JPS5969192A - アルカリ廃液の処理方法 - Google Patents

アルカリ廃液の処理方法

Info

Publication number
JPS5969192A
JPS5969192A JP57175317A JP17531782A JPS5969192A JP S5969192 A JPS5969192 A JP S5969192A JP 57175317 A JP57175317 A JP 57175317A JP 17531782 A JP17531782 A JP 17531782A JP S5969192 A JPS5969192 A JP S5969192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkali
waste liquid
carbon dioxide
gas
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57175317A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6121718B2 (ja
Inventor
Katsuro Watanabe
渡辺 克郎
Akimitsu Kataoka
片岡 昭允
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUYAMA KK
Original Assignee
FUKUYAMA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUKUYAMA KK filed Critical FUKUYAMA KK
Priority to JP57175317A priority Critical patent/JPS5969192A/ja
Publication of JPS5969192A publication Critical patent/JPS5969192A/ja
Publication of JPS6121718B2 publication Critical patent/JPS6121718B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B17/00Sulfur; Compounds thereof
    • C01B17/22Alkali metal sulfides or polysulfides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Removal Of Specific Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は石油精製、石油化学、バリウム塩、セロハン、
レーヨン製造などの化学工場から発生する硫化アルカリ
等を含有するアルカリ廃液の処理方法に関し、特に該廃
液を公害防止の面で処理すると同時に、該廃液中の有価
成分を回収する方法に関するものである。
上記アルカリ廃液は石油精製、石油化学、セロハン製造
などの化学工場で脱硫を目的にした各種アルカリ洗浄工
程から発生又は排出し、これらのアルカリ廃液中には硫
化アルカリ、炭酸アルカリ分の外に水硫化アルカリ分又
は苛性アルカリ分などが混溶しているばかりでなく、一
般には被洗浄成分によってアルカリ可溶性有機物をも溶
存しており、処理の困難な廃液(以下、このような廃液
をアルカリ廃液という)である。
このようなアルカリ廃液を公害防止処理するには、従来
、そのアルカリ分を酸によって中和し、さらに溶存する
H2日分の追出し減少をはかるため酸性(通常pH3〜
4)になるまで過剰の酸を添加し、更にストリッピング
しているが、なおこの酸性液中には微量のH2Sが溶存
しているため、完全無害化には酸化剤などによる酸化処
理あるいは活性炭処理、活性汚泥処理などの方法を単独
又は重複して実施することによって処理している。一方
、酸の過剰添加時に発生するH2Sは、イオウ回収、硫
酸回収、石こう回収、場合によってはアルカリ液へ吸収
させて再度硫化物として回収する方法等によって無害化
がはかられている。
このようにアルカリ廃液の公害対策処理は2次、3次処
理が必要となシ、処理工程の複雑化を寸ねき、結果的に
