JPS5969148A - メタクリル酸製造用触媒の賦活法 - Google Patents

メタクリル酸製造用触媒の賦活法

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JPS5969148A
JPS5969148A JP17757682A JP17757682A JPS5969148A JP S5969148 A JPS5969148 A JP S5969148A JP 17757682 A JP17757682 A JP 17757682A JP 17757682 A JP17757682 A JP 17757682A JP S5969148 A JPS5969148 A JP S5969148A
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JP
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methacrylic acid
oxygen
gram
phosphorus
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JP17757682A
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Kyoji Odan
恭二 大段
Masataka Fujinaga
昌孝 藤永
Keiichi Furuta
圭一 古田
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、メタクロレインを触媒の存在下に分子状酸素
と高温気相で反応させてメタクリル酸を製造するだめに
用いる少なくともリンおよびモリブデンを含有するヘテ
ロポリ酸系触媒の賦活法に関するものである。
メタクロレインを触媒の存在下に分子状酸素と高温気相
で反応させて、メタクリル酸を製造する方法およびその
際に使用する触媒は多数知られている。
しかしながらメタクロレインを触媒の存在下に分子状酸
素と高温気相で反応させた場合、アクロレインの場合と
比較して目的生成物への選択性が低く、また目的生成物
の収率も低い。これはメタクロレインが反応性に富み、
酸化されやすいメチル基を分岐として有しているため分
岐のメチル基の酸化をおさえてアルデヒド基だけを選択
的に酸化することが困難であることに起因していると考
えられている。このような困難を克服し、メタクロレイ
ンを気相酸化してメタクリル酸を製造する代表的な触媒
と−し、で、リンを中心元素としモリブデンを配位元素
どしたヘテロポリ酸系触媒(特公昭35−10308号
公報)が提案され、その後この触媒系に種々の触媒成分
元素を添加したリンおよびモリブテンを含有するヘテロ
ポリ酸系触媒か多数提案されている。しかし、これらへ
テロポリ酸系触媒は触媒寿命が短かったり、高い反応温
度を必要としたり、メタクロレインの反応率が低かった
り、メタクリル酸の選択率が低かったり。
いずれかに難点のあるものが多く、また本発明者らの研
究によると、少なくともリンおよびモリブデンを触媒成
分元素として含有するヘテロポリ酸系触媒は、共通して
一般に反応初期においての触媒活性が低く1本来の触媒
活性が発現されるまでにかなシの時間を必要とするとい
う難点がある。
本発明者らは、このようなヘテロポリ酸系触媒に共通す
る難点を改良することを第1の目的とし。
さらには比較的低い反応温度および短い接触時間で高い
収率でメタクリル酸を長期にわたって安定して製造でき
るような触媒の開発をめざし、鋭意研究を行なった。
その結果、少なくともリンおよびモリブデンを触媒成分
元素として含有するヘテロポリ酸系触媒を、含酸素有機
化合物の雰囲気下に、250〜400℃で、気相で熱処
理した後、メタクロレインの気相酸化に用いると1反応
初期においても本来の触媒活性が発現され、従来よりも
より有利にメタクリル酸を製造できることを知り9本発
明に到った。
本発明は・メタクロレインを触媒の存在下に分子状酸素
と高温気相で反応させてメタクリル酸を製造するために
用いる少なくともリンおよびモリブデンを触媒成分元素
