JPS5966412A - スチレン系樹脂組成物 - Google Patents
スチレン系樹脂組成物Info
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- JPS5966412A JPS5966412A JP17744382A JP17744382A JPS5966412A JP S5966412 A JPS5966412 A JP S5966412A JP 17744382 A JP17744382 A JP 17744382A JP 17744382 A JP17744382 A JP 17744382A JP S5966412 A JPS5966412 A JP S5966412A
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- Japan
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- composition
- component
- amount
- methyl ethyl
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐熱性と衝撃強さに優れ、しかも良好な加工流
動性を有するスチレン系樹脂組成物に関するものである
。
動性を有するスチレン系樹脂組成物に関するものである
。
ポリスチレンを連続相とし、ジエン系ゴムを分散相とす
る熱可塑性樹脂は耐衝撃性ポリスチレンとして知られ、
その優れた衝撃強さ、加工流動性、寸法精度、耐水性等
の特性により今日多くの用途分野で使用されている。し
かし一方において、その固有の優れた諸物性をそのまま
保持し、かつ耐熱性の向上したスチレン系樹脂の出現が
強く望まれており、耐衝撃性ポリスチレンの耐熱性で不
十分な用途にけABS樹脂、特に耐熱性ABS樹脂、フ
ィラー入りポリプロピレン樹脂等が多く用いられている
。かかる樹脂によって確かに耐熱性は改良されるものの
、反面耐熱性ABS樹脂の場合、加工流動性の低下が大
きく、薄肉の製品や複雑な形状の製品を成形する為には
高い樹脂温度を必要とし、例えばガスの発生による成形
トラブルを生じたり、又フィラー入りポリプロピレン樹
脂の場合は寸法精度が悪く、精密成形品の製造では不良
率が高い等の問題点を有している。耐衝撃性ポリスチレ
ンの耐熱性を改良する為には米国特許第a、qiq、、
isy号明細書に記載されている様に無水マレイン酸を
導入してゴム変性スチレン/無水マレイン酸共重合体と
する方法や、特開昭!r7−3/9QA号明細書に記載
されている様にα−メチルスチレンとスチレンからなる
共重合体を従来の耐衝撃性ポリスチレンとブレンドする
方法が公知である。この様な改質方法はいずれも耐衡撃
性ポリスチレンと形態的に同様の構造とより高い耐熱性
を与えるが、同時にゴム変性スチレン/無水マレイン酸
共重合体では重合初期にスチレンと無水マレイン酸のモ
ル比が/:/の交互共重合体に近い共重合体が生成し易
く、実質的に従来の耐衝撃性ポリスチレンより脆くなっ
てしまう。又特開昭j−7−、?/υ弓号の方法では確
かにα−メチルスチレンとスチレンからなる共重合体は
耐衝撃性ポリスチレンに対して十分な相溶性を有するが
、共重合体中のα−メチルスチレン1が増すに従って急
激に加工流動性と熱安定性の低下が起こるので大型で薄
肉の成形品や複雑な形状の成形品な得る事は困難である
。
る熱可塑性樹脂は耐衝撃性ポリスチレンとして知られ、
その優れた衝撃強さ、加工流動性、寸法精度、耐水性等
の特性により今日多くの用途分野で使用されている。し
かし一方において、その固有の優れた諸物性をそのまま
保持し、かつ耐熱性の向上したスチレン系樹脂の出現が
強く望まれており、耐衝撃性ポリスチレンの耐熱性で不
十分な用途にけABS樹脂、特に耐熱性ABS樹脂、フ
ィラー入りポリプロピレン樹脂等が多く用いられている
。かかる樹脂によって確かに耐熱性は改良されるものの
、反面耐熱性ABS樹脂の場合、加工流動性の低下が大
きく、薄肉の製品や複雑な形状の製品を成形する為には
高い樹脂温度を必要とし、例えばガスの発生による成形
トラブルを生じたり、又フィラー入りポリプロピレン樹
脂の場合は寸法精度が悪く、精密成形品の製造では不良
率が高い等の問題点を有している。耐衝撃性ポリスチレ
