JPS595832B2 - 溶融スラグを急冷用回転ドラムによつて急冷して得られた固化スラグの熱回収装置 - Google Patents
溶融スラグを急冷用回転ドラムによつて急冷して得られた固化スラグの熱回収装置Info
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- JPS595832B2 JPS595832B2 JP55104364A JP10436480A JPS595832B2 JP S595832 B2 JPS595832 B2 JP S595832B2 JP 55104364 A JP55104364 A JP 55104364A JP 10436480 A JP10436480 A JP 10436480A JP S595832 B2 JPS595832 B2 JP S595832B2
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- slag
- drum
- molten slag
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- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B2400/00—Treatment of slags originating from iron or steel processes
- C21B2400/02—Physical or chemical treatment of slags
- C21B2400/022—Methods of cooling or quenching molten slag
- C21B2400/026—Methods of cooling or quenching molten slag using air, inert gases or removable conductive bodies
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C21B2400/00—Treatment of slags originating from iron or steel processes
- C21B2400/05—Apparatus features
- C21B2400/052—Apparatus features including rotating parts
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- C21B2400/08—Treatment of slags originating from iron or steel processes with energy recovery
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- Furnace Details (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、溶融スラグを急冷用回転ドラムによって急
冷して得られた固化スラグの熱回収装置に関するもので
ある。
冷して得られた固化スラグの熱回収装置に関するもので
ある。
例えば、高炉、転炉等の溶融スラグを急冷固化するため
の、溶融スラグの処理装置として、2ドラム式の溶融ス
ラグの処理装置が知られている。
の、溶融スラグの処理装置として、2ドラム式の溶融ス
ラグの処理装置が知られている。
この処理装置は、ホッパと、ホッパ内に水平に設けられ
た1対のドラムを備えている。
た1対のドラムを備えている。
1対のドラムは、同程度の長さ、同程度の径であり、そ
して軸方向にそって接している。
して軸方向にそって接している。
また、1対のドラムの接触部を、その下方から上方に向
って、その表面が通過するように、1対のドラムの各々
は回転する。
って、その表面が通過するように、1対のドラムの各々
は回転する。
さらに、1対のドラムは、その内部に冷却水が流通する
ことによって冷却される。
ことによって冷却される。
溶滓樋から排出された溶融スラグは、1対のドラムの接
触部と、その上方の表面とによって形成された空間に流
し込まれ、回転中のドラムの表面に付着する。
触部と、その上方の表面とによって形成された空間に流
し込まれ、回転中のドラムの表面に付着する。
かくしてドラムの表面に付着した溶融スラグは、ドラム
によって急冷され、固化し、そして、急冷固化したスラ
グは、ドラム表面から剥離し、ホッパ内下部に落下し、
自然放冷後回収される。
によって急冷され、固化し、そして、急冷固化したスラ
グは、ドラム表面から剥離し、ホッパ内下部に落下し、
自然放冷後回収される。
なおドラム内を流通する冷却水は、溶融スラグの持つ熱
によって高温となるが、高温冷却水の持つ熱は気水ドラ
ム等の熱交換器によって回収される。
によって高温となるが、高温冷却水の持つ熱は気水ドラ
ム等の熱交換器によって回収される。
しかしながら、このような処理装置においては単にドラ
ム内冷却水の熱回収を行なっているだけであり、従って
、溶融スラグの持つ熱は、有効に回収されていないのが
現状であった。
ム内冷却水の熱回収を行なっているだけであり、従って
、溶融スラグの持つ熱は、有効に回収されていないのが
現状であった。
そこでこの発明は、以上のような現状を考慮してなされ
たもので、 溶融スラグの急冷用回転ドラムから剥離した板状固化ス
