JPS597332Y2 - コ−ド巻取装置 - Google Patents

コ−ド巻取装置

Info

Publication number
JPS597332Y2
JPS597332Y2 JP16825878U JP16825878U JPS597332Y2 JP S597332 Y2 JPS597332 Y2 JP S597332Y2 JP 16825878 U JP16825878 U JP 16825878U JP 16825878 U JP16825878 U JP 16825878U JP S597332 Y2 JPS597332 Y2 JP S597332Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
cord
pin
switching
running surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16825878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5586066U (ja
Inventor
進一 小林
英述 星山
孝之 井「せき」
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP16825878U priority Critical patent/JPS597332Y2/ja
Publication of JPS5586066U publication Critical patent/JPS5586066U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS597332Y2 publication Critical patent/JPS597332Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気機器に装着され電源コードを出没自在に使
用するコード巻取装置に関し、その目的とするところは
電源コードを適宜の長さに引き出してその状態を保持し
、またその保持状態より少し引き出すと保持が解除され
て、手を離すと電源コードはコードリールに自動的に巻
き込まれるようにしたコード巻取装置にあって、か・る
保持のための係止と巻き込みのための解除を行う装置よ
り発生音を無くし、電源コードの引き出し及び巻き込み
時に静粛動作するコード巻取装置を提供するものである
前記電源コードの引き出しによりその電源コードの保持
あるいは自動巻き込みを行うコード巻取装置は知られた
ものである。
その構戊は通常、回動するコードリールの表面に、コー
ドリールの電源コード巻き込み方向でケースに取付けた
係止体を係合してコードリールの回動を阻止するための
係止部と、係止体が係止部に保持された状態で電源コー
ドが引き出されるときにコードリールの回動に応動して
係止体を係止部より走行部に案内する切換部と、電源コ
ードの引き出しを停止して若干電源コードが戻されると
きコードリールの逆回動に応動して走行部より係止部に
係止体を案内する傾斜した切換部を配設するものである
したがって走行部は係止部の両側でコードリールの表面
に円周状に形或されており、係止体は電源コードの引き
出し及び巻き込み時に一方の走行部から他方走行部に往
復動するものである。
したがってか・るコード巻取装置では電源コードが引き
出されるとき、またぜんまいによってコードリールがコ
ードの巻取方向に回動するときには、係止体が走行部と
交わる切換部を乗り越える都度走行部を打撃すること・
なるから、この打撃音が耳障わりなものとなり、しかも
打撃により消耗を早めあるいは破損に至らしめること・
もなる。
本考案はか・る事由に鑑みなされたものである。
以下実施例として掲げた図を参照して本考案コード巻取
装置を説明すると、第1図乃至第6図において、1aは
上部ケースで電気機器に導電接続する端子2,2を中央
に装着すると共に内壁にばね体3を係止する。
このばね体3には鍔部4aを有するピン4の収納部5を
形或する。
収納部5は一対のL形腕部5a,5b間に前記ピン4の
T字状の鍔部4aを嵌合し、さらにピン4の先端4bを
L形腕部5a,5bより突出する。
このピン4とばね体3との関係は第7図の如く、鍔部4
a側にL形腕部5a’,5b’を形或し、ばね体3には
L形腕部5a,5bを設けないものとして前記L形腕部
5 a’, 5 b’をもってばね体3に摺動し得る
如く係合させたものであってもよい。
6はコードリール、7はぜんまいで、コードリール6を
巻き込み方向に付勢している。
このコードリール6は上部ケース1aと一体に組み合わ
される下部ケース1bとの間に軸支され、コードロ8よ
り入る電源コード9を巻き込むようになっている。
10は導電片でコードリール6に固定されて電源コード
9に接続され、さらにこの導電片10は端子2に導電接
触する。
11 a,1l bは中央帯により区分される走行面で
前記ピン4の先端4bと間隙Gが開けられ、コードリー
ル6の表面に形威した環状突出体12の側面を使用して
おり、この走行面11a,llbは第3図乃至第4図の
如く、中央帯上に配設されたピン係止溝13を有する。
そして走行面11 a, 1l bを傾斜して横切る切
換突条13aと、走行面11a,11 bとピン係止溝
13とを傾斜して横切る切換突条13 b, 13 C
とが設けられている。
そして、この切換突条13 a, 13 b, 13
C, 13 dは、環状突出体12の側面に形威した突
起13 eの上下にそれぞれピン体4の走行面11 a
, 11 bとなる間隔を残し、突起13eの一側面1
3 fを上下方向に対して斜めに形或してその延長線上
に上側走行面11 aをさえぎる斜めの切換突条13
aを設け、突起13eの他側面に係止溝13を形或して
係止溝13の下端より下側走行面11 bをさえぎる斜
めの切換突条13bを設け両切換突条13a,13bの
前記走行面11a,llb側背面を緩斜面となし、さら
に前記係止溝13からピン体4を上側走行面11 aへ
案内する切換突条13Cを係止溝13の下端より斜め上
方に向かって形戒すると共にこの案内路13 gの上側
走行面11 aへの出口に切換突起13dを形或し、両
突条13C,13dの下側背面を緩斜面として形或して
いる。
而して、第4図においてピン4がピン係止溝13に係止
することによって安定状態にあるコードリール6がコー
ド9の引き出しに応動して回動するとき、ピン4はピン
係止溝13の位置から切換突条13 Cに保合案内され