として含有するヘテロポリ酸系触媒を、含酸素有機化合
物の雰囲気下に。
250〜400℃の温度で、気相で熱処理することを特
徴とするメタクリル酸製造用触媒の賦活法に関するもの
である。
本発明は、少なくともリンおよびモリブデンを触媒成分
元素として含有するヘテロポリ酸系触媒の賦活に共通し
て適用できる。特に触媒成分元素としてモリブデン12
グラム原子に対してリンを0.5〜2グラム原子、好ま
しくば0.8〜1.5グラム原子、銅を0.01〜2グ
ラム原子、好ましくは0.05〜1グラム原子、ヒ素を
0.01〜2グラム原子、好ましくは(1,05〜1グ
ラム原子、カリウムおよび/またはセシウムを0.01
〜2グラム原子、好ましくは0.05〜1グラム原子、
およびバナジウム、ニオブ、ホウ素、ビスマス、鉄、ク
ロムおよびアンチモ/よりなる群から選択された1種以
上の元素、好ましくはバナジウム、ホウ素。
ニオブおよびアンチモ/よりなる群から選択された1種
以上の元素をO−3グラム原子、好ましくは0.01〜
2グラム原子含有する組成のへテロポリ酸系触媒に適用
すると、さらにすぐれた触媒が得られ1反応初期から長
期間にわたって高い触媒活性を安定して維持することが
できることは勿論。
比較的低い反応温度および短い接触時間で高い収率でメ
タクリル酸を製造することが可能である。
本発明で使用する含酸素有機化合物としては含酸素脂肪
族有機化合物が適当であり、ホルムアルデヒド、アセト
アルデヒド、プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデ
ヒド、イソブチルアルデヒドなどの炭素数1〜4の脂肪
族飽和アルデヒド。
メチルアルコール、エチルアルコール、フロビルアルコ
ール+n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール々
どの炭素数1〜4の脂肪族飽和アルコール、アセト/、
メチルエチルケトン、メチルプロピルケトン、インブチ
ルメチルケトン、ジエチルケ)・ンなどの脂肪族飽和ケ
トンなどを挙げることができ、なかでも賦活操作におい
て炭素数1〜4の脂肪族飽和アルデヒドが好適であり、
特にイソブチルアルデヒドが好ましい。
これら含酸素有機化合物は、単独で使用しても窒素7水
蒸気、空気の如き酸素含有ガスなどの希釈ガスとの混合
ガスとして使用しても差支えない。
含酸素有機化合物の使用量は、単独で使用する場合と希
釈ガスとの混合ガスとして使用する場合とで若干異なる
が、一般には触媒12当り0.001〜15モル、好ま
しくは0.01〜10モルが適当である。混合ガスとし
て使用する場合の含酸素有機化合物の濃度は0.1〜1
0容量係程度が適当である・ 本発明において含酸素有機化合物の雰囲気下に。
250〜400℃の温度で、気相で熱処理してM媒を賦
活するにあたっては、触媒を適当な容?咎に例えば反応
管に充填して含酸素有機化合物を力゛ス状で2好捷しく
は含酸素有機化合物と希釈ガスとの混合ガスを触媒層に
流通させながら触媒と接触させ、熱処理するのが効果的
である。熱処理時mjは一般には1〜40時間、好まし
くは5〜20時間が適当である。また触媒との接触時間
は1〜10秒程度が適当である。
熱処理温度が前述した温度よりも低すき′ると賦活効果
がなく、また高すぎると反応初期あ−よび長期ともメタ
クロレインの反応率、メタクリル酸の収率などが低い値
しか示さない触媒になるのでj失当でない。また含酸素
有機化合物にかえて例えば水素、−酸化炭素、アンモニ
ア力との如き無機還元性物質、イソブチレン、プロピレ
ンなどのクロき炭化水素、アニリンなどの如き含窒素有
機化合物を使用しだのでは賦活効果が認められないので
これらは不適当である。
本発明において触媒は成形して熱処理し、でも粉状で熱
処理した後、成形してもよい。
熱処理に供される触媒は、従来公知の少なくともリンお
よびモリブデンを触媒成分元素として含有するヘテロポ
リ酸系触媒の調製法しでよりR周製することができる。
次に好適な調製法の1911を示す。
触媒成分元素を含有する化合物を、一般には水の存在下
に、混合して溶解捷たは分散させ、ヘテロポリ酸を含む
混合溶液捷たはクラ1ノーにする。
