JPS5968231A - 虹彩色粉末着色材 - Google Patents

虹彩色粉末着色材

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JPS5968231A
JPS5968231A JP17827682A JP17827682A JPS5968231A JP S5968231 A JPS5968231 A JP S5968231A JP 17827682 A JP17827682 A JP 17827682A JP 17827682 A JP17827682 A JP 17827682A JP S5968231 A JPS5968231 A JP S5968231A
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resin
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alkyl
resins
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宏 内山
光井 武夫
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は虹彩色を呈する積層構造の粉末状着色剤、殊に
有害染料を含有しない此の棟の粉末状着色材に関する。
従来金属光沢の着色顔料としてはアルミ粉末、フロンス
粉末更に/e−ルエッセンス等がちシ又金属を蒸着した
フィルムに染料で着色し細かく裁断して作られたグリツ
ターと称する粉末も使用されている。しかしアルミ粉末
、ブロンズ粉末及びパールエツセンスはその色彩がそれ
ぞれ銀色、金色又は白銀色の単色に限定される。
グリツタ−は着色によって任意の色を出す事ができるが
耐光性が悪く濃色にすると光沢が悪くなシ、更に染料に
所謂含金染料と称されるクロム、コバルトの如き金員を
含む人体に有害な染料を使用する必要がある等の欠点を
有する。
従って本発明の目的は、人体に有害な染料を使用するこ
となく、複雑美麗な色彩を呈する粉未着色材を提供する
にある。
更に本発明の目的は耐光性に優れ長期間にわたって褪色
することのない粉未着色材を提供するにある。
上記本発明の目的は金属の薄層、該金属薄層の両面上の
アルキル金属化合物と合成又は天然樹脂の混合物の薄層
及び該混合物の二つの層の金属薄層と接していない二つ
の面上の金属の半熟着層の5層積層構造を有する微粉末
J、、il)なることを特徴とする本発明の虹彩色粉未
着色材によって達成される。
添付図面の第1図に上記本発明の5層積層粉未着色材の
積層構造を模式的に示す。
第1図において1.は金属薄層であり、通常5〜20ミ
クロン、好ましくは5〜7ミクロンのアルミニウム、銀
又は銅の箔が使用される。この金属箔1の両面にアルキ
ル金属化合物−樹脂混合物の層2,2′を設ける。使用
されるアルキル金属化合物の例はテトラ−n−ブトキシ
チタン、テトライングロポキンチタン、テトラエチルヘ
キンキシチタン、テトラステアロキシチタン等のような
アルキルチタネート7テトラーn−ブトキシジルコニウ
ム及びテトラーイソグロポキシソルコニウムのようなア
ルキルソルコネート;テトラ−か一ブトキシシランのよ
うなアルキルシリケート;テトラ−fZ−ブトキシダル
マニウム及びテトライソグロポキシケ゛ルマニウムのよ
うなアルキルゲルマネート;及びテトライソブトキシア
ルミニウムのようなアルキルアルミネート等であシこれ
らの化合物の1袖又U2種以上の混合物を使用できる。
アルキルチタネートが好ましく、テトラプロポキシチタ
ン及びテトラ−n−ブトキシチタンのような加水分解の
早い化合物が更に好ましい。
上記アルキル金属化合物と混合して使用される樹脂の例
は天然樹脂類、石油樹脂、テルペン樹脂、ケトン樹脂、
フェノール樹脂、ポリアマイド樹脂、エポキシ樹脂、メ
ラミン樹脂、アルキッド樹脂、ウレタン樹脂、ポリブタ
ツエン樹脂、キシレン樹脂、紫外線により硬化可能なウ
レタン変性アクリル樹脂、ポリエステル変性アクリル樹
脂、スチレン変性アクリル樹脂、エポキシ変性アクリル
樹脂等であり、これらの1種又は2種以上の混合物が使
用できる。
