JPS5959677A - サツカリンの製造法 - Google Patents
サツカリンの製造法Info
- Publication number
- JPS5959677A JPS5959677A JP57168479A JP16847982A JPS5959677A JP S5959677 A JPS5959677 A JP S5959677A JP 57168479 A JP57168479 A JP 57168479A JP 16847982 A JP16847982 A JP 16847982A JP S5959677 A JPS5959677 A JP S5959677A
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- Japan
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- reaction product
- saccharin
- acetic acid
- reaction
- catalyst
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は食品添加物(砂糖代用目味料)、医薬、農薬中
間体などとして有用なサッカリン(0−スルホ安息香酸
イミド)の製造法に関するものである。
間体などとして有用なサッカリン(0−スルホ安息香酸
イミド)の製造法に関するものである。
従来、サッカリンはo −トルエンスルホンアミドを硫
酸中で重クロム酸により酸化する方’/11によって製
造されてきた(1ことえば特公昭49−40232月公
報)が、肺1生ずる硫酸クロムを回収して再使用するた
めの大規模な電解装置が必要である」−に、多量の排酸
やクロムを含有する排液を処理しなければならず、工業
的に好ましい方法ではなかった。
酸中で重クロム酸により酸化する方’/11によって製
造されてきた(1ことえば特公昭49−40232月公
報)が、肺1生ずる硫酸クロムを回収して再使用するた
めの大規模な電解装置が必要である」−に、多量の排酸
やクロムを含有する排液を処理しなければならず、工業
的に好ましい方法ではなかった。
そこで本発明者らは、重クロム酸の代りに、回収が不要
で取扱いが・容易な分子状酸素含有ガスヲ酸化剤に用い
て、0−1〜ルエノスルポノアミドから品質の良好なサ
ッカリンを経済的に製造する方法について鋭意検討し、
本発明に到達しtこ。
で取扱いが・容易な分子状酸素含有ガスヲ酸化剤に用い
て、0−1〜ルエノスルポノアミドから品質の良好なサ
ッカリンを経済的に製造する方法について鋭意検討し、
本発明に到達しtこ。
スナイ)チ本発明は、o−1−ルエノスルホンア2ドを
酢酸溶媒中でコバルト、マンガンおよび臭素から構成さ
れる触媒の存在下に分子状酸素含有ガスと接触させ、酢
酸を除去しtコ反応4ト成物をアルカリ金属の炭酸塩、
重炭酸塩もしくは水酸化物の水溶液で処理してサッカリ
ンのアルカリ水溶液を取得し、ついでこのアルカリ水溶
液を酸で処理してサッカリンを析出させることを特徴と
するサッカリンの製造法である。
酢酸溶媒中でコバルト、マンガンおよび臭素から構成さ
れる触媒の存在下に分子状酸素含有ガスと接触させ、酢
酸を除去しtコ反応4ト成物をアルカリ金属の炭酸塩、
重炭酸塩もしくは水酸化物の水溶液で処理してサッカリ
ンのアルカリ水溶液を取得し、ついでこのアルカリ水溶
液を酸で処理してサッカリンを析出させることを特徴と
するサッカリンの製造法である。
り下、本発明方法を具体的に説明する。
本発明では、トルエノをクロルスルホノ化し、1) 体
’、!? 分離して得tこ0−1−ルエンスルホクロリ
ドをアンモニアと反応させろ方法などによって得られる
o−トルエノスルホノアミドを原料に用い、0−1−ル
エンスルホンアミドに対して2〜20重量倍程度の酢酸
を溶媒として使用する。
’、!? 分離して得tこ0−1−ルエンスルホクロリ
ドをアンモニアと反応させろ方法などによって得られる
