JPS59810A - 電気絶縁基板 - Google Patents

電気絶縁基板

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Publication number
JPS59810A
JPS59810A JP11046782A JP11046782A JPS59810A JP S59810 A JPS59810 A JP S59810A JP 11046782 A JP11046782 A JP 11046782A JP 11046782 A JP11046782 A JP 11046782A JP S59810 A JPS59810 A JP S59810A
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JP
Japan
Prior art keywords
electrically insulating
layer
aluminum
metal plate
insulating substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP11046782A
Other languages
English (en)
Inventor
新田 克典
中浜 寛和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Risho Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Risho Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Risho Kogyo Co Ltd filed Critical Risho Kogyo Co Ltd
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Publication of JPS59810A publication Critical patent/JPS59810A/ja
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  • Insulating Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電気絶縁層と芯材である金属板との接着力
、および、耐ハンダ特性の向上を目的とした電気絶縁基
板に関するものである。
従来、パワーIC,チップ抵抗等の発熱を伴う部品を含
む電気絶縁基板としては、セラミック基板等の無機質材
料基板の外、アルミニウム板もしくは鉄板゛のような金
属板の少なくとも片面に、合成樹脂系の電気絶縁層を形
成し、さらに必要に応じて、金属箔と一体化した、いわ
ゆる金属芯材の電気絶縁基板が使われ−Cいる。この種
の基板に設けられる合成樹脂系の電気絶縁層と金属板と
の接着力は一般に低いので、切断もしくは穴あけ等の機
械的な力が加わると電気絶縁層が金属板から剥離する恐
れがある。さらに、耐ハンダ特性も充分でない等、電気
絶縁基板としての信頼性がきわめて低いという欠点があ
る。このような欠点を改鮮するために、金属板の表面を
サンドブラストもしくは機械研摩等の物理的処理法、ま
たは、クロメート処理もしくはリン酸処理等の化学的処
理法、さらには電解エツチング等の電気化学的処理を施
すことが考案されている。しb゛)シ、この種の表面処
理を施すためには、廃水処理、粉塵処理等の公害対策か
必要となって、大規模な設備もしくは複雑な処理工程な
どが増加し、コスト高を招くという欠点があるが、たと
えこのような問題点を無視するとし”Cも、この種表面
処理では、処理後の経過時間の制約、金属板と電気絶縁
層との接着力、耐ハンダ特性等の点で充分満足のいくも
のは得られ難いのである。
この発明は、このような現状に着目してなされたもので
あって、金属板の少なくとも片面に、エチルアセトアセ
テート・アルミニウム・ジイソプロピレート層、もしく
は、工・チルアセトアセテート・アルミニウム・ジイソ
プロピ1/−トを含む熱硬化性樹脂層を介して熱硬化性
樹脂からなる電気絶縁層を形成したこと、また、この電
気絶縁層上にさらに電気導体層を設けたことを特徴とす
る電気絶縁基板を提供するものである。以下にその詳細
を述べる。
まず、この発明に用いられる金属板は、通常、アルミニ
ウム板、鉄板、もしくはステン1/ス鋼板等であり、こ
れら金属板の表面は、脱脂、洗浄、または、必要に応じ
て、より高度な物理的、化学的、もしくは電気化学的な
処理を施してもかまわない。
また、この発明に用いるエチルアセトアセテート・アル
ミニウム・ジイソプロピレート(以下EADIと略称す
る)は、アルコオキシ基とアルキルアセト酢、酸基を有
するカップリング剤で、構造式(1)で示される化合物
である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 構造式
(1)ここで、EADIはメチルエチルケトンのような
溶剤で希釈するか、または、エポキシ樹脂、フェノール
樹脂等の熱硬化性樹脂に少量(0,1〜15重量部が好
ましい)添加して、エヤースプレー法、ロールコータ−
法、フローコーター法、ディッピング法、もしくは、は
け塗り法等通常用いられる方法によって、金属板の少な
くとも片面に塗布する。EADiを溶剤で希釈して塗布
する際の塗布量は、300 X 300 mm2当り0
.005〜5gが望ましい。なぜならば、塗布量が0.
005g未満であると、金属板との接着力および耐ハン
ダ特性が発現されにりく、逆に5gを越える多量になっ
ても前記特性は充分に発揮され難いからである。
F、ADIをエポキシ樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化
性樹脂に少量添加するときは、合成樹脂層の厚さを調整
できるが、合成樹脂の厚さは5〜70μmが好ましい。
このようにして金属板上に塗布されたEADI層または
EADIと樹脂との混合層は、100〜200℃で1〜
60分間加熱することが望ましい。
この加熱に必要な温度および時間は、EADIまたはそ
の樹脂混合物の塗布量または添加量によって適宜室めら
れるが、温度が高過ぎても、低過ぎても、また、時間が
長過ぎても、短過ぎても、金属板との満足すべき接着力
も耐ハンダ特性も得難いのである。
一〕ぎに、以上のようにして金属板上に設けたEADI
またはその樹脂混合物の層上に、電気絶縁層を形成する
