JPS5971354A - ブロツキング防止性能のすぐれた袋状物品 - Google Patents
ブロツキング防止性能のすぐれた袋状物品Info
- Publication number
- JPS5971354A JPS5971354A JP18333982A JP18333982A JPS5971354A JP S5971354 A JPS5971354 A JP S5971354A JP 18333982 A JP18333982 A JP 18333982A JP 18333982 A JP18333982 A JP 18333982A JP S5971354 A JPS5971354 A JP S5971354A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinyl chloride
- bag
- resin
- chloride resin
- crosslinked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Bag Frames (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ブロッキング防止性能のすぐれた樹脂をブロ
ー成形して得られる袋状物品に関するものである。さら
に詳しくは、重合時に架橋剤を添加して重合して得られ
る部分的に架橋された架橋塩化ビニル系樹脂単独、又は
これに非架橋塩化ビニル系樹脂を配合してなる樹脂であ
って、ゲル分が05〜50重量%であるブロッキング防
止性能のすぐれた塩化ビニル系樹脂をブロー成形する事
によって得られる、艶消半透明状であって、触感が良好
で、かつブロッキングが完全に防止された袋状物品に関
するものである。
ー成形して得られる袋状物品に関するものである。さら
に詳しくは、重合時に架橋剤を添加して重合して得られ
る部分的に架橋された架橋塩化ビニル系樹脂単独、又は
これに非架橋塩化ビニル系樹脂を配合してなる樹脂であ
って、ゲル分が05〜50重量%であるブロッキング防
止性能のすぐれた塩化ビニル系樹脂をブロー成形する事
によって得られる、艶消半透明状であって、触感が良好
で、かつブロッキングが完全に防止された袋状物品に関
するものである。
非架橋塩化ビニル樹脂は比較的安価であり、各種の特性
に優れるが故に各種の分野に於いて種々の用途に利用さ
れている。そして各種の物品を製造するに際して、加工
方法としては、一般1(押出成形、カレンダー成形、射
出成形、プロー成形等各種の方法が知られている。
に優れるが故に各種の分野に於いて種々の用途に利用さ
れている。そして各種の物品を製造するに際して、加工
方法としては、一般1(押出成形、カレンダー成形、射
出成形、プロー成形等各種の方法が知られている。
しかしながら従来、袋状物品を製造する際に、ブロー成
形法が利用される事は皆無に近かった。
形法が利用される事は皆無に近かった。
何故ならブロー成形において袋状物品を製造すると、し
ばしば袋の内面同志が融着(ブロッキング)してしまい
、不良品が多くなり、生産性が悪くなるからである。従
って、従来、袋状物品を製造する際には、カレンダー加
工で2枚のシボ付きフィルム又はシートを予め製造し、
次いでシボ付き表面同志が内面になる様に重ね、ブロッ
キングしない様にセットし、その後つ工ルダー加工等に
よって袋状物品を製造していた。
ばしば袋の内面同志が融着(ブロッキング)してしまい
、不良品が多くなり、生産性が悪くなるからである。従
って、従来、袋状物品を製造する際には、カレンダー加
工で2枚のシボ付きフィルム又はシートを予め製造し、
次いでシボ付き表面同志が内面になる様に重ね、ブロッ
キングしない様にセットし、その後つ工ルダー加工等に
よって袋状物品を製造していた。
しかしながら、この様な方法によっても内面融着による
製品不良率は高く、従って袋状物品製造時の製品不良品
の低減は当業界の長年の懸案事項になっていた。
製品不良率は高く、従って袋状物品製造時の製品不良品
の低減は当業界の長年の懸案事項になっていた。
一方、重合時に架橋剤を添加して得られる部分的に架橋
された架橋塩化ビニル樹脂が、各種の用途、例えば押出
用途、射出用途、カレンダー用途に使用され始め、その
艶消性、耐熱変形性、耐クリープ特性等が見直されてき
た。例えば特開昭54−80354、特開昭54−11
