JPS5981481A

JPS5981481A - 食品冷却貯蔵庫に於ける内箱

Info

Publication number: JPS5981481A
Application number: JP19026782A
Authority: JP
Inventors: 河合　照男
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-10-29
Filing date: 1982-10-29
Publication date: 1984-05-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は冷却貯蔵庫の庫内冷却温度を、慮外の温度変
化に影響されることなく、常に一定の冷温且つ、高湿度
に保持できるようにした食品冷却貯蔵庫の内箱に関する
ものである。

従来、食品冷却貯蔵庫は庫内の冷却した温度が庫外の温
度変化に影響されることを防ぐ為、キャビネットの周囲
の壁にガラスウール又は発泡ポリスチロール板等の断熱
材を充填しているが、夏期又は温暖な室内に設置した場
合は、断熱材を透して顕熱が侵入したり、或は、類型な
ドアの開閉による浸入熱に冷却能力が追いつかなくなる
ため、冷却温度を一定に保つことができず、その都度冷
凍装置が作動して一定の冷却温度を保持しようとするの
であるが、このとき庫内の良品や空気中の水分が冷却器
の表面温度がｔ暑であるため吸引されるので、食品は乾
燥し、又、吸収された水分が冷却されて結霜し、このた
め冷蔵庫の冷却能力が著しく低下する等の悪循環を繰返
すと云う欠陥があった。そこで、之等の欠陥を除去せん
として提案ぜられたのが本出願人による特願昭５６−０
１００６５号発明である。上記発明は、従来の前記欠陥
に鑑み、庫内の断熱材で覆装した内壁面に更に冷却槽を
装着し、この冷却槽の中に冷却した水を充満循環せしめ
、以て、常に一定の冷温を保持できるようにした冷蔵庫
を提案したのである。

この発明は、前記発明の冷却槽（内箱）の改良に関する
ものである。この内箱は熱良導体でなければならないの
で、できるだけ薄く形成する必要があり、而も、この内
箱内には水圧が負荷されるので膨張することがある。そ
こで、この膨張現象を阻止すると共に冷却水の平均的流
通を助成する為に提案せられたのが本案であり、冷蔵庫
本体の内壁面に装着した内箱に於て、この内箱の内外壁
を薄く形成し、更に、この内外壁間に補強部を形成した
内箱を提供せんとするものである。

以下、この発明の実施例を別紙添附図面如従って詳述す
る。各図に於て共通部分は同−省号を以て表す。（１）
は本体であり、（２）はこの本体（１）内に装着せられ
た内箱である。この内箱（２）は外側壁（２ａ）と内側
壁（２＋））　’ｌ　以て構成され、この内外壁間を冷
却水が循環できるよう釦なっている。而も、この内外壁
は相互に平行に形成され、できるだけ薄い金属板によっ
て構成されている。（３）は補強部であるが、この実施
例図の場合は第５図乃至第７図に示す如く、全体の補強
部（３）＋３）・・・が夫々略同−間隔を以て形成され
ている。而も、この補強部（３）は、第４図に示す如く
内外壁間にパイプ状の支柱（３ａ）（３ａ）を架設され
ている場合もあり、或は第９図に示す如く、内外壁間に
平行同一間隔を以て隔板（３ｂ）（３ｂ）・・・を固着
し、この隔板（３ｂ）　（３ｂ）に夫々多数の流水孔（
３ｃ）　（３ｃ）・・・をＷ設されている。このとき、
この流水孔（３ｃ）　（３ｃ）はできれば同一直線上に
設けるをＯｆとする。更に第９図に示す如く、内外壁間
の対向する個所の所々に梯形状の凸部（３ｄ）　（３ｒ
ｌ）を夫々突設し、この凸部Ｃ３ｄ’）　Ｃ：＝Ａ）・
・・の夫々の頂部を当接して合着しである。而もこの当
接部は、できれば同一直線Ｈに形成するを可とする。又
、第１０図に示す如く、内壁Ｏｋは外壁の片方を前述せ
る如く突設し、この凸部（３ｐ）　（３ｅ）・・・は梯
形状又は螺１介状のものが好しく、目、つ、その頂部は
勿論他の壁面に合着される。このとき、この合着部は夫
々前述せる通り、直線上又は螺旋状に形成するを可とす
る。尚、図中符号（４）は冷却器であり、この冷却器（
４）は槽内に水を充満し、冷媒を封入した冷却コイルを
巻回し、圧縮機（５）等を介し前記冷媒の気化及び液化
作用によって槽内の水を冷却する。この冷却された水は
、送水パイプ（６）を介し循環ポンプ（７）によって内
箱内忙送られ、この冷却水は本体（ｌｊの内壁面を冷却
し乍ら一ヒ方の還流パイプ（８）及び循環ポンプ（７）
を介して前記冷却器（４）に再び樅流するのである。斯
くして、夏期又は温暖な室内に於て使用する場合であっ
ても、或は頻繁なドア（９）の開閉が行われる場合であ
っても、顕熱、或は浸入熱によって庫内の冷却効果の低
下を来すようなこともなく、目、つ、鰯の多発による食
品の異状乾燥を防止できること傾なるのである。