が、この電気絶縁層の構成材料としては、エポキシ樹脂
、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂
を例示することかできる。このような樹脂の塗布は、粉
体塗装、エヤースプレー法、ロールコータ−法、フロー
コーター法、ディッピング法等によって容易に可能であ
るし、電気絶縁用積層板を製造する際に、従来使用され
ている塗布機を用いて、ガラス紙布に前記熱硬化性樹脂
を塗布し、加熱乾燥C−rプリプレグを作り、加熱加圧
し−〔積層体を形成することもてきる。さらに、これら
の樹脂に予めAl2O3、Be01Si02等の金属酸
化物、BN、AIN 等の金属窒化物、SiCのような
金属炭化物等を添加するととによつ−C1絶縁層の熱伝
導率を向上させることができる。また、必要に応じて、
銅箔等の金属箔を同時に重ね合わせて、導体を形成して
もよく、電気絶縁層を形成した後、アディティブ法等に
よ−っても導体層を形成することができる。
以上述べたこの発明の電気絶縁基板は、表面処理か容易
であり、公害発生の恐れがなく、しかも、金属板と電気
絶縁層との接着力、耐ハンダ特性が優れて、信頼性か高
く、安価に供給することもてきる等の多くの利点を有し
ていることから、この発明の意義はきわめて大きいと言
える。
以下に実施例および比較例を示す。
〔実施例1〕 純度99.5%以上のアルミニウム板の両面をアセトン
で脱脂し、エチルアセトアセテート・アルミニウム・ジ
イソプロピレート(以下EADIと略称するンの3fo
メチルエチルケトン溶液を300x 3 Q Q mm
’当り1gの割合で、エヤースジ1/−法によって、塗
布し、180℃、10分間加熱した。冷却後、エポキシ
樹脂の粉体塗装を行ない、170℃、30分間加熱硬化
して電気絶縁基板を得た。この電気絶縁基板の絶縁層の
厚さは、それぞれ約100μmであり、耐ハンダ特性お
よび金属板と電気絶縁層との接着性は表に示した。なお
金属板と電気絶縁層との接着性は、電気絶縁基板をジャ
リングした後の肉眼観察による両者の接着状態で比較し
た。
表 ※ J I 5−C6481 〔実施例2〕 金属板を鉄板(SPCIとした以外は実施例1と全く同
じ方法で電気絶縁基板を得た。この電気絶縁基板の絶縁
層の厚さは、それぞれ約100μmであり、その性質は
実施例1の結果とともに表に併記した。
〔実施例3〕 実施例1と同じアルミニウム板の両面をアルカリ洗浄お
よび水洗し、その片面にエポキシ樹脂(100重量部)
、ブチラール樹脂(50重量部)、EADI(0,5重
量部)の混合物を、300×300 mm2当り3gの
割合で、ロールコータ−によって塗布し、150℃、5
分間加熱した。冷却後この上に、エポキシ樹脂を含浸し
た厚さ100μmのガラスクロスのプリプレグを置いて
、さらに、35μm厚の銅箔を重ねて、160℃、30
分間、4Qkg/cm2の圧力下で加熱硬化し−C1電
気絶縁基板を得た。その性質を調べ、結果を前記表に併
記した。
〔実施例4〕 EADIを1.0重量部用いた以外は実施例3と全く同
じ方法によって電気絶縁基板を得た。その性質の測定結
果を前記表1こ併記した。
〔比較例]〕 実施例1と同様に、純度99.5%以上のアルミニウム
板の両面をアセトンで脱脂した後、エポキシ樹脂の粉体
塗装を行ない、170℃、30分間加熱硬化し−ご電気
絶縁層の厚が、両面それぞれ約100μmの電気絶縁基
板を得た。各実施例と同様、その性質を測定し、結果を
前記表に併記した。
〔比較例2〕 アルミニウム板の両面をクロメート処理した以外は比較
例1と全く同じ操作をして、両面それぞれ約100μm
の電気絶縁層を有する電気絶縁基板を得た。その性質は
前記表に併記した。
〔比較例3〕 比較例1で用いたと同様のアルミニウム板の両面を、ア
ロジン処理し、その片面にエポキシ樹脂を含浸した厚さ
100μmのガラ、スフロスのプリプレグを置き、さら
に、その上に厚さ35μmの銅箔を置い−C1160℃
、30分間、40kg/cm2の圧力下で加熱硬化し、
得られた電気絶縁基板の性質を調へ、その結果を前記表
に併記した。
〔比較例4〕 鉄板(SPC)の両面を、リン酸・亜鉛処理した以外は
比較例3と全く同様にして電気絶縁基板を得、その性質
を調べた結果を前記表に併記した。
〔比較例5〕 鉄板の片面をアセトンで脱脂した以外は比較例4と全く
同様の操作をして電気絶縁基板を得、その性質を調へた
結果を前記表に併記した。
以上の実施例1〜4および比較例1〜5て得られた各種
の電気絶縁基板を比較すれば、この発明によって得られ
る電気絶縁基板がいかIQ優れたものであるかが明らか
となった。
特許出願人 利昌工業株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  金属板の少なくとも片面に、エチルアセトア
    セテート・アルミニウム・ジインプロピlノート層を介
    し゛C1熱硬化性樹脂からなる電気絶縁層を形成したこ
    とを特徴とする電気絶縁基板。
  2. (2)  エチルアセテート・アルミニウム・ジイソプ
    ロピ1/−ト層が、エチルアセテート・アルミニウム・
    ジイソプロピ1/−トを含む熱硬化性樹脂層である特許
    請求の範囲第1項記載の電気絶縁基板。
  3. (3)金属板の少なくとも片面に、エチルアセテート・
    アルミニウム・ジイソプロピ1/−ト層を介して、熱硬
    化性樹脂からなる電気絶縁層を形成し、さらにこの上に
    電気導体層を設けたことを特徴とする電気絶縁基板。
  4. (4)  エチルアセトアセテート・アルミニウム・ジ
    イソプロピレート層が、エチルアセトアセテート・アル
    ミニウム・ジイソプロピレートを含む熱硬化性樹脂層で
    ある特許請求の範囲第3項記載の電気絶縁基板。
JP11046782A 1982-06-25 1982-06-25 電気絶縁基板 Pending JPS59810A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4942651A (ja) * 1972-08-25 1974-04-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4942651A (ja) * 1972-08-25 1974-04-22

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