JPS596302B2 - 非対称ビスカルバメ−ト化合物 - Google Patents

非対称ビスカルバメ−ト化合物

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JPS596302B2
JPS596302B2 JP51143048A JP14304876A JPS596302B2 JP S596302 B2 JPS596302 B2 JP S596302B2 JP 51143048 A JP51143048 A JP 51143048A JP 14304876 A JP14304876 A JP 14304876A JP S596302 B2 JPS596302 B2 JP S596302B2
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methylcarbamoyloxy
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D339/00Heterocyclic compounds containing rings having two sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D339/08Six-membered rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N47/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid
    • A01N47/08Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having one or more single bonds to nitrogen atoms
    • A01N47/10Carbamic acid derivatives, i.e. containing the group —O—CO—N<; Thio analogues thereof
    • A01N47/24Carbamic acid derivatives, i.e. containing the group —O—CO—N<; Thio analogues thereof containing the groups, or; Thio analogues thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D327/00Heterocyclic compounds containing rings having oxygen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D327/02Heterocyclic compounds containing rings having oxygen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms one oxygen atom and one sulfur atom
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、害虫やだに類を駆除するための方法及び組成
物に関する。
他の点からみれば、本発明は、それ自体新規である非対
称N一置換ビスカルバモイルスルフイド化合物及びそれ
らの製造に関する。本発明のペスチサイド←農薬)組成
物における活性成分として使用される化合物は、次の一
般式〔ここでR及びwはそれぞれ個々に1〜4個の炭素
原子を有するアルキル基であり、R1は であり、 R2は12以下の炭素原子のアルキル基、ベンジル基又
は−0CH3若しくは(0CH2CH2)NOCH3(
ここでnは1又は2である)で置換されたエチル基であ
り、R3はメチル基であり、 R4はメチルチオ基又は2−シアノエチル基である〕の
非対称ビスカルバモイルスルフイド化合物である。
本発明の好ましい化合物は、R及びR′がメチルである
ものである。
本発明の活性化合物は、害虫やアラキニダ類の虫に対し
て類似の活性を有する他の既知の殺害虫性化合物と比較
して、相当に軽減された咄乳動物に対する毒性や植物に
対する植物毒性をも併有した非常に高度のペスチサイド
活性を示す。本発明の非対称ビスカルバモイルスルフイ
ドは、下記の一般反応式で示される方法により具合よく
製造することができる。
(RlR.Rl及びR2は先に定義した通りである。
)この反応によね汽1当量のオキシ又はヒドロキシル反
応体(RlOH)が少なくとも1当量の酸受容体の存在
下に、好ましくは不活性溶媒中でカルバメートーカルバ
モイルフルオリド出発反応体と反応して所望の非対称ビ
スカルバメート化合物を生成する。カルバメートーカル
バモイルフルオリド出発反応体は、下記の一般反応式に
より例この方法は、RとR′l)〆異なる本発明の化合
物を製造しようとするときに使用し得る。この方法にお
いては、ヒドロキシル又はオキシム化合物がイソシアン
酸アルキルと反応して対応するR2−オキシカルボニル
アミノアルキル化合物を生成し、これは次いで少なくと
も2当量の酸受容体の存在下に、好ましくは不活性溶媒
中で示される方法により製造することができる。この方
法は、RとR′が同一である本発明の化合物の製造に特
に有用である。この方法においては、ふつ化水素がイソ
シアン酸アルキル化合物と反応してアルキルアミノカル
ボニルフルオリド化合物を生成し、これは次いで少なく