設備費、運転経費の増額につながυ、関係者らが常にそ
の対策に苦慮しておシ、安価にかつ容易な処理方法の確
立が望まれている。
また、一部で本発明者らが先に開発したアルカリ廃液の
活用処理法の工業化にょJuH2sガス?吸収反応させ
ることによって水硫化アルカリ溶液を回収する方法(特
許第401527号、第418472号、第63877
5号、第800401号、第900772号)の実施化
で実効をあけている。
さらに本発明者らは、前述したようなアルカリ廃液の有
効利用として、H2S +  cO2含有ガスをアルカ
リ洗浄する際の洗浄薬液にアルカリ廃液を用いて水硫化
アルカリ溶液分回収する技術も提供している(特公開昭
55−71604号参照)。
これらの方法は、水硫化アルカリを主成分とする溶液の
回収を目的として、アルカリ廃液の処理に使用するガス
源に1’(2Sを用い、アルカリ源とH2Sの反応を助
長し、H2Sに同伴するc02ガスによって代表される
酸性ガス類とアルカリ成分との反応を抑制する方法の研
究の結果到達したものであるが、本発明はその発想分根
本市に転換し、前記した従来法で不用成分又は防害成分
視されていたc02ガスの活用に着眼し、水硫化物と炭
酸塩を同時に回収する可能性分追求する研究に着手し、
その処理条件を発見することによって完成したものであ
る。
すなわち本発明は、硫化アルカリ、炭酸アルカリと、水
硫化アルカリ又は苛性アルカリ分含有するアルカリ廃液
の処理にあたカ、該廃液に炭酸ガス又は炭酸カスき有ガ
ス会反応させて水硫化アルカリ及び炭酸アルカリを主成
分とする溶液を回収することを特徴とするアルカリ廃液
の処理方法に関するものである。
以下、本発明を、完成に至った経緯と共に説明する。
本発明者らは、アルカリ廃液を処理するための酸性ガス
源としてH2Sより安価で容易に入手が可能な酸性ガス
源としてcO2を使用し、アルカリ廃液をco2ガスに
よって処理する実験を行った結果、吸収反応の進行とと
もに系内温度は徐々に上昇し、やがてピークに達し、そ
の後ゆるやかに低下し、同時にこの現象変化に対応して
反応系内の成分組成が水硫化アルカリ、炭酸アルカリを
主成分とする状態を経て次第にH2Sと発生する水硫化
アルカリの分解現象へと移行することを確認した。
すなわち、硫化アルカリ、炭酸アルカリ、水硫化アルカ
リを富有する溶液とco2ガスの反応は、初期段階にお
いては全てのcO2が主として硫化アルカリのみと反応
して水硫化アルカリと炭酸アルカリド生成し、水硫化ア
ルカリとco2ガスの反応および炭酸アルカリとco2
ガスとの反応のような重炭酸塩の生&につながる反応は
進行しないか又d、非常に抑制されること、およびこの
段階における反応系は硫化アルカリと002ガスとの反
応熱によってその温度が著しく上昇するものの、この反
応終結後に進行しはじめる次の反応段階では反応系の温
度上昇は停止又は下降するという現象を示す。
そこで本発明者らは、Na25(15チ)、Na5H(
24% )、Na21:!03  (20% )の各ア
ルカリ溶液分調整して、CO7,ガスの供給分一定に保
ちなからCO2の吸収反応を試みた。
この反応系における反応は一般的に次のような反応式が
想定できる。
2Na2S + 002 + H2O−+ 2NaSH
+ Na2003  ・・・■Na5H+ C!02 
+ H2O−+ NaHCO2+ H2S    ・・
・■Na2003 + 002 + H2O→2NaH
OO3+ + +■このときNa2S  溶液では反応
式■による理論増加量に近似した約41チの重量増加が
みられ、系内温度は13℃上昇し、温度上昇も明確なピ
ーク状態を示した。また、Na5H溶液およびN a2
003  溶液ではそれぞれ03チ、0,8係の重量増
加と系内温度上昇も1.3℃、1.5℃でどちらも明確
なピーク状態はみられなかった。
このようにこnらの溶液に対するCO2ガスの吸収反応
は、NazS  @液と、Na5H、Na2CO3溶液
との間に反応条件に著しい差があり、反応の初期段階に
おいてはアルカリ廃液中の硫化アルカリ分とCO2との
反応が優先的にかつ選択的に著しい発熱をともないつつ
急速に進行し、反応系内に(d水硫化アルカリと炭酸ア
ルカリが生成増加し、硫化アルカリ分は消イ撃減少する
