JPS596442Y2 - プロセスガスクロマトグラフ - Google Patents

プロセスガスクロマトグラフ

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Publication number
JPS596442Y2
JPS596442Y2 JP7643779U JP7643779U JPS596442Y2 JP S596442 Y2 JPS596442 Y2 JP S596442Y2 JP 7643779 U JP7643779 U JP 7643779U JP 7643779 U JP7643779 U JP 7643779U JP S596442 Y2 JPS596442 Y2 JP S596442Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
gain amplifier
output
variable gain
digital
Prior art date
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Expired
Application number
JP7643779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55175863U (ja
Inventor
邦治 鬼村
吉士 深井
Original Assignee
横河電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 横河電機株式会社 filed Critical 横河電機株式会社
Priority to JP7643779U priority Critical patent/JPS596442Y2/ja
Publication of JPS55175863U publication Critical patent/JPS55175863U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS596442Y2 publication Critical patent/JPS596442Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプロセスガスクロマトグラフ(以下PGCと称
する)に関する。
周知のように、PGCにおいて、アナライザで得られた
戒分濃度信号はそのままでは記録又は外部へ伝送するこ
とはできない。
上記信号を処理しやすい形に変換するために、プロセサ
が用意されている。
プロセサは使用する検出器によって構戒は異なるが、そ
の主な機能として、 (1)アナライザ出力を増幅し、各或分について、その
測定範囲に出力電圧をそろえる。
(2)アナライザ出力のゼロ補正する。
を挙げることができる。
そして、公知のPGCにあっては、アナライザの出力に
含まれる信号或分のみを増幅して上記処理回路へ与えた
めに、アナライザ出力のベース分をコンデンサおよび演
算増幅器で構或する保持回路に保持すると共に、その保
持電圧をプロセサの入力側に帰還して差し引く構或をと
っていた。
このような構威にあっては、コンデンサの漏れ電流や演
算増幅器のバイアス電流の影響等があって、長時間の安
定性は得られなかった。
また、濃度威分信号が微小(全戊分てはないがμ■オー
ダのものもある)であることを考慮して、初段増幅器は
オフセット電圧やドリフトが小さく、かつ安定性のある
ものを選ぶ必要があり、それだけ高価で、しかも構戊が
複雑なものとなっていた。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、安価で、しかも高精度の信号処理手段を有する
PGCを提供するにある。
以下、本考案について、図を参照して説明する。
第1図は、本考案の一実施例によるPGCの構戊説明図
で、さらに詳しくはPGCのプロセサの信号処理部の構
威説明図である。
プロセサは端子12にアナライザ(図示せず)からの出
力を受けて、その信号を可変ゲインアンプ3で調整し、
端子13から記録計等(図示せず)へ川力する構或とな
っている。
可変ゲインアンプ3への入力として、マルチプレクサ8
(接点S1〜S6)で選択される信号と可変電圧源6の
出力信号とが差動的に加算される加算器2の出力が与え
られる。
マルチプレクサ8は接点S1〜S6を有し、アナライザ
信号および定電圧11の分圧回路10の出力がらなる信
号群を選択する構或をなしている。
また、可変電圧源6はデジタル設定でアナログ出力を得
る構或、すなわちデジタルアナログ変換器で構威されて
いる。
可変ゲインアンフ゜3の出力はマルチプレクサ9(接点
S1およびS2)によって直接又は極性反転器4を介し
て、端子13へ与えられると共に、コンパレータ5の一
方の入力となっている。
コンパレータ5は可変ゲインアンプ3およびデジタルア
ナログ変換器7からの信号を入力とし、これら二つの信
号の比較をなして、その比較信号をマイクロプロセサ1
に与える構戊となっている。
そして、上記各構或要素、すなわち、マルチプレクサ8
,9、可変電圧源6、可変ゲインアンプ3およびテ゛ジ
タルアナログ変換器7はすべてマイクロプロセサ1によ
って制御されるようになっている。
このような構或にあって、端子12に印加される信号は
第2図イの波形を、また、端子13には第2図口の波形
信号を得る。
可変ゲインアンプ3は、1倍、2倍、4倍、・・・・・
・512倍、1024倍とマイクロプロセサ1によって
切換えられる。
増幅された信号はマイクロプロセッサ1によって制御さ
れるデジタルアナログ変換器7の出力とコンパレータ5
で比較され、この結果がマイクロプロセサ1で検出され
、コンパレータ5の二つの入力が一致するまで、マイク