ンの耐熱性を改良する為には米国特許第a、qiq、、
isy号明細書に記載されている様に無水マレイン酸を
導入してゴム変性スチレン/無水マレイン酸共重合体と
する方法や、特開昭!r7−3/9QA号明細書に記載
されている様にα−メチルスチレンとスチレンからなる
共重合体を従来の耐衝撃性ポリスチレンとブレンドする
方法が公知である。この様な改質方法はいずれも耐衡撃
性ポリスチレンと形態的に同様の構造とより高い耐熱性
を与えるが、同時にゴム変性スチレン/無水マレイン酸
共重合体では重合初期にスチレンと無水マレイン酸のモ
ル比が/:/の交互共重合体に近い共重合体が生成し易
く、実質的に従来の耐衝撃性ポリスチレンより脆くなっ
てしまう。又特開昭j−7−、?/υ弓号の方法では確
かにα−メチルスチレンとスチレンからなる共重合体は
耐衝撃性ポリスチレンに対して十分な相溶性を有するが
、共重合体中のα−メチルスチレン1が増すに従って急
激に加工流動性と熱安定性の低下が起こるので大型で薄
肉の成形品や複雑な形状の成形品な得る事は困難である
。
本発明者らは耐衝撃性ポリスチレン固有の優れた諸物性
を損なう事なく改良さねた耐熱性と耐衝撃性、及び加工
流動性のバランスを有するスチレン系樹脂組成物を得る
目的で鋭意検討した結果、樹脂組成物が特定の組成の連
続相と分散相を有し、更に連続相がシクロヘキサン−エ
チルベンゼン混合溶媒に対する不溶分と可溶分によって
構成さね、しかもその割合が連続相中のアクリロニトリ
ル及びα−メチルスチレンと一定の関係を有する事によ
って上記ゴム変性スチレン/無水マレイン酸共重合体や
α−メチルスチレン/スチ17ン共重合体と耐衝撃性ポ
リスチレンとのブレンド組成物に内在する問題点が解決
できる事を見い出し、本発明に至った。
を損なう事なく改良さねた耐熱性と耐衝撃性、及び加工
流動性のバランスを有するスチレン系樹脂組成物を得る
目的で鋭意検討した結果、樹脂組成物が特定の組成の連
続相と分散相を有し、更に連続相がシクロヘキサン−エ
チルベンゼン混合溶媒に対する不溶分と可溶分によって
構成さね、しかもその割合が連続相中のアクリロニトリ
ル及びα−メチルスチレンと一定の関係を有する事によ
って上記ゴム変性スチレン/無水マレイン酸共重合体や
α−メチルスチレン/スチ17ン共重合体と耐衝撃性ポ
リスチレンとのブレンド組成物に内在する問題点が解決
できる事を見い出し、本発明に至った。
即ち本発明は、アクリロニトリル、α−メチルスチレン
・スチレンからなる重合体を連続相とし、ジエン系ゴム
を分散相とするスチレン系樹脂において、j−2!;重
量%のメチルエチルケトン不溶分と?S〜?jll量%
のメチルエチルケトン可溶分からなり、しかも該メチル
エチルケトン可溶分がa) アクリ四ニトリルa3〜
?重量%、α−メチルスチレン1o−yo重量%、そし
てスチレンj/−t9.’1重量%の組成を有し、b)
更にシクロヘキサン−エチルベンゼン混合溶媒(重
量比でqs:s)に対する不溶分30〜90重量襲と可
溶分70〜IO重量襲から形成され、 e) かつシクロヘキサン−エチルベンゼン混合溶媒
に対する不溶分の割合がメチルエチルケトン可溶分中の
アクリロニトリル量に対して第1図の座標点A(石り0
)、B(θ3,30) 、C(3,3θ)、D(9,?
0)で囲まれる範囲とα−メチルスチレ 5− 重量に対して第2図の座標点E (to、qo) 、F
(10,3θ) 、c (2o、3o) 、H(ダo
、 qo )で囲まれる範囲の関係を有する 事を特徴とする熱可塑性樹脂組成物に関するものである
。
・スチレンからなる重合体を連続相とし、ジエン系ゴム
を分散相とするスチレン系樹脂において、j−2!;重
量%のメチルエチルケトン不溶分と?S〜?jll量%
のメチルエチルケトン可溶分からなり、しかも該メチル
エチルケトン可溶分がa) アクリ四ニトリルa3〜
?重量%、α−メチルスチレン1o−yo重量%、そし
てスチレンj/−t9.’1重量%の組成を有し、b)
更にシクロヘキサン−エチルベンゼン混合溶媒(重
量比でqs:s)に対する不溶分30〜90重量襲と可
溶分70〜IO重量襲から形成され、 e) かつシクロヘキサン−エチルベンゼン混合溶媒
に対する不溶分の割合がメチルエチルケトン可溶分中の
アクリロニトリル量に対して第1図の座標点A(石り0
)、B(θ3,30) 、C(3,3θ)、D(9,?
