JPS5962757A - 歯付ベルト駆動装置 - Google Patents
歯付ベルト駆動装置Info
- Publication number
- JPS5962757A JPS5962757A JP17203382A JP17203382A JPS5962757A JP S5962757 A JPS5962757 A JP S5962757A JP 17203382 A JP17203382 A JP 17203382A JP 17203382 A JP17203382 A JP 17203382A JP S5962757 A JPS5962757 A JP S5962757A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- teeth
- layer
- toothed belt
- toothed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/02—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts
- F16H7/023—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts with belts having a toothed contact surface or regularly spaced bosses or hollows for slipless or nearly slipless meshing with complementary profiled contact surface of a pulley
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G1/00—Driving-belts
- F16G1/28—Driving-belts with a contact surface of special shape, e.g. toothed
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pulleys (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主として高負荷用歯付ベルト駆動装置の改良に
関するものである。
関するものである。
従来、訓負萌伝動装置において、歯付ベルトか使用され
ているか、非常な高負荷条件下、例えば、負荷:ベルト
/木当り乙t〜/θt ての使用であるため、山付ベルト、!侍に南部のrf〕
耗が著しいという欠点があった。
ているか、非常な高負荷条件下、例えば、負荷:ベルト
/木当り乙t〜/θt ての使用であるため、山付ベルト、!侍に南部のrf〕
耗が著しいという欠点があった。
そこで、前述したような高負荷に対抗するために、歯部
の強度を高めて摩耗を少なくし、それによって寿命を向
」−することか行われている。すなわち、具体的には、 1)伝動負荷の単位当たりの受圧面積を大きくするため
に南部を太き(する、つまり山部を高<、歯幅を長く、
かつベルト幅を広(する、11)山部に均一な圧力か分
散して加わるように、インボリュート歯、直線歯、円弧
1′、lコなどを用いて噛合をスムーズにする、 iii ) 山部の変形鼠を少なくするために歯部の
剛性を高める。例えば、a)爾ゴムに単繊維を練り込ん
で硬度を向上させる、b)i部の帆布の組織を耐摩耗性
とする、あるいは帆布を多数重積する、C)プーリ溝よ
りもベルト歯を大きくし、それによってプーリ溝内でベ
ルト歯部が圧縮され剛性か商まるようにする、 iV) 南部の摩擦係数を小さくする。例えば、プI
Jとの接触界面に、減摩剤、滑材などを混入する、 などの手法がある。
の強度を高めて摩耗を少なくし、それによって寿命を向
」−することか行われている。すなわち、具体的には、 1)伝動負荷の単位当たりの受圧面積を大きくするため
に南部を太き(する、つまり山部を高<、歯幅を長く、
かつベルト幅を広(する、11)山部に均一な圧力か分
散して加わるように、インボリュート歯、直線歯、円弧
1′、lコなどを用いて噛合をスムーズにする、 iii ) 山部の変形鼠を少なくするために歯部の
剛性を高める。例えば、a)爾ゴムに単繊維を練り込ん
で硬度を向上させる、b)i部の帆布の組織を耐摩耗性
とする、あるいは帆布を多数重積する、C)プーリ溝よ
りもベルト歯を大きくし、それによってプーリ溝内でベ
ルト歯部が圧縮され剛性か商まるようにする、 iV) 南部の摩擦係数を小さくする。例えば、プI
Jとの接触界面に、減摩剤、滑材などを混入する、 などの手法がある。