7550等にその技術の一部が開示されている。
された架橋塩化ビニル樹脂が、各種の用途、例えば押出
用途、射出用途、カレンダー用途に使用され始め、その
艶消性、耐熱変形性、耐クリープ特性等が見直されてき
た。例えば特開昭54−80354、特開昭54−11
7550等にその技術の一部が開示されている。
本発明者らは、架橋塩化ビニル樹脂が特にブロッキング
防止性能がよい事を見出し、これをブロー成形に使用す
ると袋状物品製造時の内面熱融着がほとんど皆無となり
、しかも袋状物品を取出した後の製品融着も皆無となり
、不良製品がほとんどなくなるという驚くべき事実を発
見し本発明を完成した。
防止性能がよい事を見出し、これをブロー成形に使用す
ると袋状物品製造時の内面熱融着がほとんど皆無となり
、しかも袋状物品を取出した後の製品融着も皆無となり
、不良製品がほとんどなくなるという驚くべき事実を発
見し本発明を完成した。
即ち本発明は、重合時に架橋剤を添加して得られる部分
的に架橋された架橋塩化ビニル系樹脂単独、又はこれに
非架橋塩化ビニル系樹脂を配合してなる樹脂であって、
かつ該樹脂中におけるゲル分が05〜50重量%である
ブロッキング防止性能のすぐれた塩化ビニル系樹脂をブ
ロー成形法にて成形してなる袋状物品を提供するもので
ある。
的に架橋された架橋塩化ビニル系樹脂単独、又はこれに
非架橋塩化ビニル系樹脂を配合してなる樹脂であって、
かつ該樹脂中におけるゲル分が05〜50重量%である
ブロッキング防止性能のすぐれた塩化ビニル系樹脂をブ
ロー成形法にて成形してなる袋状物品を提供するもので
ある。
本発明でいう袋状物品とは、物差し等を収納する為の袋
、薄い書類等を収納する為の袋等のように日用品分野に
於いて使用される袋状物、衣服等を包装する袋等のよう
に包装分野に於いて使用される袋状物、果実等を保護す
る為の袋等のように園芸分野に於いで使用される袋状物
、その他食品包装分野、文具用品分野等の分野に於いて
使用される袋状物品を指す。まだ袋状物品の形状は特に
限定されるものではないが、3辺が閉じられた形状の袋
状物、4辺が閉じられた形状の袋状物であって、かつ一
部に内部に通ずる口を少なくとも1つ以上設けた袋状物
品等がある。
、薄い書類等を収納する為の袋等のように日用品分野に
於いて使用される袋状物、衣服等を包装する袋等のよう
に包装分野に於いて使用される袋状物、果実等を保護す
る為の袋等のように園芸分野に於いで使用される袋状物
、その他食品包装分野、文具用品分野等の分野に於いて
使用される袋状物品を指す。まだ袋状物品の形状は特に
限定されるものではないが、3辺が閉じられた形状の袋
状物、4辺が閉じられた形状の袋状物であって、かつ一
部に内部に通ずる口を少なくとも1つ以上設けた袋状物
品等がある。
本発明の袋状物品の製造はブロー成形によシ行なうが、
従来あるブロー成形機を使用する事ができる。まだ成形
条件は特に限定するものではないが、好1しくけパリソ
ン出口温度が150〜220℃にコントロールされてい
る方が良イ。
従来あるブロー成形機を使用する事ができる。まだ成形
条件は特に限定するものではないが、好1しくけパリソ
ン出口温度が150〜220℃にコントロールされてい
る方が良イ。
150’(1:未満ではパリソンの流れ状態が不良とな
シ、220℃をこえると樹脂が焼ける等の現象を生じる
。
シ、220℃をこえると樹脂が焼ける等の現象を生じる
。
本発明において使用される塩化ビニル系樹脂は、架橋塩
化ビニル系樹脂単独、又はこれに非架橋塩化ビニル系樹
脂を配合してなるものであって、該樹脂のゲル含量は0
5〜50重量%にする必要がある。これが05重量%未
満となると艶消性が低下し、又ブロツキング防止性が低
下するし、50重量%をこえると成形性が悪化して好ま
しくない。
化ビニル系樹脂単独、又はこれに非架橋塩化ビニル系樹
脂を配合してなるものであって、該樹脂のゲル含量は0
5〜50重量%にする必要がある。これが05重量%未
満となると艶消性が低下し、又ブロツキング防止性が低
下するし、50重量%をこえると成形性が悪化して好ま
しくない。
本発明でいう塩化ビニル系樹脂中のゲル分とは、ソック
スレー抽出器を用いて熱テトラヒドロフランで22時間
抽出し、350メツシユフイルターに2分離される抽出
残渣を意味する。
スレー抽出器を用いて熱テトラヒドロフランで22時間
抽出し、350メツシユフイルターに2分離される抽出
残渣を意味する。