0)で囲まれる範囲とα−メチルスチレ 5− 重量に対して第2図の座標点E (to、qo) 、F
(10,3θ) 、c (2o、3o) 、H(ダo
、 qo )で囲まれる範囲の関係を有する 事を特徴とする熱可塑性樹脂組成物に関するものである
。
本発明の樹脂組成物が上に示した範囲によって規定され
る連続相と分散相から構成される場合においてのみ理由
は定かでないが耐熱性と衝撃強さが高く、シかも加工流
動性と熱安定性が良好となる為大型で薄肉の成形品や複
雑な形状の成形品も容易に成形できる事は驚くべき事で
ある。
る連続相と分散相から構成される場合においてのみ理由
は定かでないが耐熱性と衝撃強さが高く、シかも加工流
動性と熱安定性が良好となる為大型で薄肉の成形品や複
雑な形状の成形品も容易に成形できる事は驚くべき事で
ある。
本発明において、熱可塑性樹脂組成物はメチルエチルケ
トンによる分別で衝撃強さに対して支配的な不溶分(ジ
エン系ゴムにアクリロニトリル、α−メチルスチレン、
スチレンからなる重合体混合物がグラフト、あるいはそ
の内部に閉じ込められている)と耐熱性及び加工流動性
に対して支配的な可溶分(アクリロニトリル、α−メチ
ルスチレン、スチレンからなる重合体混合物)から形成
されている。メチルエチルケトン不溶分が5重量A− %未満の場合は組成物の衝撃強さが低く、逆に25重量
%を超えると満足すべき耐熱性と加]二流動性が得られ
ない。本発明の主たる目的とする効果は組成物の95〜
75重1%を占めるメチルエチルケトン可溶分の構成を
更に詳細に特定する事によって発現する。組成に関して
述べると乎均的にはアクリロニトリル03〜9重量%、
α−メチルスチレン1o−llo重景重量メチ1フ5フ
〜19フ重量%であり、アクリロニトリルが03重量%
より少ないと熱安定性や衝撃強さが低下し、9重量%を
超えると加工流動性が低下すると同時に衝撃強さもむし
ろ低下する。又α−メチルスチレンが70重−i%より
少ないと十分な耐熱性が得られず、qo重1%を超える
と衝撃強さが低下するばかりでなく重合速度の低下が大
きい為に該重合体を工業的に得る事が困離となる。更に
メチルエチルケトン可溶分を微視的に見ればシクロヘキ
サン−エチルベンゼン混合溶媒(重量比でqs:s)に
対する不溶分と可溶分から形成され、不溶分が占める割
合は第1図の座標点A(J90)、B (03,,30
)、C(3,30) 、D (q、qO)で囲まれる範
囲、かつ第2図の座標点E(コ0,90)、F (10
,30)、G(コθ、30)、H(qo、 qO)で囲
まれる範囲で表わす事ができる。
トンによる分別で衝撃強さに対して支配的な不溶分(ジ
エン系ゴムにアクリロニトリル、α−メチルスチレン、
スチレンからなる重合体混合物がグラフト、あるいはそ
の内部に閉じ込められている)と耐熱性及び加工流動性
に対して支配的な可溶分(アクリロニトリル、α−メチ
ルスチレン、スチレンからなる重合体混合物)から形成
されている。メチルエチルケトン不溶分が5重量A− %未満の場合は組成物の衝撃強さが低く、逆に25重量
%を超えると満足すべき耐熱性と加]二流動性が得られ
ない。本発明の主たる目的とする効果は組成物の95〜
75重1%を占めるメチルエチルケトン可溶分の構成を
更に詳細に特定する事によって発現する。組成に関して
述べると乎均的にはアクリロニトリル03〜9重量%、
α−メチルスチレン1o−llo重景重量メチ1フ5フ
〜19フ重量%であり、アクリロニトリルが03重量%
より少ないと熱安定性や衝撃強さが低下し、9重量%を
超えると加工流動性が低下すると同時に衝撃強さもむし
ろ低下する。又α−メチルスチレンが70重−i%より
少ないと十分な耐熱性が得られず、qo重1%を超える
と衝撃強さが低下するばかりでなく重合速度の低下が大