したがって、歯付ベルトの使用条件に応じて、歯部の大
きさを決めるとともに、前記1)〜iv) の手法を
単独あるいは組合せて、ベルト寿命の向上を図っていた
。
きさを決めるとともに、前記1)〜iv) の手法を
単独あるいは組合せて、ベルト寿命の向上を図っていた
。
それによって、常温での高負荷伝動の場合は、ある程度
の効果は一認められたが、雰囲気温度の高い高負荷伝動
の場合は、短時間で歯ゴムが硬化して割れたり、南部帆
布の摩耗が激しかったりして充分に満足した効果を得て
いないのが現状であった。
の効果は一認められたが、雰囲気温度の高い高負荷伝動
の場合は、短時間で歯ゴムが硬化して割れたり、南部帆
布の摩耗が激しかったりして充分に満足した効果を得て
いないのが現状であった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、高温高負荷
条件下においても、十分なベルト寿命を示す歯付ベルト
駆動装置を提供することを主目的とする。
条件下においても、十分なベルト寿命を示す歯付ベルト
駆動装置を提供することを主目的とする。
以下、本発明の構成を、実施例について、図面に沿って
説明する。
説明する。
第1図において、1は歯付ベルトで、背ゴム層2、抗張
体層3および緩衝ゴム層4が順に積層されてなるベルト
基帯5の該緩衝ゴム層4側に、歯部6がベルト全周に亘
って規則的に配設され、その上に帆布層7が重積されて
なる。したかって、歯部6においては勿論、谷部8にお
いても帆布層7と抗張体層6との間に(↓緩衝ゴム層4
が介在していることになる。
体層3および緩衝ゴム層4が順に積層されてなるベルト
基帯5の該緩衝ゴム層4側に、歯部6がベルト全周に亘
って規則的に配設され、その上に帆布層7が重積されて
なる。したかって、歯部6においては勿論、谷部8にお
いても帆布層7と抗張体層6との間に(↓緩衝ゴム層4
が介在していることになる。
なお、ベルト寿命において有利になるように、歯部6は
、歯部高さhと歯部長さρとの比がθ/j〜0.36<
好ましくはθ!7〜θ22)で、歯ゴム硬度(、r r
s Aニ3.ル)−カlj°〜76°(好ましくは乙
♂0〜7.2°)となるように形成されている。また、
緩衝ゴム層4についても、ベルト寿命において有利とな
るように、そのダム硬度が歯ゴム硬度と同−若しくはそ
れ以下であってそれらの相対硬度差が7.5°以内であ
るとともに、その厚さΔtが歯部高さh o)/ 、3
%〜37%に相当するようになっている。
、歯部高さhと歯部長さρとの比がθ/j〜0.36<
好ましくはθ!7〜θ22)で、歯ゴム硬度(、r r
s Aニ3.ル)−カlj°〜76°(好ましくは乙
♂0〜7.2°)となるように形成されている。また、
緩衝ゴム層4についても、ベルト寿命において有利とな
るように、そのダム硬度が歯ゴム硬度と同−若しくはそ
れ以下であってそれらの相対硬度差が7.5°以内であ
るとともに、その厚さΔtが歯部高さh o)/ 、3
%〜37%に相当するようになっている。
目1■記歯付ベルト1が回転自在に懸回する歯付プーリ
9は、その外表面に厚擦係数の低い合成樹脂(例えば、
テフロン)による表面薄層を有する。
9は、その外表面に厚擦係数の低い合成樹脂(例えば、
テフロン)による表面薄層を有する。
に、換言すれば歯部6の歯先と凹溝10の底面との間に
空間11が存するように構成されている。
空間11が存するように構成されている。
その空間11は、深さ方向の長さΔdが静止状態で歯部
高さl〕の0〜5%の範囲となっており、その値は歯付
ベルト1の緩衝ゴム層4のゴム硬度を考慮して設定され
る。
高さl〕の0〜5%の範囲となっており、その値は歯付
ベルト1の緩衝ゴム層4のゴム硬度を考慮して設定され
る。
それによって、静止状態において存在する空間11が、
負荷状態では歯付ベルト1の緩衝ゴム層4が圧縮斐形さ
れるので、消滅して歯部6の歯先と凹溝10の底面と接
触することになる。
負荷状態では歯付ベルト1の緩衝ゴム層4が圧縮斐形さ
れるので、消滅して歯部6の歯先と凹溝10の底面と接
触することになる。
−上記歯付ベルト1の各部の材料の一例を示すと次の通
りである。
りである。
1)背ゴム層2・・・・・・ネオプレンゴムをベースと
した公知の配合によるゴム。
した公知の配合によるゴム。
11)抗張体層6・・・・・・公知の接着処理を施した
硝子コード、ケブラーコード、またはスチールワイヤコ
ード。
硝子コード、ケブラーコード、またはスチールワイヤコ
ード。
111)緩衝ゴム層4および歯部6・・・・・・ネオプ
レンゴムをベースとした公知の配合によるゴム。ただし
、ゴム硬度は70°である( JISAによる)IV)