o−トルエノスルホノアミドを原料に用い、0−1−ル
エンスルホンアミドに対して2〜20重量倍程度の酢酸
を溶媒として使用する。
この酢酸中には5重量%程度以下の水が存在しても特に
支障はないが、酢酸中の水分はなるへく少ない方が好ま
しい。
支障はないが、酢酸中の水分はなるへく少ない方が好ま
しい。
そして酸化触媒として、コバルl−、? 、/ガンおよ
び臭素から構成される触媒系を使用し、これらの触媒構
成成分を下記に示す化合物の形で加える。
び臭素から構成される触媒系を使用し、これらの触媒構
成成分を下記に示す化合物の形で加える。
すなわちコバルト化合物、マンガン化合物は、酢酸に可
溶で酸化反応を妨害する対イオンを含まない酢酸塩、炭
酸塩、水酸化物、臭化物などの11つで加える。
溶で酸化反応を妨害する対イオンを含まない酢酸塩、炭
酸塩、水酸化物、臭化物などの11つで加える。
臭素化合物としては、臭素、臭化水素、9化アンモニウ
ム、アルカリ金属臭化物、臭化コバル1−1臭化マンカ
ッなどの無機臭素化合物おrびテトラブロモエタン、ブ
ロモ酢酸などの有機臭素化合物が使用可能であるが、臭
化コバルト、臭化マンカッ、臭化すI・リウムなどが特
に好ましい。
ム、アルカリ金属臭化物、臭化コバル1−1臭化マンカ
ッなどの無機臭素化合物おrびテトラブロモエタン、ブ
ロモ酢酸などの有機臭素化合物が使用可能であるが、臭
化コバルト、臭化マンカッ、臭化すI・リウムなどが特
に好ましい。
コバルト化合物の使用量はコバルト金FAトL。
ての使用量が溶媒酢酸に対して0.04〜2重量%の範
囲lこなるようにすることが好ましい。コバルト化合物
の使用量が0.04ffiffi%未満では十分な反応
速度が得られず、また2重量%を越えると触媒と生成物
の分離に手間がががり、触奴費も高くなる。
囲lこなるようにすることが好ましい。コバルト化合物
の使用量が0.04ffiffi%未満では十分な反応
速度が得られず、また2重量%を越えると触媒と生成物
の分離に手間がががり、触奴費も高くなる。
マノカッ化合物の使用量はマンガン金属としての使用量
がコバル1−金属に対して0.01〜50重量%の範囲
、特に0.1〜10重量%の範囲が適当である。マンガ
ン化合物の使用量が001重量%未満の場合は十分な触
媒活性がイ11られす、一方50重里%を越えると触媒
活1〈1が低下傾向になるとともに生成物からの分離の
手間や触媒費の負担が増大する。
がコバル1−金属に対して0.01〜50重量%の範囲
、特に0.1〜10重量%の範囲が適当である。マンガ
ン化合物の使用量が001重量%未満の場合は十分な触
媒活性がイ11られす、一方50重里%を越えると触媒
活1〈1が低下傾向になるとともに生成物からの分離の
手間や触媒費の負担が増大する。
央素化合物の使用■は、臭素原子としての使用量がコバ
ルト金属に対して(1,01〜51〜5重量囲、特に0
05〜3重量倍の範囲が適当である。(財)素化合物の
使用量が0,01重量倍未満の場合は十分な触媒活性が
得られず、また5重量倍を越えると、臭素による生成物
の汚染や触媒費の負担が著しくなり、好ましくない。
ルト金属に対して(1,01〜51〜5重量囲、特に0
05〜3重量倍の範囲が適当である。(財)素化合物の
使用量が0,01重量倍未満の場合は十分な触媒活性が
得られず、また5重量倍を越えると、臭素による生成物
の汚染や触媒費の負担が著しくなり、好ましくない。
なお本発明においては、触媒構成成分であるコバルl−
、マンカッおよび臭素に加、えてジルコニウム化合物を
反応系に共存させることにより、反応速度を一/ffi
増大させることもてきる。
、マンカッおよび臭素に加、えてジルコニウム化合物を
反応系に共存させることにより、反応速度を一/ffi
増大させることもてきる。
このために使用するジルコニウム化合物としては、臭化
ジルコニウム、酢酸ジルコニル、酢酸ジルコニウムなど
の酢酸に可溶で反応を妨害する対イオンを含まない+4
価のじルコニウム化合物が適当である。ジルコニウム・
化合物の使用111は、ジルコニウム金属としての使用
