JPS5973472A - 切削工具用サイアロン系セラミック材料 - Google Patents
切削工具用サイアロン系セラミック材料Info
- Publication number
- JPS5973472A JPS5973472A JP57183553A JP18355382A JPS5973472A JP S5973472 A JPS5973472 A JP S5973472A JP 57183553 A JP57183553 A JP 57183553A JP 18355382 A JP18355382 A JP 18355382A JP S5973472 A JPS5973472 A JP S5973472A
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- JP
- Japan
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- cutting
- ceramic material
- powder
- oxide
- sialon
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、すぐれた耐摩耗性、耐熱衝撃性。
および高温強度を有し、特にこれらの特性が要求される
鋼および鋳鉄の高速切削に切削工具として使用した場合
にすぐれた切削性能を発揮するセラミ、ツク材料に関す
るものである。
鋼および鋳鉄の高速切削に切削工具として使用した場合
にすぐれた切削性能を発揮するセラミ、ツク材料に関す
るものである。
近年、鋼および鋳鉄の高速切削を可能とすべく種々の研
究開発が試みられ、なかでも工作機械の高剛性化と切削
工具材料の改善の両面から・1.これら被剛材の高速切
削への移行は着々と達成されつつあり、現時点では30
0〜600 m/rrinの高い切削速度での安定した
切削が1つの目標とされている。
究開発が試みられ、なかでも工作機械の高剛性化と切削
工具材料の改善の両面から・1.これら被剛材の高速切
削への移行は着々と達成されつつあり、現時点では30
0〜600 m/rrinの高い切削速度での安定した
切削が1つの目標とされている。
なお、上記の300〜6001′rL/諭の高い切削速
度は、高速切削時に発生する熱に対してすぐれた耐酸化
性を示すと共に、 Feとの化学的反応性が廷く、かつ
摩擦係数の小さな酸化アルミニウム(以下AI! 20
3で示す)を主成分として含有するAI!203系セラ
ミックセラミック材料として使用するという前提で、高
速切削を可能とすべく工作機械に改良を加えることによ
って達成できるとして定められたものである。
度は、高速切削時に発生する熱に対してすぐれた耐酸化
性を示すと共に、 Feとの化学的反応性が廷く、かつ
摩擦係数の小さな酸化アルミニウム(以下AI! 20
3で示す)を主成分として含有するAI!203系セラ
ミックセラミック材料として使用するという前提で、高
速切削を可能とすべく工作機械に改良を加えることによ
って達成できるとして定められたものである。
しかしながら、上記のAl2O3系セラミック材料は、
十分な耐熱衝撃性および高温における機械的強度を備え
ていないために、これを切削工具として、特に鋼の切削
に300〜6oom/mmの高い切削速度で使用した場
合、工作機械の改良も未だ不十分であることと相まって
、安定した切削性能を発揮し得ないのが現状である。
十分な耐熱衝撃性および高温における機械的強度を備え
ていないために、これを切削工具として、特に鋼の切削
に300〜6oom/mmの高い切削速度で使用した場
合、工作機械の改良も未だ不十分であることと相まって
、安定した切削性能を発揮し得ないのが現状である。
また、一方、熱膨張係数が小さく、したがって耐熱衝撃
性にすぐれ、かつ高温における機械的強度にもすぐれた
窒化けい素(以下Si3N、で示す)からなるセラミッ
ク材料や、Si3N4にAR,203を固溶させた組成
を有するサイアロンからなるセラミック材料、さらにこ
れらセラミック材料に、それぞれ酸化イツトリウム(以
下¥203で示す)、酸化マグネシウム(以下MgOで
示す)、酸化けい素(以下S]0.で示す)、窒化アル
ミニウム(以下AINで示す)、酸化チタン(以下Tl
O2で示す)。
性にすぐれ、かつ高温における機械的強度にもすぐれた
窒化けい素(以下Si3N、で示す)からなるセラミッ
