JPS5959661A - クロロメチルチオシアネ−トの製造方法 - Google Patents
クロロメチルチオシアネ−トの製造方法Info
- Publication number
- JPS5959661A JPS5959661A JP57168429A JP16842982A JPS5959661A JP S5959661 A JPS5959661 A JP S5959661A JP 57168429 A JP57168429 A JP 57168429A JP 16842982 A JP16842982 A JP 16842982A JP S5959661 A JPS5959661 A JP S5959661A
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- polyethylene glycol
- catalyst
- thiocyanate
- reaction
- bromochloromethane
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、農蘂の合成中間体とし℃有用なり口0メチル
チオシアネートを、特定の相間移動触媒を用いて製造す
る改良方法に関する。
チオシアネートを、特定の相間移動触媒を用いて製造す
る改良方法に関する。
ブロモクロロメタンとチオシアン酸塩からクロロメチル
チオシアネートを製造する方法は公知である。この反応
は二相反応のため、収率を上げるためにはブロモクロロ
メタンを大過剰に用いるが、高温、高圧の反応条件を採
用しなければならない。
チオシアネートを製造する方法は公知である。この反応
は二相反応のため、収率を上げるためにはブロモクロロ
メタンを大過剰に用いるが、高温、高圧の反応条件を採
用しなければならない。
その他同じ目的な達成するために種々の検討、努力にも
かかわらず、まだ好ましい方法は確立されていない。
かかわらず、まだ好ましい方法は確立されていない。
一方、常圧下で反応を可能眞した相聞移動ハ“l+iを
使用する方法として、第四ホスホニウム塩又は第四アン
モニウム塩を使用する特開昭55−56617号公報が
開示された。
使用する方法として、第四ホスホニウム塩又は第四アン
モニウム塩を使用する特開昭55−56617号公報が
開示された。
しかしながら、これらの触媒は分解し易く、触媒の量と
しては多回−を必要とし、しかも比較的訳価なため工業
的規模の実施には不利である。
しては多回−を必要とし、しかも比較的訳価なため工業
的規模の実施には不利である。
本発明者等は、このような現状に鑑み、上述のような種
々の問題点を解決すべ(鋭意検討の結果、安定性に問題
のない相間移動触媒を見出し、本発明を完成した。
々の問題点を解決すべ(鋭意検討の結果、安定性に問題
のない相間移動触媒を見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明はブロモクロロメタンと千オシアン酸
塩とを水の存在下で反応させ、クロロメチルチオシアネ
ートを製)!する方法におい℃、触媒としてポリエチレ
ングリコール、ポリエチレンクリコールモノアルキルエ
ーテル、ポリエチレングリコールジアルキルエーテルま
たはポリプロピレングリコールな使用することを特徴と
するクロロメチルシアネートの製造方法である。
塩とを水の存在下で反応させ、クロロメチルチオシアネ
ートを製)!する方法におい℃、触媒としてポリエチレ
ングリコール、ポリエチレンクリコールモノアルキルエ
ーテル、ポリエチレングリコールジアルキルエーテルま
たはポリプロピレングリコールな使用することを特徴と
するクロロメチルシアネートの製造方法である。
本発明で使用するチオシアン酸塩は、アルカリ金属、ア
ルカリ土類金属またはアンモニウムチオシア/酸塩であ
る。アルカリ金属チオシアン酸塩の例としては、ナトリ
ウム、カリウム、リチュウム等の金鵡塩があげられる。
ルカリ土類金属またはアンモニウムチオシア/酸塩であ
る。アルカリ金属チオシアン酸塩の例としては、ナトリ
ウム、カリウム、リチュウム等の金鵡塩があげられる。
また、アルカリ土類金mチオシアン酸塩としては、カル
シウム、マグネシウム、バリウム等の金属塩を用いるこ
とができる。アンモニウム塩としてはチオシアン酸アン
モニウムを1吏用することができる。
シウム、マグネシウム、バリウム等の金属塩を用いるこ
とができる。アンモニウム塩としてはチオシアン酸アン
モニウムを1吏用することができる。
これら、チオシアン酸塩に対して原料のブロモクロロメ
タンは09〜3倍モル比をf吏用する。好ましくは1,
0〜1.05倍モル比を、更に好ましくはブロモクロロ
メタンを完全に反応させ、回収を省略できる化学)4論