量が触媒構成成分として用いたコバル1−金属に対17
て0、001〜2重量倍の範囲が適当である。
ジルコニウム、酢酸ジルコニル、酢酸ジルコニウムなど
の酢酸に可溶で反応を妨害する対イオンを含まない+4
価のじルコニウム化合物が適当である。ジルコニウム・
化合物の使用111は、ジルコニウム金属としての使用
量が触媒構成成分として用いたコバル1−金属に対17
て0、001〜2重量倍の範囲が適当である。
酸化剤として使用する分子状酸素含有カスとしては、純
酸素や工業排ガスも使用可能であるが、工業的には通常
の空気が最適である。
酸素や工業排ガスも使用可能であるが、工業的には通常
の空気が最適である。
反応温度は80〜200℃、特に100〜160℃の範
囲が好ましい。反応圧力はこの温度において溶媒酢酸を
液相に保ち得るように設・二 定するが、5〜30気圧の範囲が適当である。
囲が好ましい。反応圧力はこの温度において溶媒酢酸を
液相に保ち得るように設・二 定するが、5〜30気圧の範囲が適当である。
そして反応器からの排ガスの酸素濃度が1〜8容量%の
範囲になるように分子状酸素含有カス(通常は空気)の
反応器への吹き込み速度を調節することが安全対策面か
ら望ましい。
範囲になるように分子状酸素含有カス(通常は空気)の
反応器への吹き込み速度を調節することが安全対策面か
ら望ましい。
本発明に用いる反応器としては、単なる気泡塔型式のも
のよりも強制混合される型式のものが好ましい。すなわ
ち分子状酸素含有カスと反応液との良好な気液混合を行
ない、分子状酸素の反応液への溶解を促進し、反応器内
での反応物質相互の接触を円滑に行なわせるために、反
応器下部に多数の細孔からなるカス吹込1−1を(fl
l“1え、回転攪拌羽根による強制攪拌もしく lt
1.Q応器外の循環ポツプによる強制循環などが行なわ
れる反応器を使用することが好ましい。
のよりも強制混合される型式のものが好ましい。すなわ
ち分子状酸素含有カスと反応液との良好な気液混合を行
ない、分子状酸素の反応液への溶解を促進し、反応器内
での反応物質相互の接触を円滑に行なわせるために、反
応器下部に多数の細孔からなるカス吹込1−1を(fl
l“1え、回転攪拌羽根による強制攪拌もしく lt
1.Q応器外の循環ポツプによる強制循環などが行なわ
れる反応器を使用することが好ましい。
反応器−1部には還流冷却器を設けて、期カスはこの還
ME ?’17却器を通って排出されるように(7、i
Jlカスに含まれる溶媒酢酸などを凝縮させて反応系に
循環させる。
ME ?’17却器を通って排出されるように(7、i
Jlカスに含まれる溶媒酢酸などを凝縮させて反応系に
循環させる。
反応方式としては、被酸化物、溶媒、触媒からなる原料
混合物の全量をあらかじめ反応器に仕込み、反応を終え
るまで反応生成物を取出さずに、分子状酸素含有ガスを
導入する回分方式、原料品合物あるいは溶媒に溶かした
被酸化物を反応器に連続的に供給するか反応を終えるま
で反応生成物を取り出さない半連続方式、さらにはハ4
(ネl混合物を反応2にに連続的に供給するとともに反
応41三成物を連続的に取出す連続方式のいずれをも採
用することができる。
混合物の全量をあらかじめ反応器に仕込み、反応を終え
るまで反応生成物を取出さずに、分子状酸素含有ガスを
導入する回分方式、原料品合物あるいは溶媒に溶かした
被酸化物を反応器に連続的に供給するか反応を終えるま
で反応生成物を取り出さない半連続方式、さらにはハ4
(ネl混合物を反応2にに連続的に供給するとともに反
応41三成物を連続的に取出す連続方式のいずれをも採
用することができる。
+’lil 1−iL! L/た条件で、原料および中
間体がほぼ完全に消費されるまで数時間程度酸化反応を
行なうと、酢酸溶媒中に目的物のサッカリンが主成分と
して溶解した反応生成液が得られる。
間体がほぼ完全に消費されるまで数時間程度酸化反応を
行なうと、酢酸溶媒中に目的物のサッカリンが主成分と
して溶解した反応生成液が得られる。