3、このことり反応糸内温度最上昇点付近における系内
液組成の分析結果によっても、その主成分が水硫化アル
カリ、炭酸アルカリとなっていること(・しよって明確
である(実施例1参照〕。
さらにアルカリ可溶性翁機物乞キイイしたアルカリ廃液
を処理したときにおけるn」溶性有機物の挙動は、系内
温度が最高点に達する直前から白濁現象を伴いつつ最終
的に明確に分離する。
この現象は、CO2ガスを吸収反応した系内組成変化と
可溶性有機物自体の成分的変化による不溶化の結果、水
溶液系内から分離が進行したものと推考される。いずれ
にしても現象的にはそのほとんど全量が分離浮上する(
後述の実施例1参照)。
次に本発明者らは、本発明の実施化に必要な条件の一つ
であるアルカリ廃液組成とC02fi、との関係を明確
にするため掠々実験を重ねたところ、本発明に必要な0
02量はアルカリ廃液中の他の成分に関係なく硫化アル
カリ、苛性アルカリ分のみに相当する理論量が必要で、
その実施化にあたっては理論量の95〜105%の00
2ガスを吸収反応させることによって本発明の目的が達
成できることを確認した。
従って、本発明によるアルカリ廃液の処理分実施するた
めには、アルカリ廃液中の硫化アルカリ、苛性アルカリ
分に相当する量のCO2ガスを吸収反応させnはよく、
このことは本発明の方法を連続式で実施するときに特に
留意する必要があり、実際的にはアルカリ廃液中の硫化
アルカリ、苛性アルカリ分に対応したCO2を供給する
か、又は002分に対応する硫、化アルカリ、苛性アル
カリ量を含むアルカリ廃液を供給することによって容易
に醒i節できることとなり、その手段は既設プラントあ
るいは公知の方法によっても容易に実施できるためその
効果は実に多大である。
なお、アルカリ廃液中に苛性アルカリ分が多量に存在す
る」ん合は、CO2ガス処理によって炭酸アルカリの生
成が多く、系内に多量の炭酸アルカリの結晶析出がみら
れ、反応系内での固液分離操作あるいは反応完了彼の固
液分肉([を著しく困か;Lとするため、あらかじめア
ルカリ廃液へ本発明の方法によって処理回収した水硫化
アルカリ、又は他の方法によって生産された水硫化アル
カリを苛性アルカリ分相肖邪=又はそれ以」二添加混合
して、苛性アルカリ分を硫化アルカリに転化させた後、
CO2カス処理することによって処理液分溶液状に保ち
つつ反応を進行させることが望捷しい。
また、系内に炭酸アルカリ(重炭酸アルカリとの混合物
を含む)のスラリーが生成した場合あるいは予想される
場合には、アルカリ廃液、水硫化アルカリを事前に又は
その都度添加することによって容易に対応できることは
勿論、加温、希釈などの一般的な手段によっても簡単に
対処することができる。
すなわち、硫化アルカリ、炭酸アルカリと、水硫化アル
カリ又は苛性アルカリを含有するアルカリ廃液から水硫
化アルカリと炭酸アルカリの回収をするにあたり、CO
2ガスの吸収反応をバッチ式で行う場合、系内温度上昇
がピーク付近においてその液組成は水硫化アルカリ、炭
酸アルカリが主成分となり、硫化アルカリ分は皆無もし
くはごくわずかに存在する組成になって、C02ガスに
よる吸収反応が苛性アルカリ、硫化アルカリと優先的に
又は選択・的に進行し、しかもその反応が硫化アルカリ
分のほとんどが消費するまでかなカの発熱をともなって
進行する。
また系内における吸収反応を温度上昇がピーりになった
後も続行した場合、系内温度の上昇は停止し、つづいて
放熱による温度低下現象もみられ、一方系内には前記し
た初期反応に比し著るしい変化が、生じる。
炭酸塩が多量に結晶析出し、スラリーを分離した残液組
成を分析試験に供したところ炭酸アルカリ分も減少して
いる事実が確認された。
これらの実験結果から本発明の目的である水硫化アルカ
リと炭酸アルカリの混合処理液を得るためには(炭酸塩
スラリーの析出は吸収反応工程の操作を回能にする)、
反応系の条件を前記反応式■の反応を主反応として■、
■の反応分抑制する手段を構じることが重要である(バ
ッチ式の吸収反応ではそれほど厳密に調整する必要はな
い)。
従ってこれらアルカリ廃液に対するCO2ガスの吸収反
応はその採用する方式によって、例えばバッチ式の場合
、系内温度連続測定のような簡単な計装を準備すること
で容易にその目的に合致した処理を実施することができ
