JPS59654B2 - パワ−シヨベル車 - Google Patents
パワ−シヨベル車Info
- Publication number
- JPS59654B2 JPS59654B2 JP231776A JP231776A JPS59654B2 JP S59654 B2 JPS59654 B2 JP S59654B2 JP 231776 A JP231776 A JP 231776A JP 231776 A JP231776 A JP 231776A JP S59654 B2 JPS59654 B2 JP S59654B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- arm
- cylinder
- axis
- excavation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、上下駆動揺動自在なブームにその揺動軸芯に
ほぼ平行な軸芯周りで1駆動揺動自在にアームを付設す
ると共に、前記アームの先端に、前記揺動軸芯にほぼ平
行な軸芯周りで駆動揺動自在にパケットを付設したパワ
ーショベル車に関する。
ほぼ平行な軸芯周りで1駆動揺動自在にアームを付設す
ると共に、前記アームの先端に、前記揺動軸芯にほぼ平
行な軸芯周りで駆動揺動自在にパケットを付設したパワ
ーショベル車に関する。
かかるパワーショベル車として、例えばバックホウにつ
いて、その作業形態を考察するに、パケットによる掘削
面を平滑にする仕上げ掘削作業がある。
いて、その作業形態を考察するに、パケットによる掘削
面を平滑にする仕上げ掘削作業がある。
この掘削作業は、走行機台に対して上下に揺動駆動する
ブームと、このブームに対して上下に揺動駆動するアー
ムとの両者の揺動駆動を合成して、バケツl[剛線を平
行移動させる作業によっているものであるが、この作業
は熟練者といえども難しく、かつ掘削面の平滑さにも欠
ける。
ブームと、このブームに対して上下に揺動駆動するアー
ムとの両者の揺動駆動を合成して、バケツl[剛線を平
行移動させる作業によっているものであるが、この作業
は熟練者といえども難しく、かつ掘削面の平滑さにも欠
ける。
フェイスショベルなど他のショベル車にしても然りであ
る。
る。
そこで、上述の欠点を解消するものとして、実開昭49
−93606号公報、特公昭46−21425号公報に
記載の技術が示されている。
−93606号公報、特公昭46−21425号公報に
記載の技術が示されている。
ところが、これらの構造のものは、アームを伸縮させる
ことによって、パケットを対地姿勢一定の状態で走行機
台に対して遠近方向に直線移動させて、掘削面を平滑に
する構造のものである為、傾斜面を平滑にする時には、
アームを傾斜面に沿わせて、アームを駆動伸縮させるこ
とによって、平滑にすることができるが、平らな地面を
平滑にする場合には、アームを平らな地面に沿わせて行
なわなければならず、ところが、この種作業車において
はアームを平らな地面に沿わせることはほとんど不可能
に近く、従って、平らな地面を平滑にする場合には、ド
ーザ−装置を用いて行なっていた。
ことによって、パケットを対地姿勢一定の状態で走行機
台に対して遠近方向に直線移動させて、掘削面を平滑に
する構造のものである為、傾斜面を平滑にする時には、
アームを傾斜面に沿わせて、アームを駆動伸縮させるこ
とによって、平滑にすることができるが、平らな地面を
平滑にする場合には、アームを平らな地面に沿わせて行
なわなければならず、ところが、この種作業車において
はアームを平らな地面に沿わせることはほとんど不可能
に近く、従って、平らな地面を平滑にする場合には、ド
ーザ−装置を用いて行なっていた。
本発明は、傾斜面でも平らな地面でも掘削面を容易に平
滑にすることができるパワーショベル車をブーム強度を
低下させることなく得ることを目的とする。
滑にすることができるパワーショベル車をブーム強度を
低下させることなく得ることを目的とする。
本発明のパワーショベル車の特徴とする構成は、ブーム
を、内筒と外筒とを嵌合させた伸縮自在なブームに構成
すると共に、前記内筒と外筒とを相対的に遠近移動させ
るブーム伸縮シリンダを設け、前記アーム揺動用のシリ
ンダを、前記ブーム基端側の外筒と前記アームの基端側
とにわたって設け、さらに、前記ブーム伸縮シリンダと
前記アーム揺動用のシリンダとを互に同方向に等速でか
つ等距離伸縮させるための制御装置を設けである点にあ
り、斯かる構成から次の作用効果を奏する。
を、内筒と外筒とを嵌合させた伸縮自在なブームに構成
すると共に、前記内筒と外筒とを相対的に遠近移動させ
るブーム伸縮シリンダを設け、前記アーム揺動用のシリ