しかしながらこの反応生成液は、サッカリンの他に酸化
触媒や副生物をも含有しているので、高純度のサッカリ
ンを経済的に甲部するには、適切な分離操作を選定して
この反応生成液に施すことが必要である。
触媒や副生物をも含有しているので、高純度のサッカリ
ンを経済的に甲部するには、適切な分離操作を選定して
この反応生成液に施すことが必要である。
そこで本発明者らは、前記の反応生成液に存在する物質
の種類とそれらの物性を明らかにするための検討を行な
つtコ。その結果、主たる副生物は、サッカリンが加水
分解して生成した〇−スルホ安息香酸モノアンモニウム
とこれカ酸化触媒のコバルI・イオンと造塩して生成し
た〇−ス11/ ホ安息M 酸モノアンモニウムコバル
1−テあり、これら以外にも中間体や構造不明の副生物
が存在するがその儀は通常は生爪であることを明らかに
した。
の種類とそれらの物性を明らかにするための検討を行な
つtコ。その結果、主たる副生物は、サッカリンが加水
分解して生成した〇−スルホ安息香酸モノアンモニウム
とこれカ酸化触媒のコバルI・イオンと造塩して生成し
た〇−ス11/ ホ安息M 酸モノアンモニウムコバル
1−テあり、これら以外にも中間体や構造不明の副生物
が存在するがその儀は通常は生爪であることを明らかに
した。
そして酸化反応の溶媒である酢酸へのサッカリンの溶解
性と1〕u記した副生物の溶解性とを比較すると、O−
スルホ安息香酸モノアンモニウムコバルトの溶解性は際
立って小さいが、o−スルホ安息香酸モノアンモニウム
の溶解性はサッカリンの溶解性に近いので、反応生成液
をそのまま濃縮したり冷却したりするだけではづツカリ
ンを副生物から効率よく甲部するのは困難であることが
判明しjこ。
性と1〕u記した副生物の溶解性とを比較すると、O−
スルホ安息香酸モノアンモニウムコバルトの溶解性は際
立って小さいが、o−スルホ安息香酸モノアンモニウム
の溶解性はサッカリンの溶解性に近いので、反応生成液
をそのまま濃縮したり冷却したりするだけではづツカリ
ンを副生物から効率よく甲部するのは困難であることが
判明しjこ。
1、かるに目的物のサッカリンと副生物の。−スルホ安
息香酸モノアンモニウムが、アルカリ金属の炭酸塩、重
炭酸塩、水酸化物の水溶液によく溶解するのに対して、
酸化触媒として使用した金属は干犯のアルカリ水溶液に
は溶解しないので、酢酸を除去した反応生成物を」−記
のアルカリ水溶液で処理することにより、反応生成物か
らまず金属触媒を不溶物として除去することができる。
息香酸モノアンモニウムが、アルカリ金属の炭酸塩、重
炭酸塩、水酸化物の水溶液によく溶解するのに対して、
酸化触媒として使用した金属は干犯のアルカリ水溶液に
は溶解しないので、酢酸を除去した反応生成物を」−記
のアルカリ水溶液で処理することにより、反応生成物か
らまず金属触媒を不溶物として除去することができる。
ついてサッカリンと副生物とを溶解したアルカリ水溶液
に硫酸、塩酸などの酸を加えることにより、0−スルホ
安息香酸モノアンモニウムは溶存したままでサッカリン
のみが析出するので、勺ツカリンを結晶として単離でき
ることを見い出し、本発明を完成した。
に硫酸、塩酸などの酸を加えることにより、0−スルホ
安息香酸モノアンモニウムは溶存したままでサッカリン
のみが析出するので、勺ツカリンを結晶として単離でき
ることを見い出し、本発明を完成した。
なお本発明において、反応生成物と酢酸とを分離する方
法としては、反応生成液をそのまま冷却するか濃縮後冷
却して反応生成物を晶析させ酢酸と固液分離する方法、
かくして取得したケークをさらに乾煙して(=j着酎耐
をも完全に除去する方法、あるいは反応生成液中の酢酸
をほぼ完全に留去して酸化触媒を含む反応生成物を残留
物として取得する方法などが適している。
法としては、反応生成液をそのまま冷却するか濃縮後冷
却して反応生成物を晶析させ酢酸と固液分離する方法、
かくして取得したケークをさらに乾煙して(=j着酎耐
をも完全に除去する方法、あるいは反応生成液中の酢酸