ク材料や、Si3N4にAR,203を固溶させた組成
を有するサイアロンからなるセラミック材料、さらにこ
れらセラミック材料に、それぞれ酸化イツトリウム(以
下¥203で示す)、酸化マグネシウム(以下MgOで
示す)、酸化けい素(以下S]0.で示す)、窒化アル
ミニウム(以下AINで示す)、酸化チタン(以下Tl
O2で示す)。
酸化ジルコニウム(以下ZrO2で示す)、および酸化
・・フニウム(以下HfO,で示す)のうちの1種また
は2種以上を1〜30重量係程度含有させたものからな
るSi3N4系セラミック材料やサイアロン系セラミッ
ク材料を、鋼および鋳鉄の高速切削に切削工具として使
″用する試みもなされているが、これら8 i 3 N
4系およびサイアロン系セラミック材料はFeとの反応
性が高いために、特に鋼の高速切削に際して摩耗が激し
く、切削工具としては汎用性のきわめて低いものである
。
・・フニウム(以下HfO,で示す)のうちの1種また
は2種以上を1〜30重量係程度含有させたものからな
るSi3N4系セラミック材料やサイアロン系セラミッ
ク材料を、鋼および鋳鉄の高速切削に切削工具として使
″用する試みもなされているが、これら8 i 3 N
4系およびサイアロン系セラミック材料はFeとの反応
性が高いために、特に鋼の高速切削に際して摩耗が激し
く、切削工具としては汎用性のきわめて低いものである
。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、すぐれ
た耐熱衝撃性および高温強度を有するが、特に鋼の高速
切削に切削工具として使用した場合、摩耗が激しく、実
用に供し得ない上記従来Si3N4系セラミック材料お
よびサイアロン系セラミック材料に着目し、これにすぐ
れた耐摩耗性を付与すべく研究を行なった結果、上記の
S i 3 N4系およびサイアロン系セラミック材料
に、TiとWの複合炭窒化物固溶体(以下、(Ti、
W) CNで示す)を含有させると、Si3N4 およ
びサイアロンによってもたらされるすぐれた耐熱衝撃性
と高温強度を保持した状態で、すぐれた耐摩耗性および
靭性な具備するようになシ、シたがってこの結果のセラ
ミック材料を切削工具として用いた場合には、鋳鉄は勿
論のこと、鋼の高速切削においてもすぐれた切削性能を
長期に亘って発揮するという知見を得たのである。
た耐熱衝撃性および高温強度を有するが、特に鋼の高速
切削に切削工具として使用した場合、摩耗が激しく、実
用に供し得ない上記従来Si3N4系セラミック材料お
よびサイアロン系セラミック材料に着目し、これにすぐ
れた耐摩耗性を付与すべく研究を行なった結果、上記の
S i 3 N4系およびサイアロン系セラミック材料
に、TiとWの複合炭窒化物固溶体(以下、(Ti、
W) CNで示す)を含有させると、Si3N4 およ
びサイアロンによってもたらされるすぐれた耐熱衝撃性
と高温強度を保持した状態で、すぐれた耐摩耗性および
靭性な具備するようになシ、シたがってこの結果のセラ
ミック材料を切削工具として用いた場合には、鋳鉄は勿
論のこと、鋼の高速切削においてもすぐれた切削性能を
長期に亘って発揮するという知見を得たのである。
したがって、この発明は、上記知見にもとづいてなされ
たものであって、重量係で、 (Ti、 W)CN : 10〜7’ 0%、を含有し
、さらに必要に応じて、 Y2O3,MgO,5i02 、 ALN 、 TiO
2,ZrO2,およびHf02(AAN成分を含むが、
他成分が金属の酸化物からなるので、以下、これらを総
称して金属酸化物という)のうちの1種または2種以上
:l〜30係。
たものであって、重量係で、 (Ti、 W)CN : 10〜7’ 0%、を含有し
、さらに必要に応じて、 Y2O3,MgO,5i02 、 ALN 、 TiO
2,ZrO2,およびHf02(AAN成分を含むが、
他成分が金属の酸化物からなるので、以下、これらを総
称して金属酸化物という)のうちの1種または2種以上
:l〜30係。
を含有し。
残りがS i 3 N4およびサイアロンのいずれか、
または両方と不可避不純物、 からなる組成を有する耐摩耗性、耐熱衝撃性、高温強度
、および靭性にすぐれ、特にこれらの特性が要求される
鋼および鋳鉄の高速切削に切削工具として用いた場合に
長期に亘ってすぐれた切削性能を発揮するセラミック材
料に特徴を有するものである。
または両方と不可避不純物、 からなる組成を有する耐摩耗性、耐熱衝撃性、高温強度
