JPS606442B2 - 高熱物体の熱回收装置 - Google Patents
高熱物体の熱回收装置Info
- Publication number
- JPS606442B2 JPS606442B2 JP12690677A JP12690677A JPS606442B2 JP S606442 B2 JPS606442 B2 JP S606442B2 JP 12690677 A JP12690677 A JP 12690677A JP 12690677 A JP12690677 A JP 12690677A JP S606442 B2 JPS606442 B2 JP S606442B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- heat recovery
- recovery device
- tunnel
- heat
- Prior art date
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- Expired
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- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電気炉、溶解炉、加熱炉等から出る不定形高
熱物体の保有熱を回収する装置に関するものである。
熱物体の保有熱を回収する装置に関するものである。
従来、電気炉、溶解炉からの熔融製品または溶融スラグ
、加熱炉における高温固形物などは殆んどが自然放冷さ
れ、これらの莫大な保有熱は全く回収されていなかった
。
、加熱炉における高温固形物などは殆んどが自然放冷さ
れ、これらの莫大な保有熱は全く回収されていなかった
。
近年、省エネルギーの立場から、これら放熱エネルギー
を回収し、利用する試みがなされているが、未だ有効な
熱回収装置が確立されていない。
を回収し、利用する試みがなされているが、未だ有効な
熱回収装置が確立されていない。
本発明は、高熱物体の従来の処理工程を大きく変更する
ことなく、比較的簡易で且つ効率の高い熱回収装置を提
供するものである。本発明は、外壁保温した水玲カバー
からなる水冷式トンネルの内部に、上部へッダーと両側
下部へッダ−とを多数個のボイラー型水管で連結し、水
冷カバ−と両側にある下部へツダーとを接続管で連続し
、水冷カバーに給水して下部へツダーからボイラー型水
管に分散させ、さらに上部へッダーに集合しうるように
構成してトンネル内移動可能に載荷した高熱物体の保有
熱を熱水または蒸気として回収する装置である。
ことなく、比較的簡易で且つ効率の高い熱回収装置を提
供するものである。本発明は、外壁保温した水玲カバー
からなる水冷式トンネルの内部に、上部へッダーと両側
下部へッダ−とを多数個のボイラー型水管で連結し、水
冷カバ−と両側にある下部へツダーとを接続管で連続し
、水冷カバーに給水して下部へツダーからボイラー型水
管に分散させ、さらに上部へッダーに集合しうるように
構成してトンネル内移動可能に載荷した高熱物体の保有
熱を熱水または蒸気として回収する装置である。
本発明は、外壁を保温、断熱材で被覆された水冷カバー
で高熱物体が移動できるようなトンネルを構成する。
で高熱物体が移動できるようなトンネルを構成する。
水冷カバーはジャケット方式で鋼板または鋼管で製作さ
れる。水袷トンネルの内部に高熱物体の放散熱を回収す
るためのボイラー型水管を多数配設する。
れる。水袷トンネルの内部に高熱物体の放散熱を回収す
るためのボイラー型水管を多数配設する。
かつ「ボイラー型水管に給水するための両側に位瞳する
下部へツダーと熱水または蒸気を集合するた夕めの上部
へッダーとをそれぞれ連結して熱回収用ボイラーを構成
する。水袷トンネルの頂部から給水し、予熱された水を
水冷カバーの下部から接続管を経て下部へツダーに供Ｖ
給しＬ さらに多数の水管に分散され効率的な熱交換を
生じたのち上部へ０ツダーに集合される。集合された熱
水または蒸気は熱利用先に送られ、それぞれの用途に利
用される。
下部へツダーと熱水または蒸気を集合するた夕めの上部
へッダーとをそれぞれ連結して熱回収用ボイラーを構成
する。水袷トンネルの頂部から給水し、予熱された水を
水冷カバーの下部から接続管を経て下部へツダーに供Ｖ
