JPS5959888A - アジポニトリルの製造方法 - Google Patents

アジポニトリルの製造方法

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JPS5959888A
JPS5959888A JP57170723A JP17072382A JPS5959888A JP S5959888 A JPS5959888 A JP S5959888A JP 57170723 A JP57170723 A JP 57170723A JP 17072382 A JP17072382 A JP 17072382A JP S5959888 A JPS5959888 A JP S5959888A
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cathode
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electrolytic
electrolysis
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Toshiro Isotani
磯谷 俊郎
Koji Kimura
幸司 木村
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアクリロニトリル(以下ANと略記する)の電
解三量化によるアジポニI・リル(以下ADHと略記す
る)の製造方法に関し、さらに詳しくは、AN、水及び
伝導性支持塩を含む電解液を単一電解帯域に通液し、電
解三量化することによってADNを製造する方法に関す
るものである。
従来、ADHはナイロン6.6の製造における価値ある
前実物質であって、例えばA Nの電解三量化、アシビ
ン酸の脱水アミン化、ブタジェンのヒドロフ′アノ化な
どの方法によって製造さり、でいる。
これらの製法の中でANの電解三量化によるADNの製
造は、従来均一相電解(特公昭40−4733号公報)
又はエマルジョン電解(’t’4j公昭45−2412
8号公報)の2鍾類の方法により行われている。こ力、
らの方法は、隔膜を用いなくても実施しつるが、隔膜を
用いないと陽極腐食が著しく、寸だ陽極においてANが
酸化されてAN基準のAI)N選択率が低くなるなどの
理由から、工業的には隔膜、実質的に陽イオン交換膜を
用いて行われている。
しかしながら、隔膜を用いる電解三量化は電力の損失が
極めて犬きく、その上隔膜それ自体の経済的な負担が大
きいなどの欠点を有している。したがって、隔膜を用い
なI0単−室電解槽においてANの電解Z量化を行う方
法について、こit iで神々の改良法、例えば単−室
電解槽を用いたAND電解方法(特公昭43−5883
号公報、特公昭42−17006号公報)、アルカリ金
属塩から成る電解質溶液中でANを電解三量化する方法
(#!f公昭42−1.1571号公報)、あるいは多
塩基酸の酸性アルカリ金属塩と第四級アンモニウム塩か
ら成る界面活性剤とを含む電解液を用い、グラファイト
陰極と酸化物陽極で構成された単−室電解槽においてA
Nを電解′TL量化する方法(特公昭52=38013
号公報)などが提案されている。しかし、なから、前二
者の方法においては陽極の腐食が大きく、かつAI)N
の収率が低いなどの欠点があり、また後者の方法におい
ては、ADNの収率が消費されたANに対してだけでな
く、消費された電気量に対し7ても比較的良好であるも
のの、陰極材質がもろいことや陽極腐食が大きいなどの
欠点を有している。この酸化物陽極の腐食を防止する/
ζめ(・て、例えば縮合ボIJ IJン酸のアルカリ金
属塩やポリメタリン酸のアルカリ金属塩を添加する方法
(4,!I′公昭47−14090号公報)が提案され
ているが、この方法においても陽極腐食に関して一1分
に満Ji’−L9るものではなく、そのJ−:ADNの
収率が低い。
寸だ、このような陰極祠質のもろさ、陽極拐質の消耗速
度の大きさや及び収率の低さなどを改良するために、例
えばカドミウム陰極及び炭素鋼陽極から成る単−室電解
槽において、アルカリ金属リン酸塩、ホウ酸塩又は炭酸
塩を含む電解液を用い、ANN全酵解量化する方法(特
開昭49−56921号公報、特公昭51−2444号
公報なと)が提案されている。しかしながら、この方法
においては、前記の改質の目的がかなり達せらil、で
いるものの、水素の発生が著しいといった欠点がある。
この水素発生を抑制するために、例えばエチレンジアミ
ンテトう酢酸塩(以下EDTAと略記する)などの遊離