、および靭性にすぐれ、特にこれらの特性が要求される
鋼および鋳鉄の高速切削に切削工具として用いた場合に
長期に亘ってすぐれた切削性能を発揮するセラミック材
料に特徴を有するものである。
つぎに、この発明のセラミック材料において5成分組成
範囲を上記の通りに限定した理由を説明する。
範囲を上記の通りに限定した理由を説明する。
(a) (Ti、 w) CN
この成分は、セラミック材料中で、子連′続相あるいは
連続相を形成した状態で存在し、セラミック材料にすぐ
れた耐摩耗性と靭性を付与する作用をもつが、その含有
量が10%未満では所望の耐摩耗性および靭性な確保す
ることができず、一方70チを越えて含有させるとセラ
ミック材料の耐熱衝撃性が劣化するようになることから
、その含有量を10〜70%と定めた。
連続相を形成した状態で存在し、セラミック材料にすぐ
れた耐摩耗性と靭性を付与する作用をもつが、その含有
量が10%未満では所望の耐摩耗性および靭性な確保す
ることができず、一方70チを越えて含有させるとセラ
ミック材料の耐熱衝撃性が劣化するようになることから
、その含有量を10〜70%と定めた。
なお、この(Ti、 W) CN成分は、Wに比してT
iの割合が多い炭窒化物相と、Wを主成分とする金真相
との2相域組織をもつものであシ、組成式:(TIX
+ Wl −x ) CyNzで表わした場合、ツレツ
レ0.2≦X≦O,’7,0.05≦y≦0.70,0
.15≦2≦O,’70,0.3≦x −1−y≦0.
85を満足するものが望ましい。すなわち、Xの値が0
2未満ではT1を主成分とする炭窒化物相の量が少なく
なりすぎて所望のすぐれた耐摩耗性を確保することがで
きず、一方0.7を越えたX値になると、逆に前記Wを
主成分とする金属相の量が少なくクシすぎて、靭性が低
下するようになることから、X値を03〜07とする。
iの割合が多い炭窒化物相と、Wを主成分とする金真相
との2相域組織をもつものであシ、組成式:(TIX
+ Wl −x ) CyNzで表わした場合、ツレツ
レ0.2≦X≦O,’7,0.05≦y≦0.70,0
.15≦2≦O,’70,0.3≦x −1−y≦0.
85を満足するものが望ましい。すなわち、Xの値が0
2未満ではT1を主成分とする炭窒化物相の量が少なく
なりすぎて所望のすぐれた耐摩耗性を確保することがで
きず、一方0.7を越えたX値になると、逆に前記Wを
主成分とする金属相の量が少なくクシすぎて、靭性が低
下するようになることから、X値を03〜07とする。
また、yの値が0.05未満では炭窒化物相の形成が少
なく、窒化物相が表われて耐摩耗性を劣化させるように
なシ、一方y値が0.7を越えると炭化物相が形成され
るようになって靭性劣化の原因となることから、y値を
0.05〜0.70とした。2の値については、窒素に
は炭窒化物相の粒径を細かくすると共に、被削材との反
応を抑制して耐摩耗性を向上させる作用があるので、そ
の値が0.15未満では炭窒化物相の粒度が粗くなり、
かつ炭化物相も形成されるようになって靭性が低下し、
一方2値がO,’i’Oを越えることは、X値の上限が
0.70であることから、6j)得す、かかる点から0
.15〜0.70とする。さらにx −1−yの値が0
3未満では炭窒化物相の量が少なすぎて所望の耐摩耗性
を確保することができず、一方x 十y値が085を越
えると、逆に金属相が少なくなりすぎて所望の靭性な確
保することができないことがら x −1−y値を0.
30−0.85とするのである。
なく、窒化物相が表われて耐摩耗性を劣化させるように
なシ、一方y値が0.7を越えると炭化物相が形成され
るようになって靭性劣化の原因となることから、y値を
0.05〜0.70とした。2の値については、窒素に
は炭窒化物相の粒径を細かくすると共に、被削材との反
応を抑制して耐摩耗性を向上させる作用があるので、そ
の値が0.15未満では炭窒化物相の粒度が粗くなり、
かつ炭化物相も形成されるようになって靭性が低下し、
一方2値がO,’i’Oを越えることは、X値の上限が
0.70であることから、6j)得す、かかる点から0
.15〜0.70とする。さらにx −1−yの値が0
3未満では炭窒化物相の量が少なすぎて所望の耐摩耗性
を確保することができず、一方x 十y値が085を越
えると、逆に金属相が少なくなりすぎて所望の靭性な確
保することができないことがら x −1−y値を0.