的必要量の1.0倍モル比を用いる。
タンは09〜3倍モル比をf吏用する。好ましくは1,
0〜1.05倍モル比を、更に好ましくはブロモクロロ
メタンを完全に反応させ、回収を省略できる化学)4論
的必要量の1.0倍モル比を用いる。
水のli1’、は、チオシアン酸塩に対して0.5〜1
0倍重量を、好ましくは1〜2倍重量を用いる。
0倍重量を、好ましくは1〜2倍重量を用いる。
本発明の触媒としては、ポリエチレングリコール、ポリ
エチレングリコールモノアルキルエーテル、ポリエチレ
ンクリコールジアルキルエーテル。
エチレングリコールモノアルキルエーテル、ポリエチレ
ンクリコールジアルキルエーテル。
ポリプロピレングリコールがあげられる。
これらのアルキル基は01〜C16のものである。
例工+f、ホ’)エチレングリコールモノアルキルエー
テルの例としては、ポリエチレングリコールモノメチル
エーテル、ポリエチレングリコールモノメチルエーテル
、ポリエチレングリコールモノブチルエーテル、ポリエ
チレンクリコールモノラウリルエーテル、ポリエチレン
グリコールモノヘキサデシルエーテルなど、またポリエ
チレングリコールジアルキルエーテルとしては例えばポ
リエチレングリゴールジメチルエーテル、ホリエチレン
ク。
テルの例としては、ポリエチレングリコールモノメチル
エーテル、ポリエチレングリコールモノメチルエーテル
、ポリエチレングリコールモノブチルエーテル、ポリエ
チレンクリコールモノラウリルエーテル、ポリエチレン
グリコールモノヘキサデシルエーテルなど、またポリエ
チレングリコールジアルキルエーテルとしては例えばポ
リエチレングリゴールジメチルエーテル、ホリエチレン
ク。
リコールジブチルエーテル等をあげることができる。
これら触媒の平均分子量は200〜20.000、好ま
しくは600〜6.000のものである。
しくは600〜6.000のものである。
本発明では、これらの触媒を用いると反応速度は著しく
向上する。その結果、これまで達成され得なかった常圧
反応で高収率が達成される。
向上する。その結果、これまで達成され得なかった常圧
反応で高収率が達成される。
触媒量は、チオシアン酸塩に対して0.1〜10重14
1%、好ましくは0.5〜5重量%を用いる。
1%、好ましくは0.5〜5重量%を用いる。
本発明方法を実施するには、常圧下で行なうが加圧下で
も実施できる。チオシアン酸塩と触媒を水に溶解し、ブ
ロモクロロメタンを仕込んだ後昇懸し、反応温度は68
〜95℃の還流温度で、反応時間は4〜20時間、好ま
しくは6〜15時間反応し、ブロモクロロメタンを完全
に反応させ反応な終了する。
も実施できる。チオシアン酸塩と触媒を水に溶解し、ブ
ロモクロロメタンを仕込んだ後昇懸し、反応温度は68
〜95℃の還流温度で、反応時間は4〜20時間、好ま
しくは6〜15時間反応し、ブロモクロロメタンを完全
に反応させ反応な終了する。
生成したクロロメチルチオシアネートは油層から公知の
方法で、例えば、蒸留によって単離する。
方法で、例えば、蒸留によって単離する。
反応路T後分液する場合は、使用する水の量によって油
層の位りlが異なるため、水を添加して調節することも
できる。また別の方法は、反応終了液に対して不活性な
有機溶剤、倒起ばジクロロメタン、トルエン、キシレン
等を用いて抽出することもできるが、この場合は、油層
を分液し、蒸留によって単離、精製する。
層の位りlが異なるため、水を添加して調節することも
できる。また別の方法は、反応終了液に対して不活性な
有機溶剤、倒起ばジクロロメタン、トルエン、キシレン
等を用いて抽出することもできるが、この場合は、油層
を分液し、蒸留によって単離、精製する。
以上1本発明方法によれば常圧反応でMl1反応を抑制
することができ、高純度、高収率でクロロメチルチオシ
アネートを製造することかできる。
することができ、高純度、高収率でクロロメチルチオシ
アネートを製造することかできる。
以下、実施例をあげて本発明の詳細な説明する。
実施例1
チオシアン酸ナトリウムa t I F (1モル)及
びポリエチレングリコール−4000(平均分子量40
00 ) 16 Fを水100蛇に溶解し、ブロモクロ
ロメタン129.4 r (1モル)を加え、還流下に
9時間撹拌した。冷却後、ジクロロメタンで抽出し、ジ
クロロメタン層を水で洗浄した。ついで無水硫酸マグネ
シウムで脱水し、エバボレーターで溶媒を留去して、黄
色の粗製クロロメチルチオシアネートを得た。更にこの
粗製物を減圧蒸留し、60℃/7wnHrの留分として
や無色のクロロメチルチオシアネート944rを得た。
びポリエチレングリコール−4000(平均分子量40
00 ) 16 Fを水100蛇に溶解し、ブロモクロ