ンダを、前記ブーム基端側の外筒と前記アームの基端側
とにわたって設け、さらに、前記ブーム伸縮シリンダと
前記アーム揺動用のシリンダとを互に同方向に等速でか
つ等距離伸縮させるための制御装置を設けである点にあ
り、斯かる構成から次の作用効果を奏する。
すなわち、ブームを伸縮させて、パケットを対地姿勢一
定の状態で走行機台に対して遠近方向に直線移動可能に
構成するものであるから、平らな地面を平滑にする場合
には、アームを鉛直姿勢にさせ、その状態でブームを機
体前後方向に伸縮させることによって行なうことができ
、 また、法面掘削などの傾斜掘削にあっては、その傾斜掘
削面にブーム伸縮方向に沿わせれば、少なくともブーム
伸縮範囲において平滑性の高い傾斜掘削を容易にできる
。
定の状態で走行機台に対して遠近方向に直線移動可能に
構成するものであるから、平らな地面を平滑にする場合
には、アームを鉛直姿勢にさせ、その状態でブームを機
体前後方向に伸縮させることによって行なうことができ
、 また、法面掘削などの傾斜掘削にあっては、その傾斜掘
削面にブーム伸縮方向に沿わせれば、少なくともブーム
伸縮範囲において平滑性の高い傾斜掘削を容易にできる
。
そして、アーム揺動用のシリンダを、ブーム基端側の外
筒とアームの基端側とにわたって設けたから、例えば、
前記アーム揺動用のシリンダを、ブーム先端側の内筒と
アームの基端側とにわたって設けておく場合に比して、
ブーム基端側の外筒に、ブームに対するアームシリンダ
取付用のブラケットを移動させる為のスリットを形成す
る必要がないのでブームの強度を低下させることがなく
、強固な掘削が可能となる。
筒とアームの基端側とにわたって設けたから、例えば、
前記アーム揺動用のシリンダを、ブーム先端側の内筒と
アームの基端側とにわたって設けておく場合に比して、
ブーム基端側の外筒に、ブームに対するアームシリンダ
取付用のブラケットを移動させる為のスリットを形成す
る必要がないのでブームの強度を低下させることがなく
、強固な掘削が可能となる。
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
図面はパワーショベル車の一例のバックホウを示し、ク
ローラ走行装置1を装備した走行機台2に縦軸芯まわり
で全旋回可能に旋回台3を取付け、この旋回台3上に操
縦室4と掘削装置5とを搭載して構成されている。
ローラ走行装置1を装備した走行機台2に縦軸芯まわり
で全旋回可能に旋回台3を取付け、この旋回台3上に操
縦室4と掘削装置5とを搭載して構成されている。
前記掘削装置5は、前記旋回台3に対して水平横軸2周
りで上下揺動可能なブーム6と、このブーム6に対して
前記横軸Pに平行する横軸P′周りで上下揺動可能なア
ーム7及びこのアーム7の先端に、前記横軸Pに平行な
横軸P2周りで上下揺動可能なパケット9を装着して構
成され掘削装置5全体の旋回台3に対する揺動をブーム
シリンダ10により強制駆動し、ブーム6に対するアー
ム7の揺動をアームシリンダ11により強制駆動し、そ
してアーム7に対するパケット9の揺動をパケットシリ
ンダ12により強制駆動すべくなして構成されている。
りで上下揺動可能なブーム6と、このブーム6に対して
前記横軸Pに平行する横軸P′周りで上下揺動可能なア
ーム7及びこのアーム7の先端に、前記横軸Pに平行な
横軸P2周りで上下揺動可能なパケット9を装着して構
成され掘削装置5全体の旋回台3に対する揺動をブーム
シリンダ10により強制駆動し、ブーム6に対するアー
ム7の揺動をアームシリンダ11により強制駆動し、そ
してアーム7に対するパケット9の揺動をパケットシリ
ンダ12により強制駆動すべくなして構成されている。
前記ブーム6は、アーム1とブームシリンダ10との装
着部間において、ブーム伸縮シリンダ13によってその
軸芯方向で伸縮7駆動される内筒6aと外筒6bから構
成され、前記アームシリンダ11は、前記ブーム基端側
の外筒6bと前記アーム7の基端側とにわたって設けら
れ、且つ、その伸縮方向をブーム伸縮シリンダ13の伸
縮方向に平行して設けられている。
着部間において、ブーム伸縮シリンダ13によってその
軸芯方向で伸縮7駆動される内筒6aと外筒6bから構
成され、前記アームシリンダ11は、前記ブーム基端側
の外筒6bと前記アーム7の基端側とにわたって設けら
れ、且つ、その伸縮方向をブーム伸縮シリンダ13の伸
縮方向に平行して設けられている。
そして両シリンダ11.13は、圧油供給量制御弁など
による制御装置(図外)により、互に同方向に等速で、
かつ等距離伸縮し得るべく構成されている。
による制御装置(図外)により、互に同方向に等速で、
かつ等距離伸縮し得るべく構成されている。
