JPS596048Y2 - 電話交換台の操作盤 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電話交換台の操作盤の取付構造に関する。

従来の電話交換台の操作盤は、第１図、第２図に示すよ
うに、操作盤１には各種の押しボタンキー（図示省略）
等が装着されており、外部は化粧カバ２にて被う構造で
ある。

操作盤１は底部４と一体構造になったコ形状をしたブラ
ケット３およびブラケット７にネジ６で止められ固定さ
れている。

ところが、この様な構戊だと、操作盤１には各種の押し
ボタンキー、接続子（図示省略）等が装着されており、
それらの機器にケーブルを接続する端子は底部４の方向
に有するため、ケーブルを接続するときは操作盤１を取
り外し、筐体５のスペース上に置いてケーブル工事を行
い、ブラケット３ブラケット７にネジ６止めしなければ
ならない。

また、端子類等を点検する場合ネジ６を外して操作盤１
を引き出し、筐体５のスペース上に置かなければならず
、また操作盤１とブラケット３，７が嵌合しに＜＜、ネ
ジ６が締めにくい。

さらに点検、保守性等に欠ける欠点があった。

本考案の目的は、前記欠点を除去し、点検，保守性に優
れ着脱を容易にした電話交換台の操作盤を提供すること
にある。

本考案の電話交換台の操作盤は、操作盤の両側端面に嵌
合溝を有する支持板を備え、一方、電話交換台の筐体に
は前記嵌合溝と嵌合するピンを有する第１のブラケット
と、操作盤前端部を固定するための第２のブラケットを
備え、前記ピンと前記嵌合溝との嵌合部と前記操作盤前
端部で操作盤を固定し、また、前記ピンを支点として操
作盤を回転状態とし、該回転状態から嵌合溝にそって引
き出すことにより操作盤を取り外すようにしたことを特
徴とする。

次に本考案の一実施例について図面を参照して説明する
。

第３図ないし第７図に示すように、操作盤１は端面１ａ
を備えこの端面１ａには嵌合溝７ａを有した支持板７を
ネジ７ｂ止めし、筐体５の底部４にはピン８を備えたブ
ラケット９および操作盤１を固定するためのブラケット
３が一体構或になって設けてあり、操作盤１は化粧カバ
２で被うようになっている。

操作盤１には各種の押しボタン、接続子（図示省略）を
装着してケーブルで電気的に接続してある。

操作盤１の着脱方法は、化粧カバ２はネジ（図示省略）
を取りはずすことによって外すことができ、底部４にピ
ンを備えたブラケット９が両端に設けられており、操作
盤１の端面に取付た支持板７の嵌合溝７ａと前記ピン８
とが嵌合した状態で涸定され、ネジ６を外し把手１１を
持ち、操作盤１を持ち上げるとピン８を支点として回転
状態１０になり操作盤１に装着してる押しボタンキー（
図示省略）等の端子を点検することができる。

また取付１けるときは、前記の逆に行なえばよい。

また操作盤１を取外す場合は、回転状態１０から把手を
持ち、嵌合溝７０にそって引きだすことができ、ケーブ
ル（図示省略）は引き出すための裕長を取っておけば特
に問題ない。

本考案は以上説明したように、筐体のピンと操作盤に設
け嵌合溝を有する支持板とを嵌合させることで操作盤の
着脱が容易になり、点検、保守作業能率が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の操作盤を有する電話交換台の側面図、第
２図は従来の電話交換台の操作盤の要部側面図、第３図
は本考案の一実施例の操作盤を有する電話交換台の斜視
図、第４図は本考案の一実施例の操作盤の斜視図、第５
図は本考案の一実施例の支持板の斜視図、第６図は本考
案の一実施例の操作盤の要部正面図、第７図は本考案の
一実施例の操作盤の要部側面図である。 １一操作盤、１ａ一端面、２一化粧カバ、３−ブラケッ
ト、４一底部、５一筐体、６−ネジ、７一支持板、７ａ
嵌合溝、７ｂ−ネジ、７Ｃ一案内部、８−ピン、９一ブ
ラケット、１〇一回転状態、１１一把手。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 電話交換台の操作盤において、該操作盤の両側端面に嵌
   合溝を有する支持板を備え、一方、電話交換台の筐体に
   は前記嵌合溝と嵌合するピンを有する第１のブラケット
   と、操作盤前端部を固定するための第２のブラケットを
   備え、前記ピンと前記嵌合溝との嵌合部と前記操作盤前
   端部で操作盤を固定し、また、前記ピンを支点として操
   作盤を回転状態とし、該回転状態から嵌合溝にそって引
   き出すことにより操作盤を取り外すようにしたことを特
   徴とする電話交換台の操作盤。