きい為に該重合体を工業的に得る事が困離となる。更に
メチルエチルケトン可溶分を微視的に見ればシクロヘキ
サン−エチルベンゼン混合溶媒(重量比でqs:s)に
対する不溶分と可溶分から形成され、不溶分が占める割
合は第1図の座標点A(J90)、B (03,,30
)、C(3,30) 、D (q、qO)で囲まれる範
囲、かつ第2図の座標点E(コ0,90)、F (10
,30)、G(コθ、30)、H(qo、 qO)で囲
まれる範囲で表わす事ができる。
第1図においてシクロヘキサン−エチルベンゼン混合溶
媒に対する不溶分の割合が線A−Dで示される量より多
い場合は加工流動性と熱安定性の低下が起こり、線B−
Cで示される量より少ないと耐熱性の改良効果が認め難
い。X線A−Bで示される量より多い場合は熱安定性と
衝撃強さが低下し、線C−Dで示される量より少ない場
合は衝撃強さが著しく低下してしまう。第一図において
シクロヘキサン−エチルベンゼン混合溶媒に対する不溶
分の割合が線E−T(で示される量より多い場合は加工
流動性と熱安定性の低下が起こり、線F−Gで示される
量より少ない場合は耐熱性の改良効果が認め難い。X線
E−Fで示される量より多い場合は十分な耐熱性が得ら
れず、線G −)(で示される量より少ない場合は衝撃
強さと熱安定性が著しく低下してしまう。更に好ましい
のはメチルエチルケトン可溶分中のシクロヘキサン−エ
チルベンゼン混合溶媒に対する不溶分量が第1図のアク
リロニトリル7〜7重量%に対応する範囲、及び第2図
のα−メチルスチレン73〜30重量弧に対応する範囲
であり、この範囲において本発明の効果が特に顕著に発
現する。
媒に対する不溶分の割合が線A−Dで示される量より多
い場合は加工流動性と熱安定性の低下が起こり、線B−
Cで示される量より少ないと耐熱性の改良効果が認め難
い。X線A−Bで示される量より多い場合は熱安定性と
衝撃強さが低下し、線C−Dで示される量より少ない場
合は衝撃強さが著しく低下してしまう。第一図において
シクロヘキサン−エチルベンゼン混合溶媒に対する不溶
分の割合が線E−T(で示される量より多い場合は加工
流動性と熱安定性の低下が起こり、線F−Gで示される
量より少ない場合は耐熱性の改良効果が認め難い。X線
E−Fで示される量より多い場合は十分な耐熱性が得ら
れず、線G −)(で示される量より少ない場合は衝撃
強さと熱安定性が著しく低下してしまう。更に好ましい
のはメチルエチルケトン可溶分中のシクロヘキサン−エ
チルベンゼン混合溶媒に対する不溶分量が第1図のアク
リロニトリル7〜7重量%に対応する範囲、及び第2図
のα−メチルスチレン73〜30重量弧に対応する範囲
であり、この範囲において本発明の効果が特に顕著に発
現する。
本発明の熱可塑性樹脂組成物の製造方法としてはジエン
系ゴムの存在下にアクリロニトリルとα−メチルスチレ
ンの比率な変えてスチレンと共重合する方法、あるいは
上記共重合体又はジエンゴムの存在下に一定の組成のア
クリロニトリル、α−メチルスチレン、スチレンを共重
合して得た重合体と耐衝撃性ポリスチレンとをブレンド
する方法等を挙げる事ができるが、いずれの方法もアク
リロニトリル濃度を連続的に変化せしめるか、不連続で
ある場合においてもアクリロニトリル濃度の差はL&%
を上限とする事が望ましい(J、 PolymerSc
i、、 B3. /θoq (lqt、s) )。ただ
し、本発明で規定した範囲内にある事が前提である事は
言うまでもない。
系ゴムの存在下にアクリロニトリルとα−メチルスチレ
ンの比率な変えてスチレンと共重合する方法、あるいは
上記共重合体又はジエンゴムの存在下に一定の組成のア
クリロニトリル、α−メチルスチレン、スチレンを共重
合して得た重合体と耐衝撃性ポリスチレンとをブレンド
する方法等を挙げる事ができるが、いずれの方法もアク