30−0.85とするのである。
(bl 金属酸化物
これらの成分には、焼結性を改善し、普通焼結法によっ
ても緻密なセラミック材料の製造を可能とし、もって靭
性および強度を一段と向上させる作用があるので、これ
らの特性が要求される場合に必要に応じて含有されるが
、その含有量が1%未満では前記作用に所望の効果が得
られず、一方30%を越えて含有させると、耐摩耗性が
劣化するように々ることから、その含有量を1〜30%
と定めた。
ても緻密なセラミック材料の製造を可能とし、もって靭
性および強度を一段と向上させる作用があるので、これ
らの特性が要求される場合に必要に応じて含有されるが
、その含有量が1%未満では前記作用に所望の効果が得
られず、一方30%を越えて含有させると、耐摩耗性が
劣化するように々ることから、その含有量を1〜30%
と定めた。
(C1不可避不純物
不可避不純物として、Fe、 Ca、 Na、 Co、
Ni、 Mn。
Ni、 Mn。
およびOrなどのうちの1種または2種以上を含有する
が、これらの不可避不純物は総量で5%を越えない限シ
、セラミック材料の特性に何ら悪影響を及ぼすものでは
ない。
が、これらの不可避不純物は総量で5%を越えない限シ
、セラミック材料の特性に何ら悪影響を及ぼすものでは
ない。
また、この発明のセラミック材料は、原料粉末として、
例えばSi3N4粉末、 U2O,粉末、およびAA
N粉末な固溶化調製して形成した組成式;5i3A93
03N、で表わされるサイアロン粉末、焼結時にサイア
ロンを形成する目的で、サイアロンの構成粉末であるS
i3N4粉末、 M2O3粉末、およびAAN粉末、
さらに種々の組成(組成式: (Ti)(+ Wl−X
)CyN2のX+Y+および2の値が異ったもの)を有
する( Ti、 W) CN粉末、各種の金属酸化物粉
末。
例えばSi3N4粉末、 U2O,粉末、およびAA
N粉末な固溶化調製して形成した組成式;5i3A93
03N、で表わされるサイアロン粉末、焼結時にサイア
ロンを形成する目的で、サイアロンの構成粉末であるS
i3N4粉末、 M2O3粉末、およびAAN粉末、
さらに種々の組成(組成式: (Ti)(+ Wl−X
)CyN2のX+Y+および2の値が異ったもの)を有
する( Ti、 W) CN粉末、各種の金属酸化物粉
末。
さらにSi3N4系セラミック材料製造用および構成成
分用としてSi3N4粉末をそれぞれ用意し、これら原
料粉末を所定の配合組成に配合し、ボールミルや振動ミ
ルなどを用いて十分に混合した後、静水圧プレスや機械
的プレスを用いて圧粉体に成形し、ついで、との圧粉体
を、真空中または雰囲気ガス中で普通焼結するか、ある
いはホットプレスし、さらに必要に応じて焼結後、よシ
確実に緻密化する目的で熱間静水圧プレス(HIP)処
理を施すことによって製造することができる。
分用としてSi3N4粉末をそれぞれ用意し、これら原
料粉末を所定の配合組成に配合し、ボールミルや振動ミ
ルなどを用いて十分に混合した後、静水圧プレスや機械
的プレスを用いて圧粉体に成形し、ついで、との圧粉体
を、真空中または雰囲気ガス中で普通焼結するか、ある
いはホットプレスし、さらに必要に応じて焼結後、よシ
確実に緻密化する目的で熱間静水圧プレス(HIP)処
理を施すことによって製造することができる。
つぎに、この発明のセラミック材料を実施例によシ具体
的に説明する。
的に説明する。
実施例
まず、いずれも市販の平均粒径;1.5μmを有するT
iC粉末、同1.5μmのTfN粉末、および同lOμ
mのN粉末を用意し、これら粉末を所定の配合組成に配
合し、乾式で混合した後、圧力5、0 mmHgの窒素
雰囲気中、温度:1500’Cに加熱保持して固溶化し
、冷却後粗砕し、引続いてボールミルにて粉砕すること
によって、それぞれ第1表に示される組成、並びにいず
れも平均粒径:1.0μmをもった5種類の(Ti、
W) CN粉末を調製した。
iC粉末、同1.5μmのTfN粉末、および同lOμ
mのN粉末を用意し、これら粉末を所定の配合組成に配
合し、乾式で混合した後、圧力5、0 mmHgの窒素
雰囲気中、温度:1500’Cに加熱保持して固溶化し
、冷却後粗砕し、引続いてボールミルにて粉砕すること
によって、それぞれ第1表に示される組成、並びにいず
れも平均粒径:1.0μmをもった5種類の(Ti、
W) CN粉末を調製した。
また、同様に、いずれも市販の平均粒径:1.3pmを
有するSi3N、粉末、同0.7 p mのag2o、
粉末、および同1.5μmの1dlN粉末を用意し、こ
れら粉末を所定の配合組成に配合し、乾式で混合した後
、圧カニ ’760 mtttHgの窒素雰囲気中、温
度:1550℃に加熱保持して固溶化し、冷却後粗砕し
、引続いて粉砕することによって、組成式;S 13