金属封鎖剤を電解液に加えて電解液中の重金属を封鎖す
ることが提案されている〔特開昭49−92021号公
報、特開昭50−126619号公報、 Hydroc
arbon ProcessingApril(198
1)p161]。しかしながらこの方法においては、水
素の発生はかなシ抑制されるものの、まだ十分(で満足
しつるほどのものではない。
前記のEDTAは、水素の発生を抑制するのみならず、
遊離している重金属や溶解していない重金属よりも過剰
に封鎖能を有【7たBDTAが存在すれは、陽極の腐食
抑制や電解電圧の長期安定維持(・(も極めて効果があ
り、その上陰極を腐食して陰極表面を常に新鮮に保つ効
果を有するなどの長所がある反面、重金属を封鎖したE
 D TAは電解液に溶解していて、このKDTA を
回収再生することは極めて困難であるといった欠点を有
している。したがって、常に遊離重金属よりも過剰のB
DTA′f:存在せしめるためには、重金属を封鎖した
EDTAから重金属を除き、封鎖能を回復したEDTA
を電解液に再使用する必要があるものの、それが極めて
困難である。
ところで、電解液の実質的な回収−や精製プロセスにお
いて、陽極及び陰極から溶出してくる鉄及びカドミウム
を除去する方法も知らil、ている(特開昭53−15
312号公報)この方法においては、リン酸塩やホウ酸
塩などの伝導性塩を結晶として回収しているが、結晶の
回収(こは゛ロスが伴い、寸だ結晶化という煩X(な操
作はT業的プロセスとしてに、満足しつるものではない
。−力、重金属をIN釦したEDTAは、その金属濃度
をある範囲で一定濃度に維持するだめには、糸外にJ1
7り出してJ」鎖さ九た金属を分離し、封鎖能を回復し
たEDTAを系内に循環する必要かあるが、そのブ17
セスについて具体的には示されてなく、その回収の困難
さが知れる。寸だ、陰極表面の新鮮さを維持するために
、陰極を消耗させることによって重金属が蓄積するとい
う欠点も有している。
このように、KDTAの回収再1史用ン1極めて困難で
あり、たとえ回収されるとしても、ADHの精製■二程
まで含めた全プロセスは極めてはん雑になることが予想
され、したがってKDTAは先に述べたような効果があ
るものの、それを実用プロセスに用いることは困難であ
る。
壕だ、EDTAを電解液Vこ添加して電解を継続する場
合、電解液中に含まれる遊離重金属に対して大過剰の封
鎖能を有するEDTAを存在させることによってのみ、
陽極の消耗が低く維持でき、捷だト分に満足しつるほど
ではないが、ある程度の水素発生が抑制され、かつ初期
電圧が維持できる。
また、KDTAが遊離重金属よりも僅かに過剰な状態に
おいては、不均一な例えばコロイド状の陽極腐食生成物
が生じることがある。この腐食生成物lよ陰極上に沈着
して水素発生の要因となると考えら!+−、フィルター
などを用いて除去する必要がある。さらに[1jDTA
が遊離重金属よりも少量の場合は、陽極消耗、水素発生
及び初期電解電圧の維持などの総ての点において、満足
しうる結果は得1りれ;よい(特開昭50−12661
9号公報)。このようにFiDTAを電解液に添加して
電解を継続する場合、封鎖能を有するKDTAを、電解
液中に含−ま凡る遊離金属に対し大過剰存在させること
が重要である。
1な、EDTAを添加した電解液を用いる場合、陽極の
伺質は炭素鋼に限られ、ニッケル、クロム、銅などが実
質的(・ζ含捷れCないことが必要である(特公昭51
−2444号公報)。この理目眉は陽極がこれらの金属
を含む場合、その腐食によって放出さ力、たこれらの金
属イオンは、EDTAを用いて個釦[7ても、なお水素
発生及びADN収率に悪影響を及はずと考えらtLるか
らである。
さら(lこ陰極については、EDTAを用いる場合、陰
極を消耗させながら極面罪゛i升鮮(・ζ保たねばなら
ず、1〜だが′つて鉛陰極では消゛耗が著しいので、環
境tり染に問題かあり、かつADH収率が鉛陰極より低
いカドミウム陰極を使用する必要がある。
このよう(・乙単−室電解槽におけるANの1if’l
(二届:ILXにおいて、電解液に重金属月鎖削として
E T) T Aを含有させる場合、種々の問題点が生
じる。
一方、ANの電解二衛化によるA I)Nの製aに際し
、電解液をカチオン交換樹脂で処理して電極反応有害物
を除去する方法(特公昭49−41175 号公報)が
提案されている。この方法においてはカチオン交換樹脂
として、−8O3H基を有する強酸性カチオン交換樹脂
、−002H基を有する弱酸性カチオン交換樹脂などが
用いられている。しかしながら、一般的なυチオン交換