リロニトリル濃度を連続的に変化せしめるか、不連続で
ある場合においてもアクリロニトリル濃度の差はL&%
を上限とする事が望ましい(J、 PolymerSc
i、、 B3. /θoq (lqt、s) )。ただ
し、本発明で規定した範囲内にある事が前提である事は
言うまでもない。
これらの樹脂組成物を得る為の重合方法は乳化重合、塊
状重合、懸濁重合のうち/ないし−の方法9− が可能であるが、α−メチルスチレンを用いる事から乳
化重合が最も好ましい。本発明の熱可塑性樹脂組成物の
製造に際して必要ならば酸化防止剤、紫外線吸収剤、難
燃剤、顔料、ガラス繊維、可塑剤等を添加できる事は勿
論である。又更に押出し成形、射出成形等によって所望
の成形品を作る事が可能で、その優れた耐熱性、衝撃強
さ、加工流動性を特徴として自動車部品、工業部品、家
電部品等広い用途分野へ展開できる。
状重合、懸濁重合のうち/ないし−の方法9− が可能であるが、α−メチルスチレンを用いる事から乳
化重合が最も好ましい。本発明の熱可塑性樹脂組成物の
製造に際して必要ならば酸化防止剤、紫外線吸収剤、難
燃剤、顔料、ガラス繊維、可塑剤等を添加できる事は勿
論である。又更に押出し成形、射出成形等によって所望
の成形品を作る事が可能で、その優れた耐熱性、衝撃強
さ、加工流動性を特徴として自動車部品、工業部品、家
電部品等広い用途分野へ展開できる。
以下実施例で本発明の効果を詳細に説明する。
実施例/
攪拌機を備えた反応器の内部を窒素で置換してイオン交
換水、2oo il量置部スチレン70重量%、ブタジ
ェン90重量%からなるブタジェン共重合体ラテックス
(数平均粒子径a2ミクロン)を固形分換算で/A重量
部とアクリロニトリル/2重1%、α−メチルスチレン
乙θ重量%、スチレンユに重量%からなる単量体混合物
7kg重量部、そして第3級ドデシルメルカプタンOO
5重1部と不均化ロジン醗カリウムコ重量部を添加し、
to”c70− に昇温した。反応器内部の温度がgo℃に達した時点か
らアクリロニトリル6重量%、α−メチルスチレン3!
r重量%、スチレンSq重量%からなる第1単量体混合
物グ二重量部と第3級ドデシルメルカプタン02重量部
を3時間にわたり、続いてスチレン2左コ重量部と第3
級ドデシルメルカプタン0. /重量部を二時間にわた
り、又単量体と平行して過硫酸カリウム07重量部とイ
オン交換水50重量部からなる水溶液をS時間にわたり
連続的に反応器へ供給した。供給終了後更にざO″Cで
一時間重合反応を継続して重合を完結した。重合ラテッ
クスの固形分を測定して重合率を測定したところ(供給
したモノマーに対して)93%であった。得られたラテ
ックスを一%硫酸アルミニウム水溶液中へ滴下して凝固
せしめた。更に脱水、乾燥した後り、り′−ブチリデン
ビス(3−メチル−6−第3級メチルフェノール)をO
左重量%加え、ベント付きスクリュー押出し機によって
ペレット状の樹脂(A−/)を得た。樹脂(A−/)を
射出成形によって所定の試験片に作成し、物性測定を行
なったところ表/の様な結果が得られた。なお表/には
比較例として旭ダウ■の耐衝撃性ポリスチレンであるス
タイロン4(q4と同じく旭ダウ■の耐熱性ABS樹脂
であるスタイラック/g/を並記した。
換水、2oo il量置部スチレン70重量%、ブタジ
ェン90重量%からなるブタジェン共重合体ラテックス
(数平均粒子径a2ミクロン)を固形分換算で/A重量
部とアクリロニトリル/2重1%、α−メチルスチレン
乙θ重量%、スチレンユに重量%からなる単量体混合物
7kg重量部、そして第3級ドデシルメルカプタンOO
5重1部と不均化ロジン醗カリウムコ重量部を添加し、
to”c70− に昇温した。反応器内部の温度がgo℃に達した時点か
らアクリロニトリル6重量%、α−メチルスチレン3!