架橋塩化ビニル系樹脂の製造方法は特開昭54−134
793、特開昭54−163939等に開示されている
。一般に該樹脂を製造する際には、重合時に架橋剤を添
加し懸濁重合によって製造できる。即ち塩化ビニル又は
塩化ビニルを主体とするこれと共重合可能な単量体混合
物を重合する際に、分子中に複数個の活性2重結合を有
する化合物、つまシ架橋剤を重合前、あるいは重合途中
に添加し重合を完結させて製造する事がf−fiる。架
橋剤としては、ジアリルフタレート、シアリルマレエー
ト等のジアリル化合物逼エチレングリコールジアクリレ
ート、ホリエチレンクリコールジアクリレート、ビヌフ
ェノール変性ジアクリレート等のジアクリレート化合物
;エチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレン
グリコールジメタクリレート、プロピレンクリコールジ
メタクリレート等のジメタクリV −) 化合物; 1
.4−ブタンジオールジビニルエーテル、1,6−ヘキ
サンシオールジビニルエーテル等のジビニル化合物;1
,2−ボリブタシエン、エホキシ化1,2−ポリブタジ
ェン等ノ1.ニーポリブタジェン類等があり、これ等の
架橋斉は単独あるいは併用して使用される。その使用量
は、架N塩化ビニル系樹脂中に架橋剤成分がD001〜
15 重量%存在するように使用することが好ましい。
793、特開昭54−163939等に開示されている
。一般に該樹脂を製造する際には、重合時に架橋剤を添
加し懸濁重合によって製造できる。即ち塩化ビニル又は
塩化ビニルを主体とするこれと共重合可能な単量体混合
物を重合する際に、分子中に複数個の活性2重結合を有
する化合物、つまシ架橋剤を重合前、あるいは重合途中
に添加し重合を完結させて製造する事がf−fiる。架
橋剤としては、ジアリルフタレート、シアリルマレエー
ト等のジアリル化合物逼エチレングリコールジアクリレ
ート、ホリエチレンクリコールジアクリレート、ビヌフ
ェノール変性ジアクリレート等のジアクリレート化合物
;エチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレン
グリコールジメタクリレート、プロピレンクリコールジ
メタクリレート等のジメタクリV −) 化合物; 1
.4−ブタンジオールジビニルエーテル、1,6−ヘキ
サンシオールジビニルエーテル等のジビニル化合物;1
,2−ボリブタシエン、エホキシ化1,2−ポリブタジ
ェン等ノ1.ニーポリブタジェン類等があり、これ等の
架橋斉は単独あるいは併用して使用される。その使用量
は、架N塩化ビニル系樹脂中に架橋剤成分がD001〜
15 重量%存在するように使用することが好ましい。
さらに、架橋塩化ビニル樹脂を製造する際、重合温度変
更、分散剤追加、塩化ビニルモノマー追加等の操作がな
されたとしても何等支障はない。
更、分散剤追加、塩化ビニルモノマー追加等の操作がな
されたとしても何等支障はない。
本発明でいう非架橋塩化ビニル系樹脂とは、ポリ塩化ビ
ニル樹脂のほかに塩化ビニルを主成分とする塩化ビニル
系共重合樹脂をも含むものであって、後者の例としては
塩化ビニル−アルギルビニルエステル共重合m llF
r 、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、塩化ビニル
−エチレンJ(誓合樹脂、塩化ビーループ・ピ・ン共重
合樹脂、塩化ビニルとアクリル酸又はそのエステルとの
共重合樹脂、塩化ビニルとメタクリル酸又はそのエステ
ルとの共重合樹脂、塩化ビニルとアルキルビニルエーテ
ルとの共重合樹B’M−塩化ビニルと塩化ビニリデンと
の共重合樹脂等があげられる。ポリ塩化ビニル樹脂を使
用する際は重合度が400〜1600が特に好ましい。
ニル樹脂のほかに塩化ビニルを主成分とする塩化ビニル
系共重合樹脂をも含むものであって、後者の例としては
塩化ビニル−アルギルビニルエステル共重合m llF
r 、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、塩化ビニル
−エチレンJ(誓合樹脂、塩化ビーループ・ピ・ン共重
合樹脂、塩化ビニルとアクリル酸又はそのエステルとの
共重合樹脂、塩化ビニルとメタクリル酸又はそのエステ
ルとの共重合樹脂、塩化ビニルとアルキルビニルエーテ
ルとの共重合樹B’M−塩化ビニルと塩化ビニリデンと
の共重合樹脂等があげられる。ポリ塩化ビニル樹脂を使