とも2当量の酸受容体の存在下に好ましくは不活性溶媒
中で二塩化いおうと反応してビス(N−アルキル−N−
フルオルカルボニルアミノ)スルフイドを生じる。次い
でこのビススルフイド化合物は、少なくとも1当量の酸
受容体の存在下に、好ましくは不活性溶媒中でヒドロキ
シル又はオキシム化合物(R2OH)と反応して所望の
カルバメートーカルバモイルフルオリド化合物を生成す
る。前記の方法1で使用されるカルバメートーカルバモ
イルフルオリド出発物質を製造する別の方法は、次の一
般反応式によつて例示される。
化合物の製造は、特開昭52−68126号に十分に記
載されている。前記の反応に使用される酸受容体は、ト
リエチルアミン又は水酸化ナトリウム若しくはカリウム
のような有機又は無機塩基とすることができる。
また、クラウンエーテルのような相転移剤も使用し得る
。任意の周知の不活性溶媒、例えばベンゼン、トルエン
、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチルエーテル、
塩化メチレンなどをこれらの反応の実施に使用すること
ができる。また、これらの反応は、二相系で、例えば第
一の相としての無機塩基の水溶液と、第二の相としての
、相転移剤である第四アンモニウム塩を含有する芳香族
溶媒との二相系で行なうことができる。
反応温度はこれらの方法ではそれほど重要ではない。反
応は室温で実質的に進行して完了する。反応時間を短縮
したいと望むならば高められた温度を使用し得る。これ
らの反応は、好ましくは10〜50℃の間の温度で行な
われる。前記の方法で使用されるヒドロキシル及びオキ
シム反応体(R,OH及びR2OH)は、知られた種類
の化合物であつて、これは周知の方法により製造するこ
とができる。
例えば、米国特許第3752841号、同372690
8号、同3843669号、ペルキー特許813206
号及び同815513号を参照されたい。下記の化合物
が本発明の新規な化合物の代表である。
S−メチル−N−〔N′一(N″−メチルーマ一(メト
キシカルボニル)アミノスルフエニル)−N′−メチル
カルバモイルオキシ)チオアセトイミデートS−メチル
−N−〔V−(マーメチルーマ一(エトキシカルボニル
)アミノスルフエニル)一N′−メチルカルバモイルオ
キシ〕チオアセトイミデートS−メチル−N−〔N′−
(マーメチル一N!(ブトキシカルボニル)アミノスル
フエニル一N′−メチルカルバモイルオキシ〕チオアセ
トイミデートS−メチル−N−〔N′−(マーメチルー
マ一(t−ブトキシカルボニル)アミノスルフエニル)
−〜−メチルカルバモイルオキシ〕チオアセトイミデー
トS−メチル−N−〔N7−(N′−メチル−〜一(2
−エチルヘキシルオキシカルボニル)アミノスルフエニ
ル)−N′−メチルカルバモイルオキシ〕チオアセトイ
ミデートS−メチル−N−〔マーメチルーマ一(n−ド
デシルオキシカルボニル)アミノスルフエニル)−N′
−メチルカルバモイルオキシ〕チオアセトイミデートS
−メチル−N−〔N′−(N′−メチルーマ一(ベンジ
ルオキシカルボニルアミノスルフエニル)−N′−メチ
ルカルバモイルオキシ〕チオアセトイミデートS−メチ
ル−N−〔N′−(N′−メチルーマ一(2−メトキシ
エトキシカルボニル)アミノスルフエニル)−N′−メ
チルカルバモイルオキシ〕チオアセトイミデートS−メ
チル−N−〔N−(Nしメチル−N″−(2−(2−メ
トキシエトキシ)エトキシカルボニル)アミノスルフエ
ニル)−マーメチルカバモイルオキシ〕チオアセトイミ
デートS−メチル−N−〔N′−(マーメチル一NL(
2−(2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ)エトキ
シカルボニル)アミノスルフエニル)−N′−メチルカ
ルバモイルオキシ〕チオアセトイミデートS−2−シア
ノエチルチオ−N−〔N′−(マーメチルーマ一(エト
キシカルボニル)アミノスルフエニル)−N′−メチル
カルバモイルオキシ〕チオアセトイミデートS−2−シ
アノエチルチオ−N−〔〜一(y−メチルーマ一(n−
ドデシルオキシカルボニル)アミノスルフエニル)−N
′−メチルカルバモイルオキシ〕チオアセトイミデート
下記の実施例は、本発明の新規な化合物を製造し得る態
様をさらに例示するために示すものである。
例1 s−メチル−N−{N′−〔N仁メチル−NL(エトキ
シカルボニル)アミノスルフエニル〕−N′−メチルカ
ルバモイルオキシ}チオアセトイミデートの製造粉末状
水酸化カリウム(4.71V、0.07モル)、1−メ
チルチオアセトアルドキシム(7.49f10.07モ
ル)及び0.11のジシクロヘキシル−18−クラウン
−6を200m1のベンゼンに加えた混合物を室温で0
.75時間かきまぜた。
この混合物に15V(0.07モル)のN−(N!−エ
トキシカルボニル、Nしメチルアミノスルフエニル)一
N−メチルカルバモイルフルオリドの溶液を25〜30
℃で加えた。さらに2.5時間かきまぜた後、この混合
物を洗浄液が中性となるまで水洗した。ベンゼン溶液を
無水硫酸マグネシウムで脱水し、ろ過し、濃縮して15
yの残留物を得る。その残留物をヘキサンで抽出する。
黄色固体のSーメチル−N−〔N′−(N′−メチルー
マ一(エトキシカルボニル)アミノスルフエニル)一〜
−メチルカルバモイルオキシ〕チオアセトイミデート(
7.0y)をジイソプロピルエーテルから再結晶して6
.67の生成物を得た。Mp=64〜65℃。分析:C
,Hl7N3D4S2について計算:C36.6O,.