An 303 N sを有する平均粒径:1.0μmの
サイアロン粉末を調製した。
有するSi3N、粉末、同0.7 p mのag2o、
粉末、および同1.5μmの1dlN粉末を用意し、こ
れら粉末を所定の配合組成に配合し、乾式で混合した後
、圧カニ ’760 mtttHgの窒素雰囲気中、温
度:1550℃に加熱保持して固溶化し、冷却後粗砕し
、引続いて粉砕することによって、組成式;S 13
An 303 N sを有する平均粒径:1.0μmの
サイアロン粉末を調製した。
ついで、上記の各種の(Ti、 W) CN粉末および
サイアロン粉末を、別途用意した平均粒径:1.3μm
を有するSi3N4粉末、並びにいずれも平均粒径:o
、sμmを有するY、0.粉末、 MgO粉末、 5i
02粉末1MN粉末、T10□粉末、 ZrO□粉末、
およびHfO2粉末とともに原料粉末として用い、これ
ら原料粉末を、それぞれ第1表に示される配合組成に配
合し、/V2O5ffボールミルにて48時時間式混合
し、乾燥した後、黒鉛モールドを用い、温度:1550
℃に20分間保持の条件でホットプレスすることによっ
て、実質的に配合組成と同一の成分組成をもった本発明
セラミック材料1−11および(Ti、W) CNを含
有しない比較セラミック材料1,2をそれぞれ製造した
。
サイアロン粉末を、別途用意した平均粒径:1.3μm
を有するSi3N4粉末、並びにいずれも平均粒径:o
、sμmを有するY、0.粉末、 MgO粉末、 5i
02粉末1MN粉末、T10□粉末、 ZrO□粉末、
およびHfO2粉末とともに原料粉末として用い、これ
ら原料粉末を、それぞれ第1表に示される配合組成に配
合し、/V2O5ffボールミルにて48時時間式混合
し、乾燥した後、黒鉛モールドを用い、温度:1550
℃に20分間保持の条件でホットプレスすることによっ
て、実質的に配合組成と同一の成分組成をもった本発明
セラミック材料1−11および(Ti、W) CNを含
有しない比較セラミック材料1,2をそれぞれ製造した
。
また、上記のホットプレス法に代って、混合粉末を、機
械的プレスを用いて、1 t、on/iの圧力で圧粉体
に成形し、この圧粉体を窒素雰囲気中。
械的プレスを用いて、1 t、on/iの圧力で圧粉体
に成形し、この圧粉体を窒素雰囲気中。
温度:1600〜1750℃に2時間保持の条件で焼結
することからなる普通焼結法を適用する以外は、同一の
製造条件で本発明セラミック材料12〜22および同じ
< (Ti、 W) CNを含有しなり比較セラミック
ー、材料3.4をそれぞれ製造した。
することからなる普通焼結法を適用する以外は、同一の
製造条件で本発明セラミック材料12〜22および同じ
< (Ti、 W) CNを含有しなり比較セラミック
ー、材料3.4をそれぞれ製造した。
つぎに、この結果得られた本発明セラミック材料1〜2
2および比較セラミック材料1〜4について、ビッカー
ス硬さおよび抗折力を測定すると共に、これよシcrs
規格8NGN432型の切削チップを成形し、被削材:
SNCM−8(硬さ:HB220)、切削速度::JQ
Om/mtn、切込み:2Rm+送り: 0.45ur
n/ rev、の条件での鋼高速連続切削試験、および
被削材:FC−25(硬さ:HBコ80)、切削速度:
400m1mm、切込み:21+121L+送り: 0
.45 III/ rev、の条件での鋳鉄高速連続切
削試験を行ない、それぞれ切刃の逃げ面摩耗幅:0.4
mm基準での寿命時間を測定した。これらの測定結果を
第1表に合せて示した。
2および比較セラミック材料1〜4について、ビッカー
ス硬さおよび抗折力を測定すると共に、これよシcrs
規格8NGN432型の切削チップを成形し、被削材:
SNCM−8(硬さ:HB220)、切削速度::JQ
Om/mtn、切込み:2Rm+送り: 0.45ur
n/ rev、の条件での鋼高速連続切削試験、および
被削材:FC−25(硬さ:HBコ80)、切削速度:
400m1mm、切込み:21+121L+送り: 0
.45 III/ rev、の条件での鋳鉄高速連続切
削試験を行ない、それぞれ切刃の逃げ面摩耗幅:0.4
mm基準での寿命時間を測定した。これらの測定結果を
第1表に合せて示した。
第1表に示される結果から、本発明セラミック材料1〜
22は、いずれもすぐれた耐摩耗性、耐熱衝撃性、およ
び高温強度をもつことから、鋼および鋳鉄の高速切削に
おいて長い切削寿命を示すことが明らかである。これに
対して、(Ti、W)CN成分を含有しない、すなわち
従来Si3N4セラミツク材料および従来サイアロンセ
ラミック材料に相当する比較セラミック材料1−4は、
いずれも耐熱衝撃性および高温強度を有するものの耐摩
耗性に劣るものであるため、その切削寿命はきわめて短
かいものとなっている。
22は、いずれもすぐれた耐摩耗性、耐熱衝撃性、およ