用する際は重合度が400〜1600が特に好ましい。
又、本発明に於いて、架橋塩化ビニル系樹脂を2種以上
、又は非架橋塩化ビニIV系樹脂を2種以上使用する事
は何等支障はない。
、又は非架橋塩化ビニIV系樹脂を2種以上使用する事
は何等支障はない。
本発明に於いて、架橋塩化ビニル系樹脂単独、又はこれ
と非架橋塩化ビニル系樹脂とを配合してなる樹脂であっ
て、かつ該樹脂中におけるゲル分が05〜50重量%で
あるブロッキング防止性能のすぐれた塩化ビニル系樹脂
には、他の術・可塑性樹脂、ゴム、可塑剤、熱安定剤、
滑剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、充填剤等を添加して使
用する事も可能である。使用できる熱可塑性樹脂として
は、例えば塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、MBS樹脂、ウレ
タン樹脂、アクリル系樹脂等があり、またNBR,CB
、EPR等のゴムを使用する事も可能である。しかし、
これ等熱可塑性樹脂又はゴムの使用量は、多重にすぎる
と抗張力や透明性等の物性を損なうことがあるので、塩
化ビニル系樹脂100重量部に対して20重量部以下が
好ましい。
と非架橋塩化ビニル系樹脂とを配合してなる樹脂であっ
て、かつ該樹脂中におけるゲル分が05〜50重量%で
あるブロッキング防止性能のすぐれた塩化ビニル系樹脂
には、他の術・可塑性樹脂、ゴム、可塑剤、熱安定剤、
滑剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、充填剤等を添加して使
用する事も可能である。使用できる熱可塑性樹脂として
は、例えば塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、MBS樹脂、ウレ
タン樹脂、アクリル系樹脂等があり、またNBR,CB
、EPR等のゴムを使用する事も可能である。しかし、
これ等熱可塑性樹脂又はゴムの使用量は、多重にすぎる
と抗張力や透明性等の物性を損なうことがあるので、塩
化ビニル系樹脂100重量部に対して20重量部以下が
好ましい。
本発明の袋状物品を軟質化する為には可塑剤を使用すれ
ば良い。その使用量は、必要とされる硬度に応じて決め
ればよく、何等限定されるものではない。なお本発明の
袋状物品のブロッキング防止性能は、軟質系に於いて特
に顕著に現れる。
ば良い。その使用量は、必要とされる硬度に応じて決め
ればよく、何等限定されるものではない。なお本発明の
袋状物品のブロッキング防止性能は、軟質系に於いて特
に顕著に現れる。
本発明に於いては袋状物品を製造する際、ブロー成形に
て一段で製造することができるので生産性が大巾に向上
し、製品不良率もほとんど0%にする事が可能であシ、
従来法で必要とされるウエルダー加工、あるいは低温熱
ブレス工程を省略する事ができるので製造設備も、生産
ロヌタイムも大巾に低減する事が可能となり、本発明の
有用性は測り知れないものがある。特如軟質系に於いて
は本発明の効果は顕著である。
て一段で製造することができるので生産性が大巾に向上
し、製品不良率もほとんど0%にする事が可能であシ、
従来法で必要とされるウエルダー加工、あるいは低温熱
ブレス工程を省略する事ができるので製造設備も、生産
ロヌタイムも大巾に低減する事が可能となり、本発明の
有用性は測り知れないものがある。特如軟質系に於いて
は本発明の効果は顕著である。
以下に本発明を実施例にてさらに詳#lに説明するが、
これ等は何等本発明の範囲を限定するものではない。
これ等は何等本発明の範囲を限定するものではない。
尚、ブロッキング防止性能等の測定は次の様にして行な
った。
った。
(1) ブロッキング防止性能;ブロー成形によって
得た袋状物品から5画X10儒の2枚のシートを切取)
、この2枚を重ねて140 ’Cにコントロールされた
オープン中に1時間保持し、シートが密着している面積
を観察して、次のろ段階にて評価した。
得た袋状物品から5画X10儒の2枚のシートを切取)
、この2枚を重ねて140 ’Cにコントロールされた
オープン中に1時間保持し、シートが密着している面積
を観察して、次のろ段階にて評価した。
◎:はとんど密着せず
○ニ一部密着している
×:はとんど全面密着している
(2)艶消性;袋状物品の表面状態を目視にて観察して