樹脂による電解液処理は、隔膜電解においてはその効果
が著しいものの、単−室電解においては、長時間にわた
る水素発生の抑制及び初期電解電圧の安定維持などの点
で、その効果は十分なものではない。
本発明者らは、単−室電解槽を用いだANの電解三量化
によるADNの製造において、従来の方法がもつこれら
の問題点全解決するために鋭意研究を重ねた結果、単−
室電解槽を用いたA Nの電解三量化において、電解液
を抜き出してキレート樹脂又はキレ−1・性を有する高
分子化合物で処理することにより、長期間(tこわたり
水素発生が実質−に抑制されること、消費AN基準及び
消費電流基亭のADN収率が良好であること、初期電解
電圧が安定に維持されること、陽極が過剰のEDTAを
用いた場合と同等の消耗速度を有し、かつ不均一な陽極
腐食物をまったく生成しないこと、陰極の寿命が長いこ
となどを見出l〜、これらの知見に基づいて本発明を完
成するに至った。
すなわち、本発明は、アルカリ金属塩及び第四級アンモ
ニウム塩を伝導性支持塩として、ANを含む電解液エマ
ルジョンを単一電解帯域で電解してADHを製造するに
当り、電解液を連続的若しくは断続的に抜き出し、ギレ
ート樹脂又はキレート性を有する高分子化合物で処理す
ることを特徴とするADNの製造方法を提供するもので
ある。
本発明方法において用いる中−電解帯域とは、陰極と陽
極の間に隔膜の存在しない電解槽のことである。ただし
、隔膜を介して陰極室と陽極室が隔1り1トされた電解
槽であっても、陽極液と陰極液が基本的に同−液である
場合シ」1、本発明でいつ単−電解帯域(・こ包含さi
する。
従来の隔膜電解槽ICは、陰極液か陽極と接触した9、
逆に陽極液が陰極と接触することの不都合を回避するた
めに、陰極液と陽極液を隔て、かつイオンを通ずイオン
交換膜が隔膜として用いられておυ、その陰極液は、例
えばAN、第四級゛rンモニウム塩及び水を主成分とす
るものであり、−・方陽極液1は、例えば硫酸水溶液で
あって、この両者はまったく異なるものである。
しかしながら、陰極と陽極か隔壁で隔てられCいても、
例えば低沸分を除いた陰極液を陽極液として用いたり、
寸だ陰極液と陽極液が僅かでも混合し合ったのちに、再
び陰極液と陽極液に分けて戻さノ1.るような場合は、
本発明方法でいう中−室電解槽における電解と同等であ
る。
本発明方法における単一電解帯域に用いる陰極には、一
般に水素過電圧の高いものが使用11丁能であり、この
ようなものとしては、例えば鉛、亜鉛、カドミウム、タ
リウム、グラファイトなど及びそれらを主成分とする合
金が挙げられ、これらの中で鉛、カドミウム及びそれら
を主成分とする合金が好適であり、さらに収率などの点
から鉛又は鉛合金が最も好丑しい。EDTAを用いる場
合は、陰極に鉛を用いると消耗が烈しいので、環境汚染
に問題があり、かつADN収率が鉛陰極の場合よシ低い
カドミウムを陰極に用いざるをえないが、本発明方法に
おいては前a【シのように鉛やその合金を陰極に用いる
ことができる。
丑だ、陽極には、一般に酸素過電圧の低いものが使用相
捕であり、このようなものとして鉄又は鉄合金か最も好
寸しく、例えば純鉄、軟鋼、炭素鋼、ステンレススチー
ル、ニッケル鋼、低合金%’l、その他各種の鉄合金な
どが用いられる。EDTAを用いる場合は、ニッケル、
クロス・、銅、ケどを実質的に含んだもの、例えばステ
ンレススチールやニッケル鋼などを用いることかできな
いが2、本発明方法(′こおいては、前記のようにこ1
1らのものを使用rるこ占ができる、。
本発明方法Vこおいて用いらf”Lるキレ−1・樹脂は
、イオン交換偵・1脂における交換基の一部又は全部を
キレート基に代えたものであって、このキレート基とし
では、例え幻:イミノシn′1酸基、アミドオキ/ム基
、アミンリン酸基、ポリアミン基、ジオール基、ジチオ
カルバミン酸基、ピリジン基、ヒドロキシカルボン酸基
などが挙げられ、と)しらの中で特に好ましいものはイ
ミノジ酢酸基、アミドオキンム基、アミンリン酸基、ポ
リアミン基である。
また、本発明方法に用いるキレ−1・性を有する高分−
r−化合物は、2種以上の官能基又は交換基若1〜くけ
その両方を有していてキレート基を有した場合と同様の
効果をもつ高分子化合物であって、このようなものとし
ては、例えばフミン酸を原料上した交換体が挙けられ、
このものはカルボキシル基と水酸基の組合せでキレート
性を示す。
本発明方法においては、これらのキレート樹脂やキレー
ト性を有する高分子化合物を個ノ・に用いることができ
るが、電解液組成や電J6@ !・て応じて各種キレ−
