JPS596976A

JPS596976A - 浮上汚泥の除去装置

Info

Publication number: JPS596976A
Application number: JP11622182A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Kobayashi; 康男小林
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 1982-07-06
Filing date: 1982-07-06
Publication date: 1984-01-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、加圧浮上槽等の矩形の浮上分離槽における
走行式の浮上汚泥の除去装置に関するものである。

この種浮上分離槽における汚泥の掻取には、従来主とし
て、無端チェーンに多数の掻寄板を取付けたフライトコ
ンベヤ形式の装置が使用されている。しかし、このよう
な装置によると、掻寄板の移動により浮上汚泥が掻き乱
されて小さく分散されると共に浮上汚泥の一部は移行時
に気泡を失い沈降するものが多く、汚泥の除去が十分に
行われないという欠点がある。

この考案は、前記従来の欠点を解決することを目的とし
てなされたもので、浮上槽を往復動する走行架台に汚泥
取入樋を取付け、走行架台の往動時には汚泥取入樋を水
面下に入れて浮上汚泥をすくい入れてスクリューコンベ
アにより浮上槽の一側に設けたトラフ内に搬送して排出
させると共に、走行架台の復動ｆ￥？忙は汚桿取入樋を
水面、、Ｉ：釦持上げるよう圧して浮上汚泥の掻き乱し
を防ぐことにより、浮上汚泥の除去能率の優れた除去装
置を提供しようとするものである。

以下、この発明の実施例を図面を参照して説、明する。

第１図、第２図において１は平面矩形状とした浮上槽で
、槽内−伸にはその長手方向に？Ｅ＝？つて汚泥排出用
のトラフ２が設けてあり、長手方向の槽壁上にはレール
３．３が敷設されているつ４は浮上槽ｌ上をまたいで設
けられた走行架台で、その両僻に設けられた車輪５．５
を介してレール３．３上に載架され、レール３，３に治
って浮上槽１上を走行用Ｗ１動装置６により往復動され
るようになっている。

走行架台４の両側部には支持杆７，７が垂設され、この
支持杆７，７間には断面円弧状をなした汚泥取入＠８が
案内板９，９を介して揺動自在に装着されており、汚泥
取入樋８の上端縁の適所には、走行架台４に揺動自在に
取付けたシリンダー１０．１０のピストンロッド１１゜
１１が連結されている。また、汚泥取入Ｍ８の前側には
、回転軸１２の両端部を支持杆７，７に軸装したスクリ
ューコンベア１３が配設され、その回転軸１２の一端部
には伝動輪１４が取付けられていて、走行架台４に載設
したスクリュー駆動装置１５によって回動されるように
なっている。

そして、前記の汚泥取入樋８の一佃は、水面色より若干
高くなっているトラフ２に向って遂次小径とした上り勾
配８ａに形成され、その端部はトラフ２上圧臨ませであ
ると共に、その臨ませた部分にはトラフ２内圧向けてト
ラフ内掻寄板１６が垂設されている。したがって、スク
リューコンベア１３も前記汚泥取入樋８の形状に対応さ
せて、その−側を遂次小径となるように形成されること
忙なる。

次に、前述のように構成された浮上汚泥の除去装置の作
動について説明する。

走行架台４は走行用駆動装置６の駆動により浮上槽１上
をレール３．３に沿って往復動されるが、往動に際して
は、第２図、第３図のようにピストンロッド１１を押下
げて汚泥取入樋８をその前縁部を水面ａ下に入れた状態
の取入位置に保持する。そして、スクリュー駆動装置１
５によってスクリューコンベア１３を回動する。

それにより、浮上汚泥は汚泥取入樋Ｂですくい取られ、
そのすくい取られた汚泥はスクリューコンベア１３によ
って汚泥取入樋Ｂ中を移送され、土り１勾配部分８ａを
押上げられてトラフ２内に落下することになる。そして
、トラフ２内に入った汚泥は、汚泥取入４＠Ｉ８と共に
往復するトラフ内掻寄板１６に押されてトップの一端部
に向けて集められ、そこから図示しない排出口を経て槽
外に排出されるのである。

走行架台４が往動を終え復動する際は、第４図のように
、シリンダ１０のピストンロッド１１を引上げ、汚泥取
入樋８を揺動してその全体を水面上に露出させた状態の
遊体位置（保持する。

この場合、トラフ内掻寄板１６も汚泥取入樋８と共に揺
動して、トラフの汚泥上に露出されることになる。また
、走行架台４の復動に際しては、スクリューコンベア１
３０回動は停止される。

前述した走行架台４の往復動を繰返すことによシ、浮上
槽１内の浮上汚泥を遂次除去することができるのである
。

なお、前記実施例においては、走行架台４の走行とスク
リューコンベア１３の回動とはそれぞれ別個の駆動装置
６．１５により行っているが、これは単一の駆動装４に
より行うようＫしてもよい。その場合には、走行架台４
の復動時にスクリューコンベア１３の回動を停止させる
ための手段を付設すればよい。また、汚泥取入樋８の取
入位置と遊体位置との切換え動作はシリンダ機構により
行っているが、これに限らず他の手段、例えば汚泥取入
樋の端部に伝動輪等を設け、これを適宜な駆動装置を用
いて回動させるようにすることもできる。さらに、トラ
フ２は汚泥排出口のある一端部に向けて深くなるように
形成しておけば、トラフ２内に入った汚泥が自然流下す
ることになるから、それＫよシトラフ内掻寄板１６を省
略することもできる。

以上説明したようＫ、この発明の浮上汚泥除去装置は、
浮上槽に槽上を往復動する走行架台を設け、この走行架
台に汚泥取入樋とスクリューコンベアを取付けて、浮上
汚泥をすくい取り、これを浮上槽に設けたトラフに搬送
して排出させるようＫすると共に、汚泥の取入れを行わ
ない復動時には汚泥を大樋を水面上に「出するよ５Ｋし
たので、浮上槽中の浮上汚泥はすくい取りにより小さく
分散させることなく確実に取入除去することができる。

また、走行架台の復動時には汚泥取入樋は水中から引上
げられて、スクリューコンベアの下端頂部が水中に僅か
に入った状態となるので、浮上汚泥を掻き乱すことが少
なく、浮上汚泥の分散や気泡の消滅による汚泥沈降を大
巾く防止することができ、浮上汚泥の除去効率が良好で
ある等、多くの優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明装置の一実施例を示す正断面図、第２
図は同要部の拡大側断面図、第３図は汚泥取入樋の往動
時の状態を示す説明図、第４図は同復動時の状態を示す
説明図である。１・・・浮上槽　　　　２・・・トラフ３・・・レール
　　　　４・・・走行架台５・・・車輪　　　　７・・
・支持杆８・・・汚泥取入樋　１０・・・シリンダ１３・・・ス
クリューコンベア１６・・・トラフ内掻寄板特許出願人　久保田鉄工株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

一側内＠に汚泥トラフを設けた浮上槽に、核種をま六い
て往復動する走行架台を設け、該走行架台には、浮上槽
の横断方向にわたって一端部を前記トラフに臨ませた汚
泥取入樋を設けると共に、該汚泥取入樋の前側に位置し
て、汚泥取入樋内の汚泥をトラフに向けて搬送するスク
リューコンベアを設け、かつ前記汚泥取入樋は、その下
部が水中に浸入した取入位置から水面上に霊山した遊体
位ｉまで揺動調節自在にしたことを特徴とする、浮上汚
泥の除去装置。