、次の3段階にて評価した。
、次の3段階にて評価した。
◎:艶消優 ○:艶消良 ×:艶消不可(3)抗張力・
伸び率;J工S−に6734に準拠し、 )IS1号ダ
ンベルを打ち抜き引張試験機を用いて試験した。引張り
速度は100M/分とした。
伸び率;J工S−に6734に準拠し、 )IS1号ダ
ンベルを打ち抜き引張試験機を用いて試験した。引張り
速度は100M/分とした。
測定温度は23℃としだ。
(4)成形性;ブロー成形におけるパリソンの流出状態
を目視にて観察し、次の様にb段階にて評価した。
を目視にて観察し、次の様にb段階にて評価した。
◎:パリソンが均一な状態にて流れ出る○:パリソンが
ほぼ均一な状態にて流れ出る ×:パリソンが不均一で流れにくい (5)平均充填率;ブロー成形した袋状物品(第1図)
に口部よシ水を充填し、最大充填水量を測定しサンプル
数25ケの平均を求めた。
ほぼ均一な状態にて流れ出る ×:パリソンが不均一で流れにくい (5)平均充填率;ブロー成形した袋状物品(第1図)
に口部よシ水を充填し、最大充填水量を測定しサンプル
数25ケの平均を求めた。
(6)架橋塩化ビニル系樹脂(I)
イオン交換水200重量部、部分鹸化ポリ酢酸ビニル0
2重量部、アゾビスイソブチロニトリル003重量部、 CH3 1 CH2−o+c−CH= aH2 なる構造式を有する架橋剤2.0重量部を仕込み脱酸素
した後、塩化ビニル100重量部を1501の反応器に
仕込み、反応温度65′cにて10時間重合して架橋塩
化ビニル樹脂(工’)を得た。ゲル分率は28%であっ
た。
2重量部、アゾビスイソブチロニトリル003重量部、 CH3 1 CH2−o+c−CH= aH2 なる構造式を有する架橋剤2.0重量部を仕込み脱酸素
した後、塩化ビニル100重量部を1501の反応器に
仕込み、反応温度65′cにて10時間重合して架橋塩
化ビニル樹脂(工’)を得た。ゲル分率は28%であっ
た。
(7)架橋塩化ビニル樹脂(II)
イオン交換水200重量部、部分鹸化ポリ酢酸ビニル0
2重量部、アゾビスイソブチロニド!J iv O,0
3重1に部、テトラエチレングリコールジアクリレート
2.0重量部を仕込み脱酸素後、塩化ビニル100重量
部を1501の反応器に仕込み、反応温度65′cにて
10時間重合して架橋塩化ビニル樹脂(I[)を得た。
2重量部、アゾビスイソブチロニド!J iv O,0
3重1に部、テトラエチレングリコールジアクリレート
2.0重量部を仕込み脱酸素後、塩化ビニル100重量
部を1501の反応器に仕込み、反応温度65′cにて
10時間重合して架橋塩化ビニル樹脂(I[)を得た。
ゲル分率は25%であった。
実施例1〜6.比較例1
表1に示す様なブロー成形時に使用されるCa −Zn
配合系の非架橋塩化ビニル樹脂組成物に、非架橋塩化ビ
ニル樹脂100重量部あたり架橋塩化ビニル樹脂CI)
又は(II)を表2に示す量を添加した樹脂組成物をブ
ロー成形機にて袋状物品とし、その袋状物品の各特性値
を表2に示した。
配合系の非架橋塩化ビニル樹脂組成物に、非架橋塩化ビ
ニル樹脂100重量部あたり架橋塩化ビニル樹脂CI)
又は(II)を表2に示す量を添加した樹脂組成物をブ
ロー成形機にて袋状物品とし、その袋状物品の各特性値
を表2に示した。
表 1
米1 鐘淵化学工業(側製
表2から判る様に、比較例1の袋状物品はプロツキンク
を生じる為プロツキンク防止性能が極端に悪く、かつ平
均充填量も25qlと極端に低下する。一方実雄側1〜
6は、すべての物性を満足している事が分かる。
を生じる為プロツキンク防止性能が極端に悪く、かつ平
均充填量も25qlと極端に低下する。一方実雄側1〜
6は、すべての物性を満足している事が分かる。
第1図は本発明袋状物品の1例の縦断面図、第2図は、
第1図に於けるx −x’での断面図、第ろ図は同じ(
y−Y’での断面図である。 1・・・・・口部(液充填用) 特許出願人 鐘淵化学工業株式会社 代理人弁理士浅野真− 第1図 第2図第3図
第1図に於けるx −x’での断面図、第ろ図は同じ(
y−Y’での断面図である。 1・・・・・口部(液充填用) 特許出願人 鐘淵化学工業株式会社 代理人弁理士浅野真− 第1図 第2図第3図
Claims (1)
- (1)重合時に架橋剤を添加して得られる部分的に架橋
された架橋塩化ビニル系樹脂単独、又はこれに非架橋塩
化ビニル系樹脂を配合してなる樹脂であって、かつ該樹