1・樹脂やキレート性を有する高分子″化合物を組み合
せて用いることも可能であり、またこれらのキレート性
を有する化合物とカチオン交換樹脂やアニオン交換樹脂
とを併せて用いることもnf能である。
本発明方法におけるキレート樹脂又はキレ−1・性を有
する高分子化合物の使用量は、通常〔H+〕J−して0
.0001〜2 cc/ A、H1好ましくは0 、0
01〜1.5cc/’A、Hlさらに好−ましくは01
01〜l CC/ A 、 Hの範囲である。
本発明方法に用いる電解液は、ANを含む油相と水相か
ら成り、その水相が連続相であるようなエマルジョンで
あって、油相/(油相ト水相)の容量比は通常帆Of)
 1〜0.50の範囲である。
壕だ、キレート樹脂又はキレ−1・性を有する高分子化
合′吻に通液される処理液としては、電解液エマルジョ
/、エマルジョンノ水相又u ニーr ル)ヨンの水相
からANなどを除いた液などが用いらi−5これらは連
続的又は断続的(・こ処理に供さ)1.る。
この処理6り蚤は経済性が許す限り多い方がよいが、一
般には0.01〜100 cc / A、H、好ましく
は0.1〜70 CC/A、Hlよυ好ましくは1〜5
0CC/A、Hの範囲である。
さらに、電解液エマルジョ/における油相中のAN濃度
は−・般に5〜60mm係、々r丑しくは10〜45重
り1%、さらに好1しくに15〜.10重型幅の範囲で
あり、水相中のAN濃度(・ま油相と溶解゛1′衡をな
している。
本発明方法においては、伝導性支持塩としてアルカリ金
属塩と第四級アンモニウム塩の混合系が用いられる。ア
ルカリ金属塩単独の場合はADHの収率が低くて水素の
発生が多く、また第四級アンモニウム塩単独の場合は電
解電圧が高くなυ、したがって収率、電解電圧、水素発
生の抑制などの点から、本発明方法においてはアルカリ
金属塩上第四級アンモニウム塩との混合系を用いること
が必要である。
このアルカリ金属塩のカチオンとしでは、例えばリチウ
ム、ナトリウム、カリウム、ルビジウムなどが挙げられ
、これらの中でナトリウム又はカリウムが経済的に得や
すい点で好まj〜い。これらのカチオンは電解液中に単
独に含ま、Itてぃてもよいし、2種り、上混合して含
まれていても、しい、。
また、第四級アンモニウム塩のカチオンとしては、一般
式 で表わされる第四級アンモニウムが挙げら?Lる。
この−・般式(1)i’こおけるR1、R2、R3とし
ては、炭素数1〜5のアルキル基、R4としては炭素数
1・〜lGのアルギル基が好t L、 <、このような
第4紗−rンモニウムとし2では、例えばテトラエチル
、ン/エチルシアばル、テトラプロピル、エチルトリブ
チル、テトラブチル、アミルトリプロピル、トリメチル
オクチルなどのアンモニウムを挙けることができる。
′まだ、前記の伝導性支持塩として用いるアルカリ金属
塩及びηX四級アンモニウム塩のアニオントしては、例
えばリン酸、硫酸、硝酸、ホウ酸、炭酸などの無機酸又
は多filli酸の残基が挙げら、f−i、る。
こJしらのアニオンはN M液中にtlへ独に含まhで
いてもよいし、2種以−に混合して含まれていてもよい
が、好捷しくはリン酸・イオンと無機酸又は多価酸のイ
オンがとも1に含1ノしていることであり、最も好まし
くはリン酸イオンとホウ酸1オンがともに含−まれでい
ることである。丑だ、p−トルエンスルホン酸やエチル
硫酸などの有機酸残基金アニオンと1〜で併用されるこ
とも可能である。
本発明方法における電解液中のアルカリ金属塩の濃度は
、その溶解度の範囲で任意に選ぶことができるが、溶液
の伝導性を上昇させる目的からいえば、0.1重量係以
上、好′ましくはJ重歇係!収上、さらに好ましくは3
重9%以上である。
また電解液中の第四級アンモニウム塩の濃度は、ADN
収率の向上及び水素発生の抑制の点から、一般には5 
X 10−5モル/を以上、好ましくは10−4モル/
を以上、さらに好1しくは工0−3モル/を以上である
さらに、電解液のpHは5以−ヒが望1しく、好ましく
は6以上、さらに好゛ましくは7以上であるが、pH1
0以上になるとAN及びADNのアルカリ分解などの反
応が生じて好筐しくない。1だpH5以丁では水素の発
生が著しい上に、キレ−1・樹脂を用いた効力も低減す
る。′ 本発明方法の電解時における電槽内の電解液温度は、ア
ルカリ金属塩の析出点以上であればよいが、通常20〜
75℃、好ましくは30〜70℃、さらに好1しくは4
0〜600の範囲である。
捷た、電解時における電流密度は陰極表面1 cA当り
、通常0.005〜0.70アンペア、好1しくは0.