触媒成分元素を含有する化合物の代表0勺なものとして
は、三酸化モリブデン、リン上1ノフ゛デン酸。
す/酸などをはじめ、酸化銅、ヒ酸、召肖酸力]ノウム
、硝酸センウム、酸化・(ナジウム、酸イヒニオフ゛。
ホウ酸、酸化ビスマス、酸化クロム、石肖酸第二鉄。
酸化アンチモ/などを挙げること75;できる。鳥虫媒
成分元素を含有する化合物の混合+11ffl序は特に
M限はない。混合する際の温度は、一般には20〜10
0℃が適当であり、混合時間は十分に」句−に混合でき
れば特に制限されない力;、混合後50〜100℃で1
〜20時間熟成するの75−望ましい。
ヘテロポリ酸を含む混合溶液またはスラI)−は。
これを濃縮または蒸発乾固し、得られる固形物を100
℃前後の温度、一般には80〜130℃の温度で1〜2
0時間乾燥して触媒にする。卓乞燥する際の雰囲気は特
に制限はないカニ、一般には空気雰囲気が便利である。
なお乾燥して得られた角虫媒は、これを空気雰囲気下で
焼成し次いで含酸素有機化合物の雰囲気下での熱処理に
供しても差支えないが、焼成すると賦活効果の発現カー
十分・でない。
熱処理によって賦活した触媒中の各魚虫媒成分元素は、
モリブドリン酸部・クラ−トモ1ノフ゛ド1ノン酸(塩
)などのへテロポリ酸(塩)をはじめ、複数の触媒成分
元素が酸素とともに結合した複合4勿として存在してい
るものと推定される力;、複合物力;どのような形態に
なっている力・は複雑で」−分シて明らかではない。し
かしながら熱処理(でよって賦/占した触媒を電子スピ
ン共鳴スペクトル(E S R)およびX線光電子分光
(ESOA)によって分析したところ、モリブデン、銅
、ヒ素などの一部が低原子価のものになっていることか
認められた。
この発明においては、触媒調製時に担体を加えて触媒を
製造しても差支えない。またこの発明によって賦活した
触媒をメタクリル酸の製造に使用する際に担体と一緒に
使用しても差支えない。
担体としては、従来アクリル酸、メタクリル酸などの製
造用触媒の担体として公知のものがいずれも使用でき1
例えばけいそう土、アルミナ、ンリカ、酸化チタン、シ
リカゾル、シリコンカーバイド、グラファイトなどを挙
げることができる。
この発明によって賦活した触媒の存在下にメタクロレイ
ンを分子状酸素と高温気相で反応させてメタクリル酸を
製造するにあたり1反応に使用する分子状酸素としては
、純酸素ガスでもよいが。
特に高純度である必要もないので、一般には空気を使用
するのが経済的で便利である。また反応においては分子
状酸素およびメタクロレインとともに希釈ガスを使用す
るのがよい。希釈ガスとしてはこの反応に悪影響を及は
さないもの2例えば窒素、炭酸ガス、水蒸気などが使用
でき、なめ)でも水蒸気はメタクリル酸の選択率を向上
させる作用があるだけでなく、触媒活性を持続させる作
用力;あるので、水蒸気を存在させて反応を行なうの〃
;よい。
壕だ反応に使用するメタクロレインとしても分子状酸素
と同様に特に高純度である必要はなく。
例えばインブチレンの酸化反応によって得られたものを
そのまま使用してもよい。
この発明によって賦活した触媒は、流動床、移動床、固
定床反応器などいずれの反応器でも使用できるが、この
発明で得られた触媒は、比較的低い反応温度、短い接触
時間でメタクロレインの反応率およびメタクリル酸の選
択率が高く、長期間にわたって触媒活性を持続させるこ
とができるという利点があるので、一般には固定床反応
器で使用するのが有利である。
また反応は、常圧、加圧、減圧下などいずれで行なって
もよいが、一般には常圧で行なうのが便利である。また
反応温度は200〜400℃、好ましくは250〜35
0℃、特に260〜320℃が好適である。また接触時
間はo、i〜10秒。
好ましくは0.5〜5秒が適当である。反応にはメタク
ロレインおよび分子状酸素、一般には空気にさらに水蒸
気を加えた混合ガスを使用するのが好適であり、混合ガ
スの組成はメタクロレイン1モルに対して2分子状酸素
が0,5〜7モル、好ましくは1〜5モルで、水蒸気が
0.5〜30モル、好ましくは1〜10モルであること
が好適である。
まだ生成した目的生成物であるメタクリル酸の回収には
