JPS597775B2 - 制動子鋳造用Al合金 - Google Patents

制動子鋳造用Al合金

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JPS597775B2
JPS597775B2 JP15146379A JP15146379A JPS597775B2 JP S597775 B2 JPS597775 B2 JP S597775B2 JP 15146379 A JP15146379 A JP 15146379A JP 15146379 A JP15146379 A JP 15146379A JP S597775 B2 JPS597775 B2 JP S597775B2
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JP
Japan
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alloy
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brake
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graphite
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JP15146379A
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JPS5675545A (en
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史郎 飯島
勝博 小室
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Resonac Corp
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は制動子用A4合金に係り、特に制動性、耐久性
および相手材の損耗軽減性等にすぐれかつ経済的な制動
子鋳造用AA合金に関する。
制動子材として具備すべき性質は適用条件によって一様
ではないが、一般に以下に要約される。
(1)制動性二通常、材料固有の摩擦係数で表現される
もので犬なる程望ましい。
(2)耐久性二制動子自体消耗交換を普通とするが、で
きる限り耐久性に富むことが望ましい。
ちなみに、制動時には急激に摩擦熱が発生するのでこれ
を速やかに放散し、またかかる急速加熱に起因する熱衝
に対し感受性が小さいこと等の本質的には耐摩耗性や強
靭性にすぐれていることが必要。
(3)相手材への損耗軽減性:耐久性重視に偏すると相
手材を損耗することになるので、これを避ける必要があ
る。
従来、制動子材の代表例として鋳鉄が知られており、こ
の他焼結合金系のもの、アスベスト等の鉱物質あるいは
無機化合物を主体とするものも開発されている。
しかし、前記制動子材として必要な性質を必ずしも備え
たものではないため、使用条件によって制動子材を選択
適用しなければならないという欠点があった。
本発明の目的は、前記従来技術の欠点を克服し、制動性
、耐久性および相手材の損耗軽減化にすぐれかつ経済的
な制動子鋳造用合金を提供することにある。
本発明は、重量でCu3〜5%、Si2〜12係及びT
i1〜5%を含有し、さらに25〜500μmの粒径の
黒鉛粒子及び25〜200μmの粒径の高硬度炭化物粒
子を、凝固合金の任意断面で3〜50係の面積を占め、
かつ黒鉛粒子と該炭化物粒子との配合比が前記面積比で
1=1/3〜1:1である量含有し、残部がA4からな
る制動子鋳造用At合金並びに重量でCu3〜5係、S
i2〜12係、Ti1〜5係、Nil〜3饅及びMg0
.5〜2’%を含有し、さらに25〜500μmの粒径
の黒鉛粒子及び25〜200μmの粒径の高硬度炭化物
粒子を凝固合金の任意断面で3〜5係の面積を占め、か
つ黒鉛粒子と該炭化物粒子との配合比が前記面積比で1
:1/3〜1:1である量含有し、残部がAAからなる
制動子鋳造用At合金に関する。
本発明において、Cuの含有はA4合金の素地を強化し
、熱処理効果があるが3重量係未満では不十分であり、
5重量係を越えると割れを発生してA7との化合物が粗
大に成長し素地を脆くする。
Siも合金素地を強化するが2重量係未満では効果なく
、12重量係を越えると粗犬初晶Siが晶出し素地が脆
くなると共に炭化物粒子の分散効果が不十分となる。
一方Tiは黒鉛粒子及び炭化物粒子の分散助剤としての
作用を有すると同時に、黒鉛と反応して黒鉛粒子表面に
有効なTiC層を形成するが1重量係未満ではその効果
が不十分であり、5重量係を越えると融点の上昇にとも
ないAA合金溶湯の流動性が悪くなり鋳造性をそこなう
AA合金に添加する炭化物粒子は、特に制限はなく、1
例としてSiCを示すことができる。
かかる炭化物は、一般に摩擦係数が黒鉛の3倍以上に達
する上に高硬度でもあるため消耗し難く、然してこれを
金属基地中に分散せしめたものは白鋳鉄の例からも明ら
かなように制動特性にすぐれているが、反面相手材を損
耗させる危険性が高いという欠点がある。
しかるに、本発明に従い、固体潤滑作用を有する物質と
して知られる黒鉛粒子を炭化物粒子とともに共添加し、
しかも両者の添加量および両者間の配合割合を好適範囲
に保つ場合には、炭化物に起因する制動特性と耐摩耗性
を保持しながら相手材の損耗を軽減できるという事実が
明らかになった。
黒鉛粒子と炭化物粒子の添加量合計は、凝固合金の任意
断面(摺動mlを含む)における面積比で3〜50%と
すべきである。
前記範囲とする理由は、50係を越えると熱伝導性不足
の黒鉛、熱伝導性と耐熱衝撃性がともに劣る炭化物の存
在量が過度に増大する結果、摩擦熱の放散と耐熱衝撃性
が悪化し、然して制動時に発生することのある炭化物内
部および炭化物と金属基地境界の亀裂が進展し易くなり
、遂には材料の破壊を招くことになるからである。
一方、3係未満では、本発明効果が達成されない。
