JPS596031Y2 - 水平偏向回路 - Google Patents

水平偏向回路

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JPS596031Y2
JPS596031Y2 JP6193778U JP6193778U JPS596031Y2 JP S596031 Y2 JPS596031 Y2 JP S596031Y2 JP 6193778 U JP6193778 U JP 6193778U JP 6193778 U JP6193778 U JP 6193778U JP S596031 Y2 JPS596031 Y2 JP S596031Y2
Authority
JP
Japan
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horizontal
changeover switch
capacitor
horizontal deflection
voltage
Prior art date
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Expired
Application number
JP6193778U
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English (en)
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JPS54163823U (ja
Inventor
宏 吉田
基司 田原
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジョン受像機等の水平偏向回路に係り、
特に水平周波数切換式のテレビジョン受像機或いはズー
ムテレビと称されるテレビジョン受像機等に好適な水平
ワイズ調整機能を備える水平偏向回路に関する。
一般にテレビジョン信号の水平周波数は各国の各方式に
よって異なり、例えばフランスではVHFの場合が15
.625 K止(水平走査線数625本)で、UHFの
場合が20.475 KHz(同819本)である。
そして、斯様に水平周波数の異なるテレビジョン信号に
対して単一の水平偏向回路を兼用して受信できるように
したテレビジョン受像機も既に提案されている。
ところで、一般の水平偏向回路では、偏向電流の振幅■
9は、偏向コイルのインダクタンスLyと水平走査期間
の時間幅T5及び動作電源電圧Vccによって、Iy=
T,・Vccで与えられることはLy よく知られている。
このため、前述のような水平周波数切換式のテレビジョ
ン受像機で、水平周波数が切り換わると、水平走査期間
幅T8も当然変化するから、電源電圧■。
0が一定である限り、偏向電流の振幅Iy即ち画面の水
平ワイズが変化することになる。
そこで、このようなテレビジョン受像機では、水平周波
数が切換っても水平ワイズが変化しないように、例えば
第1図に示す如く水平偏向回路の動作電源電圧を水平周
波数に応じて切換えるようにしていた。
しかしながら、斯る方法では高低二種の動作電源を用意
しなければならず、しかも、その際、水平偏向回路には
相当大きな電流が流れるので、その二種の電源の低圧の
方を抵抗で分圧して作るような場合には、その分圧抵抗
での電力損失が無視できないと云う欠点があった。
また、このような水平ワイズの調整または変更は、前述
の如き水平周波数切換式のテレビジョン受像機だけでな
く、通常のテレビジョン受像機で何等かの原因で水平ワ
イズが若干変化した時の補正、或いはズームテレビと称
される受像機で画面の一部を拡大するような場合にも必
要となるが、そのような場合でも第1図の方法は上述と
同様の欠点があると言える。
そこで、本考案は斯る点に着眼してなされたもので、水
平ワイズの調整・変更を簡潔且つ安価な回路で実現でき
るようにした水平偏向回路を提案するものであり、以下
、本考案の詳細を説明する。
第2図は本考案の一実施例を示し、1は水平出力トラン
ジスタ、2はダンパダイオード、3は共振コンテ゛ンサ
、4は水平偏向コイル、5はS字補正コンテ゛ンサであ
る。
6は低圧巻線7及び高圧巻線8を備えるフライバックト
ランスで、その低圧巻線7の両端A,Cの間にはタツプ
Bが設けられている。
このA及びBは切換スイッチ9の固定端子a,bに夫々
接続され、この切換スイッチ9の可動端子Cがダイオー
ド10を介して直流電源(十V。
C)に接続されており、また、前記A端と接地点との間
にはコンデンサ11が接続されており、本実施例は斯る
点を特徴としている。