をほぼ完全に留去して酸化触媒を含む反応生成物を残留
物として取得する方法などが適している。
反応生成液から反応生成物を晶析分離した場合の母液(
酢酸溶液)は、溶解変分のサッカリン、中間体、酸化触
媒などを含有しているので、副生水を蒸留分離してから
、そのままもしくは適当な精製処理を施して反応系に循
環させることができる。
酢酸溶液)は、溶解変分のサッカリン、中間体、酸化触
媒などを含有しているので、副生水を蒸留分離してから
、そのままもしくは適当な精製処理を施して反応系に循
環させることができる。
また酢酸を除去した反応生成物をアルカリ水溶液で処理
する際に、炭酸塩などとして沈殿した金属触媒は、分離
・回収し酸化触媒として循環使用することが可能である
。
する際に、炭酸塩などとして沈殿した金属触媒は、分離
・回収し酸化触媒として循環使用することが可能である
。
以」−詳述した本発明方法により、高価で取扱いがむず
かしい重クロム酸の代りに、安価で取扱いが容易な分子
状酸素含有ガスを酸化剤に用いて、品質の良好なサッカ
リンを経済的に製造することが可能になった。
かしい重クロム酸の代りに、安価で取扱いが容易な分子
状酸素含有ガスを酸化剤に用いて、品質の良好なサッカ
リンを経済的に製造することが可能になった。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例1
還流冷却器と回転羽根攪拌器を備えたチタンHkJ 圧
反応mに〇−トルエンスルホンアミド40部、酢酸40
0部、酢酸コバルト四水塩4.73部(酢酸に対してコ
バルト0.3重量%)、酢酸マンガン四水塩0.11部
(コバルトに対してマンカン2重量%)、臭化コバルト
六水塩0.33部(コバルトに対して臭素14重量%)
を仕込み、反応圧力14気圧ゲージ、反応温度140℃
において反応器下部から排カス中の酸素濃度が8%以下
になるような流速で吹き込んだ空気と3時間接触させた
。
反応mに〇−トルエンスルホンアミド40部、酢酸40
0部、酢酸コバルト四水塩4.73部(酢酸に対してコ
バルト0.3重量%)、酢酸マンガン四水塩0.11部
(コバルトに対してマンカン2重量%)、臭化コバルト
六水塩0.33部(コバルトに対して臭素14重量%)
を仕込み、反応圧力14気圧ゲージ、反応温度140℃
において反応器下部から排カス中の酸素濃度が8%以下
になるような流速で吹き込んだ空気と3時間接触させた
。
反応生成液を濃縮後、固液分離し、乾燥して得たケーク
(乾燥型ff138.3部、乾燥物の組成はサッカリン
フ0.0重里%、0−スルホ安息香酸モノアンモニウム
コバルト23.8 重量%、0−ホルミルベンセノスル
ポノアミドもしくはこの脱水閉環物5.4重重%)を、
炭酸すトリウム12.8部を水150部に溶解しjコ水
溶液で処理し、沈殿した炭酸コバルトを日別した(乾燥
重量28部)。
(乾燥型ff138.3部、乾燥物の組成はサッカリン
フ0.0重里%、0−スルホ安息香酸モノアンモニウム
コバルト23.8 重量%、0−ホルミルベンセノスル
ポノアミドもしくはこの脱水閉環物5.4重重%)を、
炭酸すトリウム12.8部を水150部に溶解しjコ水
溶液で処理し、沈殿した炭酸コバルトを日別した(乾燥
重量28部)。
四散に硫酸を加えてI) I(を2以下とし、析出した
白色結晶を日別し、水洗・乾燥すると、サッカリフ25
2部が得られた。このものの高速液体クロマl−グラフ
ィーで求めた純度は97%以−1−てあつjこ。
白色結晶を日別し、水洗・乾燥すると、サッカリフ25
2部が得られた。このものの高速液体クロマl−グラフ
ィーで求めた純度は97%以−1−てあつjこ。
実施例2
実施例1と同様のチクノ製耐圧反応器にo −1−ルエ
ンスルポンアミド40部、酢酸400部、酢酸コバル1
−四水塩381部、酢酸マンカフ四水塩0.11部、臭
化コバル1−六水塩167部、酢酸ジルコニル0.06
部(酢酸に対してコバルl、0.3 重重%、コバルト
に対してマノカッ2重量%、コバルトに対して臭素68
重J]%、コバルトに対してジルコニウム2重量%)を