この発明は上述せる実施例に於てその構成を詳述せる如
く、内箱の内外壁をできるだけ薄く形成した為、この内
面を通過する冷却水による庫内の冷却効果が大となる。

然るに、前述せる通り薄く形成した金属板は、この内箱
内を通過する前述の冷却水の圧力で膨拡する虞があるの
で、之を補強する必要がある。この発明は前述の実施例
図に詳述せる如く、内外壁間に補強部＋３）（３）・・
・を設けた為、水圧による膨拡現象が防止でき、内箱内
の循環水の環流を円滑ならしめる。又、同時に所々に補
強部ｆ３＋Ｃ３）・・・を設げたことは、補強効果と同
時忙この補強部ｔ３）ｒａ）・・・間を通過する冷却水
が核補強部１３）（３）・・・によって干衝せられ、内
箱の全１ヲ面を循環すること忙なり、一様に本体（＋）
の内壁面を冷却し得る効果がある。而して、前記補強部
（３）（３）・・・は各実施例図に於て詳述したが、何
れも同一の作用効果を期待し得るものであり、従って、
この発明は、この実砲例に於て説明した他の同一の作用
効果を奏する構成のものにも及ぶことは当然である。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示し、第１図は全体の正面図
、第２図は同側面図、＠３図は第２図縦断面図、第４図
は支柱を架設したときの解役縦断面図、第５図乃至第７
図は夫々その配役状態を示すものであり、第５図はその
背面図、第６図は同側面図、第７図は同平面図である。第８図乃至第１０図は夫々他の実施例を示す縦断面図で
ある。符号説明（１）・・・・・・食品冷蔵庫本体　（２）・・・・・
・冷却槽（内箱）（２ａ）・・・外壁　　　　　　（２
ｂ）・・・内壁（３）・・・・・・補強部　　　　（３
ａ）・・・支柱（３ｂ）・・・隔板　　　　　（：（ｃ
）・・・流水孔（３ｄ）（３ｅ）　・・・凸部特許出願人　　河　合　照　男

Claims

【特許請求の範囲】

（１）食品冷却貯蔵庫本体（１）の内壁面に装着した冷
却槽（２）に於て、この冷却槽（２）の外側壁（２ａ）
と内側壁（２ｂ）とを夫々肉薄の熱良導体で形成し、且
つ、この内外壁（２ａ）　（２ｂ）間に補強部（３）ｆ
３）・・・を形成したることを特徴とする食品冷却貯蔵
庫に於ける内箱。
（２）前記内箱は、その外壁（２ａ）と内側壁（２ｂ）
間の所々に支柱（３ａ）　（３ａ）・・・を架設したる
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載せる内箱
。
（３）前記内箱は、その外側壁（２ａ）と内側壁（２ｂ
）間に隔板（３ｂ）　（３ｂ）・・・を固着し、この隔
板には夫々流水孔（３ｃ）　（３ｃ）・・・を貫設した
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載せる内
箱。
（４）前記内箱は、外側壁（２ａ）と内側壁（２ｂ）間
の対向する個所の所々に凸部（３ｄ）　（３（１）・・
・を夫々突設してその頂部を合着したることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項に記載せる内箱。
（５）前記内箱は、外側壁（２ａ）又は内側壁（２ｂ）
に凸部（３ｅ）　（３ｅ）を突設し、その頂部を相対す
る壁に夫々固着せることを特徴とする特許請求の範囲！
− 第１項３記載せる内箱。