斯る第2図の実施例に於いて、切換スイッチ9がa側に
切換えられていると、電源電圧(十■co)がダイオー
ド10及び低圧巻線7のAC間を介して水平出力トラン
ジスタ1に印加されることになり、この時、水平偏向コ
イル4には前述の式で与えられる水平偏向電流が流れる
ことになる。
この時、コンデンサ11の両端間の電位差は■。
0である。次に、切換スイッチ9がb側に切換えられた
場合には、低圧巻線7の中間タップに+Vccが印加さ
れ、それによって水平出力トランジスタが動作すると、
低圧巻線7のA端にはそのAC間とBC間の巻数比に比
例した振幅をもつ第7図のパルス電圧が発生し、このパ
ルス電圧でコンテ゛ンサ11が充電されるので、A端に
は結局+Vccよりも高い+Vcc’なる直流電圧が現
われることになり、そして、この+vcc’が巻線7の
AC間を介して水平出力トランジスタ1に印加されるの
で、この時の水平偏向電流の振幅は+Vccが+Vcc
’に上昇した分だけ大きくなり、従って、画面の水平ワ
イズが増すことになる。
この第2図の実施例では、コンテ゛ンサ11の両端間に
は+Vcc’の電位1差が生じるので、このコンデンサ
11には比較的耐圧の大きいものが必要となるが、この
点を改善したとか第3図の実施例である。
即ち、第3図図示のものは第2図と同様のコンデンサ1
1を低圧巻線7のA端と電源(十vco)との間に接続
した場合であり、この場合はコンデンサ11の両端間に
はVcc’ Vcc’の電位差が生じるだけであるか
ら、このコンデンサには低耐圧の従って安価なものが使
用できることになる。
また、第4図及び第5図は更に他の実施例を示しており
、これは構成上は前述のコンデンサ11を中間タップB
側に接続した点が前記各実施例と異なるだけであり、従
って、その対応部分に同一図番を付すとどめるが、この
両実施例では切換スイッチ9をa側に切り換えた時が水
平ワイズが増大する場合であり、また、この場合の動作
はその時B点に現われるパルス電圧を示す第8図から容
易に理解できるであろう。
なお、第2図〜第5図の実施例は何れも切換スイッチ9
の切換によって水平偏向回路の動作電圧が変化するので
、低圧巻線7のC端に現われるパルス電圧の振幅も変化
し、従って、受像管アノード電圧及びスクリーン電圧も
若干変化し、その変化の方向は偏向電流の変化による水
平ワイズの変化を妨げる方向であるが、前者による水平
ワイズの変化の度合の方が後者によるものよりも小さい
ので、動作電圧を変化させることによって水平ワイズを
制御できる訳である。
また、このような水平偏回路をズームテレビに使用して
水平ワイズを拡大するようにした場合には、水平ワイズ
が増大することによって、受像管の平均ビーム電流が減
少し、従って、画面の平均輝度が低下することになるが
、その際、受像管のアノード電圧及びスクリーン電圧が
増大する(第2図〜第5図の実施例では何れもそのよう
になっている)ことは、画面の平均輝度を上昇させる方
向に働き、従って、水平ワイズの切換による輝度変化を
補正することができるので好都合である。
また、第6図はこのような本考案の水平偏向回路を冒頭
で説明した水平周波数切換式のテレビジョン受像機に実
施した場合の好適な実施例を示しており、この回路は基
本的には第3図の回路を踏襲しているので、その各対応
部分には同一図番を付いているが、更に追加したところ
は切換スイッチ9に連動するスイッチ12(これらは共
に水平発振回路等の水平周波数切換スイッチに連動して
おり、水平周波数の低い方が端子a,a’に、また、高
い方が端子b,b’にそれぞれ対応している)を設け、
この切換スイッチ12によって新たに設けたS字補正量
調整用の補助コンデンサ13と水平ワイズ切換量調整用
の補助コイル14を選択的にS字補正コンデンサ5に接
続するようにした点及び、水平ワイズ調整用の補助抵抗
15をダイオード10と電源(■cc)との間に接続し
た点である。
なお、16は抵抗15を流れる電流の平滑用である。
ここで、スイッチ12によってコイル14を接離するよ
うにしているので、切換スイッチ9がb側に切換えられ
た場合に、その切換による水平ワイズの調整量を大きく
するためには、中間タツプBの位置を相当C端に近いと
ころに設けなければならないが、このタツプBを余りC
端に近いところに設けると巻線7とBC間のインピーダ
ンスが小さくなってしまい、水平出力トランジスタ1の
電流が非常に大きくなることになる。
そこで、斯る欠点を避けるために、AB間の巻数を比較
的小さくする代りに電源電圧(+■cc)を予め大きく
選定しておくことによって、切換スイッチ9がb側に切