仕込み、反応圧力14気圧ゲージ、反応温度130℃に
わいて、反応器下部から1′J1カス中の酸素濃度力5
8%す、下になるような流速で吹き込んtご空気と3時
間(−&触させた。
ンスルポンアミド40部、酢酸400部、酢酸コバル1
−四水塩381部、酢酸マンカフ四水塩0.11部、臭
化コバル1−六水塩167部、酢酸ジルコニル0.06
部(酢酸に対してコバルl、0.3 重重%、コバルト
に対してマノカッ2重量%、コバルトに対して臭素68
重J]%、コバルトに対してジルコニウム2重量%)を
仕込み、反応圧力14気圧ゲージ、反応温度130℃に
わいて、反応器下部から1′J1カス中の酸素濃度力5
8%す、下になるような流速で吹き込んtご空気と3時
間(−&触させた。
反応生成液を濃縮後、固液分離し、乾燥してt(Iたケ
ーク(乾燥重量398部、乾燥物の組成は→ノノカリン
80.5重蚤%、0−スJし、I−、安息香酸モノアン
モニウムコノ〈ルー+−18,6重量%)ヲ、重炭酸カ
リウム259部を水150部をこ溶Mt’ シた水溶液
で処理し、沈殿しtこ炭酸コ/<ル1・を日別しtこ(
乾燥重量21部)。
ーク(乾燥重量398部、乾燥物の組成は→ノノカリン
80.5重蚤%、0−スJし、I−、安息香酸モノアン
モニウムコノ〈ルー+−18,6重量%)ヲ、重炭酸カ
リウム259部を水150部をこ溶Mt’ シた水溶液
で処理し、沈殿しtこ炭酸コ/<ル1・を日別しtこ(
乾燥重量21部)。
四散に塩酸を加えてp’I−1を2以下とし、4ノア
f−1jしIこ白色結晶を日別し、水洗・乾燥すると、
→ナソカリン301部が得られ?、−0このものの高速
液体クロア1−クラフィーで求めjこM 度+より7%
以−1であつtこ。
f−1jしIこ白色結晶を日別し、水洗・乾燥すると、
→ナソカリン301部が得られ?、−0このものの高速
液体クロア1−クラフィーで求めjこM 度+より7%
以−1であつtこ。
Claims (1)
- 0−トルエンスルホンアミドを酢酸m 媒中でコバルト
、マノカンおよび臭素から構成される触媒の存在下に分
子状酸素含有カスと接触させ、酢酸を除去した反応生成
物をアルカリ金属の炭酸塩、重炭酸塩もしくは水酸化物
の水溶液で処理してサッカリンのアルカリ水溶液を取得
し、ついてこのアルカリ水溶液を酸で処理してサッカリ
ンを析出させることを特徴とするサッカリンの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57168479A JPS5959677A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | サツカリンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57168479A JPS5959677A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | サツカリンの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5959677A true JPS5959677A (ja) | 1984-04-05 |
Family
ID=15868854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57168479A Pending JPS5959677A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | サツカリンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5959677A (ja) |
-
1982
- 1982-09-29 JP JP57168479A patent/JPS5959677A/ja active Pending
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