び高温強度をもつことから、鋼および鋳鉄の高速切削に
おいて長い切削寿命を示すことが明らかである。これに
対して、(Ti、W)CN成分を含有しない、すなわち
従来Si3N4セラミツク材料および従来サイアロンセ
ラミック材料に相当する比較セラミック材料1−4は、
いずれも耐熱衝撃性および高温強度を有するものの耐摩
耗性に劣るものであるため、その切削寿命はきわめて短
かいものとなっている。
」二連のように、この発明のセラミック材料は。
すぐれた耐摩耗性、耐熱衝撃性、および高温強度を兼ね
備えているので、特にこれらの特性が要求される鋼の高
速切削は勿論のこと、鋳鉄の高速切削に切削工具として
用いた場合に、著しく長期に亘ってすぐれた切削性能を
発揮するのである。
備えているので、特にこれらの特性が要求される鋼の高
速切削は勿論のこと、鋳鉄の高速切削に切削工具として
用いた場合に、著しく長期に亘ってすぐれた切削性能を
発揮するのである。
Claims (2)
- (1) TiとWの複合炭窒化物固溶体:10〜70
重量係を含有し、残シが窒化けい素およびサイアロンの
込ずれか、または両方と不可避不純物からなる組成を有
することを特徴とする切削工具用セラミック材料。 - (2) TiとWの複合炭窒化物固溶体:lO〜70
重量係を含有し、さらに酸化イツトリウム、酸化マグネ
シウム、酸化りい素、窒化アルミニウム。 酸化チタン、酸化ジルコニウム、および酸化・・フニウ
ムのうちの1種または2種以上:1〜30重量係重量布
し、残りが窒化けい素およびサイアロンのいずれか、ま
たは両方と不可避不純物からなる組成を有することを特
徴とする切削工具用セラミック材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57183553A JPS5973472A (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | 切削工具用サイアロン系セラミック材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57183553A JPS5973472A (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | 切削工具用サイアロン系セラミック材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5973472A true JPS5973472A (ja) | 1984-04-25 |
JPS6246513B2 JPS6246513B2 (ja) | 1987-10-02 |
Family
ID=16137814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57183553A Granted JPS5973472A (ja) | 1982-10-19 | 1982-10-19 | 切削工具用サイアロン系セラミック材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5973472A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4881950A (en) * | 1986-05-30 | 1989-11-21 | Gte Valenite Corporation | Silicon nitride cutting tool |
US5034022A (en) * | 1987-10-05 | 1991-07-23 | Gte Valenite Corporation | Silicon nitride cutting tool |
-
1982
- 1982-10-19 JP JP57183553A patent/JPS5973472A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4881950A (en) * | 1986-05-30 | 1989-11-21 | Gte Valenite Corporation | Silicon nitride cutting tool |
US5034022A (en) * | 1987-10-05 | 1991-07-23 | Gte Valenite Corporation | Silicon nitride cutting tool |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6246513B2 (ja) | 1987-10-02 |
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