換えられた際(水平周波数の高い際)の水平ワイズの調
整量を大きく設定し、そのようにした場合、切換スイッ
チ9がa側に切換えられた際に水平ワイズが大きすぎる
のを補助コイル14によって補正するためである。
また、切換スイッチ12によって補正コンテ゛ンサ13
を接離するようにしているには、S字補正コンテ゛ンサ
14は水平偏向コイル4とで弱い直列共振回路を構或し
て水平偏向電流の波形を補正するので、水平周波数が変
ってもこの補正動作が損なわれないようにするためであ
る。
更に、抵抗15を設けたのは輝度の高い画面に対して受
像管のビーム電流が増大して受像管アノード電圧が低下
し、それによって水平ワイズが増大した場合に、ダイオ
ード10とコンテ゛ンサ16の接続点の電圧を下げるこ
とによって、その水平ワイズの変化を抑制するようにす
るためである。
本考案の水平偏向回路は、以上の如く、フライバツクト
ランスの低圧巻線に中間タップを設け、この中間タップ
または上記巻線の低電位端に生じるフライバックパルス
を利用して電源電圧をブーストアツプし、このブースト
アツプされた電圧を水平ワイズ調整時の動作電圧として
水平出力トランジスタに印加するようにしているので、
電圧の異なる複数を必要とすることなく水平ワイズの調
整・変更を効率よく行なうことができる。
更に、上記ブーストアップ動作のオン・オフの切換動作
に連動させて、水平偏向コイルに直列接続のS字補正コ
ンデンサに、水平ワイズ切換量調整用の補助コイルとS
字補正量調整用の補助コンテ゛ンサを切換えて接続する
ようにしているので、水平出力トランジスタに流れる電
流の大きさを適当な大きさに保ったまま、水平ワイズを
希望通りの大きさに切換えることができ、且つ、その各
水平ワイズの状態に於いて所定のS字補正動作を行なわ
せ、リニアリテイの良好な偏向動作を達成できる。
しかも、上記補助コイルと補助コンデンサを1個の切換
スイッチによって選択的に切換えるようにしているので
、そのコイルとコンデンサの接離をそれぞれ別のスイッ
チによって行なう場合に比べて構或が簡単で安価に実現
できると云う利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水平偏向回路を示す回路図、第2図〜第
6図は本考案水平偏向回路の異なる実施例をそれぞれ示
す回路図、第7図及び第8図はその各実施例の動作を説
明するための波形図である。 1・・・・・・水平出力トランジスタ、4・・・・・・
水平偏向コイル、6・・・・・・フライバックトランス
、7・・・・・・低圧巻線、9・・・・・・切換スイッ
チ、10・・・・・・ダイオード、11・・・・・・コ
ンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が水平出力トランジスタの出力電極及び水平偏向コ
    イルに接続されたフライバックトランスの低圧巻線に中
    間タップを設け、この中間タップ及び上記低圧巻線の他
    端を第1の切換スイッチの二つの固定端子にそれぞれ接
    続し、この切換スイッチの可動端子をダイオードを介し
    て直流電源に接続し、且つ、前記低圧巻線の他端又は中
    間タップと前記直流電源との間にブーストアップ用のコ
    ンデンサを接続すると共に、前記第1の切換スイッチに
    連動する第2の切換スイッチを設け、この切換スイッチ
    の可動端子を前記水平偏向コイルに一端側が接続された
    S字補正コンデンサの他端側に接続し、一方の固定端子
    と接地点との間に水平ワイズ切換量調整用の補助コイル
    を接続し、他方の固定端子と接地点との間にS字補正量
    調整用の補助コンテ゛ンサを接続した水平偏向回路。
JP6193778U 1978-05-06 1978-05-06 水平偏向回路 Expired JPS596031Y2 (ja)

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JP6193778U JPS596031Y2 (ja) 1978-05-06 1978-05-06 水平偏向回路

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Publication Number Publication Date
JPS54163823U JPS54163823U (ja) 1979-11-16
JPS596031Y2 true JPS596031Y2 (ja) 1984-02-24

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