JPS60145837A - 電気絶縁基板の製造法 - Google Patents
電気絶縁基板の製造法Info
- Publication number
- JPS60145837A JPS60145837A JP119184A JP119184A JPS60145837A JP S60145837 A JPS60145837 A JP S60145837A JP 119184 A JP119184 A JP 119184A JP 119184 A JP119184 A JP 119184A JP S60145837 A JPS60145837 A JP S60145837A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating substrate
- metal plate
- layer
- electrically insulating
- manufacture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Insulated Metal Substrates For Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は絶縁層と金属板の接着強度を大111に向上さ
せ且つ熱放散特性を改善した電気絶縁基板の製造法に関
する。
せ且つ熱放散特性を改善した電気絶縁基板の製造法に関
する。
従来上り金属箔層、絶縁層及び金属板を接着剤の介在下
に積層してプレス成形して得られる電気絶縁基板は、例
えば電子工業、電気工業の分野で広く用いられている。
に積層してプレス成形して得られる電気絶縁基板は、例
えば電子工業、電気工業の分野で広く用いられている。
このような絶縁基板は、上記のような積層物を通常熱プ
レス慨により約100〜200℃程度、約1〜50kH
/an2の条件でプレス成形することにより得られる。
レス慨により約100〜200℃程度、約1〜50kH
/an2の条件でプレス成形することにより得られる。
この際、一般に絶縁層と金属板の接着に際しては、金属
板の表面を脱脂するか又はサンドブラスト処理するのが
通常である。しかし、この方法では絶縁層と金属板間の
接着の信頼性が低く、また耐ハング性、老化などのテス
トで不良が生じ易かった。
板の表面を脱脂するか又はサンドブラスト処理するのが
通常である。しかし、この方法では絶縁層と金属板間の
接着の信頼性が低く、また耐ハング性、老化などのテス
トで不良が生じ易かった。
本発明の目的は、絶縁層と金属板の接着強度を大巾に向
上させ、同時に熱放散特性においても優れた電気絶縁基
板の製造法を提供することにある。
上させ、同時に熱放散特性においても優れた電気絶縁基
板の製造法を提供することにある。
即ち、本発明は金属箔層、絶縁層及び金属板を接着剤の
介在下に積層し熱プレス機によりプレス成形して電気絶
縁基板を製造する方法において、上記金属板の表面をサ
ンドブラスト及びエツチングの画処理を併用して前処理
することを特徴とする電気絶縁基板の製造法に係るもの
である。
介在下に積層し熱プレス機によりプレス成形して電気絶
縁基板を製造する方法において、上記金属板の表面をサ
ンドブラスト及びエツチングの画処理を併用して前処理
することを特徴とする電気絶縁基板の製造法に係るもの
である。
本発明においては、絶縁層と金属板を接着剤により接着
するに際して、金属板の表面を予めサンドブラスト及び
エツチングの画処理を行うことにより、その接着強度を
大巾に向上させ、同時に熱放散特性を改善し得ることを
見い出した。上記効果が達成される理由は明確ではない
が、接着強度の向」二にはアンカー効果、表面活性化に
よる化学結合の生成、また熱放散性の改善には表面積の
増大が関連しているものと推定される。
するに際して、金属板の表面を予めサンドブラスト及び
エツチングの画処理を行うことにより、その接着強度を
大巾に向上させ、同時に熱放散特性を改善し得ることを
見い出した。上記効果が達成される理由は明確ではない
が、接着強度の向」二にはアンカー効果、表面活性化に
よる化学結合の生成、また熱放散性の改善には表面積の
増大が関連しているものと推定される。
本発明において金属板としては任意のものが使用され、
例えば通常のアルミ板、各種耐食アルミ板、鉄板、鋼板
、銅板、ニッケル板、ステンレス板、真ちゅう板、珪素
鋼板、ジュラルミン板等が例示できるが、特にアルミ板
が好ましい。この金S板の厚みは、その自己保持性と(
1う観点より通常0.3mm以上が好ましく、0.5−
5ma+程度が特に好ましい。
例えば通常のアルミ板、各種耐食アルミ板、鉄板、鋼板
、銅板、ニッケル板、ステンレス板、真ちゅう板、珪素
鋼板、ジュラルミン板等が例示できるが、特にアルミ板
が好ましい。この金S板の厚みは、その自己保持性と(