アルキル金属化合物−樹脂混合物層はアルキル金属化合
物1M量部に対し樹脂2〜0.05、好ましくは1〜0
.1、更に好ましくは0.5〜0.1重量部の溶剤溶液
を金属箔の両面上に塗布することによシ容易に設けるこ
とができる。芳香族炭化水素、例えばトルエン、エステ
ル類例えば酢酸エチル、ケトン類例えばメチルエチルケ
トン等のような、樹脂類の浴剤として常用される浴剤を
任意に使用できる。溶液のアルキル金属化合物−樹脂混
合物溶解濃度は30〜70%、好ましくは40〜60%
であるのがよい。
溶液の塗布は例えばロールコータ−のような任意公知の
塗布機を用いて行うことができるが、通常150〜30
0メツシユ(1111インチ肖りの線数)のグラビア印
刷機が用いられる。
ロールコータ−を用いた場合は実質上厚さの均一な層2
を得るが、グラビア印刷機を使用して、その版面の凹凸
により厚さの不均一な廟2を形成させることができ、こ
の厚さの不均一によシ最終製品は極めて変化に富んだ虹
彩色を呈する。彫刻又は蝕刻面の彫シの深い印刷版を用
いると一層変化に富んだ虹彩色が得られ、縞、市松、水
玉、渦巻等の模様の版が更に艮好な結果を与える。
I@2の厚さは厚さの均一な層の場合、2000〜90
00オングストローム、好ましくは3000〜7500
オングストロームでおる。
グラビア印刷の場合はメツシュ数と彫刻の深さで塗布量
が決まり、乾燥後の塗布量が1平方メートル当シ0.2
〜0.9グラム好ましくは0.3〜0.8グラムである
上記のようにして金属箔の両面に形成されたアルキル金
属化合物−樹脂混合物の2個の層2,2′の金属箔と接
していない表面上に金属の半数着層3.3′を設ける。
半数着層の厚さは100オングストローム以上400オ
ングストローム未満であり、好ましくは200〜300
オングストロームである。
半数着層3,3′は通常アルミニウム、銀又は銅の蒸着
によって形成され、中心層の金属と同種であっても異種
であってもよい。
上記のようにして形成された5層積層構造の虹彩色を呈
する薄いフィルムを所要の粒度に粉砕し、要すればふシ
別けして製品とする。粉砕は任意の粉砕機を使用して行
うことができる。
上記5層構造のフィルムの中心層をなす金属箔の層は、
これを蒸着金顧の層とすることもでき、この場合は支持
用フィルムを用い、この支持用フィルム上に5層を1層
ずつ順次形成する方法が採られる。
添付図面の第2図は上記支持体フィルムを用いる方法に
おいて支持体フィルム上に5N積Jdフイルムを形成さ
せた状態を示す模式図である。
第2図において4は支持用のフィルムであシ、その片面
上に、金属の半数着層3を蒸着して形成させ、該半数着
層3の上に更にアルキル金属化合物−樹脂混合物層2を
第1図の場合と同様にして設け、更にその上に金属層1
を蒸着によシ設ける。
この場合蒸着の厚さは400〜800オングストローム
、好ましくは400〜600オングストロームとする。
以下同様にしてアルキル金属−樹脂混合物層2′、金属
半蒸着層1′を順次設けた後支持層4を剥離して5層構
造の虹彩色を有する薄いフィルムを得、これを粉砕し、
要すればふるいわけして製品とする。
支持用フィルムはポリエステルフィルム例えばポリエチ
レンテレフタレートフィルム、ポリプロピレンフィルム
又はポリエチレンフィルム等、薄層の支持用に常用され
る任意のフィルムを用いることができ、半数着層を蒸着
せしめる方の面に予じめ離形剤をグラビア印刷機又はリ
ノ々−スロールコーターで塗布して置くのがよい。任意
の公知離形剤例えば低重合度のポリ酢酸ビニル、低重合
度のアクリル樹脂等を使用することができる。
本発明の粉末着色材は光の干渉による美しく虹彩色を有
し、その虹彩色は長期にわたって褪色することがなく人
体に安全であシ、例えば食品包装用フィルムへの印刷イ
ンク用顔料あるいは合成樹脂成形品着色用顔料等に好適
である。
以下に実施例をあげて本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 テトラ−n−ブトキシチタン60重量部、テトラ−n−
ブトキシシラン10重量部、ポリアミドm脂()ルエン
ーイングロビルアルコール1:1混合液を溶媒とする5
0%浴液)30重量部を酢酸エチルとインプロぎルアル