、従来一般に知られた方法1例えは凝縮。
溶剤抽出などの方法が適用される。
次に実施例および比較例を示す。例中の反応率(係)1
選択率(%)および収率(係)は次の定義に従う。
実施例1 三酸化モリブデン[MoO3] 24 Of、五酸化・
くナジウム[V2O5) 6.3 f、酸化鋼[CuO
’:] 2.2 f? 。
85%リン酸〔H3po、] 16.Oy、  60%
ヒ酸[:H3As○4〕水溶液13.2fおよびホウ酸
[H3BO31)10.43 fを、水1.5tに加え
て溶解、懸濁させて混合し、70℃で6時間攪拌した後
、硝酸セフラム(CeNO3] 2.71を加えて混合
し、70℃で6時間熟成し、湯浴上で濃縮、蒸発乾固し
、乾固した固形物を空気雰囲気下に100℃で5時間乾
燥して粉砕、整粒し、4?IImp3×41nmHのベ
レットに成形して触媒を得た。触媒成分元素の組成(酸
素は省略)は、原子比でMo:P:Cu : As :
 V : B : C5=12:1:0.2:0゜4 
: 0.5 : 0.05 : 0看である。
このようにして調製した触媒10m1(14,6Y )
を内径8mm1のガラス製U字型反応管に充填し。
これに容量で、イソブチルアルデヒド5係、酸素10%
、水蒸気30%および窒素55係の混合ガスヲ176 
ynl /minの流量(インブチルアルテヒド供給量
0.047モル/m1n)で流し、350℃の温度で2
時間熱処理して触媒を賦活した。
その後、上記混合ガスにかえて容量で、メタクロレイン
5%、酸素10%、水蒸気20%および窒素65%の混
合ガスを652m1/minの流量で反応管に流し2反
応温度280℃でメタクロレインの接触反応を行った。
30分経過後および200時間経過後の結果を第1表に
示す。
比較例1 実施例1と同様にして調製した触媒を賦活せずに使用し
、実施例1と同様の反応条件でメタクロレインの接触反
応を行った。その結果/″i第1表に示す。
比較例2〜5 触媒を賦活する際に使用したイノブチルアルテヒドにか
えて、水素、イノブチレン、アンモニア。
アニリンなどを使用したほかは、実施例1と同様にして
熱処理し、実施例1と同様の反応条件でメタクロレイン
の接触反応を行った。その結果は第1表に示す。
比較例6〜7 触媒を賦活する際の熱処理温度を200℃および430
℃にかえたほかは、実施例1と同様にして熱処理し、実
施例1と同様の反応条件でメタクロレインの接触反応を
行った。その結果は第1表に示す。
実施例2〜10 触媒成分元素を含有する化合物およびその使用量を一部
かえたほかは、実施例1と同様の調製法で第2表に記載
の組成の触媒を製造した後、触媒を賦活する際の含酸素
有機化合物の種類および熱処理温度を一部第2表に記載
のとおりにかえたほかは、実施例1と同様にして触媒を
賦活した。次いで実施例1と同様の反応条件でメタクロ
レインの接触反応を行った。その結果は第2表に示す。
なお、実施例1に記載の触媒成分元素を含有する化合物
以外に、カリウム源としては硝酸カリウム[No3)、
アンチモン源としては三酸化アンチモン〔5b203〕
およびニオブ源としては五酸化ニオブ〔Nb2O5〕を
使用した。
実施例11 三酸化モリブデン(MOO3) 240 Si’および
85チリン酸(H3PO4) 16.Ofを50℃に加
温した1tの水に加えて溶解させた。
この溶液をさらに80℃で攪拌しながら16時間熟成し
た後、エチレングリコール10グを加えて充分混合した
ついで、この混合溶液をロータリーエバポレータで減圧
濃縮して固形物にしだ。濃縮した固形物の水分含有量は
14重量係であった。この固形物を100℃に保持した
乾燥器に投入し、空気雰囲気下で1時間乾燥し、そのも
のを粉砕した後、4rranl X 4 mmHのペレ
ットに成形して触媒を得だ。
触媒成分元素の組成は原子比でMo:P=12 : 1
であった。
触媒は実施例1と同様にして賦活し、実施例1と同様の
反応条件でメタクロレインの接触反侶を行った。その結
果を第3表に示す。
比較例8 実施例11と同様にして調製した触媒を賦活せずに使用
し、実施例1と同様の反応条件でメタクロレインの接触
反応を行った。その結果を第6表に示す。