帆布層7・・・・・・公知の接着処理を施した名ナイロ
ンもしくは乙2ナイロンを用いた手織、綾織または朱子
織りの織布。
レンゴムをベースとした公知の配合によるゴム。ただし
、ゴム硬度は70°である( JISAによる)IV)
帆布層7・・・・・・公知の接着処理を施した名ナイロ
ンもしくは乙2ナイロンを用いた手織、綾織または朱子
織りの織布。
次いで、上記歯付ベルト駆動装置に関連して行った実験
について説明する。
について説明する。
(実験/)
代表的な従来の歯付ベルト(表/参照)と本発明に係る
歯付ベルト(歯部のピッチロ ’Otnm、歯部の高さ
h−7グミm、歯部の長さp = y 、t 、t m
m、緩衝ゴム層の厚さ2.0順、h ’/ p、−θ)
2o、歯角度θ−グ0°)とのベルト寿命を比較′した
。
歯付ベルト(歯部のピッチロ ’Otnm、歯部の高さ
h−7グミm、歯部の長さp = y 、t 、t m
m、緩衝ゴム層の厚さ2.0順、h ’/ p、−θ)
2o、歯角度θ−グ0°)とのベルト寿命を比較′した
。
歯付ベルトは歯部の摩耗、背割れ、南部の次損等により
寿命とし、その実験条件は次の通りである。
寿命とし、その実験条件は次の通りである。
プーリ径:駆動側および従動側とも直径/2/祁、回転
数:/l?00rPm、負荷: JO’KW 、 温度
: 7θ℃、ベルトφ畠二ノロ、6餠m0表 / ただし、Vl・・・・・・XX、H v2・・・・・・T−60 V3・・・・・・5TPD’/グM V4・・・・−・HTD 77M 上記実験の結果を次の表2に示す。表2において、v5
は本発明に係る歯付ベルトを示し、ベルト寿命は、本発
明に係る歯付ベルトv5を/θ0として基準とし、指数
表示した。
数:/l?00rPm、負荷: JO’KW 、 温度
: 7θ℃、ベルトφ畠二ノロ、6餠m0表 / ただし、Vl・・・・・・XX、H v2・・・・・・T−60 V3・・・・・・5TPD’/グM V4・・・・−・HTD 77M 上記実験の結果を次の表2に示す。表2において、v5
は本発明に係る歯付ベルトを示し、ベルト寿命は、本発
明に係る歯付ベルトv5を/θ0として基準とし、指数
表示した。
以下余白
上記結果より、本発明に係る歯伺ベルトは、従来の歯付
ベルトに比して、はぼ30%以」−もベルト寿命が延び
ていることが判る。
ベルトに比して、はぼ30%以」−もベルト寿命が延び
ていることが判る。
(実験、2)
本発明に係る歯付ベルトについて、h 、/p、 (h
:歯部高さ、氾:歯部長さ)とベルト寿命との関係を調
へた。本実験に用いた歯付ベルトは、h、/fiの値を
除けば、基本的には(実験/)において用いた本発明に
係る歯付ベルトと同一である。なお、)1/℃の変化は
、歯部の長さ℃を一定値に固定させ歯部の高さhを変化
させることにより行っている。
:歯部高さ、氾:歯部長さ)とベルト寿命との関係を調
へた。本実験に用いた歯付ベルトは、h、/fiの値を
除けば、基本的には(実験/)において用いた本発明に
係る歯付ベルトと同一である。なお、)1/℃の変化は
、歯部の長さ℃を一定値に固定させ歯部の高さhを変化
させることにより行っている。
1)ベルト寿命の評価は、(実験/)と同様に行った。
11)帆布摩耗量は、実験開始前における歯付ベルトの
歯部平坦部の帆布層の厚さを10σとし、(実験/>と
同一の方法で一定時間走行後、前記歯部平坦部の厚さを
、顕微鏡を用いて、計測し、その減少量を1馴耗量とし
て指数で表示した。
歯部平坦部の帆布層の厚さを10σとし、(実験/>と
同一の方法で一定時間走行後、前記歯部平坦部の厚さを
、顕微鏡を用いて、計測し、その減少量を1馴耗量とし
て指数で表示した。
111)歯部の変形用は、第3図に示すように、アムス
ラー型万能試験機の加重部材21に歯付ベルト1を噛合
するとともに該歯付ベルト1の背面側を添え板22(金
属片)に支持し、しかして所定の荷重Wを加重部材21
を介して歯イ(1ベルト1の歯部6に加えて、歯先部分
の変位用ΔAを測定した。それによって、P−(ΔA/
、SV×100(%)でもって変形用とした。ここて、
Sは歯部平坦部の長さである。
ラー型万能試験機の加重部材21に歯付ベルト1を噛合
するとともに該歯付ベルト1の背面側を添え板22(金
属片)に支持し、しかして所定の荷重Wを加重部材21
を介して歯イ(1ベルト1の歯部6に加えて、歯先部分
の変位用ΔAを測定した。それによって、P−(ΔA/
、SV×100(%)でもって変形用とした。ここて、
Sは歯部平坦部の長さである。
かくして得られた結果を、第2図に示す。これより、h
/ fiが太き(なるにしたがって、帆布の摩耗量は
減少する一方、歯部の変形量は増加する。
/ fiが太き(なるにしたがって、帆布の摩耗量は