H5.8ONl4.23実測:C36.63、H5.6
2Nl4.24例s−メチル−N−〔N!−(マーメチ
ル一Nし(ブトキシカルボニル)アミノスルフエニル)
N′−メチルカルバモイルオキシ〕チオアセトイミデー
トの製造11.9t(0.05モル)のN−(N′−ブ
トキシカルボニル一N′−メチルアミノスルフエニル)
N−メチルカルバモイルフルオリド、5.257(0.
05モル)の1−メチルチオアセトアルドキシム及び5
.577(0.055モル)のトクエチルアミンを20
0m1の1・4−ジオキサンに溶解してなる溶液を周囲
温度で72時間かきまぜた。
次いでこの混合物を8007n1の水に注入し、150
m1づつの酢酸エチルで4回抽出した。一緒にした酢酸
エチル抽出物を重炭酸ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、
次いで中性となるまで水洗し、無水硫酸マグネシウムで
脱水し、r過し、濃縮して14.6f7の残留物(90
%)を生じた。その少量をシリカゲル充填カラムでクロ
マトグラフイ一した。ジイソプロピルエーテルから再結
晶した後、白色結晶固体S−メチル−N−〔N′−(N
′−メチル−N5−(ブトキシカルボニル)アミノスル
フエニル)−N′−メチルカルバモイルオキシ〕チオア
セトイミデートを得た。Mp5l.5〜52.5℃。分
析:CllH2lN3O4S2について計算:C4O.
85、H6.55、Nl2.99実測:C4O.75、
H6.6l.Nl3.Ol例S−メチル−N−〔N′−
(NI−メチル−Nし(t−ブトキシカルボニル)アミ
ノスルフエニル)−Nしメチルカルバモイルオキシ〕チ
オアセトイミデートの製造11.9f(0.05モル)
のN−(N′−t−ブトキシカルボニル一N′−メチル
アミノスルフエニル)N−メチルカルバモイルフルオリ
ド、5.25f710.05モル)の1−メチルチオア
セトアルドキシム及び6.07f(0.6モル)のトリ
エチルアミンを200m1の1・4−ジオキサンに溶解
してなる溶液を周囲温度で48時間かきまぜた。
次いでその混合物を8007n1の水に注入し、150
m1づつの酢酸エチルで4回抽出した。一緒にした抽出
物を100m1の重炭酸ナトリウム飽和水溶液で洗浄し
、次いで中性となるまで水洗し、無水硫酸マグネシウム
で脱水し、▲過し、濃縮して13.967(86%)の
白色固体を生じた。ジイソプロピルエーテルから再結晶
すると白色結晶のS−メチル−N−〔X−(マ電メチル
ーマ一(t−ブトキシカルボニル)アミノスルフエニル
)−NI−メチルカルバモイルオキシ〕チオアセトイミ
デートを与えた。Mp=96.5〜98.0℃分析:C
llH2lN3O4S2について計算:C4O.85、
H6.55、Nl2.99実測:C4O.92、H6.