第    6    表 ※触媒組成Mo12P1 ※接触反応開始後30分経過後の結果 実施例12 触媒成分元素としてバナジウムを加えたほかは。
実施例11と同様の調製法で触媒を調製した。バナジウ
ム源としては五酸化バナジウム〔■205〕を使用した
。実施例1と同様にして触媒を賦活し。
実施例1と同様の反応条件でメタクロレインの接触反応
を行った。その結果を第4表に示す。
実施例13〜15 実施例12と同様にして触媒を調製し、触媒を賦活する
際に使用したイソブチルアルデヒドにかえて、アセトア
ルデヒド、プロピオンアルデヒド。
エチルアルコールなどを使用したほかは、実施例1と同
様にして熱処理し、実施例1と同様の反応条件でメタク
ロレインの接触反応を行った。その結果は第4表に示す
第    4    表 ※触媒組成M O12plvo、ss ※接触反応開始後30分経過後の結果 特許出願人  宇部興産株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (])メタクロレインを触媒の存在下に分子状酸素と高
    温気相で反応させてメタクリル酸を製造するだめに用い
    る少々くともリンおよびモ1,1ブテンを触媒成分元素
    として含有するヘテロポリ酸系触媒を、含酸素有機化合
    物の雰囲気下に、250〜400℃の温度で、気相で熱
    処理することを特徴とするメタクリル酸製造用触媒の賦
    活法。 (2)含酸素有機化合物が、炭素数1〜4の脂肪族飽和
    アルデヒド、炭素数1〜4の脂肪族飽和アルコールおよ
    び脂肪族飽和ケトンよりなる群から選択された化合物で
    ある特許請求の範囲第1項記載のメタクリル酸製造用触
    媒の賦活法。 (3)含酸素有機化合物が、インブチルアルテヒドであ
    る特許請求の範囲第1項記載のメタクリル酸製造用触媒
    の賦活法。 (4)少なくともリンおよびモリブデンを触媒成分元素
    として含有するヘテロポリ酸系触媒が、モリブデン12
    グラム原子に対してリンを0.5〜2グラム原子、銅を
    0.01〜2グラム原子、ヒ素を0.01〜2グラム原
    子、カリウムおよび/またはセシウムを0.01〜2グ
    ラム原子、およびノくナジウム、ニオブ、ホウ素、ビス
    マス、鉄、クロムおよびアンチモンよりなる群から選択
    された1種以上の元素を0−3グラム原子含有するもの
    である特許請求の範囲第1項記載のメタク1,1 )し
    酸製造用触媒の賦活法。 (5)少なくともリンおよびモリブデンを触媒成分元素
    として含有するヘテロポリ酸系触媒が、モリブデン12
    グラム原子に対してリンを0.8〜1.5グラム原子、
    銅を0.05〜1グラム原子、ヒ素を0.05〜1グラ
    ム原子、カリウムおよび/まだはセシウムを0.05〜
    1グラム原子、およびノくナジウム、ホウ素、ニオブお
    よびアンチモ/よりなる群から選択された1種以上の元
    素を0.01〜2グラム原子含有するもので、含酸素有
    機化合物が。 炭素数1〜4の脂肪族飽和アルデヒドである特許請求の
    範囲第1項記載のメタクリル酸製造用触媒の賦活法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100417446C (zh) * 2006-03-29 2008-09-10 上海华谊丙烯酸有限公司 一种甲基丙烯醛选择氧化合成甲基丙烯酸催化剂的成型方法
JP2011501697A (ja) * 2007-10-22 2011-01-13 ハンツマン ペトロケミカル エルエルシー マレイン酸無水物製造用の改善された酸化触媒
KR20200026933A (ko) 2017-07-10 2020-03-11 미쯔비시 케미컬 주식회사 촉매의 제조 방법, 불포화 카복실산의 제조 방법, 불포화 알데하이드 및 불포화 카복실산의 제조 방법, 및 불포화 카복실산 에스터의 제조 방법

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