減少する一方、歯部の変形量は増加する。
また、ベルト寿命は、h/βのある範囲において、十分
に大きくなることが判る。
に大きくなることが判る。
したがって、h/、9は、θ/j〜θ3jの範囲、望ま
しくは0)7〜022の範囲にあることがよいと言える
。
しくは0)7〜022の範囲にあることがよいと言える
。
(実験3)
本発明に係る歯付ベルトv5もしくは従来の歯付ベルト
Vlと、使用時に歯部歯先と凹溝底面との間に空間が存
する従来の歯付ブーIj p、 、使用時に前記空間が
存しない従来の歯付プーリP2、使用時に前記空間が存
する本発明に係る歯付ブーIJ P5もしくは使用時に
前記空間が存しない本発明に係る画伯ブーIJ P4と
の組合せによる、ベルト寿命への影響を調べた。なお、
実験に用いた歯付ベルトおよび走行条件は(実験/)と
同一とし、歯付ベルトV5と歯付ブーIJ、P1とを組
合せたときのベルト寿命を700として指数表示した。
Vlと、使用時に歯部歯先と凹溝底面との間に空間が存
する従来の歯付ブーIj p、 、使用時に前記空間が
存しない従来の歯付プーリP2、使用時に前記空間が存
する本発明に係る歯付ブーIJ P5もしくは使用時に
前記空間が存しない本発明に係る画伯ブーIJ P4と
の組合せによる、ベルト寿命への影響を調べた。なお、
実験に用いた歯付ベルトおよび走行条件は(実験/)と
同一とし、歯付ベルトV5と歯付ブーIJ、P1とを組
合せたときのベルト寿命を700として指数表示した。
その実験結果が、表3である。
表 3
したかって、本発明に係る歯付ベルト駆動装置に対応す
る組合せである( ■5+ P3 )では、著しくベル
1〜寿命か向」ニすることが判る。
る組合せである( ■5+ P3 )では、著しくベル
1〜寿命か向」ニすることが判る。
1−記構成によれば、歯付ベルト1の歯部6を構成する
南コムは比較的軟らかいが歯部6の幅に対して高さか低
いのて、抗張体層3より歯部6に動力を受けたりあるい
は逆に歯部6より抗張体層6に動力を伝えたりするとき
、歯ゴムが軟らかい割に歯部6の変形量は比較的少なく
てすむ。したがって、高負荷伝動が可能となる。
南コムは比較的軟らかいが歯部6の幅に対して高さか低
いのて、抗張体層3より歯部6に動力を受けたりあるい
は逆に歯部6より抗張体層6に動力を伝えたりするとき
、歯ゴムが軟らかい割に歯部6の変形量は比較的少なく
てすむ。したがって、高負荷伝動が可能となる。
一方、歯部6を構成する歯ゴムが比較的軟らかいと、使
用時に圧縮により硬度が上昇してもその絶対値はあまり
大きくならないので、ゴム弾性を長時間に亘って保持す
ることになる。その結果、高温高負荷条件下で、長時間
に亘って使用することができる。
用時に圧縮により硬度が上昇してもその絶対値はあまり
大きくならないので、ゴム弾性を長時間に亘って保持す
ることになる。その結果、高温高負荷条件下で、長時間
に亘って使用することができる。
また、抗張体層6と帆布層7との間には、抗張体層3の
接着を兼ねた緩衝ゴム層4が介設されているので、高負
荷条件下での使用時に、歯部6゜6間における谷部8が
歯付プーリの山部12によって突上げられても、緩衝ゴ
ム層4の圧縮変形によって突上げ力は効果的に低減され
る。また、この緩衝コム層4による突−1−け力の低減
効果と、歯付プーリ9の表面薄層(テフロン)による摩
擦力の低減効果との相乗作用によって、帆布層7(帆布
)の摩耗も著しく低減されることとなり、ベルト寿命は
著しく延ひる。
接着を兼ねた緩衝ゴム層4が介設されているので、高負
荷条件下での使用時に、歯部6゜6間における谷部8が
歯付プーリの山部12によって突上げられても、緩衝ゴ
ム層4の圧縮変形によって突上げ力は効果的に低減され
る。また、この緩衝コム層4による突−1−け力の低減
効果と、歯付プーリ9の表面薄層(テフロン)による摩
擦力の低減効果との相乗作用によって、帆布層7(帆布
)の摩耗も著しく低減されることとなり、ベルト寿命は
著しく延ひる。
すなわち、歯付ベルトの谷部においては、従来の歯付ベ
ルトaでは、抗張体層の硬いコードbと帆布Cとが直接
に接触していたので、第5図に示すように、その接触部
分で集中的に荷重を受け、それによってコード長手方向
にその部分たけ摩耗か進展してベルト破損に至っていた
のに対し、本発明に係る歯付ベルト1では、緩衝コム層
4によって帆布層7と抗張体層6とが直接接触すること
もなく、第y図に示すように、ベルト幅全体でほぼ一様
に荷重負担するとともに、歯付プーリ9の表面薄層によ
って摩擦力が低減されるので、帆布層7の局所的な異常
摩耗が惹起されず、したがってベルト破損が防止される
。
ルトaでは、抗張体層の硬いコードbと帆布Cとが直接