45、Nl3.OO例S−メチル−N−〔N′一(N5
−メチルーマ一(2−エチルヘキシルオキシカルボニル
)アミノスルフエニル)−N′−メチルカルバモイルオ
キシ〕チオアセトイミデートの製造14.7y(0.0
5モル)のN−(N′−2−エチルヘキシルオキシカル
ボニル−N仁メチルアミノスルフエニル)−N−メチル
カルバモイルフルオリド、5.257(0.05モル)
の1−メチルチオアセトアルドキシム及び6.07f7
(0.06モル)のトリエチルアミンを200dの1・
4−ジオキサンに溶解してなる溶液を周囲温度で48時
間かきまぜた。
次いでその混合物を800m1の水に注入し、150W
11づつの酢酸エチルで4回抽出した。一緒にした酢酸
エチル抽出物を100m1の5%水酸化ナトリウムで洗
浄し、次いで中性となるまで水洗し、無水硫酸マグネシ
ウムで脱水し、▲過し、濃縮して16.347(86%
)のS−メチル−N−〔N′−(N′−メチルーマ一(
2−エチルヘキシルオキシカルボニル)アミノスルフエ
ニル)−N′−メチルカルバモイルオキシ〕チオアセト
イミデートを黄色油状物として得た。その少量をシリカ
ゲル充填カラムに2回通してさらに精製して淡黄色油状
物を生成物として得た。分析:C,5H2,N3O4S
2について計算:C47.47、H7、70、Nll.
O7実測:C47.76、H7.78、NlO.99例
VS−メチル−N−〔N′−(N牡メチル−N牡(n−
ドデシルオキシカルボニル)アミノスルフエニル)−N
′−メチルカルバモイルオキシ〕チオアセトイミデート
の製造17,57(0.05モル)のN−(NLn−ド
デシルオキシカルボニル−N′−メチルアミノスルフエ
ニル)−N−メチルカルバモイルフルオリド、5.25
7(0.05モル)の1−メチルチオアセトアルドキシ
ム及び6.07f(0.06モル)のトリエチルアミン
を200m1の1・4−ジオキサンに溶解してなる溶液
を周囲温度で72時間かきまぜた。
次いでその混合物を800meの水に注入し、150m
I1づつの酢酸エチルで4回抽出した。一緒にした酢酸
エチル抽出物を100m1の5%水酸化ナトリウムで洗
浄し、次いで中性となるまで水洗し、無水硫酸マグネシ
ウムで脱水し、▲過し、濃縮して19.03f7(87
%)淡褐色固体を得た。ジイソプロピルエーテルから再
結晶すると白色結晶固体のS−メチル−N−〔N′−(
マーメチルーマ一(n−ドデシルオキシカルボニル)ア
ミノスルフエニル)−N′−メチルカルバモイルオキシ
〕チオアセトイミデートを生じた。Mp=64〜66℃
。分析:Cl,H3,N3O4S2について計算:C5
2.38、H8.56、N9.65実測:C52.66
、H8.6O、N9.65例S−メチル−N−〔N′一
(N″−メチル−N″−(2−メトキシエトキシカルボ
ニル)アミノスルフエニル)−N′−メチルカルバモイ
ルオキシ〕チオアセトイミデートの製造14.4r(0
.06モル)のN−(N′−2−メトキシエトキシカル
ボニル−N′−メチルアミノスルフエニル)−N−メチ
ルカルバモイルフルオリド、6.3y(0.06モル)
の1−メチルチオアセトアルドキシム及び7.3y(0
.072モノ(ハ)のトリエチルアミンを200W11
の1・4−ジオキサンに溶解してなる溶液を周囲温度で
5日間かきまぜた。
次いでこの混合物を800m1の水に注入し、150m
1づつの酢酸エチルで4回抽出した。一緒にした酢酸エ
チル抽出物を100m1の5%水酸化ナトリウム溶液で
洗浄し、次いで中性となるまで水洗し、無水硫酸マグネ
シウムで脱水し、P過し、濃縮して16.027(82
%)の淡褐色固体を得た。ジイソプロピルエーテルから
再結晶すると2回の収量で10.5yの白色結晶固体を
生じた。Mp=86.0〜87.0℃。分析:ClOH
l9N3O5S2について計算:C36.9lH5.8
8Nl2.9l実測:C36.87H5.97Nl2,
89例S−メチル−N−〔N′−(N7−メチル−N′
−(ベンジルオキシカルボニル)アミノスルフエニル)
−N′−メチルカルバモイルオキシ〕チオアセトイミデ
ートの製造13.67(0.05モル)のN−(N′−
ベンジルオキシカルボニル−N′−メチルアミノスルフ
エニル)−N−メチルカルバモイルフルオリド、5.2
5V(0.05モル)の1−メチルチオアセトアルドキ
シム及び5.067(0.06モル)のトリエチルアミ
ンを200m1の1・4−ジオキサンに溶解してなる溶