、また連続式の場合、アルカリ廃液中の硫化アルカリ、
苛性アルカリ分に対応したCO2ガスを計量供給するか
あるいはco2ガス分に対応する硫化アルカリ、苛性ア
ルカリ分に相当したアルカリ廃液を計量供給する手段に
よって本発明の目的とする水硫化アルカリと炭酸アルカ
リを主成分とする混合溶液(少量の炭酸塩スラリーを含
有することがある)を容易に回収することができる。
次に本発明の方法に用いられるCO2ガス源には工業用
co2はもちろんco2分を少なくとも5チ以上好まし
くは10チ以上含有したガス、例えばLPG、都市カス
、灯軽油、重油などの燃焼排ガス、分解ガスなどが充分
使用できるためガス源の確保は非常に容易である。甘た
、これらのco2含有ガスに共存する802 、 80
3  などの共存ガスの影響についてはその含有量によ
って左右さnるとはいえ、一般的な燃焼ガスの場合、水
硫化アルカリ、炭酸アルカリの収率に影響は認めら几る
が、吸収反応におよぼす影響は僅少であることを確認し
ている。またH2Sを共存しているC02含有ガスを用
いるときにはH2S分に相当する002分使用量を減少
することで容易に対応できることも確認している。
以上の説明で明らか々ように本発明にともなう吸収反応
条件(処理条件)は反応系の吸収段階における反応条件
の設定調節分野をのぞいて一般的な気液接触装置および
ガス吸収反応装置の使用が可能で、その運転条件も常温
常圧あるいは加熱加圧下においても容易に実施できるな
ど平易な条件で実施できる。
さらに本発明の実施化に際しては、前述したような系内
温度の変化および/又はアルカリ廃液中の硫化アルカリ
分および苛性アルカリ分を基準に002ガスの供給量を
調整するか、又はCO2カスカス系準にアルカリ廃液の
供給量(硫化アルカリ又は/および苛性アルカリ分)を
調整することによって容易に調節でき、実施化にあたっ
ての装置および計装を簡略化することができる。
本発明の方法例よって処理されたアルカリ廃液は水硫化
アルカリ、炭酸アルカリを主成分とした溶液、又は炭酸
アルカリ塩、重炭酸アルカリ塩が単独又は混合したスラ
IJ −k共存した水硫化アルカリと炭酸アルカリの溶
液となって回収され、後者の場合必要に応じてスラリー
分と常法によって分離し、それぞれの溶液は常法にした
がって濃縮する。濃縮中に炭酸アルカリが析出した場合
には適時析出物(生々して炭酸塩)を分離し、炭酸アル
カリ分の少ない水硫化アルカリ溶液として回収恣れる。
一方分離された炭酸アルカリ塩は夕景の水硫化アルカリ
分が付着しているため湯水洗浄乾燥等常法の手段によっ
て炭酸アルカリとして回収される。
よって本発明は石油精製、石油化学、バリウム塩、セロ
ハン、レーヨン製造などの化学工場から発生するアルカ
リ廃液、すなわち硫化アルカリ、炭酸アルカリと、水硫
化アルカリ又は苛性アルカリを含有する廃液をco2ガ
ス又はLPG、灯軽油、重油などの燃焼排ガス、分解ガ
スなどのようなCo2含有ガスを活用して処理し、水硫
化アルカリ、炭酸アルカリを主成分とした溶液又は主に
炭酸アルカリからなるスラリー?共存した水硫化アルカ
リ、炭酸アルカリを主成分とした溶液を回収することを
可能にした新規で経済的なアルカリ廃液の処理方法とい
うことができる。さらに回収溶液の処理方法によって高
純度の水硫化アルカリ溶液又はフレーク状(固型物を含
む)高純度工業薬品としての水硫化アルカリの回収およ
び炭酸塩の同時回収もできるため、その実施効果は公害
対策面および経済部、資源利用面等重複した効果を期待
できるアルカリ廃液の処理方法ということができる。
次に本発明を実施例と用いて具体的に説明する。
実施例1 表1に示すような石油精製工場から発生する   ・ア
ルカリ廃液2. OK4を採取し、パッチ式処理によっ
て圧力0.5 F47cm2G 、常温下において高純
度炭酸ガス(市販の液化炭酸ガスを気化)を吹込み、系
内温度上昇が最高になったところで(図の系内温度の変
化参照)炭酸ガスの送入を止め、静置法によって有機物
を分離して表2に示すような水硫化アルカリ、炭酸アル
カリを主成分とした処理成約2.1 Kgを回収した。
表1 アルカリ廃液組成   表2  処理液組成N 
a S H7,66%    Na5Hi4.90%N
a2S     12.79〃Na2S     1.