1う観点より通常0.3mm以上が好ましく、0.5−
5ma+程度が特に好ましい。
次に絶縁層を形成する樹脂としては各種のものを使用で
き、例えばエポキシ系樹脂、フェノールjt% 01
B、シリコン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリエステ
ルイミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポIlイミ
ド系樹脂、ポリスルホン系樹脂、7エ/キシ樹脂等を例
示できる。Ja緑層の厚みは絶縁特性、熱放散性等に依
存するが、通常は約150μ粕以下が好ましく、特に約
50〜100μmが好ましい。
き、例えばエポキシ系樹脂、フェノールjt% 01
B、シリコン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリエステ
ルイミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポIlイミ
ド系樹脂、ポリスルホン系樹脂、7エ/キシ樹脂等を例
示できる。Ja緑層の厚みは絶縁特性、熱放散性等に依
存するが、通常は約150μ粕以下が好ましく、特に約
50〜100μmが好ましい。
金属箔としては各種のものが使用できるが工゛/チング
性、電気伝導性、メッキの容易性等力・ら銅箔、アルミ
笛、ニッケル笛等が好まい・。金属箔層の厚さは、得ら
れた基板の加工時の工゛ンチング精度等より通常は約1
〜150μmが好ましく、特1こ約5〜50μmが好適
である。
性、電気伝導性、メッキの容易性等力・ら銅箔、アルミ
笛、ニッケル笛等が好まい・。金属箔層の厚さは、得ら
れた基板の加工時の工゛ンチング精度等より通常は約1
〜150μmが好ましく、特1こ約5〜50μmが好適
である。
本発明において上記の金属板と絶縁層の間、絶縁層と銅
箔の間には、接着剤を存在せしめてプレス加工を行なう
。接着剤としては各種のものを使用できるが、特に耐熱
性を有するものが好ましく、例えばエポキシ系(チバー
〃イギー社、アグルグイトLY556)、シリコン系(
東芝シリコン社、YR−3286)、エポキシ−ナイロ
ン系(3M社、AF−42)、イミド系(三菱〃ス化学
社、BFk:)ン)などを用いることができる。またI
I!1緑層形成層形成用樹脂剤を使用もしくは使用しな
いで、直接−&IgFj、及び/又は金IA箔層上に硬
化形成して両者を接合することもでべろ。
箔の間には、接着剤を存在せしめてプレス加工を行なう
。接着剤としては各種のものを使用できるが、特に耐熱
性を有するものが好ましく、例えばエポキシ系(チバー
〃イギー社、アグルグイトLY556)、シリコン系(
東芝シリコン社、YR−3286)、エポキシ−ナイロ
ン系(3M社、AF−42)、イミド系(三菱〃ス化学
社、BFk:)ン)などを用いることができる。またI
I!1緑層形成層形成用樹脂剤を使用もしくは使用しな
いで、直接−&IgFj、及び/又は金IA箔層上に硬
化形成して両者を接合することもでべろ。
本発明においてサンドブラスト及びエツチングの処理は
公知の方法で行うことができる。サンドブ2ストは例え
ば金属板を脱脂した後、鉄粉、金剛砂、アルミナなどの
研摩剤を利用して圧縮空気でアルミ板表面をたたくこと
により行うことができる。またエツチングはエツチング
液として例えば )1.PO2(66,5%)、H2S
Oイ (4,5%)、HNOd2.8%)、HJO5(
0,5%)等を使用し、通常これらの溶液中に浸漬温度
95±10℃、浸漬時間的1〜3分程度で処理すること
により行われる。
公知の方法で行うことができる。サンドブ2ストは例え
ば金属板を脱脂した後、鉄粉、金剛砂、アルミナなどの
研摩剤を利用して圧縮空気でアルミ板表面をたたくこと
により行うことができる。またエツチングはエツチング
液として例えば )1.PO2(66,5%)、H2S
Oイ (4,5%)、HNOd2.8%)、HJO5(
0,5%)等を使用し、通常これらの溶液中に浸漬温度
95±10℃、浸漬時間的1〜3分程度で処理すること
により行われる。
本発明の絶縁基板を製造するには公知のノj法によるこ
とができ、例えばHot−11oL法、Co1d−11
ot−Colcl法により製造できる。+1 o t
II o を法による1例を示すと、例えばプレス機を
約190℃に加熱し、熱板及びクッション用パッドを取
り出しサンプル(被プレス物)をはさんでプレス機に挿
入し、約40kg/am”の圧力をかけて約5分間保持
した後、除荷することにより本発明の絶縁基板を製造す
ることができる。
とができ、例えばHot−11oL法、Co1d−11
ot−Colcl法により製造できる。+1 o t
II o を法による1例を示すと、例えばプレス機を
約190℃に加熱し、熱板及びクッション用パッドを取
り出しサンプル(被プレス物)をはさんでプレス機に挿