液を周囲温度で72時間かきまぜた。
次いでこの混合物を800m1の水に注入し、150m
1づつの酢酸エチルで4回抽出した。一緒にした酢酸エ
チル抽出物を100dの5%水酸化ナトリウム溶液で洗
浄し、次いで中性となるまで水洗し、無水硫酸マグネシ
ウムで脱水し、▲過し、濃縮して16.117(90%
)の黄色油状物を与えた。粗生成物を300m1のジイ
ソプロピルエーテルに溶解し、活性炭処理により精製し
、▲過し、濃縮した。2回結晶化して7.94f7(4
4%)のS−メチル−N−〔N′−(マーメチルーマ一
(ベンジルオキシカルボニル)アミノスルフエニル)−
N′−メチルカルバモイルオキシ〕チオアセトイミデー
トを得た。
Mp=82〜83℃。分析:Cl4Hl,N3O4S2
について計算:C47.O4H5.36Nll.76実
測:C46.92H5.34Nll.75例S−2−シ
アノエチル−N−{〜−〔マーメチル一N●(エトキシ
カルボニル)アミノスルフエニル〕−N′−メチルカル
バモイルオキシ}チオアセトイミデートの製造5.77
y(0.04モル)の2−シアノエチルチオアセトアル
ドキシムと4.457(0.044モル)のトリエチル
アミンを200m1の1・4−ジオキサンに溶解してな
る溶液に、8.417(0.04モル)のN−(NLエ
トキシジカルボニル一N′−メチルアミノスルフエニル
)−N−メチルカルバモイルフルオリドを30m1の1
・4−ジオキサンに溶解してなる別の溶液を添加した。
添加中は温度を39〜43℃に保持した。この混合物を
4時間かきまぜ、次いで400m1の水に注入した。そ
の水性混合物を100m1の酢酸エチルで3回抽出した
。一緒にした酢酸エチル抽出物を100dの重炭酸ナト
リウム飽和水溶液で洗浄し、100m1づつの水で3回
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、▲過し、濃縮
して15rの粗生成物を与えた。ジイソプロピルエーテ
ルから再結晶すると9.03f7(68%)のS−2−
シアノエチルチオN−{N仁〔マーメチルーマ一(エト
キシカルボニル)アミノスルフエニル〕−N′−メチル
カルバモイルオキシ}チオアセトイミデートを与えた。
Mp=80〜82℃o分析:CllHl8N4O4S2
について計算:C39.5lH5.43Nl6.75実
測:C39.35H5.33Nl6.62数種の本発明
の新規な化合物について、アフイド、キャタピラ一、ビ
ートル及びはえを含むだに類及びある種の害虫のペスチ
サイド活性を決定するために評価した。
試験化合物の懸濁液は、乳化剤又は分散剤として0.1
1(試験化合物の重量の10%)のアルキルフエノキシ
ポリエトキシエタノール表面活性剤を溶解してある50
dのアセトンに17の化合物を溶解することによつて調
製した。
生じた溶液を150m1の水に混入して、化合物を微粒
状で含有するほぼ200m1の懸濁液とした。このよう
に調製した原料懸濁液は0.5重量%の化合物を含有し
た。以下に記載の試験で使用する重量Ppmで表わした
試験濃度は、この原料懸濁液を水で適当に希釈すること
によつて得た。試験方法は下記の通りであつた。ビーン
アフイド、葉の噴霧試験 鉢植えの小さいナスツルチユーム植物上で65〜701
1′及び50〜70%の相対温度で飼育したビーンアフ
イド(Beanaphid)(AphisfabaeS
cOp.)の成虫及び若虫(ニンフ)段階のものを試験
昆虫とした。
試験のために、過剰のアフイドを含む植物を切り取るこ
とによつて鉢当りのアフイドの数を100〜150匹に
標準化した。試験化合物は、500ppmの最終処方の
化合物を含む懸濁液を与えるように原料懸濁液を水で希
釈することによつて処方した。
100〜150匹のアフイドがたかつた鉢植えした植物
(試験化合物1種につき1個の鉢)を回転台に載せ、そ
して40psigの空気圧にセツトしたデビルビス式噴
霧ガンを使用して100〜110m1の試験化合物処方
物を噴霧した。
この施用は、25秒続けたが、流下するほどに植物を濡
らすのに十分であつた。対照例として、試験化合物を含
まない100〜110dの水−アセトン−乳化剤溶液を
アフイドのたかつた植物にも噴霧した。噴霧後、鉢の側
面に、計数を容易にするために予め線を引いてある1枚
の白質標準謄写版用紙を置いた。24時間の継続期間中
における試験室の温間及び湿度はそれぞれ65〜70′
