JPS5960160A

JPS5960160A - 空気調和機

Info

Publication number: JPS5960160A
Application number: JP16857682A
Authority: JP
Inventors: 三谷　明男; 志村　政利
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1982-09-29
Filing date: 1982-09-29
Publication date: 1984-04-06
Also published as: JPH0565778B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は、冷暖房運転を行う空気調和機に係シ、豹に
ＩＩｉ房運転時の運転開始時の立上シ特性をヴ善゛ｊ−
る飽気調和機に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来の空気調和機は、圧縮機、室内熱交換器。

案外熱交換器１ｗ強弁２よび西方弁からなる冷凍サイク
ルにおいて四方弁を切換えるだけで冷房運転と暖房運転
を切換えることがでさるうえ、暖房−転では圧縮１辰や
送風機への′−気大入力２〜３倍の暖房能力が得られる
という特徴を七している。

しかし、暖房運転の運転開始時には、冷凍サイクルの栴
ノ況女素が冷却式れていて低温度であるため、圧縮機に
よ）加圧された冷媒蒸気の温度も低く、屋内熱交換器に
て送風ｍ全運転すると低温度の空気が室内に吹出される
ことになるという欠点がある。そこで圧縮機を運転した
後に冷媒蒸気の温度が十分に尚くなって室内熱交換器か
ら温風が吹出せるまでの１目）、および１０分〜２０分
は室内の送風機の運転を停止しておシ、暖房運転ができ
ないとい〔発明の目的〕この発明は、上記欠点を解決するために成されたもので
、暖房運転開始時の立上り時間のきわめて短かい空気調
和機を提供するものである。

〔発明の概要〕

あらかじめ暖房運転時に圧縮機に加圧式れて高温度とな
る冷媒蒸気の熱の一部を蓄熱槽に貯えておき、運転停止
後再び暖房運転を開始する際に蓄熱槽の熱を冷凍サイク
ルの低圧側の冷媒流路に導き、冷媒を加熱することによ
シ立上り時間を短縮することを６Ｔ能とする。

〔発明の効果〕

一般に１ｗクラスの空気調和機の＋＋７房能力は約３ｏ
ｏｏＫｃａＬ／ｂである。いま暖房運転開始時の立上シ
時間として従来１５分でめったものを１０分短縮して５
分とすることを考える。このとき１０分間当シの暖房熱
ｉ　３００ＯＫ”／）、　Ｘ　−”　ｈ　＝　５００Ｋ
ｃａＪＯ熱を０開始時の５分間に冷媒に加えることができれば冷凍サイ
クルの構成要素を早期に篩温度にできかつ圧縮された冷
媒蒸気の温度を高めることができ暖房運転の立上シ時間
を短縮することが可能となる。

また不発ゆＪの作用は、暖房運転開始時の立上シ時間を
短縮できるだけでなく、暖房４転時に室外熱交換器にた
まった箱を除籍した後の暖房運転の立上り時間の短縮を
行うことも可能である。

まだ本シロ明で蓄熱槽に熱を棉くのに重力式ヒートパイ
プを用いたが、重力式ヒートパイプの受熱部を放熱部よ
り低くすることによシ、冷媒蒸気の温度が高いときには
熱を伝達するが、冷媒蒸気の温度が低くなると熱は流れ
なくなるので蓄Ｍ槽の熱を放出することがないという効
果が得られる。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明の一実施例で必シ、空気Ｘイロ磯１は、
圧縮機２．室内熱交換器３．室外熱交換器４、膨張弁５
および四方弁６からなる冷凍サイクル７で構成されてい
る。一方圧縮機２の吐出管の近傍８には重力式ヒートパ
イプ９の受熱部１０が装着されておシ、ヒートパイプ９
の他端の放熱部１１は蓄熱槽１２の中に挿入されている
。蓄熱槽１２にはその熱をポンプ１３によって？■凍プ
サイクル膨張弁５の出口側から圧縮機２の吸入側までの
低圧側冷媒流路１４に導びく熱媒流路１５が伝熱的に連
結して接続されている。

暖房運転時には、吐出管８は高温の蒸気が流れるので重
力式ヒートパイプ９の受熱部１０を装着することによシ
その熱の一部を蓄熱槽に蓄えることができる。そして暖
房運転を停止した後再び暖房運転を開始するときには、
圧縮機２を同時にポンプ１３を運転することにより蓄熱
の熱を冷媒流路１４に導びき低温冷媒を加熱する。そし
て高温蒸気が一定温度に達したら室内熱交換器３に設け
た送風機（図示せず）を運転することにより暖房運転を
開始できる。そして暖房運転が始まったらポンプ１３を
停止することによシ蓄熱４１１．２の熱の放熱を防ぐこ
とができる。

第２図は、本発明の蓄熱槽の実施例である。蓄熱槽１２
の小形化、高性能化のため固液相変化潜熱を利用する蓄
熱材２０を封入した。この種の蓄熱材２０には、塩化カ
ルシウム６水塩などが考えられる。

浩熱式蓄熱拐を用いるので熱媒との間の熱交換を行うた
めの熱交換器２１を蓄熱槽１２内に設ける。また運転１
苧止時に蓄えられた熱が逃げないように蓄熱槽１２の外
壁を断熱材２２で覆った。

