-12-29 圧力検出用発振器のストツパ調整機構 Expired JPS598185Y2 (ja)

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JP17791077U JPS598185Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 圧力検出用発振器のストツパ調整機構

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Publication Number Publication Date
JPS54103887U JPS54103887U (ja) 1979-07-21
JPS598185Y2 true JPS598185Y2 (ja) 1984-03-13

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ID=29187866

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JP17791077U Expired JPS598185Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 圧力検出用発振器のストツパ調整機構

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