01〜0.50アンペア、さらに好ましくは0.05〜
0.40−アンペアの範囲である。
さらに、本発明方法においては電解槽における陰極と陽
極の距離は、通常o、i〜4闘に設定され、その隙間を
電解液が通常0.5〜4rn/秒の線速度で通過さ九る
次に本発明方法の具体例を、代表的な工程図によって説
明するが、本発明はこの工程図に示される方法になんら
限定さhるものではない。
図面は、キレ−1・樹脂で電解液r′島理しながら、単
−室電解漕CANの電解二蛋化を行ってADNを装機す
る方法の工程説明図の1例であって、行号1は電解液タ
ンクであり、2からAN、3から水力供給される。電解
液はエマルジョンの!、ま単一・室電解槽4に送られて
電解Z量化される。陽極で発生I7た酸素ガスを含んだ
気液混相の電解液は気液セパレーター5において酸素ガ
スを主体とする気相と酸素ガスの除かJl、だ液相とに
号けら:l)、排ガスは(iから「井出さλLる。一方
酸素ガスの除かれた電解液C1人部分が電解液タンク1
に戻され、一部はキレ−1・樹脂塔7に送られて処理さ
八たのち、電解液タンクlに戻さ瓦る。8は電解液エマ
ルジョンを油相と水1旧とに′))−離1ノ、まための
デカ−フタ−であって、8で分備された油相はANの回
収やADNの精製などのため、9から抜き出される。
□本発明のADNの製造方法は、EDTAなとの遊離金
属封鎖剤を用いる方法に比べて、 (1)陰極における水素発生を実質上抑制できる、(2
)初期電解電圧を安定に維持できる、(3)陽極が過剰
の遊離金属封鎖剤を含んだ場合と同等の消耗速1現を有
し、かつ不均一な陽極腐食物を1つたく生成しない、 (4)  ADN収率を長期間にわたって高く維持でき
る、(5)陰極の寿命が長い、 (6)遊離金属封鎖剤の回収、再生などの工程がまった
く不要であり、また伝導性塩の損失もまったくない、 (7)  ADNの精製が極めて容易である、などの利
点を有している。
また、本発明のキレート樹脂又はキレート性高分子化合
物による処理方法は、単−室電解における電解液の処理
のみならず、隔膜ミツvCにおζする陰極液の処理にも
有効である。
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
/ /″ / 実施例1 単−室電解槽はIanX90cmの′電解面を有する鉛
合金を陰極とし、同じ電解面を有する炭素鋼を陽極とし
てなり、陰極と陽極を2胴の間隔で保った。電解液は1
0屯量部の油相及び90重置部の水相でエマルジョンを
なI〜ており、水相の組成はAN約20wt%に2HP
O4約10wt%に2B407約3wt% (EtBu
3N)EtSO40,3wt%、及び若干のADN、 
 プロピオニトリル、1,3.6 −トリ・ノアノヘキ
ザンを含んだ水溶液であり、リン酸でpH約8に調整し
た。油相は該水相と溶解半画をなしており、その組成は
AN約28wt%ADN約62wt%である。
このエマルジョンを電解面で勝運1 m1secになる
ように却−室mM僧に循環供給し、電流密度2゜A/d
u+”+  50℃で電解を行った。電解を始めると同
時に、′電解液タンクから油水分離器に送られたエマル
ジョンの水相を、約50℃に保温したーイミノジ酢酸タ
イプのキレート樹Ill (LewatitTP207
 ) [K +] 5.200 CCで6cc、’AH
の割合で処理を始め、電解液タンクに循環した。
また、同時に油相を連続的に抜き出し、前記亀M故組成
を保つようAN及び水を連続的に添加し、油相に溶解し
て抜き出された( ai、Bu3N)ptso4を随時
添加した。
このようにして356時間電解を行った結果、初期電解
電圧は3,9vで安定に推移(7、発生ガスに含捷れる
水素は電解終了時で0.16vot%でありt陰極の消
耗速度は0.2119/AH1陽極の消耗dすWはo、
231〃g/AHであり、不均一の陽極IN食物はまっ
たくなかった。まだ、消費ANに対するADN収率はt
+o、6%、電流効率は89.2%であった。
比較例1 キレート樹脂を強酸11:カチオン交換樹脂(DIA−