F及び50〜70%であつた。
紙の上に落下し、そして直立した後も立ちつづけること
ができなかつたアフイドは死亡したものとみなした。植
物上に残つているアフイドはその動きをじつと観察し、
そして突いて刺激しても体長を動かすことができなかつ
たものは死亡したものとみなした。死亡率%は各濃度レ
ベルについて記録した。スーザンアーミイウオーム、葉
の噴霧試験テンダーグリーン(Tendergreen
)豆植物上で80±5′Fの温度及び50±5%の相対
湿度で飼育したスーザンアーミイウオーム(SOuth
ernarmywOrm)(SpOdOpteraer
idania.Cram.)の幼虫を試験昆虫とした。
試験化合物は、500ppmの最終処方の化合物を含む
懸濁液を与えるように原料懸濁液を水で希釈することに
よつて処方した。
標準的な高さ及び時期の鉢植えしたテンダーグリーン豆
植物を回転台に載せ、そして10psigの空気圧にセ
ツトしたデビルビス式噴霧ガンを使用して100〜11
0m1の試験化合物処方物を噴霧した。この施用は、約
25秒続けたが、流下するほどに植物を濡らすのに十分
であつた。対照例として、試験化合物を含まない100
〜110m1の水一アセトン一乳化剤溶液をアーミイウ
オームのたかつた植物にも噴霧した。乾いたならば、対
になつている葉を分け、それぞれ1枚を、湿した▲紙を
張つた9?のペトリ皿に入れた。5匹のランダムに選ん
だ幼虫を各ペトリ皿に入れ、その皿を閉じた。
閉じた皿に標識をつけて80〜85′Fで3日間保つた
。幼虫は24時間以内に全部の葉を容易に消費できたが
、それ以上の飼料は加えなかつた。突いて刺激しても体
長を動かすことができなかつた幼虫は死亡したものとみ
なした。死亡率%は各濃度レベルについて記録した。メ
キシカンビーンビートル、葉の噴霧試験テンダーグリー
ン豆植物上で80±5′F及び50±5%の相対湿度で
飼育したメキシカンビーンビートル(Mexicenb
eanbeetle)(Epilachnavariv
estisMuls.)の第四令の幼虫が試験昆虫であ
つた。
試験化合物は、500ppmの最終処方の化合物を含む
懸濁液を与えるように原料懸濁液を水で希釈することに
よつて処方した。
標準的な高さ及び時期の鉢植えしたテンダーグリーン豆
植物を回転台に載せ、そして10psigの空気圧にセ
ツトしたデビルビス式噴霧ガンを使用して100〜11
0rf1jの試験化合物処方物を噴霧した。この施用は
約25秒続けたが、流下するほどに植物を濡らすのに十
分であつた。対照例として、試験化合物を含まない10
0〜110r!Llの水−アセトン−乳化剤溶液をビー
ンビートルのたかつた植物にも噴霧した。乾いたならば
、対になつている葉を分け、それぞれを、湿したr紙を
張つた9C!!Lのペトリ皿に入れた。5匹のランダム
に選んだ幼虫を各ペトリ皿に入れ、その皿を閉じた。
閉じた皿に標識をつけて80〜85′Fで3日間保つた
。幼虫は24〜48時間以内に全部の葉を容易に消費で
きたが、それ以上の飼料は加えなかつた。刺激しても体
長を動かすことができなかつた幼虫は死亡したものとみ
なした。はえ、毒餌試験 「ChemicalSpecialltiesManu
facturingAssOciatiOn]の仕様書
(青本、ニユーヨーク、McNair−DOrland
社発行、243〜244;261頁)に従つて80±5
′F及び50±5%相対湿度の制御された条件下で育て
た4〜6日間経過した成虫の家ばえ(MuscadOm
esticaL.)が試験昆虫であつた。
このはえは二酸化炭素で麻酔をすることによつて動かな
いようにし、そしてこの25匹の不動のはえ(雄及び雌
)を、包装紙でカバーした表面上に逆にした約51n直
径の標準飼料ストレーナからなるかごに移した。試験化
合物は、500ppmの最終処方の化合物を含む懸濁液
を与えるように原料懸濁液を10重量%の糖溶液で希釈
することによつて処方した。この試験処方の10m1を
11n2の吸収材の綿パツドを入れたスフレカツプに入
れた。麻酔のかかつたはえを入れる前に、この毒餌カツ
ブを入れ、そして飼料ストレーナの下の吸取紙の中央に
置いた。かごの中のはえには80±5′Fの温度及び5
0±5%の相対湿度で24時間にわたつてこの毒餌を食
べさせた。突いても動くきざしのないはえは死亡したも
のとみなした。だに、葉の噴霧試験 テンダーグリーン豆植物上で80±5%相対湿度で育て