次に、黒鉛粒子と炭化物粒子の配合比は、前記面積比で
1:1/3〜1:1とされる。
炭化物粒子の配合比が1を越える場合には、制動性は良
好であるが相手材の損耗が著しくなるので好ましくなく
、また1/3より少ない場合には黒鉛の潤滑作用が炭化
物による制動能力を上廻る結果となり、制動子としての
性能が低下するため好ましくない。
黒鉛粒子および炭化物粒子の粒度は、それぞれの特性で
ある潤滑性と制動性の最適化並びに制動子の形状、構成
素材の質量(密度)等から黒鉛粒子は25〜500μm
1炭化物粒子は25〜200μmとされる。
すなわち、両粒子ともに粒径が25μmより小さい場合
には、溶渦中で粒子が凝集して浮上分離し易くなったり
単一粒子としての分散が困難になる等の欠点を生じるた
め好ましくない。
また、黒鉛粒子の粒径が500μmを越える場合には、
均一分布が困難となったり、黒鉛粒子の表面に炭化物粒
子が吸着される結果制動性が低下する等の欠点を生じ、
他方炭化物粒子の粒径が200μmを越える場合には、
制動子使用中に該粒子内および該粒子と金属基地境界に
亀裂が生じ易くなり、その結果炭化物粒子が脱落して相
手材を著しく損傷する等の不利をともなう。
黒鉛粒子および炭化物粒子のA4合金溶渦中・\の添加
は、通常の鋳造方法に従って実施すればよい。
例えは、両粒子を予め溶解し液相線温度以上50〜10
0℃の温度に保ったAt合金溶渦中に添加して十分撹拌
すれはよく、かくして得られる溶湯を鋳型中に注入する
ことにより目的とする制動子が経済的に得られる。
特許請求の範囲第2項の1,合金は第1項の成分のほか
に金属元素としてNi及びMgを含有するAA合金であ
る。
Niの含有は素地の強化を助長し、1重量係未満では効
果がなく3重@係を越えるとAt、との化合物が粗大に
成長し素地を脆くする。
又Mgの含有はCuと同様に熱処理効果を有し、0.5
重量係未満では効果なく2重量係を越えるとAt合金の
機械強度が低下する。
黒鉛粒子及び炭化物粒子の組成は第1項のAA合金と同
一である。
次に実施例を説明する。
実施例 1 予め溶解したAl 8Si−4Cu−ITiからなる
組成のAt合金溶渦中に平均粒径30μmのSiCを凝
固後のAA合金断面積の5%を占めるように、又平均粒
径150μmの黒鉛粒子を上記断面積の10係を占める
ように撹拌下に添加分散し、分散溶湯を鋳型に入れて制
動子を得た。
得られた制動子の断面組織を観察の結果、SiC及び黒
鉛粉は鋳塊中に均一に分散していた。
実施例 2 予め溶解したAt−1 2%S’i−3%Cu−3%T
i−1係Mg−2%Niからなる組成のAt合金溶湯
中に、平均粒径30μmのSiCを凝固後の断面積比が
9係になるように、又平均粒径 ・150μmの黒鉛粒
子を上記面積比が12係になるように撹拌下に添加し、
かくして得られる溶湯を鋳型に注入して制動子を鋳造し
た。
次いで、得られた制動子の表面につき顕微鏡写真(10
0倍)を撮影したところ第1図の結果を得た。
図中黒色の片状体は黒鉛粒子、灰白色の小塊状体はSi
C粒子で、それぞれ独立して均一に分散していることが
知られる。
上記実施例のAI−合金と従来の鋳鉄制動子材及びアス
ベスト制動子材について、J−I’S D4311−
1975に定める定速式摩擦試験機を用い、圧力5 k
9/ca、回転数4’5 0 r.p.m (周速7
??Z/ see )温度150℃の条件で試験を行な
った。
試験片は10m厚さ×25閣角のものを各2ヶ用いた。
試験結果を第1表に示す。第1表から明らかなように、
実施例のA7合金は従来の鋳鉄制動子材又はアス・\ス
ト制動子材に比較して、摩擦係数は同等であり、自身の
摩耗量が約1/2、相手材の摩耗量が1桁小さいことが
示される。
本発明によれは、SiCに基づく制動性、黒鉛粒子に起
因する潤滑性を兼ね備え、耐久性や相手材の損耗軽減化
が従来品に比して著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のAA合金より得られた制動子の表面の
顕微鏡写真である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重量でCu3〜5%、Si2〜12%及びTi1〜
    5係を含有し、さらに25〜500μmの粒径の黒鉛粒
    子及び25〜200μmの粒径の高硬度炭化物粒子を、
    凝固合金の任意断面で3〜50係の面積を占め、かつ黒
    鉛粒子と該炭化物粒子との配合比が前記面積比で1=1
    /3〜1:1である量含有し、残部がAAからなる制動
    子鋳造用A7合金。 2 重量でCu3〜5%、Si2〜12%、Ti1〜5
    %、Nil〜3%及びMg0.5〜2%を含有し、さら
    に25〜500μmの粒径の黒鉛粒子及び25〜200
    μmの粒径の高硬度炭化物粒子を、凝固合金の任意断面
    で3〜50%の面積を占め、かつ黒鉛粒子と該炭化物粒
    子との配合比が前記面積比で1: 1/3〜1:1であ
    る量含有し、残部がAtからなる制動子鋳造用At合金
JP15146379A 1979-11-22 1979-11-22 制動子鋳造用Al合金 Expired JPS597775B2 (ja)

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JPS5675545A JPS5675545A (en) 1981-06-22
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JP2987704B2 (ja) * 1988-07-15 1999-12-06 財団法人鉄道総合技術研究所 高速鉄道車両用ブレーキディスク材

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JPS5675545A (en) 1981-06-22

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