1ON」〕K−208)に代えた以外は実施例1と1つ
だ〈同様にして′電解を94時間行った。
Cノ’hυl’+li: I’l仁し圧3.9vlま4
.:3vにまで上Jjf、 L、発生ガスに含まれる水
素は平均1.(J6vo/=%、終了時で:3.08v
o1%であり、陰極の消耗速度は0.24mfI/AH
1陽極の消耗速度は1.3mfI/hHで不均一な陽極
腐食物が蓄積し7た。まだ、消費ANに対するAI)N
収率シま79.2%、電流効率は77.1%であった。
比較例2 キレート樹脂を・弱岐性カチオン交換樹脂(Δ罪−be
r1.j、1;e 工RC−84)に代え/ζ以外は実
施例1とまったく同様にして電解を212時間行つだ。
初期電解電圧:L9vは4.2Vにまで上昇し、発生ガ
スに含1れる水素は平均2.16vot、!!(終了時
で4.89vot%であり、陰極の消耗速度は0.25
rig / AH1陽極の消耗速度ば1.zornLi
/ΔHであり、不均一の陽極腐食物が電解液中に蓄積し
た。また、消費ANに対するA 1.)1.1収率は8
2.1%、電流効率しf 78.8%であった。
実施例2 カトミウノ・を陰極に用い/こ以外幻、実施例1と1つ
たく同様にして電)竹を:)40時間行った。
初期電解電圧は3.9vで安定に推移し〜発生カス中に
含まれる水素は電解終了時で0.34vo7%であり、
陰極の消耗速度は0 、16 mg/AH、陽極の消耗
速度は0.21+nグ/AHで不均一の陽極+tpt、
食物は牛しなかった。
丑だ、ADN収率は8 :3 、5%、電流効率は82
.3%であっだ〇 比較例3 陰極としてカドミウムを用い、キレ−b it脂を用い
ず、電解液に1’2mmot/lのに41TA を添加
し、ておき、電ifJイを始めると同時に0,5川m 
o 1. / Fのに4EDTAを連続的に添加j〜、
油水分離器の水相を36y/Fで抜き出し、重金属を含
まない、同じ組成の水溶液を回置添加する以外は実施例
1とまったく同様にして電Jす了を255時間行った。
汐j期、1口’I’l”を圧は3.9vで安定に推移し
、発生ガスに含まれる水素は平均:L86v□t%、 
′屯S終了時て9.56vot%であり陽4鐵の消耗速
度はo、24Iny/ A H、陰極の消耗速度に、o
 、 40 my/ A11 テアツfc。
A回収率Qよ76.2%、電流効率V171.2%であ
つlc。
1七申父イ+11 陰極として鉛合金を用いる以外は比較例3とまったく同
様にして11旬IJイを138時間行−っだ。
初期電解電圧は:3.9で安定に推移し、発生カスに含
−まれる水素は平均]、64vot%、電解終了時で2
.15vot%であり、陽極の消耗速度は0.2:3’
ft/ AH、陰極の消耗速度は1. gg mg /
 AHテあった。
ADH収率は77.8%、電流効率は74.5%であっ
た。
実施例3 陽極に用いた炭素鋼を5US3]6に代え、キレ−1−
樹脂に塩基性交換樹脂(Duolite A−377)
を併用した以外は実施例1とまったく同様にして電解を
328時間行つだ。
初期電解電圧は:L8vで推移し、発生カス中に含捷れ
ている水素は電解終了時で0.09 vot%てあり、
陰極の消耗速度はo 、 :30 rnq/Δ11、陽
極の消耗速度は0 、26 Tノr’j/ AHで不均
一の陽極腐食物は生じなかった。
寸だ、消費ANに対するADN収率はOl 、 9%、
電流効率は90.5%であった。
比較例5 陽極をEIUS316にし、陰極を鉛合金とした以外は
比軟例3とまったく同様に電解を行った。
180時間の電解の結果、発生ガスに含まれる水素ガス
は平均4.07 vo1%、市)管終了時9.48vo
7%であった。
実施例4 実施例1と基本的に同様であるが、AN約2wt%Na
 2 )(PO4約9wt%(ii;t4N)2804
約2wt%を主成分とする水溶液を水相とし、アミンリ
ン酸タイプのキレート樹脂(Duolite ES−4
67) 180ccを用いて、15cc/AHで液処理
を行い、線速1、−5 ”I /secで電%!lを行
った。
114時間の電ilJ/(の結果、初期電解電圧は4.