r重量%、スチレンSq重量%からなる第1単量体混合
物グ二重量部と第3級ドデシルメルカプタン02重量部
を3時間にわたり、続いてスチレン2左コ重量部と第3
級ドデシルメルカプタン0. /重量部を二時間にわた
り、又単量体と平行して過硫酸カリウム07重量部とイ
オン交換水50重量部からなる水溶液をS時間にわたり
連続的に反応器へ供給した。供給終了後更にざO″Cで
一時間重合反応を継続して重合を完結した。重合ラテッ
クスの固形分を測定して重合率を測定したところ(供給
したモノマーに対して)93%であった。得られたラテ
ックスを一%硫酸アルミニウム水溶液中へ滴下して凝固
せしめた。更に脱水、乾燥した後り、り′−ブチリデン
ビス(3−メチル−6−第3級メチルフェノール)をO
左重量%加え、ベント付きスクリュー押出し機によって
ペレット状の樹脂(A−/)を得た。樹脂(A−/)を
射出成形によって所定の試験片に作成し、物性測定を行
なったところ表/の様な結果が得られた。なお表/には
比較例として旭ダウ■の耐衝撃性ポリスチレンであるス
タイロン4(q4と同じく旭ダウ■の耐熱性ABS樹脂
であるスタイラック/g/を並記した。
一方、樹脂(A−/)の組成解析を以下に記載した方法
で行ない、それぞれの結果を得た。
で行ない、それぞれの結果を得た。
メチルエチルケトンによる分別
乾燥した樹脂約/Vを精秤しメチルエチルケトン、20
りを加え、30″CでS時間振盪した。
りを加え、30″CでS時間振盪した。
その後、20θoorrsで遠心分離する事によって不
溶分と可溶分を分離し、デカンテーションにより可溶分
を別の容器に分は取った。不溶分に再度メチルエチルケ
トンコ02を加え、30℃でS時間振盪後20.00O
rlmで7時間遠心分離し、デカンテーションにより不
溶分と可溶分に分けた。
溶分と可溶分を分離し、デカンテーションにより可溶分
を別の容器に分は取った。不溶分に再度メチルエチルケ
トンコ02を加え、30℃でS時間振盪後20.00O
rlmで7時間遠心分離し、デカンテーションにより不
溶分と可溶分に分けた。
可溶分は先の可溶分と合わせ、過剰のメタノール中へ滴
下して凝固物を取り出し乾燥、計量した(&1)。又不
溶分も乾燥、計量した(b2)。
下して凝固物を取り出し乾燥、計量した(&1)。又不
溶分も乾燥、計量した(b2)。
メチルエチルケトン不溶分と可溶分の重量比は次の式を
用いて計算した。
用いて計算した。
樹脂(A−/)のメチルエチルケトン不溶分は7g?重
量%、メチルエチルケトン可溶分は811重量%であっ
た。
量%、メチルエチルケトン可溶分は811重量%であっ
た。
メチルエチルケトン可溶分の組成
熱分解ガスクロマトグラフィー(熱分解装置として日本
分析工業製キューリーポイントパイロライザーJHP−
1型、ガスクロマトグラフとして日立製063型を用い
、熱分解温度too”cの条件で内部標準法により定量
)によりアクリロニトリル、α−メチルスチレン、スチ
レンの組成比を測定した。
分析工業製キューリーポイントパイロライザーJHP−
1型、ガスクロマトグラフとして日立製063型を用い
、熱分解温度too”cの条件で内部標準法により定量
)によりアクリロニトリル、α−メチルスチレン、スチ
レンの組成比を測定した。
樹脂(A−/)の組成はアクリロニトリル病デ重量%、
α−メチルスチレン、297重量%、スチレン+14’
重量%であった。
α−メチルスチレン、297重量%、スチレン+14’
重量%であった。
13−
シクロヘキサン−エチルベンゼン混合溶媒にメチルエチ
ル&)ンによる分別と同様の方法により、メチルエチル
ケトンの代りにシクロヘキサン−エチルベンゼン混合溶
媒(重量比でqりj)を、樹脂の代りに先のメチルエチ
ルケトン可溶分を用いて分別した。
ル&)ンによる分別と同様の方法により、メチルエチル
ケトンの代りにシクロヘキサン−エチルベンゼン混合溶
媒(重量比でqりj)を、樹脂の代りに先のメチルエチ
ルケトン可溶分を用いて分別した。
樹脂(A、−/)のメチルエチルケトン可溶分の場合シ
クロヘキサン−エチルベンゼン混合溶媒に対する不溶分
は73.7重量%、可溶分は243重量%であった。
クロヘキサン−エチルベンゼン混合溶媒に対する不溶分
は73.7重量%、可溶分は243重量%であった。
表/より明らかな様に、本発明例である樹脂(A−/)
は耐衝撃性ポリスチレンに比べ優れた耐熱性と衝撃強さ
を、又耐熱性ABS樹脂に比べて優れた加工流動性を有
している。
は耐衝撃性ポリスチレンに比べ優れた耐熱性と衝撃強さ
を、又耐熱性ABS樹脂に比べて優れた加工流動性を有
している。
(以下余白)
一7ダ−
実施例コ
実施例/の重合と同様の方法により、第1単量体混合物