この構成によれば、前記ブーム伸縮シリンダ13を用い
ずに、ブーム6、アーム7およびパケット9を7駆動揺
動させれば、通常実施のパケット掘削作業を行なうこと
ができ、そして、所望する掘削面近くにまでラフに掘削
した後に、パケット9をシリンダ11,12によってそ
の対地姿勢を一定にして、そのパケット掘削縁を所期の
掘削面に位置させ、かつブーム6の伸縮方向を掘削面に
沿わせて、この状態でブーム6を伸縮操作しさえすれば
、パケット9を対地姿勢一定の状態で平行移動させるこ
とができるもので、平滑性の高い所期通りの掘削面を現
出することのできる掘削作業が、操作簡単にして楽にで
きる。
ずに、ブーム6、アーム7およびパケット9を7駆動揺
動させれば、通常実施のパケット掘削作業を行なうこと
ができ、そして、所望する掘削面近くにまでラフに掘削
した後に、パケット9をシリンダ11,12によってそ
の対地姿勢を一定にして、そのパケット掘削縁を所期の
掘削面に位置させ、かつブーム6の伸縮方向を掘削面に
沿わせて、この状態でブーム6を伸縮操作しさえすれば
、パケット9を対地姿勢一定の状態で平行移動させるこ
とができるもので、平滑性の高い所期通りの掘削面を現
出することのできる掘削作業が、操作簡単にして楽にで
きる。
図面は本発明に係るパワーショベル車の実施例を示す全
体側面図である。 6・・・・・・ブーム、6a・・・・・・内筒、6b・
・・・・・外筒、7・・・・・・アーム、9・・・・・
・パケット、10・・・・・・ブームシリンダ、11・
・・・・・アームシリンダ、13・・・・・・ブーム伸
縮シリンダ。
体側面図である。 6・・・・・・ブーム、6a・・・・・・内筒、6b・
・・・・・外筒、7・・・・・・アーム、9・・・・・
・パケット、10・・・・・・ブームシリンダ、11・
・・・・・アームシリンダ、13・・・・・・ブーム伸
縮シリンダ。
Claims (1)
- 1 上下、駆動揺動自在なブーム6に、そのブーム6の
揺動軸芯にほぼ平行な軸芯周りで駆動揺動自在にアーム
7を付設すると共に、前記アーム7の先端に、前記揺動
軸芯にほぼ平行な軸芯周りで駆動揺動自在にパケット9
を付設したパワーショベル車において、前記ブーム6を
、内筒6aと外筒6bとを嵌合させた伸縮自在なブーム
に構成すると共に、前記内筒6aと外筒6bとを相対的
に遠近移動させるブーム伸縮シリンダ13を設け、前記
アーム7揺動用のシリンダ11を、前記ブーム基端側の
外筒6bと前記アーム7の基端側とにわたって設け、さ
らに、前記ブーム伸縮シリンダ13と前記アーム揺動用
のシリンダ11とを互に同方向に等速でかつ等距離伸縮
させるための制御装置を設けである事を特徴とするパワ
ーショベル車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP231776A JPS59654B2 (ja) | 1976-01-09 | 1976-01-09 | パワ−シヨベル車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP231776A JPS59654B2 (ja) | 1976-01-09 | 1976-01-09 | パワ−シヨベル車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5286203A JPS5286203A (en) | 1977-07-18 |
JPS59654B2 true JPS59654B2 (ja) | 1984-01-07 |
Family
ID=11525943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP231776A Expired JPS59654B2 (ja) | 1976-01-09 | 1976-01-09 | パワ−シヨベル車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59654B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6294148U (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-16 |
-
1976
- 1976-01-09 JP JP231776A patent/JPS59654B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5286203A (en) | 1977-07-18 |
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