脂中におけるゲル分が05〜50重量%であるブロッキ
ング防止性能のすぐれた塩化ビニル系樹脂をブロー成形
法にて成形してなる袋状物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18333982A JPS5971354A (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | ブロツキング防止性能のすぐれた袋状物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18333982A JPS5971354A (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | ブロツキング防止性能のすぐれた袋状物品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5971354A true JPS5971354A (ja) | 1984-04-23 |
JPH0455863B2 JPH0455863B2 (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=16133987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18333982A Granted JPS5971354A (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | ブロツキング防止性能のすぐれた袋状物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5971354A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6160717A (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-28 | ワツカー‐ケミー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | プラスチック材料用艶消剤 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5730749A (en) * | 1980-07-31 | 1982-02-19 | Dainippon Ink & Chem Inc | Vinyl chloride type resin composition for food and medical treatment |
JPS57165442A (en) * | 1981-04-06 | 1982-10-12 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | Non-rigid polyvinyl chloride resin composition |
-
1982
- 1982-10-18 JP JP18333982A patent/JPS5971354A/ja active Granted
Patent Citations (2)
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JPS5730749A (en) * | 1980-07-31 | 1982-02-19 | Dainippon Ink & Chem Inc | Vinyl chloride type resin composition for food and medical treatment |
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JPS6160717A (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-28 | ワツカー‐ケミー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | プラスチック材料用艶消剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0455863B2 (ja) | 1992-09-04 |
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