の組成を変えて重合を行ない、樹脂(A−コ)〜(八−
タ)を得た。得られた樹脂の物性測定結果と組成解析結
果を表2に示す。
の組成を変えて重合を行ない、樹脂(A−コ)〜(八−
タ)を得た。得られた樹脂の物性測定結果と組成解析結
果を表2に示す。
表−より明らかな様に、樹脂のメチルエチルケトン可溶
分が第1図の座標点ABCDで囲まれる範囲と第2図の
座標点EFGHで囲まれる範囲の組成を有する場合に優
れた耐熱性、衝撃強さ及び加工流動性のバランスが得ら
れる。
分が第1図の座標点ABCDで囲まれる範囲と第2図の
座標点EFGHで囲まれる範囲の組成を有する場合に優
れた耐熱性、衝撃強さ及び加工流動性のバランスが得ら
れる。
(以下余白)
実施例3
攪拌機を備えた反応器の内部を窒素で置換してイオン交
換水200重量部、アクリロニトリル3重量%、スチレ
ン7重量%、ブタ重量フ90重景%からなるブタジェン
共重合体ラテックス(数平均粒子径075ミクロン)を
固形分換算で/コ2重量と不均化ロジン酸カリウム2重
量部を添加し、gθ℃に昇温した。アクリロニトリル、
7重黛多、α−メチルスチレン110重i−%、メチ1
フ5フ重量%からなる単量体混合物にg重量部と第3級
ドデシルメルカプタン03重量部、そして過硫酸カリウ
ムo、i重量部、イオン交換水50重量部からなる水溶
液をgo”cで7時間にわたり連続的に反応器へ供給し
た。供給終了後更にコ時間重合反応を継続して重合を完
結した。重合ラテックスの固形分を測定して重合率を計
算したところ96%であった。得られたラテックスから
実施例1と同様の工程を経てベレット状の樹脂(A−A
)とした。同様にしてゴムラテックス量と単量体混合物
の組成を表3に示した様に変更し、樹脂(A−7)〜(
p、−yo)を得た。樹脂(八−乙)〜(A−#))と
旭ダウ■製スタイロン1Iq2からベント付きスクリュ
ー押出し機によって組成物を作成後、射出成形で得た試
験片を用いて物性測定を行なった。組成物の物性測定結
果と組成解析結果を表グに示す。
換水200重量部、アクリロニトリル3重量%、スチレ
ン7重量%、ブタ重量フ90重景%からなるブタジェン
共重合体ラテックス(数平均粒子径075ミクロン)を
固形分換算で/コ2重量と不均化ロジン酸カリウム2重
量部を添加し、gθ℃に昇温した。アクリロニトリル、
7重黛多、α−メチルスチレン110重i−%、メチ1
フ5フ重量%からなる単量体混合物にg重量部と第3級
ドデシルメルカプタン03重量部、そして過硫酸カリウ
ムo、i重量部、イオン交換水50重量部からなる水溶
液をgo”cで7時間にわたり連続的に反応器へ供給し
た。供給終了後更にコ時間重合反応を継続して重合を完
結した。重合ラテックスの固形分を測定して重合率を計
算したところ96%であった。得られたラテックスから
実施例1と同様の工程を経てベレット状の樹脂(A−A
)とした。同様にしてゴムラテックス量と単量体混合物
の組成を表3に示した様に変更し、樹脂(A−7)〜(
p、−yo)を得た。樹脂(八−乙)〜(A−#))と
旭ダウ■製スタイロン1Iq2からベント付きスクリュ
ー押出し機によって組成物を作成後、射出成形で得た試
験片を用いて物性測定を行なった。組成物の物性測定結
果と組成解析結果を表グに示す。
表グより明らかな様に、組成物がS〜、25重量%のメ
チルエチルケトン不溶分と9S〜75重量%のメチルエ
チルケトン可溶分からなり、しかもメチルエチルケトン
可溶分が第1図の座標点ABCDで囲まれる範囲と第2
図の座標点FJFGHで囲まれる範囲の組成を有する場
合に優れた耐熱性、衝撃強さ及び加工流動性のバランス
が得られる。
チルエチルケトン不溶分と9S〜75重量%のメチルエ
チルケトン可溶分からなり、しかもメチルエチルケトン
可溶分が第1図の座標点ABCDで囲まれる範囲と第2
図の座標点FJFGHで囲まれる範囲の組成を有する場
合に優れた耐熱性、衝撃強さ及び加工流動性のバランス
が得られる。
表 3
第1図は本発明組成物におけるメチルエチルケトン可溶
分中のアクリロニトリル量に対応するシクロヘキサン−
エチルベンゼン混合溶媒に対する不溶分量の範囲、第2
図は同じくα−メチルスチレン量に対応するシクロヘキ
サン−エチルベンゼン混合溶媒に対する不溶分量の範囲
を示す関係線図である。 特許出願人 旭化成工業株式会社 代理人弁理士 星 野 透−U/ − 第f図
分中のアクリロニトリル量に対応するシクロヘキサン−
エチルベンゼン混合溶媒に対する不溶分量の範囲、第2
図は同じくα−メチルスチレン量に対応するシクロヘキ
サン−エチルベンゼン混合溶媒に対する不溶分量の範囲
を示す関係線図である。 特許出願人 旭化成工業株式会社 代理人弁理士 星 野 透−U/ − 第f図
Claims (1)