32ffNa2C!03        1.4517
           Na2c03        
a62//Na2SO30,35’/     Na2
CO30,55//Na2S2O30,20〃Na2S
203Q、48#有機物   006〃    有機物
  Tracθこの処理液を常法によって中間濃縮し、
析出した炭酸アルカリを濾過し、表6に示すような水硫
化アルカリ溶液かえられた。この水硫化アルカリをさら
に旋網し固型化したものは表4に示すような組成でめっ
た。これら水硫化アルカリ液、固型物は市販の工業薬品
としての水硫化アルカリ液、固型物(その組成を表5.
6に示す)に比べて伺等損色のないものであった。
さらに濾過回収した炭酸アルカリを温水で洗浄し、約1
20℃で乾燥して約97係純度の炭酸アルカリの粉末か
えられた。
この炭酸アルカリは排煙脱硫用のアルカリ源、酸性廃水
の中和剤および高純度炭酸アルカリの原料などに十分使
用可能彦ものであった。
表ろ 水硫化アルカリ液組成  表4 固型物組成Na
5H34,13%    Na5H67,72チNa2
S       1.921/     Na2S  
     3.89りNa2 Co30.371   
 Na2 Co30.6711Na2803     
0.46り    Na2SO30,54”Na2B2
03   0.511    Na28203   0
.5 I 11表5 市販水硫化アルカリ液組成 表6
 市販固型物組成Na5H2a774    Na5H
67,42%Na2 S      1.5B#   
  Na2S       4.2L7Na2003 
   0.78#     Na2CO3α85〃Na
2 S03     [1,481/     Lia
、2SO30,63//Na2S2O30,29〃Na
2S2O30,49jF実施例2 表7に示すような石油化学工場から発生するアルカリ廃
液2.0Kgを採取し、常温常圧下バッチ式処理で、表
8に示す重油ボイラー燃焼排ガヌを常温まで冷却し、水
分の凝縮、除塵をしたCO2含有ガスによって処理し、
系内温度が最高になった後、低下が認められるまで吸収
反応分行い、実施例1と同様の静置法で有機物を分離し
て表9に示すような炭酸アルカリ、水硫化アルカリ分が
主成分の溶成約2. I Kqを回収した。
表7  アルカリ廃液組成  表8 Na2S      15.78%   Co29.9
Vo1%]IIaOH1,15//     02  
   4.7  ttNap(!0,1.25’?  
 水分  10.5 17Na2SO30,41// 
   SOx    840 ppmNa2B203 
   0.207/     NOx    +30 
 tt有機物   C1,06’l   N2    
残光9 処理液組成 Na5H10,13% N a2 SO,951’ Na2003   11.04 /’ Na2SO30,49り ′Na2S2O30,35/’ 有機物  Trace この処理液を実施例1と同様の処理方法によって濃縮濾
過しだ液は実施例1と同等品質の水硫化アルカリ液であ
り、濾過回収した炭酸アルカリも実施例1と同様の処理
によって同程度の品質の炭酸アルカIJ e回収するこ
とができた。
実施例5 表10に示すようなアルカリ廃液の市販炭酸ガスによる
処理2次の要領によシ行った。
内径70〜711、長さ1500間のガラスチューブに
内径5で長さ10〜15咽のガラス管でつくったラツシ
ヒリンf k約700 ttanfユーブの中央に充填
した気液接触部と下部にガス導入口、液溜、循環ポンプ
、液排出口、上部に循環液入口、洗浄ガス川口、さらに
循環ラインへの洗浄液導入口を備えた炭酸ガス吸収反応
塔を使用して、下部ガス導入口より炭酬:ガスを5(l
l1mg/分で供給し、炭酸ガスに相当する開=のアル
カリ廃液を作動している循環系へ供給しつつ、気液接触
部においてアルカリ廃液と炭酸ガスの吸収反応を行い、
下部液排出口より表11に示すような処理成約2.8t
/Hr  を回桐した。
表10 アルカリ廃液組成  表11 処理液組成Na
5H12,44%     Na8H14,05%Na
2B     6.04#     Na2S    
 fl、12’/Na2 CO31,65u     
Na2003   9.04 ttNa2SO30,3
2/     Na2S○3  0.54aNa2S2
03   0.26〃Na2S2O30,35//これ
ら実施flJは本発明を具体的に説す」するプめの一例
にすき“ず、本発明の技術7顕想は限度Pで多くの変更
改良の要素を會んでいることは?論であり、本発明の技
術的範囲をいささめ・も1束するものではガい。
以上説明したように本発明は石油精製、石油化学、バリ
ウム塩、七ロノ・ン、レーヨン等製造する化学工場から
発生するアルカリ廃液、すなわち硫化アルカリ、炭酸ア
ルカリと、水硫化アルカリ又は苛性アルカリをざ有する
廃液の処理を、炭酸ガス又はTJ P G 、都市ガス
、灯軽油、重油等の燃焼ガス、分解ガスのような炭酸ガ
ス含有ガスと用いて、バッチ式又は連続式で行い、必要
に応じて有機物を静置法で分離し、次に濾過するかい過
しないで水硫化アルカリ、炭酸アルカリが主成分の溶液
を回収するアルj〕IJ廃液の処理方法である。
本発明の方法を実施した駅1合次のような効果を期待す
ることができる。