第３図は本発明の他の実施例であり、空気調和機３１は
、圧縮機３２．室内熱交換器３３．室外熱交換器３４．
膨張弁３５．および四方弁３６からなる冷凍サイクル３
７で構成されている。さらに膨張弁３５と室外熱交換器
３４との接続流路に三方弁３８を設は主流路３９から分
岐して′＃ｉＦＡ槽４０内に設けられる熱交」Ｃへ器４
１に接続され呈外熱交換器３４人口部に接続されるバイ
パス流ｌｌ′１８４２を■している。一方蓄熱４４４０
にはヒートパイプ４３の放熱端部が挿入されておシ、こ
のヒートパイプ４３の受熱端４５は、圧縮機３２の吐出
管の近傍１６に装着されている。

かかる空気調和機３１において暖房運転時にはヒートパ
イプ４３によシ高幌蒸気の熱の一部を蓄熱槽４０に尋び
き蓄えることができる。’ｔして暖房運転を停止した後
に再び暖房運転を開始するときには、圧縮機３２を運転
すると同時に三方弁３８を切換えてバイパス流路４２に
冷媒を流すことにより蓄熱槽４０の熱で低温冷媒を加熱
でき立上シ特性を改良できる。そして高温蒸気が一定温
度以上に達したら室内熱交換器３３に設けた送風機（図
示せず）を運転することによりｖ房運転することができ
る。そして暖房運転が始まったら三方弁３８を切換えて
主流路３９に冷媒を流すことにより蓄熱槽４０の熱の放
熱を防止することができる。

第４図は、本発明の更に別の実施例を示しだもので、第
３図に同一部分は同一符号をもって示しその説明は省略
する。

すなわちバイパス流路４２の出口部１７に開閉弁４８を
設けたものである。このようにすることにより、暖房運
転開始時のバイパス流路流しから主流路流しに耐媒の流
路を切換た後熱交換器４１の中に残っている冷媒が蓄熱
槽４０に加熱されて冷凍サイクル中に流入することによ
る蓄熱槽の中の熱の放熱を防止できる。まだ冷凍サイク
ル３７中の冷媒量の変動を小さく抑えられるのでサイク
ル性能の良い冷凍サイクルが得られる。

第５図は、第３図および第４図に使用する不発明の蓄熱
槽の具体例である。蓄熱槽４０の小形化。

高性能化のため１１＆相賀化漕熱を利用するｄ熱材５０
を封入した。この独の＆熱材５０には、塩化カルシウム
６水」、・墓などか４えられる。潜熱式蓄熱拐を用いる
のでＭ〜媒との間の熱交換を行うだめの熱交換器５１を
蓄熱槽４０内に設ける。また連転停止時に蓄えられた熱
が逃げないように蓄熱槽４２の外壁を断熱材４２でキ１
った。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図および
第５図は本発明の蓄熱槽の具体例を示す構成図、第３図
は本発明の他の実施例を示す構成図、第４図は不発明の
更に他の実施例を示す構成図である。２．３２・・・圧縮機、　　３８・・・三方弁、１２．
４０・・・蓄熱槽、４２・・・バイパス流路、９．４３
・・・ヒートパイプ、４８・・・開閉弁、　　　　２０
．５０・・・蓄熱材。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）圧ｍ磯、室内熱間換器、箆外熱交換器、膨張弁を
備え四方弁によシ、冷暖房の切換えを行なう蒸気圧縮式
の冷凍サイクルよ）成る空気調和機において、上記圧縮
機に伝熱的に連結して設けられた圧縮された高温蒸気の
熱の一部を蓄える蓄熱槽と、一端をこの蓄熱槽に伝熱的
に連結され他端を前記冷凍サイクルの低圧側冷媒流路に
伝熱的に連結される熱媒流路とを備え、暖房運転時にの
み熱媒＃、路に設けたボ／プを運転し蓄熱槽の熱で検線
の加熱を行うことを％徴とする空気調和機。
（２）前記蓄熱槽に烏（晶蒸気の熱を導くのに重力式−
のヒートパイプを用い、その受熱部を圧縮機の吐出管近
傍に装着し、放熱部を蓄熱槽内に挿入して受熱部を放熱
部より低く設置したことを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載の空気調和機。
（３）圧縮機、室内熱交換器、室外熱交換器、膨張弁を
備え四方弁により冷暖房の切換えを行なう蒸気圧縮式の
冷凍サイクルよシ成る空気調和機において、上記圧縮機
に伝熱的に連結して設けられた圧ｉｖ４された高温蒸気
の熱の一部を導びいて蓄える蓄熱槽と、前記膨張弁と室
外熱交換器との接続流路から三方弁を介して分岐して前
記蓄熱槽内設置される熱交換器を経て室外熱交換器の入
口部に接続されるバイパス流路とを備え暖房運転時に前
ｉ己三方弁はバイパス流路を連通させ上記ｒＡ父換器を
経由して室外熱交換器に冷媒を供給することを特徴とす
る箪気誠和機。
（４）前記バイパス流路において蓄熱イ、Ｊ内に設けた
熱交換器と室外熱交換器人口部との／ＩＪＪにｔｙδ閉
弁を、９設けたことを特徴とする特許請求の範囲第４項記載の窒
気副オロ機。
（５）前記蓄熱槽に高温蒸気の熱を尋くのに重力式のヒ
ートパイプを用い、ぞの受熱部を圧縮機の吐出管近傍に
装着し、放熱部を蓄熱槽内に押入して受熱部を放熱部よ
シ低く設置したこと全特徴とする特許請求の範囲第４項
記載の望気調イ１」機。