入し、約40kg/am”の圧力をかけて約5分間保持
した後、除荷することにより本発明の絶縁基板を製造す
ることができる。
本発明の電気絶縁基板は各種の集積回路用基板、印刷配
線板、放熱板、その他に好適なものである。
線板、放熱板、その他に好適なものである。
以下に実施例を挙げて詳しく説明する。
実施例1
サンドブラスト及びエツチング処理を施したアルミ板(
2,2mm厚)上に100μm厚のガラスクロスを載せ
、この上にエポキシ樹脂75重量部及びアミン系硬化剤
のメチルエチルケトン溶液35重量部の混合溶液を塗布
し、120℃で10分間乾燥後、35μm厚の電解銅箔
をのせて圧力5 kg7am2、温度150℃の条件で
60号問プレス成形し、除荷、冷却することにより本発
明の絶縁基板を得た。
2,2mm厚)上に100μm厚のガラスクロスを載せ
、この上にエポキシ樹脂75重量部及びアミン系硬化剤
のメチルエチルケトン溶液35重量部の混合溶液を塗布
し、120℃で10分間乾燥後、35μm厚の電解銅箔
をのせて圧力5 kg7am2、温度150℃の条件で
60号問プレス成形し、除荷、冷却することにより本発
明の絶縁基板を得た。
接着強度試験
実施例1及び下記各種表面処理をアルミ板に施した以外
は実施例1と同様にして得た電気絶縁基板(比較例1〜
4)の絶縁層とアルミ板の間のT剥離強度(90°剥離
、kg/cm)を測定し、その結果を第1表に示す。
は実施例1と同様にして得た電気絶縁基板(比較例1〜
4)の絶縁層とアルミ板の間のT剥離強度(90°剥離
、kg/cm)を測定し、その結果を第1表に示す。
比較例1 無処理
〃 2 アルマイト処理(6μ顛)
o 3 tt (i5μI)
〃 4 サンドブラスト処理
mi表
T剥離強度
実施例15.2
比較例13.0
1/ 2 3,5
1/ 3 3.5
// 4 4.5
熱放散性試験
実施例1及び比較例1の電気絶縁基板の熱放散特性を評
価するため、電気絶縁基板の熱抵抗値を測定した。測定
はアルミブロックの上に上記の絶縁基板(30X4(l
aa+)を載せ、該基板の中央に110X14IIIの
銅箔面が残るようにエツチングしたものを使用して行っ
た。測定回路においては、定電圧電源として漬水電機製
のPAC18−10型を使用し、電流電圧計として横河
電機製のM2E1005を使用、また温度測定は熱電対
により行った。
価するため、電気絶縁基板の熱抵抗値を測定した。測定
はアルミブロックの上に上記の絶縁基板(30X4(l
aa+)を載せ、該基板の中央に110X14IIIの
銅箔面が残るようにエツチングしたものを使用して行っ
た。測定回路においては、定電圧電源として漬水電機製
のPAC18−10型を使用し、電流電圧計として横河
電機製のM2E1005を使用、また温度測定は熱電対
により行った。
その結果、実施例1及び比較例1の基板(共に銅箔層3
5μ輸、絶縁層50μm1アルミ板2.211II11
)の熱抵抗値はそれぞれ2.9及び3.6 ℃/Wであ
った。
5μ輸、絶縁層50μm1アルミ板2.211II11
)の熱抵抗値はそれぞれ2.9及び3.6 ℃/Wであ
った。
(以上)
特許出願人 大日日本電線株式会社
代 理 人 弁理士 1)村 巌
Claims (1)
- (1)金属箔層、絶縁層及び金属板を接着剤の介在下に
積層し熱プレス機によりプレス成形して電気絶縁基板を
製造する方法において、上記金属板の表面をサンドブラ
スト及びエツチングの画処理を併用して前処理すること
を特徴とする電気絶縁基板の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP119184A JPS60145837A (ja) | 1984-01-06 | 1984-01-06 | 電気絶縁基板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP119184A JPS60145837A (ja) | 1984-01-06 | 1984-01-06 | 電気絶縁基板の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60145837A true JPS60145837A (ja) | 1985-08-01 |
JPH047296B2 JPH047296B2 (ja) | 1992-02-10 |
Family
ID=11494558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP119184A Granted JPS60145837A (ja) | 1984-01-06 | 1984-01-06 | 電気絶縁基板の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60145837A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6235593A (ja) * | 1985-08-09 | 1987-02-16 | 東芝ケミカル株式会社 | 回路用金属基板 |
