JPS595819Y2 - 帯状材乾燥装置 - Google Patents

帯状材乾燥装置

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JPS595819Y2
JPS595819Y2 JP3981878U JP3981878U JPS595819Y2 JP S595819 Y2 JPS595819 Y2 JP S595819Y2 JP 3981878 U JP3981878 U JP 3981878U JP 3981878 U JP3981878 U JP 3981878U JP S595819 Y2 JPS595819 Y2 JP S595819Y2
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JP
Japan
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strip material
drying
strip
guide roller
roller
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Expired
Application number
JP3981878U
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English (en)
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JPS54144370U (ja
Inventor
伸一 柏木
Original Assignee
富士写真フイルム株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は帯状材を移送ローラ間に張架させて乾燥する帯
状材乾燥装置に関するものである。
帯状材、例えば写真処理した長尺の印画紙の乾燥は、乾
燥室の上下に設けた移送ローラに印画紙を張架させて順
次移送し、移送ローラ間の移送路において印画紙表面へ
乾燥風をスリツ1・等の吹出口から供給適用して行なう
この場合における問題点は、下降する移送路において印
画紙の端末が上方の移送ローラから離れたときに起こる
すなわち、印画紙が張架状態から解放されてバックテン
ションがなくなり落下するという問題である。
従来、印画紙の端末が上方の移送ローラから離れたとき
の印画紙の落下を防止するために、複数個の横桟を配し
た梯子状のガイドを設けたり、間隔をもった対向するガ
イドローラを設けたりしていた。
しかし、いずれのやり方でも乾燥風の煽りによる強い振
動を防ぐことができず、表面に傷がつく原因となった。
また、移送ローラと同様の対向ローラをガイドローラと
して用いれば振動は解消するが、乾燥効率の低下やコス
トの上昇をきたすことになる。
本考案の目的は、乾燥効率の低下やコストの上昇を少な
くして、帯状材の端末が移送ローラから離れたときの帯
状材の落下の防止と乾燥風による帯状材の振動を減少さ
せた帯状乾燥装置を提供することである。
本考案は上記目的を達或するためになされたもので、帯
状材を張架状態に移送するローラ手段と前記帯状材の表
面に乾燥風を供給適用する吹出口とからなる乾燥装置に
おいて、帯状材の裏面を附勢押圧する弾性部材と、張架
状態の前記帯状材の表面に接しない距離をもって前記弾
性部材の対向位置に設けたガイドローラとからなり、前
記弾性部材と前記ガイドローラは前記移送される帯状材
にバックテンションがなくなったとき前記弾性部材が前
記帯状材を前記ガイドローラとの間に挾持し得るように
なされていることを特徴とする帯状材乾燥装置である。
以下、図示した実施例により本考案を詳述する。
第1図は本考案にかかわる帯状材乾燥装置の要部の側面
図であり、上部移送ローラ1、下部移送ローラ2、乾燥
風吹出口3からなる従来の基本構造に加えて、上部移送
ローラ1と下部移送ローラ2の間に順次連続移送される
帯状材4の裏面を常時附勢押圧するためのプラスチック
板等の弾性材5、および上部移送ローラ1と下部移送ロ
ーラ2の間に張架状態で移送されているときの帯状材の
表面に接しないように距離をもって配した回転自在のガ
イドローラ6を設けてある。
このように構威した実施例装置において、帯状材4は通
常、移送ローラ1と移送ローラ2の間に張架状態で移送
されるのであるが、帯状材4の末端が移送ローラ1を通
過して離れるとテンションがなくなるので、下部移送ロ
ーラ2より上方にある帯状材4は落下しようとする。
しがし、本考案のものでは第2図に示す如く帯状材4が
弾性材5とガイドローラ6との間で挾持されるので落下
することはなく、また、挾持されることによって帯状材
4にバックテンションがかかるので乾燥風によって煽ら
れて振動することも低減される。
乾燥風の風圧が強い場合には、帯状材4が弾性材5の附
勢に抗して弾性材5に押し付けられガイドローラ6に接
しないのであるが、この弾性材5との接触圧によってバ
ックテンションがかかるので帯状材4は矢張り落下しな
い。
乾燥風の風圧に変動があるような場合には、帯状材4は
弾性材5の附勢力と風圧とのバランスの程度によってガ
イドローラ6に接したり離れたりするが、上述したよう
にいずれの場合でもパックテンションがかかるので落下
することなく風圧による振動もゆるやかになって低減さ
れる。
本考案は上記したごときものであるから、帯状材の端末
が上方の移送ローラから離れた場合における落下を防ぎ
、乾燥風の煽りによる振動を緩和することができるので
帯状材の乾燥むらや傷付きが著しく少なくなる。
また、本考案は帯状材が下方から上方へ移送される場合
にも用いることができ、帯状材の落下という問題ではな
いが、帯状材の末端が下方移送ローラから離れてバック
テンションがなくなったときの乾燥風の煽りによる振動
を緩和させる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案にかかわる帯状材乾燥装置
の実施例要部の側面図である。 1,2・・・・・・移送ローラ、3・・・・・・乾燥風
吹出口、4・・・・・・帯状材、5・・・・・・弾性材
、6・・・・・・ガイドローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯状材を張架状態に移送するローラ手段と前記帯状材の
    表面に乾燥風を供給適用する吹出口とからなる乾燥装置
    において、帯状材の裏面を附勢押圧する弾性部材と、張
    架状態の前記帯状材の表面に接しない距離をもって前記
    弾性部材の対向位置に設けたガイドローラとからなり、
    前記弾性部材と前記ガイドローラは前記移送される帯状
    材にバックテンションがなくなったとき前記弾性部材が
    前記帯状材を前記ガイドローラとの間に扶持し得るよう
    になされていることを特徴とする帯状材乾燥装置。
JP3981878U 1978-03-28 1978-03-28 帯状材乾燥装置 Expired JPS595819Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3981878U JPS595819Y2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28 帯状材乾燥装置

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JP3981878U JPS595819Y2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28 帯状材乾燥装置

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Publication Number Publication Date
JPS54144370U JPS54144370U (ja) 1979-10-06
JPS595819Y2 true JPS595819Y2 (ja) 1984-02-22

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JPS54144370U (ja) 1979-10-06

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