ラグを通過させるための、前記急冷用回転ドラムに連設
した熱回収用ボックスと、前記熱回収用ボックスの入側
に連結した熱交換器と、 前記熱回収用ボックスの出側に連結した送風機とを備え
、 前記熱回収用ボックスは、内面が前記板状固化スラグに
近接した狭間隙部を有している、溶融スラグを急冷用回
転ドラムによって急冷して得られた固化スラグの熱回収
装置としたことに特徴を有する。
たもので、 溶融スラグの急冷用回転ドラムから剥離した板状固化ス
ラグを通過させるための、前記急冷用回転ドラムに連設
した熱回収用ボックスと、前記熱回収用ボックスの入側
に連結した熱交換器と、 前記熱回収用ボックスの出側に連結した送風機とを備え
、 前記熱回収用ボックスは、内面が前記板状固化スラグに
近接した狭間隙部を有している、溶融スラグを急冷用回
転ドラムによって急冷して得られた固化スラグの熱回収
装置としたことに特徴を有する。
以下この発明を、図面を参照しながら説明する。
第1図はこの発明にかかる熱回収装置の1態様を示す概
略構成図である。
略構成図である。
図示されるように、1対のドラム1,1′は、軸方向に
そって接しており、そして、図示しない駆動装置の駆動
によって、ドラム1,1′の接触部をその下方から上方
に向って、その表面が通過するように、ドラム1,1′
は回転する。
そって接しており、そして、図示しない駆動装置の駆動
によって、ドラム1,1′の接触部をその下方から上方
に向って、その表面が通過するように、ドラム1,1′
は回転する。
また、ドラム1,1′は、その内部に冷却水が流通する
ことによって冷却される。
ことによって冷却される。
図示しない溶滓樋から排出された溶融スラグ2は、1対
のドラム1,1′の接触部と、1対のドラム1,1′の
表面とによって形成された空間に流し込まれ、回転中の
ドラム1,1′の表面に付着する。
のドラム1,1′の接触部と、1対のドラム1,1′の
表面とによって形成された空間に流し込まれ、回転中の
ドラム1,1′の表面に付着する。
かくしてドラム1,1′の表面に付着した浴融スラグは
、ドラム1,1′によって急冷され、固化し、そして急
冷固化したスラグは板状固化スラグ3となってドラム1
,1′の表面から剥離する。
、ドラム1,1′によって急冷され、固化し、そして急
冷固化したスラグは板状固化スラグ3となってドラム1
,1′の表面から剥離する。
1対のドラム1,1′の各々には、各々のドラム1.1
′の表面から剥離した板状固化スラグ3を通過させるた
めの熱回収用ボックス4が連設されている(図面では一
方のドラム1についてのみ図示し他は省略した。
′の表面から剥離した板状固化スラグ3を通過させるた
めの熱回収用ボックス4が連設されている(図面では一
方のドラム1についてのみ図示し他は省略した。
以下同様)。熱回収用ボックス4は、その内面が板状固
化スラグ3に近接した狭間隙部4aを有している。
化スラグ3に近接した狭間隙部4aを有している。
熱回収用ボックス4の入側には、熱交換器としてのボイ
ラ5が連設されており、出側には送風機6が連設されて
いる。
ラ5が連設されており、出側には送風機6が連設されて
いる。
また、熱回収用ボックス4の入側に近接して上ビンチロ
ール7が、出側に近接して下ピンチロール8がそれぞれ
設けられている。
ール7が、出側に近接して下ピンチロール8がそれぞれ
設けられている。
下ピンチロール8の直下には、板状固化スラグ3を破砕
するための破砕ロール9が設けられている。
するための破砕ロール9が設けられている。
破砕ロール9の直下には、パケットコンベア10の搬出
基端部が位置1〜ている。
基端部が位置1〜ている。
パケットコンベアア10の搬出先端直下には、破砕ロー
ル9によって破砕された板状固化スラグ3を収容するた
めのホッパ11が設げられている。
ル9によって破砕された板状固化スラグ3を収容するた
めのホッパ11が設げられている。
なお、例えば、熱回収用ボックス4の狭間隙部4aのギ
ャップとしては、35〜30.0闘程度が好ましい。
ャップとしては、35〜30.0闘程度が好ましい。
また、例えば、狭間隙部4aの長さとしては3〜6m程
度が好ましい。
度が好ましい。
このような構成によって、ドラム1,1′の表面から剥
離した板状固化スラグ3は、ドラム10表面と上ピンチ
ロール7との間から熱回収用ボックス4中を通過し、下
ピンチロール8間を通過し、ついで破砕ロール9によっ
て破砕され、ついでパケットコンベア10に落下し、つ
いでホッパ11内に落下し、外部に搬出される。
離した板状固化スラグ3は、ドラム10表面と上ピンチ
ロール7との間から熱回収用ボックス4中を通過し、下
ピンチロール8間を通過し、ついで破砕ロール9によっ
て破砕され、ついでパケットコンベア10に落下し、つ
いでホッパ11内に落下し、外部に搬出される。
この際、送風機6からの熱回収用の、例えば空気が熱回
収用ボックス4の出側から、熱回収用ボックス4内を通
過してその入側に至り、そしてボイラ5に送られる。
収用ボックス4の出側から、熱回収用ボックス4内を通
過してその入側に至り、そしてボイラ5に送られる。
したがって、ドラム10表面から剥離した、未だ所定の
温度を持っている板状同化スラグ3は、熱回収用ボック
ス4を通過する際に、空気によって十分冷却され(例え
ば150℃程度の温度まで)、破砕される。
温度を持っている板状同化スラグ3は、熱回収用ボック
ス4を通過する際に、空気によって十分冷却され(例え