給しＬ さらに多数の水管に分散され効率的な熱交換を
生じたのち上部へ０ツダーに集合される。集合された熱
水または蒸気は熱利用先に送られ、それぞれの用途に利
用される。
冷水から加熱水への流れ方向は、トンネルの高熱物体の
移動と逆方向にしなければならない。
移動と逆方向にしなければならない。
タ 本発明の装置を構成する管および板等は全てボィラ
ー用鋼材が適用される。以下、本発明を高温カーバィド
を例にとって説明する。
ー用鋼材が適用される。以下、本発明を高温カーバィド
を例にとって説明する。
従来、電気炉から流出された力−バィドは、約２０００
ｏｏの高熱を有しており、台車上の取鋼に流し取って冷
却室に移動し放冷されている。本発明は、移動できる台
車上の取鋼に溶融カーバィドを流し取った後、トンネル
式熱回収装置の内部に移動させ、溶融状態から表面固化
しつつ放散する熱を回収しようとするものである。実施
例の熱回収装置を図面によって説明する。第１図は熱回
収装置の縦断面図である。
ｏｏの高熱を有しており、台車上の取鋼に流し取って冷
却室に移動し放冷されている。本発明は、移動できる台
車上の取鋼に溶融カーバィドを流し取った後、トンネル
式熱回収装置の内部に移動させ、溶融状態から表面固化
しつつ放散する熱を回収しようとするものである。実施
例の熱回収装置を図面によって説明する。第１図は熱回
収装置の縦断面図である。
溶融カーバィドの入った取鍋翼を台車２に乗せて軌道上
を移動するものとする。
を移動するものとする。
台車２を中心にして、保温３された水袷カバー４により
水冷トンネルを構成する。
水冷トンネルを構成する。
トンネルの内部に、両側に位置する下部へッダー５から
ボイラー型水管６を図に示すように轡曲状に多数個を上
部へッダー７に連結する。上部へッダー７からトンネル
の頂部へ外部吐出管８を艶談する。冷却水は給水管９か
ら水冷カバー４に導入され、予熱されて下部から接続管
１０‘こより下部へッダー５に接続され、下部へッダー
５から水管６に分散される。
ボイラー型水管６を図に示すように轡曲状に多数個を上
部へッダー７に連結する。上部へッダー７からトンネル
の頂部へ外部吐出管８を艶談する。冷却水は給水管９か
ら水冷カバー４に導入され、予熱されて下部から接続管
１０‘こより下部へッダー５に接続され、下部へッダー
５から水管６に分散される。
力−バイドは凝固しつつ放熱するが、放散された熱は多
数の水管で熱交換され、上部へッダー７に集合する。上
部へッダ−７において、本実施例の場合常温の水から３
００ｑＣの熱水と蒸気が得られた。熱水または蒸気は吐
出管８より次工程に供給される。第２図は、熱回収装置
の横断面図である。
数の水管で熱交換され、上部へッダー７に集合する。上
部へッダ−７において、本実施例の場合常温の水から３
００ｑＣの熱水と蒸気が得られた。熱水または蒸気は吐
出管８より次工程に供給される。第２図は、熱回収装置
の横断面図である。
給水管９の入口は「 カーバイド取鍋の入口側にあり、
吐出は出口側にあって取鍋の移動方向と逆にしなければ
ならない。
吐出は出口側にあって取鍋の移動方向と逆にしなければ
ならない。
トンネルの入口側と出口側にはト熱放散を防ぐためでき
るだけ水冷カバーを設けて遮断しなければならない。
るだけ水冷カバーを設けて遮断しなければならない。
カーバィドは電気炉から流出３０分後に約１０００ｏｏ
の温度で５００００になるまでには、１．５〜３時間を
要するのでトンネル内の滞留時間とトンネルの長さは目
的に応じて決定される。トンネルが長い場合は〜連続的
に取鍋を移動させて、高温または低温の熱水、温水、蒸
気を得るようにすることができる。
の温度で５００００になるまでには、１．５〜３時間を
要するのでトンネル内の滞留時間とトンネルの長さは目
的に応じて決定される。トンネルが長い場合は〜連続的
に取鍋を移動させて、高温または低温の熱水、温水、蒸
気を得るようにすることができる。
実施例では〜トンネル高さ約２の、長さ２０〜３０肌、
給水温度ｉｏ〜２０ｑｏ、吐出管の温度８０〜３００ｏ
ｏ、所要時間は２時間であつた。本発明の熱回収装置は
、カーバィドのみならず創生スラグや加熱鋼材などの保
有熱を回収するにも応用できる。
給水温度ｉｏ〜２０ｑｏ、吐出管の温度８０〜３００ｏ
ｏ、所要時間は２時間であつた。本発明の熱回収装置は
、カーバィドのみならず創生スラグや加熱鋼材などの保