た二斑点だに(Tetranychusurticae
KOch)の成虫及び若虫(ニンフ)段階のものが試験
生体であつた。
251nの陶製の鉢で生長させた高さが6〜81nの2
本の豆の木の第一葉の上に、ストツク培地からのだにの
たかつた葉を置いた。
試験するのに十分な数である150〜200匹のだにが
24時間の間に切り取られた葉から新しい植物に移動し
た。さらに24時間の移動期間後に、その切り取られた
葉をだにのたかつた植物から除いた。試験化合物は、5
00ppmの最終処方の化合物を含む懸濁液を与えるよ
うに原料懸濁液を水で希釈することにより処方した。鉢
植えした植物(化合物1種につき2個の鉢)を回転台に
載せ、そして40psigの空気圧にセツトしたデビル
ビス式噴霧ガンを使用して100〜1107fL1の試
験化合物処方物を噴霧した。この施用は、25秒続けた
が、流下するほどに植物を濡らすのに十分であつた。対
照例として、アセトン及び乳化剤を試験化合物処方と同
じ濃度で含有するが、ただし試験化合物を含有しない1
00〜110m1の水溶液をだにのたかつた植物にも噴
霧した。噴霧された植物は80±5%相対湿度で6日間
保持し、その後、可動体の死亡率の計数を行なつた。可
動体についての顕微鏡検査を試験植物の葉の上で行なつ
た。突くと動くことができたものは生きているものとみ
たした。これらの試験の結果を以下の表1に記載する。
これらの試験においては、アフイド、だに、スーザンア
ーミイウオーム、ビーンビートル及び家ばえに対する所
定の薬用量の化合物のペスチサイド活性は次のように評
価した。A:優れた駆除 B:部分的な駆除 C:500ppmで不活性か又は実質的な駆除がないこ
とを示す。
ダーシユは試験しなかつたことを示す。
植物毒性 健全で新鮮な植物について代表的化合物の植物毒性を決
定するために実験を行なつた。
各化合物の溶液は、前記のようにして、2500ppm
の試験化合物濃度を与えるようにして調整した。試験植
物には、それらの葉にほぼ100dの試験溶液を与える
ように[だに、葉の噴霧試験」の項に記載した方法によ
つて噴霧した。噴霧された植物及び対照例をほぼ1時間
放置して葉を乾燥せしめ、次いでグリーンハウスに入れ
た。10日後に植物を肉眼で検査して葉の損傷の程度を
決定した。
1の評価は感知できる損傷がないことを示し、5は植物
が枯死したことを示し、2、3及び4の評価は、葉が損
傷した数及び程度に基いた中間の損傷度を示す。
咄乳動物に対する毒性 周知の方法により咄乳動物に対する経口毒性を決定する
ためにある種の化合物を評価した。
この試験のために選んだ代表的動物はラツトであつた。
得られた試験結果は、50%の死亡率(LD5O)を得
るのに要する動物の体重1kg当りの化合物の〜数で表
わされる(AOラツトの項)。これらの実験の結果も以
下の表1に要約する。
前記の試験で使用した昆虫類やその他の害虫類は、本発
明の化合物の使用によつて駆除できる広範囲の虫の代表
例にすぎないことが理解される。本発明で意図された化
合物は、当業界で知られた方法に従つて殺虫剤及び殺だ
に剤として適用し得る。本発明の化合物を活性毒性成分
として含有するペスチサイド組成物は通常液体か固体の
いずれかのキヤリヤ及び(又は)希釈剤を含有する。好
適な液体希釈剤又はキヤリヤは、表面活性剤とともに又
は該活性剤の不存在下に水、石油留出油又は他の液体キ
ヤリヤを包含する。液体濃厚物は、これらの化合物の一
つをアセトン、キシレン又はニトロベンゼンのような植
物毒でない溶媒で溶解し、この毒物を適当な表面活性乳
化分散剤によつて水に分散させることによつて製造する
ことができる。使用される分散剤及び乳化剤の選択並び
に使用量は、組成物の性質並びに該分散乳化剤が毒性成
分の分散を容易ならしめる能力によつて示される。
一般的には、毒性成分が植物に適用された後に雨が該毒
性成分を再乳化してそれを植物から洗い落さないように
、該毒性成分の噴霧液中への所望の分散と一致させて、
できるだけ少量の分散乳化剤を使用することが望ましい
。非イオン性、陰イオン性又は陽イオン性分散剤及び(
又は)乳化剤、例えばアルキレンオキシドとフエノール
及び有機酸との縮合生成物、アルキルアリールスルホネ
ート、複雑なエーテルアルコール、第四アンモニウム化
合物などを使用し得る。水和剤、粉剤又は顆粒剤組成物
の製造にあたつては、活性成分は、クレー、タルク、ベ
ントナイト、けいそう土、フラ一土などのような適当に