コールの1層1混合物300重量部に加えて溶解させ、
この溶液を厚さ7ミクロンのアルミニウム箔の両面に、
ロールコータ−を用いて、乾燥膜厚が5000オングス
トロームになるように塗布し乾燥させる。。得られた三
層フィルムの両面上にアルミニウムを100オングスト
ロームの厚さに蒸着し、播潰粉砕機にかけ80メツシユ
の粒度にふるいわけ、美しい虹彩色を呈する粉末を得た
実施例2 アルキル金属化合物としてテトラ−n−ブトキシチタン
のみを70]j−1i<部使用する点及びアルキル金属
化合物−樹脂混合物の塗布を200メツシユ、深さ20
ミクロンの縞模様蝕刻版を用いてグラビア印刷によシ、
0.35 f /ゴの塗布量になるように行う点を除き
実施例1と同様にして虹彩色粉末を得た。
実施例3 アルキル金属化合物としてテトラ−インプロポキシジル
コネート80部、樹脂としてエポキシ樹脂(シェル社製
エピコートtoo7:12oft部、浴剤として酢酸ブ
チルa o oz童部を用いる他は実施例2と同様にし
て虹彩色粉末を得た。
実施例4 12ミクロンの支持体ポリエステルフィルムの片面に重
合度約800のポリメチルメタクリレートをメチルエチ
ルケトンに溶解した樹脂濃度25%の溶液を実施例2で
用いたのと同じグラビヤ印刷機で塗布し、60Cの温風
で乾燥しこの塗布面にアルミニウムを200オングスト
ロームの厚みに生魚着する。
次にこの生魚着面にテトラ−n−ブトキシチタン40重
量部と油変性ポリウレタン樹脂10重量部ヲトルエンー
プチルアセテー)(1:1)混合溶剤150重量部に溶
解した溶液を上記と同じ版のグラビア印刷機で乾燥後の
塗布量が0.35r/ゴになるように塗布して乾燥し、
この塗布面上にアルミニウムを500オングストローム
の厚さに蒸着し、この蒸着面上に再び前に用いたテトラ
−n−ブトキシチタンと油変性ポリウレタン樹脂のトル
エン−ブチルアセテート溶液を前と同様にして塗布し、
この塗布面上に再びアルミニウムを200オングストロ
ームの厚さに牛蒸着して支持体ポリエステルフィルム表
面上に5層の積層体を形成させた。次いで支持体フィル
ムを剥離し、播潰様にかけて粉砕し、80メツシユの粒
度にふるいわけ、美しい虹彩色を呈する粉末を得た。
【図面の簡単な説明】 添付図面の第1図は本発明の粉末着色材の層の構成の一
例を模式的に示す図であシ、第2図は他の層構成の粉末
着色剤の製造途中の層の状態を模式的に示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 金属の薄層、該金属薄層の両面上のアルキル金属
    化合物と合成又は天然樹脂の混合物の薄層及び該混合物
    の二つの層の金属薄層と接していない二つの面上の金属
    の生魚着層の5層積層構造を有する微粉末よシなること
    を特徴とする虹彩色粉未着色材。 2 金属薄層及び金属半蒸着層の金属はアルミニウム、
    銀又は銅であり、各層の金属は同一であっても異ってい
    てもよい特許請求の範囲第1項に記載の着色材。 3、 アルキル金属化合物はアルキルチタネート、アル
    キルアルミネート、アルキルシリフート及びアルキルア
    ルミネートからなる群から選ばれた1種又は2種以上の
    化合物である特許請求の範囲第1項に記載のアルキル金
    員化合物。 4、 アルキル金属と混合物を形成する樹脂はロジン類
    、天然樹脂類、石油樹脂、テルペン樹脂、ケトン樹脂、
    フェノール樹脂、ポリアマイド槌脂、エポキシ樹脂、メ
    ラミン樹脂、アルキッド樹脂、ウレタン樹脂、ポリブタ
    ツエン樹脂、キシレン樹脂及び紫外線によシ硬化可能な
    変性アクリル樹脂からなる群から選ばれfc l 棟又
    は2種以上の化合物である特許請求の範囲第1項に記載
    の樹脂。 5、金属半蒸着層の厚さはZooオングストローム以上
    400オングストローム未満である特許請求の範囲第1
    項に記載の樹脂。
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Citations (7)

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