- (1)、アクリロニトリル、α−メチルスチレン、スチ
レンからなる重合体を連続相とし、ジエン系ゴムを分散
相とするスチレン系樹脂において・5〜コ3重量%のメ
チルエチルケトン不溶分と95〜75重量%のメチルエ
チルケトン可溶分からなり、しかも該メチルエチルケト
ン可溶分が a) アクリロニトリル03〜?重量%、α−メチル
スチレンto−tioH量%、そしてスチレンS/〜t
9.7重量%の組成を有し、b)更にシクロヘキサン−
エチルベンゼン混合溶媒(重量比で?5:j)に対する
不溶分、? 0−90重量%と可溶分70〜10重量%
から形成され、 C) かつシクロへキサン−エチルベンゼン混合溶媒
に対する不溶分の割合がメチルエチルケトン可溶分中の
アクリロニトリル量に対して第7図の座標点A(ユ、9
0) 、B (o3,3θ)、C(,7,30) 、D
C9,90)で囲まれる範囲とα−メチルスチレン量
に対して第2図の座標点E (,2(7,90) 、’
F (10,30)、G (−〇、30) 、H(p
o、qo’)で囲まれる範囲の関係を有する事を特徴と
する熱可塑性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17744382A JPS5966412A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | スチレン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17744382A JPS5966412A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | スチレン系樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5966412A true JPS5966412A (ja) | 1984-04-14 |
JPS6261601B2 JPS6261601B2 (ja) | 1987-12-22 |
Family
ID=16031036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17744382A Granted JPS5966412A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | スチレン系樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5966412A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5225479A (en) * | 1991-10-17 | 1993-07-06 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Polymers derived from a conjugated diolefin, a vinyl-substituted aromatic compound, and olefinically unsaturated nitrile |
-
1982
- 1982-10-08 JP JP17744382A patent/JPS5966412A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5225479A (en) * | 1991-10-17 | 1993-07-06 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Polymers derived from a conjugated diolefin, a vinyl-substituted aromatic compound, and olefinically unsaturated nitrile |
US5310815A (en) * | 1991-10-17 | 1994-05-10 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Polymers derived from a conjugated diolefin, a vinyl-substituted aromatic compound, and olefinically unsaturated nitrile |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6261601B2 (ja) | 1987-12-22 |
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