代)実施のための設備機構が簡単であるため設。   
備の建設費が安価であるばかりでなく、装置1   の
操作も容易に調節できるため操作工程も単η   純で
運転経費も安く経済的相乗効果は多大で句    ある
■ 水硫化アルカリ、炭酸アルカリが回収できて再利用
することが可能で貴重なアルカリ資源の損失を防ぐこと
になυ公害防止対策効果と合わせてその経済的効果は著
しいもの′t′ある。
【図面の簡単な説明】
添付図面はアルカリ廃液のCO2ガス処理における系内
温度の変化の一例である。 代理人  内 1)  明 代理人  萩 原 亮 − 45ト T−続補11(書 昭和5851 )7 月 ノF11 特許庁長官若杉和夫殿 1、小イ′1の!、73【 昭和s7 Fl”l旨′1願第175317’じ3r1
旧1を・する者 ′I腎′1との関係  」旨′1出+9rr人(1四 
岡山県岡山市丸の内2丁目11@22号4、代11(1
人 11′□11  東市部港区虎〕門−1’ Il 16
番21シZ補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の項 a補正の内耳 (1)  明細書の第21頁4行目の1000m1Z分
」f 「500 N、*l/分」 と訂正する。 (2)明細書の第21貞8行目の「処理成約28−g/
Fr1−r処理液約t s p / Hr J  に訂
正する。 昭和 57年 12月70日 特許庁長官若杉和夫殿 1=lYイ′1グ)大小 昭イif 57  ’l−’1.i許胛iis 17s
 317 男2 、 発11月のン’l’r!I、 アルカリ廃液の処理方法 3r山止を−3−る名 21゛野Iとの関係  特許出願人 4、代理人 7補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の環 8補正の内容 明細書の第21頁の表1oを次の通り訂正する。 「表1o    アルカリ廃液組成 Na5H6,04% Na2S          12.AA係Na2CO
31,65% Na2SO30,32% Na28203        0.26%」

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)硫化アルカリ、炭酸アルカリと、水硫化アルカリ
    又は苛性アルカリを含有するアルカリ廃液の処理にあた
    り、核廃液に炭酸ガス又は炭酸ガス含有ガスを反応させ
    て水硫化アルカリ及び炭酸アルカリを主成分とする溶液
    を回収することを特徴とするアルカリ廃液の処理方法。
  2. (2)  アルカリ可溶性有機物を溶存するアルカリ廃
    液に炭酸ガス又は炭酸ガス含有ガスを反応させて有機物
    を分離する特許請求の範囲(1)の方法。
  3. (3)アルカリ廃液の炭酸ガス又は炭酸ガス含有ガスに
    よる反応をバッチ式で行うにあたυ、系内温度上昇が一
    定化するまで、又は炭酸アルカリ或は炭酸アルカリと重
    炭酸アルカリの少量混晶物が析出する初期段階まで反応
    させる特許請求の範囲(1)又は(2)の方法。
  4. (4)アルカリ廃液を炭酸ガス又は炭酸ガス含有ガスを
    用いて処理するにあたり、供給炭酸ガヌ量をアルカリ廃
    液中の硫化アルカリおよび/又は苛性アルカリ分が炭酸
    塩生成に必要とする量の95〜105チ量に調節して供
    給反応させる特許請求の範囲(1)、 <2)又は(3
    )の方法。
  5. (5)  苛性アルカリ分を含有するアルカリ廃液と炭
    酸ガス又は炭酸ガス含有ガスとの吸収反応にあたり、そ
    の苛性アルカリ分相当量又はそれ以上の水硫化アルカリ
    を添加することによって苛性アルカリ分を硫化アルカリ
    に転化する前処理を行う特許請求の範囲(1)、(2)
    、(3)又は(4)の方法。
JP57175317A 1982-10-07 1982-10-07 アルカリ廃液の処理方法 Granted JPS5969192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57175317A JPS5969192A (ja) 1982-10-07 1982-10-07 アルカリ廃液の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57175317A JPS5969192A (ja) 1982-10-07 1982-10-07 アルカリ廃液の処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5969192A true JPS5969192A (ja) 1984-04-19
JPS6121718B2 JPS6121718B2 (ja) 1986-05-28

Family

ID=15993973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57175317A Granted JPS5969192A (ja) 1982-10-07 1982-10-07 アルカリ廃液の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5969192A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005279405A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Cosmo Oil Co Ltd 排水中の窒素除去方法