Ovて安定に移し、発生ガスに含−まれる水素は′電解
終り′時で0.19vot%であり、陽極の消耗速度は
0、28 my/Δ11、陰極の消耗速度はo 、 I
 2 nry/ AHでbつだ。ADH収率は88 、
9%であり、電流効率187.4%でめつ7′こ。
実施例5 実施例Iと同様の′電槽で、5%+vi41を陽・田、
純鉛を陰極として用い7゛コ。
電解液は5市′$−都の油相及び5)5重置部の水相で
エマルジョンをなしており、水相の組成I″i、AN約
2wt% Na2HPO4約10wt;%エチルトリプ
ロピルアンモニウム−p−トルエンスルポネ−ト約1、
wt%及び若干のADH,プロピオ= l−1) ル、
1.3.6− トリシアノヘヤサン、残部は水であり、
pHを7.5にリン酸で調整した。油相は該水相と溶解
平衡をなし、ており、組成はAN約22wt%ADN約
70 wt%゛である。 この′市: +vr を夜エ
マルジョンを線速2 m/Secで単−電解槽に循環供
給1〜、電流密度25A/dtイ、50’Cで電解を行
った。
電解を始めると同時に約65℃に保温したイミノジ酢酸
タイプのキレ−1・樹脂(Lewatit 0C−10
48) 250 ccで20 c c /A Hの割合
で水相の処理を始めた。また、同時に油相を連続的に抜
き出し・前記′屯)管組成を保つようにAN、水及びエ
チルトリフロビルアンモニウムーp−1−ルエンスルホ
ネートを連続的に添加した。
361時曲の電解の結果、初期亀解亀圧は4.Ovで安
定に推移し、発生ガスに含まれる水素は電解終了時で0
.08vot%であり、陰極の消耗速度は0 、45 
mf// AH*陽極の消耗速度はo、3tyy/、u
+で不均一の陽極腐食物はiつたくなかった。ま/r、
消費ANに対するADN収率は91.5%、電流効率は
90.4%であった。
実施例6 実施例1と基本的に同様であるが、陽極としてJIS 
 G  3114,5MA30A(Cu O,20−0
,70%Cr O,:30−1.20%など)、キレ−
1・樹脂としてアミドオキシノ・タイプのキレ−1〜樹
脂(]つuoiiteC8−346)を用い、キレ−・
1・樹脂を約35℃に保温1−、て電解を行った。
186時間の電解の結果、初期電J督電圧は3.9Vで
推移し、発生ガスに含まれる水素は’+lj l’l’
(終了時で0.16vot%であり、陰極の消耗速度ケ
よ0.27rq/AH,l’M極の消耗速1川はQ 、
22 mf//Δ■]であった。
寸/ζ1、ADH収率は89.6%、電流効率は89.
8%であった。
実施例7 JIS G 33 ] 1 、 SN02M(Ni 2
.50〜3.00%など)を陽極に用い、(EtBL1
3N)’EtSO4に代えメチルトリペンチルアンモニ
ウム硝酸約(3,2%を用い1ポリアミンタイプのキレ
ート樹脂(DIAIONcRzo)で水相を処理する以
外は実施例1と同様に電解を286時間行った。
’1irvI!電圧は3.8vで安定であり、発生カス
中の水素ガス濃度は電1’lイ終了時で0.21 vo
1%であった。
陰極は0.34 my/ AH、陽極は0.31my/
AHで消耗し、不均一の陽極腐食物は生じなかった。
1だ、AI)N収率は88.2%、電流効率は86,1
%であった。
実施例8 キレート樹脂としでフミン酸を原料としだ父換体(フミ
エース、チルナイト社R) 500 cc を用いた以
外は実h1!i例1とまったく同4千に電J管を行った
300時間の電解の結果、奄解屯圧は3.9Vで安定で
あり、発生ガスに含まれる水素d、平均o、24vo1
%1電解終了時で0.51vot%でめった。陰極の消
耗速度はo 、 201ny/ AH、陽極の消耗速度
はo、25my/AHであり、ADN収率は85.9%
、電流効率は85.1%であった。
実施例9 陽極としてDurirOnを用い、イミノジ酢酸タイプ
のキレ−1・樹脂(DIAION OR1,0) 20
0 CCとピリジン系キレート樹脂(Sumicl+e
late CR−2)100 ccを併用し、水相の支
持塩組成をに2HPO4約12 W t%、オクヂルト
リエチルアンモニウム硫+W約0.1 wt%とし、I
JHを硫酸で約8.5とし、他U実施1タリ1と同様に
行った。
420時間の電)リイの結果、電11+’l電斤は:l
!lvで安定であり、発生カスに含まれる水素は′醒1
1J14!iJ’時0.30 vo/、 %fあり、陰
極は、0.1g tq / AH、陽1.U r、J、
0 、46 Ttq / AIIで消耗した。A1.)