粉砕された固体キヤリヤに分散される。
水和剤の処方にあたつては、前述の分散剤やリグノスル
ホネートを含有できる。本発明で意図される毒性成分の
必要量が処理される農地1エーカ一につき、1〜200
ガロン又はそれ以上の液体キヤリヤ及び(又は)希釈剤
に入れて或いは約5〜500ポンドの不活性固体キヤリ
ヤ及び(又は)希釈剤に入れて適用される。
液体濃厚物中の濃度は通常約10〜95重量%の間であ
り、また固体処方物においては約0.5〜約90重量%
である。一般的な用途に対して満足できる噴霧物、粉剤
又は顆粒剤は1エーカ一につき約1/4(0.25)〜
15ポンドの活性毒性成分を含有する。本発明で意図さ
れた農薬は、農薬の適用される植物又は他の物質に対す
る昆虫類、だに類による攻撃を防止し、また持続性の高
い毒性を有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ここでR及びR′はそれぞれ個々に1〜4個の炭素原
    子を有するアルキル基であり、R_1は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、 R_2は12以下の炭素原子のアルキル基、ベンジル基
    又は−OCH_3若しくは−(OCH_2CH_2)_
    nOCH_3(ここでnは1又は2である)で置換され
    たエチル基であり、R_3はメチル基であり、 R_4はメチルチオ基又は2−シアノエチルチオ基であ
    る〕の化合物。 2 R及びR′がメチルである特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 3 R_2が4〜12個の炭素原子を有するアルキルで
    ある特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4 R_4がメチルチオである特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 5 R_4が2−シアノエチルチオである特許請求の範
    囲第1項記載の化合物。 6 S−メチル−N−〔N′−(N″−メチル−N″−
    (ブトキシカルボニル)アミノスルフエニル)−N′−
    メチルカルバモイルオキシ〕チオアセトイミデートであ
    る特許請求の範囲第1項記載の化合物。 7 S−メチル−N−〔N′−(N′−メチル−N′−
    (t−ブトキシカルボニル)アミノスルフエニル)−N
    ′−メチルカルバモイルオキシ〕チオアセトイミデート
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 8 S−メチル−N−〔N′−(N″−メチル−N″−
    (n−ドデシルオキシカルボニル)アミノスルフエニル
    )−N′−メチルカルバモイルオキシ〕チオアセトイミ
    デートである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 9 S−2−シアノエチル−N−{N′−〔N″−メチ
    ル−N′−(エトキシカルボニル)アミノスルフエニル
    〕−N′−メチルカルバモイルオキシ}チオアセトイミ
    デートである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 10 次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物を少なくとも1当量の酸受容体の存在下に式R
    _1OHの化合物と反応させることからなる次式▲数式
    、化学式、表等があります▼ 〔ここでR及びR′はそれぞれ個々に1〜4個の炭素原
    子を有するアルキル基であり、R_1は ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、 R_2は12以下の炭素原子のアルキル基、ベンジル基
    又は−OCH_3若しくは−(OCH_2CH_2)_
    nOCH_3(ここでnは1又は2である)で置換され
    たエチル基であり、R_3はメチル基であり、 R_4はメチルチオ基又は2−シアノエチルチオ基であ
    る〕の化合物の製造法。
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