ロメタン129.4 r (1モル)を加え、還流下に
9時間撹拌した。冷却後、ジクロロメタンで抽出し、ジ
クロロメタン層を水で洗浄した。ついで無水硫酸マグネ
シウムで脱水し、エバボレーターで溶媒を留去して、黄
色の粗製クロロメチルチオシアネートを得た。更にこの
粗製物を減圧蒸留し、60℃/7wnHrの留分として
や無色のクロロメチルチオシアネート944rを得た。
収率ハ87、8%であった。
比較例
触媒のポリエチレングリコール−4000ヲfffi用
しない以外は、実施例1と同様にして反応した。
しない以外は、実施例1と同様にして反応した。
得た粗製のクロロメチルチオシアネートは更圧減圧蒸留
して、無色のクロロメチルチオシアネート29、8 r
を得た。収率は27.7%であった。
して、無色のクロロメチルチオシアネート29、8 r
を得た。収率は27.7%であった。
実施例2
チオシアン酸カリウム97.2 F (1モル)及ヒポ
リエチレングリコール−2000(平均分子片2000
) 1. Orを水200dに溶解し、ブロモクロロ
メタン129.4 F (1モル)を加え還流下に10
時間攪拌した。冷却後、実施例1と同様に処理シ、クロ
ロメチルチオシアネート910rを得た。収率は86.
5%であった。
リエチレングリコール−2000(平均分子片2000
) 1. Orを水200dに溶解し、ブロモクロロ
メタン129.4 F (1モル)を加え還流下に10
時間攪拌した。冷却後、実施例1と同様に処理シ、クロ
ロメチルチオシアネート910rを得た。収率は86.
5%であった。
実施例3
チオシアン酸アンモニウム761r(1モル)及びポリ
エチレングリコール−600(平均分子m’、 600
) 5. OFを水150−に溶解(−1、ブロモク
ロロメタン155.9 P (i、 05モル)を加え
、i′4流下に12時間撹拌した。冷却後、実施例1と
同様に処理し、クロロメチルチオシアネート84.5r
を得た。収率は7a6%であった。
エチレングリコール−600(平均分子m’、 600
) 5. OFを水150−に溶解(−1、ブロモク
ロロメタン155.9 P (i、 05モル)を加え
、i′4流下に12時間撹拌した。冷却後、実施例1と
同様に処理し、クロロメチルチオシアネート84.5r
を得た。収率は7a6%であった。
実施例4〜7
下表に示した各種触媒を用い、実施例1と同様に反応お
よび後処理をして、着色のないクロロメチルチオシアネ
ートな得た。この結果を次の表に示す。
よび後処理をして、着色のないクロロメチルチオシアネ
ートな得た。この結果を次の表に示す。
Claims (1)
- ブロモクロロメタンとチオシアン酸塩とを水の存在下で
反応させ、クロロメチルチオシアネートを製造する方法
において、触媒としてポリエチレンクリコール、ポリエ
チレングリコールモノアルキルエーテル、ポリエチング
リコールジアルキルエーテルまたはポリプロピレングリ
コールな使用することを特徴とするクロロメチルチオシ
アネートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57168429A JPS5959661A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | クロロメチルチオシアネ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57168429A JPS5959661A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | クロロメチルチオシアネ−トの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5959661A true JPS5959661A (ja) | 1984-04-05 |
Family
ID=15867950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57168429A Pending JPS5959661A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | クロロメチルチオシアネ−トの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5959661A (ja) |
-
1982
- 1982-09-29 JP JP57168429A patent/JPS5959661A/ja active Pending
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