ば150℃程度の温度まで)、破砕される。
一方、板状固化スラグ3を冷却して温度上昇した空気が
、ボイラ5に送られ、熱交換されることにより、板状固
化スラグ3の持つ熱は有効利用される。
、ボイラ5に送られ、熱交換されることにより、板状固
化スラグ3の持つ熱は有効利用される。
以上説明したように、この発明においては、極めて有効
に、溶融スラグの持つ熱を回収するとこができる。
に、溶融スラグの持つ熱を回収するとこができる。
第1図はこの発明にかかる熱回収装置の1態様を示す概
略構成図である。 1、1’・・・・・ドラム、2・・・、・・溶融スラグ
、計・・・・・板状固化スラグ、4・・・・・・熱回収
用ボックス、5・・・・・・ボイラ、6・・・・・・送
風機、7−・・・・・上ピンチロール、8・・・・・・
下ピンチロール、9・・・・・・破砕ロール、10・・
・・・・パケットコンベア、11・・・・・・ホッパ。
略構成図である。 1、1’・・・・・ドラム、2・・・、・・溶融スラグ
、計・・・・・板状固化スラグ、4・・・・・・熱回収
用ボックス、5・・・・・・ボイラ、6・・・・・・送
風機、7−・・・・・上ピンチロール、8・・・・・・
下ピンチロール、9・・・・・・破砕ロール、10・・
・・・・パケットコンベア、11・・・・・・ホッパ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 溶融スラグの急冷用回転ドラムから剥離した板状固
化スラグを通過させるための、前記急冷用回転ドラムに
連設した熱回収用ボックスと、前記熱回収用ボックスの
入側に連結した熱交換器と、 前記熱回収用ボックスの出側に連結した送風機とを備え
、 前記熱回収用ボックスは、内面が前記板状固化スラグに
近接した狭間隙部を有していることを特徴とする浴融ス
ラグを急冷用回転ドラムによって急冷して得られた固化
スラグの熱回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55104364A JPS595832B2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | 溶融スラグを急冷用回転ドラムによつて急冷して得られた固化スラグの熱回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55104364A JPS595832B2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | 溶融スラグを急冷用回転ドラムによつて急冷して得られた固化スラグの熱回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5731785A JPS5731785A (en) | 1982-02-20 |
JPS595832B2 true JPS595832B2 (ja) | 1984-02-07 |
Family
ID=14378764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55104364A Expired JPS595832B2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | 溶融スラグを急冷用回転ドラムによつて急冷して得られた固化スラグの熱回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595832B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62106430U (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-07 | ||
JPH0419691Y2 (ja) * | 1984-05-28 | 1992-05-06 | ||
JPH0566450B2 (ja) * | 1984-08-20 | 1993-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | |
JPH0665816B2 (ja) * | 1992-12-18 | 1994-08-24 | 松下電器産業株式会社 | トイレ装置 |
-
1980
- 1980-07-31 JP JP55104364A patent/JPS595832B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0419691Y2 (ja) * | 1984-05-28 | 1992-05-06 | ||
JPH0566450B2 (ja) * | 1984-08-20 | 1993-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | |
JPS62106430U (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-07 | ||
JPH0665816B2 (ja) * | 1992-12-18 | 1994-08-24 | 松下電器産業株式会社 | トイレ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5731785A (en) | 1982-02-20 |
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