JPWO2004074191A1 (ja) * 2003-02-21 2006-06-01 栗田工業株式会社 アンモニア性窒素含有水の処理方法
JP2009154103A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Yunikkusu:Kk アルミニウム材の水酸化ナトリウム処理廃液の処理方法及びアルミニウム材の水酸化ナトリウム処理廃液由来産物の製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2004074191A1 (ja) * 2003-02-21 2006-06-01 栗田工業株式会社 アンモニア性窒素含有水の処理方法
JP4735256B2 (ja) * 2003-02-21 2011-07-27 栗田工業株式会社 アンモニア性窒素含有水の処理方法
JP2005279405A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Cosmo Oil Co Ltd 排水中の窒素除去方法
JP4523786B2 (ja) * 2004-03-29 2010-08-11 コスモ石油株式会社 排水中の窒素除去方法
JP2009154103A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Yunikkusu:Kk アルミニウム材の水酸化ナトリウム処理廃液の処理方法及びアルミニウム材の水酸化ナトリウム処理廃液由来産物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6121718B2 (ja) 1986-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3761409A (en) Continuous process for the air oxidation of sour water
US3226192A (en) Process of treating waste gas containing sulfur oxide
US3311449A (en) Process of recovering valuable components from red mud
US2675297A (en) Solution phase process of convert
CN111603915B (zh) 一种烟气净化工艺
JPH11509586A (ja) 石灰と石灰スラッジからの不純物の分離法と、不純物、例えばケイ素を含有する緑液の2段階カセイ化法
US3961021A (en) Method for removing sulfur dioxide from combustion exhaust gas
JPS5969192A (ja) アルカリ廃液の処理方法
EP0002880B1 (en) Regeneration of an absorbent liquid
CN108211761B (zh) 一种协同处理焦化脱硫废液、钙基固废以及工业烟气中污染物的方法
CN109110859A (zh) 一种焦化脱硫废液深度处理工艺
US4021202A (en) Apparatus for removing sulfur dioxide from stack gases
US4167578A (en) Method for removing sulfur and nitrogen compounds from a gas mixture
US3855390A (en) Process for purifying a gas containing hydrogen cyanide
US4066543A (en) Continuous process for non-catalytic oxidation of sulfite-containing waters
CN105174583B (zh) 一种稀碱废水的资源化处理方法
JPS60255617A (ja) 硫化物含有アルカリ廃液の処理方法
JPS60118613A (ja) メルカプタン類含有アルカリ廃液の処理方法
GB1558659A (en) Methods of stripping ammonia from ammoniacal solutions
JPH0221854B2 (ja)
GB1570469A (en) Sulphur oxides production of alkaline solutions usable as absorbents for
CN85107864A (zh) 含硫废碱的污染治理和利用
CN112358079B (zh) 一种含硫废碱液的再生工艺
DE102010036804A1 (de) Verfahren zum Entschwefeln eines Fluids und Verfahren zum Betreiben eines Kohleverbrennungssystems
CN108970353B (zh) 一种催化烟气与含氨酸性气的综合脱硫脱硝方法