ロプロセサ1はテ゛ジタルアナログ変換器7の出力を増
加又は減少させる(逐次比較をする)。
上記二つの入力が一致したときのデジタルアナログ変換
器7へのデジタル入力信号が可変ゲインアンプ3の出力
に対応するので、このデジタル値を積分することによっ
て或分濃度、例えば第2図口の波形a(斜線部分)の面
積を知ることができる。
このように、マイクロプロセッサ1によって、アナライ
ザからの信号を適度に増幅したり、反転している信号、
例えば波形Cのような信号をマルチプレクサ9を作動し
て反転して第2図口のようなクロマトグラフに対応する
信号を得ることができる。
ところで、可変ゲインアンプ3のゲインを上げるとアン
プのオフセットも同時に増幅されて、信号威分との区別
が困難となる。
上記オフセットは、可変ゲインアンプ3のゲインドリフ
ト(主として温度変化による)やアナライザおよびプロ
セサの回路のゼロドリフトが主因で経時的に変化する性
質のものである。
したがって、上記信号処理動作を精度よくやるには、一
定周期で上記オフセットを補正する操作を必要とする。
以下、その点について説明する。まず、可変ゲインアン
プ3のゲインA1に、またマルチプレクサ8の接点をS
6、すなわち分圧回路10の出力がゼロとなるように設
定する。
このときの可変ゲインアンプ3の出力をデジタル変換し
、その値をADIoとする。
次に、マルチプレクサ8の接点をS,に設定する。
この接点SIは、分在回路10の出力Vs+が加算器2
を介して可変ゲインアンプ3に与えられ、そのゲインA
,によって得られる出力が、後段で扱う信号値の最大値
近傍となるように選ばれている。
このとき、デジタル変換した値をAD1sとする。
上記動作をなして可変ゲインアンプ3の真のゲインAI
Rを次式で求めることができる。
ゲインAIRを一定周期毎に求めることは、可変ゲイン
アンプ3のゲインドリフトの補正をすることになる。
次に、デジタルアナログ変換器7の出力をゼロにし、マ
ルチプレクサ8の接点をSlに設定する。
さらに、可変ゲインアンプ3のゲインを最大にし(精度
を上げるための操作)、アナライザからゼロ信号(クロ
マトグラムでピークのない信号)を与えて、可変ゲイン
アンフ゜3の出力がゼロとなるように可変電圧源6の出
力を調整する。
この操作でアナライザからの入力信号のオートゼロが実
行されると同時に、回路内のゼロドリフト補正もなすこ
とができる。
この操作も、一定周期でなされる。以上詳しく説明した
ように、本考案のPGCによれば、補正動作はマイクロ
プロセサがらの制御信号で可変電圧源およびデジタルア
ナログ変換器のデジタル量を、一定周期でなす構或とな
っているので、可変ゲインアンプの安定度はそれほど必
要とせず、しかも基準量となるデジタル量の経時的変動
はない。
したがって、安価で精度のよう信号処理手段を有するP
GCを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例によるプロセスガスクロマ
トグラフの信号処理部の構或説明図、第2図イは、アナ
ライダの出力信号、口はプロセサの出力信号の説明図で
ある。 1・・・・・・マイクロプロセサ、2・・・・・・加算
器、3・・・・・・可変ゲインアンプ、4・・・・・・
極性反転器、5・・・・・・コンパレータ、6・・・・
・・可変電圧源、7・・・・・・デジタルアナログ変換
器、8および9・・・・・・マルチプレクサ、10・・
・・・・分圧回路、11・・・・・・定電圧、12およ
び13・・・・・・端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アナライザから或分濃度に対応した信号を、可変ゲイン
    アンプを有するプロセサに受けて、信号処理をなして、
    記録計、計算機等へ信号を送出するプロセスガスクロマ
    トグラフにおいて、 前記アナライザからの信号と複数の分圧端子から得る定
    電圧の分圧信号とを切換えるマルチプレクサと、テ゛ジ
    タル設定でアナログ出力をなす可変電圧源と、該可変電
    圧源の出力信号と前記マルチプレクサを介して得る信号
    とを差動的に加算する加算器と、該加算器の出力信号を
    増幅する可変ゲインアンプと、テ゛ジタルアナログ変換
    器と、該変換器および前記可変ゲインアンプの出力信号
    を入力とし、該二つの信号の比較をして比較信号を出力
    するコンパレー夕と、・該比較信号を入力となすと共に
    、前記マルチプレクサ、可変電圧源、可変ゲインアンプ
    およびデジタルアナログ変換器の動作を制御するマイク
    ロプロセサを具備し、該マイクロプロセサからの制御信
    号によって、オートゼロ操作および可変ゲインアンプの
    ゲインドリフト補正操作をなすことを特徴とするプロセ
    スガスクロマトグラフ。
JP7643779U 1979-06-04 1979-06-04 プロセスガスクロマトグラフ Expired JPS596442Y2 (ja)

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JP7643779U JPS596442Y2 (ja) 1979-06-04 1979-06-04 プロセスガスクロマトグラフ

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Publication Number Publication Date
JPS55175863U JPS55175863U (ja) 1980-12-17
JPS596442Y2 true JPS596442Y2 (ja) 1984-02-28

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