JP2013093351A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 金属ベース回路基板の製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4959970A (ja) * | 1972-10-17 | 1974-06-11 | ||
JPS4999580A (ja) * | 1973-01-24 | 1974-09-20 | ||
JPS5812749A (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-24 | 松下電工株式会社 | 金属板ベ−ス積層板の製造方法 |
-
1984
- 1984-01-06 JP JP119184A patent/JPS60145837A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4959970A (ja) * | 1972-10-17 | 1974-06-11 | ||
JPS4999580A (ja) * | 1973-01-24 | 1974-09-20 | ||
JPS5812749A (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-24 | 松下電工株式会社 | 金属板ベ−ス積層板の製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6235593A (ja) * | 1985-08-09 | 1987-02-16 | 東芝ケミカル株式会社 | 回路用金属基板 |
JPH047115B2 (ja) * | 1985-08-09 | 1992-02-07 | Toshiba Kemikaru Kk | |
JP2013093351A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 金属ベース回路基板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH047296B2 (ja) | 1992-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4053478B2 (ja) | 金属ベース回路基板の製造方法 | |
JP3646890B2 (ja) | 絶縁接着材料付き金属体及びその製造方法 | |
JP2002012653A (ja) | 硬化性樹脂組成物及びそれを用いた金属ベース回路基板 | |
JP2002114836A (ja) | 硬化性樹脂組成物及びそれを用いた金属ベース回路基板 | |
JPS60145837A (ja) | 電気絶縁基板の製造法 | |
TW202206280A (zh) | 絕緣膜、金屬基材基板及金屬基材基板之製造方法 | |
KR20100110152A (ko) | 열전도성을 높이기 위한 금속성 인쇄회로기판의 구조 및 제조 방법 | |
JPH06252548A (ja) | プリント配線基板用銅箔の表面処理方法と金属ベースプリント配線基板 | |
JPS62277794A (ja) | 内層回路板の製造方法 | |
JP7141864B2 (ja) | 電子部品搭載基板およびその製造方法 | |
JPS61270152A (ja) | 電気絶縁基板 | |
JPH0441236A (ja) | 銅又は銅合金板の処理法並びにその処理により得られた金属板を使用した金属ベース基板及び金属ベース配線板 | |
KR101338320B1 (ko) | 금속 동박 적층 기판 제조 방법 | |
JPH0225779B2 (ja) | ||
KR100859304B1 (ko) | 접착제 및 전기장치 | |
JPH01157589A (ja) | 金属ベース基板の製造方法 | |
JPH01194491A (ja) | 銅張金属ベース基板の製造方法 | |
JPS60207392A (ja) | 回路用基板 | |
JPS63299197A (ja) | 金属箔張り金属基板の製造方法 | |
JPH04233785A (ja) | 金属板ベース回路基板 | |
JPH11150345A (ja) | 金属ベース回路基板 | |
JPS63270106A (ja) | 金属ベ−ス銅張板の製造法 | |
JPS60124888A (ja) | 電気絶縁基板の製造方法 | |
JPS59810A (ja) | 電気絶縁基板 | |
JPH03296582A (ja) | 接着シート |