て押し上げられ位置◎となり、この位置でピン4は走行
面11 aに来るため係止が解かれ、コード9は自由に
引き出すことができる。
そしてピン4が走行方向に緩やかな切換突条13aを乗
越える都度、ピン4は走行面11 aと対面して接近、
開離する往復運動をするものであるが、収納部5のL形
腕部5a,5bがピン4の鍔部4aの移動を制限してピ
ン4の先端4bが走行面11 aへの衝突を防止する。
次でコード9の引き出しを停止し、そのコード9を若干
戻すと、ぜんまい7がコードリール6を逆回転させてピ
ン4の位置に切換突条13 Hの急峻な壁部がくる。
そしてピン4は位置■から他方切換突条13bを乗り越
えて位置■に至り、この状態で手を離しコード9を自由
状態にするとコードリール6の逆回転によりピン4と切
換突条13 bが再び係合してピン4はピン係止溝13
に安定すること・なり、この動作においてピン4が乗り
越える切換突条13b,13Cの場合も打撃音の発生は
無い。
第8図乃至第9図は本考案の他の実施例で、ピン4及び
鍔4aを円柱状に形威し、走行面11a,11 bに交
叉する方向へのピン4の往復動作を円滑に行うようにし
たものである。
尚、第9図において、la’,6は耐トラッキング樹脂
よりなる絶縁板で、端子11と接触板19の摩滅による
金属粉の飛散から耐絶縁性を確保しているものである。
上述するように本考案コード巻取装置によれば、上下部
ケースla,lb中に軸支しぜんまい7により回動付勢
されて電源コード9を巻取る如くしてなるコードリール
6を設け、そのコードリール6の表面に形或した環状突
出体12の側面に形威した突起13eの上下にそれぞれ
ピン体4の走行面11 a,1l bとなる間隔を残し
、突起13eの一側面13 fを上下方向に対して斜め
に形戊してその延長線上に上側走行面11 aをさえぎ
る斜めの切換突条13 aを設け、突起13 eの他側
面に係止溝13を形威して係止溝13の下端より下側走
行面1l bをさえぎる斜めの切換突条13bを設け、
両切換突条13a,13bの前記走行面11a,1l
b側背面を緩斜面となし、さらに前記係止溝13からピ
ン体4を上側走行面11 aへ案内する切換突条13C
を係止溝13の下端より斜め上方に向かって形成すると
共にこの案内路13gの上側走行面11 aへの出口に
切換突条13dを形或し、両突条13C,13dの下側
背面を緩斜面として形或し、ケースla,lb内壁に係
止されたばね体3に前記ピン4をコードリール6の回転
方向と直交する方向に往復する如く可動的に係合し、さ
らにピン4の先端を走行面11 a, 1l b間に僅
かな間隙Gを保持する如く構戊してなるコード巻取装置
としたことによって、ピン4は走行面11a,llb方
向への移動をばね体3により制限され、しかもそのばね
体3はケース内壁に係止されているので、走行面11
a, 1l bとピン4の先端4aとの間隙を正確に設
定して、ピン4が衝突せず、そして切換突条13 a,
13 b, 13 C, 13 d ニハ衝突しコレ
を乗り越えるようにばね体による弾性を付与することが
できる。
したがってピン4の走行面11 a, 1lbへの衝突
が無くなり切換突条13a, 13b, 13C,13
dへの衝突はばね体3の弾性により柔らげることができ
るから、もって電源コード9の引き出し巻取りにおいて
静粛動作するコード巻取装置となるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案コード巻取装置の実施例を示し、第1図は上
面図、第2図は断面正面図、第3図はコードリールの部
分上面図、第4図はコードリールの部分正面図、第5図
はピンとばね体の分解斜視図、第6図はピン部の断面上
面図、第7図はピンとばね体との他の実施例における組
み合せ斜視図、第8図はピンとばね体との他の実施例の
斜視図、第9図は第8図実施例における断面正面図であ
る。 1a・・・上部ケース、1b・・・下部ケース、2・・
・端子、3・・・ばね体、4・・・ピン、5・・・収納
部、5a,5b,5a’,5b’−L形腕部、5−コー
ドリール、7・・・ぜんまい、8・・・コードロ、9・
・・電源コード、10・・・導電片、11 a, 11
b・・・走行面、12・・・環状突出体、13−・・
係止溝、13a, 13b, 13C, 13d・・・
切換突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース中に軸支しぜんまいにより回動付勢されて電源コ
    ードを巻取る如くしてなるコードリールを設け、そのコ
    ードリールの表面に形或した環状突出体の側面に形或し
    た突起の上下にそれぞれピン体の走行面となる間隔を残
    し、突起の一側面を上下方向に対して斜めに形或してそ
    の延長線上に上側走行面をさえぎる斜めの切換突条を設
    け、突起の他側面に係止溝を形或して係止溝の下端より
    下側走行面をさえぎる斜めの切換突条を設け、両切換突
    条の前記走行面側背面を緩斜面となし、さらに前記係止
    溝からピン体を上側走行面へ案内する切換突条を係止溝
    の下端より斜め上方に向かって形或すると共にこの案内
    路の上側走行面への出口に切換突条を形或し、両突条の
    下側背面を緩斜面として形或し、ケース内壁に係止され
    たばね体に前記ピン体をリールの回転方向と直行する方
    向に往復する如く可動的に係合し、さらにピン体の先端
    と走行面間に僅かな間隙を保持する如く構威してなるこ
    とを特徴とするコード巻取装置。
JP16825878U 1978-12-06 1978-12-06 コ−ド巻取装置 Expired JPS597332Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16825878U JPS597332Y2 (ja) 1978-12-06 1978-12-06 コ−ド巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16825878U JPS597332Y2 (ja) 1978-12-06 1978-12-06 コ−ド巻取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5586066U JPS5586066U (ja) 1980-06-13
JPS597332Y2 true JPS597332Y2 (ja) 1984-03-06