に接触していたので、第5図に示すように、その接触部
分で集中的に荷重を受け、それによってコード長手方向
にその部分たけ摩耗か進展してベルト破損に至っていた
のに対し、本発明に係る歯付ベルト1では、緩衝コム層
4によって帆布層7と抗張体層6とが直接接触すること
もなく、第y図に示すように、ベルト幅全体でほぼ一様
に荷重負担するとともに、歯付プーリ9の表面薄層によ
って摩擦力が低減されるので、帆布層7の局所的な異常
摩耗が惹起されず、したがってベルト破損が防止される
。
なお、本発明に係る歯付ベルトは、上述したことから明
らかなように、従来のプーリと組合せて用いても十分な
効果を発揮するが、本発明に係る歯付プーリと組合せる
ことにより、より一層優れた効果を発揮することになる
のは言うまでもない。
らかなように、従来のプーリと組合せて用いても十分な
効果を発揮するが、本発明に係る歯付プーリと組合せる
ことにより、より一層優れた効果を発揮することになる
のは言うまでもない。
本発明は」二記のように構成したから、高負荷高温条件
五におけるベルト寿命が著しく向上するという実用」二
優れた効果を有する。
五におけるベルト寿命が著しく向上するという実用」二
優れた効果を有する。
第1図は本発明に係る歯付ベルト駆動装置の基本構成を
示す断面図、第2図はh/氾(h:歯部高さ、p、:歯
部長さ)と、ベルト寿命、歯部変形量および帆布摩耗量
との関係を示すグラフ、第3図は歯部変形量の測定系の
説明図、第グ図および第5図はそれぞれ本発明に係る歯
付ベルトおよび従来の歯付ベルトに対し歯付プーリより
加重状態を示す説明図である。 1・・・・・・歯付ベルト、2・・・・・・背ゴム層、
6・・・・・・抗張体層、4・・・・・・緩衝ゴム層、
5・・曲・ベルト基帯、6・・・・・・歯部、7・・・
・・・帆布層、9・・・・・・歯付プーリ、10・・・
・・・凹溝、11・・・・・・空間第 4 図 ぺ1叶幅灯シイX1 65 図 へ1しト中品久r司め棲1
示す断面図、第2図はh/氾(h:歯部高さ、p、:歯
部長さ)と、ベルト寿命、歯部変形量および帆布摩耗量
との関係を示すグラフ、第3図は歯部変形量の測定系の
説明図、第グ図および第5図はそれぞれ本発明に係る歯
付ベルトおよび従来の歯付ベルトに対し歯付プーリより
加重状態を示す説明図である。 1・・・・・・歯付ベルト、2・・・・・・背ゴム層、
6・・・・・・抗張体層、4・・・・・・緩衝ゴム層、
5・・曲・ベルト基帯、6・・・・・・歯部、7・・・
・・・帆布層、9・・・・・・歯付プーリ、10・・・
・・・凹溝、11・・・・・・空間第 4 図 ぺ1叶幅灯シイX1 65 図 へ1しト中品久r司め棲1
Claims (1)
- (1)歯イ、]ブーIJに南部ベルトが回転自在に懸回
されてなる駆動装置であって、前記歯付ベルトは、背コ
ム層、抗張体層および緩衝ゴム層か順に積層されてなる
ベルト基帯の該緩衝ゴム層側に山部かヘルド全周に亘っ
て規則的に配設され、さらにその上に帆布層か重積され
、前記山部かその高さhと長さりとの関係がh / 、
Ill、−θ/、5〜θ36てコム硬度が乙j0〜76
0になるように構成される一方、前記歯付プーリは、外
表面にjす:擦係数の低い合成樹脂による表面簿層を有
するとともに、歯付ベルトの歯部と噛合する凹溝の深さ
が歯付ベルトの歯部の高さhよりも若干人きくなるよう
に構成され、それによって歯付ベルトに負荷が加わった
とき、山付ベルトの歯部両光が山部プーリの凹溝底面に
接触することを特1救とする山付ベルト駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17203382A JPS5962757A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 歯付ベルト駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17203382A JPS5962757A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 歯付ベルト駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5962757A true JPS5962757A (ja) | 1984-04-10 |
JPS6142136B2 JPS6142136B2 (ja) | 1986-09-19 |
Family