旧1叉率は90.1%、’Tlj流効率は’11.0%
であつ/(−0実施例10 陰極は船台(西1弓極を純鉄eこし、約50℃に保温し
た1)uol、ite ES−467150ccを用い
、トリメチルデンルアンモニウムーホウ醒塩を第四級ア
ンモニウムとして用い、他は実施例5とまったく同様に
して376時間、電解を行った。電解電圧は4.Ovで
安定であり、発生ガスに含まれる水素は電解終了時で0
.22voA%であった。陰極は帆17yny/ AH
* II極はo 、 27 rny/ AHで消耗した
。ADN収率は89.9%、電流効率は90 、5%で
あった。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施態様を示す工程説明図の1例であっ
て、図中符号1は電解液タンク、4は単−家電′M壇、
5は気液セパレーター、7はキレ〜1・樹脂塔及び8は
デカンタ−である。 特許出願人 旭化成工業株式会社 代理人 阿 形  明 手続補正書 2発明の名称 アジポニトリルの製造方法 3 ン市止をする名 事(′1との関係 特許出願人 (」所大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2香6号氏 名 
(003)旭化成工業株式会社代表者 宮 崎  輝 4代 理 人 詳細な説明の欄 8、補正の内容 (11特許請求の範囲を別紙のとお9訂正しま丁。 (2)明細書第2ページ第6行目、第10ページ第6行
目、11行目、15〜16行目、第11ページ第11行
目の「単一電解帯域」を「単一電解槽」に訂正し1丁。 (3)同第2ページ第14〜15行の「(qす公明45
−241.28号公報)」全1−(特公昭45−241
28号公報、特公昭45−24129号公報)」に訂正
し1丁。 (4)同第4ページ第10行目の「及び」を削除し寸す
。 (5)開用5ページ第1〜2行目の「電解液に加えて電
解液中の重金属を封鎖すること」を「電解液に包含させ
て陰極表面に接触させること」に訂正し1丁。 (6)同第5ページ第7行目1満足しうるほどのもので
はない。」の後に[(9j開昭52−14718号公報
)l−加入しまTo (7)同第9ページ第15行目の1高分子fヒ合物−1
奮「電解液に不溶性の化合物」に訂正し丑T。 (8)同第10ページ第9行目の1高分子fヒ金物」全
1電解液に不溶性の化合物」に訂正し1丁。 (9)同第13ページ第3〜・9行目の「また、本発明
方法に用いる・・・キレ・−ト性を示す。JklR,下
のとお9訂正し1丁。 [また、本発明方法に用いる電解液に不溶性のキレート
性を有するfヒ金物は、各種の官能基又は交換基を有し
ていて、キレート基を有した場合と同様の効果をもつ。 このようなものとし。 ては、例えばフミン酸を原料とし2尺物質のような電解
液に不溶性の化合物がある。] (10)  同第13−ジ第5行目の[10重量部の油
相及び90重置部の4を「10容量部の油相及び90容
量部の」に訂正し1丁。 Ql)  n第2’l ヘ= シ第7 h 目(D l
 AN約20 Wt41をI−AN約2.Owt%Jに
訂正し’t−r。 1 アルカリ金属塩及び第四級アンモニウム塩を伝導性
支持塩として、アクリロニトリル全含む電解液エマルジ
ョンを単一電解槽で電解してアジポニトリルを製造Tる
に当り、電解′e、′(il一連続的若しくは断続的に
抜き出し、キレート樹脂又はキレート性全有する電解液
に不溶性の化合物で処理することt%徴とするアジポニ
トリルの製造方法。 2 キレート樹脂がキレ−1・基としてイミノジ酢酸基
、アミドオキシム基、アミンリン酸基又はポリアミン基
を含むものである特許請求の範囲i11項記載の方法。 3 キレート性を有する電解液に不溶性の、化合物がフ
ミン酸を原料とした交換体である特許請求の範囲第1項
記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルカリ金属塩及び第四級アンモニウム塩を伝導性
    支持塩として、アクリロニ]・リルを含む電解液エマル
    ジョンを単一電解帯域で電解してアジポニトリルを製造
    するに当り、電解液を連続的若しくは断続的に抜き出し
    、キレート樹脂又はキレート性を有する高分子化合物で
    処理することを特徴とするアジポニトリルの製造方法。 2 キレート樹脂がキレート基としてイミノジ酢酸基、
    アミドオキシム基、アミンリン酸基又はポリアミン基を
    含むものである特許請求の範囲第1項記載の方法。 :3 キレート性を有する高分−r−化合物がフミン酸
    を原料とした交換体である特許請求の範囲第1項記載の
    方法。
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