Family

ID=29169232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16825878U Expired JPS597332Y2 (ja) 1978-12-06 1978-12-06 コ−ド巻取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS597332Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2072441A3 (de) * 2007-12-17 2009-11-04 LEONI Kabel Holding GmbH Kabeltrommel

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5586066U (ja) 1980-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6733328B2 (en) USB cable adapter with cable winding mechanism
JPH10580A (ja) チョーク線リール
CA2319988C (en) Brake device for a tape rule
JPS597332Y2 (ja) コ−ド巻取装置
US4215250A (en) Microphone support with simultaneous adjustment of plural degrees of freedom
US3251107A (en) Vacuum cleaner cord locking device
JP3802391B2 (ja) ケーブル巻取り装置
US10944212B1 (en) Power connector with anti-disengaging mechanism
JPH0476993A (ja) 電気機器の電源用蓋構造
JPH045514Y2 (ja)
JP3677349B2 (ja) 扉の補助錠
JPH023484Y2 (ja)
US11668551B2 (en) Measuring tape with finger stop
JPH01134777A (ja) 磁気テープカセツト
US3323748A (en) Cord control mechanism for vacuum cleaners
JPS5837900Y2 (ja) コ−ド巻取装置
JP3078802U (ja) コード巻き取り装置
JPS58127473U (ja) テ−プカセツト
JPS63676Y2 (ja)
JP3106584U (ja) ケーブル巻き戻し装置
JPS6025734Y2 (ja) エンドレス式テ−プカセツト
KR960010703Y1 (ko) 비디오 테이프 카세트
JPS6137190Y2 (ja)
JPS58127474U (ja) テ−プカセツト
JPH08189241A (ja) 引戸のロック装置