有熱を回収するにも応用できる。
すなわち、従釆の放冷工程を変えることなく、移動行程
にトンネルを構成するだけでよく、必要な資材も配管、
鋼管断熱材などで簡易に設置することができるので有用
である。
にトンネルを構成するだけでよく、必要な資材も配管、
鋼管断熱材などで簡易に設置することができるので有用
である。
第１図は、本発明装置の縦断面図、第２図は横断面図で
ある。 １・・・・・０取鍋、２・…−・台車、３……保温材、
４…・・・水冷カバー、５・…・・下部へツダー、６・
・…・ボイラー型水管、Ｔ……上部へッダー、８・・・
・・・吐出管、９…・・・給水管、１０・・・・・・援
続管。 努１趣妥２函
ある。 １・・・・・０取鍋、２・…−・台車、３……保温材、
４…・・・水冷カバー、５・…・・下部へツダー、６・
・…・ボイラー型水管、Ｔ……上部へッダー、８・・・
・・・吐出管、９…・・・給水管、１０・・・・・・援
続管。 努１趣妥２函
Claims (1)
- １ 外壁保温した水冷カバーからなる水冷式トンネルの
内部に、上部ヘツダーと両側下部ヘツダーとを多数個の
ボイラー型水管で連結し、水冷カバーから給水して下部
ヘツダーからボイラー型水管さらに上部ヘツダーを連通
して熱水または蒸気を集合しうるように構成した高熱物
体の熱回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12690677A JPS606442B2 (ja) | 1977-10-22 | 1977-10-22 | 高熱物体の熱回收装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12690677A JPS606442B2 (ja) | 1977-10-22 | 1977-10-22 | 高熱物体の熱回收装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5460602A JPS5460602A (en) | 1979-05-16 |
| JPS606442B2 true JPS606442B2 (ja) | 1985-02-18 |
Family
ID=14946813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12690677A Expired JPS606442B2 (ja) | 1977-10-22 | 1977-10-22 | 高熱物体の熱回收装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS606442B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6060808A (ja) * | 1983-09-14 | 1985-04-08 | 愛知株式会社 | テ−ブル，机等の天板 |
| JPS6060941U (ja) * | 1983-10-03 | 1985-04-27 | 愛知株式会社 | 机等の天板 |
| JPS6282086U (ja) * | 1985-11-12 | 1987-05-26 | ||
| JPH0392146U (ja) * | 1989-12-29 | 1991-09-19 |
-
1977
- 1977-10-22 JP JP12690677A patent/JPS606442B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6060808A (ja) * | 1983-09-14 | 1985-04-08 | 愛知株式会社 | テ−ブル，机等の天板 |
| JPS6060941U (ja) * | 1983-10-03 | 1985-04-27 | 愛知株式会社 | 机等の天板 |
| JPS6282086U (ja) * | 1985-11-12 | 1987-05-26 | ||
| JPH0392146U (ja) * | 1989-12-29 | 1991-09-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5460602A (en) | 1979-05-16 |
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