ID=15934280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17203382A Granted JPS5962757A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 歯付ベルト駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5962757A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5276571A (en) * | 1975-12-18 | 1977-06-28 | Goodyear Tire & Rubber | Transmission belt and pulley |
JPS55113852U (ja) * | 1979-02-07 | 1980-08-11 | ||
JPS578981A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-18 | Fujitsu Ltd | Magnetic bubble memory device |
JPS5716048U (ja) * | 1980-06-30 | 1982-01-27 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5670213A (en) * | 1979-11-08 | 1981-06-12 | Sakurazawa Hatsuo | Method and apparatus for collecting can opening fittings |
-
1982
- 1982-09-29 JP JP17203382A patent/JPS5962757A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5276571A (en) * | 1975-12-18 | 1977-06-28 | Goodyear Tire & Rubber | Transmission belt and pulley |
JPS55113852U (ja) * | 1979-02-07 | 1980-08-11 | ||
JPS578981A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-18 | Fujitsu Ltd | Magnetic bubble memory device |
JPS5716048U (ja) * | 1980-06-30 | 1982-01-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6142136B2 (ja) | 1986-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2488830C (en) | Lift system | |
JP5580523B2 (ja) | ベルト伝動装置及びこれに用いる伝動用ベルト | |
JPS62151646A (ja) | Vベルト | |
WO2015121907A1 (ja) | ダブルコグドvベルト | |
JP2992022B1 (ja) | 高負荷伝動用vベルト | |
JPS5962757A (ja) | 歯付ベルト駆動装置 | |
CN107614362B (zh) | 履带 | |
US6695735B2 (en) | Power transmission belt and method for fabricating the same | |
US4457743A (en) | Power transmission belt | |
JP6807212B2 (ja) | Vリブドベルト及び動力伝達機構 | |
TW200302324A (en) | Multi-ribbed belt with tip profile | |
JP5325889B2 (ja) | 高負荷伝動用vベルト | |
JPH031539B2 (ja) | ||
JPS5962748A (ja) | 歯付ベルト | |
JP2588758Y2 (ja) | ポリvブロックベルト | |
JPH0562255B2 (ja) | ||
JPH0247795Y2 (ja) | ||
JPH0516437Y2 (ja) | ||
JPH0518513Y2 (ja) | ||
JPH0331872Y2 (ja) | ||
JPH0247307Y2 (ja) | ||
JPH07293641A (ja) | Vリブドベルト | |
JP2530182Y2 (ja) | 動力伝動ベルト | |
JPH025150Y2 (ja) | ||
JPH08261292A (ja) | Vリブドベルト |